医龍-Team Medical Dragon-

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医龍-Team Medical Dragon-
ジャンル 医療漫画
漫画
原作・原案など 永井明(原案)
吉沼美恵(医療監修)
作画 乃木坂太郎
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミックスペリオール
レーベル ビッグコミックス
発表期間 2002年 - 2011年
巻数 全25巻
テレビドラマ:
医龍 -Team Medical Dragon-
原作 永井明(原案)
乃木坂太郎(漫画)
監督 久保田哲史、水田成英
制作 フジテレビドラマ制作センター
放送局 フジテレビ
放送期間 2006年4月13日 - 6月29日
話数 全11回
テレビドラマ:
医龍 -Team Medical Dragon- 2
原作 永井明(原案)
乃木坂太郎(漫画)
監督 水田成英、葉山浩樹
制作 フジテレビドラマ制作センター
放送局 フジテレビ
放送期間 2007年10月11日 - 12月20日
話数 全11回
テレビドラマ:
医龍 -Team Medical Dragon- 3
原作 永井明(原案)
乃木坂太郎(漫画)
監督 水田成英、葉山浩樹
制作 フジテレビドラマ制作センター
放送局 フジテレビ
放送期間 2010年10月14日 - 12月16日
話数 全10回
テレビドラマ:
医龍 -Team Medical Dragon- 4
制作
放送局 フジテレビ
放送期間 2014年1月9日 - 3月20日
話数 全11回
テンプレート - ノート 

医龍-Team Medical Dragon-』(いりゅう チームメディカルドラゴン)は、永井明原案、吉沼美恵医療監修、乃木坂太郎作画による日本の医療を題材とした青年漫画。およびそれを原作とするテレビドラマ。一般に『医龍』の部分だけで呼称される。

漫画[編集]

2002年より、『ビッグコミックスペリオール』(小学館)にて連載を開始し、2011年4号にて完結した。第50回(平成16年度)小学館漫画賞(一般向け部門)受賞作品。

作品を織り成す魅力的な登場人物、医療ミス、抗がん剤治療、院内感染、内科外科の対立、チーム医療医局制度と現在医療を取り巻く諸問題を告発する物語である。

原案者の永井明は、医師、医療ジャーナリストとして活躍したが、肝臓がんのため、2004年7月7日に逝去。

ストーリー[編集]

東北の寒村に住む、天才的な技術を持つ外科医・朝田龍太郎を、明真大学医学部助教授の加藤晶が訪ねて来る。心臓の難手術であるバチスタ手術論文を成功させて、自分の教授選出を図り、今の大学医療を改革するために、朝田をスカウトしに来たのだ。当初は「自分はもう医者ではない」と言い張って拒否する朝田だったが、加藤の説得や、気胸で倒れた同僚の里原ミキの救命救急処置を通して医師としての情熱を蘇らせ、心臓外科医として復帰する。

明真大学医学部教授の野口賢雄らが支配する封建的な病院体制の中、朝田は研修医の伊集院を鍛え、内科医の藤吉を始めとする優秀なメンバーを揃え、次々と難手術を成功に導く。

医局の権威を無視する朝田に警戒心を持つ野口は、朝田を招いた責任を取らせるために加藤追放と、自身の後任候補に朝田の最大のライバルである北日本大学心臓外科医・霧島軍司を起用する事を決断。だが、その霧島も明真で過ごす内に次第に人望を得て、ついには自身の派閥「霧島派」を立ち上げるに至る。 一方で、救急救命部を担当する明真大学医学部教授の鬼頭直人も、自身の改革案実現のため、世界的な腕前とコネクションを持つ国立笙一郎をアメリカから呼び寄せる。こうして、教授選は様々な陰謀と欲望を孕みながら混迷の様相を呈していく。

主要登場人物[編集]

解説は漫画版による。テレビドラマで変更された設定についてはテレビドラマの項目で詳述する。

バチスタチーム[編集]

バチスタ手術とは、重篤な心疾患である、拡張型心筋症に対する手術療法の1つとして考案された術式である。加藤によって、この難しい療法を広く確立する、画期的な成果をあげるための実動部隊として招集される。

朝田龍太郎(あさだ りゅうたろう)
本作の主人公。熟達の腕を持つ外科医。かつては医療支援NGOで「医龍 (Team Medical Dragon)」と呼ばれた医療チームを率いていた。加藤のスカウトにより、明真大学付属病院の胸部心臓外科医となる。患者に接する態度はきわめて真摯であるが、手術中はモノとして扱い切るのが楽しいとのこと。私生活はズボラで、自宅のアパートは散らかしたまま放置している。度重なるスタンドプレーともとれる術法は人を魅了する反面、自分自身でバチスタチームの諸刃の剣となりかねないことを自称することもある。甘党でコーヒーも激甘。
教授選挙の後は、ふたたび医療支援NGOへ参加することを表明している。
加藤晶(かとう あきら)
明真大学助教授にして、明真大学付属病院胸部心臓外科医。朝田が来るまでの胸部心臓外科のエース。自分の野心(バチスタ手術論文による教授昇進)のために朝田をスカウトする。出世街道をひたはしり窮地を政治力で乗り切ってきたキャリアウーマンだが、女らしい繊細な面や弱さも持ち合わせ、医師になりたての頃は当時の婦長だった奈良橋に自身の弱さを吐露する場面もあった。
朝田に少なからず惹かれていた様ではあるが、内・外とも自分の好みではない事と、ミキの存在を理由に深く関わる事を禁じていたようである。
伊集院登(いじゅういん のぼる)
心臓外科の研修医。現在の医局に嫌気がさしながらも、医局内での保身に腐心し、何事も無く過ごしていくことを第一に思う事勿れ主義だった。医局のやり方に合わない朝田に反発するも、彼の厳しい指導の下で腕を磨いていく。性格が手伝ってか、繊細な作業を得意とし加藤もその技術を認めている。中盤まではいつもストレスからか胃痛を抱えていて胃薬を常用していた。
一時はバチスタチームを離れて霧島の元で学んでいたこともあったが、それによって自らの理想の医師像を見つめなおし、改めてチームに戻る。霧島は伊集院を指導する心積もりでいたが、霧島に対して朝田の元へ戻ると告げた時は快く送り出された。
藤吉圭介(ふじよし けいすけ)
明真大学講師にして、明真大学付属病院循環器内科医。患者を第一に考える明真大学病院では珍しい医者。真摯で誠実な人柄からか患者は勿論、他の医者や看護師からの評価も高い。先天的な心臓病を持つ樹里という名の娘がおり、自身もまた先天性心臓病の持ち主。朝田には「とっつあん」呼ばわりされている。朝田と伊集院には、発作を起こした際に緊急治療で命を救われており、自身のペースメーカー埋め込み手術も朝田に執刀させている。
現在は娘を東北にいる義理の父母の元に預け、単身赴任の形でバチスタチームに所属している。
荒瀬門次(あらせ もんじ)
明真大学付属病院救急救命部麻酔医で全身管理を司る麻酔のプロ。明真大学付属病院救急救命部に「手術一回につき100万円(論文絡みなら300万と跳ね上がるらしい)」という高額な報酬で雇われて居る。吸入麻酔を故意に吸い込み、酩酊状態になって遊ぶ悪癖を持っているが、その仕事ぶりは如何なる患者でも「ゆっくり数えて7つ」で麻酔を効かせ、的確な判断で生体肝移植ドナーの術中死を未然に食い止めるほどの腕前。麻酔薬の治験のために患者を死なせた過去を持ち、贖罪のために敢えて守銭奴を演じ、高価な酒で泥酔するなど悪役として振る舞っている。一時期、麻酔の世界的権威であるドクター・バウマンにミスをフォローされたことをきっかけに自信を喪失していたが、伊集院の心からの説得により立ち直る。その後は麻酔遊びをやめ、自分の腕が鈍らないうちに少しでも多くの若手を育てることを決意する。
里原ミキ(さとはら みき)
看護師。霧島軍司の異母妹(軍司の父の愛人の子)で、認知されて以降は軍司から高圧的に接されてきた。自身の進学希望先は北日本大ではなかったが、兄の命令により北日本大に進学。そこで必死にオペ看(器械出し)としての腕を磨き、医師の信用を勝ち得た。NGOに残った朝田の後を追って海外に渡り、医療支援NGOで共に働き、看護師の領域を超える外科医の技術すらも身につけて帰ってきた。初めてチームを組む執刀医でも、そのリズムや術式を瞬時に理解して順応することができるほどの優れた腕前を持つ。朝田に恋心を抱いており、親密な仲にある。

胸部心臓外科[編集]

