性の革命

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性の革命(せいのかくめい、英語:Sexual revolution)とは欧米社会において性的行動が公に一般化され19世紀のヴィクトリアニズムに宣戦布告した性行為の社会的クーデターを言う。性革命とも言う。

性の革命は、西洋の世界の至る所の性道徳及び性行動を変化させた。一般的には、その現象は主として1960年代の間に発生したものである。

アメリカにおける性革命[編集]

1920年フロイトの理論がアメリカで普及しだす。フロイトの理論は性欲という生命エネルギーが存在するという説であった。この時期、フラッパーと呼ばれる厳格な性道徳に囚われない女性たちが登場する。性的抑圧からの社会からの解放を目指す動きが始まる。ヴィルヘルム・ライヒも登場する。彼が著書「セクシュアル・レボリューション」で主張したのはオーガズムが原始宗教に存在し、現代文明は性の肯定へと繋がっていくというものであった。

1940年代末-1950年代初頭に、アルフレッド・キンゼイは、現代の性行動の2つの調査を公表した。キンゼイ報告は人々の理想化された性道徳が形骸化したものに過ぎないことを裏付けた。1953年にはPLAYBOYが創刊。1960年の経口避妊薬が開発。これにより、1970年代まで性解放の攻撃が続く。この時期、フェミニズムも台頭する。

だが、1980年代に反発が始まる。この最中には児童性的虐待の問題が取り上げられ、保守派が盛り返す。1986年にはソドミー法が合憲とされる。フェミニズムも抑圧される。エイズの問題も浮上した。だが、1990年代に入り再び同性愛者の人権が取り上げられ、フェミニズムも盛り返す。

関連項目[編集]