医龍-Team Medical Dragon-
| 医龍-Team Medical Dragon- | |
|---|---|
| ジャンル | 医療漫画 |
| 漫画 | |
| 原作・原案など | 永井明(原案) 吉沼美恵(医療監修) |
| 作画 | 乃木坂太郎 |
| 出版社 | 小学館 |
| 掲載誌 | ビッグコミックスペリオール |
| レーベル | ビッグコミックス |
| 発表期間 | 2002年 - 2011年 |
| 巻数 | 全25巻 |
| テレビドラマ: 医龍 -Team Medical Dragon- |
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| 原作 | 永井明(原案) 乃木坂太郎(漫画) |
| 監督 | 久保田哲史、水田成英 |
| 制作 | フジテレビドラマ制作センター |
| 放送局 | フジテレビ |
| 放送期間 | 2006年4月13日 - 6月29日 |
| 話数 | 全11回 |
| テレビドラマ: 医龍 -Team Medical Dragon- 2 |
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| 原作 | 永井明(原案) 乃木坂太郎(漫画) |
| 監督 | 水田成英、葉山浩樹 |
| 制作 | フジテレビドラマ制作センター |
| 放送局 | フジテレビ |
| 放送期間 | 2007年10月11日 - 12月20日 |
| 話数 | 全11回 |
| テレビドラマ: 医龍 -Team Medical Dragon- 3 |
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| 原作 | 永井明(原案) 乃木坂太郎(漫画) |
| 監督 | 水田成英、葉山浩樹 |
| 制作 | フジテレビドラマ制作センター |
| 放送局 | フジテレビ |
| 放送期間 | 2010年10月14日 - 12月16日 |
| 話数 | 全10回 |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
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『医龍-Team Medical Dragon-』(いりゅう チームメディカルドラゴン)は、永井明原案、吉沼美恵医療監修、乃木坂太郎作画による日本の医療を題材とした青年漫画。およびそれを原作とするテレビドラマ。一般に『医龍』の部分だけで呼称される。
目次 |
[編集] 漫画
2002年より、『ビッグコミックスペリオール』(小学館)にて連載を開始し、2011年4号にて完結した。第50回(平成16年度)小学館漫画賞(一般向け部門)受賞作品。
作品を織り成す魅力的な登場人物、医療ミス、抗がん剤治療、院内感染、内科と外科の対立、チーム医療、医局制度と現在医療を取り巻く諸問題を告発する物語である。
原案者の永井明は、医師、医療ジャーナリストとして活躍したが、肝臓がんのため、2004年7月7日に逝去。
[編集] ストーリー
東北の寒村に住まう、天才的な技術を持つ外科医・朝田龍太郎を、明真大学医学部助教授の加藤晶が訪ねて来る。心臓の難手術であるバチスタ手術論文を成功させて、自分の教授選出を図り、今の大学医療を改革するために、朝田をスカウトしに来たのだ。当初は「自分はもう医者ではない」と言い張って拒否する朝田だったが、加藤の説得や、気胸で倒れた同僚の里原ミキの救命救急処置を通して医師としての情熱を蘇らせ、心臓外科医として復帰する。
明真大学医学部教授の野口賢雄らが支配する封建的な病院体制の中、朝田は研修医の伊集院を鍛え、内科医の藤吉を始めとする優秀なメンバーを揃え、次々と難手術を成功に導く。
医局の権威を無視する朝田に警戒心を持つ野口は、朝田を招いた責任を取らせるために加藤追放と、自身の後任候補に朝田の最大のライバルである北日本大学心臓外科医・霧島軍司を起用する事を決断。だが、その霧島も明真で過ごす内に次第に人望を得て、ついには自身の派閥「霧島派」を立ち上げるに至る。 一方で、救急救命部を担当する明真大学医学部教授の鬼頭直人も、自身の改革案実現のため、世界的な腕前とコネクションを持つ国立笙一郎をアメリカから呼び寄せる。こうして、教授選は様々な陰謀と欲望を孕みながら混迷の様相を呈していく。
[編集] 主要登場人物
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
解説は漫画版による。テレビドラマで変更された設定についてはテレビドラマの項目で詳述する。
[編集] バチスタチーム
バチスタ手術とは、重篤な心疾患である、拡張型心筋症に対する手術療法の1つとして考案された術式である。加藤によって、この難しい療法を広く確立する、画期的な成果をあげるための実動部隊として招集される。
- 朝田龍太郎(あさだ りゅうたろう)
- 本作の主人公。熟達の腕を持つ外科医。かつては医療支援NGOで「医龍 (Team Medical Dragon)」と呼ばれた医療チームを率いていた。加藤のスカウトにより、明真大学付属病院の胸部心臓外科医となる。患者に接する態度はきわめて真摯であるが、手術中はモノとして扱っていると断言。私生活はズボラで、自宅のアパートは散らかしたまま放置している。度重なるスタンドプレーともとれる術法は人を魅了する反面、自分自身でバチスタチームの諸刃の剣となりかねないことを自称することもある。甘党でコーヒーも激甘。
- 教授選挙の後は、ふたたび医療支援NGOへ参加することを表明している。
- 加藤晶(かとう あきら)
- 明真大学助教授にして、明真大学付属病院胸部心臓外科医。朝田が来るまでは胸部心臓外科のエースであり、細やかな技術 はかつては野口教授の秘蔵っ子と言われたほどで、野口自身も彼女の技術やカリスマ性を高く評価している。 自分の野心(バチスタ手術論文による教授昇進)のために朝田をスカウトする。 出世街道をひたはしるキャリアウーマンだが、女らしい繊細な面や弱さも持ち合わせ、医師になりたての頃は当時の婦長だった奈良橋に自身の弱さを吐露する場面もあった。
朝田に少なからず惹かれていた様ではあるが、内・外とも自分の好みではない事と、ミキの存在を理由に深く関わる事を禁じていたようである。
- 伊集院登(いじゅういん のぼる)
- 心臓外科の研修医。現在の医局に嫌気がさしながらも、医局内での保身に腐心し、何事も無く過ごしていくことを第一に思っているという(いわゆる事勿れ主義)、朝田曰く「医局で一番自分の事しか考えていない人間」。医局のやり方に合わない朝田に反発するも、彼の厳しい指導の下で腕を磨いていく。性格が手伝ってか、繊細な作業を得意とし加藤もその技術を認めている。中盤まではいつもストレスからか胃痛を抱えていて胃薬を常用していた。
- 一時はバチスタチームを離れて霧島の元で学んでいたこともあったが、それによって自らの理想の医師像を見つめなおし、改めてチームに戻る。霧島は伊集院を指導する心積もりでいたが、霧島に対して朝田の元へ戻ると告げた時は快く送り出された。
- 藤吉圭介(ふじよし けいすけ)
- 明真大学講師にして、明真大学付属病院循環器内科医。患者を第一に考える明真大学病院では珍しい医者。真摯で誠実な人柄からか患者は勿論、他の医者や看護師からの評価も高い。先天的な心臓病を持つ樹里という名の娘がおり、自身もまた先天性心臓病の持ち主。朝田には「とっつあん」呼ばわりされている。朝田と伊集院には、発作を起こした際に緊急治療で命を救われており、自身のペースメーカー埋め込み手術も朝田に執刀させている。
- 現在は娘を東北にいる義理の父母の元に預け、単身赴任の形でバチスタチームに所属している。
- 荒瀬門次(あらせ もんじ)
- 明真大学付属病院救急救命部麻酔医で全身管理を司る麻酔のプロ。明真大学付属病院救急救命部に「手術一回につき100万円(論文絡みなら300万と跳ね上がるらしい)」という高額な報酬で雇われて居る。吸入麻酔を故意に吸い込み、酩酊状態になって遊ぶ悪癖を持っているが、その仕事ぶりは如何なる患者でも「ゆっくり数えて7つ」で麻酔を効かせ、的確な判断で生体肝移植のドナーの術中死を未然に食い止めるほどの腕前。麻酔薬の治験のために患者を死なせた過去を持ち、贖罪のために敢えて守銭奴を演じ、高価な酒で泥酔するなど悪役として振る舞っている。一時期、麻酔の世界的権威であるドクター・バウマンにミスをフォローされたことをきっかけに自信を喪失していたが、伊集院の心からの説得により立ち直る。その後は麻酔遊びをやめ、自分の腕が鈍らないうちに少しでも多くの若手を育てることを決意する。
- 里原ミキ(さとはら みき)
- 看護師。霧島軍司の異母妹(軍司の父の愛人の子)で、認知されて以降は軍司から高圧的に接されてきた。自身の進学希望先は北日本大ではなかったが、兄の命令により北日本大に進学。そこで必死にオペ看(器械出し)としての腕を磨き、医師の信用を勝ち得た。NGOに残った朝田の後を追って海外に渡り、医療支援NGOで共に働き、看護師の領域を超える外科医の技術すらも身につけて帰ってきた。初めてチームを組む執刀医でも、そのリズムや術式を瞬時に理解して順応することができるほどの優れた腕前を持つ。朝田に恋心を抱いており、親密な仲にある。