野口教授を頂点とする明真大学医学部内の医局のひとつ。その実態は封建社会そのもので、権力が患者の人権を踏みにじり、医療ミス、そして癒着を固く隠蔽する。

野口賢雄(のぐち たけお)
丸眼鏡をかけた明真大学付属病院心臓外科教授にして、明真大学病院胸部心臓外科医局長。常に王道を行く政治手腕で権力を一手に握り、ミスが起これば部下に責任をなすりつけ自分の保身を図る男。不気味そのものの存在感は計り知れないものがある。原田の手術を期に自身が教授候補としてつれてきた霧島との対立が深まり、その結果、絶対的だった医局内での影響力にかげりが見え始める。王者が弱い立場に立たされた一方で父親として、夫として、医者としての「人間・野口」が物語の中で描かれていくことになる。妻の咲江は祖父江とも親交あり。
息子・政之は東欧に勤める外交官で昔加藤と恋仲であり、加藤は野口らから医局で認められるようになった。策士で冷徹な反面、家族思いで子煩悩。女は家庭に入ってこそ幸せだという亭主関白的な思想ももっている。後に重篤な心臓疾患を抱えていることがわかり、加藤・霧島・国立の三派に自身の手術プランのプレゼンテーションをさせ、国立のステント手術をセレクトするが、この一件が大きな事件の引き金となる。ナポリタンを部下を引き連れて食べに行くことも。
霧島軍司(きりしま ぐんじ)
北日本大学心臓外科医。ミキの異母兄であり、北日本大学時代の朝田の先輩。加藤に対立する教授候補として明真大学に赴任する。政治的手腕に長けており、野口に警戒心を呼び起こさせるほど。かつては北日本大学心臓外科の若手のリーダーであった。当時朝田も無愛想ながらも霧島に信頼と期待を寄せていたが、一方で霧島は朝田に対して無自覚な嫉妬を抱えていた。後に霧島が医療ミスを犯してしまった際、その嫉妬と自己保身が引き金となり朝田に濡れ衣を着せ、結果として彼を北日本大から追放する事となる。皮肉にもこれが原因となって霧島は朝田への劣等感を自覚し、またそれを肥大化させていった。教授選では「凡人である医者を守る」というスローガンを掲げ戦う中で自身の「本当に欲する物」を知り、朝田に対する劣等感が消えるのと共に野口と対立することになる。自らの意思で霧島に師事した伊集院に目をかけており、伊集院が霧島の元を離れた後も大きな影響を与えている。
木原毅彦(きはら たけひこ)
明真大学助手にして明真大学病院胸部心臓外科医。当初は伊集院の指導医を務めていた。医局の権威を無視する朝田に敵意を抱く。小心者で優柔不断、小悪役ではあるが母親思いの優しい側面、教授選で最も不利と目される加藤派に属する伊集院を気遣う側面も描写されている。選挙管理委員に選ばれ、野口の歓心を引くために腐心していたが、後に霧島の人柄に惹かれて霧島派に転向。作品では(この物語における)平均的な医局員のイメージとして描かれる。ミキに好意を寄せているが全く相手にされていない。
沖秀之(おき ひでゆき)
胸部心臓外科医師で役職は講師。木原の指導医をつとめた。野口と癒着のあるメーカーが作る不良品ペースメーカーを採用し、そのペースメーカーの不具合で事故が発生。責任を取らされる形で系列病院へと異動になる。
岡島海(おかじま ひろし)
伊集院に年の近い先輩医師。ステロタイプな体育会的性格の持ち主で、当初は後輩である伊集院に高圧的に接していた。しかしそれ故に他人の能力を素直にリスペクトする面も持ち合わせており、胸部心臓外科の中では朝田の外科技術や伊集院の成長を早い時点で認めていた。現在では自らの外科技術の低さを自覚しつつも腐らずに職務に取り組んでいる。
鱈淵純(たらぶち じゅん)
伊集院と同期の研修医。伊集院をいつも小馬鹿にするも、医師としての能力は極めて低く、いつも周りの足を引っ張る。プライドだけは高い。良くも悪くも空気を読めないため、周囲が気づいていない事に気づくこともある。
中田浩道(なかた ひろみち)
明真大学病院胸部心臓外科医。心臓外科の中では朝田、加藤につぐ腕利きであると同時に伊集院の腕を認めたり、朝田の技術に一目おくなど医局の中では公平な考えを持つ医師。教授選の最中でもどの派閥にも属さず、医局内の権力闘争を冷ややかに見ている。細かな出番が多い。
小暮義隆(こぐれ よしたか)
自らをロートル医師と卑下する反面、野口の影響力低下を意識するよう若手に説く臨床を中心とする研究畑の中年医師。
道元(どうもと)
野口の忠実な番犬と加藤に称された教授選の選挙管理委員。野口の影響力低下の中で海外留学を餌に国立に懐柔され、結果的に野口を裏切ることになる。
露木(つゆき)
野口の忠実な番犬と加藤に称された教授選の選挙管理委員。霧島と野口の対立色が鮮明になると野口を裏切り霧島へとなびくことになる。
脇田(わきた)
国立派。胸部心臓外科でも実力重視を望む実力派の医師。
井坂多岐子(いさか たきこ)
胸部心臓外科の女医。現在妊娠中。2度の流産経験があり、子供を待望する夫と子供を作れない女医の苦悩の板ばさみに悩み卑屈に振舞っていた。女を捨て、出世コースを突き進む加藤に対し憧れを抱いている反面、冷酷に振舞う彼女の姿に激しい憎悪を燃やしていたが、加藤と共に緊急オペを共に行う中で、彼女の信念を知って考えを改める。
別府(べっぷ)
胸部心臓外科の医師。子育てに悩むシングルファーザー。激務の外科医をこなす一方で幾度となく保育園、ベビーシッターに子供のことで呼び出されることに苦悩している。子供のために開業医として独立することを考えているが、臨床ができなくなることへ後ろ髪引かれる思いでいる。

救急救命部(ER)[編集]

明真大学病院が新しい経営スタイルを模索する上で最近新たに設立された部局。加藤が朝田をダシにアメリカから腕利きの医師である鬼頭直人を引き入れ、かなり自由な予算裁量権を与えるなど、明真大学も力を入れさせている。

鬼頭直人(きとう なおと)
明真大学病院救急救命部の責任者で、明真大学の理事会が救急救命部の成績を上げる為にアメリカのアイルトン大学から呼び寄せた外様教授。臨床における腕はかなり高いレベルにあるものと推測される。日本の医療を変えるという野心に溢れた男で、救急救命部に朝田を引き入れようとするが、教授選を前に諦めた。
国立笙一郎(くにたち しょういちろう)
UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校)元教授。明真大学胸部心臓外科教授選挙に出馬するために日本に帰国。明真大学病院救命救急部の鬼頭直人とは帝都大学医学部同期。現在、救急救命部助教授。高いカリスマ性と技術力を持つ。医局にアメリカンスタイルの実力主義を持ち込もうと考えている。世界中にコネクションがあり、優秀な医局員を世界へ派遣し明真大の技術力向上、ひいては日本医療界の改革を目指す。
一人息子を伴って帰国し、日本とアメリカの文化の長所を知った国際人になってほしいと願っているが、当の本人は理解を示していない。
権藤(ごんどう)
中学時代の鬼頭の後輩で彼を追う形で医師への道を志すことになる。かわいくないパンダのような顔(朝田談)をした救急救命部の医師。5人の子持ち。鬼頭に強い憧れの感情を抱いており、彼に対しては非常に従順。
バウマン
国立が明真に呼び寄せた世界的な麻酔医。荒瀬をも凌ぐ腕前を持つが、てんかんの持病がある。自身の技術を伝える後継者を育てられなかったため、発作を薬で抑えながら現場に立ち続けていたが、ある重要なオペの最中、抑え続けていた発作が再発してしまい、患者に適切な処置を施せずに現場を混乱させてしまった。以後は2度と手術室に立たないと決意し、荒瀬に「自身の技術を継ぐ後継者を育てないと、才能が無くなってもいつまでも天才を演じ続ける羽目になる」と助言する。
クレメンス
バウマンと同時期に国立が呼び寄せた世界的な医師で、かつては加藤と同じチームのNGOに所属し医療支援活動を行っていた。加藤は彼から朝田の評判を聞きつけ、その腕前を間近で見たことで、帰国後に朝田をスカウトすると決意する。バチスタチームの腕前をその目で見たことで、加藤の組閣力、医師を辞めていたはずの朝田の腕の冴え、そして伊集院の類稀なる才能に着目。とりわけ伊集院に関しては、「アメリカに留学させ、本格的な指導を受けさせれば素晴らしい医師となるだろう」と高く評価している。

教授会[編集]

医局員が足を踏み入れることを許されない、権力者たちの聖域。

祖父江真介(そふえ しんすけ)
明真大学病院・消化器外科教授。野口の政敵である。青医連の運動に最後まで残ったため医者になるのが遅れる、難易度の高い手術を教授自らが執刀するなど、野口と比較すると良く言えば正々堂々とした、悪く言えば手段を選んでしまう側面があり、それゆえ野口の後手を踏んでしまうことが多い。加藤の提案した選挙改革によって教授選における現教授の影響力が弱まったため、それをカバーするために野口と手を組むこととなった。
烏丸(からすま)
明真大学病院・循環器内科教授。患者の治療方針に関し藤吉と度々衝突。折を見て口実をつけ藤吉を飛ばすことを画策している。
大島(おおしま)
明真大学病院の若手教授。教授選改革に積極的。空気の読めない男で教授会の権力闘争からは無縁。その陰のない性格について鬼頭に心の中で「単細胞」と毒づかれたことも。
横光(よこみつ)
明真大学病院の産婦人科教授。

患者たち[編集]

作中、登場し登場人物たちにかかわってくる患者たち。

奈良橋文代(ならはしふみよ)
明真大学における最初のバチスタ施術患者。以前、明真大学病院の婦長を務めており、新人だった加藤の面倒を見ていた。加藤の恩人の一人。加藤の判断に全幅の信頼を寄せている。
田原よしてる(たはらよしてる)
「田所博之」という偽名で入院しているVIP患者。鋭い目線で伊集院や霧島の性格を当てた元政治家。タバコのやりすぎで重症状の心筋梗塞を患っている。血液型はAB型。彼の手術がその後の霧島、岡島、伊集院の歩む道へ大きな影響を与えることになる。あまり可愛くないおじいちゃん子の孫がいる。
野口政之(のぐちまさゆき)
胸部心臓外科教授・野口賢雄の息子にして助教授・加藤晶の元恋人。東欧に駐在する外交官で野口の自慢の息子。現在では妊娠中の妻がおり、一見幸せそうに見えるが、一方的に別れを告げられた加藤に対し未練があり、神経過敏な妻が自分の中では重い存在だと思っている。弱さを見せた時に自身の中に潜む加藤の幻影がたびたびあらわれ、彼を翻弄している。
国立真悟(くにたち しんご)
国立笙一郎の一人息子。親のエゴを押しつけられた教育は彼を殻に閉じ込めさせ、結果的に強い父親への劣等感を生んでしまう。アメリカ住まいが長く、日本語と英語を使いこなすことができ、時に暴力的な言葉を英語で投げかけるが、それも強い劣等感から来るものである。同じような境遇の霧島に一時は心を開いたかと思われたが、父の失敗を目にしたことを引き金にとんでもない事件を巻き起こす。

補足[編集]

バチスタ手術[編集]

本作品のキーとなっているバチスタ手術は、現実のバチスタ手術をモデルとしているが、その扱いは架空のものである。実際のバチスタ手術は、1980年代に開発されており、学会発表は1995年、日本での最初の施術は1996年、そして1998年には保険適用手術とされている。本作品における「バチスタ手術」は「難手術」の記号として使われているにすぎず、実際のバチスタ手術の紹介とはなっていないことに注意が必要である。考案したのはブラジル人のRandas J.V.Batista博士。日本では1996年12月2日に須磨久善医師によって初めて実行された。

NGO[編集]

朝田が所属していたとされるNGOは、「国境なき医師団」「世界の医療団」などをモデルとしたものであり、戦地や災害地などでの医療支援を行うことを目的として活動している。両者とも日本にも支部を置いており、医師看護師が参加しているほか、阪神淡路大震災新潟県中越地震などの際には日本に対しても緊急医療支援を行っている。

「新バチスタ」について[編集]

作品の中で朝田が新バチスタとして行った「オーバーラッピング法」は、バチスタ手術の改善術式として北海道大学病院循環器外科教授・松居喜郎(2006.4.1より赴任)が開発したもので、正式名は左室縮小術(Overlapping cardiac volume reduction operation)。[1]有用な術式ではあるものの困難で危険性を伴う術式でもあり、アメリカ合衆国では禁止術式とされている。 ちなみに医師内では『松居式』という俗称で呼ばれる事が多いが、松居教授本人は自分の名前で呼ばれる事を嫌っている。

書籍[編集]

単行本[編集]

ビッグコミックス

My First BIG SPECIAL[編集]

テレビドラマ[編集]

