絶園のテンペスト
| 絶園のテンペスト | |
|---|---|
| ジャンル | 伝奇SF[1] |
| 漫画 | |
| 原作・原案など | 城平京(原作) 左有秀(構成) |
| 作画 | 彩崎廉 |
| 出版社 | スクウェア・エニックス |
| 掲載誌 | 月刊少年ガンガン |
| レーベル | ガンガンコミックス |
| 発表号 | 2009年8月号 - 2013年4月号 |
| 巻数 | 既刊9巻(2013年6月現在) |
| インターネットラジオ: 本チャンwebラジオ 絶園のテンペスト |
|
| 配信期間 | 2012年11月1日 - |
| 配信サイト | アニメイトTV |
| 配信日 | 隔週木曜日 |
| 配信形式 | 動画配信 |
| パーソナリティ | 豊永利行 |
| アニメ | |
| 原作 | 城平京、左有秀、彩崎廉 |
| 監督 | 安藤真裕 |
| シリーズ構成 | 岡田麿里 |
| キャラクターデザイン | 斎藤恒徳 |
| メカニックデザイン | 鈴木雅久 |
| 音楽 | 大島ミチル |
| アニメーション制作 | ボンズ |
| 製作 | 「絶園のテンペスト」製作委員会 MBS |
| 放送局 | 放送局参照 |
| 放送期間 | 2012年10月 - 2013年3月 |
| 話数 | 全24話 |
| テンプレート - ノート | |
| ウィキプロジェクト | 漫画、アニメ |
| ポータル | 漫画、ラジオ、アニメ |
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『絶園のテンペスト』(ぜつえんのテンペスト)は、城平京(原作)、左有秀(構成)、彩崎廉(作画)による日本の漫画作品。『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2009年8月号から2013年4月号まで連載された。2013年5月号より特別編が連載中。ジャンルはファンタジーだが、推理物の要素もある。物語に出てくる都市は、神奈川県 湘南地域の中心地藤沢市又その周辺地域を舞台(モデル)にしている。
2012年10月から2013年3月までテレビアニメが放送された。
目次 |
あらすじ[編集]
魔法が使えない無人島に閉じ込められた、魔法使いの姫君鎖部 葉風。葉風の出したビン詰めを拾った少年不破 真広は、妹の愛花を殺害された復讐のために、葉風と魔法の契約をして失踪する。
真広の親友滝川 吉野は、殺害された秘密の恋人愛花を想いながら、日常を無気力に繰り返していた。そんな中、エヴァンジェリン山本という美女に襲われるものの、そこに現れた真広により、魔法で救われる。一面の蝶たちが舞う中で、街は黒鉄病と呼ばれる奇病により、人々は金属化してしまう。
復讐と魔法が織り成す、前代未聞の戦いが始まる。
登場人物[編集]
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
主要人物[編集]
- 滝川 吉野(たきがわ よしの)
- 声 - 内山昂輝、桑島法子(小学生時代)
- 本作の主人公。愛花の恋人。ごく普通の高校生男子だったが、友人である真広の魔法を利用した復讐劇に巻き込まれる。
- 普段は温和で優しい性格の少年であるが、覚悟を決めた時は非情な手段を取ることも辞さない。真広曰く、「いつもオレに従うふりをして大抵真逆のことを考えている」。愛花から生前送られた、メールを何度も繰り返し見ている[注 1]。真広に愛花と交際していることを内密にする結果、当人達以外はこのことを知らされていない。愛花の復讐に躍起になっている真広を冷静に見守っている。時折「明日」が来ることはないと胸中で呟いている。
- 愛花の墓参りの際に山本からの待ち伏せにあい、襲われるも、真広の介入によりことなきを得る。真広にある程度の説明を受け、護身用に魔具をもらい受け、魔法が使えるようになる。
- 真広と葉風には秘密裏に、山本と手を結び、魔具もいくつか分け与える。ハムレット的表現でいう「関節が外れてしまった世界」で、何かを探そうとしている。
