田井ノ浜駅

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田井ノ浜駅
田井の浜海水浴場の監視塔(左)とホーム(右)
(2007年7月)
たいのはま
Tainohama
M18 由岐 (0.8 km)
(1.5 km) 木岐 M19
地図
所在地 徳島県海部郡美波町田井
北緯33度46分21.8秒 東経134度35分1.9秒 / 北緯33.772722度 東経134.583861度 / 33.772722; 134.583861座標: 北緯33度46分21.8秒 東経134度35分1.9秒 / 北緯33.772722度 東経134.583861度 / 33.772722; 134.583861
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 牟岐線
キロ程 45.7 km(徳島起点)
電報略号 タイ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1960年昭和35年)7月3日[1]
備考 臨時駅
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田井ノ浜駅(たいのはまえき)は、徳島県海部郡美波町田井にある四国旅客鉄道(JR四国)牟岐線臨時駅)。臨時駅のため、駅番号は設定されていない。

概要[編集]

駅の南側に田井の浜海水浴場があり、夏季の海水浴シーズンのみ営業する。しかし他の臨時駅と違い路線図に記載が無い。

2018年まで、営業期間中は午前中の特急「むろと」下り1本も臨時停車していたが、2019年3月16日改正ダイヤ以降は午前中の下り「むろと」の設定がなくなったため、普通列車のみの停車となった。2019年は7月13日から8月4日まで営業した(上記の海水浴場自体は8月25日まで営業した)[2]。なお、後述の通り、2020年から2022年まで田井ノ浜海水浴場および当駅の営業が中止となっていたが、2023年は4年ぶりに海水浴場が開設されることになり、当駅も4年ぶりに開設されることになった。7月15日から8月6日まで、1日上下各3本、のべ138本が停車した[3]

当駅が開設される時期に、当駅両側の由岐駅及び木岐駅の駅名標がステッカー等で訂正されることはないが、牟岐線の各駅には各駅から田井ノ浜駅までの時刻表・運賃を記した宣伝掲示が貼り出される。

歴史[編集]

駅構造[編集]

由岐方面から田井ノ浜駅に到着した「光トロッコ号」

単式ホーム1面1線を有する地上駅である。駅ホームと出入口は海岸側に設置されており、隣接する田井の浜海水浴場の砂浜にはホームから直接下りて行ける。ホーム脇には(駅に隣接する)田井の浜海水浴場監視塔(2階建て)がある。阿南駅管轄の無人駅

駅施設に連絡する公共道路は無いが、牟岐線線路を挟んでホームの反対側を当線に沿うように徳島県道25号日和佐小野線が通っている。

利用状況[編集]

2019年(令和元年)の開設時は、のべ約390人の利用客があった[3]

駅周辺[編集]

田井の浜海水浴場

駅の北側に、阿南安芸自動車道日和佐道路)の由岐ICがある。

その他[編集]

隣の駅[編集]

四国旅客鉄道(JR四国)
牟岐線
普通
由岐駅 (M18) - )田井ノ浜駅 - 木岐駅 (M19)

脚注[編集]

  1. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、661頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 田井ノ浜に臨時駅開設。来月4日まで|徳島の話題|徳島ニュース|徳島新聞”. 徳島新聞Web. 2019年7月14日閲覧。
  3. ^ a b 福家司 (2023年6月8日). “田井ノ浜駅を4年ぶりに開設 JR四国、海水浴シーズンに”. 朝日新聞デジタル. 2023年6月8日閲覧。
  4. ^ 日本テレビ放送網株式会社. “田井ノ浜海水浴場も今夏の開設中止|NNNニュース”. 日テレNEWS24. 2020年5月30日閲覧。
  5. ^ 田井ノ浜海水浴場 ※中止 - 徳島県観光情報サイト阿波ナビ”. www.awanavi.jp. 2021年6月2日閲覧。
  6. ^ 美波町の田井ノ浜海水浴場、今夏開設中止 コロナで2年連続”. 47NEWS. 2021年6月2日閲覧。
  7. ^ 田井ノ浜海水浴場3年連続開設中止 美波町、コロナ懸念|社会|徳島ニュース|徳島新聞電子版”. 徳島新聞電子版. 2022年5月13日閲覧。

関連項目[編集]