怪竜大決戦

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怪竜大決戦』(かいりゅうだいけっせん)は、1966年12月21日に公開された東映製作の特撮映画

概要[編集]

東映が唯一製作した“怪獣が登場する映画”であり、主君の仇討ちを果たさんとする、古典の自雷也物語がベースになっている。大蝦蟇や大竜、大鷲、大蜘蛛が登場する。

この作品以降、東映は同社独自の怪獣が登場する映画を製作することはなかった。公開の翌年(昭和42年)には、日活ガッパ松竹ギララという怪獣を登場させており、東宝ゴジラ大映ガメラと、日本の各大手映画会社が看板たる怪獣を作り上げるなか、東映だけがそれを持たないという状況となった。

制作は東映京都撮影所で行われ、キャスティングは時代劇の重鎮が顔を揃えている。同年の『大忍術映画ワタリ』で悪役を演じた大友柳太朗と天津敏のコンビが本作でも悪役を演じている。尾形城のミニチュアはフルスケールのものが用意され、一見ミニチュアと気付かないほどのリアルな映像となっている。

大蝦蟇と怪竜、大蜘蛛の造型は、この年に東宝特殊美術課から独立した村瀬継蔵らが興したエキスプロダクションによって行われている。大蝦蟇はツノやトゲを外し、怪竜や大蜘蛛はそのままで、翌年同じ東映京都で制作されたTV番組「仮面の忍者 赤影」に登場している。

原典での綱手は蛞蝓に化身するが、本作では当時人気であった小川知子が演じるには相応しくないとして蜘蛛に変更された[1]

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 石井博士ほか 『日本特撮・幻想映画全集』 勁文社、1997年、180頁。ISBN 4766927060