ハリネズミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ハリネズミ科
Erinaceidae
若いナミハリネズミ
ナミハリネズミ
Erinaceus europaeus
分類
界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 哺乳綱 Mammalia
目: モグラ目(食虫目) Insectivora
科: ハリネズミ科 Erinaceidae
亜科・属
  • ジムヌラ亜科 Echinosoricinae
    • ジムヌラ属 Echinosorex
    • チビオジムヌラ属 Hylomys
    • ハイナンジムヌラ属 Neohylomys
    • シナジムヌラ属 Neotetracus
    • ミンダナオジムヌラ属 Podogymnura
  • ハリネズミ亜科 Erinaceinae
    • ハリネズミ属 Erinaceus
    • アフリカハリネズミ属 Atelerix
    • オオミミハリネズミ属 Hemiechinus
    • インドハリネズミ属 Paraechinus
英名

Hedgehog

ナミハリネズミ
ナミハリネズミ

ハリネズミ針鼠)は、モグラ目(食虫目) ハリネズミ科に属する哺乳動物の総称。

広義には、ハリネズミ科に属するすべての動物、すなわちジムヌラ亜科・ハリネズミ亜科の両方の生物群を指すが、一般的には針毛をもたない(あるいはほとんどもたない)ジムヌラ類を除いて、ハリネズミ亜科のもののみを指すことが多い。本項でも、ジムヌラ類を除くハリネズミ類について記す。

ハリネズミ亜科では、現生のものとしては4属14種が知られている。

目次

[編集] 分布

自然分布は、ヨーロッパアフリカ中近東東アジア日本を除く)、ロシアインド

移入種として、ニュージーランド日本

日本では、化石は発見されているものの、有史以後は分布しなかった。ただし現在は、ペットとして飼われていたと思われるものが、神奈川県の西部などに定着していることが確認されている。外来生物法の特定外来種指定リストにも、第二次指定種(2006年2月1日より施行)として「ハリネズミ属」が記載されている。

[編集] 分類

ハリネズミ亜科 Erinaceinae

  • ハリネズミ属 Erinaceus
    • マンシュウハリネズミ E. amurensis
    • ヒトイロハリネズミ E. concolor
    • ナミハリネズミ(ヨーロッパハリネズミ) E. europaeus
  • アフリカハリネズミ属 Atelerix
    • ヨツユビハリネズミ A. albiventris
    • アルジェリアハリネズミ A. algirus
    • ケープハリネズミ A. frontalis
    • ソマリハリネズミ A. sclateri
  • オオミミハリネズミ属 Hemiechinus
    • オオミミハリネズミ H. auritus
    • ハードウィケハリネズミ H. collaris
    • ダウリアハリネズミ H. dauuricus
    • モリハリネズミ H. hughi -- Vulnerable
  • インドハリネズミ属 Paraechinus
    • エチオピアハリネズミ P. aethiopicus
    • ブラントハリネズミ P. hypomelas
    • インドハリネズミ P. micropus

注:ハリモグラヤマアラシはハリネズミと混同されやすいが、ハリモグラはカモノハシ目(単孔目)、ヤマアラシはネズミ目(齧歯目)であり、いずれも系統分類的にはハリネズミとは無関係である。

[編集] 形態

針のようなトゲは、体毛の一本一本がまとまって硬化したものである。これにより敵から身を守る。

[編集] その他

日本語では『ネズミ』と付くが、実際はモグラに近い。ミミズなどを捕食する。イギリスでは生垣の下に生息していることが多く、故に英語名はHedgehog(生垣のブタ)である。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