ラーゼフォン

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ラーゼフォン
ジャンル ロボットSFラブストーリー
アニメ
原作 BONES出渕裕
監督 出渕裕
キャラクターデザイン 山田章博
メカニックデザイン 佐藤道明佐山善則
音楽 橋本一子
アニメーション制作 ボンズ
製作 ラーゼフォン製作委員会
フジテレビ
放送局 フジテレビ
放送期間 2002年1月21日 - 9月10日
話数 全26楽章
テンプレート使用方法 ノート
ウィキプロジェクト アニメ
ポータル アニメ

ラーゼフォン』(Rahxephon)は、ラーゼフォン製作委員会とフジテレビの製作によるロボットSF・ラブストーリーTVアニメ。全26話。2002年1月21日から2002年9月10日までフジテレビで放送された。

2003年には『ラーゼフォン 多元変奏曲』として劇場映画化されている(以下、劇場版と表記)。

目次

[編集] 概要

原作・監督は出渕裕。キャラクターデザインは山田章博。アニメーション制作は後にボンズ

本作品は、近未来の日本で少年少女が戦争に巻き込まれていく苦悩と葛藤を描いた作品である。

放送前の雑誌『Newtype』インタビューで、出渕はこの作品が『勇者ライディーン』のオマージュである事を語っている[1]

各話は「楽章」と呼ばれ、「歌」に感応する主役ロボットのパイロットは「奏者」と呼ばれる。敵の巨大兵器の名も音楽用語が冠される。

タイトルの由来は漫画版3巻の出渕のコメントによると、Rah(ラー)が太陽神から来た“神”という意味で、Phon(フォン)がphoneから来た“声”もしくは“音”という意味。そしてその間にあるXeは、『Xファイル』などのXから来ていて“未知”を表し、“神の未知なる声”という意味になる。

キャッチフレーズは「美と神秘に彩られた究極のSFロボットアニメ」。

[編集] ストーリー

21世紀の初め、日本の首都・東京は外部侵入者の「MU」(ムウ)により、その全体を半球状の物 (TOKYO JUPITER ‹東京ジュピター›) によって外部から隔離されてしまった。それから数年後、東京に暮らす神名綾人は、模試会場へ向かう途中で電車事故に遭う。助けを呼ぼうとした綾人はその途中で神秘的な少女・美嶋玲香と出会い、彼女に導かれるまま、東京の地下神殿にたどり着く。

その時、突如東京上空に現れた巨大な「何か」が放つ「歌」に共鳴した綾人は神殿内で倒れてしまう。混濁した意識の中、綾人が囁いた言葉、「ラーゼフォン」。その時、何者かが覚醒した。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 [記述をスキップ]