- 絶園の樹復活の儀が行われた富士の樹海で、愛花の死を賢明な方向性に還元させるため、葉風を救う選択をする。その結果、左門の陰謀は水泡に帰し、真広と別れ、葉風と行動を共にする。樹海での一件後、葉風に思いをよせられるも、本人に告白されるまでは気がつかなかった。彼の行為の結果からはじまりの樹に不利な状況をもたらしているため、周囲から絶園の魔法使いではないかと疑われることになる。
- 愛花曰く、順応力は高いが主体性がなくイニシアティブはとらない。それゆえ他人を引っ張るのには不向きで一般的な女性から見れば「煮え切らない」タイプ。故に真広や愛花、葉風のような自己中心的で王族の様な人間とは馬が合う。自立しながらも、心の拠り所を欲する女性に好まれる。
- 愛花との交際を隠していたため、周囲に悲しみを悟らせず泣くこともできなかったが、葉風の前で初めて涙を流す。合理性を求める真広とは逆に、非合理や奇跡であっても愛花が生き返ることを心の底から願いつつ、それが叶わない不合理な世界を嘆いていた。愛花とのデートには眼鏡を掛けている時がある。アニメ版では愛花ほどではないがトランプが強い。第4話では真広との出会いの経緯が描かれ、そのときに両親も登場している。
- 不破 真広(ふわ まひろ)
- 声 - 豊永利行、三瓶由布子(小学生時代)
- 妹を殺した犯人を追う本作のもう一人の主人公[2]。愛花の兄。吉野の幼馴染。妹を殺した犯人に復讐するため、葉風と契約し、魔法の力を得た少年。その内容は「手を貸す代わりに魔法で妹を殺した犯人を見つける」こと。本人としては「ついで」で世界を救うことも目的としている。
- 義兄でありながら愛花を慕う心に、彼女の死後もなお確信出来ないままでいる。
- 自己中心的で狡猾、目的のためなら非情な面もあるが、正反対の吉野とはなぜか馬が合い、親友である。
- 何事にも合理性を求め愛花の死を納得のできない『不合理』とし、復讐を決意する。合理的であるならば知人や友人の死すら受け入れるが、吉野には絶対の信頼があり、無意識的に彼を守ろうとする意思が見られ、アニメ版では国防軍に捕らえられた吉野を助けるため(実際は早河との交渉に来ていた)に単身、軍の部隊に攻撃を仕掛けた。愛花への感情も不合理として受け入れられずにいたが、最終的に彼女を愛していたことを自覚する。
- 富士の樹海での一連の出来事の末、左門や山本達と行動を共にしている。羽村の特訓相手も引き受けている。
- およそ努力とは無縁の人間であり高校にも主席で合格。教科書を一度読めば理解してしまう。さらに実家は地元でも有名な富豪であると女性にもてる要素は有り余る。しかしデリカシーに欠けるところがあり努力しなければならない人間の苦労が理解できない。アニメ版ではトランプに弱く2人に勝った例がない。冬の夜空の星を見るのが好きだが、夏の夜空は蚊に刺されるため苦手としている。
- 鎖部 葉風(くさりべ はかぜ)
- 声 - 沢城みゆき
- 本作のメインヒロイン。はじまりの樹の姫宮にして、鎖部一族歴代最強の魔法使いの姫君。同族から邪魔者とみなされ、樽詰めにされ無人島に島流しにされた。しかし、彼女が流した瓶詰めのメッセージを偶然真広が拾ったことで、二人は契約を交わす。自身が隠し持っていた魔具をもって、真広に魔法を行使させる。
- はじまりの樹の加護を受け、この世の理(ことわり)がすべて彼女に味方をする。だが、流刑後、既に2年の時が過ぎた彼女は白骨死体となっている。無人島に漂着し数ヶ月の頃の葉風は時間を越えた二年後の世界の真広と交信することになるが、その左門の仕掛けた「時間の檻」に気づかない。
- また、はじまりの樹と彼女の存在のほうが、世界にとっては危険であるという見解もある。
- 富士の樹海で一度は左門の奸計にはまり、敗北したかの様に見受けられたが、吉野によって状況は一転し、無事に元の時勢への帰還を果たす。その後吉野と共に、はじまりの樹による被害状況を確かめる旅に出る。