[編集] 胸部心臓外科
野口教授を頂点とする明真大学医学部内の医局のひとつ。その実態は封建社会そのもの―権力が患者の人権を踏みにじり、医療ミス、そして癒着を固く隠蔽する。
- 野口賢雄(のぐち たけお)
- 明真大学付属病院心臓外科教授にして、明真大学病院胸部心臓外科医局長。権力を一手に握り、ミスが起これば部下に責任をなすりつけ自分の保身を図る男。丸メガネがトレードマークで、政治力には非常に長けている。物語が進むにつれて権力の妖怪の様相が濃さを増し続けており、その不気味そのものの存在感は計り知れないものがある。祖父江とは学生時代からのライバル同士。祖父江曰く「上ったところでハシゴをはずす男」。常に王道を行く政治手腕は「政局に強いのは野口」と医局員全体から思わせるもの。原田の手術を期に自身が教授候補としてつれてきた霧島との対立が深まり、その結果、絶対的だった医局内での影響力にかげりが見え始める。王者が弱い立場に立たされた一方で父親として、夫として、医者としての「人間・野口」が物語の中で描かれていくことになる。妻の咲江は祖父江とも親交あり。息子・政之は東欧に勤める外交官で、昔、加藤と恋仲だった。策士で冷徹な反面、家族思いで子煩悩。女は家庭に入ってこそ幸せだという亭主関白的な思想ももっている。後に重篤な心臓疾患を抱えていることがわかり、加藤・霧島・国立の三派に自身の手術プランのプレゼンテーションをさせ、国立のステント手術をセレクトするが、この一件が大きな事件の引き金となる。好きなものは、ナポリタンで、部下を引き連れて食べに行くこともある
- 霧島軍司(きりしま ぐんじ)
- 北日本大学心臓外科医。ミキの異母兄であり、北日本大学時代の朝田の先輩。加藤に対立する教授候補として明真大学に赴任する。政治的手腕に長けており、野口に警戒心を呼び起こさせるほど。かつては北日本大学心臓外科の若手のリーダーであった。当時朝田も無愛想ながらも霧島に信頼と期待を寄せていたが、一方で霧島は朝田に対して無自覚な嫉妬を抱えていた。後に霧島が医療ミスを犯してしまった際、その嫉妬と自己保身が引き金となり朝田に濡れ衣を着せ、結果として彼を北日本大から追放する事となる。皮肉にもこれが原因となって霧島は朝田への劣等感を自覚し、またそれを肥大化させていった。教授選では「凡人である医者を守る」というスローガンを掲げ戦う中で自身の「本当に欲する物」を知り、朝田に対する劣等感が消えるのと共に野口と対立することになる。自らの意思で霧島に師事した伊集院に目をかけており、伊集院が霧島の元を離れた後も大きな影響を与えている。
- 木原毅彦(きはら たけひこ)
- 明真大学助手にして明真大学病院胸部心臓外科医。当初は伊集院の指導医を務めていた。医局の権威を無視する朝田に敵意を抱く。小心者で優柔不断、小悪役ではあるが母親思いの優しい側面、教授選で最も不利と目される加藤派に属する伊集院を気遣う側面も描写されている。選挙管理委員に選ばれ、野口の歓心を引くために腐心していたが、後に霧島の人柄に惹かれて霧島派に転向。作品では(この物語における)平均的な医局員の代表としての側面が強い。ミキに好意を寄せているが全く相手にされていない。
- 沖秀之(おき ひでゆき)
- 胸部心臓外科医師で役職は講師。木原の指導医をつとめた。野口と癒着のあるメーカーが作る不良品ペースメーカーを採用し、そのペースメーカーの不具合で事故が発生。責任を取らされる形で系列病院へと異動になる。朝田曰く「トカゲの尻尾切り」。「私は医局に染まりすぎたようだ」というセリフを最後に明真を去る。
- 岡島海(おかじま ひろし)
- 伊集院に年の近い先輩医師。ステロタイプな体育会的性格の持ち主で、当初は後輩である伊集院に高圧的に接していた。しかしそれ故に他人の能力を素直にリスペクトする面も持ち合わせており、胸部心臓外科の中では朝田の外科技術や伊集院の成長を早い時点で認めていた。現在では自らの外科技術の低さを自覚しつつも腐らずに職務に取り組んでいる。
- 鱈淵純(たらぶち じゅん)
- 伊集院と同期の研修医。伊集院をいつも小馬鹿にするも、医師としての能力は極めて低く、いつも周りの足を引っ張る。プライドだけは高い。良くも悪くも空気を読めないため、周囲が気づいていない事に気づくこともある。
- 中田浩道(なかた ひろみち)
- 明真大学病院胸部心臓外科医。心臓外科の中では朝田、加藤につぐ腕利きであると同時に伊集院の腕を認めたり、朝田の技術に一目おくなど医局の中では公平な考えを持つ医師。教授選の最中でもどの派閥にも属さず、医局内の権力闘争を冷ややかに見ている。細かな出番が多い。
- 小暮義隆(こぐれ よしたか)
- 自らをロートル医師と卑下する反面、野口の影響力低下を意識するよう若手に説く臨床を中心とする研究畑の中年医師。
- 道元(どうもと)
- 野口の忠実な番犬と加藤に称された教授選の選挙管理委員。野口の影響力低下の中で海外留学を餌に国立に懐柔され、結果的に野口を裏切ることになる。
- 露木(つゆき)
- 野口の忠実な番犬と加藤に称された教授選の選挙管理委員。霧島と野口の対立色が鮮明になると野口を裏切り霧島へとなびくことになる。
- 脇田(わきた)
- 国立派。胸部心臓外科でも実力重視を望む実力派の医師。
- 井坂多岐子(いさか たきこ)
- 胸部心臓外科の女医。現在妊娠中。2度の流産経験があり、子供を待望する夫と子供を作れない女医の苦悩の板ばさみに悩み卑屈に振舞っていた。女を捨て、出世コースを突き進む加藤に対し憧れを抱いている反面、冷酷に振舞う彼女の姿に激しい憎悪を燃やしていたが、加藤と共に緊急オペを共に行う中で、彼女の信念を知って考えを改める。
- 別府(べっぷ)
- 胸部心臓外科の医師。子育てに悩むシングルファーザー。激務の外科医をこなす一方で幾度となく保育園、ベビーシッターに子供のことで呼び出されることに苦悩している。子供のために開業医として独立することを考えているが、臨床ができなくなることへ後ろ髪引かれる思いでいる。
[編集] 救急救命部(ER)
明真大学病院が新しい経営スタイルを模索する上で最近新たに設立された部局。アメリカから腕利きの医師である鬼頭笙子を招聘したり、かなり自由な予算裁量権を与えるなど、明真大学としても力を入れている部局である。
- 鬼頭直人(きとう なおと)
- 明真大学病院救急救命部の責任者で、明真大学の理事会が救急救命部の成績を上げる為にアメリカのアイルトン大学から呼び寄せた外様教授。臨床における腕はかなり高いレベルにあるものと推測される。日本の医療を変えるという野心に溢れた男で、救急救命部に朝田を引き入れようとするが、教授選を前に諦めた。
- 国立笙一郎(くにたち しょういちろう)
- UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)元教授。明真大学胸部心臓外科教授選挙に出馬するために日本に帰国。明真大学病院救命救急部の鬼頭直人とは帝都大学医学部同期。現在、救急救命部助教授。高いカリスマ性と技術力を持つ。医局にアメリカンスタイルの実力主義を持ち込もうと考えている。世界中にコネクションがあり、優秀な医局員を世界へ派遣し明真大の技術力向上、ひいては日本医療界の改革を目指す。
- 一人息子を伴って帰国し、日本とアメリカの文化の長所を知った国際人になってほしいと願っているが、当の本人は理解を示していない。
- 権藤(ごんどう)
- 中学時代の鬼頭の後輩で彼を追う形で医師への道を志すことになる。かわいくないパンダのような顔(朝田談)をした救急救命部の医師。5人の子持ち。鬼頭に強い憧れの感情を抱いており、彼に対しては非常に従順。
- バウマン
- 国立が明真に呼び寄せた世界的な麻酔医。荒瀬をも凌ぐ腕前を持つが、てんかんの持病がある。自身の技術を伝える後継者を育てられなかったため、発作を薬で抑えながら現場に立ち続けていたが、ある重要なオペの最中、抑え続けていた発作が再発してしまい、患者に適切な処置を施せずに現場を混乱させてしまった。以後は2度と手術室に立たないと決意し、荒瀬に「自身の技術を継ぐ後継者を育てないと、才能が無くなってもいつまでも天才を演じ続ける羽目になる」と助言する。
- クレメンス
- バウマンと同時期に国立が呼び寄せた世界的な医師で、かつては加藤と同じチームのNGOに所属し医療支援活動を行っていた。加藤は彼から朝田の評判を聞きつけ、その腕前を間近で見たことで、帰国後に朝田をスカウトすると決意する。バチスタチームの腕前をその目で見たことで、加藤の組閣力、医師を辞めていたはずの朝田の腕の冴え、そして伊集院の類稀なる才能に着目。とりわけ伊集院に関しては、「アメリカに留学させ、本格的な指導を受けさせれば素晴らしい医師となるだろう」と高く評価している。
[編集] 教授会
医局員が足を踏み入れることを許されない、権力者たちの聖域。
- 祖父江真介(そふえ しんすけ)
