富良野線

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JR logo (hokkaido).svg 富良野線
富良野線の気動車
富良野線の気動車
富良野線の路線図
路線総延長 54.8 km
軌間 1067 mm

富良野線(ふらのせん)は、北海道富良野市富良野駅旭川市旭川駅を結ぶ北海道旅客鉄道(JR北海道)の鉄道路線(地方交通線)である。

北海道を代表する観光路線である一方、近年は周辺地域が旭川のベッドタウンとして発展しており、旭川方面への通勤・通学路線としての一面も持ち合わせている。

路線データ[編集]

  • 管轄(事業種別):北海道旅客鉄道(第一種鉄道事業者
  • 区間(営業キロ)富良野駅 - 旭川駅 54.8km : JR北海道の基本計画では起終点が逆転している。
  • 駅数:18(起終点駅含む)
    • 富良野線所属駅に限定した場合、起終点駅(富良野駅は根室本線、旭川駅は函館本線の所属[1])が除外され、16駅となる。
  • 軌間:1067mm
  • 複線区間:なし(全線単線)
  • 電化区間:なし(全線非電化)
  • 閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
  • 交換可能駅:6(中富良野、上富良野、美馬牛、美瑛、千代ヶ岡、西神楽)
  • 最急勾配:28.6(美馬牛 - 美瑛間)
  • 最高速度:85km/h


全区間が旭川支社の管轄であるが、富良野駅構内のみ本社鉄道事業本部直轄となっており、同駅の下り場内信号機が支社境界となっている。

歴史[編集]

北海道官設鉄道によって旭川と釧路を結ぶ幹線鉄道の一部として建設されたもので、富良野までは1900年に開通している。1913年に滝川 - 下富良野間の新線が建設され、起点が旭川から滝川に変更されたのにともない、富良野 - 旭川間が分離された。

  • 1899年(明治32年)
    • 9月1日 【開業】北海道官設鉄道 旭川 - 美瑛 【駅新設】辺別、美瑛
    • 11月15日 【延伸開業】美瑛 - 上富良野 【駅新設】上富良野
  • 1900年(明治33年)8月1日 【延伸開業】上富良野 - 下富良野 【駅新設】中富良野、下富良野
  • 1905年(明治38年)4月1日 【移管】官設鉄道
  • 1909年(明治42年)10月12日国有鉄道線路名称制定】釧路線(旭川 - 釧路)
  • 1913年(大正2年)11月10日 【区間分離】富良野線 下富良野 - 旭川(釧路本線滝川 - 下富良野間開業)
  • 1926年(大正15年)5月24日 【災害】十勝岳の噴火により発生した泥流により路盤、橋梁が流出。美瑛 - 上富良野間が長期間不通に
  • 1926年(大正15年)9月10日 【駅新設】美馬牛(美瑛駅 - 泥流による不通区間)
  • 1936年(昭和11年)9月10日 【駅新設】千代ヶ岡
  • 1942年(昭和17年)
    • 4月1日 【駅名改称】下富良野→富良野
    • 10月1日 【駅名改称】辺別→西神楽
  • 1958年(昭和33年)
  • 1962年(昭和37年)5月1日 急行「狩勝」富良野線乗り入れ
  • 1974年(昭和49年)7月19日 無煙化達成。
  • 1975年(昭和50年)7月18日 急行「狩勝」富良野線内普通列車化
  • 1987年(昭和62年)4月1日 【承継】北海道旅客鉄道 【貨物営業廃止】全線
  • 1992年(平成4年)4月1日 【簡易委託廃止、無人化】美馬牛、千代ヶ岡、西瑞穂、西御料
  • 1996年(平成8年)9月1日 【駅新設】緑が丘
  • 1999年(平成11年)6月11日 【臨時駅新設】ラベンダー畑
  • 2007年(平成19年)10月1日 全区間で駅ナンバリングを実施

運行形態[編集]

列車は普通列車のみでワンマン運転。旭川 - 富良野間の通しの列車と旭川 - 美瑛間の区間列車が設定され、4割程度が区間列車となる(2013年11月1日改正時点で、富良野線の列車の38本中14本)。旭川 - 富良野間の通しの列車のうち1日1往復のみ、富良野駅から根室本線に乗り入れて帯広駅発着で運行され、富良野 - 帯広間は快速「狩勝」になる。以前は旭川 - 帯広間で臨時快速「ホリデーおびひろ」・「ホリデーあさひかわ」も運転されていたが、2003年1月5日を最後に運行を終了している。

ほぼすべての列車がキハ150形気動車で運転されるが、キハ40系気動車キハ54形気動車が使用されることもある。

また、観光路線として充実が図られており、毎年6月から10月にかけてトロッコ列車の「富良野・美瑛ノロッコ号」などの臨時列車が運転される[2]

駅一覧[編集]

全区間において駅ナンバリングが設定されているが、駅ナンバリング順ではなく、旭川駅から下り方向に記述。駅ナンバリングの詳細については「北海道旅客鉄道の駅ナンバリング」を参照。

  • (臨):臨時駅
  • 停車(定期列車は全列車普通列車) … ●:全列車停車、◆:一部の列車が通過(上下とも)、▲:旭川行きの一部列車が通過、※:営業期間中の昼間時間帯のみ停車
  • 線路(全線単線) … ◇・∨・∧:列車交換可、|:列車交換不可
  • 全駅北海道内に所在
駅番号 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 停車 接続路線 線路 所在地
A28 旭川駅 - 0.0 北海道旅客鉄道函館本線宗谷本線石北本線[* 1] 旭川市
F29 神楽岡駅 2.4 2.4  
F30 緑が丘駅 1.6 4.0  
F31 西御料駅 1.2 5.2  
F32 西瑞穂駅 2.2 7.4  
F33 西神楽駅 2.5 9.9  
F34 西聖和駅 2.4 12.3  
F35 千代ヶ岡駅 4.3 16.6  
F36 北美瑛駅 3.7 20.3   上川郡
美瑛町
F37 美瑛駅 3.5 23.8  
F38 美馬牛駅 6.8 30.6  
F39 上富良野駅 9.1 39.7   空知郡
上富良野町
F40 西中駅 4.5 44.2   空知郡
中富良野町
F41 (臨)ラベンダー畑駅 1.6 45.8  
F42 中富良野駅 1.5 47.3  
F43 鹿討駅 2.4 49.7  
F44 学田駅 2.8 52.5   富良野市
T30 富良野駅 2.3 54.8 北海道旅客鉄道:根室本線
  1. ^ 石北本線の正式な起点は宗谷本線新旭川駅だが、旅客列車の運転系統上は旭川駅に乗り入れる

脚注[編集]

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  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ JR北海道>列車ガイド>富良野・美瑛ノロッコ号(ムービーあり)

関連項目[編集]