- はじまりの樹の加護を盲信し疑わなかったが、愛花の死への疑問から、はじまりの樹に対し疑念を抱くようになる。
- 吉野に救われたことから彼に恋心を抱くが、他人に指摘されるまで気づいていなかった。一度は彼への恋を諦めるために告白するが、愛花を想い泣く吉野のためにはじまりの樹への宣戦布告を行う。吉野が愛花以外を見ることはないと理解しており、想いが報われずとも彼のためにできることがあるなら、自らの死すら受け入れる覚悟。一方で積極的に吉野にアプローチをかけることも。
- 羽村のレベルアップとはじまりの樹や絶園の樹の関心を集めるため、「舞姫」として羽村へ攻撃をしかける。
- 鎖部の魔法に攻撃魔法は存在しないが葉風ならわずかな供物から大きな力を引き出すことができ、シールドの一部を枝状に伸ばして遠く離れた相手を殴り飛ばすことも可能になる。他にもはじまりの樹の一部を自在に動かすなど、他の魔法使いには足下にも及ばない程の実力を持つ。アニメ版の回想では、わずかな金属片で山を大きく抉っている。
- 潤一郎には、幼少時に夜尿症があったことを真広と吉野に暴露されてしまう。
- 不破 愛花(ふわ あいか)
- 声 - 花澤香菜
- 姫カットの髪型をした中学生の女性。吉野の恋人で、真広の義妹。葉風が流刑される一年前(実際には一年後)の11月23日夜10時、真広の留守中に事件に巻き込まれ死亡する(死を迎える直前はじまりの樹を倒すヒントを手紙に残し葉風に託した)。真広に吉野と付き合っていることを悟られないために、真広の前では吉野に冷たく接している。
- 真広の確信に至らない、彼女への気持ちを察するかのような言動も見受けられ、「自分とどうなりたいのか」真広に直接問いつめたこともある。兄であるにもかかわらず、真広を呼ぶ際は、二人称、三人称ともに「真広」である。
- 会話ではハムレットとテンペストの引用をよく用いる。鎖部一族の中に彼女の死に関係している者が居ることが、葉風の魔法によって明らかになるが、その真偽も次第に揺らいでゆく。葉風にも好意的だが、吉野を追い詰めたり泣かしたりすると怒り出す。アニメ版ではトランプがやたらと強い。
- 実は絶園の魔法使いで、はじまりの樹や絶園の樹の知識に長けており、彼女が不慮の死を迎えたことで、めぐむが目覚めることになるのだが、物語終盤までは明かされていない。戦いでは赤いオーラ(武器は黄色と赤色の二層のオーラ)を放ち、あらゆる武器を自由自在に2本同時に生み出すことが可能で、その戦闘力も葉風を圧倒するほどの最強の魔法使い。
主要関係者[編集]
- エヴァンジェリン山本(エヴァンジェリン やまもと)
- 声 - 水樹奈々
- 友人の早河にボランティアとして協力する女性。「無職の28歳」を自称する。親しい人からはフロイライン山本と呼ばれている。
- 魔法による異変の調査のため、真広の身辺を探る過程で吉野と出会う。当初は真広や吉野に敵意を抱いていたが、交戦の末に吉野と手を結ぶ。絶園の樹復活の儀の場である樹海に国防軍を配置する。拳銃の扱いに長け、夏村と一戦を交える際は槍も使いこなす。魔法使い相手にやられるシーンが多いが、魔法を除いた単純な戦闘センスでは鎖部夏村をも圧倒する。
- 早河 巧(はやかわ たくみ)
- 声 - 浅沼晋太郎
- 政府に所属する黒鉄病対策本部長補佐で、エヴァンジェリン山本の古い友人。祖父が鎖部一族の長と友人だった。国や社会構造を守るため魔法使いに戦争を仕掛けた。
- 羽村 めぐむ(はねむら めぐむ)
- 声 - 梶裕貴[3]
- 工事現場で働くフリーターの青年。頼りなさと将来性のなさを理由に、付き合っていた恋人(ゆっちゃん)にふられて嘆いていた。気弱な性格だが、真広をシスコン(左門さえ言えなかったこと)と言う度胸さや吉野の恋人が愛花だと見抜く感の鋭さの一面を持っている。また本気で怒ると相手を殴り飛ばす(この時、吉野は骨折で吐血してしまい葉風に回復魔法を受けている)こともある。
- 絶園の樹が作った丸鋸状の魔法と同じ物を掌から作り出すことが可能で、自らを絶園の魔法使いだと認識している。約一年前に力に目覚めた。
