手淫
手淫(しゅいん)とは、手を使って性器を刺激し性的快感を得ることをいう。元来は自慰(オナニー)そのものを指していた。
性行為における性的興奮を得る為に、男性自身ではなくパートナーが男性のペニスを手で掴み、その前後(ピストン)運動で射精させることは、俗に手コキ(てコキ)と呼ばれている。「手」で「扱(しご)く」の意。
女性の性器を手で刺激することは手マンと呼ばれることもある。(ラテン語では"digitatio"というが、相手が女性の場合は"titilatio"という。)
本項に於いては、俗に言う「手コキ」について記述する。
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射精を伴わない手コキ [編集]
自慰行為のほか、性交時の愛撫・前戯の一環として行われる。多くは膣への挿入前にペニスを刺激し、勃起の度合いや精神的な興奮を高めるために行われる。フェラチオやシックスナインと同時並行して実施される場合もある。
素手で行われるだけでなく、ローションやパートナーのつばで滑りをよくしたり、パンティやブラジャー等の下着や衣服の一部、ハンカチや頭髪等でペニスを包んでフェチ・フェティシズム的な興奮を意図することもある。
また、性交中にペニスの硬度が低下した場合(いわゆる中折れの状態)、一時的に結合を解いて、硬度を高めるために行われることもある。なお、この場合、コンドームを装着したままで強い刺激を行うと、コンドームの破損につながる危険があるため、注意が必要である。
射精を伴う手コキ [編集]
男女の性交時に膣外射精を行う場合、ペニスを引き抜いた後に、男性が自分の手でペニスを刺激して射精に至る場合が多いが、これを女性が扱いて射精させる場合もある。この際、顔射や口内射精、胸射や腹射が行われる場合もある。
また、パートナーの女性が生理や妊娠のため性交できない場合、代替措置として行われる場合もある。まれに、妻が夫の浮気を防止するため、手コキにより射精させ、性欲減退による浮気防止をはかることもある。なお、射精は毎日行えるため手コキのみを行う夫婦も多い。
これとは別に、以下のような理由で、手コキのみでの射精を愛好する男性もいる。
- 女性器との結合やフェラチオ等よりも、ペニスに強い刺激を与えることができるため、EDにより性交が困難であったり、膣内射精障害である男性も、パートナーの身体に性器を接触させながら射精ができる。
- 女性に射精の瞬間を見てもらうことができ、それと同時に、女性の身体に性器を接触させながら射精できるため、オナニーを見られるのとは違った満足感も得られる。
- 前述したように、衣服や下着等でペニスを包んで射精できるため、フェティッシュ的な快感を得られる。
- 精神的に女性側が上位となる為羞恥プレイの一環として、女性からの言葉攻めを行う場合も、フェラや性交に比較して容易である。
- 女性が主体的に行えるため、痴女プレイに適している。
- 女性が脱衣せずに行えるため、CFNMのプレイにも適している。
- 体位が自由なため通常の性交ではない体位で射精することが出来る。
- 援助交際の場合、性交やフェラチオよりも安い金額で女性とプレイを楽しむことができることが多い。
- ラテックスフェチの男性はコンドームを付けた状態のペニスを女性に見てもらえる、また刺激してもらうことが出来る。この場合のコンドームは避妊具としてではなく、興奮を高める道具として使用される。なお、これを手コキとは別にコンドーム手コキ、もしくはゴムコキという。
これとは別に、片付けが楽等の理由からコンドームを付けて行う場合がある。
このため、イメクラ・性感マッサージ・セクキャバといった風俗店において、手コキでの射精は特別なものではなく、専門店である手コキ風俗店もある。
また、アダルトビデオ等でも、手コキ専門のシリーズがあり一般化している。映像作品の場合、女性が手コキをしている映像を見つつ男性が自慰をすると、疑似体験がしやすくなるという利点もある。
男性が射精への欲求を満たすばかりではなく、女性が積極的にイケメン男性のペニスをもてあそんでみたいという欲求も、近年は顕著になってきている。このような女性の欲求を満たすための女性向け風俗店として、おさわり系ホストクラブという女性向けセクキャバも営業している。おさわり系ホストクラブではホストと呼ばれる若い男性店員が、女性客に男性器を触らせるサービスを提供し、一定の好評を得ている。
手コキの実施方法 [編集]
男性器への性的刺激を受け、射精が近くなると精巣が固く引き締まってくる。片手で陰茎をしごきながらもう一方の手で精巣を触って固さを確認すれば、射精が近いか知ることができる。
射精すると性欲や性感が急速に減退し勃起が解消されるため、男性が射精に至る寸前に手によるピストン運動を止め、射精を遅らせることがある。これにより男性に長時間の性的快感を与え、女性も性的充足感を得ることができる。この射精させない手法を俗に「寸止め」と言い、手コキにおいて深い快感を与えるためには不可欠である。。
手コキを終える頃合いは、射精が完全に終了し、勃起が解消され始める頃が適している。これより早いと男性の快感が不足し、遅過ぎると射精後に苦痛を伴う。また、連続して射精させる場合や男性が疲れていたりする場合は、刺激を加え続けてもなかなか射精に至らないことがある。
その他 [編集]
手以外の部位を使って男性器を刺激する場合、例えば足の場合は「足コキ」などということがある。(女が何もはかないで行う素足の場合や、パンティストッキングを穿いた足で行う場合などがある。)
関連項目 [編集]
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