ドメイン (分類学)

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生物分類学におけるドメイン: domainドメイン、: regioレギオー)とは、よりも上の、最も高いランクの階級である。この階級における分類は、基礎的なゲノムの進化の違いを反映して行われる。3ドメイン説においては、真核生物ドメイン、真正細菌ドメイン、古細菌ドメインの3つのタクソンがこの階級に位置づけられる。

日本語では、中国語に由来する「域」あるいはregio/domainを直訳した「領域」と呼ばれることがある。英語では他にempire(エンパイアー)、superkingdom(スーパーキングダム)、またラテン語でこれらに対応するimperium(インペリウム)やsuperregnum(スぺッレグヌム)も時に使用される。

この階級の新設は、これまでの分類の最も高い階層である界が本来は植物動物を分けるために設定されたものであったことに由来する。様々な生物の発見により、この分類は改変を受けてきた(五界説を参照)が、原核生物真核生物の差が、真核生物内部での植物と動物の差より大きいものと考えられるようになったこと、また古細菌の発見によって原核生物内の多様性が想像以上に大きいことがわかってきたことによって、界より上のランクを設定した方がよい、との判断が生まれてきたことによるものである。

生物の最高ランクの分類はいくつかのやり方が提案されている。3ドメイン説以外には、最上位の分類を原核生物帝と真核生物帝の2つのインペリウム(帝国)に分ける二帝説がある。

2011年になって、ウイルスの分類において分類されている階層不明の巨大核質DNAウイルス (Nucleocytoplasmic large DNA viruses) は、第4のドメインである可能性も示唆されている[1]

出典 [編集]

  1. ^ Glimpses of the Fourth Domain? Discover