- 真広が愛花を殺害した殺人犯を追う中で犯人が鎖部一族内にいると思われていたが、哲馬の調査結果と葉風の推理により絶園の魔法使いである彼が容疑者として一度は浮上したがアリバイと性格的な問題からすぐに除外されている。
- 正体は愛花が不慮の死を迎えたことで、不完全なまま目覚めたバックアップの魔法使いであることが物語の終盤で明かされる。はじまりの樹との最後の決戦では絶園の剣を召喚しはじまりの樹を滅するという大役を任せられている。
- 絶園の樹の消滅後に彼女とよりをもどしており、就職もしたようである。
鎖部一族[編集]
- 鎖部 左門(くさりべ さもん)
- 声 - 小山力也
- 鎖部一族の長で、魔法使い。はじまりの樹の力の代償として捧げる供物「高度の文明の産物」が世界の文明を食いつくしリセットになる危険があると判断。世界を救う手段として絶園の樹を蘇らせるために葉風を無人島に閉じ込めた。
- 葉風なき現在は儀式を執り行い、一族を実質的に指揮している。台詞中やことあるごとに堅実と称されるなど、自他ともに認める超堅実家。世界を救うためにどんな犠牲も厭わない非情な一面を持つ。その反面、葉風をめぐる諍いの中で吉野の言動に振り回され狼狽するなど、堅実ゆえの脆さ・弱さも持ち合わせている。
- 少年ガンガン本誌の2012年1月号から募集が始まっている「絶園FAN ROOM」なるものでは既にネタキャラとして扱われている(例として「“堅実”と書いて“テンパる”と読むのが私のスタンダートだ!!」等)。また、アニメでもそれらの扱いは所々に見えるものとなっている。
- 鎖部 哲馬(くさりべ てつま)
- 声 - 吉野裕行
- 鎖部一族の魔法使い。絶園の樹を守る結界部隊の指揮を執る。頭が切れるが小賢しい男で、顔の右側に矢印のマークが入っている。鎖を武器とする自身の直属部隊を連れている。富士以降は早川の運転手なども務める。
- 鎖部 夏村(くさりべ なつむら)
- 声 - 諏訪部順一
- 鎖部一族の魔法使い。果実の調査のため、左門から派遣された。また哲馬の命令も忠実に遂行する。絶園の樹復活の儀の際、山本や潤一郎と対決。魔法使いとしてのレベルは低いが、一族の中で最も秀でた武を持つと言われ、葉風の復活を阻止するために真広と吉野の前に立ちはだかる。槍を得物としている。また致命傷以外の傷なら回復魔法で治すことが出来る。
- 星村 潤一郎(ほしむら じゅんいちろう)
- 声 - 野島裕史
- 先代鎖部家当主・鎖部麻耶に育てられた少年。戸籍上は鎖部一族の人間だが、鎖部の血は流れておらず、魔法使いではない。そのため(他の要因もあるようだが)に鎖部家では中立的な立場に位置し、ある種の影響力を持っている。葉風曰く「妙に勘がよく、嘘をついたり、裏切ったりしない」人物。左門からも一目置かれている。
- 葉風の指示で預けていたとっておきの魔具を受け取りに吉野たちは彼のもとへ向かうが、そこで葉風の遺影とともに彼女の死を知らされる。
- 魔法使いではないようだが、麻耶に仕込まれた柔術を体得しており、左門によれば達人の腕前を誇るという。夏村に魔法を発動させる間も与えず、簡単に打ち倒すことができる。また、神出鬼没なところもあり、どことなく掴みどころがない。
- 一族で孤立しがちな葉風にとって兄のように親しく接していたこともあり、あの人だけは絶対に裏切らぬと絶大な信頼を寄せられている。そのため、吉野からは葉風の初恋のような人と思われている。
- 冷静で前述の通り勘が鋭いが、女性好きな一面もある。富士以降はめぐむの特訓に付き合っている。
鎖部村の住人[編集]
- 佐奈(さな)
- 声 - 折笠富美子
- 鎖部村に住む大人しい少女。葉風に懐いている。花が好き。兄は数年前に病で亡くなっている。
- ヒロユキ(ヒロユキ)
- 声 - 合田絵利
- 鎖部村に住むやんちゃな少年。ミキの友達。
- ミキ(ミキ)
- 声 - 宮本佳那子
- 鎖部村に住む少女。ヒロユキの友達。
- 村下(むらした)
- 声 - 佐々木睦
- 鎖部村に住む中年の男性。葉風に使える村のリーダー的な存在。眼鏡をかけている。
