咎狗の血

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咎狗の血(PC、Vista対応版)
咎狗の血TrueBlood(PS2版)
対応機種 PC 通常・初回版 Windows98SE/Me/2000/XP
Vista対応版 Windows98SE/Me/2000/XP/Vista
プレイステーション2
発売元 Nitro+CHiRAL(PC版)
角川書店(PS2版)
発売日 2005年2月25日(初回版)
2007年3月25日(通常版)
2007年4月5日(Vista対応版)
2008年5月29日(PS2版)
価格 8,190円(税込-PC初回版)
7875円(税込-PC通常、Vista対応版)
7140円(税込-PS2通常版)
9240円(税込-PS2 Limited Edition)
ジャンル True blood ADV
ボーイズラブゲーム
レイティング 18禁(PC版)
15禁(PS2版)
キャラクター名設定 不可
エンディング数 12(PC版)
セーブファイル数 60(PC版)
メディア CD-ROM
画面サイズ 800x600
ハイカラー(推奨800x600
フルカラー)
BGMフォーマット PCM
キャラクターボイス フルボイス
CGモード
音楽モード
回想モード
メッセージスキップ
オートモード

咎狗の血』(とがいぬのち)は2005年2月25日Nitro+CHiRALより発売されたボーイズラブアダルトゲームで、アドベンチャーゲームである。初回版にはスリーブケース、咎狗の血WORKS COLLECTION(冊子)、ランブリングエンジェルプロモーションカードが同梱されている。2005年3月25日は特典を除いた通常版が発売、2007年4月24日にロットアップとなった。

2007年4月5日にはWindows Vista対応版が発売。

2008年5月29日には角川書店から新規イベントなどを追加したプレイステーション2版『咎狗の血 True Blood』が発売。 (CEROレーディングC)


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目次

[編集] ストーリー

THE 3RD DIVISION(第三次世界大戦)によりニホンは壊滅的なダメージを受け、東は「CFC」、西は「日興連」が統治し、国内は二分された。

終戦から数年後、壊滅状態に陥ったかつての首都トウキョウの一都市「トシマ」は、犯罪組織「ヴィスキオ」に乗っ取られていた。そこでは、「ヴィスキオ」の王座を巡る命懸けのバトルゲーム「イグラ」が開催されていた。

何者かの策略で、身に覚えのない無実の罪を着せられた主人公・アキラ。無罪放免の交換条件に、謎の軍関係者の男女から殺人が平然と行われるバトルゲーム「イグラ」に参加し、ヴィスキオの「王(イル・レ)」を倒し、組織を壊滅させるよう持ちかけられる。