医龍-Team Medical Dragon-
ジャンル テレビドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 フジテレビ
演出 水田成英
久保田哲史(1)
葉山浩樹(2〜)
原作 乃木坂太郎
脚本 林宏司
出演者 坂口憲二
稲森いずみ
小池徹平
阿部サダヲ
池田鉄洋
佐々木蔵之介
夏木マリ
岸部一徳
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
オープニング Tide Over (作曲:澤野弘之
第1期
放送時間 木曜日22:00 - 22:54(54分)
放送期間 2006年4月13日 - 6月29日(11回)
プロデューサー 長部聡介
東康之
エンディング AIBelieve
外部リンク フジテレビ番組基本情報
第2期
放送時間 木曜日22:00 - 22:54(54分)
放送期間 2007年10月11日 - 12月20日(11回)
プロデューサー 長部聡介
三竿玲子
エンディング AI「ONE」
外部リンク フジテレビ番組基本情報
第3期
放送時間 木曜日22:00 - 22:54(54分)
放送期間 2010年10月14日 - 12月16日(10回)
プロデューサー 渡辺恒也
エンディング DEEP未来への扉
外部リンク フジテレビ番組基本情報
第4期
放送時間 木曜日22:00 - 22:54(54分)
放送期間 2014年1月9日 - 3月20日(11回)
プロデューサー 長部聡介
大木綾子
エンディング EXILE ATSUSHI「青い龍」
外部リンク 公式サイト

特記事項:
第1期:初回・最終回15分拡大
第2期:初回2時間18分スペシャル、最終回15分拡大
第3期:初回2時間8分スペシャル、最終回15分拡大
第4期:初回1時間48分スペシャル
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2006年よりフジテレビで制作・放送されており、その後2007年、2010年、2014年にそれぞれ続編が連続ドラマとして制作されている。全期通じて木曜劇場枠で放送されている。

漫画を原作とした作品であるが、原作のストーリーを使用しているのは第1期のみで、それ以降は完全なオリジナルストーリーとなっている。

各期の概要[編集]

医龍-Team Medical Dragon-(第1期)
2006年4月13日から6月29日[注 1]まで毎週木曜日22:00-22:54(初回および最終回は23:09までの15分拡大版)に放送。キャッチコピーは「ハートの手術を始めるぜ」。
教授を頂点とする大学病院の権威主義と戦いながら、患者に向かっていく天才外科医・朝田龍太郎が「チームドラゴン」に優秀なメンバーを集め、"バチスタ手術"の成功に向けて戦う姿を描いている。基本的には原作に忠実なストーリーとなっているが一部設定の変更などがなされており、ストーリーはドラマが放送開始するまでに連載された原作第11巻までの内容が基となっていて、3例目のバチスタ手術が成功しチームが解散するところで終了している(詳細は#原作からの変更点を参照)。
第49回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞、音楽賞、監督賞を受賞。
医龍-Team Medical Dragon-2(第2期)
2007年10月11日から12月20日まで毎週木曜日22:00-22:54(初回は21:00-23:18の2時間18分、最終話は23:09までの15分拡大版)に放送。キャッチコピーは「LIFE or MONEY? 命は金で買えるのか」。
前作とは異なり、「医療と金」をテーマにした完全なオリジナルストーリーである。経営的に自立していないと倒産、そして買収の危機にさらされてしまう日本の医療の深刻な現状を題材に、アメリカで心臓移植手術を学んだ朝田が倒産寸前の病院で新しい「チームドラゴン」を結成しようと新たなる戦いに挑む姿を描いている。内田有紀をはじめとする新キャストが多数追加されたほか、前作の主要キャストのうち加藤晶役の稲森いずみが未出演で、霧島軍司役の北村一輝は初回と最終回のみのゲスト出演となっている。
医龍-Team Medical Dragon-3(第3期)
2010年10月14日から12月16日まで毎週木曜日22:00-22:54(初回は21:00-23:08の2時間8分、最終回は23:09までの15分拡大版)に放送。キャッチコピーは「龍よ、眠れ。」。
今作は「医療の国際化と外科医の存在意義」がテーマである。明真に再び舞い戻ってきた野口が経営再建策として掲げるメディカルツーリズム構想と、突如目の前に立ちはだかった天才カテーテル医を前に、経営不振に陥った明真に再集結した「チームドラゴン」のメンバーたちがその難題に立ち向かっていく姿を描いている。
第1期に出演していた稲森いずみが約4年半ぶりに復帰、里原ミキ役の水川あさみと霧島軍司役の北村一輝が出演しない以外はレギュラー出演陣もあまり変わりはない。さらに、朝田と対立する内科医に遠藤憲一、新人研修医役に谷村美月らが出演。また、第2期に出演していた野村博人役の中村靖日と外山誠二役の高橋一生は第9話と最終回にゲスト出演している。
医龍4〜Team Medical Dragon〜(第4期)[注 2][2]
2014年1月9日から3月20日まで毎週木曜日22:00-22:54(初回は21:00-22:48の1時間48分、最終回は23:09までの15分拡大版)に放送。キャッチコピーは「奴らを世界に高く売れ。」。
朝田の恩師・桜井修三役として平幹二朗が、野口のパートナーで経営コンサルタント・岡村征役として高橋克典が新キャストとして加わる[3]。前作までのレギュラー出演陣はあまり変わらないが、藤吉圭介役の佐々木蔵之介は初回〜第4話と第10話、最終話のみの出演となる。さらに第1期・第2期に出演していた里原ミキ役の水川あさみは最終回にゲスト出演し、約7年ぶりにシリーズに復帰した[4]

キャスト[編集]

主要人物[編集]

