攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society
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『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』(こうかくきどうたい スタンドアローンコンプレックス ソリッドステートソサイエティ)は、SF・TVアニメ。前作の『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』から2年後の西暦2034年が舞台。草薙素子の失踪から2年後、トグサが組織を率い、メンバーも大幅に増員された新生公安9課による超ウィザード級ハッカー『傀儡廻(くぐつまわし)』の追跡を描く約105分の長編作品。制作費は3億6000万円にも及ぶ大作となっている。[1]
劇中に日産自動車のコンセプトカー「インフィニティ クラーザ コンセプト」、「スポーツコンセプト」が登場している[2]。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
| 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society |
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|---|---|
| ジャンル | SFアニメ |
| アニメ | |
| 原作 | 士郎正宗 |
| 企画 | 石川光久、渡辺繁 |
| 監督 | 神山健治 |
| 脚本 | 神山健治、菅正太郎、櫻井圭記 |
| キャラクターデザイン | 後藤隆幸、西尾鉄也 |
| メカニックデザイン | 寺岡賢司、常木志伸 |
| 音楽 | 菅野よう子 |
| アニメーション制作 | Production I.G |
| 製作 | Production I.G バンダイビジュアル バンダイ エンタテインメント 電通、日本テレビ、徳間書店 ビクターエンタテインメント マンガ エンタテインメント |
| 放送局 | パーフェクト・チョイス |
| 放送期間 | 2006年9月1日 - 2006年9月1日 |
| コピーライト表記 | ©士郎正宗・Production I.G 講談社・攻殻機動隊製作委員会 |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
目次 |
[編集] ストーリー
「個別の11人事件」後、草薙素子が公安9課を去って2年経った2034年。草薙が失踪したことにより組織の変革を余儀なくされた9課は、課員を大幅に増やし、捜査活動やその方針にも変化が見られる。
そんな中、シアク共和国残党の特殊工作員によるテロ計画が判明。実質的リーダーとなったトグサ率いる9課は捜査を開始。ところが当の工作員達が次々と謎の自殺を遂げる。新浜国際空港では、9課の目の前で1人の工作員が「傀儡廻が来る!」と謎の言葉を残して自殺する。
一方、単独でテロ事件の捜査を行っていたバトーは草薙と再会する。草薙はバトーに「Solid State には近づくな」と謎の警告をする。捜査が進むにつれ、バトーは草薙が「傀儡廻」ではないかと疑い出す。
[編集] 概要
[編集] 公開方法・媒体
- 2006年9月1日からパーフェクト・チョイス160(PPV)で放送。
- 2006年10月23日に東京国際映画祭(TIFF)animecs TIFF2006の六本木会場で上映。
- 2006年11月24日にDVD発売。
[編集] 社会情勢と物語の背景
物語は『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』の「個別の11人事件」が解決した後、草薙素子が失踪してから2年後の事件を描いている。現実の日本社会と同じように、作中でも少子高齢化が進んでおり、家族を持たないで老年を迎える人口の増加によって、介護の問題が大きくなっている。その解決のために在宅で医療ネットにアクセスし、全自動介護システムによる介護を国が誰にでも最低限保証し、貧困層・富裕層を問わず機械による介護が一般的になっている。だが、このシステムは老人の寝たきりを助長する結果となり、「体のいい遺産回収システム」と揶揄されている。寝たきりで干乾びるように死んでいく老人を、ワインに使う貴腐葡萄に準えて、「貴腐老人」と呼んでいる。
[編集] 漫画・映画との相違
攻殻機動隊のテレビシリーズ、映画版の両方は漫画版のストーリーを軸にしているものが多く、今回も士郎正宗原作の漫画版の様々なエピソードからストーリーができあがっている。結末部分での傀儡廻と草薙のやり取りは、漫画版や映画版での人形遣いとの会話と対になっており、漫画版や映画版とは違う「草薙の決断」の別の形を提供している。
また、『S.A.C.』は「人形遣いがいないパラレルワールド」として出発したが、本作では逆に「『S.A.C.』世界における人形遣い」として傀儡廻が生み出されるという対比も見られる。
[編集] 登場人物
[編集] 用語
- 傀儡廻 (くぐつまわし)
- 正体不明の超ウィザード級ハッカー。名前や能力、作中での役割や描写はコミック版・映画での「人形遣い」を思わせる。
- シアク共和国
- 架空の国。革命で国を追われた軍事政権の指導者カ・ルマ将軍が日本に亡命している点や傀儡廻とのつながりなど、コミック版・映画に登場の「ガベル共和国」を髣髴とさせる。
- 聖庶民救済センター
- 孤児や難民を保護し教育や職業訓練を施す授産施設。漫画版では収容者たちに強制労働や洗脳を施していたが、本作ではこれとは異なる裏の顔が出てくる。
- Solid State
- 大阪の病院で草薙が「近づくな」とバトーに警告した謎の言葉。その正体は、コシキタテアキが構築した、ソリッド・ステート・システムという、虐待を受けている子供達を電脳化した上で合法的に聖庶民救済センターに送り込むためのインフラであった。
- 本来の意味は、ダイオード、IC等の固体の半導体素子。ソリッドステートを参照。
- そのためバトーは草薙の言葉に、「Solid State = 素子(そし)= 素子(もとこ)」と捉え、草薙が傀儡廻の正体ではないかと疑うようになる。
[編集] スタッフ
- 原作:士郎正宗
- 企画:石川光久、渡辺繁
- 脚本:神山健治、菅正太郎、櫻井圭記
- 絵コンテ:神山健治、吉原正行
- キャラクターデザイン:後藤隆幸、西尾鉄也
- メカニカルデザイン:寺岡賢司、常木志伸
- 総作画監督:後藤隆幸
- 作画監督:中村悟、関口可奈味
- 美術監督:竹田悠介
- 美術設定:渡部隆
- 色彩設定:片山由美子
- 撮影監督:田中宏待
- 3D監督:遠藤誠
- 編集:植松淳一
- 音楽:菅野よう子
- 音楽監督:若林和弘
- 演出:吉原正行、橘正紀、河野利幸
- 監督:神山健治
- 製作:Production I.G、バンダイビジュアル、電通、BANDAI ENTERTAINMENT、ビクターエンタテインメント、日本テレビ、徳間書店、MANGA ENTERTAINMENT
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ
- 「player」
- 詞:Origa/曲:菅野よう子/唄:Origa with Heartsdales
- エンディングテーマ
- 「date of rebirth」
- 詞:Origa/曲:菅野よう子/唄:Origa
[編集] サウンドトラック
「攻殻機動隊 S.A.C.シリーズのサウンドトラック#攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society O.S.T.」を参照
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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