ストレイテナー

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ストレイテナー
基本情報
別名 テナー
出身地 日本の旗 日本
ジャンル オルタナティヴ・ロック
インディー・ロック
活動期間 1998年 -
レーベル ghost records2002年 - 2003年
EMIミュージック・ジャパン2003年 - )
EMI Records Japan2013年 - )
公式サイト STRAIGHTENER.NET
メンバー
ホリエアツシボーカルギターピアノ
ナカヤマシンペイドラムス
日向秀和ベース
大山純ギター

ストレイテナー(STRAIGHTENER)は、1998年に結成された日本オルタナティヴ・ロックバンド。ghost records(自主レーベル)、EMI Records Japan所属。略称は「テナー」。

バンド名には「真っ直ぐにする人」という意味がある[1]

概要[編集]

1998年に、中学生時代からの幼馴染であったホリエアツシ(ボーカルギター)とナカヤマシンペイ(ドラムス)を中心に結成。当初二人体制だったのは、ジョン・スペンサーを励みに、ベースレスでも良いライブは出来るという考えがあったからだという[1]。主に渋谷下北沢新宿八王子などでライブ活動を行う。

2003年10月16日にシングル「TRAVELING GARGOYLE」でメジャーデビュー。

2004年に「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」、2006年には「FUJI ROCK FESTIVAL」に初出演を果たす。2009年には初の日本武道館ライブを行った。

当初はホリエとナカヤマの2人体制で活動していたが、2003年にベースの日向秀和(元ART-SCHOOL)がサポートとして参加し、翌年の2004年に加入。2008年には同じく元ART-SCHOOLの大山純がギターとして加入し、現在は4人体制である。

2012年10月、15枚目のシングル「From Noon Till Dawn」がテレビ東京ドラマ勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』のオープニングテーマに起用される。

メンバー[編集]