- 明真大学病院・消化器外科教授。野口の政敵である。青医連の運動に最後まで残ったため医者になるのが遅れる、難易度の高い手術を教授自らが執刀するなど、野口と比較すると良く言えば正々堂々とした、悪く言えば手段を選んでしまう側面があり、それゆえ野口の後手を踏んでしまうことが多い。加藤の提案した選挙改革によって教授選における現教授の影響力が弱まったため、それをカバーするために野口と手を組むこととなった。
- 烏丸(からすま)
- 明真大学病院・循環器内科教授。患者の治療方針に関し藤吉と度々衝突。折を見て口実をつけ藤吉を飛ばすことを画策している。
- 大島(おおしま)
- 明真大学病院の若手教授。教授選改革に積極的。空気の読めない男で教授会の権力闘争からは無縁。その陰のない性格について鬼頭に心の中で「単細胞」と毒づかれたことも。
- 横光(よこみつ)
- 明真大学病院の産婦人科教授。
[編集] 患者たち
作中、登場し登場人物たちにかかわってくる患者たち。
- 奈良橋房江(ならはしふさえ)
- 明真大学における最初のバチスタ施術患者。以前、明真大学病院の婦長を務めており、新人だった加藤の面倒を見ていた。加藤の恩人の一人。加藤の判断に全幅の信頼を寄せている。
- 田原よしてる(たはらよしてる)
- 「田所博之」という偽名で入院しているVIP患者。鋭い目線で伊集院や霧島の性格を当てた元政治家。酒とタバコのやりすぎで重症状の心筋梗塞を患っている。血液型はAB型。彼の手術がその後の霧島、岡島、伊集院の歩む道へ大きな影響を与えることになる。あまり可愛くないおじいちゃん子の孫がいる。
- 野口政之(のぐちまさゆき)
- 胸部心臓外科教授・野口賢雄の息子にして助教授・加藤晶の元恋人。東欧に駐在する外交官で野口の自慢の息子。現在では妊娠中の妻がおり、一見幸せそうに見えるが、一方的に別れを告げられた加藤に対し未練があり、神経過敏な妻が自分の中では重い存在だと思っている。弱さを見せた時に自身の中に潜む加藤の幻影がたびたびあらわれ、彼を翻弄している。
- 国立真悟(くにたち しんご)
- 国立笙一郎の一人息子。親のエゴを押しつけられた教育は彼を殻に閉じ込めさせ、結果的に強い父親への劣等感を生んでしまう。アメリカ住まいが長く、日本語と英語を使いこなすことができ、時に暴力的な言葉を英語で投げかけるが、それも強い劣等感から来るものである。同じような境遇の霧島に一時は心を開いたかと思われたが、父の失敗を目にしたことを引き金にとんでもない事件を巻き起こす。
[編集] 補足
[編集] バチスタ手術
本作品のキーとなっているバチスタ手術は、現実のバチスタ手術をモデルとしているが、その扱いは架空のものである。実際のバチスタ手術は、1980年代に開発されており、学会発表は1995年、日本での最初の施術は1996年、そして1998年には保険適用手術とされている。本作品における「バチスタ手術」は「難手術」の記号として使われているにすぎず、実際のバチスタ手術の紹介とはなっていないことに注意が必要である。考案したのはブラジル人のRandas J.V.Batista博士。日本では1996年12月2日に須磨久善医師によって初めて実行された。
[編集] NGO
朝田が所属していたとされるNGOは、「国境なき医師団」「世界の医療団」などをモデルとしたものであり、戦地や災害地などでの医療支援を行うことを目的として活動している。両者とも日本にも支部を置いており、医師や看護師が参加しているほか、阪神淡路大震災・新潟県中越地震などの際には日本に対しても緊急医療支援を行っている。
[編集] 「新バチスタ」について
作品の中で朝田が新バチスタとして行った「オーバーラッピング法」は、バチスタ手術の改善術式として北海道大学病院循環器外科教授松居喜郎(2006.4.1より赴任)が開発したもので、正式名は左室縮小術(Overlapping cardiac volume reduction operation)。[1]有用な術式ではあるものの困難で危険性を伴う術式でもあり、アメリカ合衆国では禁止術式とされている。 ちなみに医師内では『松居式』という俗称で呼ばれる事が多いが、松居教授本人は自分の名前で呼ばれる事を嫌っている。
[編集] 書籍
[編集] 単行本
ビッグコミックス
- 第1巻 初版 2002年11月1日 ISBN 4-09-186561-5
- 第2巻 初版 2003年3月1日 ISBN 4-09-186562-3
- 第3巻 初版 2003年6月1日 ISBN 4-09-186563-1
- 第4巻 初版 2003年11月1日 ISBN 4-09-186564-X
- 第5巻 初版 2003年12月1日 ISBN 4-09-186565-8
- 第6巻 初版 2004年8月1日 ISBN 4-09-186566-6
- 第7巻 初版 2004年12月1日 ISBN 4-09-186567-4
- 第8巻 初版 2005年4月1日 ISBN 4-09-186568-2
- 第9巻 初版 2005年9月1日 ISBN 4-09-186569-0
- 第10巻 初版 2006年2月1日 ISBN 4-09-186570-4
- 第11巻 初版 2006年5月1日 ISBN 4-09-180216-8
- 第12巻 初版 2006年9月29日 ISBN 4-09-180725-9
- 第13巻 初版 2007年4月4日 ISBN 978-4-09-181168-4
- 第14巻 初版 2007年8月4日 ISBN 978-4-09-181379-4
- 第15巻 初版 2007年11月30日 ISBN 978-4-09-181539-2
- 第16巻 初版 2008年2月29日 ISBN 978-4-09-181749-5
- 第17巻 初版 2008年5月30日 ISBN 978-4-09-181897-3
- 第18巻 初版 2008年7月30日 ISBN 978-4-09-182100-3
- 第19巻 初版 2008年12月26日 ISBN 978-4-09-182289-5
- 第20巻 初版 2009年2月27日 ISBN 978-4-09-182375-5
- 第21巻 初版 2009年10月5日 ISBN 978-4-09-182609-1
- 第22巻 初版 2010年1月29日 ISBN 978-4-09-183006-7
- 第23巻 初版 2010年7月5日 ISBN 978-4-09-183207-8
- 第24巻 初版 2010年11月3日 ISBN 978-4-09-183506-2
- 第25巻 初版 2011年3月3日 ISBN 978-4-09-183668-7
[編集] My First BIG SPECIAL
- 医龍 龍の目覚め 2006年4月 ISBN 4-091-08476-1
- 医龍 定例教授会 2006年5月 ISBN 4-091-08495-8
- 医龍 動く心筋 2006年5月 ISBN 4-091-08501-6
- 医龍 看護師と医者 2006年6月 ISBN 4-091-08513-X
[編集] テレビドラマ
| ドラマ |
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関連項目
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| 医龍-Team Medical Dragon- | |
|---|---|
| ジャンル | テレビドラマ |
| 放送国 | |
| 制作局 | フジテレビ |
| 演出 | 水田成英 久保田哲史(1) 葉山浩樹(2〜) ほか |
| 原作 | 乃木坂太郎 |
| 脚本 | 林宏司 |
| 出演者 | 坂口憲二 稲森いずみ(1、3) 内田有紀(2) 小池徹平 阿部サダヲ 水川あさみ(1、2) 池田鉄洋 谷村美月(3) 遠藤憲一(3) 佐々木蔵之介 夏木マリ 岸部一徳 ほか |
| 音声 | ステレオ放送 |
| 字幕 | 文字多重放送 |
| 第1シリーズ | |
| 放送時間 | 木曜日22:00 - 22:54(54分) |
| 放送期間 | 2006年4月13日 - 6月29日(11回) |
| プロデューサー | 長部聡介、東康之 |
| オープニング | Tide Over (作曲:澤野弘之) |
| エンディング | AI 『Believe』 |
| 外部リンク | 公式サイト |
| 第2シリーズ | |
| 放送時間 | 木曜日22:00 - 22:54(54分) |
| 放送期間 | 2007年10月11日 - 12月20日(11回) |
| プロデューサー | 長部聡介、三竿玲子 |
| オープニング | Tide Over (作曲:澤野弘之) |
| エンディング | AI 『ONE』 |
| 外部リンク | 公式サイト |
| 第3シリーズ | |
| 放送時間 | 木曜日22:00 - 22:54(54分) |
| 放送期間 | 2010年10月14日 - 12月16日(10回) |
| プロデューサー | 渡辺恒也 |
| オープニング | Tide Over (作曲:澤野弘之) |
| エンディング | DEEP 『未来への扉』 |
| 外部リンク | 公式サイト |