- 裏村下(うちむらした)
- 声 - 各務立基
- 鎖部村に住む中年の男性。頭に青い頭巾を被っている。
その他[編集]
- 小笠原 尚(こがさわら なお)
- 日本再生会の会長。はじまりの樹の賛同派。はじまりの樹によって平和になったと、国民に訴える。
- 芝 千春(しば ちはる)
- 弁護士。絶園の魔法使いの賛同派。絶園の魔法使いが救世主であると、国民に訴えた。
- 北千里 桜子(きたせんり さくらこ)
- 羽村の彼女。羽村には「肌が雪のように白い」という理由から「ゆっちゃん」と呼ばれており、彼を「メグ」と呼ぶ。一度は羽村と「将来性が無く、頼りない」と言って別れ、着信拒否をした上で引っ越しもした。しかし、絶園の樹の消滅後には復縁した上、単行本第9巻では黒髪のショートカットで身長は羽村より高いという容姿も明らかになった。
用語[編集]
- はじまりの樹
- 葉風ら鎖部一族が神のごとく崇める大樹で、「創造」の力を司り世界を生み出した。
- 世界を創造する中途において絶園の樹と争い深く傷ついたことから眠りに就いたが、今も世界の条理を支配しており、魔法使いたちに「魔法」の力を貸し与えている。
- はじまりの樹の力の代償として捧げる供物「高度の文明の産物」が必要条件とされているが、左門は世界の文明が食いつくされリセットになる危険があると判断している。
- 絶園の樹(ぜつえんのき)
- はじまりの樹と対をなす大樹で「破壊」の力を司る。
- 世界が創造される中途においてはじまりの樹と争い、敗れたことから、その体は「果実」と言う形に分割され、封印されている。
- 果実(かじつ)
- 世界各地に散らばるという巨大な果実。外見は眼球の付いた菠蘿のようなもの。
- すべての果実がひとところに集結すれば、絶園の樹は蘇るという。
- 黒鉄病(くろがねびょう)
- 絶園の樹復活の前兆として全世界で流行った奇病。感染者は全身が金属化し死亡する。
- 発生に伴い法則を無視するかのように無数の蝶が舞うことからわかる通り「魔法」に由来する現象であり、魔具を持てば一般人でも金属化を防ぐことができる。
- 当初は絶園の樹に由来する現象と思われていたが、実際ははじまりの樹が仕組んだ「果実」を集結させないための布石である。
- 魔法(まほう)
- はじまりの樹が供物と引き換えに与える奇跡。
- 身体強化や結界と言った、常識では測れない現象を引き起こすが、はじまりの樹の特性上、直接破壊につながる魔法は存在しない。
- 捧げられる供物が、より複雑で高度な人工物、文明の産物であればあるほど、授かる効果は高い。
- 樹に捧げられた物品は瞬時に塵と化し消滅することから、近代以降の鎖部一族にある危惧を抱かせることになる。
- 対となる絶園の樹が復活すれば、破壊の魔法を行使することもできるらしい。
- 魔具(まぐ)
- 魔法の力を封じた道具。何ら知識の無い一般人でも魔法を行使できるが、使用回数は限られる。
- 真広らは葉風が緊急に備えて蓄えておいたものを利用し、魔法使い相手に互角の勝負を演じた。
書誌情報[編集]
- 城平京(原作)・左有秀(構成)・彩崎廉(作画) 『絶園のテンペスト』 スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックス〉、既刊8巻(2013年1月22日現在)
- 2010年2月22日初版(同日発売[4])、ISBN 978-4-7575-2795-9
- 2010年7月22日初版(同日発売[4])、ISBN 978-4-7575-2935-9
- 2010年12月22日初版(同日発売[4])、ISBN 978-4-7575-3087-4
- 2011年8月22日初版(同日発売[4])、ISBN 978-4-7575-3253-3
- 2011年11月22日初版(同日発売[4])、ISBN 978-4-7575-3409-4
- 2012年5月12日初版(同日発売[4])、ISBN 978-4-7575-3589-3