長崎県長崎市出身。愛称「ホリエテナー」(主にこう呼ぶのはASIAN KUNG-FU GENERATIONELLEGARDENのメンバー)、「ent」(ソロ活動時の名義より)。バンドのほぼ全ての楽曲で作詞作曲を手がけている。FULLARMORentとしても活躍している。
一番リスペクトするのはレディオヘッドトム・ヨークであるとインタビューで発言している。
幼少期は転勤族だった親の影響で東京福岡にある公務員住宅に住んでいた経験がある[2]。幼稚園から小学校1年まで福岡県、小学校2年から3年を東京都、小学校6年までを熊本県で過ごした[3]
アニメ「カウボーイビバップ」のファンであり、以前ROCKIN'ON JAPANで連載されていたDVDコーナーにホリエが出た際にも、本人より同作品が紹介されている[4]。同作品に着想を得て製作された楽曲(「走る岩」、「泳ぐ鳥」)も存在する[5]
5歳年上の兄がいる[6]
幼少期から音楽を聴いて歌うのが好きで、小学校5年生ではすでにオリジナル曲を実家のオルガンで作っていた。
最初はオルガンやシンセサイザーを弾き、ハンドマイクでボーカルを務めていたが、GREENDAYやUKギターロックバンドの影響を受け高校3年生から独学でギターを弾き始めた。
中学3年生の頃には既にミュージシャンになろうと思っていたといい、高校時代ナカヤマらと最初にバンドを組んだ時もコピーではなく、オリジナル曲ありきで始めたものだったという[6]
2人時代ではギターを一度もチューニングせずライブを終えていたらしい(ホリエ曰く「ベースが入るまでギター以外の音色がほかになかったから」)。
主に使用するギターはカスタムショップ製ギブソンSGの61'リイシュー(白)、ちなみに、かつてストレイテナーのメンバーが2人の頃はギブソンレスポールスタジオの黒を使っていた。その後ギブソンSG スタンダードの黒を使用していた。
アルバム『Nexus』あたりからカスタムショップ製 フェンダー・ストラトキャスター(白、黒、スカイブルー)も使用している。
アンプはMARSHALL JCM900(バイアス値低めに設定、真空管を改造)と÷13 (Divided by 13) CJ-11(最初は黒だったが、現在は赤)の2台を使用。
エフェクターはProvidence PD-6 (Booster)、BOSS DD-6 (Digital Delay)、BOSS PH-3 (Phase Shifter)、IBANEZ CS9 (Stereo Chorus)、IBANEZ FL9 (Flanger)を使用し、全てProvidence PEC-2 (Programmable Effects Controller)で制御している。(チューナーはBOSS TU-2を使用)
シンセピアノはnord electro2、シンセサイザーはmicroKORG、nord wave(アルバム『CREATURES』から導入)を使用、レコーディング時にはラディアル製D.I.Box:JDIをラインで通して使用している。
長崎県長崎市出身。左利き。通称「シンペイテナー」。使用ドラムのメーカーはPearl。多くの楽曲でコーラスを担当している。
THE PREDATORSでも活躍していたが、2008年脱退。2009年に大山と共にサイド・プロジェクトanother sunnydayを始動。2011年にメンバーが加入し、バンドとして活動している。
絵が得意でジャケットデザインも手掛けている。バンドの作品でイラストレーターとしてクレジットされている中山美六堂の正体は彼である。近年は本名で紹介されている。
モンスターハンターシリーズの愛好者であり、シリーズの総プレイ時間は1000時間を越えるという[7]2012年5月4日に開催されたイベント「モンハンぴあ感謝祭 ~運と実力を兼ね備えたハンターは誰だ!?~」での、2人1組でのタイムアタック形式で行われた芸能人同士の対戦では、SCANDALのMAMIとチーム「ギターとドラム」として出場し、準優勝という成績を残している[8]
以前は長髪がメインだったが、現在は若干短めの髪型になっている。髪はバンドのヘアメイク担当の人に切ってもらっており、自身が長髪だったということもあって、10年近くも美容室というものに行っていないという[9]
AKB48のファンであるようで、自身のtwitterでもAKBについて触れることがある[10][11]。冗談か本当かは不明だが、前述の髪型についても「ちなみに今の髪形は光宗公の画像を見せて こんなんにしてください と言って完成しました」という発言がある[12]
インディーズ時代から長らくドラムセットはクラッシュ2枚ライド1枚のいわゆる3点セットを愛用していたが、最近はチャイナシンバルを1枚加えたドラムセットとなっている。
右肩と両足の脹脛に刺青を入れている。
日向と大山との間ではイフリートと呼ばれていた。
顔立ちが綺麗なため、another sunnydayのMVで女装を披露したこともある。
東京都町田市出身。通称「ひなっち」、『町田のヤンキー』。
ART-SCHOOL、元ZAZEN BOYS。現在はFULLARMOREntity Of Rude (EOR)、Nothing's Carved In Stonekilling Boyでも活躍している。加入当時は「レギュラープレイヤー」という位置付けであった。2004年に正式加入。
ライブでは非常にアグレッシブなプレイを展開しており、フロントマンのホリエよりも目立つこともしばしば。演奏中に客を煽ることもある。
他メンバーに比べファッションが派手な為目立ち、髪型はしょっちゅう変わる。
主に使用しているベースはFender PRECISION BASS (3Tone Sunburst)
尊敬するベーシストRed Hot Chili Peppersフリーであると公言している。
元々はヒップホップR&Bしか聴いていなかったが、ART-SCHOOLの結成前に木下理樹と出会った時に初めてウィーザーニルヴァーナといったロックバンドの楽曲を聴き、衝撃を受けたという[13]
幼少時代は「一通りヤンチャした」らしい(NHK・トップランナーでのコメント)。「家でギター、ベースの練習をしつつ、外では(パンチをするそぶりを見せる)みたいなことしてました。」ともコメント。
本人曰く「止まっちゃうのが凄く嫌で、動いてないと音楽できなくなっちゃうタイプ」だという[14]
misonoのシングル「挫折地点」の作曲とプロデュースも手掛けていた。
群馬県出身。通称『OJ』。使用機材はフェンダー・ジャズマスター。立ち位置はホリエの斜め後ろ。
日向とART-SCHOOLでデビュー、後に日向と共に脱退。another sunnydayでも活躍している。2008年に加入。
ART-SCHOOLを脱退後、飲酒と無理なバイトで不養生な生活を繰り返し、当時使用していた機材を一式売り払ってしまう[15]。後に帰郷し、しばらくは音楽と離れて地元のローソンでバイトをしていたことが、バンド加入時にホリエによって明らかになっている。
LINEAR』ツアーの群馬公演後、ライブを観に行った大山がライブの打ち上げに参加した際に、バンド加入の話が持ち上がったことがストレイテナーへ加入するキッカケとなった。
加入以前の楽曲ではピアノを弾くホリエの替わりにギターを務めたり(「SIX DAY WONDER」「MARCH」など)、打ち込みパートをギターで弾く(「DISCOGRAPHY」など)などの役割も担っている。
ギター以外では「AFTER THE CALM」「THE NOVEMBERIST」ではピアノを弾いたり、「YES SIR」ではブルースハープを吹くなど器用である。
また、「CRY」でトライアングルを鳴らしているのは大山である。
ナカヤマ同様に絵を描くのが得意であり、『STOUT』のジャケットやブックレットのイラストも手がけている。
Hello Miss Weekendツアー初日のライブでは緊張のあまりか「顔面蒼白でマイケル・ジャクソンみたいだった(ホリエ談)」らしい。
タバコを止められないため最近は電子たばこを使用している。