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特記事項: 第1シリーズ:初回・最終回15分拡大 第2シリーズ:初回2時間18分スペシャル、最終回15分拡大 第3シリーズ:初回2時間8分スペシャル、最終回15分拡大 |
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[編集] 医龍 -Team Medical Dragon-
2006年4月13日から6月29日まで、フジテレビ系列にて毎週木曜日の22:00-22:54に放送。全11回(初回と最終回は15分拡大して、23:09までの放送。6月22日は、サッカーW杯特別番組、及びチェコVSイタリア戦を中継のため放送休止した)。平均視聴率は14.8%。最高視聴率は最終回の17.2%。
キャッチコピーは「ハートの手術を始めるぜ」。
教授を頂点とする大学病院の権威主義と戦いながら、患者に向かっていく天才外科医・朝田龍太郎が優秀なメンバーを揃え"チームドラゴン"を作り上げていき、メンバーが一丸となって"バチスタ手術"の成功に向けて戦う姿を描いている。基本的には原作に忠実なストーリーとなっているが一部設定の変更などがなされており、ストーリーはドラマが放送開始するまでに連載された原作第11巻までの内容が基となっていて、3例目のバチスタ手術が成功しチームが解散するところで終了している(詳細は#漫画版からの変更点を参照)。
後述の通り、高い支持を受けたため、2007年10月から第2シリーズが放送された。なお、第2シリーズ以降は原作の内容を離れたオリジナルストーリーとなっている。
[編集] 出演者
- 朝田龍太郎(33→35<第2シリーズ>→37<第3シリーズ>) - 坂口憲二
- 熟達の腕を持つ外科医。NGO所属時に、火災の現場に取り残された瀕死の少年に対し心臓マッサージを続け、その際に背中に大火傷を負う。その痕は背中にあたかも龍の姿の如く刻まれている。この時現場で燃え盛っていた炎が青かったことから、青という色を忌避する。その若さにして高い技術を持つが、教授への反抗心が強く、定められた治療法を無視することも。
- 4年前、北日本大学からMSAP(万人のための医師団)に参加していたが半年後病院が撤退しても現地に居座ったとし病院から追放、教授の手回しで何処の病院も雇ってはくれない。多額の借金を抱えており、取立屋に追われている日々が続く。うだつの上がらぬ日々を送っていた彼の元に、明真大学付属病院心臓外科助教授の加藤が引き抜きにやってくる。元同僚のオペ看の里原ミキに諭されたこと、バチスタ手術への興味もあって明真大付属病院を訪れたが、その医局の現状に改めて愕然とした朝田は「医者には戻らない」と言って一度は加藤の元を離れる。だが、気胸で倒れたミキの応急救命処置を通して医師としてのバイタリティを蘇らせ、加藤の招集に応じてチームのリーダーに就任する。
- 第1シリーズ最終回で、日本初のバチスタ手術を成功させた第一人者となるが、加藤や霧島の教授選を争った以来、再び一人でNGOへと渡った。第2シリーズで再度明真に戻り、野口の策略で伊集院・藤吉と共に北洋病院に左遷されるも新しいチーム作りに奔走し、新旧チームドラゴンの力を結集させ難度の高い心臓移植手術を成功させた。チーム解散後再度海外に渡る。
- 第3シリーズでは、学長となった鬼頭により明真に呼び寄せられる。第5話で屋上から転落し、伊集院らの懸命の手術により一命を取り留める。一時的な記憶喪失やPTSDを発症してしまったが、手術を通して克服した。最終回では黒木の最期を看取った唯一の人物。荒瀬曰く、体重は76キロ(第2シリーズからは1キロ減り、75キロ)。
- 加藤 晶(35→39<第3シリーズ>) - 稲森いずみ
- 明真大学付属病院胸部心臓外科助教授(第1シリーズ)→教授(第1シリーズ最終回、第3シリーズ)。
- 朝田の腕を利用して日本初のバチスタ手術の論文を成功させ、教授の座を狙う。朝田が来るまでその若さで胸部心臓外科のエースを誇っており、朝田も認めるほど、技術は相当高い。相当な野心家で、「論文のためなら、患者を切り捨てる」が晶の根拠である。霧島とは恋人であると同時にライバルだったが、霧島の裏切りによってバチスタ成功論文を越されてしまう。さらに、それを期に野口からも京都の姉妹校への左遷を命じられ窮地に生い立たされるが、朝田達に「このチームには加藤が必要」と励まされ、感銘を受ける。これをきっかけに、「チームドラゴン」のメンバーとしてチームを守っていくと決意。最終回で、新バチスタの論文が完成し教授に就任する。
- 第2シリーズでは教授就任後単身渡米したため未登場。第3シリーズでは、アメリカで小児心臓移植のスペシャリストとして活躍していたところ、鬼頭により明真大学付属病院に呼び寄せられる。
- 「チームドラゴン」の5人目。
- 伊集院登(26→28<第2シリーズ>→30<第3シリーズ>) - 小池徹平
- 明真大学付属病院胸部心臓外科後期研修医(第1シリーズ)→明真大学付属病院/北洋病院心臓外科医(第2シリーズ)→明真大学付属病院胸部心臓外科医(第3シリーズ)。
- 朝田に振り回されてばかりいるが、朝田の患者に対する真摯な姿勢や医局での経験を通じ成長していく。周りからは、「僕ちゃん」と呼ばれている。荒瀬や外山からは独特のヘアースタイルから、「真ん中分け」呼ばわりされることもある。荒瀬曰く、体重は53キロ。(第1シリーズ最終回では55キロ、2キロ増えたと指摘される)
- 第2シリーズでは、研修が終わりチーム解散後も変わらず外科医として仕事に励んでいたが、野口と片岡の策略で朝田・藤吉とともに北洋病院へ左遷され、北洋で起こる様々な難局に立ち向かう。第3シリーズでは以前よりはるかに医師としてのスキルが高くなっており、朝田に着いて行けるほどにまで成長。訴訟沙汰になっている今の明真の状況に疲れを隠せない。オペに入らなくなった荒瀬のことを心配していた。野口の謀略で次第にバラバラになるチームドラゴンで孤立を深めて行く中で黒木から共感を持たれ、黒木のチームに引き入れられるが、朝田の転落事故を通して彼の本心を知り、チームドラゴンに戻った。チーム黒木に入っていた頃に技術を身につけたことにより、黒木の後を引き継ぎ、カテーテル手術も行うようになった。
- 「チームドラゴン」の2人目。
- 霧島軍司(39→41<第2シリーズ>) - 北村一輝
- 北日本大学付属病院胸部心臓外科助教授→明真大学付属病院胸部心臓外科医(第1シリーズ)→コロンビア大学医学部胸部心臓外科客員教授(第2シリーズ)。
- ミキの異母兄。朝田の腕の良さに妬みを持っており、かつて同僚であった朝田が大学から追放されるよう根回しを行った。加藤の恋人であり、互いに意見交換をし合って協力するそぶりを見せていたが、後に裏切り、加藤から得たバチスタ手術の情報を北日本大にリークする。これによって日本初のバチスタ手術を加藤のチームではなく自身のチームで先に成功させ、名声を得るチャンスを加藤から奪い去った。この他、絶望的な症状の患者が明真に回されるように工作するなど、バチスタチームを妨害するが、終盤で自身の負けを認め朝田と和解し、米国に渡る。
- 第2シリーズでは朝田と良きライバルとなっており、初回では同日に別の手術を掛け持つ朝田のライブデモンストーレションへ協力するなど信頼関係を修復している。最終回では鬼頭の要請を受け、最新型の埋め込み型人工心臓を手に帰国し鬼頭と共に患者の危機を救い、朝田らと再会。「困ったときはまた呼んでくれ」との言葉を残し、再び渡米した。
- 第2シリーズは初回と最終回のみ登場。第3シリーズでは未登場。
- 荒瀬門次(34→36<第2シリーズ>→38<第3シリーズ>) - 阿部サダヲ
- 明真大学付属病院救命救急部麻酔医。
- 一瞥しただけで寸分狂わずその人の体重を当てたり、手術中に患者の体温をあてたりと、麻酔医として天才的な腕前をもつ。ERで一時的に働いていた朝田は、そんな荒瀬をチームドラゴンの麻酔医として欲しがる。しかし、朝田がスカウトを試みるも、荒瀬は「論文絡みなら1000万」と高額な金を要求。さらに、奈良橋のバチスタ終了後に彼の重大な過去である、非人道的な麻酔論文に関与していたことが発覚し、それを知った伊集院ら朝田以外の他のメンバーは、荒瀬をチームに入れることを反対する。
- 昔、論文に関わったころから行き着けだったバーの店員の香(奥菜恵)が唯一の励ましとなっていたが、ある日、荒瀬が好物の「出汁巻き卵」を頼んだせいで香が銃撃事件に巻き込まれ瀕死の重態に陥ってしまう。しかしその命を朝田に救われ、またその手術の際に朝田の外科医としての腕を認め、香の手術代を報酬代わりとしてバチスタチームに入る。第2シリーズで、香と結婚し子供を授かった事を明かした(なお、第7話にてその子供が産まれたことも明かしている)。
- 第2シリーズでは北洋病院に左遷された朝田らと離れ、ミキとともに明真に残り「チーム鬼頭」のメンバーに加えられるも、最終的には朝田らとともに心臓移植手術に参加した。第3シリーズでは、一年前に起こった執刀医のミスによる手術の失敗から、ほとんどオペに入らなくなっていた。さらには左冠動脈主幹部狭窄を原因とする心筋梗塞を発症し、命の危機に瀕するが、黒木によるカテーテル(経皮的冠動脈形成術)で救われる。
- 「チームドラゴン」の4人目。
