シュート!

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シュート!(第一部)
シュート! 〜蒼きめぐり逢い〜(第二部)
シュート! 〜熱き挑戦〜(第三部)
シュート! 〜新たなる伝説〜(第四部)
ジャンル サッカー漫画
漫画
作者 大島司
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
レーベル 講談社コミックス講談社漫画文庫
発表号 第一部:1990年36号 - 1996年42号
第二部:1996年44号 - 1997年42号
第三部:1997年48号 - 2000年11号
第四部:2000年15号 - 2003年24号
巻数 第一部:全33巻、文庫版全16巻
第二部:全5巻、文庫版全3巻
第三部:全12巻、文庫版全6巻
第四部:全16巻、文庫版全8巻
その他 第18回講談社漫画賞受賞(1994年
テンプレート - ノート

シュート!』は、大島司による日本漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて、1990年36号より2003年24号まで約13年間に渡って連載された[注 1]1994年には第18回講談社漫画賞を受賞。

概要[編集]

本作は四部編成になっており、それぞれのタイトルは以下のように分けている。

  • 第一部「シュート!」[注 2](連載期間:1990年36号 - 1996年42号)
  • 第二部「シュート! 蒼きめぐり逢い」(連載期間:1996年44号 - 1997年42号)
  • 第三部「シュート! 熱き挑戦」(連載期間:1997年48号 - 2000年11号)
  • 第四部「シュート! 新たなる伝説」(連載期間:2000年15号 - 2003年24号)

主人公は全体を通じて田仲俊彦であるが、第四部ではもう一人の主人公として伊東宏が登場する。舞台となる学校は第一部・第三部が掛川高校、第二部が掛川西中学校、第四部が掛川高校と九里浜学園高校である。

(主に第一部の)作風としては、先輩に憧れる一人の少年の心理を中心に描いた物となっている。このため、スポーツ界の冷酷さよりも、スポーツを媒体にしたヒューマニティーを描いている。登場人物の特徴として、「主人公」が何人かおり、「主人公」である田仲よりも大きい存在感を発揮する事すらある。単行本でのキャッチフレーズは、「俊彦と一美が織りなす、ハツラツ青春サッカー物語。」。

1993年11月7日から1994年12月25日にかけて、フジテレビ系列で『蒼き伝説 シュート!』という題名でアニメ化、1994年3月12日SMAP主演で実写映画化、冬にはアニメ映画化もされている。

週刊少年マガジン2014年28号に、ブラジルW杯編を描いた続編の読み切りが掲載された[1]

あらすじ[編集]

第一部「シュート!」[編集]

物語の前年、1年生ばかりの掛川高校サッカー部は藤田東高校を敗り、その中心選手で事実上監督も兼ねていた久保嘉晴はすでに伝説的な扱いを受けていた。

田仲俊彦は久保に憧れて掛川高校へと進学しサッカー部へ入部、時を同じくして遠藤一美はマネージャーとなる。田仲とともに「掛西中トリオ」と呼ばれていた平松和広白石健二も掛川高校へと進学していたが、それぞれの事情によりサッカー部には入部しなかった。神谷篤司をはじめとする2年生は「1年生は夏のインターハイ予選に出さない」と宣告すると、不公平に感じた1年生は2年生に紅白戦を挑んだ。戦力差は明らかであったが、平松・白石の途中加入により2年生チーム1点リードの接線で終盤を迎える。終了直前に掛西中トリオが必殺の「トリプルカウンターアタック」を仕掛けたが、神谷に防がれてそのまま試合を終えた。この結果により実力を認め、1年生の試合起用を約束する。

久保も怪我から復帰し、掛川高校は万全な体制でインターハイ予選を迎えた。苦戦もありながら準決勝まで駒を進め、相手は掛川北高校。斉木誠、広瀬清隆、三橋英二郎らの活躍によって掛川高校は苦境に立たされる。久保は自陣ゴール前で守備に徹していたが、突如白石にボールを要求し猛然とドリブル突破を仕掛ける。久保のドリブルを誰も止めることはできず、掛川北のすべての選手をかわして同点ゴールを決めた(後に伝説として語られる「奇跡の11人抜き」「ゴールトゥゴール」)。しかしその瞬間、久保がピッチに崩れ落ちた。その後「トリプルカウンターアタック」により逆転勝利を収めるが、試合終了後に久保が死んだことを告げられる。久保を欠いたチームは戦力的・精神的に不完全で、決勝戦は藤田東高校に大敗を喫した。

転校生の馬堀圭吾がサッカー部に入部する。馬堀は一時、久保に固執するチームメイトと対立するが、紅白戦によって関係性は修復され、チームとしての団結が生まれる結果となる。選手権予選を前に久保の背番号10は田仲に引き継がれた。田仲は10番の重圧に負けて調子を崩したり、久保が自分の目指すべきスタイルと勘違いしてから回るなどするが、一美と神谷の助けにより本来目指すべきスタイルを取り戻している。決勝戦の相手はインターハイと同じ藤田東高校。試合の藤田東優位で進むが、掛西中トリオの活躍で挽回。平松の単独突破で同点、田仲の幻の左で逆転し雪辱を晴らした。

全国大会1回戦・埼玉県代表青城南高校戦を圧勝し、2回戦の相手は北海道代表鶴ヶ崎学園高校。氷室明彦の堅守に阻まれロースコアの接戦となるが、最後は平松の決勝点で辛くも勝利する。4回戦の相手は愛知県代表豊川高校。トラブルにより白石を欠いて臨んだこの試合は、互いに点を取り合う展開で終盤を迎えた。終了直前に交代で出場した白石はPKを止め、最後は田仲が決勝点を上げた。準決勝の相手は群馬県代表前山工業高校。田仲とヴィリーが10番を賭けて得点を競い、田仲がハットトリックを達成し、試合も掛川の勝利となった。決勝の相手は東京都代表帝光学園高校。王者帝光相手に延長戦に突入する激戦となり、最後は平松と田仲による「回転軸を2つ持つ幻のシュート」で優勝を決めた。

田仲たちはユース代表合宿に招集を受け、久保によく似たジョージ光岡(光岡丈時)と出会う。紆余曲折ありながら日本代表の柱と認知されていく光岡だったが、最終的には光岡は日本ユースと闘いたいと決意し、ブラジルへの帰国を決める。その後発表されたドイツ遠征メンバーでは、田仲が10番を背負うのであった。ドイツ遠征ではドルトムントユースと対戦。トラブルもあり成り行きで光岡も出場し、田仲や神谷に助言を与える。

第二部「シュート! 蒼きめぐり逢い」[編集]

水木光一の誘いを受けて掛川西中学校へ入学した田仲俊彦。入学初日に出会ったのはサッカー部で同じポジションを競う平松和広と、地元では不良として有名な白石健二であった。当初は田仲をライバル視していた平松は、田仲の言葉を受けてパートナーとして意識するようになるが、田仲の小学校時代のパートナー奥山良の激しい嫉妬を受けることとなる。また、白石は担任で監督の大原由実子から入部祝いとしてスパイクを受け取るが…。

臨んだ全国大会県予選・南陽中戦。「三連山」の前に先制を許すが、平松の「ヒールリフト」と「トリプルカウンターアタック」で逆転勝利を収める。見取中戦では奥山と、大原由実子の弟・大原裕と対戦する。均衡した試合展開ながら、田仲は大原の堅牢な守備を打ち抜けず、1点のビハインドで終盤を迎えた。「トリプルカウンターアタック」でチャンスを迎えるが、左足のシュートを苦手とする弱点を知る奥山に右足でのシュートを防がれる。左足でのシュートを戸惑う田仲であったが、意を決して左足でシュートを放ち、強烈なシュートが同点ゴールへと突き刺さる。後の「幻の左」の誕生の瞬間であったが、未成熟な骨格が耐えられず左足を痛めてしまう。試合はそのままPK戦に突入し、最後は田仲のゴールで掛西が勝利を収める。

この試合により田仲の左足の潜在能力に気づいた水木と大原由実子であったが、今はまだそれを本人に告げる時期ではないと判断する。近い将来、それを開花させてくれる人が現れるのを期待して…。

第三部「シュート! 熱き挑戦」[編集]

新1年生を加え、インターハイ制覇を目指す掛川高校サッカー部。しかしピッチには田仲俊彦と神谷篤司の姿はなかった。主力2人を欠いたチームは毎試合のように苦戦し、怪我によるベンチスタートであった神谷の途中出場により辛くも決勝トーナメントの駒を進めていく。

選手としての壁を感じていた田仲は、スペインを訪れていた。水木光一を頼って訪れるも迷っていたところ、遠藤一美によく似たイザベル・ゴンザレスと、かつてスペインの至宝とまで呼ばれたペドロ・フォルネルと出会う。ペドロはイザベルの兄マルコ・ゴンザレスとライバル関係にあり、試合中にマルコに大怪我を負わせてしまったことからサッカーを離れていた。ペドロをサッカーに復帰させたいと願うイザベルは、田仲にその想いを吐露する。独自のトレーニングにより、田仲は必殺のドリブルを完成させつつあった。ペドロのチーム復帰を望むかつてのチームメイトの要請を受け田仲は3部リーグのチームと契約するが、それに対抗するようにペドロはライバルクラブと契約し、リーグ最終戦で対決することになる。田仲とペドロの点の取り合いに突入した試合は終盤に田仲の「ファントムドリブル」で勝ち越し、熱意を取り戻したペドロはチームへの復帰を決める。スペインで成果を得た田仲は、チームメイトの待つ日本へと帰国した。

準決勝を迎えた掛川高校、相手は奥山良率いる清水中央高校。未だ田仲を欠いたチームは、怪我を押して出場した神谷の活躍で善戦するも、終盤同点に追いつかれたところで神谷の膝が限界を迎える。神谷はこのタイミングで退くことに不安を感じたが、タイミング良く試合に駆けつけた田仲と交代する。交代で出場した田仲は、「ファントムドリブル」で決勝点をあげる。

決勝の相手は3度藤田東高校。監督には平松和広の父で、かつての名プレーヤー平松修が就任していた。選手としても加納隆次の弟・豪樹、平松修の治療を受けに来日していたマルコ・ゴンザレスと、戦力は大幅に増強されていた。神谷を欠く掛川高校は、高い戦力と神谷を完全コピーした豪樹の前に翻弄される。後半から神谷が投入され試合の流れは一変、豪樹のスタイルを封じて掛川優勢となるが、豪樹が本来のサッカースタイルへと変化させ拮抗した展開となる。同点のまま試合は延長戦に突入、後半戦も終了間際に自陣ゴール前で神谷が単独ドリブルを開始する。次々と藤田東の選手をかわす神谷の姿は、敵味方にかつての「奇跡の11人抜き」を思い起こさせたが、ペナルティーエリア目前にしてDF陣に囲まれてしまう。神谷は田仲にバックパスを送ると田仲は「ファントムドリブル」を開始、マルコまでも抜いて決勝点をあげてハットトリックを達成する。

第四部「シュート! 新たなる伝説」[編集]

登場人物[編集]

「声」はアニメ版の声優、「学年」は田仲俊彦(トシ)を基準とした学年差(0は同学年)。

主役高校[編集]

掛川高校[編集]

Soccer.Field Transparant.png

6.佐々木
10.田仲
9.平松
7.神谷
11.馬堀
5.大塚
8.新田
3.服部
2.赤堀
4.矢野
1.白石

連載開始時点で創立2年目の新設校、サッカー部は久保らによって創部され2年目。「自由なサッカー」を標榜してトータルフットボールを目指し、4-3-3を基本とした攻撃的なサッカーを繰り広げる。逆境に強く、劣勢となった試合で度々逆転勝利を収め、創部2年にして選手権で優勝するなどの偉業から「ミラクルチーム」と呼ばれる。