- 2012年9月22日初版(同日発売[4])、ISBN 978-4-7575-3724-8
- 2013年1月22日初版(同日発売[5])、ISBN 978-4-7575-3852-8
関連書籍
- 『絶園のテンペスト 8.5 Collaboration Guide Book』 スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックス〉、2013年1月22日初版発行(同日発売[6])、ISBN 978-4-7575-3853-5
テレビアニメ[編集]
| 原作 | 城平京、左有秀、彩崎廉 (月刊「少年ガンガン」 スクウェア・エニックス刊) |
|---|---|
| 監督 | 安藤真裕 |
| シリーズ構成 | 岡田麿里 |
| キャラクターデザイン | 斎藤恒徳 |
| メカニックデザイン | 鈴木雅久 |
| 総作画監督 | 大城勝、菅野宏紀 |
| 美術監督 | 岡田有章、佐藤歩 |
| 色彩設計 | 中山しほ子 |
| 撮影監督 | 神林剛 |
| 編集 | 高橋歩 |
| 音響監督 | 若林和弘 |
| 音楽 | 大島ミチル |
| チーフプロデューサー | 清水博之、倉重宣之、南雅彦、 丸山博雄、遠藤哲哉、因真一郎 川邊健太郎 |
| プロデューサー | 斎藤俊輔、木村康貴、米内則智 前田俊博、古川慎、坂本耕作 相島豪太 |
| アニメーション制作 | ボンズ |
| 製作 | 「絶園のテンペスト」製作委員会[注 2] MBS |
2012年10月から2013年3月まで、MBS・TBSほかにて放送された。
スタッフにはアニメーション制作を担当するボンズをはじめ、『鋼の錬金術師』(2003年版)や『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(2009年版)、『ソウルイーター』などにメインスタッフとして関わっていた面々が多数参加している。また、監督の安藤真裕にとっては本作がボンズのテレビアニメでは初監督作品、キャラクターデザインの斎藤恒徳にとっては本作がテレビアニメの初キャラクターデザイン作品となる。
MBS製作作品としては珍しく、キッズステーションが製作委員会に参加している。
物語は基本的には原作に沿っているが、原作に存在した台詞やシーンを一部削除する一方で、原作に存在しない設定やシーンを加えるなどの改変も盛り込まれている。
放送開始前の2012年9月15日には新宿ミラノ1で第1話完成披露試写会が行われた[7]ほか、放送開始後の同年11月5日まで、テレビアニメ化を記念してイースター島へ1組2名を招待する「絶園のイースター島」キャンペーンが行われた[8]。
主題歌[編集]
- オープニングテーマ
-
- 「Spirit Inspiration」(第2話 - 第12話)
- 作詞・作曲・編曲・歌 - Nothing's Carved In Stone
- 第1話ではエンディングテーマとして使用。
- 「大好きなのに」(第14話 - 第23話)
- 作詞 - 田中花乃 / 作曲 - 谷口尚久 / 編曲 - CHOKKAKU / 歌 - Kylee
- 第24話では未使用。
- エンディングテーマ
各話リスト[編集]
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第一幕 | 魔法使いは、樽の中 | 岡田麿里 | 安藤真裕 | 安斎剛文 | 佐古宗一郎 |
| 第二幕 | 彼女はとてもきれいだった、と少年は言った | 大橋誉志光 | 浅井義之 | 新井伸浩 | |
| 第三幕 | できないことは、魔法にもある | 山口宏 | 安藤真裕 | 高橋健司 | 諏訪真弘、塚本知代美 |
| 第四幕 | 罰あたり、ふたり | 岡田麿里 | あべたつや | 岡崎洋美、長田絵里 | |
| 第五幕 | 全てのことには、わけがある | 大西信介 | 石平信司 | 宮下新平 | 鈴木彩史 |
| 第六幕 | 矛盾する、頭蓋 | 浅井義之 | 伊藤秀樹 | ||
