サンボマスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| サンボマスター | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 出身地 | |
| ジャンル | パンク・ロック ミクスチャー・ロック ポップス |
| 活動期間 | 2000年 - |
| レーベル | ソニー・ミュージックレコーズ (2003年 - 2011年) Getting Better (2011年 - ) |
| 事務所 | MASTERSIX FOUNDATION |
| 公式サイト | サンボマスター オフィシャルウェブサイト |
| メンバー | |
| 山口隆(ボーカル・ギター) 近藤洋一(ベース・コーラス) 木内泰史(ドラム・コーラス) |
|
サンボマスター(英: Sambomaster)は、日本のスリーピース・パンク・ロックバンド。
目次 |
メンバー [編集]
- 山口 隆(やまぐち たかし、1976年2月8日 - )
- 福島県会津若松市出身。ボーカル・ギター担当。
- 福島県立会津高等学校、東洋大学法学部卒業。
- ギターのストラップを短くし、かなり高い位置で演奏している。エフェクターはブースターしか使用しておらず、ギターの生音で温かみのある楽曲が特徴的である。使用機材は(初期 - )レスポールスペシャル→(2008 - )レスポールカスタム→(2009 - )テレキャスタータイプのオリジナルモデル。グリコのCMに英二役として出演している。
- 近藤 洋一(こんどう よういち、1977年6月16日 - )
- 栃木県下野市出身。ベース・コーラス担当。
- 2010年、宮﨑あおい主演の映画『ソラニン』に出演した。なお、これが映画初出演となった。
- 木内 泰史(きうち やすふみ、1976年8月4日 - )
- 千葉県袖ヶ浦市出身。ドラム・コーラス担当。カノウプスのドラムセットを使用している。
特徴 [編集]
基本的にボーカルの山口が作詞・作曲を担当。サウンドはシャウトを多用するストレートなパンク・ロックが主体であり、同時にソウルやファンクの影響も見られる。一方で、ブルースやポップスをうかがわせるような優しくメロディアスな楽曲や、ヒップホップ、ラップを取り入れたミクスチャー・ロック調の楽曲なども存在する。歌詞の内容は愛情や生について率直に、だが独特の表現で唄ったものが多い。
曲間に山口の語りが多く入れられ、ライブではその時の想いをそのまま伝えるため、本来の歌詞やリズムなどをそっちのけにして語り続けることもしばしばある。
また、レコーディングは基本的に一発録りであることをモットーとしており、山口の感情が高まって"今だ"という時になるまで、録音を行わずにレコーディングスタジオのブース外で何時間も佇み続けることもある。
来歴 [編集]
- 2000年
- 2月、東洋大学の音楽サークルで山口と木内の2人で結成され、後に近藤も加わり現在のスリーピースとなる。当時はバンド名が無く、候補として「400勝投手」「くるくるパー」などがあったが4月に高円寺のライブハウスShow Boatにて「サンボマスター」の名が付き、同時に初ライブを行なった。7月にはインディーズアルバム『キックの鬼』を5ヶ月かけてレコーディング、2001年発売。
- 2003年
- 7月、オナニーマシーンとのスプリットアルバムである『放課後の性春』で、メジャーデビュー。
- 12月3日、自身初のメジャーフルアルバムとなる『新しき日本語ロックの道と光』をリリース。初回3000枚の出荷にもかかわらず、都内のCDショップチャート上位を占めるようになる。リリースに伴い全国ツアーを開始するが、その最中に木内の車が車上荒らしの被害にあい、山口と近藤が結成以来使用してきたギターとベースが盗難に遭う。一緒に載せていた木内のドラムセットは無事であったが、その時のギターとベースは未だに発見されていない。
- 2004年
- 劇団・大人計画を率いる松尾スズキが監督した映画『恋の門』の主題歌に「月に咲く花のようになるの」が選ばれ、劇中挿入歌として「人はそれを情熱と呼ぶ」「この世の果て」など数曲が用いられた。
- 12月31日、COUNTDOWN JAPAN 04/05にて年越しカウントダウンを1万人規模のステージで行う。以来COUNTDOWN JAPANには毎年出演している。
- 2005年
- フジテレビ系テレビドラマ『電車男』の主題歌に抜擢された「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」がヒットし、これによってサンボマスター自身も大きく知名度を高めることとなる。エンディングでは、秋葉原駅の5番、6番ホーム(総武本線)で撮影された本人出演の映像が流れた。この映像のエキストラは公式ウェブサイトで募集され2005年6月に撮影された。2005年9月22日放送のドラマの最終回では、本編に出演。
- フジテレビ系バラエティ番組『はねるのトびら』でかっこいい男を嫌うバンド「ブサンボマスター」としてパロディの題材にされた。後にボーカルを演じる塚地は番組内で謝罪し、8月にリリースされたCD「言いたいことも言えずに」も「ブサンボマスター」ではなく「塚地武雅・堤下敦・梶原雄太」名義となった。山口はそれほど嫌っているわけではないが、「もっとファンと話し合って欲しかった」とのこと。
- 10月、公式ファンクラブ「要町ロックンロール」結成。
- 11月18日、TBSの『筑紫哲也 NEWS23』に生出演。筑紫哲也と音楽だけではなくアメリカと政治・平和など普段、音楽番組では見られないような対談を行った。
- 山口が尊敬する作詞者阿久悠の曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」をカヴァー。ジョージア缶コーヒーのCMソングとして放送された。
- 2007年
- 1月から「新しき日本語ロックキャンペーン2007」と題したイベント、「世界ロック選抜」がスタート。最終日の9月1日には両国国技館にて6時間超にわたり、約5000人の観客を前に、それまでにリリースした全楽曲55曲を演奏した。
