第二次性徴
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第二次性徴 (だいにじせいちょう、英Secondary sex characteristic) とは、胎生期に生じる生殖腺や生殖器に直結する部分に見られる雌雄の違い (第一次性徴) 以外の、性による体の形質の差を言う。性的に成熟する過程で多くの生物に見られるが、人間においては、10~12歳頃に生じる男性、女性の身体的特徴の発達のこと。第二次性徴の起きる時期を思春期と呼ぶ。本稿では主に人体について記述する。
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[編集] 生理
思春期に視床下部からの性腺刺激ホルモン放出ホルモンの増加が生じ、それによって下垂体より性腺刺激ホルモンが分泌される。これによって男性では精巣が発達し、女性では卵巣が発達し、それぞれ精巣からはテストステロンやアンドロゲンが、卵巣からはエストロゲンが分泌されて生じてくる。
[編集] 発達
概ね男性は11〜12歳、女性は9〜10歳から始まる事が多いが、個人差があり早い人で男性は9歳、女性は7歳から始まる人もいれば、遅い人で男性は14歳、女性は12歳から始まる人もいる。また、男性、女性ともに以下の順で変化が生じてくる。 しかし、これは目安であり、男女とも第二次性徴が現れる時期や順序、見た目などには個人差がある。また急速に発達する人もいれば、緩やかに発達する人もいる。
[編集] 男性
陰嚢の増大と変色が始まった時から第二次性徴に入る。
- 精巣 (睾丸)の増大、それに伴い陰嚢が増大し、赤みが帯びてくる。
- 陰茎の長大化
- 陰毛の発生
- 精通の発生
- 変声(声変わり)の発生
- 腋毛、髭の発生、乳輪の面積が若干広くなり、乳頭と共に茶色や黒色に変色する
- 包皮の後退、陰嚢・包皮が黒みを帯びてくる
- 肩幅が広くなる
- 筋肉の発達
- 乳房の発達 (女性ほど顕著ではないが乳房が発達する場合があり、女性化乳房が発生する事もある)
- 顔面の変化
- 体臭の発生 (いわゆる、男臭くなる)
ただし、これらの順番は入れ替わる事もある (特に精通や筋肉の発達は個人差がみられる) 。例えば、変声が起きてから陰毛が生える人も少なくない。
[編集] 女性
乳首 (乳頭) の増大開始 (乳房の成長開始) から第二次性徴に入る。
- 乳首 (乳頭) の増大、それに伴い乳房が発達する
- 性器の発達
- 陰毛の発生
- 初潮の発生
- 腋の下には腋毛が生える
- 皮下脂肪の増大
- 骨盤が発達し、ヒップがふっくらと膨らんで丸みを帯びていく
- ウエストにくびれが形成される
- 変声 (一般に男性の変声のみが強調されるが、女性でも起こる)
- 顔面の変化
- 体臭の発生 (いわゆる、女臭くなる)
- 肌が白くなる(メラニン色素の減少)
乳房・性器・陰毛以外は概ね初潮が発生して1年前後から変化が生じるが、順番が入れ替わる事もある。 (乳房・性器の発達や陰毛の発生等がなされてから数年後に初潮を迎える場合もある)