- 里原ミキ(25→27<第2シリーズ>) - 水川あさみ
- 明真大学付属病院胸部心臓外科看護師。
- 霧島の異母妹であり、共に北日本大で働いていた。その時に朝田と出会い、彼と親密な関係になる。後に霧島の手によって朝田が北日本大から追放された時にも自分もやめると霧島に言い放ち、彼の元を離れずMSAP(万人のための医師団)にも参加。その後朝田と共に帰国し、加藤にスカウトされた朝田と共に明真で働くことになる。霧島に対しては、彼の人間性や居候していた頃の自分や母親に対するぞんざいな扱いから、彼を強く憎んでいた。
- オペ看護師としては並の医師よりも優れた医療知識と腕をもつ天才で、どの執刀医のオペでもそのリズムや術式を瞬時に理解して順応することができ、朝田と共に参加したMSAPでの経験から看護師の領域を超える外科医の技術をも身につけている。荒瀬曰く、体重は43キロ。
- 第2シリーズでは片岡の策略で朝田のチームから引き離され、荒瀬と共に明真に残ることになる。第3シリーズではドイツに長期出張中により未登場。
- 「チームドラゴン」の1人目。
- 木原毅彦(35→37<第2シリーズ>→39<第3シリーズ>) - 池田鉄洋
- 明真大学付属病院胸部心臓外科助手。
- 自分の患者を朝田に蘇生された為に彼を嫌うが、完全に悪役にはなりきれない。伊集院とよく行動を共にし、「自分はチームドラゴンのサポーター」と言っている。そして時には患者のために奔走する。第3シリーズでは伊集院の他に、研修医である真柄とも一緒に行動をするようになる。
- 藤吉圭介(38→40<第2シリーズ>→42<第3シリーズ>) - 佐々木蔵之介
- 明真大学付属病院循環器内科講師(第1シリーズ)→明真大学付属病院/北洋病院循環器内科臨床医(第2シリーズ)→明真大学付属病院循環器内科研究医(第3シリーズ)。
- 先天的な心臓病(WPW症候群)を患っており、ペースメーカーを付けている。妻がいたが、医局での勤務が忙しく家に帰れない毎日が続き、ついには離婚。男手一人で育てている娘・樹里(向井地美音)もまた心室中隔欠損で明真に入院しており、自分のせいで娘を苦しませ続けていると自身を責め続けていた。内科医としては優秀だが、患者の立場になりすぎて外科医に患者を渡せずトラブルを起こす事もしばしば。朝田に対しても最初は強い反感を抱いていたが、娘の命(第2シリーズ後にウイルス性心筋炎を発症し死亡)や自分の命までもを救われ、朝田の人間性と腕を認め自らバチスタチームに入る。第1シリーズでは内科医でありながら「時間の許す限り患者の手術に立ち合うのが自分の主義だ」として手術室に入っていたが、第2シリーズの第3話以降は見学室で朝田たちの手術を見守っている。
- 朝田をはじめとするチームのメンバーには絶大な信頼を置いていて、第2シリーズ初回および第3シリーズ初回ではチーム解散後から勤務していた地方(前者は福岡県、後者は焼津市)の病院から明真に戻り、患者に朝田のオペを受けさせている。第2シリーズでは朝田・伊集院と共に北洋病院へ左遷され、北洋で心臓移植手術のための新しいチームを作ろうとする朝田を支えた。また、第3シリーズでは鬼頭からの要請でチームドラゴン結成以前に取り組んでいた再生医療の研究にも携わる。カテーテル医の黒木とは若い頃からの知り合いで彼の過去をよく知る。
- 「チームドラゴン」の3人目。
- 鬼頭笙子(45→47<第2シリーズ>→49<第3シリーズ>) - 夏木マリ
- 明真大学付属病院救命救急部教授(第1シリーズ)→明真大学付属病院院長(第2シリーズ)→明真大学学長(第3シリーズ)。
- 第3シリーズでは学長に就任。改正臓器移植法が施行されたこの機会に明真大学付属病院を改革する為に、チームドラゴンのメンバーを再集結させる。オレンジ色の物を極度に嫌っている。理由は看取った時、「患者の傍にオレンジのコスモスがあった」ため。それがトラウマになっている。野口の策略により、学長を解任されてしまう。
- 野口賢雄(59→61<第2シリーズ>→63<第3シリーズ>) - 岸部一徳
- 明真大学付属病院胸部心臓外科教授(第1シリーズ)→明真大学付属病院リスクマネジメント統括部長(第2シリーズ)→明真大学学長(第3シリーズ第9話〜)→医療評論家(第3シリーズ最終回)。
- 笑顔の裏に腹黒い本性を湛える、老獪で奸智に長けた人物で、バチスタ論文を成功させ、朝田、加藤を利用し総長の地位を狙う。しかし後に朝田の独断行動や霧島の陰謀によって次々と起こる不祥事に、加藤やバチスタチームに悪辣な牙を向けるようになる。
- 第2シリーズでは、教授選失敗の責を問われてタイの姉妹校に左遷されていたが、「リスクマネジメント統括部長」として帰国。裕福な患者のみを対象とした「明真メディカルシティ構想」を立ち上げて投資会社と手を組み暗躍するが、自身のスキャンダル(脱税・製薬会社との癒着、医療ミス)が発覚しアメリカに逃亡する。その際暴漢に襲われている。なお、「明真メディカルシティ構想」はリーマン・ショックにより立ち消えとなった。
- 第3シリーズではアメリカから帰国、「メディカルツーリズム構想」を掲げて、グローバル化を図ると同時にカテーテル医・黒木を招聘。チームドラゴンを壊滅すべく更に狡猾な謀略を仕掛け、思惑通りに行ったと思われたが、メディカルツーリズム構想が予想よりも順調に進んでしまい、鬼頭から「中国とのパイプを太くする」という目的で中国に左遷される。しかし中国・ロシアを回り人脈を作った後に帰国、さらに明真の理事達に根回しを行い鬼頭を解任に追い込み、学長の座を乗っ取る。
- だが思うように行かず、最終回では学長を短期間で退任し、医療評論家となる。
- 三宅 - 岡本竜汰
- 丸山 - 菊池均也
- 権藤 - 小林すすむ
- 東郷 - 児玉頼信
- 川田奈々 - 中村慧子
- 野村 - 夏秋佳代子
- 北岡恵 - YUKO(FLIP-FLAP)
- 北岡望 - AIKO(FLIP-FLAP)
- 村田美恵子 - 千葉雅子
[編集] ゲスト
- 渋沢 - 今奈良孝行(第2話)
- 西野栄子 - 一戸奈美(第2話)
- 佐々木文子 - 加藤治子(第2話)
- 佐々木五郎 - 井川比佐志(第2話)
- 牧原 - 森下能幸(第3話)
- 須藤医師 - 東根作寿英(第3話)
- 藤吉樹里 - 向井地美音(第3話)
- 烏丸正輝 - 斉藤暁(第3・5・6話)
- 沖秀之 - 袴田吉彦(第4話)
- 稲垣大輔 - 伊藤純平(第4話)
- 石田よしお - 山内勉(第4話)
- 野崎しげこ - 白土直子(第4話)
- 少女 - 八木優希(第4話)
- 母親 - 石堂夏央(第4話)
- 奈良橋文代 - 江波杏子(第5・6話)
- 奈良橋伸吾 - 金井勇太(第5・6話)
- 文代の弟 - 小倉一郎(第5・6話)
- 市井重成 - やべけんじ(第5・6・8・11話)
- 村野里奈 - 東海林愛美(第5・7・9話)
- 森田 - 小林正寛(第7話)
- 解離性大動脈瘤の患者 - 山崎満(第7話)
- マスター・野沢 - モロ師岡(第8話)
- 山口香 - 奥菜恵(第8話)
- 祖父江真二 - 清水紘治(第8-11話)
- 山田隆一 - 平賀雅臣(第8-11話)
- 柴田信二 - 田中嘉治郎(第8-11話)
- 柴田貴子 - 中村綾(第8-11話)
- 柴田隆 - 松崎煌巳(第9-11話)
- 牧野善久 - 津川雅彦(第11話)
[編集] 音楽
- 主題歌 - AI「Believe」
- 挿入歌 - 関山藍果「Aesthetic」
- ドラマオリジナルサウンドトラック収録。
- メインテーマ - STEVE VAl「Building The Church」
- アルバム『Real Illusions:Reflections』(2005年発表)収録。今作のドラマオリジナルサウンドトラックには未収録。
[編集] スタッフ
- 原案 - 永井明
- 漫画 - 乃木坂太郎(小学館刊「隔週刊ビッグコミックスペリオール」連載)
- 脚本 - 林宏司
- 音楽 - 河野伸、澤野弘之
- 医療アドバイザー - 吉沼美恵
- 医事監修 - 須磨久善(心臓血管研究所付属病院)
- スケジュール - 三條広樹
- 演出補 - 星野和成、森脇智延、田中亮、山田信義
- 記録 - 荒澤志津子、西澤香陽子
- 制作担当 - 由利芳伸
- 制作主任 - 菅村実雪
- プロデュース助手 - 三竿玲子
- プロデュース補 - 斉藤あや、秋山八重子
- 撮影協力 - 東京西徳洲会病院、いばらきフィルムコミッション、茨城県庁
- 協力 - 渋谷ビデオスタジオ、ビデオスタッフ、東新、バウムレーベン、アクティス、ブルーバック、エルエーカンパニー
- プロデュース - 長部聡介、東康之
- 演出 - 久保田哲史、水田成英
- 制作 - フジテレビドラマ制作センター
- 制作著作 - フジテレビ
[編集] サブタイトル
| 医龍 -Team Medical Dragon- | ||||
|---|---|---|---|---|
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 視聴率 |
| KARTE:01 | 2006年4月13日 | 神の手を持つ男 | 久保田哲史 | 14.1% |