朝田 龍太郎〈33<第1期> → 35<第2期> → 37<第3期>〉
演 - 坂口憲二
北日本大学胸部心臓外科医 → 海外NGO → 明真大学付属病院胸部心臓外科医(第1期) → 海外NGO → 明真大学付属病院胸部心臓外科医(第2期第1話 - 第2話) → 北洋病院外科医(第2期第3話 - 最終話) → 海外NGO → 明真大学付属病院胸部心臓外科医(第3期) → 桜井病院外科医(第4期第1話 - 第9話) → L&P病院心臓外科医(第10話 - 最終話) → 桜井病院院長。
外科医。NGO所属時に、火災の現場に取り残された瀕死の少年に対し心臓マッサージを続け、背中にの形に似た大火傷を負う。この時現場で燃え盛っていた炎が青かったことから、青色を忌避する。高い技術は使命感の裏返しで、患者の命を救う邪魔をするとし権力闘争を嫌う。
4年前、北日本大学からMSAP(万人のための医師団)に参加し、半年後病院が撤退しても現地に居座ったとし病院から追放、教授の手回しで就職が出来ずうだつの上がらぬ日々を送っていたが、原作通りミキの応急救命処置を通して医師としてのバイタリティを蘇らせ、加藤の招集に応じてチームのリーダーに就任する。
第1期最終回で日本初のバチスタ手術を成功させ、その後チームを解散し再び一人でNGOへと渡った。第2期で再度明真に戻り、野口の策略で伊集院・藤吉と共に北洋病院に左遷されるも、新しいチーム作りに奔走し新旧チームドラゴンの力を結集させ、最終回で日本初となる心臓移植および生体肝移植の同時手術を成功させた。チーム解散後再度海外に渡る。
第3期では、学長となった鬼頭により明真に呼び寄せられる。第5話で屋上から転落し、伊集院らの懸命の手術により一命を取り留める。一時的な記憶喪失やPTSDを発症してしまったが、手術を通して克服した。最終回では黒木の最期を看取った唯一の人物。荒瀬曰く、体重は76キロ、第2期からは1キロ減り75キロ。身長185cmで、血液型Rh+B型。
第4期では、過去に教授との対立から医局を追われ行くあてがない自身を受け入れ、医師として技術的にも精神的にも育ててくれた恩師の桜井修三が院長を務める桜井総合病院に呼び寄せられる。病院を立て直すため、かつてのチームドラゴンのメンバーの加藤、伊集院、荒瀬、藤吉を招集する。その後、桜井に脳動脈瘤及び胸部大動脈瘤が見つかり、岡村の協力でL&P病院で脳と心臓の同時手術を行うことになるが、野口の策略により桜井総合病院からL&Pへ移籍させられる。桜井の脳と心臓の同時オペの成功後は桜井総合病院へ戻り、院長に就任した[注 3]
加藤 晶〈35<第1期> → 39<第3期>〉
演 - 稲森いずみ
明真大学付属病院胸部心臓外科助教授(第1期) → 同病院胸部心臓外科教授(第1期最終話) → UCLA客員教授(第2期) → 明真大学付属病院胸部心臓外科教授(第3期) → 桜井病院外科医(第4期第1話 - 第4話) → L&P病院人工心臓開発チーム(第4期第4話 - 最終話)
朝田の腕を利用して日本初のバチスタ手術の論文を成功させ、教授の座を狙う。朝田も認めるほど技術は相当高い。相当な野心家で、論文のためなら患者を切り捨てることも厭わない。
霧島とは恋人であると同時にライバルだったが、霧島の裏切りによってバチスタ成功論文を越されてしまう。さらに、それを期に野口からも京都の姉妹校への左遷を命じられ窮地に生い立たされるが、朝田達に「このチームには加藤が必要」と励まされ、感銘を受ける。これをきっかけに、「チームドラゴン」のメンバーとしてチームを守っていくと決意。最終回で、新バチスタの論文が完成し教授に就任する。
第2期では教授就任後単身渡米したため未登場[注 4]。第3期では、アメリカで小児心臓移植のスペシャリストとして活躍していたところ、鬼頭により明真大学付属病院に呼び寄せられる。
第4期では小児の小さな心臓にも使用できる人工心臓の研究を進めて来たが、学部長の権力や学長の姑息なマスコミへのリークによって研究を奪われる。その後、朝田の招集により桜井病院に出向くが、岡村に勧められ中断していた小児に適応する人工心臓開発研究を続けるためにL&P病院へと移る[注 5]
「チームドラゴン」の5人目。
伊集院 登〈26<第1期> → 28<第2期> → 30<第3期>〉
演 - 小池徹平
明真大学付属病院胸部心臓外科後期研修医(第1期) → 明真大学付属病院 / 北洋病院心臓外科医(第2期) → 明真大学付属病院胸部心臓外科医(第3期) → 明真大学付属病院循環器センター主任(第4期第1話) → 桜井病院外科医(第4期第1話 - 第7話) → L&P病院心臓外科医(第4期第7話 - 最終話) → デリー・シャンティ・ホスピタル外科医。
朝田に振り回されてばかりいるが、朝田の患者に対する真摯な姿勢や医局での経験を通じ成長していく。周りからは「僕ちゃん」と呼ばれている。荒瀬や外山からは独特のヘアースタイルから、「真ん中分け」呼ばわりされることもある。荒瀬曰く、体重は53キロ(第1期最終回では55キロ、2キロ増えたと指摘される)。
第2期では、研修が終わりチーム解散後も変わらず外科医として仕事に励んでいたが、野口と片岡の策略で朝田・藤吉とともに北洋病院へ左遷され、北洋で起こる様々な難局に立ち向かう。外山の高い技術を見せつけられたことで一時スランプに陥るも、松平から「平凡な医者でもできることがある」と励ましを受けて立ち直る。第3期では以前よりはるかに医師としてのスキルが高くなっており、朝田に付いて行けるほどにまで成長。訴訟沙汰になっている今の明真の状況に疲れを隠せない。オペに入らなくなった荒瀬のことを心配していた。野口の謀略で次第にバラバラになるチームドラゴンで孤立を深めて行く中で黒木から共感を持たれ、黒木のチームに引き入れられるが、朝田の転落事故を通して彼の本心を知り、チームドラゴンに戻った。チーム黒木のオペに参加していた頃、カテーテル治療の技術を身につけ、黒木の後を引き継ぐ[注 6]。第4期では、明真の循環器センターの主任へ昇進し、さらに次期准教授は確実と言われていたが上司と治療方針などで対立し、朝田の招集により桜井病院の外科医として出向く。しかし、婚約者の父が肺がんを発症し、その手術を行うためにL&P病院の設備が必要であり使用条件としてL&P病院へ移ることになり[注 7]、新人医師の育成を担当する[注 8]。そして、桜井のオペ終了後に自ら志願して鬼頭と共にインドへ渡った[注 3]
「チームドラゴン」の2人目。
荒瀬 門次〈34<第1期> → 36<第2期> → 38<第3期>〉
演 - 阿部サダヲ
明真大学付属病院救命救急部麻酔医 → 王州病院麻酔科部長(第4期第1話) → 桜井病院麻酔科医(第4期第1話 - 第5話)→ L&P病院院長・麻酔科医(第4期第5話 - 最終話)[注 9]
一瞥しただけで寸分狂わずその人の体重を当てたり、手術中に患者の体温をあてたりと、麻酔医として天才的な腕前をもつ。ERで一時的に働いていた朝田は、そんな荒瀬をチームドラゴンの麻酔医として欲しがる。しかし、朝田がスカウトを試みるも、荒瀬は「論文絡みなら1000万」と高額な金を要求。さらに、奈良橋のバチスタ終了後に彼の重大な過去である、非人道的な麻酔論文に関与していたことが発覚し、それを知った伊集院ら朝田以外の他のメンバーは、荒瀬をチームに入れることを反対する。
昔、論文に関わったころから行きつけだったバーの店員の香(奥菜恵)が唯一の励ましとなっていたが、ある日、荒瀬が好物の「出汁巻き卵」を頼んだせいで香が銃撃事件に巻き込まれ瀕死の重態に陥ってしまう。しかしその命を朝田に救われ、またその手術の際に朝田の外科医としての腕を認め、香の手術代を報酬代わりとしてバチスタチームに入る。第2期で、香と結婚し子供を授かった事を明かした[注 10]
第2期では北洋病院に左遷された朝田らと離れ、ミキとともに明真に残り「チーム鬼頭」のメンバーに加えられるも、最終的には朝田らとともに心臓移植手術に参加した[注 11]。第3期では、一年前に起こった執刀医のミスによる手術の失敗から、ほとんどオペに入らなくなっていた。さらには左冠動脈主幹部狭窄を原因とする心筋梗塞を発症し、命の危機に瀕するが、黒木によるカテーテル(経皮的冠動脈形成術)で救われる。[注 12]第4期では明真を離れて王州病院の麻酔科部長になるが、朝田の招集によって桜井病院で合流する。王州病院にいる時は髪の色は黒であったが、朝田に髪の色の事を言われ、合流した際は元の髪の色である金髪に戻す。L&P病院の院長が主導する手術の要請がかかるも、その院長とは自信の研修医時代に初めてのオペに入った際、術式に関する事で対立しその患者を死なせた事で、朝田以外の外科医を信用していなかった理由もあり手術参加を断ったが、朝田が「お前が参加しなければ患者は助からない」という言葉を受けて手術参加を決意する[注 13]。その後、岡村の助言によって若手医師の育成を決意し、L&P病院院長に就任した[注 13]
「チームドラゴン」の4人目。
藤吉 圭介〈38<第1期> → 40<第2期> → 42<第3期>〉
演 - 佐々木蔵之介
明真大学付属病院循環器内科講師(第1期) → 明真大学付属病院 / 北洋病院循環器内科臨床医(第2期) → 明真大学付属病院循環器内科研究医(第3期) → 駿河医療センター循環器内科医(第4期第1話 - 第2話) → L&P病院メディカルラボ研究員(第4期第3話) → L&P病院USAメディカルラボ主任研究員(第4期第4話 - 最終話)。
先天的な心臓病(WPW症候群)を患っており、ペースメーカーを付けている。妻がいたが、医局での勤務が忙しく家に帰れない毎日が続き、ついには離婚。男手一人で育てている娘・樹里(向井地美音)もまた心室中隔欠損で明真に入院しており、自分のせいで娘を苦しませ続けていると自身を責め続けていた。内科医としては優秀だが、患者の立場になりすぎて外科医に患者を渡せずトラブルを起こす事もしばしば。朝田に対しても最初は強い反感を抱いていたが、娘の命[注 14]や自分の命までも救われ、朝田の人間性と腕を認め、術後の治療計画設立担当としてバチスタチームに入る。第2期では妊婦の拡張型心筋症の難しい術前管理を行い、手術直前まで心臓をもたせた。第1期では内科医でありながら「時間の許す限り患者の手術に立ち合うのが自分の主義だ」として手術室に入っていたが、第2期の第3話以降は見学室で朝田たちの手術を見守っている。
朝田をはじめとするチームのメンバーには絶大な信頼を置いていて、第2期初回および第3期初回ではチーム解散後から勤務していた地方(前者は福岡県、後者は焼津市)の病院から明真に戻り、患者に朝田のオペを受けさせている。第2期では朝田・伊集院と共に北洋病院へ左遷され、北洋で心臓移植手術のための新しいチームを作ろうとする朝田を支えた。また、第3期では鬼頭からの要請でチームドラゴン結成以前に取り組んでいた再生医療の研究にも携わる。カテーテル医の黒木とは若い頃からの知り合いで彼の過去をよく知る。第4期では朝田の招集を受けて、「朝田を育てた人に会ってみたい」と桜井病院に行く事を決めたが、「自分の担当で臓器移植を待つ小児患者の治療専念したい」として駿河医療センターに残った。その後、自信が研究を進めていた心筋シートを使って担当した拡張型心筋症の小児患者を助けようと計画する。使用する為の認可がおりるまでに患者の心臓を持たせるため、桜井病院にいる朝田たちに手術を依頼した。患者の容態が悪化し朝田たちチームドラゴンのメンバーが手術に苦戦する中、野口の働きでL&P病院がスーパー医療特区に認定され、心筋シートが使えるようになる。使用条件としてL&P病院メディカルラボ研究員になる事であり、渋々承諾した。岡村にアメリカでの研究継続を勧められ、渡米して研究を続けている。桜井の容態が急変した事を聞きつけ、朝田たちにマイク・ボールドウィン以外に執刀の出来る脳外科医が日本に1人だけいることとその脳外科医が岡村である事を伝える[注 3]
「チームドラゴン」の3人目。
鬼頭 笙子(きとう しょうこ)〈45<第1期> → 47<第2期> → 49<第3期>〉
演 - 夏木マリ
明真大学付属病院救命救急部教授(第1期) → 明真大学付属病院院長(第2期) → 明真大学学長(第3期) → L&P病院ER部長(第4期) → デリー・シャンティ・ホスピタル統括責任者。
第1期は救命救急部教授として、胸部心臓外科にいる朝田の実力を認め引き抜こうとするほか、胸部心臓外科教授選においては霧島を推す野口に対抗して加藤を推薦した。第2期では野口が掲げる「明真メディカルシティ構想」の実現のための中心人物として招聘され、アメリカから帰国して院長となり、最高峰の外科手術チーム「チーム鬼頭」を結成し数多くの手術を成功させる。
第3期では学長に就任。改正臓器移植法が施行されたこの機会に明真大学付属病院を改革する為に、チームドラゴンのメンバーを再集結させるが、後に野口の策略により学長を解任された。
第4期では以前から面識があった岡村と利害が一致し、L&P病院に勤務する切っ掛けになる。岡村が抱えている過去の痛みや、アメリカで活躍していた桜井のことを知っている。インドに連れていく主要メンバーを伊集院のみに絞り、チームドラゴンを上回るレベルのチーム結成を新たな目標にしてインドへ渡った[注 3]
「看取った患者の傍にオレンジのコスモスがあった」という理由から、オレンジ色の物を極度に嫌っている。また、野口が話す様々な言語が理解できる[注 15]
野口 賢雄〈59<第1期> → 61<第2期> → 63<第3期>〉
演 - 岸部一徳(医学生時代:岸部大輔[5][注 16]
明真大学付属病院胸部心臓外科教授(第1期) → 明真大学付属病院リスクマネジメント統括部長(第2期) → 明真大学学長(第3期第9話 - ) → 医療評論家(第3期最終話) → L&P病院顧問 / 医療国際化推進委員会委員長(第4期)。
龍魚を飼っており老獪で奸智に長け、朝田や加藤を利用し総長の地位を狙う。後に朝田の独断行動や霧島の陰謀によって次々と起こる不祥事に、加藤やバチスタチームの妨害をするように。
第2期では、教授選失敗の責を問われてタイの姉妹校に左遷されていたが、「リスクマネジメント統括部長」として帰国。裕福な患者のみを対象とした「明真メディカルシティ構想」を立ち上げて投資会社と手を組み暗躍するが、自身のスキャンダル(脱税・製薬会社との癒着、医療ミス)が発覚しアメリカに逃亡する。その際暴漢に襲われている。「明真メディカルシティ構想」はリーマン・ショックにより立ち消えとなった。
第3期ではアメリカから帰国、「メディカルツーリズム構想」を掲げて、グローバル化を図ると同時にカテーテル医・黒木を招聘。チームドラゴンを壊滅すべく更に狡猾な謀略を仕掛け、思惑通りに行ったと思われたが、メディカルツーリズム構想が予想よりも順調に進んでしまい、鬼頭から「中国とのパイプを太くする」という目的で中国に左遷される。しかし中国・ロシアを回り人脈を作った後に帰国、さらに明真の理事達に根回しを行い鬼頭を解任に追い込み、学長の座を乗っ取るも思うように行かず、最終回では学長を短期間で退任し、医療評論家となる。英語やロシア語、ヒンディー語など様々な言語が話せる。
第4期ではL&P病院の顧問に就任している。経営コンサルタントである岡村と手を組み、インドに新しい病院を作る計画を立てており、そこにチームドラゴンを派遣する予定であった。しかし、朝田のL&P移籍を巡って、桜井修三の手術後に朝田を移籍させようと考える岡村と意見が対立。岡村を解雇した後、直接朝田と対面し桜井のオペ条件としての移籍を求めた。
実は桜井がリーダーとして活動していた学生運動のメンバーの一人が野口であり、当時は患者を救うために医者になるという純粋な学生で、桜井のことを尊敬していた。しかし、大学側との衝突で機動隊が入る事態となって桜井は退学、野口は大学に残ったものの冷ややかな目で見られるようになってしまい、結果性格が現在のようにひねくれたものとなったことが明らかとなる。その為、桜井の医療ミス疑惑が浮上した際は厚生労働省の緊急監査を差し向け、日本国内の医大を卒業していないことと、桜井の医師免許が出てこないことを理由に無免許医疑惑まで浮上させた[注 17]。その後、検査入院時に挨拶に来た桜井が、昔夢見ていた理想の医療を実現して欲しいと声をかけた際には、理想は時代によって変わるもの、今の時代にあった理想の病院を作ると返し、桜井に激励される。手術終了後はチーム鬼頭のインド派遣を了承し、朝田に自分の理想を語った。
木原 毅彦〈35<第1期> → 37<第2期> → 39<第3期>〉
演 - 池田鉄洋
明真大学付属病院胸部心臓外科助手 → L&P病院外科部長(第4期)。
伊集院とよく行動を共にし、不必要に長い髪を切らずにいる、会社で誰からもまともに相手にされていない人物の典型で、常に野口に慕えている。朝田に対しては当初自分の担当患者を蘇生されたため嫌っていたが、第2期以降は「チームドラゴンのサポーター」を自ら名乗り、正式なメンバーではないものの何かとサポートをするようになる。第4期ではL&P病院に外科部長として招聘され、ロボティック手術などを成功させている。院長が主導する大動脈弁置換術に参加するが、その手術中に患者が急変し、逃げ出した院長に変わり荒瀬に執刀医をまかされ、荒瀬の指示によって難易度の高いロス手術を成功させた。

