精通
精通(せいつう)とは、男子が性的に成熟していく過程で生まれて初めて経験する射精。
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[編集] 概要
女子の初潮(初経)に相当する。多くの場合、夢精またはオナニー(マスターベーション・自慰)によりペニスが勃起し、射精することに伴い経験する。
男子では思春期以降、性的成熟に伴い、精液が精巣・精管・前立腺・精嚢などで生産されるようになる。生産過剰になった精液が蓄積の限界を超えると睡眠中に夢精という形で体外へ放出される。また、夢精をせずにオナニーの事を知って初めてその行為を行ったり、あるいは、マスターベーションの事を知らずに、痒みや好奇心でペニスを刺激されることで勃起してそのまま射精へ至り、精通を経験する場合もある。
精液が活発に生産されていない思春期以前の男児でも、陰茎を刺激することによって、快感の頂点であるオーガズム(性的快感)は十分得られるが、精液が十分生産されていないため、射精をする事はない(ドライオーガズム)。しかし、精液が活発に生産され始める思春期以降は、オーガズムによって引き起こされる、前立腺や尿道周囲の諸筋肉の収縮により、精液が尿道を勢いよく通過し、陰茎亀頭に開口する外尿道口から数回にわたって射出されるようになる。
精液を生産し始めるタイミングとカウパー氏腺液を生産し始めるタイミングには個人差があり、射精が可能になってからカウパー氏腺液の分泌が可能になる者もいればその逆の者もいる。後者の場合、オナニーによってオーガズムに達した場合でも射精をせず、カウパー氏腺液のみが分泌される期間があり、精通したと本人が勘違いする可能性もあるが、精液が射出されていないため精通はまだしていない。
現実的に稀ではあるが、夢精や遺精がなく、オナニーもせず、セックスやペッティングでの手淫による射精で精通を経験する状況もあり得る。
オナニーやセックスによらない射精のことを遺精(いせい)と言う。医学的には生理的遺精と病的遺精に大別される。前出のように夢精や外的刺激によって勃起して射精する場合は生理的遺精である。
[編集] 精通と性教育
男子の精通年齢が低年齢化してきたことから、1980年代末頃から小学校において男子に対する性教育が行われるようになり、以降は教科詰め込み型の教育からゆとり教育への方針転換に伴い、医師・助産師を外部講師として招き「いのちの授業」として男女共に同じ教室で第二次性徴、性交、出産などを体系的に教える現在のような性教育につながっていった。
[編集] 統計
男子の第2次性徴は急激な勢いで中学生頃に起こる。近年、精通年齢は、身体的発育の早期化(いわゆる早熟化)に伴って早まったが、1970年生まれより最近は延慢化しており、女子における初潮年齢もあまり違いがないとする調査結果が発表されている[1]。
[編集] 参考文献
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