| KARTE:02 | 2006年4月20日 | 神の手と悪魔の薬 | 14.1% | |
| KARTE:03 | 2006年4月27日 | 娘の心臓を守れ | 水田成英 | 14.1% |
| KARTE:04 | 2006年5月4日 | 教授が患者を殺す | 14.7% | |
| KARTE:05 | 2006年5月11日 | バチスタ手術開始 | 久保田哲史 | 14.8% |
| KARTE:06 | 2006年5月18日 | バチスタ手術急転 | 15.1% | |
| KARTE:07 | 2006年5月25日 | 絶対許せない男 | 水田成英 | 12.7% |
| KARTE:08 | 2006年6月1日 | 奇跡を起こす医師 | 久保田哲史 | 16.6% |
| KARTE:09 | 2006年6月8日 | バチスタ手術断念 | 水田成英 | 13.8% |
| KARTE:10 | 2006年6月15日 | この命は必ず守る | 久保田哲史 | 15.1% |
| KARTE:11 | 2006年6月29日 | 最後のカード!!新バチスタ手術 | 17.2% | |
| 平均視聴率 14.7%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | ||||
[編集] 漫画版からの変更点
- ドラマ版のストーリーは3例目のバチスタ手術が終了するまでを取り扱っている。その後、バチスタチームは解散。主人公の朝田は病院を辞してふたたびNGOに戻るというドラマ独自の展開で結末を迎えた。[2]
- ER教授鬼頭の性別変更(鬼頭直人→鬼頭笙子)。[3]
- 原作では特に関係がなかった加藤晶と霧島軍司が恋人同士という設定。[4]
- 原作ではバチスタチームに名称は存在しないがドラマでは「チーム・ドラゴン」という名称が付けられている。[要出典]
- 祖父江の所属する科の変更(消化器外科→脳神経外科)。[5]
- 里原ミキの勤める病院の変更(横浜みらい病院→明真大学付属病院)。[6]
- 原作では両チーム共に同日・同時刻に行われているとあるが、ドラマでは、霧島軍司が行ったバチスタ手術が国内初という扱いになっていた。また、霧島の手術チームについては原作では言及されていないが、ドラマでは海外の著名な医師と組んで行われた。[7]
- 三人目のバチスタ中に運ばれてくる急患は原作では木原の母親だが、ドラマでは霧島軍司が運ばれてくる。[8]
- 原作第1話で晶がポルシェに乗って龍太郎の元へ行く途中に事故を起こしているが、ドラマ版では何事もなく到着している。[9]
- バチスタ手術3例目の患者は、原作では片親(父親のみ)だがドラマ版では母親も健在。[10]
- 原作では木原は朝田達と敵対する立場にある感じだがドラマでは影ながらチームを援護する等味方に徹している。[11]
[編集] 医龍 -Team Medical Dragon- 2
上記の続編として、2007年10月11日から12月20日までフジテレビ系にて毎週木曜日の22:00-22:54に放送された。全11回(初回は、21:00-23:18の2時間18分、最終話は22:00-23:09の15分拡大版)。加藤晶役の稲森いずみが出演しない他、新キャストが多数追加された。霧島軍司役の北村一輝は初回と最終回のみのゲスト出演となっている。
キャッチコピーは、「LIFE or MONEY? 命は金で買えるのか」。
前作とは異なり、「医療と金」をテーマにした完全なオリジナルストーリーとなっており、経営的に自立していないと倒産そして買収の危機にさらされてしまう日本の医療の深刻な現状を題材に、アメリカで心臓移植手術を学んだ朝田が倒産寸前の病院で新しい"チームドラゴン"を結成しようと新たなる戦いに挑む姿を描いている。
[編集] 本作からの出演者
- 片岡一美(30) - 内田有紀(幼少時代:杉本妃音奈)
- 外資系投資会社の重役。「チーム・ドラゴン」のメンバーを匿名で明真大学附属病院に呼び寄せるが、同病院の前でひき逃げ事故に遭い重傷を負い朝田に助けられる。その後、経営困難の状態の北洋病院に投資し、借金の形に営業権を手にしてオーナーとなり野口と手を組み明真大学附属病院と業務提携し、優秀な医師を明真に送り込み、逆に明真からは金にならない患者を北洋に送るように仕向ける。
[編集] 北洋病院関係者
全員、第2話から登場。
- 松平幸太朗(33) - 佐藤二朗
- 北洋病院外科消化器外科医。
- 朝から晩まで飲んだくれの酔いどれダメ医師と思われたが、かつては西南大学医学部付属病院・消化器外科のエースで、日本初の非適合生体肝移植に成功し、准教授にまで昇進した男であった。しかしその後、そのエースとしての重責から、次第に患者の為ではなく、自身の論文成績と教授の覚えを良くする為に目立つ症例だけを手がけるようになり、ついには論文を改ざん。改ざんが発覚後は、予後不良な患者だけの治療をさせられる"敗戦処理"担当にされ、最後には医療ミスを名目に追い出される。それらの経緯が原因でメスが握れなくなり、最低の医者に成り下がっていたが、かつて非適合生体肝移植を受けた患者の母親の手術を通して、再度メスを握ることを決め、チームドラゴンに入る。荒瀬からは『大将』と呼ばれている。
- 「チームドラゴン」の8人目。
- 小高七海(33) - 大塚寧々
- 北洋病院外科麻酔医。荒瀬が認める程の実力の持ち主である。麻酔の導入が速い。
- かつて緊急オペのため「誕生日に早く帰る」という息子・智樹との約束を破り、その間に智樹は喘息の発作で倒れて他の病院に運ばれてしまう。しかし、搬送先の麻酔医の医療ミスによって智樹は半身不随となってしまい、そのことがきっかけで手術にはほとんど参加していない。
- 朝田を頼ってやって来た息子・智樹とその父親である元夫に偶然再会するが、父親は小高の手術参加を断固拒否する。手術は小高抜きで開始するが、手術中に麻酔医の技量不足のため智樹が危険にさらされ、智樹を助けるため父親の制止を振り切って手術に飛び入り参加し、無事智樹を助ける事に成功。その後は父親とも和解し、チームドラゴン入りを決意する。チョコレートをよく食べている。
- 「チームドラゴン」の9人目。
- 善田秀樹(58) - 志賀廣太郎
- 北洋病院院長。学生時代の同期だった野口とは対照的に患者をまず第一に考えた医療を志す。北洋病院の現状に憔悴しているが時折挑発的な言動をすることもあり、静かな闘志を内に秘めている。
- 野口とはお互い切磋琢磨し合う親友であったが、同期の医師たちの中で善田が最初の執刀医に選ばれたことで野口の嫉妬と怨みを買い、ついには決別する。
- 野村博人(30<第2シリーズ>→32<第3シリーズ>) - 中村靖日
- 北洋病院外科臨床工学技士(第2シリーズ)→北洋病院/明真大学病院臨床工学技士(第3シリーズ)[12]。
- 北洋病院外科臨床工学技士。外科医に医療ミスの責任を押し付けられたため北洋病院に移された。
- 実力は確かだが内気で、ミスを転嫁された事から対人恐怖症気味となり、さらに暗い性格になってしまった。しかし朝田や伊集院の励ましによってそれを克服し、チームの一員として成長していく。その後はコミカルな一面も覗かせるようになった。グリーンピースが苦手。病院の食堂での食事の際には、いつもマイナイフ・フォークを使用している。
- 第3シリーズ第9話では外山と共に朝田に呼ばれ、明真にやってくる。美人系に弱く加藤晶に憧れている。
- 「チームドラゴン」の6人目。
- 外山誠二(30<第2シリーズ>→32<第3シリーズ>) - 高橋一生
- 北洋病院外科血管外科医(第2シリーズ)→北洋病院/明真大学病院血管外科医(第3シリーズ)[12]
- 北洋病院外科血管外科医。若手ながらその腕は折り紙つきの超一流であり、施術のスピードは朝田すら上回るほどで、若手心臓外科医の登竜門であるコンテストで圧倒的な大差で優勝している。
- 東都大学医学部教授の父親、2人の兄と共に自身も東都大学医学部を卒業しているエリート家系に育つ。しかし、兄と比較すると出来が悪く、子供時代は褒められたことがなく、家族全員を目の敵にしている。北洋に飛ばされた原因は、理不尽な要求を上司である講師につきつけられ、殴ってしまったこと。以上のように感情の起伏が激しく、性格の面で問題があり、患者を自身の技術の腕を見せ付ける為の物とみなしたり、他のスタッフを馬鹿にするなど問題を抱えていたが、自身のミスで患者を術死させてしまいそうになった時に、朝田やスタッフに助けられてたことにより考えが変わって、性格の改善が見られた。その後チームドラゴンに志願する。荒瀬曰く、体重は61キロ。飴をよくなめ、コーヒーはエスプレッソしか飲まない。
- 第3シリーズ第9話では朝田の招集を受け、明真にやってくる。
- 「チームドラゴン」の7人目。
[編集] ゲスト
- 江上 - 板尾創路(第1話)
- 富樫ゆかり - りょう(第1話)
- 富樫剛 - 田中実(第1話)
- 田島由紀夫 - 河原さぶ(第1話)
- 西沢孝文 - 牟田悌三(第2・3話)
- 西沢翔太 - 山本裕典(第2・3話)
- 西沢輝代 - 市川千恵子(第3話)
- 矢沢真理絵 - 柳田衣里佳(第4話)
- 緒方美羽 - 黒川智花(第4・5話)