田仲俊彦(たなか としひこ)
  • 声 : 緑川光(次回予告ナレーションも兼任)
  • 学年 : 0(基準)
  • ポジション : フォワード(センターフォワード)
  • 背番号 : 11→10(中学 : 14→10)
本作の主人公、通称「トシ」。掛川市大池出身。1975年7月22日生まれ。身長172cm、体重60kg。O型。単純かつ純粋な性格で不器用な面を見せるが、思いもしない大胆な言動にも出ることもある。
中学生時代までは「必殺の右」と呼ばれた右足のシュートを武器としていたが、高校進学後は、久保嘉晴に潜在能力を見出された「幻の左」と通称される強烈な左足のシュートを武器に多くの試合でチームを勝利に導いている。ゴールに対する執着心とセンタリングに対する反応は作中でも随一で、頭より高いボールであってもオーバーヘッドバイシクルでシュートまで持ち込む。
久保の死後に久保の遺言により10番を受け継いだが、当初はプレースタイルの異なる久保を自らの目標と思い込んで空回りした。しかし、選手権県予選の最中に神谷から叱責を受けて思い直し、選手権全国大会では前山工業高校戦でハットトリックを達成するなど得点王の活躍を見せている。2年生時のインターハイ静岡県予選期間中にスペインへ短期サッカー留学を行い、スペイン2部レアル・アランフェスでデビューするとともに「ファントムドリブル」という必殺ドリブルを生み出している。物語終盤には「幻の左」の軸足となっていたことで強化された「必殺の右」を見せ、また久保の遺言とも言える「ゴール前の聖域(サンクチュアリ)」にも目覚めている。2010年W杯の時点ではレアル・マドリードに所属。(2002年連載当時、)和広からペレの様なスタイルの選手と評された。
「東洋の大砲(オリエンタル・キャノン)」、「ゴール前の聖域を見る男」などと呼称されることもある。
平松和広(ひらまつ かずひろ)
1975年4月26日生まれ。身長170cm、体重59kg。A型。予備校模擬試験で5教科480点を取るなど非常に頭脳明晰で、運動神経も優れており100メートルを10秒8で走る俊足(高校時代)の持ち主で、そのためにシュート力もトシ達には劣るものの、高校界トップクラスである。視力は裸眼で歩くと電柱に衝突するほど悪く、コンタクトレンズは使用せず眼鏡を着用しており、試合中でも眼鏡をかけたままである。なお、眼鏡をかけたままでもイケメンであるが、眼鏡を外すとさらにイケメンとなる。一美に片想いしており、一美に関することには見境がなくなるという特徴がある。一美とは一時恋仲に発展したが、一美が内心ではトシへ気持ちを寄せていることに気づき、自ら別れを切り出している。将棋も得意で「穴熊の平松」の異名を持つ。
トシとは中学生時代からのコンビであるが、当初は同じフォワードで底の知れない田仲に一方的にライバル心を抱いていた。田仲とコンビを組むようになると抜群のコンビネーションを見せ、「ゴールデンコンビ」と称されるまでに成長する。サッカーセンスは抜群で、特にテクニックに関しては高校サッカー界でも屈指であると評価されている。スピードに乗った鋭いドリブルが武器で、ヒールリフトの派生技である「ダブルヒール」「トリプルヒール」を得意とする。藤田東の監督となった実父に、パートナーの田仲に頼りすぎでアシストに徹しすぎることを欠点と指摘されたが、あくまで田仲を活かすチャンスメイカーとしてそれを昇華させている。その高いサッカーセンスからディフェンスにおいても平均以上の活躍を見せており、藤田東の「フラッシュパス」や尾街西の「11人の司令塔」など他校から脅威とされる戦術を1人で打ち破っている。2010年W杯の時点ではアーセナルに所属。(2002年連載当時、)自身を本山柳沢の様なドリブルが得意な選手と評している。
白石健二(しらいし けんじ)
1975年8月17日生まれ。身長174cm、体重63kg。B型。小学生の頃から地元ではよく知られていた不良だった。トシの姉・夏子に中学生時代から片想いをしており、高校1年の選手権以降に恋仲となり、2014年ブラジルW杯を描いた読み切りでは結婚して3人の息子をもうけている。
中学3年の時に全国大会県予選中に起こした暴力沙汰が原因でサッカーから離れており、高校1年の初めの頃は、暴走族に入っており、ガソリンスタンドアルバイトしながらオートバイの購入資金を稼いでいた(当時は無免許であったが、16歳になると同時に運転免許を取得している)。
動物的感覚と抜群の身体能力を併せ持ち、それを活かした「ムーンサルトセーブ」を得意とする。数々のスーパーセーブを連発し、幾度となくチームのピンチを救っている。サッカーは中学校時代に始めており、当初は自分を気絶させるほどの威力を持つ田仲のシュートを止めるためだけに熱中していた。真剣にサッカーに取り組むようになると持ち前の運動神経を活かして着々と上達していき、田仲・平松との3人での連携速攻技「トリプルカウンターアタック」を開発するなどの息の合ったプレイを見せるようになる。田仲・平松に白石を加えた3人は、「掛西中トリオ」「ゴールデントリオ」と呼ばれる。2010年W杯の時点ではジュビロ磐田に所属。(2002年連載当時、)和広は川口の様なガッツでゴールを守る選手と評している。
神谷篤司(かみや あつし)
  • 声 : 森川智之
  • 学年 : +1
  • ポジション : ミッドフィールダー(レフトハーフ)
  • 背番号 : 7
1974年10月11日生まれ。身長175cm、体重63kg。AB型。菊水町(アニメでは菊川市)出身。短気な性格で、特に自らの悪口には敏感に反応する(一番の被害者は健二)。4部ではシスコンの気があるからか、妹の実花に関することで暴走することも。しかし粗暴な口調ながらもチームメイト思いの性格でもある。ちなみに久保がドイツにいた頃のチームメイトだったルディ・エリックとは、自身と瓜二つの姿をしているからか、実力は互いに冷静に認め合っているものの、犬猿の仲に近い。
久保亡き後の掛川のキャプテンであり司令塔。ヤマハFC時代からの久保の親友であり、久保の目指した「トータルフットボール」を受け継ぎ掛川を冬夏の2冠へと導く。それを通じてテクニックやパスセンス・戦術眼などを開花させ、高校サッカー界最高の司令塔と称されるまでになる。試合中は闘志剥き出しで絶対に諦めないスタイルから「闘将」と恐れられている。掛川北・斉木誠とは菊水東中学校のサッカー部の先輩・後輩の仲だが、チームに求めるスタイルの違いからいざこざが絶えず、高校でも当初は敵対心を剥き出しにしていたが、後に互いの実力を認め合っている。3部では膝の怪我の影響で試合の出場が制限されており、その度にチームは苦戦した。なお自分自身でのテーピングは何度か注意されていたにもかかわらず出来ず、妹の実花に任せっきりだった模様。3年生時のインターハイの直後に高校を中退しユベントス入り、同年にデビューを果たし、その試合でのチームの勝利に貢献している。2010年W杯の時点でもユベントスのエースとして活躍。(2002年連載当時、)和広は中田小野の様な司令塔タイプの選手と評している。
久保嘉晴(くぼ よしはる)
  • 声 : 古川登志夫
  • 学年 : +1
  • ポジション : ミッドフィールダー(センターハーフ)
  • 背番号 : 10
1974年7月29日生まれ、1991年8月9日死去。身長179cm、体重65kg。AB型。尊敬する選手は奥寺康彦、好きな選手は三浦知良ヨハン・クライフ
高校2年の初めに白血病を患って入院、退院後は順調な経過をたどるが完治はせず、(アニメによれば)貧血状態で激しい運動を続けたことで心不全を誘発し死亡。長く生きる事よりも一瞬でも多くボールを追い駆けたいと願い、そのためにチームメイトには病を隠していた。サッカーに関しては周囲が驚くほどの積極的な行動力を持つが、サッカーを離れるとたちまち存在感が薄くなってしまい、磯貝監督も制服姿の久保は記憶にないほどと例えている。なお、1年生時に出会った美奈子に一目惚れしており、北原のことに話が及ぶと顔を赤らめるという面がある。一見クールな性格。
掛川のキャプテンで、サッカーに詳しくない磯貝監督に代わり采配を振っていた。中学1年から中学3年前半までの2年半を旧西ドイツで過ごし、「天才」と呼ばれ将来を嘱望されるほどの選手であった。帰国すると神谷のいたヤマハFCに所属、日本ジュニアユース代表にも選出され得点王に輝いている。高校進学時には「自由なサッカー」「トータルフットボール」を目指して、ヤマハFCから神谷・矢野・服部を誘い新設校の掛川へと進学している。高校進学後もサッカー第一の姿勢は変わらず、攻守のキーマンとして大塚と赤堀を熱烈に勧誘し、自らチームメイトを指導して(エース加納を怪我で欠いていたとはいえ)藤田東を破るまでに導いている。
早くから田仲の左足の潜在能力を見出しており、観戦に訪れていた掛西中トリオに「待ってる」と声をかけた。そのため入院中に掛西中トリオの入部を聞いた際には大変喜んだという。しかし、インターハイ静岡県予選準決勝・掛北戦において「奇跡の11人抜き」を成し遂げた後ピッチ上で倒れ、交代後にそのまま控室で死亡した。チームメイトにその事が知らされたのは試合に勝利し決勝進出を決めた後であったが、久保の急死がチームメイトに与えた衝撃と動揺は大きく、決勝戦・藤田東戦では大敗に終わる結果となった。しかしながら、久保の意思や理想は神谷たちによって引き継がれ、後に掛川高校サッカー部は全国最強となるチームに変貌を遂げることとなる。
大塚繁樹(おおつか しげき)
  • 声 : 江川央生
  • 学年 : +1
  • ポジション : フォワード→ミッドフィールダー(ライトハーフ)
  • 背番号 : 13(入学直後の掛北との練習試合)→5
190㎝近いがっしりした体格でフィジカルも強く乱暴な性格。栄山中学校時代は決定力のあるフォワードとして活躍しており、その実力は入学直後の対掛北戦で、控えながら敵のディフェンスを掻き乱してしまうほどであり、斉木自身も危険な選手の1人として中学時代から認識していた。掛川高校入学当初はサッカーを続ける意思はなく、バスケットボール部を創部するつもりであった。久保と神谷から勧誘を受けたものの神谷の自分勝手なプレーを嫌い拒否していたが、久保の一喝と神谷の土下座でその気持ちを改め、神谷とサッカーをするためにサッカー部への入部を決意した。神谷がキャプテンに就いてからは副キャプテンとなり、神谷を宥めるなどサポートする役柄も多くなっている。試合においては神谷と久保(あるいは馬堀)が攻撃に上がる機会が多いことから、カバーするように中盤で相手キーマンと対峙する機会が多く、ボール奪取率は赤堀と並んでチームトップ。青南対掛川の試合を観戦していた鶴ヶ崎の大葉からは、神谷や馬堀と共に技量のあるミッドフィールダーと評された。
赤堀強(あかほり つよし)
192cmの長身。大塚と同じ栄山中学校出身。大塚と同じく危険な選手として、中学時代から斉木が認識していた人物の1人。1年生時にはゴールキーパーをサポートしてゴールを守っており、中学時代にはゴールキーパーの経験もある。セットプレイの時など、長身を生かして空中戦からゴールを奪うプレイも得意としており、逆に空中戦で相手チームにボールを奪われそうになった際にも、その長身を生かしてクリアすることもある。松下によれば、静岡では十指に入るスイーパーとのこと。物腰がとても柔らかい性格だが、対前山工業戦ではオフサイドトラップに引っかかって審判に突っかかっている神谷を宥めたり、対帝光戦の延長戦前には、岩上との接触プレイで負傷しながらも出場を強行しようとした神谷の胸倉を掴んで激しく怒鳴りつけたこともある。
矢野利己(やの としき)
  • 声 : 風間信彦
  • 学年 : +1
  • ポジション : ディフェンダー(右サイドバック)
  • 背番号 : 4
安定したプレーで掛川の守備を担当。中学時代は久保や神谷とともにヤマハFCに所属しており、久保の誘いを受けて掛川に入った。対九里浜戦前日には神谷から服部と共にプロ入りを勧められたが、家業を継ぐために高校でサッカーを終わりにしなければならなかった。
服部正二(はっとり しょうじ)
中学時代は久保や神谷とともにヤマハFCに所属していた。神谷から矢野と共にプロ入りを勧められたが、矢野と同じく高校でサッカーを終わりにしなければならなかった。アニメと原作ではかなり顔が違う。
石橋保(いしばし たもつ)
  • 声 : 塩屋浩三
  • 学年 : +1
  • ポジション : ディフェンダー(サイドバック)
  • 背番号 : 8→12
当初はレギュラーだったが、新田の台頭により補欠に回されるようになった。アニメでは出番が増えている。
小笠原雄司(おがさわら ゆうじ)
  • 学年 : +1
  • ポジション : ゴールキーパー
  • 背番号 : 1→15
実家はスポーツ用品店であり、掛川のユニフォーム(紅白)を作った。健二の台頭により出場機会はほとんど無かったものの、全国準々決勝の対豊川戦にはトラブルで試合に間に合わなかった健二に代わって出場。試合終盤での接触で骨折した可能性があり、交代。以降、出番がなかった。
単行本『久保嘉晴の伝説』では、アシスタントから作中での扱いについてネタにされていた。
馬堀圭吾(まほり けいご)
  • 声 : 関智一
  • 学年 : 0
  • ポジション : ミッドフィールダー(センターハーフ)
  • 背番号 : 11
1974年9月8日生まれ。身長172cm、体重63kg。A型。お調子者な性格で、1年の全国大会ではたまたま同じ宿にいた鶴ヶ崎のマネージャーをナンパしたことがある。
久保の抜けたポジションを見事に埋めた、ブラジル帰りのテクニシャン。入部直後は久保に拘り続けるチームメイトと確執があったが、神谷の機転により和解している。登場した当初は久保と容姿がやや似ていたが、やがて区別がされていった。トリッキーなプレイを得意とし、ブラジル仕込みのマリーシアとトップスピードから繰り出されるノールックパスは一級品。掛川では神谷に次ぐパサーで中盤の要であり、ルーズボールをキープすることも多いため攻撃の起点となることも多い。2年時のインターハイ全国優勝後に久保の墓参りに行った際には、久保の墓前で「掛川に来て良かった」と報告。2010年W杯の時点ではブラジルのサントスFCに所属。
佐々木豊(ささき ゆたか)
  • 声 : 千葉一伸
  • 学年 : 0
  • ポジション : フォワード(左ウィング)
  • 背番号 : 6
チームで1・2を争う俊足の持ち主である。噂話を人に話さないといられない性質のようで、トシ曰く「歩くゴシップ雑誌」。バンドとサッカーを両立しているが、2年生時の選手権決勝直前にバンド仲間からサッカーに専念することを後押しされている。新田とは須賀中学校時代からの親友。2010年W杯の時点では地元のジュビロ磐田に所属。
新田伸一(にった しんいち)
当初は補欠だったものの、努力が認められてレギュラー固定となっている。人一倍の練習の結果、サイドバックに重要な無尽蔵のスタミナと強靭な足腰を身につけ、果敢なオーバーラップを見せることから「炎のサイドバック」「左サイドのダイナモ」と評される。絶妙なオフサイドトラップを得意とし、幾度となくチームの窮地を救っている。2010年W杯の時点では地元のジュビロ磐田に所属。
小菅宏俊(こすげ ひろとし)
  • 学年 : -1
  • ポジション : フォワード(センターフォワード、ウィング)
  • 背番号 : 18
田仲のスペイン留学時には、代役を務めていたが今ひとつ活躍できていなかった。少々プライドが高く、先輩相手でも思ったことは口に出してしまう傾向があり、対清水中央戦では奥山のマリーシアによりイエローカードをもらい、審判に突っかかったことで2枚目のイエローカードももらって退場処分になってしまった。
坪谷順平(つぼや じゅんぺい)
  • 学年 : -1
  • ポジション : ミッドフィールダー(ボランチ)、ディフェンダー(ストッパー)
  • 背番号 : 17
中学時代には、U-15サッカー日本代表候補にも選ばれた実力者。ノールックパスを得意とする。
渡辺瞬(わたなべ しゅん)
  • 学年 : -3以下
  • ポジション : フォワード
  • 背番号 : 10
2014年ブラジルW杯を描いた読み切りに日本代表の選手として登場。独特のリズムを持つドリブルが武器。高校の監督である一美からの励ましを受ける。キックオフ前に田仲達とミニゲームを行った。ブラジルとの決勝戦では後半から伊東に代えて左ウィングで出場する形で最年少デビューする予定だった。
磯貝(いそがい)
顧問。掛川高校の教師。サッカー部の創設時に暇であったという事で顧問に割り当てられたためサッカーには余り詳しくなく、久保や神谷に監督の仕事を委任している。普段は穏やかな性格だが、時には部員を激しく叱る事もある。アニメでは試合の戦況を分析している描写がある。
遠藤一美(えんどう かずみ)
マネージャー。原作漫画では不良、アニメでは3人の幼馴染という設定。中学時代は久保の追っかけで、当初のサッカーについての知識は「ゴールキーパー以外のポジションを知らない」という状態であったが、マネージャー業を通じて詳しくなっていった。選手権の直前にテレビ局スカウトされアイドルとしてデビュー直前であったが、前山工業戦でトシがハットトリックの約束を果たしたためマネージャーに復帰している。トシに恋心を抱いていたが、イザベルが原因となって一時的に平松と接近するも、最終的にトシと恋人関係となっている。2010年W杯の時点では掛川サッカー部の監督に就任している。
2014年ブラジルW杯を描いた読み切りでは、トシと結婚している。
神谷実花(かみや みか)
  • 学年 : -1
4部中盤で登場、マネージャーになる。神谷篤司の妹でトシの大ファン。兄とは容姿がほとんど似ていない。同じくマネージャーである一美とは対抗意識があるようだが、同時に影響も受けている。兄の影響からかサッカーの知識も豊富。名前は上下どっちから読んでも同じであり、単行本最終巻でのクイズに用いられた。

