ナイトライダー

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ナイトライダー』(Knight Rider)は、アメリカの特撮テレビドラマ。民間の犯罪捜査員マイケル・ナイト(デビッド・ハッセルホフ)が、人間の言葉を話し特殊装備を搭載したドリーム・カー『ナイト2000』(ウィリアム・ダニエルズ)とともにさまざまな事件を解決するカーアクションドラマ。

アメリカでは1982年9月26日から1986年8月8日まで全84話(1シーズン毎21話×4シーズン=全84話)が放送された。日本ではテレビ朝日系列で、その中から74話が放映され、米国版第4シーズンのほとんどは『新ナイトライダー』のタイトルで放映された。

本項目ではテレビドラマに関連する作品もあわせて解説する。

目次

あらすじ [編集]

「ナイトライダー。陰謀と破壊と犯罪の渦巻く現代に蘇る正義の騎士……巨大な悪に立ち向かう現代の騎士、ナイトライダー。今日、彼を待ち受ける者は、果たして、誰か」というナレーションで始まる(原語版では、ウィルトン・ナイト役のリチャード・ベイスハートによる「Knight Rider, a shadowy flight into the dangerous world of the man, who does not exist.」というナレーションである)。

敏腕刑事マイケル・ロングは、ある産業スパイ一味を追跡中に内通者に同僚を殺され、自らもまた凶弾に倒れた。だがマイケルは、ナイト財団の総帥ウィルトン・ナイトにより辛くも命を救われ、その身分も新たにマイケル・ナイトとなる。そして、病魔に冒され他界した養父ウィルトンの遺志を継ぎ、密かに財団が開発していたドリーム・カー「ナイト2000」とともに、世の中の不正や巨悪と戦うことになった。

登場人物・キャスト [編集]

主要登場人物 [編集]

