ざわざわ森のがんこちゃん

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ざわざわ森のがんこちゃん』(ざわざわもりのがんこちゃん)は、1996年からNHK教育テレビで放送されている小学校1・2年生向けの道徳番組。元々は小学校1年生向けの番組であったが、『バケルノ小学校 ヒュードロ組』(小学校2年生向け)廃止のため、現在の小学校1・2年生向け番組となった。小学校1年向けと2年向けの道徳番組が単一番組となったのは、『あつまれ!じゃんけんぽん』の初期以来20年ぶりである。

原作・脚本は童話作家末吉暁子、キャラクターデザインは絵本作家武田美穂、テーマソングを歌うのは瀬川瑛子(2011年度より)。視覚障害者向けに副音声による解説放送がある。解説担当は、茶風林松本保典

目次

[編集] 概要

環境汚染の影響で一部の地域を除いて地球は砂漠と化し、人類は既に絶滅していた。そこではかつて人間による遺伝子操作によってつくられた高度な知能を持つ恐竜などの動物達(サソリカタツムリキノコ、あるいは河童等の架空の動物をベースにした生物もいる)が、人類に代わり、地球で文明を営んでいた。「ざわざわ森のがんこちゃん」は都会から、まだ自然が残る「ざわざわ森」へ引っ越してきた恐竜一家と、その仲間達の物語である。毎回のストーリーは子供向けの作品であるだけに判り易いものであるが、深い設定がある。

学校の地下にある古時計は時空とつながることが出来、人間たちのいる時代へタイムスリップもしたことがある。その時代は何百年も前だとされるが、すでにヒゲ校長やガメさんは存在していた。

スペシャル版として『バケルノ小学校 ヒュードロ組』のキャラクターと共演した事がある。また2008年12月29日、NHKが教育テレビジョンの放送時間を大幅に短縮した際には、その特別編成の幕開けとなった『ど〜する?地球のあした』特別版(エコクイズ)にがんこちゃんが“出張”して参加した。