九里浜学園高校[編集]

伊東宏という天才レフティを擁し、伊東を中心に据えた4-5-13-5-2を基本とした「キングダムサッカー」を展開する。監督の大原由実子によると、掛川に多いオールラウンダーな選手は少ないが、ポジション別に見ると能力の高い選手が揃っている。

伊東宏(いとう ひろ)
  • 学年 : 0
  • ポジション : ミッドフィールダー
  • 背番号 : 10
『新たなる伝説』におけるもう一人の主人公。サッカーに関しては監督の大原が惚れ込むほどの天才的ともいえる才能を見せるが、基本的にお調子者でチームのムードメーカー的な存在でもある。現在は、完治しているものの中学生の頃まで小児麻痺を患っており、その副産物として左足の卓越したテクニックと、独特なリズムのドリブルが生み出され、その優れたテクニックから「奇跡の左」と呼ばれた。神奈川インターハイ予選決勝前にテレビ出演した際、番組から大原と共に障害を患っていたことを勝手に明かされた時には、掛川高校にしか眼中にないことを宣言し、カメラの前で尻を見せて放送を止めてしまったことがある(あゆみ曰く、ヒロなりの照れ隠しらしい)。
左足しか使わない独特のプレイスタイルであるため、左右のバランスを求める1年生時の監督・前沢とは反りが合わず部活動もサボりがちであったが、2年生時に大原由実子が監督に就任するとファンタジスタとしての才能を開花させる。ピッチ全体を支配する姿は「王様(キング)」そのものであり、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナを彷彿とさせる。シュートの威力では同じレフティの田仲や恩田には及ばないものの、鋭い回転を与えたフィニッシュシュート「アクセルシュート」「トルネードアクセル」は一級品。2010年W杯の時点ではフェイエノールトに所属。
牧野新平(まきの しんぺい)
  • 学年 : +1
  • ポジション : ミッドフィールダー→ディフェンダー(リベロ)
  • 背番号 : 10→4
九里浜のキャプテンで、2年生時まではミッドフィールダーで司令塔であったが、3年生時からはオーバーラップできるスタミナを持ち、戦術眼・統率力に優れた理論家であることからリベロへコンバートされている。当初は急激な変化に反発していたが、紅白戦を通じて大原由実子の監督としての采配と認めている。シャドーストライカーでもあるとともに守備の要であり、中長距離ストライカーを封じる「パーフェクトディフェンス」の使い手である。2010年W杯の時点では横浜F・マリノスに所属。
藤長佳幸(ふじなが よしゆき)
  • 学年 : 0
  • ポジション : ミッドフィールダー(ボランチ)、ディフェンダー
  • 背番号 : 8
中学生時代からの伊東の親友で、「あいぼー(相棒)」と呼び合う仲である。中学時代から伊東とともに練習を繰り返すうち、藤長自身にも高いキープ力という武器が備わっている。基本的にはオールラウンダータイプの選手だが牧野と並ぶ守備の要であり、相手チームの中盤の重要選手と対峙する機会が多い。インターハイ決勝・掛川戦では馬堀に執拗なマークを仕掛け「天敵」と呼ばれた。
大原裕(おおはら ゆたか)
  • 学年 : 0(年齢は+1)
  • ポジション : ゴールキーパー
  • 背番号 : 16→1(中学 : 1)
姉・由実子を庇って事故に遭い、右足の足首から先が義足となっている。選手生命を絶たれてしまったと思われたがリハビリテーション後に見取中に転入してレギュラーとなり、掛西中トリオと対戦している。姉が初めての給料で買ってくれたスパイクを気に入っており、事故でサッカーを諦めたと由実子が勝手に思い込んで、そのスパイクを健二にあげてしまったことから遺恨が生まれるも、掛西中との試合後に健二自らがスパイク交換を提案して和解。中学での対戦以後、健二とは互いにライバル視する関係。アメリカ合衆国でサッカーを続けていたが、九里浜の監督となった由実子に呼び寄せられ、入部に納得できない牧野・香坂らによる入部テストのPKで5人全員を止めている。鍛え上げられた強靭な肉体を武器に、数々の必殺技も1発で破るなどの堅牢な守備から「鉄壁」「超人」などの異名を持つ。握力70kg、垂直跳び90cm。相手チームのラフプレイによるスライディングで義足を壊されたことがあり、その際に替えの義足を忘れたことで交代を余儀なくされ、それがチームのピンチに繋がったことがある。2010年W杯の時点ではロサンゼルス・ギャラクシーに所属。
篠塚憲(しのづか けん)
  • 学年 : -1
  • ポジション : フォワード
  • 背番号 : 15
1年生で自分で勝手に引き受けて洗濯係をしていたが、大原由実子に才能を見出されレギュラー定着となっている。掛川・平松に匹敵する100mを10秒8で走る俊足と、平松や帝光・木ノ内すら圧倒するといわれる瞬発力を武器とし、努力の結果として狙いが読まれにくいナチュラルキッカーというスタイルを身につけている。ただし、極度に気が小さいのが欠点。「世界最高峰チョロランマ」と呼ばれるほどの巨根。2010年W杯の時点では浦和レッズに所属しており、「レッズの赤い稲妻」と呼ばれている。
香坂真人(こうさか まさと)
  • 学年 : +1
  • ポジション : フォワード
  • 背番号 : 6
通称「ゴリ」。2年生時まではフォワードでレギュラーであったものの80分通して動ける持久力が無く、シュート精度は今一つであった。その代りとして圧倒的なフィジカルを誇り、1人や2人程度のディフェンダーならば物ともしないヘディングシュート「ゴリヘッド」を得意とする。牧野と同様に当初は急激な変化に反発し一時はサッカー部を離れるに至ったが、後に復帰して主にスーパーサブとして活躍し、篠塚とは名コンビと称されるコンビネーションを見せた。2010年W杯の時点では浦和レッズに所属。
大原由実子(おおはら ゆみこ)
監督。掛西中のサッカー部の監督でもあり、中学時代の田仲たちの担任でもある。以前は自身もサッカー選手で、アメリカのアマチュアリーグで得点王を取ったこともあるが、弟の裕が自らを庇って事故に遭ってからは指導者としての道を歩んでいる。サッカーに関しての采配に間違いはないが、その際のメンタル面のフォローに関しては無頓着で、九里浜の監督就任当初にチーム分裂の危機に瀕している。掛西中トリオの生みの親といっても過言ではなく、白石をサッカー部へ引き込み、平松にチャンスメイカーとして開花するきっかけを与え、また田仲の左足の潜在能力にも真っ先に気づいている。4部決勝戦後に一美にサッカーのイロハを教えたらしく、それが後の常勝掛川サッカー部監督誕生に繋がった模様。
神園あゆみ(かみぞの あゆみ)
  • 学年 : 0
マネージャー。伊東の幼馴染で、友達以上恋人未満といった位置づけ。掛川を強く意識した行動を取る伊東が原因となって、掛川の2人のマネージャーから一方的に野次られる場面もある。