各期の出演者[編集]

第1期(2006年)[編集]
霧島 軍司〈39<第1期> → 41<第2期>〉
演 - 北村一輝
北日本大学付属病院胸部心臓外科助教授→明真大学付属病院胸部心臓外科医(第1期)→コロンビア大学医学部胸部心臓外科客員教授(第2期)。
ミキの異母兄。朝田の腕の良さに妬みを持っており、かつて同僚であった朝田が大学から追放されるよう根回しを行った。加藤の恋人であり、互いに意見交換をし合って協力するそぶりを見せていたが、後に裏切り、加藤から得たバチスタ手術の情報を北日本大にリークする。これによって日本初のバチスタ手術を加藤のチームではなく自身のチームで先に成功させ、名声を得るチャンスを加藤から奪い去った。この他、絶望的な症状の患者が明真に回されるように工作するなどバチスタチームを妨害するが徐々に劣勢に立たされ、最終回で転落事故を起こし重体になったところを朝田に救われ、自らの負けを認めて和解。その後米国に渡る。
第2期では初回と最終回のみ登場。朝田と良きライバルとなっており、初回では同日に別の手術を掛け持つ朝田のライブデモンストーレションへ協力するなど信頼関係を修復している[注 18]。最終回では鬼頭の要請を受け、最新型の埋め込み型人工心臓を手に帰国し鬼頭と共に患者の危機を救い、朝田らと再会。「困ったときはまた呼んでくれ」との言葉を残し、再び渡米した。
第3期以降は未登場。
里原 ミキ〈25<第1期> → 27<第2期>〉
演 - 水川あさみ
明真大学付属病院胸部心臓外科看護師(第1期 - 第2期) → 桜井総合病院看護師(第4期最終話)。
霧島の異母妹であり、共に北日本大で働いていた。その時に朝田と出会い、彼と親密な関係になる。後に霧島の手によって朝田が北日本大から追放された時にも自分もやめると霧島に言い放ち、彼の元を離れずMSAP(万人のための医師団)にも参加。その後朝田と共に帰国し、加藤にスカウトされた朝田と共に明真で働くことになる。霧島に対しては、彼の人間性や居候していた頃の自分や母親に対するぞんざいな扱いから、彼を強く憎んでいた。
オペ看護師としては並の医師よりも優れた医療知識と腕をもつ天才で、どの執刀医のオペでもそのリズムや術式を瞬時に理解して順応することができ、朝田と共に参加したMSAPでの経験から看護師の領域を超える外科医の技術をも身につけている。荒瀬曰く、体重は43キロ。
第2期では片岡の策略で朝田のチームから引き離され、荒瀬と共に明真に残ることになる。第3期ではドイツに長期出張中により未登場。第4期では朝田の招集を受けてドイツから帰国し、桜井総合病院看護師として朝田と共に働く[注 3]
「チームドラゴン」の1人目。
第2期(2007年)[編集]
片岡 一美〈30〉
演 - 内田有紀(幼少時代:杉本妃音奈)
外資系投資会社「イーグル・パートナーズ社」の重役。「チーム・ドラゴン」のメンバーを匿名で明真大学附属病院に呼び寄せるが、同病院の前でひき逃げ事故に遭い重傷を負い朝田に助けられる。その後、経営困難状態の北洋病院に投資し、借金の形に営業権を手にして病院のオーナーとなり、野口と手を組み明真と業務提携し、優秀な医師を明真に送り込み、逆に明真からは金にならない患者を北洋に送るように仕向ける。
かつては医師を目指して医学部に通っていたが、医師として患者のために奔走した父の死をきっかけに中退し、父の診療所開設による借金返済のためにイーグル・パートナーズ社に入社した過去を持つ。最終的には野口に裏切られたことで善田と手を組み野口を失脚させ、野口の後任として地域医療の北洋と先端医療の明真との新体制を担う事になる。
松平 幸太朗〈33〉
演 - 佐藤二朗
北洋病院消化器外科医。
かつては西南大学医学部付属病院消化器外科のエースで、日本初の非適合生体肝移植に成功し准教授にまで昇進した男であったが、そのエースとしての重責から次第に患者の為ではなく、自身の論文成績と教授の覚えを良くする為に目立つ症例だけを手がけるようになり、最終的には論文を改ざんしてしまう。改ざんが発覚後は、予後不良な患者だけの治療をさせられる"敗戦処理"担当にされ、最後には医療ミスを名目に追い出される。それらの経緯が原因でメスが握れなくなり、朝から晩まで飲んだくれの最低の医者に成り下がっていたが、かつて非適合生体肝移植を受けた患者の母親の手術を通して再度メスを握ることを決め、チームドラゴンに入る。チームに入った後は酒もやめた。荒瀬からは『大将』と呼ばれている。
「チームドラゴン」の8人目。
小高 七海〈33〉
演 - 大塚寧々
北洋病院麻酔医[注 19]
麻酔医としての実力は一流で、荒瀬に「朝田のスピードに付いて行けるのは俺とお前だけ」と言わしめるほど。荒瀬とは旧知の仲で、彼が麻酔論文に関わっていた頃はバーでよく話し相手になっていたという。
かつて緊急オペのため「誕生日に早く帰る」という息子・智樹との約束を破り、その間に智樹は喘息の発作で倒れて他の病院に運ばれてしまう。しかし、搬送先の麻酔医の医療ミスによって智樹は半身不随となってしまい、そのことがきっかけで手術にはほとんど参加しておらず、荒瀬のチームドラゴンに入るようとの説得にもなかなか耳を貸そうとしなかった。
朝田を頼ってやって来た息子・智樹とその父親である元夫に偶然再会するが、父親は小高の手術参加を断固拒否する。手術は小高抜きで開始するが、手術中に麻酔医の技量不足のため智樹が危険にさらされ、智樹を助けるため父親の制止を振り切って手術に飛び入り参加し、無事智樹を助ける事に成功。その後は父親とも和解しチームドラゴン入りを決意する。
普段からチョコレートをよく食べており、朝田から実力がありながら手術に参加しない理由を問いただされた際にはカカオ中毒とはぐらかしていた。また、資料をもらいに北洋病院に来る木原から一方的に好意をもたれていたが一切相手をしていない。
「チームドラゴン」の9人目。
善田 秀樹〈58〉
演 - 志賀廣太郎
北洋病院院長。
野口とは対照的に患者をまず第一に考えた医療を志す。北洋病院の現状に憔悴しているが時折挑発的な言動をすることもあり、静かな闘志を内に秘めている。
野口とは学生時代の同期でお互い切磋琢磨し合う親友であったが、同期の医師たちの中で善田が最初の執刀医に選ばれたことで野口の嫉妬と怨みを買い決別する。最終話で野口のスキャンダルに関する資料を集めて失脚させるきっかけを作ったことが明らかになった。
野村 博人〈30<第2期> → 32<第3期>〉
演 - 中村靖日
北洋病院臨床工学技士(第2期) → 北洋病院 / 明真大学病院臨床工学技士(第3期)[注 20]
外科医に医療ミスの責任を押し付けられたため北洋病院に移された。
実力は確か[注 21]だが内気で、ミスを転嫁された事から対人恐怖症気味となりさらに暗い性格になってしまった。しかし、朝田や伊集院の励ましによってそれを克服し、チームの一員として成長していく。その後はコミカルな一面も覗かせるようになった。グリーンピースが苦手。病院の食堂での食事の際には、いつもマイナイフ・フォークを使用している。
第3期では外山と共に朝田に呼ばれ、明真にやってくる[注 22]。美人系に弱く加藤に憧れている。その後、外山とともに明真に出向。
「チームドラゴン」の6人目。
外山 誠二〈30<第2期> → 32<第3期>〉
演 - 高橋一生
北洋病院血管外科医[注 23](第2期)→北洋病院/明真大学病院血管外科医(第3期)[注 20]
若手ながらその腕は折り紙つきの超一流であり、朝田に「執刀のレベルは俺が見てきた中で1番」と言わしめるほど。自身もその腕に絶対的な自信をもっており、朝田に対し「俺の技術を見れば執刀を変わりたくなる」と言い放ったこともある。若手心臓外科医の登竜門であるコンテスト「フレッシュマンズライブ」で圧倒的な大差で優勝している。
東都大学医学部教授の父親や2人の兄と共に、自身も東都大学医学部を卒業しているエリート家系に育つが、兄と比較すると出来が悪かったことから子供時代は褒められたことがなく、家族全員を目の敵にしている。北洋に飛ばされた原因は理不尽な要求を上司である講師につきつけられて殴ったためで、以上のように感情の起伏が激しく性格の面で問題がある。患者を自身の技術の腕を見せ付ける為の物とみなしたり、他のスタッフを馬鹿にするなど問題を抱えていたが、自身のミスで患者を術死させてしまいそうになった時に朝田やスタッフに助けられたことにより考えが変わって、性格の改善が見られた。その後チームドラゴンに志願する。荒瀬曰く、体重は61キロ。
かつてはガムをよく噛んでいたが、例の手術以降は飴をよくなめている。また、コーヒーはエスプレッソしか飲まない。
第3期では同時オペを行うため、朝田の招集を受け北洋病院から明真にやってくる[注 22]。その後北洋が明真と提携し、野村とともに明真に出向。
「チームドラゴン」の7人目。
第3期(2010年)[編集]
黒木 慶次郎〈44〉
演 - 遠藤憲一
アメリカから帰国した野口が、チームドラゴンの壊滅を目的に明真に呼び寄せた循環器内科医で、野口曰く「もう一つのアメリカ土産」。最高レベルのカテーテル技術を持ち、心筋梗塞を発症し死の淵にいた荒瀬を45分で処置し蘇生させたほど。藤吉とは以前からの知り合い。
元は心臓外科医であったが、彼が心臓外科医時代に彼の婚約者の心臓手術で、教授が名誉欲しさにロス手術を選択するも失敗し、保身のためミスを擦り付けられた過去がある。そのせいで外科医(特に心臓外科医)を憎んでいたが、自身のカテーテルのミスで患者を急変させてしまった所を朝田に助けられ、互いに認めるようになる。
アメリカ勤務時代から慢性骨髄性白血病に冒されており、明真に来てからもその症状に苦しみ続けていた。最後は朝田に看取られ息を引き取る。黒木亡き後のカテーテル技術は、一時的にチームに引き入れた伊集院に受継がれた。
「チームドラゴン」永久欠番の10人目。
真柄 冬実〈26〉
演 - 谷村美月
新人研修医。研修や教育は伊集院が担当している。プライベート優先主義で、手術の研修に「予定がある」とごねた上にシフトの定時で即刻帰ってしまう。また書類整理などの雑務には不満な顔を隠そうともせず、朝田のオペが終わると「疲れた」と愚痴りながらさっさと手術室から退散するという極度の面倒臭がり。だが思ったことをそのまま口に出してしまう反面、的を射た発言をすることもあってか、伊集院や木原達は口を出せない。木原とはいいコンビである。
徹のオペの際、エピネフリンのコネクターを外してしまうミスをし、オペに対して恐怖心を抱いてしまうが、朝田のオペに助手として入ったことで克服した。
北川 響[注 24]
演 - 初音映莉子
加藤がアメリカからチームに招いた看護師。第3話よりオペに加わる。その器械出しの速度はミキに勝るとも劣らない。噂話をそのまま相手に伝えるなど、ドライな性格の一面も持っている。密かに研修中の真柄のことを応援している。
手柴 勝則
演 - 増田修一朗
鬼頭の秘書だったが、第9話での野口の根回しにより寝返り、野口の秘書となった。
第4期(2014年)[編集]
桜井総合病院
桜井 修三
演 - 平幹二朗(医学生時代:平岳大[5][注 25]
院長。朝田の恩師で、教授と対立して医局を追われた朝田を自らの病院に引き取り医師としての技術、精神面を徹底的に鍛え上げた。L&P病院が出来てからは医療設備や医師[注 26]不足のため、患者が激減し経営の危機に立たされており、自身の病院を朝田に託すため彼を呼び寄せた。
医学生時代には野口らを引き連れインターン制度廃止運動を先導するが、国家権力によって弾圧され、その一件で帝都医科大学を退学処分となり、後に渡米をしてハーバード大学に進み医師免許を取得した経歴を持つ。そのような経歴から米国軍に医療従事者の知り合いがいるなど顔が広い一面がある。
検査で脳動脈瘤及び弓部大動脈瘤が見つかった[注 27]後も無理のない程度に仕事に従事していたが、急変した患者の心臓マッサージ後に倒れ、L&P病院に運び込まれる。脳と心臓を同時にオペをしなければならないほどの危険な状態であったが、チームドラゴンおよび岡村の執刀によって救われる。手術後に院長を朝田に譲るが、自らも引き続き現場に立って診療及び研修医の早川の指導を続けている[注 3]
猪原 薫
演 - キムラ緑子
オペ看護師兼病棟看護師リーダーで、手術では器械出しを担当する。その技量はミキや北川に勝るとも劣らない。
山下 紗枝
演 - 三浦葵
佐々木 朋子
演 - 阿達由香
上記2名はオペ看護師兼病棟看護師。
桂 基晴
演 - 塩田宇宙
臨床工学技士。
L&P病院
岡村 征
演 - 高橋克典
国際弁護士資格を保有し、数々のアメリカの病院を再建に導いてきた実績を持つ敏腕経営コンサルタント。野口と共謀し、L&P病院のインド進出を目的にチームドラゴンのメンバーを引き抜いていく。病院内では常にタブレットPCを携帯している。
かつては全米NO.1と評されるほどの天才的な腕をもった脳外科医であったが、婚約者を周産期心筋症で亡くしたことがきっかけで医者を廃業し、ビジネスで医療を改革するという目標を掲げて経営コンサルタントに転身した過去を持つ。このような経歴から、患者やチームドラゴンのために野口が止めたオペを許可したり、リスクの高い周産期心筋症を患う妊婦患者を病院に受け入れた上に、その患者の緊急手術を朝田に依頼するなどの行動に出たことがあるが、それらの行動は徐々に野口の反感を買うようになり、最終的に朝田の引き抜きを巡って対立し解雇された。
L&P病院の経営に携わっている時点で約10年間メスを握っていなかったが、藤吉の要請を受けてL&P病院に戻り桜井のオペに参加[注 28]。ブランクを感じさせない動きでチームドラゴンとともに脳と心臓の同時オペを成功させ、オペ終了後に朝田からチームドラゴンのメンバーとして認められる。なお、この手術が自分の最後のオペと語り、手術後は再び経営コンサルタントの仕事に専念している[注 29]
「チームドラゴン」の11人目。
早川 昭吾
演 - 柄本佑
東京大学医学部出身の後期研修医で、担当指導医は木原[注 30]。研修医たちのムードメーカー的な役割で、纏め役を担う。岡村の指示でスパイとして桜井病院へ行くことになり、不満に思う。伊集院がL&P病院に移った後、朝田とともに患者の診察や治療に当たっていたが、自身の診察ミスにより担当した患者の容態が悪化し、朝田とL&P病院から応援で来た荒瀬[注 31]のサポートによるオペを通して、医者としての自覚が芽生える[注 32][注 33]。その後、L&P病院に戻れる許可がおりるが、院長である桜井の体を心配して桜井病院に残る事を決意する。手術中の突発的な危機的状況を回避するための朝田の処置を先読みし、いち早く用意したステントグラフトを手術室へ届けるなど、医師としての著しい成長が見られた[注 3]。特徴的な髪形をしており荒瀬からは「ツーブロック」と呼ばれる。
中林 伸二
演 - 寺井文孝
臨床工学技士。
その他
樋口 美雪
演 - 中村ゆり
伊集院の婚約者。伊集院が明真大学病院を辞めたことについては知らされていない状態だったが、父の病気の件で知ることになる。

