尾美としのり

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おみ としのり
尾美 としのり
本名 尾美 利徳(おみ としのり)
生年月日 1965年12月7日(48歳)
出生地 東京都目黒区
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人
血液型 B型
職業 俳優
ジャンル 映画テレビ番組
活動期間 1973年? - 現在
活動内容 走れ!ケー100第15話(1973年)が確認可能な最古の出演作
配偶者 既婚
公式サイト プランニング・メイ有限会社 プロフィール
主な作品
映画
火の鳥
転校生
時をかける少女
さびしんぼう
姉妹坂
ふたり
ジェネラルルージュの凱旋
テレビドラマ
あまちゃん
親にはナイショで…
北条時宗
鬼平犯科帳
マンハッタンラブストーリー
タイガー&ドラゴン
あんどーなつ
てっぱん
チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸

舞台
『七人の恋人』
『LOVE 30 vol.2』

尾美 としのり(おみ としのり、1965年12月7日 - )は、日本俳優。所属事務所はプランニング・メイ。本名は尾美 利徳(おみ としのり)。東京都目黒区出身。血液型はB型。

来歴・人物[編集]

子役時代[編集]

幼稚園の頃に劇団ひまわりに入団。当初は本名の「尾美利徳」名義で出演していた。正確なデビュー作は不明。

テレビドラマでは7歳で走れ!ケー100第15話(1973年7月20日放送、TBS)にゲスト出演。初出演映画はザ・ドリフターズ「チョットだけョ 全員集合!!」(1973年8月4日公開)。1977-1978年にNHK教育テレビの道徳教育ドラマ「みんななかよし」で主演。

公式には1978年、13歳で市川崑の監督映画『火の鳥』で「尾美トシノリ」名義にて子役デビューし、数々の名優に囲まれながらも重要な役柄を演じている。大河ドラマ「草燃える」(1979年、NHK)に北条泰時役で出演。

青年期 - 現在[編集]

1982年、17歳で大林宣彦の監督映画『転校生』の主役の一人に抜擢され、注目を集める。以後、1990年代前半までのほとんどの大林作品に出演、常連となる。1980年代後半は角川映画、松竹映画、東宝映画に多数出演、ヒロインの相手役を務めることも多かったが、一方で通好みの作品やB級映画などにも味のある脇役として多数出演。純朴な青年、陰ある青年、生真面目なサラリーマン、不気味な犯罪者、粗暴なタクシー運転手やヤクザ、エリート検察官や官僚など、さまざまなキャラクターを演じている。

テレビにおいてはフジテレビ鬼平犯科帳』に木村忠吾(うさ忠)役で1989年~現在までレギュラー出演している他、NHK大河ドラマでは『北条時宗』(2001年)で足利利氏(のちの頼氏)役や、TBS「マンハッタンラブストーリー」のタクシー運転手の井堀(イボリー)『タイガー&ドラゴン』のそば屋の辰夫役が有名。その他連続ドラマ、サスペンスやスペシャルドラマ等の2時間枠ドラマにも多数出演している。

2005年の宮藤官九郎作・演出舞台『七人の恋人』(ウーマンリブ公演)では7演目の中で、「転校生の尾美くん」「鬼としのり」「むねさん」等、それぞれ毛色の違うキャラクターを演じている。

CMでは、『クロレッツ』のCMの岡本麗とのキスシーン、2000年「JR東日本」においては父親役で登場、別のCMでは思春期の娘を持ちながら奮闘する姿も演じている。一方でCM『りそな銀行』や、日本生命のキャッチコピー「生きるチカラ」シリーズにおいてはナレーションを担当している。2008年にはソフトバンクにて、2011年にはハウス食品『こくまろカレー』のCMでよきパパ役を演じている。

現在バラエティにはあまり出演しないが、過去にはねるとん紅鯨団の芸能人SPにも出演していた。他に料理番組『料理バンザイ!』に大林監督と出演したり、お笑い番組『虎の門』では第19代目ゲストMCを務めた。

阿部寛とは『結婚できない男』以前に、『アットホーム・ダッド』、『逃亡者 RUNAWAY』で共演している。『あんどーなつ』では風吹ジュンとデビュー作『火の鳥』以来の共演。岸部一徳小林聡美とは『神はサイコロを振らない』で再共演。NHK連続テレビ小説『てっぱん』では尾道の住職役で出演。また『あまちゃん』ではヒロインの父親役で出演。大林映画、尾道三部作に関連のある共演者富司純子森田直幸、また「さびしんぼう」のロケ地、西願寺が登場した。2013年の第64回NHK紅白歌合戦では自らが運転するタクシーで足立ユイを乗せての会場入りを正宗として演じ、あまちゃんキャスト総出演で歌った「地元に帰ろう」でも正宗としてマラカスを振って踊りながら歌って盛り上げた。

エピソード[編集]

  • 幼稚園のとき、毎日同じ時間に同じ場所に行くのがいやで、よく仮病を使って幼稚園を休んでいた。CM撮影等で欠席する友達が羨ましくて、自分から劇団に入りたいと言い出し、劇団ひまわりに入団。
  • 大林宣彦監督の作品には旧尾道三部作など14作品に出演している。大林は「例えばフランソワ・トリュフォーの映画に於ける、ジャン=ピエール・レオみたいなものです。僕自身の少年時代を描くには欠かせない[1]」「彼(尾美君)が僕の映画にいることは、僕の署名です」とコメントしている。
  • 宮藤官九郎脚本作品の常連俳優である。契機となった「マンハッタン・ラブストーリー」の出演にあたり、「台本が面白いが、役柄がそれまでとは違う粗暴な役、まるっきり逆な役がきた。どこまでやっていいのか?表現していいのかが心配だった。」と語っている。(『スタジオパークからこんにちは』2010年10月9放送)より
  • 趣味は料理プロレス観戦。10代の頃、実際にプロレスラーに憧れて筋トレやプロテイン摂取に励んでいたが、身長が足りずに挫折した。(『徹子の部屋』2011年10月14日放送)
  • ウルトラマンタロウ(1973年-1974年)に子役で出演したと篠田三郎に語ったとされるが、出演の確証は見つかっていない。詳細は同番組の項目を参照。

出演作品[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

携帯配信ドラマ[編集]

  • 革命ステーション5+25(2009年、LISMO Video)- ごんぱちのマスター

テレビ番組[編集]

CM[編集]

舞台[編集]

  • 1986年 「十二夜」(演出:野田秀樹)
  • 1998年 竹中直人の会 「水の戯れ」(作・演出:岩松了)
  • 1999年 「舞台 鬼平犯科帳 ―血頭の丹兵衛―」
  • 2005年 ウーマンリブシリーズ「七人の恋人」(作・演出:宮藤官九郎
  • 2007年 「LOVE 30 〜女と男と物語〜 vol.2」『アルゼンチンにて』(作:赤堀雅秋 演出:宮田慶子
  • 2014年 「キレイ~神様と待ち合わせした女~」 (作・演出:松尾スズキ)

脚注[編集]

  1. ^ キネマ旬報、1985年3月下旬号
  2. ^ 「三谷家」の日常を描いた新テレビCMシリーズスタート JA共済 - 保険市場タイムズ 2013年4月11日、同10月7新日閲覧
  3. ^ 役所広司塩見三省古田新太と共演([1][リンク切れ])。塩見、古田とは同時期に連続テレビ小説「あまちゃん」でも共演している。
  4. ^ 2014年6月26日(木)より全国で放映を開始([2]

関連人物[編集]

参考サイト[編集]

外部リンク[編集]