静岡県[編集]

藤田東高校[編集]

静岡に君臨する、全国大会の常連校。伝統的な得意技として「フラッシュパス」を持ち、個々の能力も高い。1年目の冬の選手権静岡県予選で「フラッシュパス」を一度は掛川・平松に完璧に封じられるが、インターハイに向けて平松修が監督となった際に新たな仕掛けとともに復活を遂げている。

加納隆次(かのう りゅうじ)
  • 声 : 堀秀行
  • 学年 : +2
  • ポジション : ミッドフィールダー
  • 背番号 : 10
1973年11月2日生まれ。身長184cm、体重70kg。O型。藤田東のキャプテン。2学年下の弟、豪樹がいる。「高校サッカー界の帝王」と称されており、他の選手とは桁違いの能力を持つ。かなりの老け顔で、よく遅刻する癖がある。天才といわれていた掛川の久保を倒すことを目標としており、2年時の対掛川戦では自身の怪我による欠場、3年の夏の予選決勝では掛川メンバーの前日の久保の死のショックによる一方的な試合展開と、まともな条件で掛川と試合ができていなかったが、冬の予選決勝でその望みがようやく叶うこととなった。翌年のインターハイ予選決勝の藤田東対掛川の試合では、弟の成長を神谷に託し、試合を観戦していた。卒業後にはヴェルディ川崎を経て、2010年W杯の時点ではパルマFCに所属。
松下浩(まつした ひろし)
  • 声 : 中原茂
  • 学年 : 0
  • ポジション : フォワード(センターフォワード)
  • 背番号 : 11
1975年10月2日生まれ。身長173cm、体重60kg。A型。トレードマークは頭に巻いた緑色のバンダナで、着けると気合が入るという。
1年生で強豪・藤田東のレギュラーとなった名プレイヤー。柔軟性のあるドリブルを得意とし、「ダブルクライフターン」を得意とする。選手権静岡県予選準決勝の掛川対清水学苑戦の田仲と芹沢の競り合いをヒントとした、チームメイトのシュート力を利用した「カウンターシュート」を編み出し、その後自分1人で同様の効果を得られる「ワン・ツーカウンター」へと改良している。ストライカーとしては理想的な能力を持つとされているプレイヤーで、田仲にとって静岡県内の最大のライバル。選手権決勝の応援に駆けつけるほど良い関係にある。2010年W杯の時点ではジュビロ磐田に所属。
柴木勝実(しばき まさみ)
  • 学年 : +3
  • ポジション : ゴールキーパー
  • 背番号 : 1
番外編『久保嘉晴の伝説』に登場。インターハイ予選決勝トーナメント1回戦掛川戦までの30試合で、PK以外で無失点を誇っていた藤田東の不動の守護神。
関靖彦(せき やすひこ)
  • 声 : 千葉一伸
  • 学年 : +2
  • ポジション : ディフェンダー(リベロ)
  • 背番号 : 4
オーバーラップを得意とする。
新矢巧(にいや たくみ)
  • 声 : 神谷浩史
  • 学年 : +2
  • ポジション : ディフェンダー(左サイドバック)
  • 背番号 : 5
関と同じく、オーバーラップを得意とする。
小柳仁(こやなぎ じん)
松下の相棒。1年生時はカウンターシュートのアシスト役としての起用のみであったが、2年生時にはディフェンダーでレギュラーとなっている。
緒方十次郎(おがた じゅうじろう)
  • 声 : 高木渉
  • 学年 : 0
  • ポジション : ゴールキーパー
  • 背番号 : 19→1
ボクサーで、パンチ力は150kgに達する。サッカーに専念することを条件にサッカー部での出場機会を約束されており、掛川・田仲の「幻の左」を止めるために専念を決意する。選手権静岡県予選決勝で喜多川と交代で途中出場、「幻の左」を止める活躍を見せた。当時は反射神経とパンチングに頼っていたが、後にディフェンス陣と連動する高度なスキルを身につけている。
加納豪樹(かのう ごうき)
  • 学年 : 0(松下と同い年だが、松下を先輩として扱う模写が存在する)
  • ポジション : ミッドフィールダー
  • 背番号 : 10
加納隆次の弟。人の技能をコピーできる才能を持ち、当初は身近で尊敬する存在である兄・隆次を目標として真似ていたが、身長が173cmまでしか伸びず、体格が恵まれなかった(隆次は当時既に180cm以上)。そのため、身長が伸びる望みを懸けて一時的にサッカーを離れバスケットボールに専念していたが、自分と体格の近い神谷率いる掛川が藤田東を倒したのを機に神谷のコピーを目指しサッカーに戻り、インターハイ静岡県予選に望んだ。掛川戦では神谷をコピーしたスタイルで掛川を苦しめるが、神谷の創造性あふれるサッカーに打ちのめされ、それがきっかけとなり本来のサッカースタイルである「シンプルフットボール」へとプレイスタイルを変化させた。
マルコ・ゴンザレス
  • 学年 : +1
  • ポジション : ミッドフィールダー(ボランチ)
  • 背番号 : 15
スペインからの留学生。天才的な「読み」の能力を持つことから「読みのマルコ」との異名を持つスペインの至宝。ライバルであるペドロ・フォルネルとの勝負で故障した左足の治療のために来日し、母国では回復不可能とまで言われた足の怪我の治療を平松修から受けた(その際、平松修の監督就任と引き換えに留学受け入れが認められている)。平松修の治療を通じて、左足のシュートに弾丸のような回転の加わる「スクリューシュート」が備わっていることが発覚する(ジャイロボールと類似した効果)。スペインではジュニアユース時代にバルセロナユースに所属しており、日本遠征の時に久保・神谷の所属するヤマハFCと対戦した経験があり、それを通じて日本サッカーへの評価を改めている。インターハイ県予選決勝後、恩人の平松修に感謝しつつペドロが待つスペインへ帰国した。
久和(くわ)
  • ポジション : フォワード(ウィング)→ディフェンダー(リベロ)
  • 背番号 : 14(2として描かれている場面もある)
元は控え選手だったが、平松修の監督就任後にディフェンダーにコンバートされる。平松和広以上の俊足の持ち主で、その俊足を利用して度々オーバーラップを仕掛ける。またそのスピードから1人1回しか触れないとされていた「フラッシュパス」に、唯一2回絡める選手「11人目のフィールドプレイヤー」である。

掛川北高校[編集]

静岡県西地区における有力校の1つ。立地的にも掛川高校とはライバル関係にある。

斉木誠(さいき まこと)
  • 声 : 堀川りょう
  • 学年 : +2
  • ポジション : ミッドフィールダー
  • 背番号 : 10
掛川北のキャプテン。1973年7月27日生まれ。身長178cm、体重68kg。O型。菊川市出身。その能力は静岡県西部地区のみならず、静岡県全体で5指に入る程。久保の才能を見込み度々掛北へ勧誘していた。しかし久保が掛川高校へ進学したこと、神谷とは中学校時代からいざこざが絶えなかったことから、掛川に対してはただならぬ敵対心を持っていた。久保達が掛川高校に入学した直後、掛川から久保を引き抜くために自分以外控えのメンバーで練習試合を行ったことがある(前半終了時は3-0で掛北がリードしていたが、途中から大塚と赤堀が出場したことにより3-3の引き分けに終わった)。3年生時にインターハイ静岡県予選で掛川と対戦した後は神谷と互いの実力を認め合い、掛川の良き協力者となっている。高校卒業後は母校のコーチを務めながら、東翔大学サッカー部で活躍し、2010年W杯の時点では清水エスパルス所属。
三橋英二郎(みつはし えいじろう)
  • 声 : 新田三士郎
  • 学年 : +1
  • ポジション : ゴールキーパー
  • 背番号 : 1
1974年4月19日生まれ。身長193cm、体重75kg。A型。その長身とセービング能力で、掛川北のゴールを守ってきた。握力が強く、並のシュートならば片手でキャッチできる程。静岡No.1ゴールキーパーと評されている。
広瀬清隆(ひろせ きよたか)
  • 声 : 阪口大助
  • 学年 : 0
  • ポジション : フォワード
  • 背番号 : 14→5
ボールに回転を加えない事で予測不可能な方向へ落とす「ナックルシュート」を得意とする。家が貧乏で兄弟が多くいるため、小さい頃サッカーボールを買ってもらえず、ゴムボールでサッカーをしていた。その結果として自由自在なボールコントロールを身につけている。1年時のインターハイの対掛川戦ではナックルシュートにより掛川から2ゴールを奪い、試合終了間際に健二に止められるまでは健二やディフェンスに下がっていた久保を翻弄した。2年のインターハイ対掛川戦では健二自身もナックルシュートの軌道を見極めてキャッチするまでに成長していたが、広瀬のナックルシュートもまた、片手ながらボールをキャッチしていた健二の手をはじいてゴールを奪ってしまうほどの威力となっていた。2010年W杯の時点では先輩の斉木と同じく清水エスパルスに所属。
小山昌洋(こやまま さひろ)
  • 声 : 太田真一郎
  • ポジション : ディフェンダー(スイーパー)
  • 背番号 : 2

清水学苑高校[編集]

近年は優勝争いからは遠ざかっているが、静岡県西地区の古豪。

芹沢直茂(せりざわ なおしげ)
  • 声 : 橋本晃一
  • 学年 : 0
  • ポジション : フォワード
  • 背番号 : 15→10
1976年3月12日生まれ。身長186cm、体重74kg。A型。ロングヘアのイケメン。
掛北・広瀬の「ナックルシュート」を初見で真似できるほどのテクニックと、恵まれた体格を活かしたパワーを持ち合わせた選手で、「フィールドの魔術師」「静岡のフリット」と称される。1年生時は恵まれた体格にスタミナが追いついておらず、80分通じて全力でプレーができない「ハーフタイムプレイヤー」と諷刺されていたが、2年生時にはそれを克服しチームのエースとなるとともにゲームメイクも修得している。1年時のインターハイ予選の最中、不愉快な先輩を殴るなどトラブルを起こし、自宅待機処分を受けたこともあった。1年時は気取り屋で対掛北戦の最中でも一美をナンパする女たらしの軽い性格だったが、2年時には紳士的な性格に変化しており、チームメイトの1年が掛川・神谷を事故に見せかけて故意に負傷退場させようとした際には、胸倉をつかんで激しく叱咤した。2010年W杯の時点では地元の清水エスパルス所属。
内海秋彦(うつみ あきひこ)
清水の主将。1973年9月1日生まれ。身長171cm、体重62kg。B型。力強い守備で、ユース代表にはディフェンダーとして選出されている。的確な指示、ディフェンスプレーの両面において優れた能力を発揮する。プロからのスカウトもあったが、本人は大学に進学を希望しており、ユース編後の進路は不明。
西崎(にしざき)
  • ポジション : ディフェンダー(スイーパー)、フォワード
  • 背番号 : 5
本職はスイーパーだが、時折フォワードを務める。中学では陸上部に所属しており、三段跳の新記録を樹立したほど。選手権の掛川戦では、三段跳の技術を応用した「三段跳びシュート」を見せた。
山根(やまね)
  • 学年 : -1
  • ポジション : ミッドフィールダー
神谷を負傷退場させようとファウルを仕掛けて芹沢の怒りを買ってしまう。