[編集] 登場人物

神名 綾人(かみな あやと)
- 下野紘
主人公。ラーゼフォンのパイロット「奏者(オリン)」。17歳の高校生。“東京”で平穏な日々を送っていたが、玲香との出会いを機にラーゼフォンへと導かれる。遙によれば「服のセンスはイマイチ」らしい。控えめな性格だが、良くも悪くも現実主義である。絵画が趣味で、よくスケッチブックを持ち歩いている。腹部に赤いアザ (ゼフォンの刻印、「認識」を表す形) がある。
神名麻弥の子として育てられていたが、遺伝子上の親は亘理士郎と如月久遠であり、如月樹の双子の兄。神名麻弥が早期に目を覚まし、17歳の奏者の資格を失ったため、代わりの奏者として生み出された。(劇場版では、神名麻弥の実息子)
中学時代、叔父(六道翔吾)と根来島を訪れた際に遥と出会い、彼女と東京で再会した後に付き合い始めるが、東京ジュピターの形成と共に離れ離れとなり彼女に関する記憶は次第に薄れていった。
当初は、少し内向的で、他人と距離を置くようにしていたが、数々の苦難や悲劇を乗り越えた末に大きく成長する。最後はイシュトリと一体化、真聖ラーゼフォンへと至り、久遠と世界の調律を果たした。調律後の世界ではニライカナイで遥と出会い、後に結婚。その外見は綾人と樹の両方を受け継いだもので(声は樹)、二人の間に出来た子供は久遠(見た目も久遠そっくり)。
劇場版では、時の狭間で観測者になるため同じ時を過ごせない事もあり、遥に自身と結婚した過去を与え、若いうちに死去したことになっているが、たまに現在に現れ遥に会いに来ている様子が最終シーンで見られる。
漫画版では、原作よりもやや不良少年となっている。ラーゼフォンの奏者となるべく生み出された人造人間であり、最後は真聖ラーゼフォンと共に消滅。エピローグにて樹がその生まれ変わりである事が示唆されている。
美嶋 玲香(みしま れいか)
声 - 坂本真綾
陽炎のようにうつろう幻の少女。17歳で、綾人の同級生として現れる。全てを見通したかのように、綾人に手を貸し導く存在。序盤に死んだと見えたのも錯覚か、その後何度も綾人と久遠の前に出現している。物語全体の神秘性を背負った謎の少女。
正体は、イシュトリ(ラーゼフォンの心を具現化した存在)。彼らは奏者の望む姿で現れるため、綾人が心の奥底で思い続けていた遥の姿を取っていた。奏者とイシュトリが一体化することで、ラーゼフォンはヨロテオトル(神の心臓)へと至る。一度は綾人に拒絶され人としての不安を露にしたが、功刀の死を経て「大切な人を守る」と決意した綾人に受け入れられ、ヨロテオトルへと至った。
TV版では一時期「ハルカ」と名乗ってTERRA指令センターに現れ、オペレーターを務めていた。
劇場版では、綾人をラーゼフォンに導いたり、観測者となった綾人と共に現れ、遥へ過去を授ける事となる。綾人と遥の孫である「神名玲香(かみな れいか)」としても、エピローグに登場。性格も明るい。
漫画版では綾人の幼馴染。15000年前、ラーゼフォンの操者となる筈だった巫女「イシュトリ」。誰の愛も受けなかったため、心の底で生きる事への絶望や全てを無に返す欲望を抱き、ラーゼフォンの暴走を招く。その後、オリジナルの人生をトレースし、「両親を失い、誰にも愛されず、利用され、17歳の誕生日に死ぬ」人生を繰り返して来た。終盤に死亡、ラーゼフォンの中に心(イシュトリ)として存在、綾人と共にヨロテオトルへと至る。戦いの後は魂がラーゼフォンから解き放たれ、遥として転生した。
如月 久遠(きさらぎ くおん)
声 - 桑島法子
樹の義妹で、初めて発見されたムーリアン。綾人をオリンと呼び、慕っている。普段は不思議ちゃんだが、玲香と同じように謎めいた言葉を発する事が多い。口癖は「らら」。腹部に綾人のものとは形が違う青いアザ(「生命」を表す形)がある。指令センターに自由に出入り出来る。胸にライフモジュールをつけている。
綾人(本来は麻弥)と対になるもう一人の奏者で、麻弥の姉。逆神隠しによって現れた2人の少女のうちの1人だが、発見後、綾人が17歳になるのに合わせて17歳となるように、バーベム財団によって眠らされ続けていた。遺伝子上は綾人と樹の母親であり、最終話では綾人に対して母性をのぞかせている。最後は、自身のイシュトリと一体化してもう1つの真聖ラーゼフォンへと至り、綾人と世界の調律を果たした。劇場版では想い人の下へ戻る。
MUでの名前は「クオン・アル・パディス」。
漫画版では、あまり感情を表に出さず「らら」の口癖も無いなど原作よりも大人びた印象。原作ほどは不可解な言葉を口にせず、劇中の役割は全く異なる。最後はヴァーミリオンに搭乗し、ベルゼフォンの攻撃から身を挺してラーゼフォンを守り、死亡。
紫東 遙(しとう はるか)
声 - 久川綾 / 劇場版の少女時代:坂本真綾
本作のヒロイン。TERRA情報部第二諜報課所属の特務大尉。29歳。恵の姉。綾人を東京ジュピターから外の世界へと連れ出した。エルフィとは良い飲み友達で、2人でよく焼肉に行く。
東京が健在だった頃、美嶋遙(みしま はるか)として東京に住んでおり、中学時代の綾人とは恋仲だった。TOKYO JUPITERの事件の際には東京を離れ奈良県の親戚の家にいたため巻き込まれなかった。奈良県内の大学に通う頃から樹と知り合い、交際するが、綾人への思いを断てず別れる。卒業後、離れ離れとなった綾人との再会を目的にTERRAへ入る。想いが断ち切れていないため、時折彼に対して思春期の少女のような表情を見せ、綾人の一言一言に一喜一憂する。裏切られたと感じた綾人から「あなたは……」と他人行儀に言われて、車中で泣き崩れる事もあった。
ヨロテオトルに至った綾人を追いかけるが、ラーゼフォンの直撃を受けるも、麻耶によって助けられ異世界にて綾人と再会する。
TOKYO JUPITER内の時間が外のおよそ5分の1しか流れていないため、外の世界にいた彼女だけが年をとった。玲香の姿は若い頃の遙の姿である。TV版のエピローグにて綾人と知り合った当時の様子が描かれ、その姿は本編中の玲香と全く同じであった(声は遥)。
漫画版の最終回では、ラーゼフォンが消えた事で、転生の鎖から開放された玲香の生まれ変わりである事が示唆されている。
紫東 恵(しとう めぐみ)
声 - 川澄綾子
遙とは歳の離れた妹(劇場版では異父妹)。明るく活発だが、遙に対してコンプレックスを抱いている。ストーリー序盤ではTERRA副司令の八雲が好きだったが、友人(キム)と恋仲という事を知り失恋。その後、綾人に惹かれるが、彼と遙がかつては恋人同士だったことを知り身を引く。キムや六道からは「メグ」と呼ばれる。TERRAにはオペレーター見習いとして配属、後に正規オペレーターとなる。
企画段階では、遙の娘だった。『ラーゼフォン 蒼穹幻想曲』において、EDによっては鳥飼の彼女だったり樹の彼女だったりする。ある意味可哀想な子である(※ルートによってはきっちり綾人とも結ばれる)。
漫画版では特に綾人と絡む描写はない。比較的アニメ版に近い外見である。オペレーター見習いであり、登場当初は諜報員のような活動を行なっていた。
キム・ホタル(金 湖月)
声 - 折笠富美子
恵の親友で、TERRAの正規オペレーター。オーストラリア国籍の韓国人。幼い頃に両親をMUのドーレムに殺され、かなり強い恨みを抱いている。そのため、ラーゼフォンに乗ることを拒んだ綾人を思い切り怒鳴りつけた。八雲と付き合っており、二人きりのときは「総ちゃん」と呼ぶほど甘い関係であった。物語終盤では八雲の子供を身篭ったが、覚醒した綾人の無差別攻撃により彼を失う。その後、人ではなくなった綾人に向けて銃を乱射、泣き崩れる。
漫画版ではクールな性格になっている。
八雲 総一(やぐも そういち)
声 - 宮田幸季
TERRA副司令。階級は少佐。物腰が柔らく甘いマスクの好青年。一見頼りなさそうにも見えるが、功刀の信頼は絶大であり、外見に似合わぬ大胆な作戦行動で功刀の不在時にも遜色なくTERRAを指揮する。
功刀の戦死後はTERRAの長官に就任、リーリャリトヴァクでの作戦指揮中に、覚醒した綾人の攻撃の巻き添えになった。その昔、四方田も憧れていた伝説的なハッカーであったことを知る者は少ない。
五味 勝(ごみ まさる)
声 - 田坂秀樹
TERRAのオペレーター。堅物な性格で、常に本を読んでいる。四方田の事を煙たがっているが、共に行動する事が多い。久遠に好意を抱いている。四方田とのコンビは「ゴミヨモ」と呼ばれる事がある。
四方田 洋平(よもだ ようへい)
声 - 原沢勝広
TERRAのオペレーター。眼鏡にドレッドヘアーという風貌で、陽気な性格であるがオペレートの時は的確な指示を見せる。五味同様久遠に好意を抱いている。