2011年4月から新シリーズが開始。ハイビジョン化され、今まで主題歌を歌ってきた谷啓が2010年9月に亡くなったため瀬川瑛子に変更された。

[編集] 登場キャラクター

がんこちゃん(声:あきやまるな
主人公の恐竜の女の子。体色はピンク(作中の雌恐竜に共通)。多少抜けているが元気で明るく、両親譲りのパワフルな性格。体当たりであらゆるものも吹っ飛ばす。石で出来た黄色いリボンと葉っぱのポシェットがお気に入り。がんこちゃんの恐竜の先祖達は人間に生み出されていたことを知っていた。泳げないのでドーナツ沼からは唯一橋を渡ってマンナカ小学校へ登校している。
お父さん(声:緒方賢一
がんこちゃんのお父さん。体色は青(作中の雄恐竜に共通)。家庭的で温厚な性格。夫婦共々桁外れの怪力を持つ。
お母さん(声:久村栄子
がんこちゃんのお母さん。非常にパワフルな性格で情熱と愛情の溢れる良き母。体色はピンク。名前は「がらこ」。初期は泳げないがんこちゃんのために木を体当たりでへし折り橋を作ってくれたことがある。
おばあちゃん(声:堀絢子
がんこちゃんのお婆ちゃん。名前は「がみ」。途中で砂漠の向こうから引っ越してきて、一緒に住むようになった。飛行帽、飛行服を着用。体色はピンクだが、年の為に色褪せている。砂漠のことならなんでも詳しい。
がんぺーちゃん(声:日高のり子
がんこちゃんの弟。体色は青。98年度の放送より登場。名付け親はヒポ先生。姉のがんこちゃんが大好き。がんこちゃんが危険にさらされている時、虫の知らせ的に姉のピンチを察知する事がある。産まれた頃は「ポヨ」「ウッピー」としか喋れなかった。超能力らしきものをつかったこともあった。
バンバン(声:田中和実龍田直樹
ワニの男の子。普段は乱暴で大ざっぱだが、妹を大切にする等優しいところもあり、所謂典型的な「ガキ大将」キャラ(本人も自称している)。レギュラーメンバーの中では行動力があり好奇心旺盛で、それ故に油断し危険な目にも遭っている。劇中で度々発生する災害や事件の巻き添えを食らったり、出現する悪党や怪物に襲われるのも、彼が最初であることが多い。
また、ツムちゃんを泣かせてしまった事をがんこちゃんに責められ、罪悪感から学校を休んでしまうなどナイーブな所もある。
ルンルン(声:川田妙子
バンバンの妹。まだマトモに言葉を話せない事からかなり幼いと思われる。盆踊りに行く際、がんぺーちゃんと会った時に親しかった為、がんぺーちゃんとは友達だと思われる。
チョビくん(声:川田妙子、川田の一時休業時は望月久代
ヘビの男の子。レギュラーメンバー一の頭脳派で自信家。鉱物マニア。バンバンほどではないが好奇心旺盛。
ピロくん(声:堀絢子)
トカゲの男の子。臆病な性格で、びっくりすると尻尾が切れてしまうのだが、「大切なモノを持参してそれについて語る」という授業で、今までに切れてしまった自分の尻尾を数本持参している。呆れ返ってしまうときも尻尾が切れてしまったこともあった。
ケロちゃん(声:野沢雅子
カエルの女の子で食いしん坊。しかしそれ故食に対する意識は素晴らしく、料理も上手。
ツムちゃん(声:日高のり子)
カタツムリの女の子。繊細で心優しい性格の持ち主。恥ずかしがり屋で、よく殻の中に隠れてしまう。大声で叫ぶのも苦手だったがキノコ魔女に連れ去られそうになった時、勇気を振り絞って大声で叫んだ。まんなか小学校児童の中では唯一の無脊椎動物
ツムちゃんのお母さん(声:川田妙子)