退廃した無法地帯トシマを舞台に繰り広げられる、愛と狂気に満ちたいくつもの出会いと、運命の選択がアキラの未来を変えていく。

[編集] 登場人物

キャラクター名に続く括弧内の名前は、担当声優名。

アキラ(PC版・ドラマCD版:先割れスプーン / PS2版:鳥海浩輔
ミサカの街で独り暮らしている、本作の主人公。CFC側の孤児院出身。
無口でクールな性格。緑がかった灰髪、青い目をしている。身長172cm。
「Bl@star」と呼ばれるストリートファイトの個人戦の優勝者で、敗戦記録はゼロ。Bl@sterには「LOST」という通り名で参加していた。人の生死に対して無関心で、一人暮らししている部屋も必要最低限のものしか置いていない。単調な毎日に虚しさを感じていたある日、無実の罪で勾留される。それを晴らす為否応なくイグラに参加することになる。
オムライス味のソリドが好き。
両刃のシースナイフ(鞘付きナイフ)を武器としている。
シキ(PC版・ドラマCD版・PS2版:緑川光
イグラ最強と謳われる、イグラ参加者にとってはカリスマ的存在。同時に、しばしばイグラ参加者の前に現れ問答無用で切り殺していくため、参加者に恐れられている。しかし、タグを持っていない、またタグを奪わないことから、実際はイグラの参加者ではないらしい。
イグラの参加者ではないのにイグラ参加者を切り殺すこと、同様にイグラ参加者ではないのにイグラ最強と謳われる理由など謎めいた部分が多い人物。
全身皮製の黒衣を纏っている。黒い髪に真っ赤な目をしている。完璧主義者。身長188cm。
使用武器は日本刀
ケイスケ(PC版・ドラマCD版:何武者 / PS2版:杉田智和
アキラと同じ孤児院出身で幼馴染。CFCの工場で真面目に働いている青年。
茶色い目と髪をしていて、服装は青いつなぎ服。身長178cm。努力はするが何かと要領が悪く、何でもソツなくこなせるアキラに憧れを抱いている。普段は大人しくやや優柔不断な面もあるが、アキラに関する事となると急に大胆になる。アキラがトシマに行き、しかもイグラに参加すると知ると、単身無防備にトシマに向かう。昔一人だけ恋人がいた。
グリーンカレー味のソリドが好き。アキラが好き。
アキラの力になれないことの焦りと、アキラの感情任せに口走ってしまった何気ない一言から、トシマで流行っている薬物「ライン」に手を出してしまう。ラインとの相性が良かったため、他のライン中毒者以上に力を得ることになるが、薬物中毒の影響で性格が一変。凶悪で乱暴な人間へと変化してしまった。
リンからもらったレバーロックナイフ(レバー操作一つで刃の飛び出すナイフ)を武器としている。オプションは角材。
リン (PC版・ドラマCD版:鬼龍院隼人 / PS2版:福山潤
トシマでイグラに参加する少年。
金髪青目。大きなウェストポーチをしている。身長154cm。一見すると、少女のようにも見える容姿と服装。小柄で華奢な体つきだが、イグラを生き抜いていること、またブタタグを多数所持していることからもわかるように、かなりの実力者である。デジタルカメラを持っていて、写真を撮ることが趣味である。また源泉ほどではないがトシマの情報や地理に関して詳しく、見た目とは裏腹に頼れる一面を兼ね備えている。
焼肉味のソリドが好き。
常時は明るく社交的ではあるが、イグラのタグ(ブタタグは除く)のことになると目の色を変える。
昔、信頼していた人物から裏切られ、想いを寄せていた人物・カズイと多数の仲間を殺されてしまったという過去を持つ。カズイとアキラの雰囲気が似ているらしく、何かとアキラに気を使ってくる。
使用武器はスティレット
源泉(もとみ)(PC版・ドラマCD版・PS2版:一条和矢
トシマの情報屋。無精髭の中年男性。
茶色い髪と目をしている。ややだらしないのか皺のあるスーツを着崩している。身長183cm。のんびりとしていて、余裕がある性格。場を和ませる為におちゃらける時があり、そういう時は一人称が「おいちゃん」になる。また、リン以上に世話焼きなところがある。
リンとは付き合いが長いらしく、アキラとケイスケが源泉と出会ったのもリンの紹介から。情報屋だが適切な応急処置ができる意外な面を持っている。