如月 樹(きさらぎ いつき)
声 - 宮本充 / 少年時代:平松晶子
TERRAに所属する科学者。博士号を持ち、専門はネリヤ遺跡やオーパーツの研究。如月久遠の兄であり、ラーゼフォンの研究や、久遠の体調管理を行っている。普段は柔和な態度を崩さないが、時折その表情には深い絶望や嫉妬が浮かぶ。それを見抜いているのは、唯一、一色真のみである。
ランクBの奏者(ラーゼフォンのパイロット)候補の一人として、真やヘレナと共に育てられた。久遠を遺伝子上の母に持つ、綾人の双子の弟。腹には綾人と全く同じアザがある。「兄の代用品」としての自分に深くコンプレックスを抱いている。同じく「代用品」である立場にあった真とは、苦悩と秘密を共有していた仲。
遙と同じ奈良県内の大学を卒業している。2人は学生時代には付き合っていたが、現在は別れている。今でも未練を残しており、助手の小夜子から好意を寄せられていても、それに答える気は全くない。
表向きは、TERRA所属の科学者となっているが、実は真と同様に、バーベム財団から送り込まれた人間である。綾人や久遠の扱いについては、財団の方針に否定的だった。財団とTERRA内での、立場の微妙な狭間から、結果的に真を見捨てる形となってしまい、密かに苦悩していた。ギリギリまで周囲に自分の感情を抑制し続けたが、真の死を目の当たりにして遂に爆発させる。その死さえも「できそこない」の一言で切り捨てるヘレナ(=バーベム)の冷酷さに激怒し、彼女を殺そうとするが、思いつめた小夜子によって、刺殺される。
漫画版では「TERRAに所属する科学者」以上の設定は存在しないが、綾人の転生したものである事が示唆されている。最終回で遥と結婚した。
七森 小夜子(ななもり さよこ)
声 - 田中敦子
樹の助手で研究員。遙の友人。樹に好意を寄せており、樹に近づく女性を排除にかかる。そのため、元恋人・遙に対しても複雑な感情を持っている。樹にとって有利になると判断すれば、打算的な行動も厭わない。それゆえに一時期は一色真と関係を持っていたこともある。打算と頭では割り切りつつも、彼女自身、密かにその逢瀬を愉しんでいたフシが見られる(12話)など、感情面ではかなり引きずられており、樹への満たされない想いを一色で代用していた様子。この屈折して不安定な情緒は、家族からの愛情を受けられなかった過去(あるいはその被害妄想)に起因し、その隙をMUにも突かれることになった(8話)。
実は、彼女もまたバーベムによって作られた「久遠の代用品」(バージョン7.34)であり、万が一の事態に備えて次世代の奏者を宿す母体として用意されていた存在だった。樹への執着や自身の過去は、全てその目的のためだけにバーベムによって予めプログラムされていたもので、愛憎の末に樹を刺殺した後、その事実をヘレナ(バーベム)によって知らされ、絶望の中で自害する。
漫画版ではMUのスパイで、後半に綾人をTOKYO JUPITERへと連れ込んだ。
功刀 仁(くぬぎ じん)
声 - 中田譲治
TERRAの司令官。綾人に対しては何かときつくあたるシーンが多く見受けられるが、全て彼のことを思っての行動である。冷静沈着な性格。冷徹な印象を感じさせる容姿だが、人望は厚い。青い小鳥(ミチル)を飼っているが、これは娘の名でもある。小説『ラーゼフォン 夢見る卵』では八雲との出会いが描かれており、現在の八雲の人格形成におけるキーパーソン。
第一次MU大戦時には九鬼正義の部下であったが、その時に知らずとはいえ娘・美智瑠のいる仙台に戦術融合弾を使用。結果、娘を殺めたことへの罪の意識を引きずっている。障壁消失後の戦闘で出現した九鬼のドーレムを迎撃するため、総員退避後のニライカナイに一人残り、基地もろとも九鬼と刺し違える形でこれを消滅させた。
劇場版では最後まで生き残り、原作での弐神の最後の役割を担当。予想外の調律を迎えた事に動揺したヘレナ(バーベム)を射殺した。
漫画版ではさほど重要な役割は果たしておらず、出番も少なめ。
六道 翔吾(りくどう しょうご)
声 - 大塚周夫
遙と恵の叔父。奈良で2人を養っていた。ニライカナイでの綾人の寄宿先の主。考古学者で、数十年前にニライカナイのネリヤ神殿で逆神隠しによって現れた少女を発見し、麻弥を養女として育てる。現在は一線を退き半ば隠居状態。恵に対しては父親代わりを意識して振舞うことが多い。功刀・八雲は「六道学校」の門下生で彼らから慕われており、相談相手としての顔も持つ人格者。
亘理長官とはかつての考古学の同僚で、旧姓の「神名」と呼んでいる。ドーレムの作りだした謎の空間に美嶋玲香と共に唯一〝あちら側〟の人間としてアナウンサーの姿をしてでてくるが、その後は特殊な力があるような描写はされなかった。
TV版・劇場版ともに綾人の血のつながりは無いが祖父に当たる人物。ニライカナイで生活をはじめた綾人に「親戚の家に遊びに来た様にしろ」と告げたのは、麻耶に対して親らしい事を出来ずに別れてしまった事への後悔の念から。
エルフィ・ハディヤット
声 - 杉本ゆう
α小隊の隊長。地球連合のパイロット。インドネシア出身。コールサインは「ブンガ・マワール」(インドネシア語の "Bunga mawar" は薔薇の花の意)。オーバーロード作戦に参加した戦闘機パイロットで同作戦で唯一の生き残り。遙とはオーバーロード作戦以来親しくしているが、小夜子とはあまり親しくないようである。普段は任務遂行のみに徹する軍人らしい性格だが、酒癖が悪く酔うと「お姉さんにロックオン」を迫るなど一変して暴走する。一方で綾人が戦うことをあまり良く思っておらず、何とかやめさせようとする優しい一面も。物語の途中でTERRAに配属され、「ヴァーミリオン」に乗り換える。
障壁消失後の戦闘でヴァーミリオンは大破するもののドーレム「オブリガート」を撃破するため引き続き晨星II型で出撃。覚醒した綾人の巻き添えを喰らい戦死。
漫画版では終盤に登場。ベルゼフォンにヴァーミリオンを破壊されるが、生存している。
キャシー・マクマホン
声 - 荒木香恵
α小隊の隊員。コールサインは「じゃじゃホース」。階級は少尉。すぐにムキになり易い感情的な性格。エルフィの呼びかけでTERRAに参加。ロックンロールを好む。
障壁消失後ドーレム「アレグレット」に敗れ、戦死する。
ドニー・ウォン
声 - 松本大
α小隊の隊員。コールサインは「東風」。階級は少尉。風水に通じている。エルフィの呼びかけでTERRAに参加。エルフィに好意を抱いている。小説によると中国語での名前は王銅春。
エルフィと食事の約束をするが、その直後のドーレム「オブリガート」との戦闘で身体をコクピットごと両断され、α小隊最初の戦死者となった。
ジャン・パトリック・シャプラン
声 - ふみおき
α小隊の隊員。コールサインは「マエストロ」。階級は大尉。ベテランの黒人。エルフィの呼びかけでTERRAに参加。過去エルフィの教官だった。小説によれば、若い頃指揮者を目指していた。
障壁消失後の戦闘で被弾したエルフィを助けるために、機体を盾にし大破させる。その後脱出するが、メゾフォルテに捕まり脱出ポッドごと潰された。
一色 真(いっしき まこと)
声 - 関俊彦 / 少年時代:朴璐美
地球連合監察官で20話以降はTERRA臨時司令。バーベム財団から送り込まれた人間で、エリート意識が強く高慢な物言いをする。そのため、周囲からは「白ヘビ」と揶揄されていた。現在では性格は歪んでいるが、本来はとても優しい性格である。CDドラマでは、TERRA全女子職員のアンケートで「口先だけっぽい男」「爬虫類っぽい人」「変態っぽいHをしそうな人」「恨み日記をつけていそうな人」の各部門でNo.1に輝き(?)、バレンタインデーに誰からもチョコレートを貰えず、バレンタインデーをよく理解していない久遠から貰ったチョコを号泣しながら食べるなど、悲惨な扱いを受けている(極め付けにエンディング後には「一色 真のモテモテ大作戦」なる出鱈目な予告をしている)。
樹、ヘレナと共に奏者候補として育てられたが、2人よりもランクが低い奏者(ランクD)であることがトラウマ、特に「D」という言葉に強い拒絶反応を示す。ランクDは量産型の意であり、15話「子供たちの夜」で登場した「先生」やシュバルツァーのパイロットは、全て彼と同じ顔をしている。その中でも、彼は寿命が延びた最新型のバージョン "3.20" で、幼少の頃に知らぬまま実験用ドーレム(15話)と同調し、奏者としての資質の片鱗を見せる。自分の素顔を晒すことも許されていない、その他大勢のDシリーズ達の中で唯一、固有名を与えられ英才教育を受けた彼は、確かに「選ばれた種」(15話より)であったはずだった。