| 第七幕 | ファースト・キス | 岡田麿里 | 山本秀世 | 浅井義之 | 佐古宗一郎 |
| 第八幕 | 魔女を断つ、時間 | 小柳啓伍 | 石平信司 | 綿田慎也 | 新井伸浩、塚本知代美 |
| 第九幕 | 彼氏 | 山口宏 | 安斎剛文 | 諏訪真弘、服部聰志 | |
| 第十幕 | タイムマシンのつくり方 | 小柳啓伍 | 寺岡巌 | 間島崇寛 | 高橋敦子、日下岳史 |
| 第十一幕 | 時の娘 | 大西信介 | 伊藤秀樹 | ||
| 第十二幕 | しばし天の祝福より遠ざかり…… | 山口宏 | 山本秀世 | 宮下新平 | 鈴木彩史、服部聰志 日下部智津子 |
| 第十三幕 | 夢の理 | 小柳啓伍 | 安藤真裕 | 塚田拓郎 | 佐古宗一郎 |
| 第十四幕 | あけましておめでとう | 大西信介 | 三條なみみ | 佐藤育郎 | 新井伸浩、塚本知代美 諏訪真弘 |
| 第十五幕 | 何やら企んでいるようであり | 山口宏 | 石平信司 | 間島崇寛 | 日下岳史、長田絵里 羽田浩二、崔ふみひで |
| 第十六幕 | 徘徊する亡霊 | 大西信介 | 浅井義之 | 出雲誉明、村井孝司 佐古宗一郎、塚本知代美 |
|
| 第十七幕 | マリンスノー | 岡田麿里 | 長崎健司 | 清水久敏 | 可児里未、堀川耕一 |
| 第十八幕 | 舞姫 | 山本秀世 | 宮下新平 | 服部聰志、諏訪真弘 | |
| 第十九幕 | 願ったものは | 小柳啓伍 | 石平信司 | 園田雅裕 | 松本文男 |
| 第二十幕 | フーダニット(誰がやったか) | 山口宏 | 三條なみみ | 三浦陽 | 鈴木彩史、永作友克 |
| 第二十一幕 | ファム・ファタール(運命の女) | 増井壮一 | 浅井義之 | 佐古宗一郎、新井伸浩 | |
| 第二十二幕 | 不破愛花 | 大西信介 | 山本秀世 | 宮下新平 | 可児里未、塚本知代美 |
| 第二十三幕 | はじまりの戦い | 岡田麿里 | 寺岡巌 | 佐藤育郎 | 大貫健一、堀川耕一 |
| 第二十四幕 | それぞれの物語 | 安藤真裕 | 塚田拓郎 安藤真裕 |
諏訪真弘、服部聰志 佐古宗一郎、新井伸浩 |
|
放送局[編集]
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 近畿広域圏 | 毎日放送 | 2012年10月4日 - 2013年3月28日 | 木曜 26:00 - 26:30 | TBS系列 | 製作局 字幕放送 |
| 関東広域圏 | TBSテレビ | 2012年10月5日 - 2013年3月29日 | 金曜 26:25 - 26:55 | 字幕放送 | |
| 中京広域圏 | 中部日本放送 | 2012年10月10日 - 2013年4月3日 | 水曜 26:00 - 26:30 | CBC深夜アニメ | |
| 日本全域 | BS-TBS | 2012年10月13日 - 2013年4月6日 | 土曜 24:30 - 25:00 | TBS系列 BS放送 |
|
| キッズステーション | 2012年10月19日 - 2013年4月12日 | 金曜 24:00 - 24:30 | CS放送 | 製作委員会参加 リピート放送あり |
|
| GyaO! | 2012年10月21日 - 2013年4月14日 | 日曜 24:00 更新 | ネット配信 |
Blu-ray / DVD[編集]
| 巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
|---|---|---|---|---|
| Blu-ray | DVD | |||
| 1 | 2013年1月23日 | 第一幕 - 第二幕 | ANZX-6951/52 | ANZB-6951/52 |
| 2 | 2013年2月27日 | 第三幕 - 第四幕 | ANZA-6953/54 | ANZB-6953/54 |