アルビトロとは旧知の仲で互いに嫌悪し合っている。
ある事件で殺された息子とアキラを重ねている為に、やたらとアキラのことを心配そうに気遣ってくる。
護身のためにコルトガバメントを携帯している。イグラの参加者ではないので重火器所持は違反ではない。
アルビトロ(PC版・ドラマCD版:菱勝 / PS2版:岡野浩介
ヴィスキオの実質的な運営者。
常に顔上部を覆い隠す仮面をつけている。とても神経質。金髪で白のスーツと手袋に身を包み、首には派手な色のファーを巻いている。人体改造の趣味がある。美少年が好き。彼の屋敷には美少年の像が無数に置かれている。身長181cm。 源泉とは旧知の仲で互いに嫌悪し合っている。
狗(カウ)
アルビトロに可愛いがられている奴隷少年。真っ白な髪をし、全身に黒皮の拘束具をまとい四足で歩く。また腹部に大きな傷跡がある。
アルビトロに両目を抉られており視力は皆無、声帯を潰されていて声を出せない。完全に薬物に犯されている。主人であるアルビトロを慕っているが、それが本心からか薬物汚染によるものかは不明である。イグラの不正を見つけるため、タグについた匂いをかぎ分けるよう調教されている。アキラを気に入っている。
キリヲ(PC版・ドラマCD版:富士爆発 / PS2版:小西克幸
「処刑人」と呼ばれている、アルビトロの部下。しかし、アルビトロに忠誠を誓っているわけではなく、彼の命令に反して独自の行動を取ることも少なくない。
筋骨隆々の大男。常にダルそうなテンションで、グンジのことを「ヒヨ」と呼ぶ。短髪で色は黒。顔に傷がある。コートやゴーグルをつけていて、グンジとは対照的に暑苦しい格好をしている。身長200cm。
使用武器は鉄パイプで、その鉄パイプに「ミツコ」という名前をつけて愛用している。
グンジ(PC版・ドラマCD版:杉崎和哉 / PS2版:谷山紀章
「処刑人」と呼ばれている、アルビトロの部下。しかし、アルビトロに忠誠を誓っているわけではなく、彼の命令に反して独自の行動を取ることも少なくない。
背は高く筋肉質だが細身の体型。語尾を延ばす特徴的な話し方をする。首から上半身、背中や腕に刺青がある。キリヲを「ジジィ」と呼ぶが仲は良い。痛んだ金髪は前髪が長く、目が隠れている。上半身はピンクのパーカーを羽織っているだけである。キリヲとは対照的にかなりの軽装である。身長195cm。
鈎爪ナックルを両手に装備し武器としている。
エマ(PC版:奥田香織 / PS2版:百々麻子
アキラをイグラに参加させた隻腕の知的な美女。
胸元が大きく開いた服装をしている。身長167cm。
グエン(PC版:滑川菊太郎 / PS2版:川村拓央
エマと共にアキラをイグラに参加させた男。
スーツの上にコート、帽子を着用した見るからに生真面目そうな青年。身長178cm。
猛(タケル)(PC版:小池竹蔵 / PS2版:荻原秀樹
イグラ参加者。隻眼の少年。ラインには頼らずに戦っている。
ライダースーツに身を包み、首元にはスカーフをしている。昔は隻眼ではなかった。
トモユキ(PC版・PS2版:中村悠一
イグラ参加者。リンとは知り合いのようであるが、今はあまり仲が良くない。
長いオレンジの髪を後ろで一つに結っている。黒い服を着用。
カズイ(ドラマCD版・PS2版:平川大輔
リンとトモユキが共通して知る人物。アキラに似た外見をしている。
ナノ(PC版・ドラマCD版:Prof.紫龍 / PS2版:山崎たくみ
謎の男。タグは所持していないためにイグラ参加者ではない。また攻撃を仕掛けてくるという訳でもなく、時折、アキラの前に現れては謎の言葉を残して去って行く。意思がないかのような朧げな表情に仕草をしていて、治安の悪いトシマとは不釣合いな雰囲気を醸し出している。
トシマにいるのに、これといった武器の所持をしていない様子。また服装もワイシャツにカーディガンと軽装。身長182cm。
ユキヒト(PS2版: 神谷浩史
PS2版『Ture Blood』から登場する人物。
タグを所持しているのでイグラ参加者と思われる。赤い髪の青年。アキラやケイスケと同世代の外見。