結局、奏者にはなり得ず、それ以降は、常に自分の存在価値と意味を模索して生きてきた。事あるごとに神名綾人に対して苛立ち威圧高に詰るのは、つまるところ奏者としての価値を無くした自らの、劣等感の裏返しに過ぎない。また、樹の幼馴染として、彼の苦悩も充分熟知しているために、なおさら、その存在が許せず、嫌悪感に拍車をかけた様子。
その後、神名綾人逃亡の責任追及から功刀仁を更迭し、TERRA臨時司令となり、全精力を賭けTOKYO JUPITERを消滅させる「ダウンフォール作戦」を実行。TOKYO JUPITER自体は消滅したものの、それによってMUの戦力が世界に拡散する (この時世界中の上空にヒニラプラが現れる描写がなされた) という事態を招き、結果的にダウンフォール作戦は失敗に終わる。この作戦は敢えてそうなるように周囲(イシュトリの精神操作、および八雲達の情報隠蔽、そして障壁消滅のための捨石にするというバーベムの目論見)によってあらかじめ仕組まれていたものだった。最初で最後の作戦名もまた「D」作戦だった。
ダウンフォール作戦失敗が原因でTERRA臨時司令の任を解かれた後、唯一心を開いていた樹に裏切られた(と真は解釈している)上に財団からも見捨てられたことから、遂に精神の均衡を崩す。解任後は艦艇に監禁されていたが、25話で連行しに来た兵士達を殺害し脱走、さらにシュバルツァーのパイロットの生き残り3名と執事およびバーベム卿を射殺(この時既にバーベム卿の魂はヘレナの体に移っていたため、肉体のみで実際には殺せていないが)するも、直後に侍女のライラと相討ちとなり、凄惨な最期を迎えた。
朝比奈 浩子(あさひな ひろこ)
声 - かかずゆみ
綾人がTOKYO JUPITERにいた時のクラスメイト。鳥飼とは恋人同士であるが、本当は綾人のことを想っている。首都侵攻作戦時に怪我を負う。
MUの記憶操作を知らないうちに受けており、鳥飼と綾人のどちらと先に出会ったか忘れている。わざと他の者より洗脳が弱くされており、周りの人間の異変に気づきTOKYO JUPITER内の人間には見えないようになっているドーレム「メトロノーム」が見えている。後に東京に戻ってきた綾人に連れられて東京から脱出し、彼と2人で生活を始める。その後、潜伏先の町にドーレムが現れた際にはラーゼフォンに乗りドーレムを迎え撃つ綾人を見送り彼の帰還を待ち続けたが、実はそのドーレム「ヴィブラート」は浩子と同調していたものであり、ラーゼフォンがヴィブラートを攻撃するのにしたがって同調者である浩子自身も傷を負っていき、遂にはヴィブラートがラーゼフォンに倒されたために命を落とした。
劇場版では準ヒロイン。綾人が遙と結ばれた際にはショックのあまりに涙を流し、その悲しみを忘れたいがために鳥飼と付き合っていたようである。
漫画版ではMUに洗脳され、綾人と戦う。最後は暴走したラーゼフォンに切り裂かれ、死亡した。
鳥飼 守(とりがい まもる)
声 - 野島裕史
綾人がTOKYO JUPITERにいた時の同級生。よく軽口を叩き、浩子に突っ込まれているため、軽薄な印象を受ける。
綾人とは気軽に話せる友人関係を築いていたが、その正体はムーリアン「シノン・ベル・バラム」。綾人の監視者(ウォッチャー)として、彼の近くにいるために浩子と付き合うが、付き合ううちに本当に彼女を愛するようになった様子。浩子の死をきっかけに綾人に嫉妬を含めた逆恨み的感情を抱き、ドーレム「オブリガート」でラーゼフォンに挑むも覚醒した真聖ラーゼフォンによって一撃で落とされ死亡する。死の間際、彼の脳裏を掠めたのは浩子の笑顔だった。
調律後の世界では、浩子と結婚する報告を綾人と遥に手紙で報告している。
漫画版では序盤に登場して以降、姿を見せなかった。
神名 麻弥(かみな まや)
声 - 橋本一子
綾人の母(TV版では義母、劇場版では実母)。研究熱心なために家を空けがちで、そのことを内心で詫びている。MUでは実力者(弐神からは総督の職位にあることが告げられる)であり、コンダクターとしての使命を担う。実は、逆神隠しによって現れた少女の一人で、かつて六道の養女として育てられていたが、六道の下から姿を消してしまう。
奏者の資格をもっていたが、成長したため資格を失う。綾人を奏者とすることに執着し、TOKYO JUPITER事件を引き起こした。本名「マヤウェル・アル・パディス」。
漫画版では全ての黒幕で、原作と比較すると感情的な人物になっている。ラーゼフォンの暴走で飛ばされたこの世界で迫害を受けてきた。そのため、調律によって現在の世界を自分が本来居るべきMUの世界に書き換えようとしていた。最後はベルゼフォンで綾人を追い詰めるが真聖ラーゼフォンの前には敵わず、さらに結果的に自分の手で殺めた久遠の言葉を受け、戦意を喪失。MUの世界共々消滅した。
ヘレナ・バーベム
声 - 兵藤まこ
エルンスト・フォン・バーベムの秘書的な存在で、よく彼のそばにいる。
かつて樹や真とともにランクBの奏者候補として育てられていた。バーベム卿に狂信的な愛情に近い忠誠心を持っており、最後は彼に自身の肉体を精神の器として差し出す。
当初は白いブラウスに黒いスカートという服装だったが、バーベム卿が彼女の肉体に乗り移ってからはブラウスの色が白から黒に変わった。
九鬼 正義(くき まさよし)
声 - 大塚芳忠
TOKYO JUPITER内のMU総督府の防衛指揮を執る責任者で、階級は一佐。TERRAの司令官である功刀仁とは浅からぬ因縁がある。麻弥には絶対服従の様子。最大級のドーレム「ラルゴ」で出撃し、ニライカナイを襲撃するも、功刀の策にはまり死亡。
三輪 忍(みわ しのぶ)
声 - 浅川悠
TOKYO JUPITER内のMU総督府の副司令官で階級は一尉。状況や戦場に応じてドーレムに指示を出すことが出来る存在。障壁消失後はドーレム「アレグレット」と同調し連合と戦うが、エルフィに倒される。
ブチ
遙がTOKYO JUPITERを脱出した際、拾った二毛猫。ニライカナイに一緒に行き、六道家のペットとなる。
名前の由来は監督・出渕裕の姓(いづぶち)に因むものとされている。
亘理 士郎(わたり しろう)
声 - 内海賢二
TERRAの長官。前線は功刀以下の現場の指揮官にまかせ、連合との調整役に徹する。そのため海外との往復が多く、旅先の土産を配るのが半ば趣味(CDドラマでは、それが原因で大騒動となる)。劇場版ではキャラクターが整理・統合された結果、亘理としては登場せず、綾人誕生前に神名姓のまま殺害されている。
元の苗字は「神名」で大学教授をやっており、六道翔吾と共にニライカナイのネリヤ神殿で逆神隠しによって現れた少女を発見した。遺伝子上は綾人と樹の父親であるが、最後までそれを明かすことはなかった。なお、TOKYO JUPITER形成前の一時期は、東京に神名麻弥と共に住んでいたようである。
弐神 譲二(ふたがみ じょうじ)
声 - 堀勝之祐
天戸通信社の記者としてTERRAを取材するためニライカナイに来島。作品の狂言廻しの役割を担い、遥に様々な情報を取引と称して教える。
実は「弐神譲二」は偽名で、本名は十文字猛。正体は新聞記者ではなく連合統括部六課の中佐であり、自身を猟犬と言い表す。物語の終盤でラーゼフォンシステムが世界を調律する光に歓喜するバーベム卿に、引導を渡した。
映画版には登場しない。
エルンスト・フォン・バーベム
声 - 家弓家正
TERRAを財政面、技術面で支援するバーベム財団の当主で、世界を裏から牛耳っている。一万年以上も生きていると噂されており、また何代も前から外見が変わっていないため「メトセラ」や「ノスフェラトゥ」(吸血鬼の総称で、ここでは「不死」の意)などの呼び名を持つ。
その正体はラーゼフォンシステムの開発者であり、麻弥や久遠からは「ナーカルの兄弟」と呼ばれるMU世界を追放された生粋のムーリアン。自らを「創造主」と称す。外見が何代も前から変わらなかったのは、何万年も前から自分の意識をクローンに移し変えて生きてきたためである。ラーゼフォンの覚醒、そしてラーゼフォンによる世界の調律にのみ興味があり、奏者候補を生み出すなど長年にわたって準備を整えてきた。
物語後半で自分の肉体を捨て、ヘレナの肉体に精神を移す。彼の計画が最終段階を迎え、ラーゼフォンシステムが世界を調律する瞬間を目の当たりにし歓喜するが、その直後に歓喜の中で十文字猛によって射殺された。
ただし自分で支配したり生き延びるのが目的ではなかったので、TV版では彼の目的が果たされてしまった形になる。
劇場版では、予想外の展開に動揺していた所を功刀によって射殺される。

