チャンバラトリオ
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チャンバラトリオは日本のお笑い芸人グループである。所属事務所は吉本興業。時代劇風のチャンバラを主題とした、体を張ったネタを披露している。
結成時は3人組だったためトリオを名前に使用しているが、4人組だった時期や活動を続ける生存メンバーが2人となっている現在に至っても一貫して名前は変更されていない。
愛称は「チャントリ」。
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[編集] グループ概要
活動時の衣装は着物や袴など小道具に至るまで完全な時代劇様式であるが、頭にはかつらをつけない。舞台上で剣劇風のコントを見せ、ボケ役の顔や頭などをハリセンで叩いてつっこむ。一発叩かれると、大きな音とともに痛がるのがお約束となっている。ちなみに現在、芸人のネタとしてハリセンを使うことはテレビのバラエティ番組などでも珍しくなくなったが、それを考案したのは南方であり、使用したのはチャンバラトリオが最初。使用するハリセンは、南方自らが作り特注の厚紙を使用する。
結成時のメンバーである山根、南方、伊吹の3人は元々は東映京都撮影所で斬られ役をやっていた俳優であり、お笑いの枠にははまらない本格的な殺陣をネタに取り入れている。時には時代劇の演技指導なども行うこともある。
主な弟子にチャンバラJr.、宮川花子、青野敏行、小川リエ(ハリセン娘)、団トリオ(解散)らがいる。チャンバラJr.とはチャンバラ軍団として活動も行なっている。
[編集] メンバー
[編集] 現在
- 本名は山根利雄(やまね としお)。京都市出身。170cm。A型。リーダー。 ツッコミ担当。日本大学芸術学部中退。「東映剣会」幹部。阿部久州男に師事。1960年に明治座で初舞台。熱狂的な巨人ファンとしても知られる。脳溢血で倒れるも、復帰。現在吉本に所属する「チャンバラトリオJr.」は、山根が命名した。ぴのっきをの2人が弟子についていた時期がある。
[編集] 元メンバー
- 本名は楠本喜八郎(くすもと きはちろう)。和歌山県田辺市出身。頭(かしら、「経歴」の項で後述)、ハリセン係。兄で俳優だった楠本健二を頼って1955年7月に東映に入社。「東映剣会」幹部。萬屋錦之介に師事。1965年に明治座で初舞台。趣味は競輪で、ゲストとして競輪中継への出演歴も多数ある[1]。近年では映画・Vシネマでのバイプレーヤーとしても活躍した。和歌山県立田辺高等学校卒業。2010年2月26日午後8時33分、肝硬変のため大阪府内の病院で死去。77歳没。
- 本名は伊吹幾太郎(いぶき いくたろう)。京都府京都市出身。ボケ担当。主にハリセンの叩かれ役。「東映剣会」会員で。大友柳太郎に師事。1965年に明治座で初舞台。1994年に経済的な理由で吉本興業を解雇され脱退。夫人は吉本新喜劇のヒロインだった片岡あや子。
- ツッコミ担当。同志社大学中退後の1965年に東映入社後高倉健に師事し、任侠映画の端役などを経てメンバーとなった。暴力団関係者との不明朗な交際や賭博などを指摘され脱退をし、吉本興業を去ることになった。1990年代より現在も続く人気ビデオ映画シリーズ『ミナミの帝王』のプロデューサーとなり、ヤクザの親分役で出演もしている。現在の芸名はゆうき哲也。
- 山根一輝(やまね いっき)
- 山根伸介の長男。父・伸介が病気で倒れ、結城脱退後に仲間入りをする。伸介復帰後は引退。現在は山根敏功の名でケーブルテレビの洛西ケーブルビジョンでプロデューサーをしている。
- 本名は宮川定徳(みやがわ さだのり)。大分県出身。ボケ担当。大分県立高田高等学校卒業後サラリーマンを経て松竹芸能タレント養成所に入る。元々は前田五郎の弟子で、1979年に「前田犬千代・竹千代」結成し翌年3月に初舞台。解散後、チャンバラトリオの弟子を務めていたが1994年より加入。ハリセンで叩かれて「なーんとも思てません」などのギャグがあった。2008年11月9日9時22分、胃がんのため入院していた大阪市内の病院で死去。55歳没。
[編集] 経歴
- 1961年 「映画ブルーリボン技術賞」受賞。
- 1963年3月 山根、南方、伊吹の3人で結成。千日劇場をホームグラウンドにする。呼びかけたのは最年長の南方だが、健康上の理由から山根がリーダーとなる。南方は「頭」(かしら)と呼ばれる。
- 1966年 「京都市民映画技術賞」受賞。
- 1968年 南方が病気療養のため休養し、結城が加入。その後南方が復帰して4人となるもグループ名はそのまま。