[編集] 用語

THE 3RD DIVISION(ザ・サード・デヴィジョン) / 第三次世界大戦
人類史上3度目の世界規模の大戦。これによりニホンは、CFCが支配する東と、日興連が支配する西に二分される。
戦前・戦中と戦後で180度国家の方針が変わり、それに戸惑う若者達を中心に鬱憤晴らしとして「Bl@star」が流行することになる。
CFC
ゼネコン企業「コンフィデンシャルカンパニー」の略称。ニホンの東側の勢力。第三次世界大戦後にニホンの東側の復興指揮を行い、支配力を伸ばしている。左翼的な革新思想が強く、日興連と骨肉の争いを繰り広げている。
日興連
「日本復興連合」という政党の略称。ニホンの西側の勢力。第三次世界大戦後にニホンの西側の復興指揮を行い、支配力を伸ばしている。右翼的な保守思想が強く、CFCと骨肉の争いを繰り広げている。
トシマ
ニホンのかつての首都トウキョウにある地区。第三次世界大戦後、東西端から復興活動をしている間に犯罪者が集まり退廃してしまった。
治安は極めて悪く、建物もほぼ廃墟しかない。一見するとゴーストタウンのような街。物品も不足している。
イグラ
トシマで行われている殺人可能なバトルゲーム(本来、この時代における殺人は重罪である)。
参加したいものはヴィスキオでアルビトロに会い、意思表明をする。直後に5枚のドッグタグが配られる。参加者の証として、そのうち首から1枚のタグを下げなければならない。タグにはトランプの手札に見立てた模様が彫られている。参加者はこれらのタグを奪い合い、命を賭けたポーカーを行なうことになる。
銃器の使用は禁止で、立会い人(見物者)のいないバトルは無効。相手が死ぬか、完全に背中が地面についたら試合終了。バトルの勝者は敗者のタグを得ることができ、敗者を好きなように扱うことが許されている。そして敗者には死が待っている。
ロイヤルストレート(スート関係なく10,J,Q,K,Aのストレート)か10以上のフルハウスで、イル・レへの挑戦権が得られる。
タグ
イグラの参加証。手札に関係ないタグ(ブタタグ。主に2~9のカード)は、中立地帯で食料やライン、医薬品と交換できる。また、アルビトロの所に持っていくと奴隷と交換できるらしい。
イル・レ
トシマに君臨する麻薬王の呼び名。その姿を誰も見たことが無い。タグの揃った挑戦者はヴィスキオの城でイル・レと1対1で戦う権利を得る。
ヴィスキオ
トシマを支配する麻薬組織。トシマに城を構えイグラを主催している。イル・レがボスだがその姿を知るものは無く、表向きはアルビトロが仕切っている。
処刑人
ヴィスキオの一員。イグラの監視、死体の処理を行っている。イグラのルールを破った違反者や敗者を文字どおり片付ける。キリヲとグンジがそれにあたるが、凶悪でいいかげんな性格から違反者でないものも殺されている。大抵の参加者は彼らを恐れている。
中立地帯
参加者が羽を休める場所。中立地帯での試合は厳禁とされている。バー「MEAL of DUTY」、ホテル、映画館があり、参加者はそこでタグを交換し食料やライン、医薬品などを手に入れることができる。
ソリド
トシマで流通している携帯用固形食品。ケミカルな味が若者に人気らしい。オムライス味、グリーンカレー味などがある。
ライン
トシマで流通しているドラッグ。普通のドラッグと違い、実際に精神的、肉体的に増強するためラインに手を出す参加者は少なくない。ヴィスキオが管理しているが出所は不明。
Bl@star(ブラスター)
スポーツ感覚のストリートファイト。殺人は禁止されている。若者に人気で、優勝すると賞金も出る。当初はただの殴り合いだったが、次第にルールも生まれた。個人戦のほか、団体戦もある。CFC支配地区が発祥だが、日興連支配地区にも飛び火し、現在はニホンの至る所で行なわれている。
ペスカ・コシカ
「コート」という名のリーダーが率いる、Bl@star最強と呼ばれたチーム。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] Webラジオ

狗ラジ TB-SHOW[1][2]

2008年8月21日よりアニメイトTVマリンエンタテインメントにて隔週木曜日更新で配信中。

[編集] パーソナリティ

[編集] ゲスト

[編集] 関連商品

ゲーム本編の好評を受け、公式に様々な関連グッズが製作された。その内容は食料品(ソリド)からコスプレ衣装まで多岐に渡り、膨大な総数となっている為、ここでは本やCDなどに限って紹介をする。尚、二次創作物であるアンソロジーコミックは含まない。

INSIDE (咎狗の血 オリジナルサウンドトラック)
2005年3月25日に発売したサウンドトラック。本編で使われた全24曲を収録。
咎狗の血 Image drama CD
  • vol.1 2005年7月29日発売
  • vol.2 2005年8月26日発売
門原緑の脚本によるドラマCD。vol.1はシキ、vol.2はケイスケが話の中心となっている。
咎狗の血 ANOTHER STORY ~RIN
2005年12月29日に発売した外原洋子の脚本によるドラマCD。物語はリンを中心としたアナザーストリーとして展開。初回版にクリアカードが封入。
咎狗の血 バラエティーボイスCD
2007夏コミキラルセット同梱ののち一般販売。コンシュマー版キャストによるボイスCD。
咎狗の血(小説)
伊久美和葉によるノベライズ作品。表紙はたたなかな、挿絵はかずきともまやが担当。本編終了後の主要人物達を綴った短編集となっている。
咎狗の血外伝(小説)
  • 2006年08月24日発行 コミケ70企業物販
シナリオライター淵井鏑自身による外伝作品。予約特典やCool-B、オフィシャルワークスなどに掲載された短編をまとめたもの。ドラマCDシキ編の伏線も掲載されている。
咎狗の血(コミック)
2006年1月からcomic B's-LOGにて連載された茶屋町勝呂のコミカライズ作品。出版はエンターブレイン。
咎狗の血(コミック)
作画は山本佳奈。出版はアスキー・メディアワークス
Nitro+CHiRAL Official Works ~咎狗の血~(資料本)
2005年08月12日発行。出版はビジュアルワークス。
咎狗の血公式ビジュアルファンブック(資料本)
2006年03月29日発売。コミックマーケット68 企業物販

[編集] 外部リンク

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