勃起不全

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勃起不全(ぼっきふぜん、Erectile Dysfunction; ED)は、「勃起機能障害」、「勃起障害」ともよばれる、男性性機能障害(Sexual Dysfunction:SD)の一種であり、陰茎勃起の発現あるいは維持のできないために満足に性交の行えない状態をいう[1]

インポテンツ」(Impotenz、略称:「インポ」)とも呼ばれるが、直訳すると「性的不能」となり、人格否定の響きがあり、「ED」と呼ばれるようになってきている。東洋医学では陽萎(ようい)と呼ばれる。

しばしばEDはSDと同一視されるが、SDは「性欲、勃起、性交、射精オーガズムの一つでも欠けるか不十分なもの」[2]と定義されており、EDはSDの一つに過ぎない。

EDに悩む人は先進国において男性人口の1割を占めるといわれ、加齢に伴い増加傾向にあり、日本では40~50代男性の半数がEDに悩んでいるという報告もある。一つには糖尿病うつ病高血圧の治療薬が原因になることもある。

先進国に多いことからも判るように、機能性EDの多くは、精神病ストレスなどの心因性で、交感神経の緊張により血管が収縮し、海綿体への血液流入が遮断されることによると考えられる。

EDの程度は軽症(たまに勃起できない)、中等度(勃起が充分でなく、時々性交ができない)、完全型(勃起しないため常に性交できない)に分かれる。

なお、人間以外の動物でも繁殖用のなどで稀に同様の症状が確認される。過去に知られるところでは輸入種牡馬セントクレスピンが勃起できなくなり、種牡馬生命の危機に陥った事がある[3]

[編集] 脚注

  1. ^ 米国NIHによる定義。
  2. ^ 日本性機能学会
  3. ^ ちなみに、セントクレスピンの勃起不全の原因は、背骨の僅かなズレが原因であった。カイロプラクティックの技術でこのズレを矯正したところ、機能は回復し、その後は天皇賞エリモジョージなどが産まれた。

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