たんけんぼくのまち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たんけんぼくのまちは、1984年4月9日から1992年3月25日までNHK教育テレビで放送されていた、小学校3年生向けの社会科番組。
目次 |
[編集] 概略
主人公は長島雄一(1986年度までは本名の「ながしましげる(長島茂)」名義で出演)。舞台となった都市の商店に将来の店長を目指して修行のために配達員として下宿した主人公・チョーさん(長島)が、愛用の自転車(実用車)「チョーさん号」で仕事をこなす傍ら、さまざまな地域社会の仕組みを学習、その結果を手書きのイラスト(「たんけん地図」)にまとめる、という筋書き。
時折、配達先を間違え、下宿先のおじさんにしかられたりするなど、チョーさんはかなりのうっかり者。そして犬が大嫌いで、番組内で何度か吠えられて逃げる場面があり、毎年4月中旬(初回 - 第2回放送)の放送では犬に吠えられて逃げその後「犬が苦手なんだ」と喋るのが定番となっていた。従来の社会科教育番組と比べ、コメディ仕立てで視聴者をひきつける傾向が強かった。番組終盤に描くイラストやまとめ地図から、当時の小学生の間で「絵がうまい」として有名で羨望の的だった。
なお長島は2006年から、この番組で使われた名前「チョー」を芸名として使っている。
[編集] 主題歌
オープニングテーマソング(作詞・山川啓介 作曲・福田和禾子)は当初坂本九が歌っていたが、1985年8月の日本航空123便墜落事故で坂本が急逝したため、長島が2代目として歌った。このオープニングテーマソングはCD「懐かしのNHKテレビ主題曲集」に、坂本九が歌っていたものと、長島が歌っていたもの〈別名・チョーさんバージョン〉の両方が収録されている。
[編集] 舞台となった都市
- 1984 - 1985年
- 1986 - 1987年
- 1988年
- 1989年
- 1990年
- 1991年
湖や海辺の水に関する町が主に選ばれている。画面的に風光明媚なこともあるが、大都会ではなく平均的な中都市であり、漁業・地元の工業(例えば諏訪湖周辺では精密機械工業)に関する事柄についても小学生が勉強することから選ばれたと思われる。巷ではチョーさんが犬に吠えられて、ビックリして水中に落下するネタ用という人すらいる。
[編集] 特別番組
教育テレビ50周年企画『ETV50 もう一度見たい教育テレビ こどもスペシャル』の中で、2009年5月5日20:00 - 20:45(JST)に、1年目第2回の再放送に引き続き、新作の『今よみがえる! たんけんぼくのまち 2009』が放送された。番組としては初のハイビジョン制作。 舞台は第1シリーズと同じ諏訪市。 第6シリーズ最終回でチョーさんは念願の自分の店を持ったものの、不況で経営不振になり、原点に戻って自分自身を見つめ直そうという設定で制作された[1]。 教育テレビ50年のすべての子ども番組でもう一度見たいキャラクターを視聴者から募集したところ、全投票の15%がチョーさんだったという。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 前後番組の変遷
| NHK教育テレビ 学校放送 小学3年向け社会科番組(1984~1991年度) | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
たんけんぼくのまち
|
||