浜野高校[編集]

静岡のかつての強豪で全国大会への出場経験もあるが、近年は低迷している。

小坂部直樹(おさかべ なおき)
  • 声 : 高戸靖広
  • 学年 : 0
  • ポジション : フォワード(センターフォワード)、ゴールキーパー、ディフェンダー(リベロ
  • 背番号 : 10(浜野)→11(光明)
「天才ゴールキーパー」として藤田東から誘い受けるが、断って浜野に入学。キッカーの癖などからボールの軌道を読みとることを得意とする。その後、家庭の事情により働かざるを得なくなり退学したが、光明商工高校から奨学金を得て編入。神奈川インターハイ予選決勝にて、リベロとして九里浜学園の前に立ちはだかり、全国インターハイ1回戦で掛川と三度対戦することになった。浜野にいた頃は闘志あふれるプレーを見せていたが、光明商工に移ってからは髪の毛が伸び、性格も大人しく変化していた。
川島太一(かわしま たいち)
  • 声 : 堀之紀
  • 学年 : +2
  • ポジション : ミッドフィールダー
  • 背番号 : 7
浜野の主将。1973年6月28日生まれ。身長177cm、体重67kg。A型。ロングシュートの威力は久保に匹敵するとも言われ、超高校級のプレイヤーとの評価を受けている。
星崎邦夫(ほしざき くにお)
  • 声 : 千葉一伸
  • 学年 : +2
  • ポジション : ミッドフィールダー
  • 背番号 : 8
浜野のアシスト王で、浜野の得点の80%をアシストしている。センタリングの精度は随一。
佐藤(さとう)
  • 学年 : +2
  • ポジション : ディフェンダー(リベロ)
  • 背番号 : 2
「スナイパー」の異名を持つ。スタミナとカバー範囲の広さがあり、オーバーラップで攻撃にも関わる。

袋井工業高校[編集]

藤井大介(ふじい だいすけ)
  • 声 : 大倉正章
  • 学年 : 0
  • ポジション : フォワード
  • 背番号 : 12[2]
中学時代に全国大会で田仲たちの掛西中に勝利し、全国優勝に導いた程のプレイヤー。ドライブシュートボレーシュートなどを得意とするが、独りよがりな所がある。

横賀高校[編集]

不良の集まる高校で、ラフプレーが多い。

岩月文太(いわつき ぶんた)
  • 声 : 西村朋紘
  • 学年 : +2
  • ポジション : フォワード
  • 背番号 : 10
横賀の主将。

清水中央高校[編集]

奥山良(おくやま りょう)
  • 学年 : 0
  • ポジション : ミッドフィールダー
  • 背番号 : 13(中学 : 11)
かなり捻くれた性格で被害妄想も激しく、小学校時代のパートナーであるトシが掛西中へ入学したことで、新たなトシのパートナーとなった平松に嫉妬し敵対心を剥き出しにしている。小学校時代からサッカーセンスやテクニックは優れていたようであり、見取中時代には相手の死角を利用した「見えないシュート」や「見えないパス」を編み出している。高校進学後もサッカー部に所属していたが、1年生時の監督とは反りが合わず出場機会はなかった。2年生時にグラーフが監督に就任すると、大仰な身振りで正しい指示を与えるとともに、大声で正誤を混在させた指示をする特異なゲームメイクを身につけている。そのゲームメイクで相手チームまでもコントロールしてしまうため、「ゲームマスター」と呼ばれた。
グラーフ
奥山が2年生時に就任したブラジル人監督。性格に難があったため埋もれていた奥山の才能を見出し、司令塔としての役割を与えて奥山中心のチームへと作り変えた。夏のインターハイ県予選終了後に、フランスのユース代表コーチに就任する予定となっている。

鶴ヶ崎学園高校(北海道)[編集]

氷室の入学前までは全国大会出場できる力はなかったが、氷室の入学後は氷室を中心とした守りのチームとして完成している。氷室をリベロに据えたディフェンス陣は大会屈指の強固さ。

氷室明彦(ひむろ あきひこ)
  • 声 : 関俊彦
  • 学年 : 0
  • ポジション : ディフェンダー(リベロ)
  • 背番号 : 16→10
1975年5月3日生まれ。身長179cm、体重70kg。A型。1対1での絶対的な強さを誇る高校サッカー界屈指のディフェンダーで、その堅牢さから「北海の氷壁」「北海の皇帝」の異名を持つ。フリースタイルスキーを得意とし、俊足を活かした「ウェーデルン走法」というドリブルを得意とする。瞬発力も抜群で、スキーで培った進路に存在する障害物を予測する能力もあって、一度スピードに乗ると簡単に止められることはない。1年生時は氷室の鉄壁の守備と得点力に頼った守備型のチームであったが、2年生時にはルディ・エリックの「テイクオフシュート」を修得するなど守備的でありながら攻撃的なチームとなっている。入学当初はスキーと両立させていたが、偶然観戦した掛川対掛北戦で久保が死の直前に演出した同点ゴールを目の当たりにして以降は、掛川を倒すためサッカーのみに専念した。2010年W杯の時点ではコンサドーレ札幌に所属。(1994年連載当時、)自身を横浜マリノスに所属する井原タイプの選手と自負しており、観戦していた前山工業のヴィリーからは、皇帝(カイザー)と評価された。
大葉(おおば)
  • 学年 : +2
  • ポジション : フォワード→ゴールキーパー
  • 背番号 : 1
鶴ヶ崎のキャプテン。体重は80kgと大柄な選手。かつては北海道のベスト11に選出されたことがあるフォワードであったが、氷室が入学してからはその才能に目をつけ自らゴールキーパーとなっている。掛川との対戦では同点に追いつかれた時点でフォワードに転身、氷室をディフェンスに専念させるとともに自ら掛川ゴールを脅かした。
水野勝太(みずの しょうた)
  • 学年 : -1
  • ポジション : フォワード(右ウイング)
  • 背番号 : 13
帝光学園からスカウトが来るほど優秀な選手で、相手に悟られずにゲームをコントロールする「シャドーゲームメーカー」。当初は帝光学園に進学する予定であったが、氷室の熱意に負けて鶴ヶ崎に入学することを決意している。

前山工業高校(群馬県)[編集]

全体をコンパクトにまとめてゾーンプレスを仕掛けながら、攻撃の指揮をヴィリー、守備の指揮を東が同時に行うことで攻守の切り替えを素早く行う「双頭の竜」と呼ばれる戦術を有する。

ヴィリー・ラインハルト
  • 声 : 高木渉
  • ポジション : ミッドフィールダー、フォワード
  • 背番号 : 10
「ウォルフ・ファング(狼の牙)」の異名を持ち、同名の鋭い回転をかけたシュートを放つ。ドイツからの留学生で、久保に会うために来日している。しかし訃報を聞いて落胆し、10番を田仲が継承したことに反発、掛川戦での10番をかけたハットトリックを宣言した。掛川戦後には久保が田仲に10番を譲った理由を悟って納得し、田仲とユニフォーム交換をして和解している。ドイツに帰国後はバイエルン・ミュンヘンに所属。帰国後もプライベートでは東とは良き友人関係にある。2010年W杯にもドイツ代表として出場している。
東雄吾(あずま ゆうご)
  • 声 : 中尾みち雄
  • 学年 : +2
  • ポジション : ディフェンダー
  • 背番号 : 4
1973年4月3日生まれ。身長182cm、体重66kg。A型。高校サッカー界No.1ディフェンダーと称され、「オフサイドマイスター」の異名を持つほどラインコントロールを得意とする。ディフェンスでは平松と長時間競り合う、オフェンスでは神谷をフェイントで抜き去るなど、1対1にも絶対の強さを誇る。ハーフウェイライン近くで平松にパスカット、そのままドリブル突破された際にも、全力疾走する平松に後ろから追いついて追い抜き、決まったと思われたシュートを落ち着いた体勢で脚で難なくトラップして止めた。岩上によればインターハイで加納のシュートも同じように止めたこともあるらしい。2010年W杯の時点では鹿島アントラーズ所属。
嶋浩一(しま こういち)
  • 学年 : +2
  • ポジション : ミッドフィールダー、ディフェンダー
  • 背番号 : 8
1974年2月26日生まれ。身長175cm、体重69kg。A型。攻守ともに活躍するオールラウンダーで、オーバーラップを得意とする。ユース代表にはディフェンダーとして選出されている。前髪の生え際が後退していることが悩みである。

青城南高校(埼玉県)[編集]

ディフェンダーとフォワードの層は厚いものの、中盤の実力者が姫野しかいないため攻撃のパターンが少ない。初戦の対掛川戦の前は(主に姫野と市川が)テレビなどで掛川をバカにする発言を繰り返していたが、いざ試合が始まってみれば、試合早々からオフサイドトラップを仕掛けられて攻撃の芽を摘まれる、中盤を支配された挙句に失点を重ねるなど、散々な結果に終わってしまった。

姫野幸介(ひめの こうすけ)
  • 学年 : +2
  • ポジション : ミッドフィールダー
  • 背番号 : 10
青城南の主将。1974年2月6日生まれ。身長173cm、体重62kg。O型。スマートなドリブルが売りのテクニシャンで、女子には絶大な人気を誇るため「青い貴公子」の異名を持つ(一方、男子には絶大な不人気と言われている)。
市原時男(いちはら ときお)
  • 声 : 幸野善之
  • 学年 : 0
  • ポジション : ゴールキーパー
  • 背番号 : 1
しなやかな指先でボールの勢いを吸収してしまうことから、「レッドオクトパス」の異名を持つ。中学では藤井大介とチームメイトだった。藤井同様、嫌味な性格であることから掛川の主役メンバーからは疎まれており、これ以降に作品に現れることもなかった。

帝光学園高校(東京都)[編集]

高校サッカー界最強と謳われる。相手と同じ戦術を使用し、個々の能力で圧倒する伝統的な戦術は「悪魔の鏡(デモンズミラー)」と呼ばれ、恐れられている。

岩上順司(いわがみ じゅんじ)
  • 声 : 中村大樹
  • 学年 : +2
  • ポジション : ミッドフィールダー→ディフェンダー
  • 背番号 : 10
1973年6月19日生まれ。身長180cm、体重69kg。A型。帝光学園のキャプテンで、センチメートル単位のコース(作中ではゴールポスト右隅から5cm内側を狙うも、狙いすぎて健二がはじいたボールがポストに当たってしまった際には、その更に内側5㎝を狙って確実に決めると口にし、延長戦では内側50㎝を狙った)でシュートを狙うなどの超高校級のプレイから「キング」の異名を持つ。真面目な性格で考え方も堅いが、稀に周囲を和ませるほどのボケをかます。ユース編以降は斉木と一緒にいる描写が多い。プロ入り後にディフェンダーに転身。2010年W杯の時点では横浜マリノス(現在の横浜F・マリノス)に所属。
2014年ブラジルW杯を描いた読み切りでは、A代表キャプテンとなっている。
恩田朝之(おんだ ともゆき)
  • 学年 : 0
  • ポジション : フォワード、ミッドフィールダー→ディフェンダー
  • 背番号 : 6→10
1975年12月4日生まれ。身長168cm、体重66kg。A型。2つの回転軸で急激な変化を生み出す「黄金の左」を有し、田仲の「幻の左」に匹敵するといわれる左のパワーシューター。帝光サッカー部において数少ない1年生で1軍選手で、「関東のマラドーナ」という異名を持つ。2年時はキャプテンで10番をつけ、ゲームメイクも修得している。家庭が裕福ではなかったために、医者の息子でサッカーの才能を持つ和広に嫉妬して道楽でサッカーをしていると決めつけ、対掛川戦では執拗に和広をマークしていた。2010年W杯の時点ではバイエルン・ミュンヘンに所属。
2014年ブラジルW杯を描いた読み切りでは、サイドバックに転身している。
草薙京悟(くさなぎ きょうご)
  • 学年 : +2
  • ポジション : ゴールキーパー
  • 背番号 : 15
190cmの長身としなやかな筋肉を活かした独特のセービング方法から「パンテーラ()」の異名を持ち、全国No.1ゴールキーパーと称される。高校の試合ではPK戦以外無失点という記録を作っている。その実力は、留学先のACミランジュニオレスでも認められている。冬の選手権では決勝のためだけに帰国したが、初登場時は金を持たずにタクシーに乗ってしまったためにタクシーの運転手と揉めていた(最終的には岩上が支払って事なきを得た)。イタリアにいた頃はルディやヴィリーと戦ったことがあるらしく、対バイエルン戦ではヴィリーのフィニッシュシュートを完璧に止めていたものの、対フランクフルト戦ではルディの攻撃に反応できずに失点してしまっていた。ユース代表候補にも選出されていたが、「忙しい」の一言で辞退し、代わりに健二が入った。2010年W杯の時点ではASローマに所属。
榊勝年(さかき かつとし)
  • 学年 : +2
  • ポジション : ディフェンダー
  • 背番号 : 8
1973年5月21日生まれ。身長169cm、体重65kg。B型。確実な守備能力と、オーバーラップによる攻撃能力を併せ持つ。加納隆次と並んでユース代表の「老け顔コンビ」と呼ばれることも。
木ノ内(きのうち)
  • 学年 : 0
  • ポジション : ディフェンダー、フォワード
  • 背番号 : 16→12
選手権決勝、対掛川・平松のマンツーマンディフェンス専用として投入されたディフェンダー。平松にも負けない俊足の持ち主で、元々は陸上部への推薦入学であったが、岩上に憧れてサッカー部に入部している。当初はリフティングすらままならない状態だったが、岩上のアドバイスにより1対1で完璧に相手を封じるでマーキングの技術を身につけている。インターハイではフォワードのレギュラーとなっている。
藤田清伸(ふじた きよのぶ)
  • 学年 : -1
  • ポジション : フォワード
  • 背番号 : 13
中学時代はジュニアユースの代表に選ばれていた優秀なプレイヤー。プライドが非常に高く、年長者に対する無礼な物言いも見られる。