来歴[編集]

エピソード[編集]

  • バンドでの曲作りは、ホリエがバンドメンバーに直接曲を伝えるところから行われており、ホリエによるとデモテープは作ったことが無いという[16]

ディスコグラフィー[編集]

インディーズ[編集]

オリジナルデモテープ[編集]

  • PUNK'N ROCK'N BLUES ROCK'N ROLL IS EVERYTHING
  1. SKYLAB HURRICANE
  2. WIDE OPEN STANCE
  3. THE MEANING(LIVE)
  4. YES, SIR(LIVE)※日本語ver
  5. 何故歌うのか
  6. Poltergeist

※オリジナルデモテープは2種類存在しており若干曲目が違う


シングル[編集]

  1. 戦士の屍のマーチ
  • ANOTHER DIMENSIONAL e.p(2000年12月10日発売、R3RCD-006)
  1. ANOTHER DIMENSIONAL
  2. ニコル
  3. ANOTHER DIMENSIONAL (FANFALE MIX)
  1. SILVER STAR
  2. DJ ROLL
  3. THE MAN WITH A SILVER GUN
  4. LOST WORLD
  1. COLD SLEEP
  2. KAISER LEE
  3. THE SWORD
  4. NEVERLAND

アルバム[編集]

  1. THE MEANING
  2. 戦士の屍のマーチ
  3. YES, SIR
  4. THE WIND DIED AWAY LONG LONG AGO
  5. I'm O.K.
  6. WIDE OPEN STANCE
  7. EAGLE SHARK PANTHER
  1. ANOTHER DIMENSIONAL
  2. DOUBLE HEADER
  3. BOUNDER ADVENTURE
  4. ERROR
  5. SKYLAB HURRICANE
  6. T.W.D.A.L.L.A.
  1. ROCKSTEADY
  2. UNICORN
  3. 走る岩
  4. DRASTIC TRANSPOSITION
  5. SENSELESS STORY TELLER SONY
  6. UNDER ATTACK
  7. FRAGILE SILENCER
  8. (シークレット・トラック)

ベストアルバム[編集]

メジャー[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル 規格品番 備考
1st 2003年10月16日 TRAVELING GARGOYLE TOCT-4619 CD-EXTRA仕様
2nd 2004年2月18日 TENDER TOCT-4681 CD-EXTRA仕様
3rd 2004年12月1日 KILLER TUNE/PLAY THE STAR GUITAR TOCT-4811(限定盤)
TOCT-4812(通常版)
CD-EXTRA仕様
限定版LIVE DVD付
4th 2005年6月15日 THE REMAINS TOCT-4875
5th 2006年1月18日 Melodic Storm TOCT-4957
6th 2006年10月26日 BERSERKER TUNE TOCT-40032
7th 2007年1月10日 SIX DAY WONDER TOCT-40075
8th 2007年2月14日 TRAIN TOCT-40092
9th 2008年11月26日 Little Miss Weekend TOCT-40232 CD-EXTRA仕様
10th 2009年1月14日 Lightning TOCT-40237
11th 2009年8月5日 CLONE/DONKEY BOOGIE DODO TOCT-40267 CD-EXTRA仕様
12th 2010年1月13日 Man-like Creatures TOCT-40284 CD-EXTRA仕様
13th 2011年4月13日 VANDALISM/SILLY PARADE TOCT-40331(初回限定盤)
TOCT-40332(通常版)
14th 2011年7月13日 YOU and I/羊の群れは丘を登る TOCT-40342(初回限定盤)
TOCT-40333(通常版)
15th 2012年10月17日 From Noon Till Dawn TOCT-40331(初回限定盤)
TOCT-40332(通常版)
初回限定盤LIVE DVD付

配信限定シングル[編集]