- 2010年
- 9月、山口が同じ福島県出身である松田晋二(THE BACK HORN)、渡辺俊美(TOKYO NO.1 SOUL SET)、箭内道彦と4人で『猪苗代湖ズ』を結成。
- 2011年
- 3月にバンド初のベスト盤がリリース。同月、山口が在籍する猪苗代湖ズ名義で、福島県も大きな被害を受けた東日本大震災のチャリティーソングとして、オリジナル曲「I love you & I need you ふくしま」を録音・配信(後にCDリリース)する。12月にはビクターエンタテインメント内のレーベル「Getting Better」への移籍を発表[1]。
ディスコグラフィ [編集]
シングル [編集]
| 枚 | リリース日 | タイトル | オリコン最高位 |
|---|---|---|---|
| 1st | 2004年4月7日 | 美しき人間の日々 | 34位 |
| 2nd | 2004年7月22日 | 月に咲く花のようになるの | 48位 |
| 3rd | 2004年12月1日 | 青春狂騒曲 | 15位 |
| 4th | 2005年4月27日 | 歌声よおこれ | 82位 |
| 5th | 2005年8月3日 | 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ | 7位 |
| 6th | 2005年11月2日 | 全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ | 11位 |
| 7th | 2006年3月15日 | 手紙 | 33位 |
| 8th | 2006年8月2日 | 愛しさと心の壁 | 115位 |
| 9th | 2007年4月18日 | I Love You | 50位 |
| 10th | 2007年7月25日 | very special!! | 84位 |
| 11th | 2007年12月12日 | 光のロック | 24位 |
| 12th | 2009年6月10日 | 君を守って 君を愛して | 34位 |
| 13th | 2009年11月18日 | ラブソング | 62位 |
| 14th | 2010年2月24日 | できっこないを やらなくちゃ | 77位 |
| 15th | 2010年12月1日 | きみのキレイに気づいておくれ | 45位 |
| 16th | 2011年2月23日 | 希望の道 | 40位 |
| 17th | 2012年6月13日 | あなたのことしか考えられない | 31位 |
| 18th | 2013年6月26日 | ミラクルをキミとおこしたいんです/孤独とランデブー | TBA |
アルバム [編集]
| 枚 | リリース日 | タイトル | オリコン最高位 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2001年4月 | キックの鬼 | 300枚限定の自主制作盤 | ||
| 2003年7月2日 | 放課後の性春 | 85位 | オナニーマシーンとのスプリットアルバム | |
| 1st | 2003年12月3日 | 新しき日本語ロックの道と光 | 86位 | |
| 2nd | 2005年1月19日 | サンボマスターは君に語りかける | 5位 | |
| 3rd | 2006年4月12日 | 僕と君の全てをロックンロールと呼べ | 8位 | |
| 4th | 2008年1月23日 | 音楽の子供はみな歌う | 31位 | |
| 5th | 2010年4月21日 | きみのためにつよくなりたい | 18位 | |
| BEST | 2011年4月6日 | サンボマスター 究極ベスト | 10位 | |
| 6th | 2012年7月11日 | ロックンロール イズ ノットデッド | 11位 |
DVD [編集]
| 枚 | リリース日 | タイトル | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2005年11月2日 | 新しき日本語ロックを君に語りかける〜サンボマスター初期のライブ映像集〜 | ||
| 2006年10月18日 | 新しき日本語ロックのビデオクリップ集 | ||
| 2006年12月6日 | 僕と君の全ては日比谷野外音楽堂で唄え | ||
| 2008年3月12日 | 世界ロック選抜ファイナル 全曲やって裏夏フェスをぶっ飛ばした日 |
参加作品 [編集]
- REBEL ROCKERS Vol.1(2002年6月20日)
- 7. 哀れなボブ急いでいけよ
- 8. 目が潰れちまうほど裏切り続けた
- Discover URC(2003年7月9日)
- 13. 悩み多き者よ(メガマサヒデとサンボマスター)
- 真心COVERS(2004年9月1日)
- 8. 拝啓、ジョン・レノン
- 「恋の門」オリジナル・サウンドトラック(2004年9月23日)
- 1. 月に咲く花のようになるの
- 2. 人はそれを情熱と呼ぶ
- 14. この世の果て〜koinomon short version〜
- 18. サンボマスターは週末にソウルインストをするのだの巻
- 奥田民生・カバーズ(2007年10月24日)
- 1-6. 恋のかけら
書籍 [編集]
- サンボマスター マスターブック (編集:サンボマスター、メディアファクトリー、2005年1月14日)
- そのぬくもりに用がある (言葉:山口隆文、写真:平間至、角川学芸出版、2006年3月1日)
- サンボマスターは世界を変える (編集:ロッキング・オン、ロッキングオン、2006年8月2日)
- 叱り叱られ (山口隆、幻冬舎、2008年2月7日)
テレビ [編集]
- music Moove / 番組内コーナー(テレビ高知)
- サンボマスターとゆかいなナガイたち (高知県内をテレビ高知のスタッフとドライブして様々なものを体験する番組内の企画。)
脚注 [編集]
- ^ サンボマスター移籍発表「日本のロックンロールを新しく」 2011年12月28日付 ナタリー
外部リンク [編集]
|
||||||||||||||||||||