光明商工高校(神奈川県)[編集]

全国から家庭の事情でサッカーを続けられなくなった選手を奨学金で集めている。前沢が監督に就任してからはユーティリティー性のある選手やコンバートした選手でメンバーを揃え、頻繁にポジションチェンジを行う特殊な戦術を用いている。

城戸丈二(きど じょうじ)
  • 学年 : +1
  • ポジション : ミッドフィールダー
  • 背番号 : 10
光明の司令塔で全国区のプレイヤー。2010年W杯の時点ではサンフレッチェ広島に所属。
小坂部直樹
浜野高校を参照。
河野敦彦(こうの あつひこ)
  • 学年 : +2
  • ポジション : ミッドフィールダー→ゴールキーパー
  • 背番号 : 1
元々は沼津の高校の選手でミッドフィールダーとゴールキーパーを兼任しており、果敢に前へ出るプレイスタイルから「静岡のチラベルト」と称されていた。握力が強く指先だけでクリアしてしまう力強さと抜群の反応はプロ並みだが、前後の動きに弱点のある「2次元ゴールキーパー」である。
八神(やがみ)
  • 学年 : +2
  • ポジション : フォワード
  • 背番号 : 14
光明の中心選手の1人。長身で全盛期の三浦知良並みの足捌きを持ち、得点力もありながらポストプレーやトリックプレーまでこなす器用な選手。
前沢雄一(まえざわ ゆういち)
監督。大原由実子の前の九里浜の監督で、選手にはバランスやユーティリティー性を求める傾向がある。そのため左足しか使わないスタイルの伊東宏という才能に気付くことはなく、光明商工からの引き抜きに応じて監督に就任している。また、金銭で好みの選手を集めることもある。

豊川高校(愛知県)[編集]

高橋克久(たかはし かつひさ)
  • 声 : 岩永哲哉
  • 学年 : 0
  • ポジション : フォワード、ミッドフィールダー
  • 背番号 : 6
双子の兄で、ともに豊川のツートップを務める。弟と比べると人懐っこい性格で、プレイスタイルもやや守備的。兄弟でのコンビプレイ「マジックシザーズ」が得意技。2年生時は長身の1年にフォワードを任せ、ミッドフィールダーを務めている。
高橋信人(たかはし のぶと)
  • 声 : 小林俊夫
  • 学年 : 0
  • ポジション : フォワード、ミッドフィールダー
  • 背番号 : 9
双子の弟で、ともに豊川のツートップを務める。兄と比べると粗暴な性格で、プレイスタイルもやや攻撃的。2年生時は長身の1年にフォワードを任せ、ミッドフィールダーを務めている。

尾街西高校(広島県)[編集]

卒業生から毎年東京大学への合格者が出ている県内有数の進学校である。チーム全員が司令塔に必要とされる「空間把握能力」を持っており、それぞれが最善と考えるプレイを行う「11人の司令塔」という特異な戦術を用いる。

佐野圭太(さのけいた)
  • 学年 : 0
  • ポジション : ミッドフィールダー
  • 背番号 : 10
しなやかで無駄のない身のこなしから「尾街の山猫(リンクス)」の異名を持つ。進学校にありながら1人飛び抜けたサッカーセンスを持っており、田仲の「ファントムドリブル」を初めて止めたのも彼である。偏差値は高く、模試では平松よりも順位が上である[注 3]。大学教授の父とは2年生時のインターハイでサッカーを止めて受験に専念する約束をしていたが、掛川との準々決勝を通じてサッカーを続ける意思を固めている。2010年W杯の時点ではサンフレッチェ広島に所属。

海外[編集]

ドイツ[編集]

ヴィリー・ラインハルト
前山工業高校を参照。
ルディ・エリック
久保の西ドイツ滞在時代のチームメートであり親友でもある。味方ゴール前で守備に参加した直後に相手ゴール前で得点に絡むなど尋常ではない運動量を誇り、対戦相手は12人を相手にしているような感想を持つという。左右の足で別々のフィニッシュシュートを持っており、右足で放たれるシュートはゴール手前で大きくホップするため「テイクオフシュート」と呼ばれる(左足は明かされずに物語は終了している)。同世代では飛び抜けたサッカーセンスを持ち、「ドイツの至宝」と称される。若くしてアイントラハト・フランクフルトで10番を背負っており、父親もまたフランクフルトで10番を背負っていた。顔は神谷とそっくりで、例えば掛川が冬の選手権で全国制覇を成し遂げた直後に久保の墓参りをした際に、掛川メンバーとのいざこざを止めるべく、一緒に来日していたハンスがルディの頭を下げさせたつもりが実は神谷の頭であったり、ワールドユースで日本メンバーがドイツに遠征に行った際にはドイツの少年達は神谷をルディと勘違いしてサインを求めたり、逆では3部の予選決勝戦で観戦していた加納達の前に現れたルディを帝光1年の藤田清伸が試合中の神谷が現れたと勘違いして神谷の名前を口に出してしまったりと、登場する度にネタにされる。当の本人達も自分とそっくりな姿が気に入らないからか、久保の墓前で出会って開口一番に「お前嫌いだ」と見開きページで同時に口にしていた。境遇もサッカーセンスはピカイチながら一匹狼でいたところを、久保の加入によりいつしか久保を認め、やがてチームメイトとも打ち解けるようになった点で共通している。
ハンス・クーガー
  • 声 : 風間信彦
  • 学年 : +1
  • ポジション : ディフェンダー
  • 背番号 : 4(フランクフルト)
久保やルディの親友で、フランクフルトの選手である。日本通で日本語を話す事ができ、登場するドイツの人物では屈指の好人物(というより日本人に親切)。小柄でありながら強靭な筋肉を誇り、大きな相手との競り合いでも負けることはない。ボールをタッチすることなくコントロールするテクニックがある模様(詳細は語られず物語は終了している)。4部の全国インターハイ決勝の掛川対九里浜の試合を観戦した際には、フェイエノールト小野伸二に話しかけられたことがあり、サングラスと帽子をしていたために最初は誰だか分からなかった。
ラルフ・マテウス
  • 学年 : 0
フランクフルト所属。ハンスよりも小柄であるがテクニックが優れており、日本のユース代表選手相手でも引けを取らなかった。若くして多数のソフトウェアの特許を取得している天才児であるが、知能が急激に発達した反面、身体の発達が遅れてしまい小学生の頃まで車椅子生活を余儀なくされたという。サッカーは元々リハビリテーションとして始めているが、周囲から知能面のみしか期待されない反骨心から努力を重ねてユース代表まで登りつめている。
カイゼル・フォン・バッハブルグ
  • ポジション : ミッドフィールダー
  • 背番号 : 10(ドルトムント)
爵位を持つ家系の末裔で、「ナッハフォルガー・デス・カイゼル(皇帝を継ぐ者)」の異名を持つ。ルディやヴィリーと並ぶユース代表の10番候補で、189cmの長身を活かしたパワープレイと強力なシュートを武器とする。取り巻きとつるんでいる描写があり、作中では確実に勝つために取り巻き達に試合前のヴィリーをナイフで怪我させたり、一美を誘拐させて試合に負けるように脅迫の電話をさせていたと思われていたが、実はサッカーに対しては真剣であり、実際には取り巻き達が単独で起こしていた行動であった。日本との試合の途中でその事実を知ってフィールドを抜け出し、試合後に取り巻き達をボコボコに殴って戻ってきた。ボルシア・ドルトムント所属。
ゲイル・マルクス
  • ポジション : ゴールキーパー
  • 背番号 : 17(ドルトムント)
カイルととも「鉄壁のマルクスブラザーズ」と呼ばれる。
カイル・マルクス
  • ポジション : ミッドフィールダー(ボランチ)
  • 背番号 : 11(ドルトムント)

ブラジル[編集]

ジョージ光岡(光岡丈時(みつおかじょうじ))
  • 学年 : +2
  • ポジション : ミッドフィールダー
将来を嘱望される天才的プレイヤーで、「デル・ソール(太陽)」の異名を持つ。母親が日本人のため幼い頃に日本で生活した経歴があり、その頃久保と出会っており、同じチームで練習した仲である。それが高じて、馬堀が日本に引っ越す際に掛川高校に編入するよう仕向けている。顔やプレイスタイルが久保と酷似しており、神谷や田仲らが戸惑うほどであったが、ノリはラテン系である。日本人の血も引くことから日本ユース代表候補に名を連ねたが、最終的にブラジルユース代表入りを決意する。その後、日本ユースのドイツ遠征・ドルトムント戦に駆けつけ、卑劣な行為に憤慨したチームメイトに請われて田仲とのダブル10番で出場、田仲に「ファントムドリブル」のきっかけとなるアドバイスを与えている。
2014年ブラジルW杯を描いた読み切りでは、地元ブラジル代表として10番のユニフォームを着ている。
マリオ・ローシャ
  • ポジション : ゴールキーパー
抜群の反射神経から「山猫(オセロット)」の異名を持つ。どのポジションにおいても一流であるユーティリティー性を持っており、フィールドプレイもこなすため、ユースチームの戦術「タイトロープディフェンス」の要となっている。フラメンゴ所属。
パウル・ベル
  • ポジション : ディフェンダー
身体能力の高さから「黒豹」の異名を持つ。フラメンゴ所属。
クラウディオ・ジョヴァンニ
  • ポジション : ミッドフィールダー
華麗なゲームを組み立てることから「指揮者(マエストロ)」の異名を持つ。ボタフォゴ所属。
ルイジーニョ・エメルソン
  • ポジション : フォワード
100%外さない正確なシュートから「狙撃手(スナイパー)」の異名を持つ。サンパウロFC所属。

スペイン[編集]