ゲスト[編集]

複数話・単話登場の場合は演者名の横の括弧()内に表記。

第1期(2006年)[編集]
第2話
第3話
第4話
第5話 - 第6話
第5話
第7話
第8話
第8話 - 第11話
第9話 - 第11話
第11話
第2期(2007年)[編集]
第1話
第2話
第3話
第4話
第6話
第6話 - 第8話
第7話
第8話
第9話 - 第11話
第10話
第3期(2010年)[編集]
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第7話
第9話
元港北大学病院外科臨床工学技士で、心臓外科医時代の黒木の同僚であり親友だった。黒木の婚約者の心臓の手術に失敗後、罪悪感に蝕まれ港北を退職、現在は医療品メーカーの営業をしている。妻である春香が重度の心臓病に掛かった為、黒木にカテーテル手術を依頼しに明真を訪れる。第10話では2つのチームによる、妻のベンタール・トータルアーチ手術とロシア人女性のトリプルバルブ手術中に娘の恵が肺塞栓で倒れ、腕のあるMEが不足する状況で黒木の提案により急遽手術に参加、手術中に誰もしたことのないとされるダブルサーキュレーション用の回路を驚異的なスピードで作り、朝田に絶賛される。
第10話
不定期
  • アオバリョウコ(黒木の婚約者〈故人〉) - 宮本理英
第4期(2014年)[編集]
第1話
森本 信夫〈70〉
演 - 上條恒彦
森本が患うアスペルギルス症の病変は肺だけではなく弓部大動脈にも浸潤している。
森本 俊介
演 - 浦上晟周(幼少期:吉田騎士)
信夫の孫。
富田 加奈〈6〉
演 - 玉野るな(第2話 - 第4話)
拡張型心筋症を患う藤吉の担当患者。藤吉の研究する心筋シートが完成し、認可が下りるまで心臓を持たせるための手術を決断したが、術前検査の結果によってヘパリン起因性血小板減少症(HIT)が発覚したことで、ヘパリンが使用出来ないため人口心肺装置が使用不可に陥り、手術中止に追い込まれる[注 34]
第4話
サムエル・A・カビル〈20〉
演 - リロイ太郎
アフリカからの出稼ぎ労働者。冠動脈狭窄を発症し、直ぐに帰国しなければならない事情や居住地の医療状況を鑑みた術式で朝田[注 35]によるバイパス手術を受ける。加藤に「魔法の心臓、待ってるから。[注 36]」と言い残して帰国し、この一言が加藤の心を大きく動かした。
吉田
演 - 若尾義昭
外務大臣。冠動脈瘤の血栓に伴う心筋梗塞を発症する。冠動脈瘤の形状からカテーテル治療は使用できず、感染性粉瘤の影響で胸骨正中切開も出来ない状況に陥るが、鬼頭の呼びかけで駆けつけた朝田のMIDCABを用いたオンレイパッチによる冠動脈形成術で一命を取り留める。
アフマド・サイラス
世界エネルギーサミットに出席するため、来日する石油省大臣。急性腹膜炎の術前検査で冠動脈狭窄が見つかり、木原執刀によるロボティック手術を受ける。
第5話
羽垣 譲
演 - 藤木孝
L&P病院院長。循環器専門医で大動脈弁置換術を得意とする。女医を嫌い、15年前に荒瀬と因縁があったが本人は覚えていなかった[注 37]。手術中に蓮の様態が急変したことで、荒瀬と口論となるが身勝手な行動[注 38]が災いして岡村に見切られ解雇されてしまう。そして新院長として荒瀬が迎え入れられた。
山城 蓮〈7〉
演 - 山崎智史
羽垣が執刀する先天性二尖弁大動脈弁狭窄症の患者。術前のエコー検査で高度な左室流出路狭窄が認められた。羽垣の無謀な執刀で蓮の様態が急変してしまうが、荒瀬と木原のチームワークで、ロス手術を成功させた。この手術で木原が外科医として大きく成長する切欠となった。荒瀬の事を「眠らせ屋さん」と呼んでいる。
第6話
平山 千尋
演 - 李千鶴
初診時に桜井から心臓病の疑いがあると診断を受けたが、心臓病だと言われたことに納得いかずL&P病院で再検査を受診し、気管支喘息の診断が下る。その後、桜井の診察は誤診と訴えた所に、野口と知り合う。野口の策略によって桜井総合病院に厚労省の監査が入り、監査中に心臓発作で倒れる。朝田の再検査[注 39]により、気管支喘息ではなく心臓喘息[注 40]という病名が分かる。
嶋田 隆之
演 - 西沢仁太
厚生労働省関東厚生局医療監視員。
第7話
樋口 豊〈62〉
演 - 斉木しげる
美雪の父。肺がんだけの病巣を見ると初期がんに値するステージIA期、だが遠隔転移が認められる左副腎がんを含むとステージIVの末期がんであると最終的な診断が下る。
その後左副腎がんは、木が腰に刺さる事故で身体内部に残った木の欠片から起因する異物性肉芽腫の疑いがあると、伊集院の献身的な病状観察によって新しい光明が見つかる。
山岡
演 - 三宅正治[6]フジテレビアナウンサー
大学病院脳外科教授。
第8話
長沼 芳江
演 - 大島蓉子
早川の診察で下肢静脈瘤と診断を受け自宅に帰宅するが、仕事場で病状が急変し緊急搬送される。早川が朝田の指示を待たずに血栓溶解薬を投与したことでさらに病状が悪化していき肺塞栓症を併発する。その後緊急オペになり、朝田や荒瀬のサポートで研修医の早川が執刀し、彼の医師としての自覚を芽生えさせるきっかけになった。
鎌田 哲司
演 - 俵木藤汰
頸部の血管雑音から左内頸動脈狭窄が認められ、脳梗塞の兆候が見られると朝田から説明を受ける。朝田の的確な診断によって、病気の早期発見に繋がる。[注 41]
前原 好美
演 - 幸田尚子
1型糖尿病疾患を抱える息子の母親。早川のぞんざいな病状説明に不満を訴える。
マイク・ボールドウィン
演 - Don J(第9話)
セントラルピッツバーグ大学病院脳外科医。
第9話
桐山 恵美〈39〉
演 - 渋谷亜希
妊娠23週目を迎える双子の母親。妊娠に起因する周産期心筋症を発症する。
脇坂 将〈5〉
演 - 大山蓮斗
下縁欠損型心房中隔欠損症を発症していたためにカテーテル治療は適応外で開胸術の必要性があった。
桐山 英雄
演 - 松田賢二
恵美の夫。不妊治療の末に待望の子供を授かる。
脇坂
演 - 浜田学
将の父親。L&P病院を運営するL&Pリースの副社長。
第10話
佐久間 邦夫〈70〉
演 - 岡本信人
桜井が告知した年数通りに人工弁の状態が悪くなり、僧帽弁再置換術を受けることになる。30年前に桜井が執刀した弁置換術は癒着部分が殆ど見当たらない完璧な手技だった。