[編集] 登場ロボット・兵器・組織など

MU(ムウ)
突如東京に出現した謎の存在。強力な破壊力を持つ巨大兵器「ドーレム」を操る。地球に攻撃を仕掛けてきたというより、まずアメリカが先制攻撃を仕掛けて惨敗、ついで日本がひそかに保有していた核兵器を使用、東京ごと消滅させようとした(これらの事実は全て隠蔽されている)。
TOKYO JUPITER(トーキョー ジュピター)
核攻撃を受けたMUが東京を覆い隠すために作り出した超巨大ドーム。絶対障壁と呼ばれる破壊不可能な壁で覆われ、東京に住む約2千万人もの人々を中に閉じ込めた。障壁が木星の表面に似た模様を持っていることからこう呼ばれる。TOKYO JUPITER内では時間が6分の1ほどの早さで進むため、ドームの外部とは約12年分の時間差(遅れ)が生じている。内部の住人はMUによる洗脳を受けており、自分たちがドームの内側に幽閉されていることも意識になく、ドーレムが暴れ回っても全く気にしない(なおラーゼフォン出現時はドーレムが関係したためか、幽閉された人間は同じように気にしていない)。
また、中の人間は次第にムーリアンに変化していき、奏者となるものもいる。
TERRA(テラ)
"TERENO EMPIREO RAPIDMOVA REAKCII ARMEO"(最高天特区機動軍)の頭文字を取った略称。MUおよびTOKYO JUPITERを攻略するために日本で組織された、地球連合傘下の研究機関。功刀の言ではD1(ドーレム)の殲滅が最優先目的で、人命救助の為の機関ではないとのこと。当事国である日本人が構成員の大半を占める関係から、TERRA内部では基本的に日本語が使われるが、地球連合内では公用語としてエスペラント語を使用する(TERRAのネーミングもこれを反映させたことによる)。
ニライカナイ
九州沖にある根来島と、人工の島である神至市を総称した呼び方。根来島には祠や六道家がある。神至市にはネリヤ神殿やTERRA本部がある。
ラーゼフォン
TOKYO JUPITERの地下から出てきた謎の巨大ロボット兵器。通称5A。TOKYO JUPITERから脱出した後はTERRAの兵器として使用される。非戦闘状態では頭部脇についている羽が顔を隠しており、綾人が乗ると同時に目を覆うバイザーが収納され、赤い目が開眼される。さまざまな正体不明の武器を使い(ゲーム版である『蒼穹幻想曲』や『スーパーロボット大戦MX』では武器の名前は明記されていた)、その圧倒的な力と生物的なデザインは、ロボットというより巨神に近い。劇中では使用法がわからずTERRA内で綾人を乗せて実験なども行われた。綾人の意識に呼応して赤い目が額に隠れ“真実の目”が現れる。
奏者がイシュトリと一体化し、神の心臓(ヨロテオトル)へ至る事で、人間の形をした宛ら天使のような外見の真聖ラーゼフォンへと姿を変える。この形態を「アヤトゼフォン」と呼ぶ。
ベルゼフォン
久遠がイシュトリと一体化したもう一体のラーゼフォン。真聖となった状態は「クオンゼフォン」と呼び、男性型のアヤトゼフォンとは対照的に女性型である。アニメ版では最初からクオンゼフォンの状態で登場となるが、真聖に至る前の姿は黒いラーゼフォンであり、漫画版や『蒼穹幻想曲』でその姿を見る事ができる。
ヴァーミリオン
バーベム財団から供与された、ラーゼフォンに酷似したシルエットを持つ巨大ロボット兵器。
全身は軟質外装で覆われており、内装と外装の間にはゼリー状の気密調整用液体が注入されている。携行火器のバウスガザルはレールガンと波動光弾の発振機を備え、光弾は岩礁1つを軽く消し飛ばし、レールガンはドーレムを一撃で消滅させる力を持っている。
コクピットはTERRAや地球連合軍の戦闘機、晨星2型に酷似しており訓練さえ積めば特殊な力が無くても操縦することが可能。第20楽章では量産されており、α小隊によって運用されていた。
その実態は第15楽章に登場した泥人形であり、外装内にバーベムの屋敷と同じ力場を発生させることで、その形状を維持している。ドーレムを模して作られた地球製ドーレムとも言うべき存在。何らかの理由でラーゼフォンが調律に使用できなくなった際に使う「保険」であったようだが、久遠からは「穢れた鏡」と評されている。エルフィ機を除いて全滅し、かろうじて生還したエルフィ機も、装甲から素体が覗けるほどに損傷がひどく、最終的に乗り捨てられる。
シュバルツァー
ヴァーミリオンの発展型。全身のカラーは黒で、頭部以外はヴァーミリオンに酷似している。MUとの最終決戦において6機が投入された。全て一色真と全く同じ姿をしたクローンが操縦している。強化型バウスガザルで海域丸ごとドーレムを蒸発させるなど、ヴァーミリオン以上の活躍を見せたが、そのうち2機はアレグレットとメゾフォルテの挟撃で撃墜され、1機はオブリガートの一撃で撃破される。残りのパイロットとともに撤退した3体がまだ残存しているはずなのだが、二度と出番は訪れなかった。
ドーレム
MUが操る巨大兵器。破壊音波やビーム砲などの強力な武装を持ち、通常兵器では歯が立たない。ドーレムはMU側の呼称であり、TERRAではD1と呼ぶ。出現時に「D1アリア」と呼ばれる固有の音紋を持つ歌のようなものを発生させ、これを検知することでTERRAはD1の襲来を確認する。
奏者(パイロット)による思考制御で動き、ドーレムが損傷すると奏者も傷つく。そしてドーレムが破壊されると奏者も死亡する。
メトロノーム
TOKYO JUPITER内の空中を浮遊し複数存在するドーレム。侵入者があると攻撃してくる。全長90メートル。
メゾフォルテ
ダウンフォール作戦後に出現したドーレム。音叉に似た形状をしており、ビームを発射する。なお音叉の開口部は任意で閉じられる模様。全長78メートル。
アレグレット
劇中一番多く登場するドーレム。巨大な羽をもつフォルム。額部分からプラズマ破光を発射する。最終的には三輪と同調、エルフィに倒される。全長58メートル。
フォルテシモ
左右非対称のフォルムをもつ。口の部分から高周波を発する。全長56メートル。
グラーベ
弦楽器のような形状をしている。触手を伸ばして金属を侵食する攻撃を行う。ラーゼフォンに破壊され、地球連合によって残骸が回収された。全長110メートル。
リタルダンド
オーロラと共に出現する。物体を地面の下に沈下させる能力がある。かつて8つの都市と600万の人々を消滅させた。全長120メートル。
フォルツァンド
移動要塞のような役割を果たす超巨大ドーレム。雲の中に潜み、体内からドーテムを発進させ、プラズマ雲を作り出す。全長4700メートル。
スフォルツァンド
巨大な氷樹のようなドーレム。破壊されたフォルツァンドの核が、小夜子を取りこんで成長したもの。気候を操り寒波を起こした。全長290メートル。
ラルゲット
太平洋上でα小隊とラーゼフォンと交戦した。光線を発射して攻撃する。ラーゼフォンとα小隊の連携攻撃により撃破される。全長100メートル。
ビバーチェ
流線型の形状をしたドーレム。頭部に天使の輪のようなリングを持つ。ラーゼフォンの口からドーレム結石を送り綾人の精神を操ろうとした。全長115メートル(リング含まず)。
ファルセット
キノコ状のドーレム。胴体が分かれると中にもう一体潜んでおり、ラーゼフォンを飲みこもうとした。全長120メートル。