| 3 | 2013年3月27日 | 第五幕 - 第六幕 | ANZX-6955/56 | ANZB-6955/56 |
| 4 | 2013年4月24日 | 第七幕 - 第八幕 | ANZX-6957/58 | ANZB-6957/58 |
| 5 | 2013年5月22日 | 第九幕 - 第十幕 | ANZX-6959/60 | ANZB-6959/60 |
| 6 | 2013年6月26日予定 | 第十一幕 - 第十二幕 | ANZX-6961/62 | ANZB-6961/62 |
| 7 | 2013年7月24日予定 | 第十三幕 - 第十四幕 | ANZX-6963/64 | ANZB-6963/64 |
| 8 | 2013年8月21日予定 | 第十五幕 - 第十六幕 | ANZX-6965/66 | ANZB-6965/66 |
| 9 | 2013年9月25日予定 | 第十七幕 - 第十八幕 | ANZX-6967/68 | ANZB-6967/68 |
| 10 | 2013年10月23日予定 | 第十九幕 - 第二十幕 | ANZX-6969/70 | ANZB-6969/70 |
| 11 | 2013年11月27日予定 | 第二十一幕 - 第二十二幕 | ANZX-6971/72 | ANZB-6971/72 |
| 12 | 2013年12月25日予定 | 第二十三幕 - 第二十四幕 | ANZX-6973/74 | ANZB-6973/74 |
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ 城平京(原作)・左有秀(構成)・彩崎廉(作画) 『絶園のテンペスト』4巻、スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックスJOKER〉、2012年、256-257頁、ISBN 978-4-7575-3724-8。
- ^ 単行本2巻の表紙裏での彩崎廉の言葉より。
- ^ 公式NEWS 2012-12-11。
- ^ a b c d e f g “ガンガンコミックス”. NEWS (2012年9月15日). 2013年3月28日閲覧。
- ^ “絶園のテンペスト 8巻 公式サイト: 城平京: 左 有秀: 彩崎 廉: ガンガンコミックス: スクウェア・エニックス”. NEWS (2012年9月15日). 2013年3月28日閲覧。
- ^ “絶園のテンペスト 8.5 Collaboration Guide Book 公式サイト”. NEWS. クウェア・エニックス (2012年9月15日). 2013年3月28日閲覧。
- ^ “第1話完成披露試写会開催決定!”. NEWS (2012年9月15日). 2013年3月28日閲覧。
- ^ “「絶園のテンペスト」を見て、謎の孤島イースター島へ行こう! 「絶園のイースター島」キャンペーン実施中!” (2012年9月15日). 2013年3月28日閲覧。
外部リンク[編集]
- ガンガンNET | 絶園のテンペスト
- 絶園のテンペスト - 漫画 - ガンガンONLINE -SQUARE ENIX-
- TVアニメ「絶園のテンペスト」
- 絶園のテンペスト 番組サイト (MBS)
- 本チャンwebラジオ 絶園のテンペスト - ウェブラジオ - アニメイトTV
- TVアニメ「絶園のテンペスト」 (zetsuen_tempest) - Twitter
| 毎日放送 アニメイズム 第2部 (B2) | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
じょしらく
(26:25 - 26:55) |
絶園のテンペスト
(26:00 - 26:30) |
DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION
(26:05 - 26:35) |
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