ペドロ・フォルネル
  • ポジション : フォワード
  • 背番号 : 10(レアル・アランフェス)、13(ラス・アランフェス)
「エル・マタドール(闘牛士)」の異名を持つスペインの至宝である。スペイン人の父と日本人の母とのハーフで、日本語が話せる。瞬発力とフットワークがあり、分身して見えるほどのフェイントは「ミラージュフェイント」と呼ばれる。フィニッシュシュートとして弾丸のような回転で破壊力を増す「スクリューシュート」を放つ(マルコとは名前と原理が同じだが効果が異なる)。レアル・アランフェスに所属していたが、試合中の事故でマルコに大怪我を負わせてからはサッカーを離れている。田仲と出会ってからは徐々に情熱を取り戻した。その後はレアル・アランフェスの存続を賭けたラス・アランフェスとの試合にラス・アランフェス側で出場するなどしたものの、最終的にレアル・アランフェスへの復帰を希望している。
マルコ・ゴンザレス
藤田東高校を参照。
ニコル・コルテス
  • ポジション : ゴールキーパ
  • 背番号 : 1(レアル・アランフェス)
レアル・アランフェスの選手で、スペインのユース代表選手。ペドロのレアル・アランフェス復帰に熱心な1人で、田仲を助っ人としてチームに引き込んだ。
イザベル・ゴンザレス
マルコの妹でペドロの幼馴染。当初はペドロとサッカー仲間との間に確執を作ったことで田仲が嫌っていたが、田仲に触発されるようにペドロも情熱を取り戻すにつれ、イザベル自身も田仲に好意を寄せるようになる。顔は遠藤一美にそっくりであり、初見の田仲が間違えたほどである。

『蒼きめぐり逢い』の登場人物[編集]

掛川西中学校[編集]

田仲俊彦
掛川高校を参照。
平松和広
掛川高校を参照。
白石健二
掛川高校を参照。
水木光一(みずき こういち)
  • 学年 : +2
  • ポジション : ミッドフィールダー
  • 背番号 : 10
掛西中時代の田仲たちの先輩。当時から中学生離れした戦術眼とテクニックの持ち主で、後にスペインにサッカー留学しており、田仲のスペイン留学は本来水木が所属するチームで行われる予定であった。2010年W杯の時点ではFCバルセロナに所属。
桜井永一(さくらい えいいち)
  • 学年 : +2
  • ポジション : ディフェンダー(スイーパー)
  • 背番号 : 8
水木の親友で、サッカー部の副キャプテン。
大原由実子
九里浜学園高校を参照。

見取中学校[編集]

織田徹也(おだ てつや)
  • 学年 : +2
  • ポジション : ミッドフィールダー
  • 背番号 : 10
見取中のキャプテンで、水木と小学校時代にコンビを組んでいた。やや自信家であり、他者を上から見た発言も。当時は水木に勝るテクニシャンで、中学サッカー界5本の指に入るといわれていたが、その後はどうなったのかは不明。
大原裕
九里浜学園高校を参照。
奥山良
清水中央高校を参照。

その他[編集]

大山四郎(おおやま しろう)
  • 学年 : +2
  • ポジション : ディフェンダー
  • 背番号 : 2
南陽中学校の守備の要で、5バックの中央3人(大山、山崎、山村)は「三連山」と呼ばれる。ラインを形成する3人がラインを保ったままオーバーラップする戦術も編み出している。

その他[編集]

田仲の両親
母は気長で大らかな性格。モデルは作者である大島の両親。
田仲夏子(たなか なつこ)
田仲の姉。地元の大学に通う大学生。性格はかなり陽気で、弟のトシをからかうこともしばしば。恋愛に関しては軽いようだが、選手権以降は白石と恋仲になっている。
2014年ブラジルW杯を描いた読み切りでは、健二と結婚し、子供も3人設けている。
平松修(ひらまつ おさむ)
平松和広の父親で、総合病院勤務の医師。藤田市(モデルは藤枝市)出身で、高校は藤田東に在学し天才選手として名を馳せ、「フラッシュパス」を考案している。私立T大学医学部に入学し全国優勝に導くとともに日本代表にも選ばれて活躍し、またベスト11にも選ばれている。日本国外の有名チームからオファーがあったものの断り、卒業後は親の跡を継いで医者となったが、2浪した上に二流医大出身ということで冷遇されており、すべてサッカーが原因だと妄信してしまっている。それらの経験から和広にサッカーを止めさせようとするが、妻の言葉によりサッカーを止めたことを後悔している自分に気付き、和広の活躍を見守る事にする。医師としてマルコと出会い、マルコが立ち直るために藤田東へと留学させる代わりとして、藤田東の監督に就任している。
平松静子(ひらまつしずこ)
和広の母親。修とは高校の同級生。高校時代は映画部に所属しており、修に憧れて部の8ミリビデオでいつも試合を撮影していた。
白石響子(しらいし きょうこ)
健二の母親。夫とは既に離婚しているらしく、女手一つで健二を養っている。
遠藤透(えんどう とおる)
一美の弟。姉とは対照的に冷静である。
北原美奈子(きたはら みなこ)
久保の彼女。菊水女子高校に在籍している。久保の死後は喪失感から田仲をその代わりに据えようとしたが、田仲の一言でそのような行為を止めている。トム・クルーズのファン。
堀川真梨(ほりかわ まり)
大人気女性アイドル。掛川・田仲の大ファンを宣言しており、積極的に田仲との仲を深めようとしている。
アモス励(アモス れい)
実在するラモス瑠偉をモデルにした人物。ヴェルディ川崎の現役の選手で、加納隆次のスカウトに同行した。ラモス本人は、実写版にも出演している。2014年ブラジルW杯では日本代表の監督を務めている。
セルシオ越前(セルシオ えちぜん)
ワールドユース編での代表監督。実在するセルジオ越後をモデルにした人物。さり気なくギャグを口にしていた。
小野伸二(おの しんじ)
『新たなる伝説』終盤にゲスト出演。小野伸二をモデルとした選手で、掛川と九里浜に興味を持ち高原とともに決勝戦のスタジアムを訪れた。前日には掛西中トリオを相手にミニゲームで勝利している。
宍戸和茂(ししど かずしげ)
アニメオリジナルキャラクター。サッカーボール雑誌の記者で常にサングラスをかけている。久保が生きていた当時はインターハイ優勝を最後にドイツにプロ入りするのではと、久保に付きまとい、悪口に近い記事を書いていたが、久保の死を機に考えを改め、掛川を応援するようになった。

代表チーム[編集]

ユース代表 ドイツ遠征メンバー
背番号 名前 ポジション 所属高校
1 三橋英二郎 GK 掛川北
12 白石健二 掛川
2 東雄吾 DF 前山工業
3 氷室明彦 鶴ヶ崎学園
6 内海秋彦 清水学苑
- 嶋浩一 前山工業
- 榊勝年 帝光学園
4 加納隆次 MF 藤田東
5 斉木誠 掛川北
7 岩上順司 帝光学園
8 神谷篤司 掛川
- 馬堀圭吾 掛川
- 川島太一 浜野
- 姫野幸介 青城南
10 田仲俊彦 FW 掛川
11 平松和広 掛川
13 松下浩 藤田東
15 恩田朝之 帝光学園
16 芹沢直茂 清水学苑
2010年 W杯ナイジェリア大会 日本代表
背番号 名前 ポジション 所属チーム 出身高校
1 大原裕 GK LA・ギャラクシ 九里浜学園
12 草薙京悟 ASローマ 帝光学園
22 白石健二 ジュビロ磐田 掛川
2 氷室明彦 DF コンサドーレ札幌 鶴ヶ崎学園
3 岩上順司 横浜F・マリノス 帝光学園
4 東雄吾 鹿島アントラーズ 前山工業
5 斉木誠 清水エスパルス 掛川北
13 新田伸一 ジュビロ磐田 掛川
14 牧野新平 横浜F・マリノス 九里浜学園
6 加納隆次 MF パルマFC 藤田東
7 神谷篤司 ユヴェントス 掛川
8 馬堀圭吾 サントスFC 掛川
9 伊東宏 フェイエノールト 九里浜学園
11 平松和広 アーセナルFC 掛川
20 城戸丈二 サンフレッチェ広島 光明商工
21 水木光一 FCバルセロナ -
23 佐野圭太 サンフレッチェ広島 尾街西
10 田仲俊彦 FW レアル・マドリード 掛川
15 松下浩 ジュビロ磐田 藤田東
16 恩田朝之 バイエルン 帝光学園
17 芹沢直茂 清水エスパルス 清水学苑
18 篠塚憲 浦和レッドダイヤモンズ 九里浜学園
19 広瀬清隆 清水エスパルス 掛川北


書籍[編集]

単行本[編集]

  • 講談社 少年マガジンKC「シュート!」 全33巻、1991年 - 1996年発行
  • 講談社 KCデラックス「シュート! 久保嘉晴の伝説」 全1巻、1994年発行
  • 講談社 少年マガジンKC「シュート! 〜蒼きめぐり逢い〜」 全5巻、1997年発行
  • 講談社 少年マガジンKC「シュート! 〜熱き挑戦(チャレンジ)〜」 全12巻、1998年 - 2000年発行
  • 講談社 少年マガジンKC「シュート! 〜新たなる伝説〜」 全16巻、2000年 - 2003年発行

講談社漫画文庫[編集]

  • 講談社 講談社漫画文庫「シュート!」 全16巻、2003年 - 2004年発行
  • 講談社 講談社漫画文庫「シュート! 〜蒼きめぐり逢い〜」 全3巻、2004年発行
  • 講談社 講談社漫画文庫「シュート! 〜熱き挑戦〜」 全6巻、2004年発行
  • 講談社 講談社漫画文庫「シュート! 〜新たなる伝説〜」 全8巻、2004年 - 2005年発行

講談社プラチナコミックス[編集]

  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(1)トシ・和広・健二再び集結!!編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(2)掛高レギュラーへの道!!編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(3)ミラクルサッカー・ついに始動!!編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(4)恋のトライアングル発覚!?編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(5)10番・久保嘉晴 伝説の誕生!!編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(6)新生!掛高サッカー部!!編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(7)エース・ストライカー誕生!!編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(8)背番号10・プレッシャーとの闘い!編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(9)打倒!!奇才・フィールドの魔術師!編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(10)因縁の対決!!掛高vs藤田東編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(11)死闘!アイコンタクトの奇跡!!編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(12)全国高校サッカー選手権・開幕!編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(13)立ちはだかる北海の氷壁!!編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(14)掛高サッカー部・最大のピンチ!編」 2004年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(15)トシ、エースをかけた約束の日!編」 2005年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(16)キング・オブ・シュート炸裂!!編」 2005年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(17)ミラクルチーム・掛高 最終決戦!!編」 2005年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(18)決勝戦!! 悪魔の鏡・帝光編」 2005年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(19)掛川高校・優勝へのシュート!!編」 2005年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(20)トシ・和広・健二 新たなる闘い!!編」 2005年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(21)最強・全日本ユース始動!!編」 2005年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(22)全日本ユースvs世界のレベル編」 2005年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(23)掛高・そして新たなる伝説へ!編」 2005年発行
  • 講談社 講談社プラチナコミックス「シュート!(24)特別編・久保嘉晴の伝説!!」 2005年発行

関連書籍[編集]

  • 講談社 KCデラックス「シュート!THE FINAL INDEX」(2003年刊)
  • 文化創作出版 My book「『シュート』田仲俊彦ヒーロー伝説の謎」(著:サッカーコミック研究会、1993年発行)

アニメ版[編集]

1993年11月7日から1994年12月25日にかけてフジテレビ系列で『蒼き伝説 シュート!』としてアニメ化。当初は1993年10月17日放送開始予定だったが放送期間の調整の為、前番組『有言実行三姉妹シュシュトリアン』を三話延長し11月7日からの放送開始となった。[3]

ストーリーは概ね原作「シュート!」に準拠しているが、一美を取り巻く俊彦と和広の駆け引き・健二と夏子の恋模様はドラマティックに描かれている。22話では一美・俊彦の飲酒や、俊彦が一美の胸を見て興奮してトイレに駆け込み、夏子が「朝から元気だから気をつけてね」と一美に言う際どいシーン(KC9巻収録)などそのまま映像化された。終盤には一美がアイドルとして楽曲をリリースするという設定が加わり、実際にエンディングテーマとなった他、1994年12月16日にメルダックから「KAZUMI」というタイトルで日高のり子が歌うミニアルバムが発売された。

