華麗なる大円舞曲 (ショパン)

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華麗なる大円舞曲 (ショパン)
作品18
Chopin - Grande valse brillante op18 - MS p1 - Die Musik vol7-3 Nov 1907.jpg
自筆譜冒頭
セルゲイ・ラフマニノフによる演奏(1921年)

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ジャンル ピアノ独奏曲(ワルツ)
作曲者 フレデリック・ショパン
作曲期間 1833年

華麗なる大円舞曲(かれいなるだいえんぶきょく)変ホ長調作品18は、フレデリック・フランソワ・ショパンが発表したワルツ作品の第1作である(正確には、最初に出版されたワルツではあるが、最初に生まれたワルツではない[1])。華やかで演奏も比較的平易ながら効果が高い。1833年に作曲され、翌1834年に出版された。ピアノの弟子であったローラ・オースウォード嬢に捧げられている。

本来ショパンはウィンナワルツの表面的な華やかさと一線を画す作曲方針であり、郷里ジェラゾヴァ・ヴォラにもウィーンの音楽に不満を述べている。しかし後発作家の常として華やかな曲想で人気を得る目的があり、出版することになった。結果として成功を収めている。

解説[編集]

Vivo三部形式接続曲風で全体的な統一感は薄い。華やかな変ロ音のファンファーレの後に華麗な主題が始まる。第2、第3、第4と新しい主題が現れ、第5で最初の旋律に戻る。最後は3オクターブのユニゾンで曲を閉じる。

脚注[編集]

  1. ^ 全音楽譜出版社刊『ショパン ワルツ集』(遺作付)