北大阪急行電鉄南北線

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北大阪急行電鉄南北線
千里中央駅 - 桃山台駅間を走行する8000形
千里中央駅 - 桃山台駅間を走行する8000形
北大阪急行電鉄南北線の路線図
路線総延長 5.9 km
軌間 1435 mm
電圧 750 V(直流
最高速度 70 km/h

南北線

HUB64
5.9 M08 千里中央駅 (II)
tKRZh
大阪モノレール本線
teABZrg exTUNNELru
会場線
tAKRZu
中国自動車道
TUNNELe
BHF
3.9 M09 桃山台駅
KDSTl TUNNEL1q ABZrf
桃山台車庫
BHF
1.9 M10 緑地公園駅
hAKRZoa
名神高速道路
hBHF
0.0 M11 江坂駅
hSTR
↓大阪市営地下鉄:御堂筋線

会場線

↑中国自動車道
etABZ3lg tKBHFr
千里中央駅 (II)
MWSTR exTUNNELe
←南北線→
MWSTR exBHF
千里中央駅 (I)
MWRAILu xKRZu eHSTq
阪急千里線 万国博西口駅
MWSTR exKBHFe
万国博中央口駅

会場線廃止後に開業した路線・駅は省略

南北線(なんぼくせん)は、大阪府吹田市江坂駅から大阪府豊中市千里中央駅までを結ぶ北大阪急行電鉄鉄道路線である。

全線が立体交差化されており、千里中央駅付近を除いて新御堂筋の上下車線の間を通っている。千里ニュータウン1970年に開催された日本万国博覧会の会場アクセスのために開業した。本項では、会場アクセス線として営業していた会場線東西線万博線とも呼ばれた)についても述べる。

車両については会社の記事を参照のこと。

目次

[編集] 路線データ

[編集] 運行形態

深夜の千里中央発江坂行き最終列車1本を除き線内運転はなく、ほぼ全列車が江坂駅から大阪市営地下鉄御堂筋線中百舌鳥駅まで相互直通運転している。また、平日朝ラッシュ後に新金岡行き(中百舌鳥検車場へ入庫を兼ねた運転)1本が設定されている。なお、運転士車掌については、江坂駅で大阪市交通局の職員との交代が行われている。

なおこの線内のみ運転の最終列車が、自社線のみの運転区間にもかかわらず、基本的に大阪市交通局の車両が充当されているのは、この列車がそのまま乗務員専用列車としてなかもず駅へ向かうからである。

また、自社の車両が70両と少なく、御堂筋線の車両のほうが目立ち(過去の2000形車両は御堂筋線を走る大阪市営地下鉄30系とほぼ同仕様であった)、直通運転を行っているため沿線住民でも江坂以北が大阪市営地下鉄御堂筋線とは別会社の別路線であることを意識することは運賃が別立てとなることにより意識される程度であり、御堂筋線の一部として認識されている面が大きい。また正式の路線名「南北線」での案内はほとんどなされていないため、その認知度はさらに低い。

ちなみに、江坂駅を除く行先案内は南行きを「大阪市内行」としているが、列車は堺市内まで運行されており、北花田駅、新金岡駅、および中百舌鳥駅は堺市北区にある。列車の行先では「新大阪・梅田・なんば・天王寺方面なかもず行き」のように表現されている。

乗り入れ先の御堂筋線とともに、平日は終日女性専用車両を設定している。

女性専用車両
←中百舌鳥・江坂 千里中央→
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車 10号車

[編集] 利用状況

南北線の輸送実績を下表に記す。

表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別輸送実績
年度 輸送実績(乗車人員):万人/年度 特記事項
通勤定期 通学定期 定期外 合計
1985年(昭和60年)
1986年(昭和61年) 2924.4 628.2 2370.5 5923.1
1987年(昭和62年)
1988年(昭和63年)
1989年(平成元年)
1990年(平成2年)
1991年(平成3年)
1992年(平成4年)
1993年(平成5年)
1994年(平成6年)
1995年(平成7年)
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年) 3076.9 525.5 2751.2 6353.6
1999年(平成11年)
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年) 2707.2 462.7 2455.2 5625.1
2005年(平成17年)
2006年(平成18年)
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[編集] 収入実績

南北線の収入実績を下表に記す。

  • 表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別収入実績
年度 旅客運賃収入:千円/年度 運輸雑収
千円/年度
総合計
千円/年度
通勤定期 通学定期 定期外 手小荷物 合計
1985年(昭和60年) ←←←←
1986年(昭和61年) 1,272,019 ←←←← 1,561,105 0 2,833,124 219,296 3,052,420
1987年(昭和62年)
1988年(昭和63年)
1989年(平成元年)
1990年(平成2年)
1991年(平成3年)
1992年(平成4年)
1993年(平成5年)
1994年(平成6年)
1995年(平成7年)
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年) 1,896,100 201,113 2,867,255 0 4,964,468 354,850 5,319,318
1999年(平成11年)
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年) 1,671,372 174,716 2,577,749 0 4,423,837 387,612 4,811,449
2005年(平成17年)
2006年(平成18年)
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[編集] 歴史

千里丘陵で開催された日本万国博覧会の会場アクセスのため1970年に江坂 - 万国博中央口間が開業。万博会場最寄駅の万国博中央口駅は、大阪モノレール万博記念公園駅のすぐ北側の現在の中国自動車道上の位置にあった。