2005年にハピネット(発売元:avex mode)からDVD-BOXとレンタルDVDが発売された。

スタッフ[編集]

  • 企画:清水賢治・金田耕司(フジテレビ
  • プロデューサー:清水慎治・高見義雄(東映アニメーション)
  • 原作:大島司講談社 週刊少年マガジン連載)
  • 原案協力:菅原喜一郎、城戸雄介、村松充裕(講談社『週刊少年マガジン』編集部)
  • 製作担当:堀川和政
  • 音楽:本間勇輔
  • キャラクターデザイン:荒木伸吾姫野美智
  • 作画監修:荒木伸吾、芽野京子
  • 美術デザイン:窪田忠雄
  • シリーズディレクター:西尾大介
  • 背景:スタジオWHO、みにあ〜と、スタジオロフト
  • 仕上:ピーコック
  • 色指定検査:浅井聡子、宮川恵美子、細野芳光
  • 特殊効果:中島正之、西村龍徳
  • 撮影:ACCプロダクション
  • 編集:片桐公一
  • 録音:今関種吉
  • 効果:今野康之、森川永子(スワラプロダクション
  • 選曲:西川耕祐
  • 記録:小川真美子
  • 演出助手:石川敏浩、池田洋子、清水依子、長濱亘彦、平松巨視
  • 製作進行:横渕康人、野田由起夫、前薗圭、北野恵介、中井信貴
  • 美術進行:御園博
  • 仕上進行:清水洋一、山下紀彦、平松巨規、北野恵介、松下周史、佐藤初
  • 広報:川越悦子→別所美穂(フジテレビ)
  • 録音スタジオ:タバック
  • 現像:東映化学
  • 制作:フジテレビ、東映動画

主題歌[編集]

  • オープニングテーマ:「エール〜あなたの夢が叶うまで〜」 作詞・作曲:寄田真理・大隈宮、編曲:WENDY・勝守理、歌:WENDY(フォーライフ・レコード
  • エンディングテーマ:
    1. 「素直でいたい」 作詞:山本綾・寄田真理、作曲:寄田真理、編曲・歌:WENDY(フォーライフレコード)
    2. 「私だって」 作詞:秋元康、作曲・編曲:太田美知彦、歌:遠藤一美=日高のり子メルダック
「素直でいたい」は本作放送前の1993年夏に名鉄百貨店お中元キャンペーンのCMソングとして起用されていた(ダブルタイアップ)。

放送回[編集]

話数 サブタイトル 脚本 (コンテ)
演出
作画監督 美術
1 キックオフ 武上純希 西尾大介 遠藤明夫 藤田勉
2 オフサイド 矢部秋則 高橋敏雄 田原優子
3 エースナンバー 鈴木吉男 滝川和男 渡辺佳人
4 ライバル 川田武範 大河原晴男 清水哲弘
5 レギュラー 神戸一彦 細田雅弘 内山正幸 田原優子
6 ゴールキーパー 角銅博之 アベ正己 横山千草
7 チームプレー 武上純希 矢部秋則 茅野京子 渡辺佳人
8 チャンス 神戸一彦 鈴木吉男 滝川和男 清水哲弘
9 ペナルティ・キック 西尾大介 高橋敏雄 田原優子
10 トライアングル 武上純希 貝澤幸男 八島善孝 横山千草
11 デコイラン 川田武範 荒木伸吾 渡辺佳人
12 ストライカー 神戸一彦 吉沢孝男 アベ正己 清水哲弘
13 レフト 角銅博之 茅野京子 田原優子
14 ベストエイト 武上純希 細田雅弘 内山正幸 横山千草
15 アイコンタクト 鈴木吉男 滝川和男 渡辺佳人
16 シークレット・ウェポン 神戸一彦 貝澤幸男 高橋敏雄 清水哲弘
17 カウンターアタック 川田武範 堀澤聡志 田原優子
18 レジェンド 武上純希 西尾大介 荒木伸吾 横山千草
19 サドンデス 吉沢孝男 アベ正己 渡辺佳人
20 レクイエム 角銅博之 茅野京子 清水哲弘
21 ニューフェイス 神戸一彦 貝澤幸男 八島善孝 田原優子
22 プロポーズ 武上純希 細田雅弘 高橋敏雄 藤田勉
23 イエローカード 神戸一彦 鈴木吉男 滝川和男 横山千草
24 スタート 武上純希 川田武範 アベ正己 渡辺佳人
25 ユニフォーム 神戸一彦 角銅博之 飯島弘也 藤田勉
26 マドンナ・シュート 武上純希 貝澤幸男 茅野京子 清水哲弘
27 レッドカード 神戸一彦 吉沢孝男 八島善孝 田原優子
28 マネージャー 武上純希 角銅博之 菊池城二 藤田勉
29 ハットトリック 神戸一彦 細田雅弘 高橋敏雄 横山千草
30 インターセプト 武上純希 (鈴木吉男)
高田淳
滝川和男 渡辺佳人
31 マイウェイ 西尾大介 飯島弘也 藤田勉
32 テクニシャン 神戸一彦 川田武範 アベ正己 清水哲弘
33 ドリーム 貝澤幸男 茅野京子 田原優子
34 マジシャン 武上純希 角銅博之 伊東美奈子 藤田勉
35 トリック 細田雅弘 高橋敏雄 横山千草
36 Jリーグ 吉沢孝男 八島善孝 渡辺佳人
37 スポットライト (貝澤幸男)
鈴木吉男
滝川和男 藤田勉
38 フラッシュパス 神戸一彦 西尾大介 飯島弘也 清水哲弘
39 ミサンガ 武上純希 川田武範 菊池城二 田原優子
40 ファイナル 神戸一彦 貝澤幸男 アベ正己 藤田勉
41 ボクサー 武上純希 角銅博之 伊東美奈子 横山千草
42 イーブン 神戸一彦 細田雅弘 高橋敏雄 渡辺佳人
43 カウンターシュート 吉沢孝男 茅野京子 藤田勉
44 チャレンジ 武上純希 鈴木吉男 滝川和男 清水哲弘
45 ミラクルチーム 貝澤幸男 飯島弘也 田原優子
46 オーディション 川田武範 竹内哲也 藤田勉
47 オールスターズ 神戸一彦 角銅博之 アベ正己 横山千草
48 カイザー 細田雅弘 伊東美奈子 渡辺佳人
49 リベロ 吉沢孝男 高橋敏雄 藤田勉
50 マジックシザーズ 武上純希 貝澤幸男 菊池城二 清水哲弘
51 キス 神戸一彦 鈴木吉男 滝川和男 田原優子
52 プロミス 武上純希 川田武範 竹内哲也 藤田勉
53 ウルフ 角銅博之 アベ正己 渡辺佳人
54 オフサイドトラップ 神戸一彦 細田雅弘 伊東美奈子 藤田勉
55 バイシクルシュート 吉沢孝男 高橋敏雄 田原優子
56 ラストステージ 武上純希 貝澤幸男 菊池城二 藤田勉
57 ラブレター 鈴木吉男 滝川和男 横山千草
58 トゥモロー 貝澤幸男 飯島弘也 藤田勉
  • 作品の舞台となった掛川市(エリア放送局:テレビ静岡)では、5日遅れの毎週金曜17時30分(嘗て『らんま1/2熱闘編』を同時ネットしていた枠)に放送していた。
  • 1994年10月からは『キャプテン翼J』が放送開始され、本作最終回までサッカー漫画を原作とするアニメが同一キー局系列で2作品放送されていた(金田耕司プロデューサーは両作品を担当していた)。

劇場版[編集]

1994年冬東映アニメフェアで映画化された。1994年12月4日、全国東映系公開。上映時間30分。同時上映は『劇場版美少女戦士セーラームーンS』と『おさわがせ!スーパーベビー』。

実写映画版[編集]

1994年3月12日松竹系にて公開。監督は大森一樹。この作品で木村拓哉(久保嘉晴役)は、第7回石原裕次郎新人賞を受賞している。DVDが発売されている。

撮影に使用されたのは原作の掛川市の高校ではなく、当時新設校であった神奈川県の公文国際学園。舞台挨拶も東京都区部の松竹系映画館で実施された(なお、当時の掛川市には映画館がなかった。)。

原作との相違点としては、前述のロケーションのほか、原作には登場しない遠藤一美の父親が議員という設定になっている。

2006年頃、ホットペッパーTVCFに、この作品の映像が使われた。

2010年1月4日には『SMAP伝説の映画「シュート!」 スマスマ史上最大の生放送直前一挙公開SP』として、15:00 - 17:54(JST)にフジテレビと一部系列局HDリマスター版が放送された。ただし、映画自体の放送は15:10 - 17:18までで、その前後には同日放送された『SMAP×SMAP '10 史上最大4時間半生放送! 新春ドリームスペシャル』の事前番組を放送。

キャスト[編集]

主題歌[編集]

挿入歌[編集]

スタッフ[編集]

ゲーム[編集]

家庭用ゲーム機版[編集]

いずれもアニメを題材とし、『蒼き伝説シュート!』のタイトルで発売された。内容は原作の冬の県大会編に相当するが、馬堀の代わりに久保を使用することもできる。パスワードでコンティニューする形式になっており、試合ごとに異なっている。試合前に特訓と称したミニゲームがあり、クリアすると必殺技の使用回数が一回増える。

タイトルを冠した上記の作品以外に、プレイステーション版『コンビネーションプロサッカー Jリーグの監督になって世界をめざせ!』に、作中のユース代表ドイツ遠征メンバーのうち背番号の分かっている14名と、久保、馬堀の16名が実名で登場している。

携帯電話向け[編集]

  • Mobageソーシャルゲーム『仲間×奇跡!シュート』(開発:クルーズ)
  • GREEソーシャルゲーム『シュート!~新たなる奇跡~』(開発:gumi)
  • Androidアプリ『シュート!~蒼き挑戦~』(開発:menue

余録[編集]

  • 日本プロサッカーリーグに所属するチームは作中では最初は「読日」といった偽名で語られていたが第一部の鶴ヶ崎戦の氷室の台詞(なぜヴェルディがマリノスに勝てないかわかるか?)から正式名称に変更された。
  • 作中では、2010 FIFAワールドカップナイジェリアで開催されることになっている(実際は、南アフリカ共和国で開催された)。
  • 本作品は、「死の準備教育」が一般に認知されるきっかけとなった作品として挙げられることもある。
  • 最終章でもある「シュート!!新たなる伝説」の12巻には地元静岡出身の小野伸二高原直泰が実名で登場。小野伸二は、掛川トリオと対決を行い、彼らを圧倒した。その後は掛川vs九里浜の試合を観戦に訪れ、ヴィリーたちと会話をするシーンも描かれた。
  • 平松の得意技ダブルヒールに憧れたプロサッカー選手松井大輔は、実際にフランスリーグの公式戦で試み、成功した[4]

脚注[編集]

編注
  1. ^ 週刊少年マガジンで連載された常時連載作品の中でははじめの一歩に次いで連載時期が長い。
  2. ^ サブタイトルなし。
  3. ^ ただし全国模試の順位で10番程度の違いと言っている。
出典
  1. ^ シュート! : 名作サッカーマンガが読み切りで復活 トシがブラジルW杯に挑む
  2. ^ アニメでは10番と表示された
  3. ^ 『東映ヒロインMAX』Vol.6(辰巳出版 2007年)
  4. ^ (出典・やべっちFC2009年7月5日放送)

関連事項[編集]

  • アタック!! - 本作と同じ作者による作品で、同じ掛川高校が舞台のバレーボール漫画。

外部リンク[編集]

フジテレビ 日曜朝9:00 - 9:30枠
(本作以降東映アニメ枠)
前番組 番組名 次番組
東映不思議コメディーシリーズ
(1981年10月4日 - 1993年10月31日)
蒼き伝説 シュート!
(1993年11月7日 - 1994年12月25日)
空想科学世界ガリバーボーイ
(1995年1月8日 - 12月24日)