- 恩田哲三 - 竜雷太(第4・5話)
- 藤原 - 大鶴義丹(第4・5話)
- 五代明代 - 草村礼子(第6話)
- 五代昭三 - 山田吾一(第6話)
- 高見香奈 - 川島海荷(第6・7・8話)
- 高見紀枝 - 高橋ひとみ(第6・7・8話)
- 藤井良明 - 須永慶(第7話)
- 黒田智樹 - 本郷奏多(第8話)
- 黒田俊彦 - 野村宏伸(第8話)
- 黒田早苗 - 中込佐知子(第8話)
- 若い頃の野口 - 岸部大輔(第9話)
- 音部美和 - 長野里美(第9・10・11話)
- 音部雄太 - 田中碧海(第9・10・11話)
- 雄太の祖母 - 森康子(第10話)
- 山野文彦 - 中村まこと(第10話)
[編集] 音楽
- 主題歌 - AI「ONE」
- 挿入歌 - 関山藍果「Aesthetic」
- ドラマオリジナルサウンドトラック収録。
- メインテーマ - STEVE VAl「Building The Church」
- ドラマオリジナルサウンドトラック収録。
[編集] スタッフ
- 原案 - 永井明
- 漫画 - 乃木坂太郎(小学館刊「隔週刊ビッグコミックスペリオール」連載)
- 脚本 - 林宏司
- 音楽 - 澤野弘之、河野伸
- 医療アドバイザー - 吉沼美恵
- 医事監修 - 須磨久善(心臓血管研究所付属病院)、佐野俊二(岡山大学病院副院長)、天野篤(順天堂大学医学部)
- スケジュール - 三條広樹
- 演出補 - 星野和成、森脇智延、田中亮
- 記録 - 荒澤志津子、恩田一代
- 制作担当 - 由利芳伸、壷井力、碓井祐介
- 制作主任 - 菅村実雪、村松秀昭、吉田知弘、斉藤勲
- プロデュース補 - 秋山八重子
- 撮影協力 - 岡病院、いばらきフィルムコミッション、茨城県庁、東京西徳洲会病院、
- 協力 - 渋谷ビデオスタジオ、ビデオスタッフ、東新、バウムレーベン、ブルーバック
- ラインプロデュース - 斉藤あや
- プロデュース - 長部聡介、三竿玲子
- 演出 - 水田成英、葉山浩樹、星野和成
- 制作 - フジテレビドラマ制作センター
- 制作著作 - フジテレビ
[編集] サブタイトル
| 医龍 -Team Medical Dragon- 2 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 視聴率 |
| KARTE:01 | 2007年10月11日 | 復活!!チームドラゴン!!母の命か胎児の命か… 余命2ヶ月の心臓病患者は妊娠7ヶ月!! 絶対子供はあきらめない!!運命の緊急手術が始まる |
水田成英 | 21.0% |
| KARTE:02 | 2007年10月18日 | 捨てられる患者 | 16.8% | |
| KARTE:03 | 2007年10月25日 | その手術は失敗する | 15.5% | |
| KARTE:04 | 2007年11月1日 | 絶対殺せない患者 | 葉山浩樹 | 15.8% |
| KARTE:05 | 2007年11月8日 | 決行!! 運命の無輸血手術 | 15.0% | |
| KARTE:06 | 2007年11月15日 | もう1人の天才外科医… | 水田成英 | 17.6% |
| KARTE:07 | 2007年11月22日 | 復活!!スーパードクター | 葉山浩樹 | 14.1% |
| KARTE:08 | 2007年11月29日 | 絶対に許せない麻酔医!! | 水田成英 | 16.6% |
| KARTE:09 | 2007年12月6日 | 余命2ヶ月!!奇跡の手術 | 星野和成 | 17.6% |
| KARTE:10 | 2007年12月13日 | 総力戦!!運命の心臓移植 | 葉山浩樹 | 15.4% |
| KARTE:11 | 2007年12月20日 | 運命の4時間!!最後の手術 | 水田成英 | 17.7% |
| 平均視聴率 17.2%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | ||||
[編集] 医龍 -Team Medical Dragon- 3
上記の続編として、2010年10月14日から12月16日までフジテレビ系にて毎週木曜日の22:00-22:54に放送された。全10回(初回は21:00-23:08、最終回は22:00-23:09までの拡大)。主演の坂口憲二の他、第1シリーズに出演していた稲森いずみが約4年半ぶりに復帰、里原ミキ役の水川あさみと霧島軍司役の北村一輝が出演しない以外はレギュラー出演陣もあまり変わりはない。さらに、朝田と対立する内科医に遠藤憲一、新人研修医役に谷村美月らが出演。また、第2シリーズに出演していた野村博人役の中村靖日と外山誠二役の高橋一生は第9話と最終回にゲスト出演している。
キャッチコピーは、「龍よ、眠れ。」。
今作も完全なオリジナルストーリーとなっており、経営不振に陥った明真に再集結した"チームドラゴン"のメンバーたちが、明真に再び舞い戻ってきた野口が経営再建策として掲げるメディカルツーリズム構想と突如目の前に立ちはだかった天才カテーテル医を前に、「医療の国際化と外科医の存在意義」という難題に立ち向かっていく彼らの闘いを描いている。
[編集] 本作からの出演者
- 黒木慶次郎(44) - 遠藤憲一
- アメリカから帰国した野口がチームドラゴンの壊滅を目的に明真に呼び寄せた、循環器内科医。外科医(特に心臓外科医)を憎んでおり、藤吉とは以前からの知り合い。最高レベルのカテーテル技術を持ち、野口曰く「もう一つのアメリカ土産」。その技術は極めて高く、心筋梗塞を発症し死の淵にいた荒瀬を45分で処置し蘇生させたほど。元は心臓外科医で、彼が心臓外科医時代に彼の婚約者の心臓の手術で教授が名誉欲しさにロス手術を選択。教授は手術に失敗し、保身のため黒木にミスを擦り付けた過去がある。そのおかげでここまで強くなれたと藤吉に語る。伊集院と自身をダブらせるなど、彼にある種の共感を抱いている。それにより伊集院を自分のチームに引き入れた。
- アメリカ勤務時代から慢性骨髄性白血病に冒されており、明真に来てからもその症状に苦しみ続けていた。最後は朝田に看取られ息を引き取る。(息は引き取ったが、チームドラゴンの一員となった。)
- 黒木亡き後、カテーテル技術は伊集院に受継がれた。
- 「チームドラゴン」永久欠番の10人目。
- 真柄冬実(26) - 谷村美月
- 新人研修医。研修や教育は伊集院が担当している。プライベート優先主義で、手術の研修に「予定がある」とごねた上にシフトの定時で即刻帰ってしまう。また書類整理などの雑務には不満な顔を隠そうともせず、朝田のオペが終わると「疲れた」と愚痴りながらさっさと手術室から退散するという極度の面倒臭がり。だが思ったことをそのまま口に出してしまう反面、的を射た発言をすることもあってか、伊集院や木原達は口を出せない。木原とはいいコンビである。徹のオペの際、エピネフリンのコネクターを外してしまうミスをし、オペに対して恐怖心を抱いてしまうが、朝田のオペに助手として入ったことで克服した。
- 北川響 - 初音映莉子
- 加藤がアメリカからチームに招いた看護師。第3話よりオペに加わる。その器械出しの速度はミキに勝るとも劣らない。噂話をそのまま相手に伝えるなど、ドライな性格の一面も持っている。密かに研修中の真柄のことを応援している。
- 手柴勝則 - 増田修一朗
- 鬼頭の秘書だったが、第9話での野口の根回しにより寝返り、野口の秘書となった。
- 高瀬清 - 渡辺いっけい
- 元港北大学病院外科臨床工学技士で心臓外科医時代の黒木の同僚であり親友だった。黒木の婚約者の心臓の手術に失敗後、罪悪感に蝕まれ港北を退職、現在は医療品メーカーの営業をしている。第9話で妻である高瀬春香(出口結美子)が重度の心臓病に掛かった為、黒木にカテーテル手術を依頼しに明真を訪れる。第10話では2つのチームによる、妻のベンタール・トータルアーチ手術とロシア人女性のトリプルバルブ手術中に娘の恵(菅野莉央)が肺塞栓で倒れ、腕のあるMEが不足する状況で黒木の提案により急遽手術に参加、手術中に誰もしたことのないとされるダブルサーキュレーション用の回路を驚異的なスピードで作り、朝田に絶賛される。
[編集] ゲスト
- 菅谷優希奈 - 桜庭ななみ(第1話)
- 菅谷俊之 - 遠山俊也(第1話)
- 菅谷綾子 - 下村恵里(第1話)
- 梶原医師 - 飯田基祐(第1話)
- 前山勇太 - 深澤大河(第1話)
- 前山葉子 - ひがし由貴(第1話)
- 前山壮太 - 三上哲(第1話)
- 宮川愛 - 小島一華(第1話)
- 宮川博司 - 吉家章人(第1話)
- 宮川敏子 - 高橋麻理(第1話)
- 根岸紗江 - 松下奈緒(第2話)
- 山口義孝 - 長谷川朝晴(第2話)
- 紗江の父 - 峯のぼる(第2話)
- 山内遥 - 金澤美穂(第3話)
- 横田辰夫 - 本田博太郎(第4話)
- 李強忠(メディカルツーリズム構想・第1患者) - 解世雄(第4話)
- 真鍋徹 - 今井悠貴(第5~10話)
- 真鍋佳恵 - 舟木幸(第5・6・8・9・10話)
- 佐藤修一 - 吉田栄作(第7話)
- 佐藤理恵 - 星野真里(第7話)