アルペジオ
衛星軌道上に出現したドーレム。久遠と綾人に麻弥からのメッセージを伝えた。全長は計測不能。
オルタネート
2体に分離して攻撃をしかけてくるドーレム。合わせ鏡のような異空間を作り出すことが出来る。全長49メートル。
ヴィブラート
既にムーリアンと化していた浩子と同調したドーレム。フードを被ったような姿をし、足に当たる部分の突起で攻撃する。何も気付かぬ綾人のラーゼフォンと戦闘、というよりほぼ一方的に破壊されながら、電光掲示板やテレビなどに隠していた本心を流し続ける。綾人がそれに気づいたのはヴィブラートを破壊した後であり、当然浩子は既に死亡していた。全長37メートル。
スタッカート
麻弥に付き添う小型ドーレム。全長2.35メートル。
ラルゴ
東京を売ってムーリアンとなった九鬼が操るドーレム。ドーレム中最大級の都市並みの大きさを誇り、下部に無数のプラズマビーム発射口を備える。その強大な力で各都市を壊滅させ、ニライカナイに迫るが、功刀のジュピター自爆攻撃を受け消滅した。全長2600メートル。
オブリガート
守が操るドーレム。ドーレムの中でも最強クラスの戦闘能力を誇る。戦闘の際にはブリランテに乗る。ドーレムでは唯一男性的なデザイン。全長54メートル。
綾人個人を浩子の仇と付け狙うが、覚醒した綾人(ラーゼフォン)によって撃破された。
ブリランテ
台座のような形をしたドーレム。オブリガートを乗せて飛行する。高速移動により衝撃波を発する。全長65メートル。
ドーテム
MUの尖兵とも言える小型兵器。無数に出現し、上部の球面スリットからビームを放って攻撃を仕掛ける。TERRA側の呼称はD2。全長25メートル。
ムーリアン
MUの世界の人々を指し、地球ではTOKYO JUPITERを支配する青い血の人間。麻弥を女王とする女系支配を敷いている。体のどこかに特殊な形のアザがある。この世界で存在し続けるためには、ドーレムか人と同調している必要がある。そのため、ドーレムの奏者はほとんどがムーリアンである。
リーリャ・リトヴァク
TERRA所属の特務航空母艦で全長465メートル。2隻の空母(左舷側旧称アレクセイ・サロマーテン、右舷側旧称リーリャ・リトヴァク)を合体させ、艦首中央に電磁カタパルトを有する。元々TERRAは同組織に所属していたイワン・コジェドゥーブ級航空母艦2番艦アレクセイ・サロマーテンに重力場カタパルトを取り付けTDDU装着機に対応する予定であったが、技術的問題により頓挫。結果電磁カタパルト採用のため、ロシア海軍で試験中であった同3番艦リーリャ・リトヴァクを急遽購入し、2隻の間にカタパルトを備えることで問題の解決をみたという経緯がある。オーバーロード作戦ではTOKYO JUPITERを脱した遙と綾人を収容し、ニライカナイへ搬送する。ドーレム部隊との交戦で中破し、行動不能のところを覚醒した綾人が放った波動に巻き込まれ消滅した。α小隊の乗機、晨星2型も本艦の艦載機である。艦名は第二次世界大戦当時のソ連の女性パイロット、リディア・リトヴァクとその愛称「リーリャ(百合)」にちなんだもの。また左アレクセイ・サローマティンは彼女の上官であり、恋人であったとも言われている。
晨星2型(しんせいにがた)
TERRAが保有する最新鋭戦闘機。なお「しんせい」は俗称であり、正式には「チェンシン」と呼ぶ。ステルスボディと3次元ベクタードノズルを備え、圧倒的な性能を誇る。TDDUを装着すれば絶対障壁の突破も可能であり、実際オーバーロード作戦にもエルフィ・ハディヤット中尉の機体が投入され唯一帰還を果たした機体ともなっている。本機体は名前の通り中国軍が開発したものであったが、ロシアから購入したSu-47用の飛行制御プログラムを用いている。しかしそのプログラムはモンキーモデルであったため開発は難航。そのままロシアに売却され、そこでプログラムの入れ替えが行われ本来の性能が発揮できるようになったという設定がある。操縦席を機体中央に備えた1型と従来通り操縦席を機首に備え、透明キャノピーを採用した2型が存在した。だがI型の操縦席は操縦性が劣悪だったため晨星の仕様は2型に統一。また操縦席をピンポイントで狙撃する新型ミサイルへの対抗措置として結果的に不透過の防御型キャノピーを装備する事となった。そしてTERRA仕様のものはさらにエンジンをロールスロイス製に換装するなど細部に改修を加えほぼ別物となっている。劇中では主にα小隊が使用していたが、ヴァーミリオン配備と同時に使われなくなった。だが第25楽章においてヴァーミリオンを破壊されたハディヤット中尉が使用し、オブリガートにTDDUによる攻撃を仕掛けたが失敗。真聖ラーゼフォンの放った音叉によって中尉と共に最期をとげた。全長28m。
ティターニァMk.IIb
BAA社が開発した地球連合軍航空部隊の主力戦闘機。TERRAにも配備されているが徐々に晨星への機種転換が進んでいる。本機は本来、攻撃と防御の双方に対応した強力なレーザー機銃と新型複合エンジンの搭載により、亜音速から極超音速までのあらゆる速度で行動可能な全く新しい戦闘機として開発が進められていた。だがレーザー機銃とエンジンの開発が難航したためレーザー機銃を廃し、通常のエンジンを積んだ戦闘機として一応の完成をみた。しかしながらその性能は主力機となるに十分なもので、特に格闘戦においては晨星に勝るとも劣らない性能を持つ。そのためか劇中においてはジャン・パトリック・シャプラン大尉がα小隊においてただ一人本機を使用している。だがヴァーミリオン配備後、大尉が使用することはなかった。全長25m。
エーリアルMk.IIb
BAA社が開発したVTOL攻撃機。TDDUを装着可能で、TERRAではエンジンを切った状態でのピンポイント降下が諜報部員の隠密活動に役立つという理由により採用されている。劇中においては主に紫東遥大尉が使用し、第一楽章の前において大尉がTOKYO JUPITERに潜入する際にも用いられている。またTV版最終楽章、劇場版の終盤において紫東大尉が真聖ラーゼフォンとなった綾人にあいまみえる際に使用され、2体のラーゼフォンの攻撃により消滅した。なお劇中で使われているエーリアルは複座型でTERRAにおいてはエーリアルB-Ia型と呼ばれている。
F-2c
MU総督府の監理する首都防衛軍が保有する戦闘機。愛称は極光改。大きなウイングレットを備えたデルタ翼が特徴。一時はF-16ベースの機体も考えられていたが、技術的に国産案が可能であることが強固に主張され、現在の形となった。また当初はエンジンのみ国産ではなかったが、TOKYO JUPITER出現後はエンジンも国産のものに換装され、F-2c改と呼ばれるようになった。時間の経過が遅れている東京では最新鋭機であったが、対ドーレム戦を想定して開発された国連の最新鋭機には歯が立たず、次々と撃ち落されていった。劇場版ではTOKYO JUPITER出現時にも登場し、こちらは航空自衛隊所属であったが、MUのドーテムやドーレムに多数が被撃墜されている。なお首都防衛軍保有の機体はグレイ、自衛隊所属機体は実機同様洋上迷彩に塗装されている。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] スタッフ

