ずいずいずっころばし

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ずいずいずっころばし」は、古くから日本に伝わる童謡。遊び歌として知られ、その遊戯をもいう[1]。「お茶壺道中」についての唄だと言われているほか、不純異性交遊を表す戯歌とも言われている。

NHKの『みんなのうた』でも放送された。

歌詞[編集]

ずいずいずっころばし
ごまみそずい

茶壺に追われて
とっぴんしゃん

抜けたら、どんどこしょ

俵のねずみが
米食ってちゅう、
ちゅうちゅうちゅう

おっとさんがよんでも、
おっかさんがよんでも、
行きっこなしよ

井戸のまわりで、
お茶碗欠いたのだぁれ

意味[編集]

胡麻味噌を摩っていると、お茶壺道中が来ると言うので、家の中に入り戸をピシャリと閉めて(=トッピンシャン)やり過ごす。お茶壺道中とは新茶将軍に献上する行列のことで、切捨御免の時代柄、庶民は粗相の無いように細心の注意を払っており、子どもたちは両親に呼ばれても決して外に出てはならないと教えられた。そしてお茶壺道中が通り過ぎるとやっと一息つけたのである(=ぬけたらドンドコショ)。ところで家の中で息を潜めていると、米を齧っているネズミの鳴き声や、井戸の近くで茶碗が割れたような音まで聞こえてくる。

一方、国語学者などの中には、この歌に性的な意味が含まれていると解釈する場合もある。「茶壺」は女性の意味であり、男が女に追われて家に逃げ込み、戸をぴしゃんと閉める(「とっぴんしゃん」)、というふうにである。「ずいずいずっころばし」、「ごまみそずい」、「俵のねずみが米食ってちゅう」も同様に性的なものだとする説もある。

遊戯[編集]

各人が拳を握り、一人が「ずいずいずっころばし」の歌のテンポに合わせて、順繰りに拳を指し当てる。歌い終わったときに、ちょうど当てられた者が負け[1]決めや、指遊びに使われる。

みんなのうた[編集]

『みんなのうた』の初登場は1962年12月で、宮川泰が編曲し、ザ・ピーナッツが歌った。その後1968年10月に、岩代浩一編曲・ボニー・ジャックス歌唱によりリメイク版が放送された。双方とも再放送されていない。

なお楽譜集は、水星社版は第2巻、日本放送出版協会版は第8巻に、それぞれ収録されている。

脚注[編集]

  1. ^ a b 『広辞苑 第五版』 岩波書店、1998年11月11日、1407頁。

関連項目[編集]

  • 忍法かげろう斬り』 - テレビドラマ版オープニングにて、この歌の冒頭部分を主人公の鷹(演:渡哲也)が口ずさんでいる(第13話まで)。劇中で披露した回もある。
  • 西條八十』 - 西條八十作詞松平信博作曲で、「ズイズイズッコロ橋」という童謡がある。豚の親子を手始めに、次々と動物たちが、山の丸木橋から転げ落ちるという内容。