- 1972年 「第7回上方漫才大賞」奨励賞を受賞。
- 1976年 「第11回上方漫才大賞」大賞、「第5回上方お笑い大賞」金賞、「第11回NHK上方漫才コンテスト」優秀賞を受賞。
- 1980年 結城が不祥事で休養。
- 1983年 結城が脱退。
- 1990年 結城が復帰。
- 1994年 伊吹、結城が脱退、志茂山、前田が加入。
- 2008年 前田が他界。
- 2010年 南方が他界。
[編集] CD・カセット
[編集] 映画
- 風、スローダウン
- ソナチネ(南方、刺客役、北野武監督、1993年、松竹)
- ビリケン(南方、「通天閣観光株式会社」専務役、阪本順治監督、1996年、シネカノン)
- セピア色の風景(南方、医師役、原田隆司監督、2000年、人権・同和教育映画/共和教育映画社)
- お父さんのバックドロップ(南方、「下田松之助」役、李闘志男監督、2004年、シネカノン)
- かぞくのひけつ 南方、家主の近藤役、小林聖太郎監督、2006年、シマフィルム)
他多数
[編集] テレビドラマ
- 大岡越前(TBS / C.A.L)※ 志茂山高也のみ出演
- 第3部 第24話「人情の罠」(1972年11月27日)
- 第4部
- 第1話(1974年10月7日)
- 第10話「大江戸無法地帯」(1974年12月9日)
- 第5部
- 第7話「かけた情けに怨みの十手」(1978年3月20日)
- 第12話「唐獅子の復讐」(1978年4月24日)
- 第7部 第23話「闇に閃く恐怖の邪険」(1983年9月26日)
- 第8部
- 第8話「美女を餌食の悪徳仁術」(1984年9月10日)
- 第21話「凶賊お役者小僧」(1984年12月10日)
- 第9部
- 第8話「恋しい父は逃亡者」(1985年12月16日)
- 第21話「盗賊を強請った男」(1986年3月17日)
- 第23話「兵助に隠し子がいた!」(1986年3月31日)
- 第10部
- 第2話「匂い袋に隠された殺意」(1988年3月7日)
- 第14話「闇夜に迫る辻斬りの恐怖」(1988年5月30日)
- 第21話「狙われた赤ん坊」(1988年7月18日)
- 第11部 第15話「怨念消した花嫁姿」(1990年7月30日)
- 第12部
- 第3話「悪に溺れた凄腕同心」(1991年10月28日)
- 第11話「娘が消えた化け物屋敷」(199112月23日年)
- 第20話「帰らぬ父は御金蔵破り」(1992年3月2日)
- 第13部
- 第9話「秋刀魚の煙が目にしみた」(1993年1月11日)
- 第11話「情けに泣いたお役者小僧」(1993年1月25日)
- 第26話「江戸を守った大岡裁き」(1993年5月10日)
- 水戸黄門(TBS / C.A.L)※ 志茂山高也のみ出演
- 第7部
- 第11話「津軽こぎん -弘前-」(1976年8月2日)
- 第16話「突っ走れ!! 韋駄天野郎 -鶴岡-」(1976年9月6日)
- 第32話「高嶺の花が俺の嫁! -高崎-」(1976年12月27日)
- 第8部 第7話「助さんの身替り亭主 -掛川-」(1977年8月29日)
- 第9部
- 第1話「北国への旅立ち -水戸-」(1978年8月7日)
- 第26話「代官を救った文庫・佐野」(1979年1月29日)
- 第14部 第14話「鬼と呼ばれた黄門様 -本庄-」(1984年1月30日)
- 第18部
- 第10話「仇討ち木曽節仁義 -木曽福島-」(1988年11月14日)
- 第19話「幸せ運んだ子守唄 -島原-」(1989年1月23日)
- 第29話「母恋し涙の馬子唄 -三島-」(1989年4月3日)
- 第32話「飴屋の幽霊 -川崎-」(1989年4月24日)
- 第19部
- 第4話「大望隠した離縁状 -三春-」(1989年10月16日)
- 第9話「野望を砕く薪能 -鶴岡-」(1989年11月20日)
- 第12話「仇討ち悲願の名人芸 -一関-」(1989年12月11日)
- 第26話「仇討ち小諸馬子唄 -小諸-」(1990年3月26日)
- 第27話「邪念払った鬼瓦 -深谷-」(1990年4月2日)
- 第20部 第4話「偽黄門は正義の味方 -島田-」(1990年11月19日)
- 第7部
- 暴れん坊将軍シリーズ(ANB / 東映) ※ 志茂山高也のみ出演
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍
- 第24話「七里飛脚は鬼より恐い(1978年7月1日) - 小者
- 第27話「柳生一族を斬る女」(1978年7月22日)