喫茶店をしている。ハーブティが一番美味しい。

ギャオくん(声:梅津秀行)
マンナカ小学校にやって来た転校生。がんこちゃんと同じ恐竜だが、唯一の相違点はがんこちゃんは新世代恐竜だが、ギャオくんは昔の恐竜である。風邪をひいた母の為に給食を残して持って帰った事がある。昔の恐竜ながら言葉は片言だがよくしゃべる。
ギャオくんのお父さん(声:緒方賢一)
足を怪我した事がある。昔の恐竜であったためかほとんど「ギャオギャオ」としかしゃべれない。
ギャオくんのお母さん(声:山田栄子
お父さん同様「ギャオギャオ」しかしゃべらない。
ヒポ先生(声:吉田理保子→日高のり子)
がんこちゃん達の担任の先生で、カバ。普段は温厚な性格だが、時としてパワフルさを振るう事もある。意外と容姿を気にしている。
ヒゲ校長(声:まじかるぱぱ
まんなか小学校の校長先生でカメ。とても長生きしている。彼の甲羅は若い頃に沼の河童との契約の代償によって抉られてしまったため、代わりに人工の黄金の甲羅を背負っていたが、教え子達の努力により沼の河童から奪還され、無事彼のものとなった。かつて人間達が使用したものを使いこなしギターであぶないことはしないお約束を弾き語った。
ガメさん (声:野沢雅子)
まんなか小学校で給食を作っているおばあさんガメ。保健婦もつとめる。ヒゲ校長との付き合いは長い。
仙ちゃん先生(声:梅津秀行
仙人ガメで、古風な雰囲気のカリスマ。仙人であるが故に仙術を教えているが、腕はいまいち。がんこちゃんが1人で遊びたいが友達とも遊びたいというので2人に分身させてあげたが、分身の方のがんこちゃんが悪い性格になってしまっている。2007年から学校の先生となる。「~でごじゃるよ」が口癖。
スコープ先生(声:田中和実→龍田直樹)
砂漠からやってきた雄のサソリで、まんなか小学校の新任教師。体育と養護を担当する。自慢のハサミで厳しい指導をし、子供たちに恐れられる反面、養護教諭のときは優しい一面を見せる。「ジャキジャキジャキィ~」が口癖。まんなか小学校職員の中では唯一の節足動物
ハジメどり(声:梅津秀行)
森に住んでいる始祖鳥。危険を知らせてくれたりもする。
沼のカッパ(声:緒方賢一)
古くからドーナツ沼に守り神として住んでいるカッパ。「カッパ64(ロクジューシィ)!」と叫びながら現れる。頭の皿の渦を回転させて相手を眠らせる「ねむねむスパイラル」という技や、揚げ物の魚を蘇生するなど様々な呪術を得意とする。初期は童話の「金の斧銀の斧」の神様のようなことをした。ヒゲ校長が若いころ、沼から引っ越そうと思っていたがこの沼と森を残してほしいといったヒゲ校長の願いから甲羅を奪ったが、子供達にお願いされ返すこととなった。彼なくしてはわずかな自然も残っていなかった。
キノコ魔女(声:山田栄子)
森に住む、悪知恵に長けたキノコ魔女。がんこちゃん達子供の内一人を誘拐し、命の水の湧き出る泉の番をさせようと企むが、ツムちゃんには大声で叫ばれ失敗。がんこちゃんには、体の悪いおばあさんと偽って泉まで連れて行き、番をさせようとするも最後はがんぺーちゃんの呼ぶ声にがんこちゃんが火事場の馬鹿力を発揮し、投げ飛ばされて計画は失敗に終わる。この他、食べたり飲んだりした者をキノコ化させるジュースやお菓子で誘引して森を恐怖に陥れた事もある。
鐘の木
学校に生えている鐘の木。アカペラで時を知らせる。実はけっこう喋れる。一度がんこちゃんに、目覚まし時計の代わりとさせられたことがある。初期は黄色い鐘はついていなかった。現在は3代目。
かっぱのラッパー(声:柴本浩行IKKAN

[編集] 過去のキャラクター

首なしガイコツ(声:梅津秀行)
動く人間の骨格標本。途中で頭蓋骨が見つかり、喋れるようになった。ゴルフが趣味。
なぞなぞの木(声:梅津秀行)
ざわざわ森に存在する大木。道を通ろうとする相手になぞなぞを出題してくる。
学校おばけ
ガラクタが集まったような容姿をしている。がんこちゃん達と友達になりたがっていた。

[編集] ゲスト声優

  • 中津真莉子-まほうつかいの木の回にリス役で出演。
  • 藤元康史-みんなにありがとうの回(他)にゲスト出演。

[編集] スタッフ

  • 脚本:末吉暁子
  • キャラクターデザイン:武田美穂
  • 音楽:比呂公一
  • 人形製作・美術:スタジオノーヴァ

[編集] 書籍

  • ざわざわ森のがんこちゃんシリーズ(講談社)文:末吉暁子、絵:武田美穂
    • あたらしいおともだち
    • いじわるバンバン
    • 学校へいくのいや
    • おかあさんきらい
    • 学校おばけのなぞ
    • たまごの子もり
    • 森のキノコまじょ
    • フーフーまるがやってくる!
  • テレビ版ざわざわ森のがんこちゃんシリーズ(フレーベル館)作:末吉暁子、制作:スタジオノーヴァ
    • がんこちゃんのクリスマス
    • がんこちゃんのすいえいたいかい
    • プリンセスがんこちゃん
    • がんこちゃんはえらい!?
    • がんこちゃんのたんじょうび

[編集] 外部リンク

NHK教育テレビ 学校放送 小学1年向け道徳番組(1996年度以降)
前番組 番組名 次番組
ざわざわ森のがんこちゃん
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NHK教育テレビ 学校放送 小学2年向け道徳番組(2009年度以降)
ざわざわ森のがんこちゃん
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