  • 原作 - BONES出渕裕
  • 監督 - 出渕裕
  • キャラクターデザイン - 山田章博
  • アニメーションキャラクター - 菅野宏紀
  • メカニックデザイン - 佐藤道明佐山善則
  • デザインワークス - 武半慎吾
  • アートコンセプト - 宮武一貴
  • アニメーションディレクター - 佐野浩敏
  • メカニカル作画監督 - 竹内志保
  • 美術監督 - 東潤一
  • 色彩設計 - 中山しほ子
  • 撮影監督 - 大庭直之
  • 音響監督 - 鶴岡陽太
  • 音楽 - 橋本一子
  • プロデューサー - 南雅彦、永田勝治、佐々木史朗、川上大輔
  • アニメーション制作 - ボンズ
  • 制作 - ラーゼフォン製作委員会、フジテレビジョン

[編集] 主題歌・挿入歌

オープニングテーマ「ヘミソフィア
作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 坂本真綾
エンディングテーマ「夢の卵」「yume no tamago」(English Version)
作詞・作曲・編曲 - 橋本一子 / 歌 - 橋本一子・橋本まゆみ(現:橋本眞由己)
挿入歌「カトゥンのさだめ」
作詞・作曲・編曲・歌 - 橋本一子

[編集] 各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 キャラ作画監督
第1楽章 首都侵攻
- OVER LORD -
出渕裕 京田知己 菅野宏紀
第2楽章 神人(しんじん)目覚める
- AWAKENING -
高山文彦 安藤真裕 伊藤嘉之
第3楽章 二人の街
- Welcome to our town -
桐生祐狩 岡村天斎 横山彰利 富岡隆司
第4楽章 自分の時計
- Watch the year hand -
榎戸洋司 村木靖 斎藤恒徳
第5楽章 ニライカナイ
- On Earth As It Is In Heaven -
京田知己
坂本郷
佐藤育郎 菅野宏紀
長谷部敦志
第6楽章 消滅都市
- Lost Songs Forgotten Melodies -
大河内一楼 横山彰利 水畑健二
第7楽章 集まる日
- Phantom In The Cloud -
村木靖 伊藤嘉之
第8楽章 凍る聖夜
- The Dreaming Stone -
榎戸洋司 岡村天斎 京田知己 富岡隆司
第9楽章 時の祠
- SANCTUARY -
會川昇 河森正治 佐藤育郎 逢坂浩司
小森高博
堀川耕一
特別編集版 翼の記憶
- Memory -
-
第10楽章 追憶のソナタ
- War In The rememberance -
桐生祐狩 安藤真裕 斎藤恒徳
第11楽章 虚邪回路
- NightMare -
小中千昭 京田知己 水畑健二
第12楽章 黒い卵
- Resonance -
横山彰利 伊藤嘉之
第13楽章 人間標本第1号
- Sleeping Beauty -
大河内一楼 岡村天斎 佐藤育郎 入江泰浩
第14楽章 鏡の中の少年
- Time After Time -
大野木寛 安藤真裕 逢坂浩司
小森高博
堀川耕一
第15楽章 子供たちの夜
- Child Hood's End -
磯光雄 菅野宏紀
第16楽章 他人の島
- The Moon Princess -
大野木寛 京田知己 斎藤恒徳
第17楽章 迷宮への帰還
- Ground Zero -
小中千昭 増井壮一 水畑健二
第18楽章 蒼き血の絆
- The Memory Of A Lost City -
横山彰利 小平佳幸
第19楽章 ブルーフレンド
- Ticket to Nowhere -
高山文彦 京田知己 入江泰浩
第20楽章 綾なす人の戦い
- Interested Parties -
榎戸洋司 安藤真裕 工藤進 桑名郁郎
第21楽章 ゼフォンの刻印
- Good Bye My Friend -
大野木寛 増井壮一 佐藤育郎 菅野宏紀
第22楽章 木星消滅作戦
- Down Fall -
京田知己
仕舞屋鉄
京田知己 伊藤嘉之
第23楽章 ここより永遠(とわ)
- Where The Sweet Bird Song -
大河内一楼 安藤真裕 富岡隆司
第24楽章 調律への扉
- Twin Music -
小中千昭 横山彰利 水畑健二
第25楽章 神の不確かな音
- Deus Ex Machina -
増井壮一 斎藤恒徳
最終楽章 遙か久遠の彼方
- Time Enough For Love -
大野木寛 京田知己 菅野宏紀

[編集] 放送局

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています
放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列
関東広域圏 フジテレビ 2002年1月21日 - 月曜 16時25分 - 16時55分
(第10楽章まで)
フジテレビ系列
京都府 KBS京都 2002年1月28日 - 月曜 25時25分 - 25時55分 独立局
兵庫県 サンテレビ 2002年1月29日 - 火曜 24時40分 - 25時10分
福岡県 テレビ西日本 2002年1月31日 - 木曜 16時25分 - 16時55分 フジテレビ系列
北海道 北海道文化放送 2002年1月31日 - 木曜 26時05分 - 26時35分