配信日 タイトル 備考
1st 2008年10月1日 Black Hole

フルアルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番 備考
1st 2004年1月21日 LOST WORLD'S ANTHOLOGY TOCT-25271
2nd 2005年1月26日 TITLE TOCT-25572
3rd 2006年3月8日 Dear Deadman TOCT-25912
4th 2007年3月7日 LINEAR TOCT-26204
5th 2009年2月11日 Nexus TOCT-26757
6th 2010年3月3日 CREATURES TOCT-26933
7th 2011年8月3日 STRAIGHTENER TOCT-27092

ミニアルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番 備考
1st 2004年6月23日 ROCK END ROLL TOCT-22239
2nd 2007年11月21日 Immortal TOCT-22287
3rd 2013年9月11日 Resplendent TOCT-22326(初回限定盤)
TOCT-22327(通常版)
初回限定盤DVD付

セルフカバー・アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番 備考
1st 2011年1月12日 STOUT TOCT-27018(初回限定盤)
TOCT-27019(通常版)
新曲「VANISH」+セルフカバー集・初回限定盤DVD付

アコースティック・アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番 備考
1st 2012年6月13日 SOFT TOCT-29008 新曲「シンクロ」「Phantasien」+アコースティック集
初回限定盤デジパック仕様

アルバム未収録曲「ネクサス(acoustic ver.)」「奇跡の街(acoustic ver.)」
新録2曲分のフリーダウンロードID封入

ベストアルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番 備考
1st 2013年5月1日 21st CENTURY ROCK BAND TOCT-29146(初回限定盤)
TOCT-29147(通常版)
初回限定盤LIVE DVD付

その他[編集]

アナログレコード[編集]

発売日 タイトル 規格品番 備考
1st 2005年不明 DISCOGRAPHY/KILLER TUNE なし PROMOTIONAL USE ONLY/NOT FOR SALE

DVD[編集]

  • BLACK STAR LUSTER(2005年8月31日、LIVE@Zepp Tokyo
  • EMOTION PICTURE SOUNDTRACK(2006年3月8日、PV集)
  • Remember Our Drinking Songs -Hello Dear Deadman Tour 2006-(2006年9月27日)
  • Linear Motor City (2007年9月12日)
  • Emotion Picture Soundtrack 2 (2009年2月11日、PV集)
  • NEXUS TOUR FINAL (2009年8月5日)
    • 2DVD+1CD。CDには、ツアーではやっていたが、武道館では演奏しなかった曲を中心にライブ音源10曲を収録。
  • The Parade of Creatures (2010年10月27日)
  • LONG WAY TO NOWHERE TOUR (2012年2月29日)
  • EMOTION PICTURE SOUNDTRACK 3 (2013年9月11日)

その他の活動[編集]

インターネット[編集]

  • MUSIC&PEOPLE(GyaOで2007年2月16日からインタビューとPVを放送)

ラジオ[編集]

  • Deadman's radio(2006年4月~6月に九州地方のFM局のみで放送された)
  • J's COUNTDOWNFMPORT(2006年12月31日、ホリエのみ)

スチル[編集]

  • FMPORTTIMETABLE2007年02月号内GUEST★BOOK

脚注[編集]

  1. ^ a b 『ストレイテナーSPECIAL INTERVIEW hotexpress
  2. ^ 2012年2月2日放送「スペチャ! SPACE SHOWER MUSIC CHART SHOW」内コーナー「トチューチャ」で本人が発言。
  3. ^ DVD「LONG WAY TO NOWHERE TOUR」 DISC 2より
  4. ^ ROCKIN'ON JAPAN」 2007年5月号
  5. ^ ストレイテナー INTERVIEW 2005年1月26日付 VIBE
  6. ^ a b -異種格闘技対談-Ring【round2】第22回/ホリエアツシ(ent、ストレイテナー)
  7. ^ モンスターハンター オフィシャルサイト
  8. ^ 「モンハンぴあ感謝祭」リポート ~芸能界屈指のハンターが一堂に会す! モンハン部 MHリポート
  9. ^ [1] twitter 2012年3月17日付
  10. ^ [2] 2012年1月13日付
  11. ^ [3] 2月12日付
  12. ^ [4] 2012年3月23日付
  13. ^ killing Boy インタビュー ナタリー
  14. ^ FULLARMOR インタビュー hotexpress
  15. ^ ギタリスト大山純(ストレイテナー、another sunnyday、ex.ART-SCHOOL)氏が語る半生 Togetter
  16. ^ 俺コックピット - 「BOOBIE」 2008年11月17日付

関連項目[編集]

外部リンク[編集]