スタッフ[編集]

第1期(2006年)[編集]

第2期(2007年)[編集]

  • 原案 - 永井明
  • 漫画 - 乃木坂太郎(小学館刊「隔週刊ビッグコミックスペリオール」連載)
  • 脚本 - 林宏司
  • 音楽 - 澤野弘之河野伸
  • 医療アドバイザー - 吉沼美恵
  • 医事監修 - 須磨久善(心臓血管研究所付属病院)、佐野俊二岡山大学病院副院長)、天野篤(順天堂大学医学部)
  • スケジュール - 三條広樹
  • 演出補 - 星野和成、森脇智延、田中亮
  • 記録 - 荒澤志津子、恩田一代
  • 制作担当 - 由利芳伸、壷井力碓井祐介
  • 制作主任 - 菅村実雪、村松秀昭吉田知弘斉藤勲
  • プロデュース補 - 秋山八重子
  • 撮影協力 - 岡病院、いばらきフィルムコミッション、茨城県庁、東京西徳洲会病院
  • 協力 - 渋谷ビデオスタジオ、ビデオスタッフ、東新、バウムレーベン、ブルーバック
  • ラインプロデュース - 斉藤あや
  • プロデュース - 長部聡介、三竿玲子
  • 演出 - 水田成英葉山浩樹星野和成
  • 制作 - フジテレビドラマ制作センター
  • 制作著作 - フジテレビ

第3期(2010年)[編集]

  • 原案 - 永井明
  • 漫画 - 乃木坂太郎(小学館刊「隔週刊ビッグコミックスペリオール」連載)
  • 脚本 - 林宏司
  • 音楽 - 澤野弘之、河野伸
  • プロデュース - 渡辺恒也
  • 演出 - 水田成英、葉山裕記、田中亮
  • 企画 - 長部聡介
  • 制作 - フジテレビドラマ制作センター
  • 制作著作 - フジテレビ

第4期(2014年)[編集]

  • 原作 - 乃木坂太郎 / 原案 - 永井明 / 取材協力 - 吉沼美恵『医龍』(ビッグコミックス / 小学館刊)
  • 脚本 - 浜田秀哉、ひかわかよ
  • 医療原案 - 高橋明仁
  • 音楽 - 吉川慶澤野弘之河野伸
  • 演出 - 田中亮、水田成英、森脇智延
  • 演出補 - 相沢秀幸、阿部博行、杉浦祐樹
  • 音楽プロデュース - 志田博英
  • 特殊造型 - 松井祐一、三好史洋
  • 特撮協力 - 田中誠士
  • 手書きタイトル - 湯浅信人
  • 原作協力 - 有藤智文、石田貴信
  • 医療監修 - 天野篤
  • 医療指導 - 森田照正、土肥静之、五十嵐健人、松山克彦
  • ER医療指導 - 川井真、恩田秀賢
  • ロボット外科手術監修 - 渡邊剛
  • 医療協力 - 澤芳樹
  • 脳外医療指導 - 佐藤秀貴、岩田幸也、村井保夫
  • 看護指導 - 石田喜代美
  • リサーチ - フリード
  • プロデュース - 長部聡介、大木綾子
  • プロデュース補 - 榊原妙子、吉岡由佳理
  • 制作著作 - フジテレビ

音楽[編集]

第1期(2006年)[編集]

  • 主題歌 - AIBelieve
  • 挿入歌 - 関山藍果「Aesthetic」
    • ドラマオリジナルサウンドトラック収録。
  • メインテーマ - STEVE VAl「Building The Church」
    • アルバム『Real Illusions:Reflections』(2005年発表)収録。今作のドラマオリジナルサウンドトラックには未収録。

第2期(2007年)[編集]

  • 主題歌 - AI「ONE」
  • 挿入歌 - 関山藍果「Aesthetic」
    • ドラマオリジナルサウンドトラック収録。
  • メインテーマ - STEVE VAl「Building The Church」
    • ドラマオリジナルサウンドトラック収録。

第3期(2010年)[編集]

  • メインテーマ - 澤野弘之「TEARS Of The DRAGON」(ボーカル:小林未郁
    • ドラマオリジナルサウンドトラック収録。
  • 主題歌 - DEEP未来への扉

第4期(2014年)[編集]

放送日程[編集]

第1期(2006年)[編集]

医龍-Team Medical Dragon-
各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
KARTE:01 2006年4月13日 神の手を持つ男 久保田哲史 14.1%
KARTE:02 2006年4月20日 神の手と悪魔の薬 14.1%
KARTE:03 2006年4月27日 娘の心臓を守れ 水田成英 14.1%
KARTE:04 2006年5月04日 教授が患者を殺す 14.7%
KARTE:05 2006年5月11日 バチスタ手術開始 久保田哲史 14.8%
KARTE:06 2006年5月18日 バチスタ手術急転 15.1%
KARTE:07 2006年5月25日 絶対許せない男 水田成英 12.7%
KARTE:08 2006年6月01日 奇跡を起こす医師 久保田哲史 16.6%
KARTE:09 2006年6月08日 バチスタ手術断念 水田成英 13.8%
KARTE:10 2006年6月15日 この命は必ず守る 久保田哲史 15.1%
KARTE:11 2006年6月29日 最後のカード!!新バチスタ手術 17.2%
平均視聴率 14.7%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

第2期(2007年)[編集]

医龍-Team Medical Dragon-2
各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
KARTE:01 2007年10月11日 復活!!チームドラゴン!!母の命か胎児の命か…
余命2ヶ月の心臓病患者は妊娠7ヶ月!!
絶対子供はあきらめない!!運命の緊急手術が始まる
水田成英 21.0%
KARTE:02 2007年10月18日 捨てられる患者 16.8%
KARTE:03 2007年10月25日 その手術は失敗する 15.5%
KARTE:04 2007年11月01日 絶対殺せない患者 葉山浩樹 15.8%
KARTE:05 2007年11月08日 決行!! 運命の無輸血手術 15.0%
KARTE:06 2007年11月15日 もう1人の天才外科医… 水田成英 17.6%
KARTE:07 2007年11月22日 復活!!スーパードクター 葉山浩樹 14.1%
KARTE:08 2007年11月29日 絶対に許せない麻酔医!! 水田成英 16.6%
KARTE:09 2007年12月06日 余命2ヶ月!!奇跡の手術 星野和成 17.6%
KARTE:10 2007年12月13日 総力戦!!運命の心臓移植 葉山浩樹 15.4%
KARTE:11 2007年12月20日 運命の4時間!!最後の手術 水田成英 17.7%
平均視聴率 17.2%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

第3期(2010年)[編集]

医龍-Team Medical Dragon-3
各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
KARTE:01 2010年10月14日 あの伝説のチームが遂に復活!!
心臓がなくなる…史上最悪の超難手術に挑む
朝田の前に最強の敵が立ち塞がる
水田成英 16.4%
KARTE:02 2010年10月21日 花嫁が迫られた命より重い選択!
神の手vs悪魔の指先
葉山裕記 14.8%
KARTE:03 2010年10月28日 裏切りの公開手術!
起死回生をかけてチームドラゴンが難手術に挑む
水田成英 12.5%
KARTE:04 2010年11月04日 誰も知らないカルテ!
天才の光と伊集院の涙…そのチームは誰のため
葉山裕記 12.9%
KARTE:05 2010年11月11日 心臓移植を待つ子供…
天才医師でも救えない患者、打ち砕かれた希望
田中亮 12.7%
KARTE:06 2010年11月18日 心停止! 朝田の心臓が止まった!!
命をかけて救った命…伊集院、お前が救え!
葉山裕記 15.2%
KARTE:07 2010年11月25日 総力戦! 2分の手術! 忘れたはずの恋と子供の命…
この子を絶対に死なせない!
水田成英 13.1%
KARTE:08 2010年12月02日 朝田復活! 奇跡の手術!
右手に託された命の約束…先生僕を助けて!
田中亮 11.1%
KARTE:09 2010年12月09日 遂に来た! 最強の仲間!
絶対に許せない過去の男…お前は俺が救う!
葉山裕記 12.2%
KARTE:10 2010年12月16日 母の命か娘の命か!
仲間の命を懸けた禁断の最終オペが今、始まる!
水田成英 15.2%
平均視聴率 13.6%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

第4期(2014年)[編集]