日本で初放送された当時、近畿広域圏では、FNS準キー局関西テレビではなく、サンテレビKBS京都びわ湖放送奈良テレビテレビ和歌山といった独立局各局で放送されていた(UHFアニメにおいては関西・中京圏広域局および関東圏独立局の組み合わせがよく見られるが、その逆である)[2]

ちなみに、関西地区以外のネット局は、北海道文化放送さくらんぼテレビ石川テレビ東海テレビ高知さんさんテレビテレビ西日本と、全てFNS系列局である。

先述のように、キー局のフジテレビでは放送当初は夕刻帯で放送していたが、視聴率低迷により第10楽章(10話) から深夜帯に移動した。東海テレビでは逆に深夜帯から夕刻帯に移動した。このため、当作品はテレビアニメでも異例の同じ作品で全日枠アニメと深夜アニメの両方に分類[3]される事になる[4]

[編集] 劇場版

ラーゼフォン 多元変奏曲
2003年4月19日に松竹系で公開されたアニメ映画。テレビアニメ版の総集編に当たるが、ストーリーおよび設定の変更が行われており、一種のリメイクでもある。
  • 総監督 - 出渕裕
  • 監督 - 京田知己
  • 音楽 - 橋本一子
エンディングテーマ「tune the rainbow
作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 坂本真綾

[編集] CD

全てビクターエンタテインメントより発売。

[編集] サウンドトラック

全て音楽の橋本一子によるもの。

  • 『ラーゼフォン O.S.T.1』 (2002年5月2日)
  • 『ラーゼフォン O.S.T.2』 (2002年6月21日)
  • 『ラーゼフォン O.S.T.3』 (2002年8月21日)
  • 『ラーゼフォン 多元変奏曲 O.S.T.』 (2003年4月23日)
  • 『ラーゼフォン CD-BOX』 (2007年)

[編集] CDドラマ

  • 『ラーゼフォン サウンド・ドラマ』 (2002年9月4日)
本編中には語られなかった2月14日、バレンタインデーのエピソード。本編の雰囲気をぶち壊すハチャメチャな展開と普段からは到底考えられない登場人物達の暴走ぶりで描かれるドタバタコメディである。

[編集] ゲーム

ラーゼフォン 蒼穹幻想曲
2003年8月7日バンダイより発売。プレイステーション2用ソフト。開発は株式会社シェード。
限定版にはOVA(オリジナルビデオアニメーション)『彼女と彼女自身と』を始めとした、特典映像DVDが付属。
綾人を操作するアドベンチャーパートと、ラーゼフォンを操作する戦闘パートで構成されている。
選択肢によって綾人がMUに味方したりと、原作とは異なるストーリーを楽しむことができる。
スーパーロボット大戦MX
2004年5月27日バンプレストより発売。プレイステーション2用ソフト。2005年12月29日には『スーパーロボット大戦MX ポータブル』としてPSPに移植されている。
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
2007年11月1日バンプレストより発売。プレイステーション2用ソフト。

[編集] 書籍

[編集] マンガ

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています
ラーゼフォン(全3巻)
(原作:BONES・出渕裕、作画:百瀬武昭、発行:小学館サンデーGXコミックス〉)
コミカライズ版であり、アニメの原作ではない。世界観の設定などはアニメ版と共通するが、ほとんどの登場人物の性格や設定が大きく異なり、アニメ版とは異なる作品と見られることが多い。難解な構成だったアニメ版と比較すると判り易い内容となっている。
全3巻という事もあり、展開は早い。前半の流れこそアニメに近いが、後半からはバーベムなどは登場しないため、世界の調律といった展開には進まず、MUとの戦いや綾人と玲香の恋と死を主軸とした、アニメ版とは全く異なる物語となっている。作者は一巻の巻頭で「家族」と「幸せ」がテーマであると語っていた。また、ほとんどの女性キャラはアニメ版と容姿も異なる。原作者の出渕もファンとして読んでいた[5]

[編集] 小説

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています
ラーゼフォン(全5巻)
(原作:BONES・出渕裕、著:大野木寛、出版社:メディアファクトリー)
TVアニメ版のノベライズ。ただし、綾人が遥より一年先輩だったりする点、ヴァーミリオンの能力、シュヴァルツァーの扱いなど、設定や展開がTVアニメ本編とは若干変更されている。
ラーゼフォン 夢見る卵
(原作:BONES・出渕裕、著:大野木寛、出版社:メディアファクトリー)
TVアニメ版の番外編的なサイド・ストーリーを収録した短編集。
ラーゼフォン 時間調律師
(原作:BONES・出渕裕、著:神林長平、出版社:徳間デュアル文庫
原作の設定を基にしたシェアワールド・ノベル。

[編集] 画集

山田章博の世界 〜ラーゼフォン アートワークス〜
(2003年7月7日、発行:ソフトバンクパブリッシング) ISBN 4-7973-2316-7
キャラクターデザインの山田章博による人物設定画集。
画集ラーゼフォン
(2003年4月18日、発行:メディアファクトリー) ISBN 4-8401-0744-0

[編集] その他

  • 「TOKYO JUPITER」の名称・設定は小松左京原作の映画『さよならジュピター』『首都消失』に因んでおり、劇中に両作のポスターが映るシーンがある。ドーレムの呼称である「D1」「D2」は小松の小説・映画『日本沈没』に登場するプロジェクト名「D1/D2計画」に、ムーリアンの血が青いのはブルークリスマスに因んだものとみられる。
  • また各話のサブタイトルも、日本語・英語いずれの表記とも、SF小説特撮作品に因むものがいくつか見られる。
  • 本作の後、ボンズが2006年に制作した『桜蘭高校ホスト部』で登場人物の一人が如月久遠のコスプレ(腹部のアザと紫の傘)姿で登場し、作中の台詞を引用するシーンがある。ここでは背景として久遠本人や東京ジュピターも書かれている。なおそれを見た主人公・藤岡ハルヒなどの反応は「わからない」といったものだった。なおハルヒ役は本作のヒロイン・美嶋玲香役の坂本真綾である。

[編集] 脚注

  1. ^ 第19楽章「ブルーフレンド」もライディーンの「地獄の射手マダンガー」へのオマージュであるという。出渕はこの回のゲストヒロイン、岬ユリカの大ファンであり、インタビューやライディーンのLDのライナーなどでも繰り返し語っている。
  2. ^ フジテレビの深夜アニメではそれ以前に『HELLSING』(サンテレビにネット)、『頭文字D』シリーズ(KBS京都にネット、後に毎日放送でも放送)で同様のケースがあった。ほぼ同時期のテレビ朝日で放送の深夜アニメの一部でも見られた現象であるが、近年ではTBSCBC制作作品でも同様の例が生じている。
  3. ^ 「同一シリーズ作品」で各シリーズによって全日帯と深夜帯に放送時間帯が分かれる例とは異なる事を断っておく。
  4. ^ 一部の全日枠アニメ作品でも同様の理由で枠降格となる例があるが、ほとんどは同じ全日枠の時間帯内である。
  5. ^ 単行本一巻、巻末のコメントにて。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

フジテレビ 平日夕方アニメ枠
前番組 番組名 次番組
パラッパラッパー
※金曜16:55 - 17:25
ラーゼフォン
※月曜16:25 - 16:55
枠消滅
フジテレビ 火曜深夜アニメ枠
-
ラーゼフォン


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