大成駅

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大成駅
全景(2017年5月)
たいせい
Taisei
K27 芽室 (2.1 km)
(4.8 km) 西帯広 K29
地図
所在地 北海道河西郡芽室町東芽室南2線
北緯42度54分57.8秒 東経143度4分10.9秒 / 北緯42.916056度 東経143.069694度 / 42.916056; 143.069694座標: 北緯42度54分57.8秒 東経143度4分10.9秒 / 北緯42.916056度 東経143.069694度 / 42.916056; 143.069694
駅番号 K28
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線
キロ程 32.3 km(新得起点)
電報略号 タセ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
444人/日
-2014年-
開業年月日 1986年昭和61年)11月1日[1]
備考 無人駅[2]
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大成駅(たいせいえき)は、北海道河西郡芽室町東芽室南2線にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線である。電報略号タセ[3]駅番号K28

歴史[編集]

北海道芽室高等学校通学の為の新設駅として設置された[3]経緯から、登下校の時間帯しか列車が止まらなかったが、芽室高校生徒会から増発の働きかけがなされたこともあり、2007年10月1日のダイヤ改正で10時台に新得方面の列車1本が停車拡大、2008年3月15日のダイヤ改正で18時台に帯広方面の列車1本が停車拡大された[4]。さらに2020年3月14日のダイヤ改正にて、普通列車(快速列車は除く)全便が当駅に停車するようになった[5]

駅名の由来[編集]

開業前の仮称は「東芽室」であったが[9]、近くに前述の芽室高校があり「通学が主体であることから、駅の発展と通学生の将来を合わせて[6]」命名したとされる。なお、付近の美生川に「大成橋」という橋が架かっている[7]

駅構造[編集]

単式1面1線ホームの地上駅[3]。帯広駅管理の無人駅である。

利用状況[編集]

1日の平均乗降人員は以下の通りである[10]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2011 432
2012 436
2013 442
2014 444

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線
芽室駅 (K27) - 大成駅 (K28) - 西帯広駅 (K29)

脚注[編集]

  1. ^ a b c 「日本国有鉄道公示第100号」『官報』1986年9月30日。 
  2. ^ a b “「通報」●根室本線大成臨時乗降場ほか12臨時乗降場の開業について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 5. (1986年9月30日) 
  3. ^ a b c d 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、112頁。ISBN 4-09-395401-1 
  4. ^ 武田泉. “衰微する地方部公共交通の現状と交通環境政策への地域・学校間での対応の温度差”. 北海道教育大学札幌校. 2020年11月6日閲覧。
  5. ^ 芽室町総合情報誌すまいる 2020年3月号”. 芽室町. 2020年11月6日閲覧。
  6. ^ a b 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 75. ISBN 4-89391-549-5 
  7. ^ a b c 浅井建爾 (2016-08-30). 駅名・地名 不一致の辞典 (1 ed.). 東京堂出版. p. 15. ISBN 978-4-490-10880-4 
  8. ^ “JR北海道 7駅のホーム延伸”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2004年4月12日) 
  9. ^ “新開設15駅の正式駅名を決定 北海道総局 61年11月改正”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年10月2日) 
  10. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月21日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]