また、開業当時の千里中央駅は現在位置ではなく、桃山台駅 - 現・千里中央駅間で分岐していた会場線上に設けられた仮設駅(現在の千里阪急ホテル前付近にあった)で営業していた。万博終了後、会場線の分岐点 - 万国博中央口間が廃止され、現在の千里中央駅が正式開業した。会場線の跡地には中国自動車道が通っている(正確には中国自動車道を暫定的に下り線用の敷地に対面2車線で開通させ、上り線用の敷地を借用していた。また万国博中央口駅は中国吹田ICに挟まれた上下本線道路部分にあった)。

  • 1970年(昭和45年)2月24日 南北線・会場線 江坂 - 万国博中央口間(9.0km)が開業。
  • 1970年(昭和45年)9月14日 会場線 分岐点 - 万国博中央口間(3.6km)が廃止、南北線 分岐点 - 千里中央間(0.5km)が開業。
  • 1975年(昭和50年)3月30日 緑地公園駅開業。
  • 1986年(昭和61年)7月1日 8000形電車運転開始。
  • 1993年(平成5年)自社線内冷房化率100%達成。
  • 1993年(平成5年)10月1日 自社線車内でのテープ放送開始。
  • 1993年(平成5年)10月2日 2000形電車引退。

[編集] 延伸計画

現在、千里中央駅が終点であるが、さらに北、箕面市萱野まで約2.5km延伸させる計画がある。計画が実現すれば、延伸先の終点「新箕面駅(仮称)」[1]と途中の船場団地付近に「箕面船場駅(仮称)」の2駅が新設される見込み。現在の千里中央までの区間と同様、新御堂筋に沿うコースに敷設する計画である。千里中央駅から箕面船場駅の北までが地下区間の予定であり、新御堂筋の南行き線の下に地下線が建設される予定である。また、以北は高架区間の予定であり、終点の新箕面駅は新御堂筋の東側に高架駅として建設される予定となっており、箕面市によって駅用地が確保されている。

千里中央 - 萱野間の住民は、現在バス(阪急バス)の利用が主流であり、大幅な利便性の向上が期待されている。なお、計画されている新箕面駅と現在ある阪急電鉄箕面線箕面駅とは約1.8km離れている。

2004年10月に国土交通省近畿運輸局長の諮問機関・近畿地方交通審議会がとりまとめた「近畿圏における望ましい交通のあり方」(答申第8号)で、「京阪神圏の鉄道ネットワークを構成する新たな路線」の一つに位置づけられた。また箕面市には新たに「地域創造部北大阪鉄道延伸課」が設けられた。

2010年1月15日に箕面市・大阪府・国でつくる「北大阪急行線延伸検討委」は2018年開業をめざし整備計画案を策定。建設は国の補助金の関係上第三セクターを設立し行われる見通し[2]。 なお、千里中央駅の引込線は将来の延伸に備えて新御堂筋側にカーブして造られているが、その後建設された高層マンションの基礎に支障するために、この区間は放棄して大規模な改築が必要であるとされており、また、同じくその後建設されたヤマダ電機の建物の下を通過させるために特殊工法が必要とされている。

しかしながら北大阪急行電鉄および親会社の阪急は依然として採算面や競合する阪急箕面線や千里線への影響の問題から建設には慎重である[3]。特に整備計画案で示された初乗り運賃の140 - 160円では179億円もの負担を返済する目処が立たず、阪急に至っては意志決定以前のスタンスを取っている。

[編集] 駅一覧

[編集] 営業中の区間

  • 全駅大阪府に所在。
  • 駅番号順に記述。正式には江坂駅が起点。駅番号は相互直通運転する御堂筋線との通し番号となる。
駅番号 駅名 駅間キロ 営業キロ 接続路線 所在地
M08 千里中央駅 - 0.0 大阪高速鉄道大阪モノレール線 豊中市
M09 桃山台駅 2.0 2.0   吹田市
M10 緑地公園駅 2.0 4.0   豊中市
M11 江坂駅 1.9 5.9 大阪市営地下鉄■ 御堂筋線中百舌鳥駅まで直通運転) 吹田市

[編集] 廃止区間(会場線)

(分岐点) - 千里中央駅 - 万国博中央口駅

  • 路線免許は閉幕日の翌々日を以って失効するとされており、正に万博輸送のためだけに存在した路線であった。
  • 線路跡地は中国自動車道として利用されている(「歴史」節を参照)。
  • 当時の千里中央駅は仮設。分岐点は桃山台 - 千里中央間(千里中央駅に進入するトンネルの途中)にあった。現在でも分岐していく会場線のトンネルを車窓から見ることができる。
  • 駅番号制は、実施時には既に廃線であったので未実施。

[編集] 脚注

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  1. ^ パンフレット1 (PDF)パンフレット2 (PDF)など箕面市の資料に「(仮称)新箕面駅」とある。
  2. ^ 北大阪急行線:延伸検討委が整備計画案 千里中央駅から北へ2駅[リンク切れ] - 毎日新聞、2010年1月15日。
  3. ^ 橋下知事も応援“大動脈”延伸どうなる?阪急と市で温度差 - 産経新聞、2010年4月5日

[編集] 関連項目

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