北方貨物線

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北方貨物線
北方貨物線を走行するサンダーバードの回送列車
北方貨物線を走行するサンダーバードの回送列車
軌間 1067 mm
電圧 1500 V 架空電車線方式 (直流)

北方貨物線(ほっぽうかもつせん)は、大阪府吹田市吹田駅から大阪市淀川区を経由して兵庫県尼崎市尼崎駅に至る東海道本線の支線の通称。実際に東海道本線からは、茨木駅および塚本駅で分岐する。

目次

[編集] 概要

東海道本線の複々線梅田貨物線複線に並行して神崎川を渡り、新大阪駅の手前で梅田貨物線と分かれ、山陽新幹線の高架下を走行し、宮原総合運転所の分岐点である宮原操車場、東海道本線の大阪方面と神戸方面の分岐点である塚本信号場を経由して、尼崎駅へと至る。

大阪駅を経由せず、京都方面 - 神戸方面を結んでいるため、貨物列車が多数運転されているほか、塚本信号場は大阪駅方面にも直通運転が可能な配線(デルタ線)となっており、構内配線の関係で折り返し運転が不可能な大阪発着列車の宮原総合運転所、京都総合運転所出入区時の回送経路として活用されている。

旅客列車は通常走っていないが、過去に深夜時間帯に大阪駅を通過する寝台特急が経由していたことがある(定期設定は既にないが、大阪駅改良工事に伴い、北方貨物線経由で迂回運転していた。この場合、大阪駅に停車する列車は代替として尼崎駅に停車していた)。また、1995年12月から1999年1月まで、臨時快速「ウエスト関空」が走っていた。同快速は上下線で運行経路が異なり、特に関西空港駅方面からの列車は配線の関係上「梅田貨物線→新大阪駅→吹田信号場→北方貨物線」というきわめて特殊な経路を辿っていたため鉄道ファンには人気があったが、所要時間がかかることもあって需要が伸びず、運行中止となった。

[編集] 路線データ

[編集] 歴史

大阪駅の建設時の経緯から、繁華街の梅田を経由するために大きく南方に迂回する東海道本線をバイパスする貨物線として、1918年に開業したものである。

  • 1918年大正7年)8月1日 - 貨物線として吹田 - 宮原聯絡所 - 歌島聯絡所 - 神崎(現在の尼崎)間(6.8M≒10.94km)が開業。宮原操車場開設。吹田 - 宮原聯絡所間、歌島聯絡所 - 神崎間は本線との二重戸籍区間。
  • 1922年(大正11年)4月1日 - 宮島聯絡所が宮原信号場に、歌島聯絡所が歌島信号場に改称。
  • 1925年(大正14年)3月10日 - 宮原信号場 - 神崎間複線化。
  • 1925年(大正14年)10月15日 - 吹田 - 宮原信号場間が本線と分離される(4線化)。
  • 1926年(大正15年)11月15日 - 歌島信号場廃止。
  • 1930年昭和5年)4月1日 - マイル表示からメートル表示に変更(6.8M→10.7km)。
  • 1942年(昭和17年)10月1日 - 宮原信号場廃止。
  • 1958年(昭和33年)10月1日 - 全線電化。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が承継(全線の旅客営業開始)。日本貨物鉄道が第二種鉄道事業者となる。

[編集] 駅一覧

  • 接続路線はJR線のみ記載。
駅名 営業キロ 接続路線 所在地
吹田駅 0.0 西日本旅客鉄道東海道本線(本線・梅田貨物線)・片町線貨物支線(城東貨物線 大阪府吹田市
宮原操車場 5.1   大阪府大阪市淀川区
尼崎駅 10.7 西日本旅客鉄道:東海道本線(本線)・JR東西線福知山線 兵庫県尼崎市

[編集] 関連項目

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