- 第42話「燃える男と莫蓮女」(1978年) - 客
- 第50話「味一番! 細腕べんとう」(1979年) - 升屋の若い衆
- 第96話「お城の狸をいぶり出せ!」(1980年) - 庄太
- 第99話「男、炎の土俵入り!」(1980年) - 北町同心
- 第109話「天下晴れてのつまみ喰い」(1980年) - 武士
- 第110話「立て! 江戸の若者たち」(1980年) - 人足
- 第129話「父よあなたは偉かった」(1980年) - 権助
- 第148話「日本一の小泥棒」(1981年) - 仲間
- 第161話「笑って散った流転の女」(1981年) - 百姓
- 暴れん坊将軍II
- 第9話「女泣かせの付けぼくろ」(1983年) - 和助
- 第20話「花札地獄の甘い罠」(1983年) - 升六
- 第41話「嵐を呼んだ身代わり観音」(1983年) - 松吉
- 第53話「春に切ない夢芝居」(1984年) - 浪人
- 第57話「突っ張り娘の手毬唄」(1984年) - 若い衆
- 第62話「ほとんどビョーキの出たがり娘!」(1984年) - 治助
- 第87話「粋な合羽の似合う奴!」(1984年) - 鉄治
- 第95話「心やさしき仇討選手」(1995年) - 車曳き
- 第107話「吉宗 狩り場の標的に起つ!」(1985年) - 水夫
- 第128話「祭り囃子が刺客を招く!」(1985年) - 近習侍
- 第142話「捨て子の父は辰五郎!?」(1986年) - 侍
- 第147話「つめたい春の夫婦花!」(1986年) - 藩士
- 第154話「吉宗泣かせた悪いガキ!」(1986年) - 男
- 第163話「のぞきは下手な鬼同心!」(1986年) - 役人
- 第169話「哀しい夜明けを待つ女!」(1986年) - 与力
- 第177話「母哀し、裏切りの二重奏!」(1986年) - 岡っ引き
- 暴れん坊将軍III
- 第19話「知らぬが仏の紙風船」(1988年) - 番頭
- 第20話「からくり盗っ人街道」(1988年) - 公家
- 第31話「泣くな男だ!がまん坂」(1988年) - 役人
- 第38話「さまよう鬼女の面」(1988年) - 沼垣
- 第47話「激震! なまず武士の怒り」(1989年) - 御家人
- 第54話「名奉行、なさけの仇討」(1989年) - 津田甚内
- 第69話「浮世哀しや あだ花の女!」(1989年) - 木下
- 第72話「おんなとおとこの夢芝居」(1989年) - 花房金吾
- 第84話「夫婦そば危機一髪!」(1989年) - 久保
- 第90話「花嫁の父は殺人者!?」(1989年) - 直松
- 第97話「将軍琉球へ渡る 天下分け目の決闘」スペシャル(1989年)
- 第107話「みちのく夫婦しぐれ」(1989年)
- 第115話「大岡越前、罷免さる!?」(1989年) - 中丸
- 第123話「愛の漁火、九十九里に消えて」(1989年) - 文吉
- 暴れん坊将軍IV
- 第1話「ご生母、謎の失踪! 吉宗、江戸城決戦春一番!!」SP(1991年)
- 第39話「乙女の祈り お手つき志願!?」(1992年) - 安田源吾
- 第47話「上様のとんだ剣客商売!」(1992年)
- 第55話「鳩笛慕情! 姫君の供は将軍さま」(1992年)
- 暴れん坊将軍V
- 第5話「盗賊は炎の中に消えた」(1993年)
- 第10話「一目惚れ、仲良く危機一髪!」(1993年)
- 第24話「悪をあばいた潮騒の娘」(1993年)
- 第33話「鳶口一本、炎の男道!」(1994年)
- 第41話「対決! みちのく恋風剣法」(1994年)
- 暴れん坊将軍VI
- 第2話「標的は将軍様」(1994年) - 辻
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍
- 月曜ドラマランド「おさわがせ剣士 赤胴鈴之助」(1985年、フジテレビ)
[編集] 著書
- 私を斬った100人(レオ企画)
- ジャイアンツこそわが人生(山根著、1994年7月、かもがわ出版、ISBN 4-87699-147-2)
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
- タレントプロフィール - 吉本興業公式プロフィール(リンク切れ)
- タレントプロフィール - チャンバラJr. 吉本興業公式プロフィール
- ZAKZAK 特許取っていたら家の一軒も…チャンバラトリオ - ZAKZAK内、2006年4月15日の記事