- 北見里香 - 岩橋道子(第9話)
- 北見正 - 水橋研二(第9話)
- 高瀬春香 - 出口結美子(第9・10話)
- 高瀬恵 - 菅野莉央(第10話)
- リディア・ナターリア - Asya(第10話)
- アオバリョウコ(黒木の婚約者(死亡)) - 宮本理英(不定期)
[編集] 音楽
[編集] スタッフ
- 原案 - 永井明
- 漫画 - 乃木坂太郎(小学館刊「隔週刊ビッグコミックスペリオール」連載)
- 脚本 - 林宏司
- 音楽 - 澤野弘之、河野伸
- プロデュース - 渡辺恒也
- 演出 - 水田成英、葉山裕記、田中亮
- 企画 - 長部聡介
- 制作 - フジテレビドラマ制作センター
- 制作著作 - フジテレビ
[編集] サブタイトル
| 医龍 -Team Medical Dragon- 3 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 視聴率 |
| KARTE:01 | 2010年10月14日 | あの伝説のチームが遂に復活!! 心臓がなくなる…史上最悪の超難手術に挑む 朝田の前に最強の敵が立ち塞がる |
水田成英 | 16.4% |
| KARTE:02 | 2010年10月21日 | 花嫁が迫られた命より重い選択! 神の手vs悪魔の指先 |
葉山裕記 | 14.8% |
| KARTE:03 | 2010年10月28日 | 裏切りの公開手術! 起死回生をかけてチームドラゴンが難手術に挑む |
水田成英 | 12.5% |
| KARTE:04 | 2010年11月4日 | 誰も知らないカルテ! 天才の光と伊集院の涙…そのチームは誰のため |
葉山裕記 | 12.9% |
| KARTE:05 | 2010年11月11日 | 心臓移植を待つ子供… 天才医師でも救えない患者、打ち砕かれた希望 |
田中亮 | 12.7% |
| KARTE:06 | 2010年11月18日 | 心停止! 朝田の心臓が止まった!! 命をかけて救った命…伊集院、お前が救え! |
葉山裕記 | 15.2% |
| KARTE:07 | 2010年11月25日 | 総力戦! 2分の手術! 忘れたはずの恋と子供の命… この子を絶対に死なせない! |
水田成英 | 13.1% |
| KARTE:08 | 2010年12月2日 | 朝田復活! 奇跡の手術! 右手に託された命の約束…先生僕を助けて! |
田中亮 | 11.1% |
| KARTE:09 | 2010年12月9日 | 遂に来た! 最強の仲間! 絶対に許せない過去の男…お前は俺が救う! |
葉山裕記 | 12.2% |
| KARTE:10 | 2010年12月16日 | 母の命か娘の命か! 仲間の命を懸けた禁断の最終オペが今、始まる! |
水田成英 | 15.2% |
| 平均視聴率 13.6%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | ||||
- 視聴率的には1シリーズ、2シリーズに比べ、低かったが、同枠では任侠ヘルパー以来1年3ヶ月ぶりの全話2桁となった。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 備考
- 第1シリーズの平均視聴率は決して高くはなかったが、最終回には「トップキャスター」に次いで2番目の高視聴率を記録した。また、2006年春クールの連続ドラマで唯一、最終回で最高視聴率を記録している。
- 第2シリーズの平均・最高視聴率ともに2007年10月期では「ガリレオ」に次いで2位となった。
- オリコンの「ドラマ期待度・満足度」では回を追うごとに上位にランクインした。テレビ雑誌・ザテレビジョンが毎クールごとに行っている「ドラマアカデミー賞」(2006年春クール)で最優秀作品賞受賞。他、音楽賞、監督賞を受賞。
- 製作の医事監修を担当したのが、日本で初めてバチスタ手術を実行した須磨久善医師、左心低形成症候群の外科治療のプロの佐野俊二医師、冠動脈バイパス術のスペシャリストの天野篤医師の3人。
- 第2シリーズの8話および9話にて若い頃の野口と善田のストーリーが出た際、若い頃の野口役を演じていた岸部大輔は岸部一徳の実の息子である(これは、岸部一徳本人からの提案で実現した)。
- 主演の坂口憲二が同局のドラマ『BOSS 2ndシーズン』の第9話で演じた真崎正吾の本名は「朝田太郎」であり、医龍での役名「朝田龍太郎」をもじったものである。
[編集] 脚注
- ^ “Overlapping cardiac volume reduction operation”. The American Association for Thoracic Surgery (2002年). 2010年7月3日閲覧。
- ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(11)』 小学館〈ビッグコミック〉(2006年) 第86幕「選管」105頁以降。
- ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(3)』 小学館〈ビッグコミック〉(2003年) 第21幕「定例教授会」150頁。
- ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(5)』 小学館〈ビッグコミック〉(2004年) 第37幕「学会荒らし」131頁-134項・同8巻 第65幕「教授の資質」209項-211項。加藤の恋人や元恋人については、野口の息子以外に記述は無い。
- ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(3)』 小学館〈ビッグコミック〉 第21幕「定例教授会」145頁。
- ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(1)』 小学館〈ビッグコミック〉(2003年) 第5幕「別の生き物」149頁・153項。
- ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(6)』 小学館〈ビッグコミック〉(2004年) 第40幕「論文レース」31頁-33項。
- ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(10)』 小学館〈ビッグコミック〉(2006年) 第77幕「審議ゲーム」92頁-101項。
- ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(1)』 小学館〈ビッグコミック〉 第1幕「龍の目覚め」7頁-9項。
- ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(9)』 小学館〈ビッグコミック〉(2005年) 第68幕「白衣」58頁-76項。
- ^ 乃木坂太郎・永井明 『医龍-Team Medical Dragon(11)』 小学館〈ビッグコミック〉 第75幕「密告」。同7巻 第50幕「医療ミス隠蔽工作」・同2巻 第12幕「教授選定機器」とほぼ全ての単行本に朝田と木原の確執が描かれている。
- ^ a b KARTE:09並びにKARTE:10以降新学長の方針と加藤教授に腕を買われ北洋と提携の後明真に出向している 。
[編集] 外部リンク
- ビッグスリーネット - ビッグコミックスペリオール公式サイト
- 医龍 -Team Medical Dragon- - フジテレビによる公式サイト
- 医龍 -Team Medical Dragon- 2 - フジテレビによる公式サイト
- 医龍 -Team Medical Dragon- 3 - フジテレビによる公式サイト
| フジテレビ 木曜劇場 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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小早川伸木の恋
(2006.1.12 - 2006.3.23) |
医龍 -Team Medical Dragon-
(2006.4.13 - 2006.6.29) |
不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜
(2006.7.6 - 2006.9.21) |
|
山おんな壁おんな
(2007.7.5 - 2007.9.20) |
医龍 -Team Medical Dragon- 2
(2007.10.11 - 2007.12.20) |
鹿男あをによし
(2008.1.17 - 2008.3.20) |
|
GOLD
(2010.7.8 - 2010.9.16) |
医龍 -Team Medical Dragon- 3
(2010.10.14 - 2010.12.16) |
外交官 黒田康作
(2011.1.13 - 2011.3.17) |
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