医龍4-Team Medical Dragon-
各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率[7]
KARTE:01 2014年1月09日 お待たせ! 理想の病院を作るためチームドラゴン復活!
巨大資本と最新設備で世界進出を狙う宿敵と壮絶な闘いが始まる
浜田秀哉 田中亮 11.6%
KARTE:02 2014年1月16日 手術をすると患者は死ぬ ひかわかよ 水田成英 12.8%
KARTE:03 2014年1月23日 神の手からこぼれた患者 13.2%
KARTE:04 2014年1月30日 魔法の心臓と狙われた女 浜田秀哉 田中亮 12.3%
KARTE:05 2014年2月06日 天才麻酔科医が決断する ひかわかよ 森脇智延 11.2%
KARTE:06 2014年2月13日 ヒーローに裏切られた男 浜田秀哉 水田成英 11.0%
KARTE:07 2014年2月20日 患者が最後に選ぶ医者! ひかわかよ 田中亮 10.7%
KARTE:08 2014年2月27日 暴れる患者と未熟な医者 浜田秀哉 森脇智延 13.3%
KARTE:09 2014年3月06日 死なせない! 母と子の命 ひかわかよ 田中亮 13.2%
KARTE:10 2014年3月13日 世界に売られる天才医師 浜田秀哉 水田成英 11.5%
LAST:KARTE 2014年3月20日 帰ってきた天才外科医 田中亮 12.7%
平均視聴率 12.1%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

原作からの変更点[編集]

  • ドラマ版のストーリーは3例目のバチスタ手術が終了するまでを取り扱っている。その後、バチスタチームは解散し、朝田は病院を辞してふたたびNGOに戻るというドラマ独自の展開で結末を迎えた。[8]
  • ER教授鬼頭の性別変更(鬼頭直人→鬼頭笙子)。[9]
  • 原作では特に関係がなかった加藤と霧島が恋人同士という設定。[10]
  • 原作ではバチスタチームに名称は存在しないがドラマでは「チーム・ドラゴン」という名称が付けられている。[要出典]
  • 祖父江の所属する科の変更(消化器外科→脳神経外科)。[11]
  • ミキの勤める病院の変更(横浜みらい病院→明真大学付属病院)。[12]
  • 原作では両チーム共に同日・同時刻に行われているとあるが、ドラマでは、霧島が行ったバチスタ手術が国内初という扱いになっていた。また、霧島の手術チームについては原作では言及されていないが、ドラマでは海外の著名な医師と組んで行われた。[13]
  • 三人目のバチスタ中に運ばれてくる急患は原作では木原の母親だが、ドラマでは霧島軍司が運ばれてくる。[14]
  • 原作第1話で加藤がポルシェに乗って朝田の元へ行く途中に事故を起こしているが、ドラマ版では何事もなく到着している。[15]
  • バチスタ手術3例目の患者は、原作では片親(父親のみ)だがドラマ版では母親も健在。[16]
  • 原作では木原は朝田達と敵対する立場にある感じだが、ドラマでは影ながらチームを援護する等味方に徹している。[17]

備考[編集]

  • 医事監修・指導は、日本で初めてバチスタ手術を実行した須磨久善医師、左心低形成症候群の外科治療に定評がある佐野俊二医師、冠動脈バイパス術のスペシャリストで天皇陛下の執刀を成功させた天野篤医師、ロボット手術の第一人者の渡邊剛医師など各手術のスペシャリストが担当している。
フジテレビ系列 木曜劇場
前番組 番組名 次番組
小早川伸木の恋
(2006.1.12 - 2006.3.23)
医龍 -Team Medical Dragon-
(2006.4.13 - 2006.6.29)
山おんな壁おんな
(2007.7.5 - 2007.9.20)
医龍 -Team Medical Dragon- 2
(2007.10.11 - 2007.12.20)
鹿男あをによし
(2008.1.17 - 2008.3.20)
GOLD
(2010.7.8 - 2010.9.16)
医龍 -Team Medical Dragon- 3
(2010.10.14 - 2010.12.16)
外交官 黒田康作
(2011.1.13 - 2011.3.17)
独身貴族
(2013.10.10 - 2013.12.19)
医龍 -Team Medical Dragon- 4
(2014.1.9 - 2014.3.20)
続・最後から二番目の恋
(2014.4.17 - 2014.6〈予定〉)

脚注[編集]

  1. ^ Overlapping cardiac volume reduction operation”. The American Association for Thoracic Surgery (2002年). 2010年7月3日閲覧。
  2. ^ あの大人気ドラマ『医龍』が、チームドラゴンが帰ってくる! 木曜劇場『医龍4~Team Medical Dragon~』”. フジテレビ (2013年12月27日). 2014年3月17日閲覧。
  3. ^ 「医龍」新キャスト、坂口憲二の恩師役に平幹二朗”. サンケイスポーツ (2013年11月1日). 2013年11月1日閲覧。
  4. ^ 最終回に里原ミキ(水川あさみ)が帰ってきた!朝田龍太郎(坂口憲二)とのゴールデンコンビが復活!?『医龍4~Team Medical Dragon』”. フジテレビ (2014年3月17日). 2014年3月17日閲覧。
  5. ^ a b 毎日新聞デジタル (2014年2月10日). “岸部一徳:平幹二朗と「医龍」で“ダブル親子共演””. 2014年2月14日閲覧。
  6. ^ シネマトゥデイ (2014年2月20日). “三宅正治アナが俳優デビュー!「医龍4」で脳外科医役”. 2014年2月21日閲覧。
  7. ^ 全放送回と平均の出典。医龍4-Team Medical Dragon- - スポニチ Sponichi Annex 芸能、2014年3月24日閲覧。
  8. ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(11)』 小学館〈ビッグコミック〉(2006年) 第86幕「選管」105頁以降。
  9. ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(3)』 小学館〈ビッグコミック〉(2003年) 第21幕「定例教授会」150頁。
  10. ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(5)』 小学館〈ビッグコミック〉(2004年) 第37幕「学会荒らし」131頁-134項・同8巻 第65幕「教授の資質」209項-211項。加藤の恋人や元恋人については、野口の息子以外に記述は無い。
  11. ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(3)』 小学館〈ビッグコミック〉 第21幕「定例教授会」145頁。
  12. ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(1)』 小学館〈ビッグコミック〉(2003年) 第5幕「別の生き物」149頁・153項。
  13. ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(6)』 小学館〈ビッグコミック〉(2004年) 第40幕「論文レース」31頁-33項。
  14. ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(10)』 小学館〈ビッグコミック〉(2006年) 第77幕「審議ゲーム」92頁-101項。
  15. ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(1)』 小学館〈ビッグコミック〉 第1幕「龍の目覚め」7頁-9項。
  16. ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(9)』 小学館〈ビッグコミック〉(2005年) 第68幕「白衣」58頁-76項。
  17. ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(11)』 小学館〈ビッグコミック〉 第75幕「密告」。同7巻 第50幕「医療ミス隠蔽工作」・同2巻 第12幕「教授選定機器」とほぼ全ての単行本に朝田と木原の確執が描かれている。

注釈[編集]

  1. ^ 6月22日はサッカーW杯特別番組、及びチェコVSイタリア戦を中継のため放送休止した。
  2. ^ 今期から数字が英題の前に来る。
  3. ^ a b c d e f g 第4期最終話エピソードより。
  4. ^ 第2期第1話は写真のみで登場。
  5. ^ 第4期第4・5話エピソードより。
  6. ^ 第4期では朝田に「カテーテル手術の腕が良い」と絶賛されている(第4期第8話エピソードより)。
  7. ^ 第4期第7話エピソードより。
  8. ^ 総合選択式研修プログラムのカリキュラムを作成(第4期第8話エピソードより)。
  9. ^ L&P病院前院長とは荒瀬が研修医時代に対立しており、今回行われた大動脈弁置換術でも意見の食い違いが発生し経営者である岡村が荒瀬の意見に賛同したことで前任院長が解任され、麻酔医主導の手術システムを実現させるため、院長に就任(第4期第5話エピソードより)。
  10. ^ 第2期第7話エピソードより。
  11. ^ 一度だけ、北洋での手術に参加した。理由は「ツレ(小高七海)に用があって行ったら手術だったから参加した」と発言している。
  12. ^ 荒瀬が急患で運ばれたときには伊集院と加藤は外出中であり、朝田は同じ症状の患者にオペ中であった。
  13. ^ a b 第4期第5話エピソードより。
  14. ^ 第2期後にウイルス性心筋炎を発症し死亡。
  15. ^ 作中ではロシア語やヒンディー語など。
  16. ^ 若い頃の野口役を演じていた岸部大輔は岸部一徳の実の息子である(第2期第8話 - 第9話・第4期第6話に出演)。
  17. ^ その後、アメリカで取得した医師免許が発見され、誤解であることが判明。
  18. ^ 日本に来た本当の目的は、朝田のライブデモンストレーションを見に来た為である(第2期第1話エピソードより)。
  19. ^ 元明真大学病院麻酔医。
  20. ^ a b KARTE:09並びにKARTE:10以降、同時オペを行うために北洋病院から朝田に招集される。北洋との提携後、新学長の方針と加藤に腕を買われて明真に出向。
  21. ^ 朝田に「外科医の癖を見抜いて的確に判断し対応できる」と言わしめるほどの腕の持ち主(第3期最終話エピソードより)。
  22. ^ a b 第3期第9話エピソードより。
  23. ^ 元明真大学病院血管外科医。
  24. ^ 一応チームドラゴンに加わっているが、自らチーム入りしたエピソードが描れていないため正式メンバーなのかは不明。
  25. ^ 若い頃の桜井役を平幹二朗の実の息子である平岳大が演じている(第4期第6話に出演)。
  26. ^ 麻酔科医は木曜日が不在。
  27. ^ 荒瀬が桜井の体重減少に気付き、その荒瀬の助言から朝田が桜井に検査を勧めた。
  28. ^ 桜井を救う事と前回の周産期心筋症の患者を助けた恩を返すためでもある。
  29. ^ 第4期最終話エピより
  30. ^ 桜井病院での指導医は朝田及び伊集院。
  31. ^ 桜井病院での麻酔科医が不在であった為。
  32. ^ 以前は5時になったら仕事を終えようとしたり、伊集院の研修プログラムや桜井病院の方針に「時間の無駄」などとわがままを言っていた。
  33. ^ 医師としての自覚が芽生えた後は朝田の教育を受け、患者に的確な判断を下せるようになる。また、朝田と患者の治療について話し合ったり、桜井病院の方針に従うようになっている。白衣もL&P病院の物から一般的な白衣に変わっている。(第9話エピソードより)
  34. ^ 拡張しすぎた心室を形成するための術式を行うには、オンビート手術は不可能。なお、心筋シートは人口心肺装置がなくとも手術は可能(第4期第2エピソードより)。
  35. ^ 手術の途中から加藤に執刀医変更。
  36. ^ 妹は心臓移植や人工心臓を必要とする重篤な状態。
  37. ^ 15年前の手術で患者を死なせた事も覚えていなかった。
  38. ^ そのとき、荒瀬は「お前の勝手な行動でまた患者を死なせるつもりか」と激怒した。
  39. ^ L&P病院での検査カルテなどは院長である荒瀬の協力で取得。
  40. ^ 正式な病名はASD(心房中隔欠損症)。
  41. ^ 朝田の紹介で伊集院によるカテーテル治療を受ける。

外部リンク[編集]