マイケル・ナイト:デビッド・ハッセルホフ(日本語吹替えの声:佐々木功(現・ささきいさお)
本作の主人公。ナイト財団の最重要顧問としてウィルトン・ナイトの遺志を継ぐ。K.I.T.T.とコンビを組み、数々の難事件に立ち向かった。元々はマイケル・アーサー・ロング(この時点ではハッセルホフとは全く別の俳優ラリー・アンダーソンがロング役)という名の敏腕刑事(階級は警部)であったが、産業スパイ事件捜査中に敵組織のボス・タニヤによって顔を撃たれて瀕死の重傷を負い、ウィルトンにより救出される。陸軍の軍歴があり、戦傷を受けた際、額に金属板を埋め込む手術を受けていたため、銃弾がこの板に跳ね返され致命傷を免れていた(ただしそれにより顔は破壊されてしまった)。一命を取り留めた後は、負わされた怪我の治療と合わせてウィルトンの息子ガースをモデルに顔の整形手術も行われ(整形後のマイケルの顔を見たデボンは、若き日のウィルトンにそっくりそのままだと述べている)、更にウィルトンの養子として名前もマイケル・ナイトに改められる。後にウィルトンの実子であるガースと対面した際マイケルはデボンに「(ガースが)俺にそっくりなのは一体どういうことだ!?」と問い詰める場面があった。ナイトとしてのプロフィールは創作されたものであるため、コネを使って経歴を調べた悪党達に「3年前には存在さえしていなかった男だ」と驚かれることもしばしばである。第2シーズン第11話「激闘!魔の巨大ダム捜査・ナイト2000決死のターボジャンプ(原題:KNIGHTMARES )」では、敵が投げた手榴弾の爆風でコンクリートの壁に叩き付けられ、そのショックでマイケル・ナイトとしての記憶を一時的に喪失し、マイケル・ロングに戻ってしまったことがある。ロングに戻ってしまったマイケルに「ナイトはどんな奴か」と尋ねられたK.I.T.T.は、「聡明で機敏で論理的だった反面、頑固で短気で若い女性の誘惑にもろく、自分のセンサーがショートしそうなおぞましい音楽(ロック)を好んで聴いている」と答えている。
第1シーズン〜第3シーズンまでは、パーマをふんわりかけたアフロのような髪型であったが、第4シーズン以降では若干変わり、リーゼントのような髪型となる。
マイケル・ロングの頃の恋人であるスティービーがかかわる話は全シーズン通して3回あり、その3回目でめでたく結婚式を挙げるが…(後述)。
後に再婚したジェニファー・トレーサーとの間に、息子マイクを授かる(ナイトライダーNEXTでの設定)。
日本版オープニングでのキャスト紹介では第2シーズン第1話「ナイトライダー2・無敵ゴライアスVSナイト2000(原題:GOLIATH)」のみ「ナイトライダー誕生は、ある若者が、悪の凶弾に倒れたことに始まる。ナイト財団の総帥(ウィルトン)・ナイトによって命を救われた彼は、整形手術によって別人の顔となり、その身分もマイケル・ナイトと変わっていた…。」と紹介され、それ以外は「ドリームカー、ナイト2000とともに法の目を逃れる犯罪者たちを追う若きヒーロー、マイケル・ナイト。人は彼をナイトライダーと呼ぶ」と紹介されており、原語版では「Michael Knight, a young loner on a crusade to champion the cause of the innocent, the helpless, the powerless, in a world of criminals who operate above the law」と紹介されている。
またパイロット版の日本版エンディングでは「一人の男が世界を変える。マイケル・ナイト。世の巨大な悪に敢然と立ち向かう正義の騎士、ナイトライダーが今誕生した」、第1シーズン初期の日本版エンディングでは「巨大な悪に立ち向かう現代の騎士、マイケル・ナイト。明日、彼を待ち受ける者は果たして誰か」というナレーションでそれぞれ締めくくられているが、原語版では「 (One man can make difference, Michael) Michael Knight, a lone crusader of the dangerous world, a world of the Knight Rider」と共通である。
K.I.T.T.(キット):ウィリアム・ダニエルズ(声:野島昭生
ナイト2000に搭載された人工知能で、マイケルの性格を良くも悪くもいちばん理解している相棒。離れた場所にいるマイケルとは、マイケルが左腕につけているコムリンクと呼ばれる腕時計型の通信機を通して会話する。実直で真面目な性格で、ユーモアにも長けている。一度路肩の石が車体の底に当たったショックでK.I.T.T.の回線が切れた(言葉のプログラムが、粗暴なブルックリン訛りに切り替わった)時に、マイケルを「マイキー」と呼んだこともある。ちなみにマイケルはその喋り方を我慢できず「頼むからその喋り方だけは勘弁してくれ」という程で、インパネを叩く(ショック療法)などをしさらに終盤では本部に戻る前にわざわざボニーを呼んでまで修理をさせた。また、ジャガーノートの攻撃で破壊され再プログラミングの際にも、ガレージで作業しているRC3達の会話を拾ったため、同様にマイケルのことを「兄弟」と呼んでいる。
基本的にマイケルの命令で行動し、時にはマイケルの意見に対し反対する場面も見られるが最終的には殆どマイケルの言うことに賛同することが多い。ただし第3シーズン第7話「地獄におちたマイケル!裏切り!逃亡!死のバイオ兵器強奪(原題:Knight in Disgrace)」ではニューオリンズ犯罪王、ボイド・ラサール(ジョン・コンシダイン、声:小林勝彦)の手によってマイケルが悪の道に堕ちた姿(後に事前にマイケルとデボンの二人だけで画策した芝居であったことが判明するが)を嘆いており「これ以上あなたの悪に加担することはできません!!」と言いマイケルの命令を拒否した。また第4シーズン第11話(日本版での最終回)「復讐の鎮魂歌・さらばナイト2000(原題:THE SCENT OF ROSES)」で最愛のスティービーの命を奪ったデュランに対して怒り狂い馬乗りになりひたすら暴行を加えるマイケルに「マイケル、やめなさい!!」と彼を一喝する場面も見られた。
デボン・マイルズ(パイロット版及び日本語版ではデボン・シャイアー):エドワード・マルヘアー(声:中村正
財団の責任者でイギリス人。在りし日のウィルトンとは戦友であり、紳士的且つ温厚な性格。マイケルと意見が対立することもしばしばあるものの、彼の行動を全面的にサポートする良き理解者。軍を始めとして非常に広い人脈を持ち、大統領とも面識がある。事務方に見えるが実は博士号を持つ科学者であり、ナイト2000のボディを覆う分子結合殻の構造式を知る3人の人物の1人。また、過激な過去を持つという逸話もある(第二次世界大戦中は従軍し、ゲシュタポの捕虜収容所から3度も脱走に成功した、ドイツ軍占領下のフランスにナイフ投げの芸人として潜入した、夜バイクに乗って司令部に行く途中敵機の夜間爆撃に遭い、バイクは破壊されたものの助かった、若い頃バイクレースのチャンピオンだった(これに対してマイケルは「デボンのヘルメットにゴーグル姿なんて想像もつかないね」と言ったその直後に「おいおい、それは偏見だぞ私にだって若い頃はあったんだ」と言い返した)、等(SASにいたこともあるとか)。ガースからは「親父(ウィルトン)によく似てやがる、だからお前が嫌いだ!!」と言われた。
なおシャイアーという名字は原語版ではパイロット用脚本に見られる。
マイケルやK.I.T.T.とともに全話に渡って登場するが、第3シーズン第13話「ナイト2000魔の毒液に溶ける!決死の再生立直れキット!!(原題:JUNK YARD DOG)」でK.I.T.T.が廃溶液によって壊滅的な状況になった場面ではモニター越しでほんの数秒程度の登場であり「最も登場時間の短い回」であった。これはこのエピソードの収録時点でデボン役のマルヘアーが持病を患っていたことへの配慮である。
日本版オープニングでのキャスト紹介では第2シーズン第1話「ナイトライダー2・無敵ゴライアスVSナイト2000(原題:GOLIATH)」のみ「デボン・シャイアー。彼はナイトライダー誕生の秘密を知る、数少ない人物の1人である。(マイケルのことを)法の目を逃れる犯罪者たちを追う、若きヒーロー。人は彼をナイトライダーと呼ぶ……」と紹介され、それ以外は「デボン・シャイアー。マイケル・ナイトの良き理解者」と紹介されている。
ボニー・バーストウ(第1、3、4シーズン):パトリシア・マクファーソン(声:小山茉美
ナイト2000製作チームのうちの1人。K.I.T.T.に対しては母親のように接する一方、メカニック関連の知識に疎くK.I.T.T.に度々無茶をさせたりどこかしらを故障させるマイケルに対しては、冷たく当たる場面もある。一時的に財団から離れサンフランシスコの大学に在籍しており、研究のためマサチューセッツ工科大学に移る予定であったが、自らも巻き込まれたある事件をきっかけにナイト2000担当メカニックとして復帰。1度K.I.T.T.に身長、体重、スリーサイズをこっそり計測されたことがある。飛行機嫌いであり、その性格はK.I.T.T.にも反映されている。
なお第3シーズン第1話「ナイトライダー5・強敵!赤い殺人カー(原題:KNIGHT OF THE DRONES)」で再登場した際には、彼女たった一人だけでK.I.T.T.の内装をいわゆる「後期型」にバージョンアップしている。
日本版オープニングでのキャスト紹介では、日曜洋画版(ナイトライダー6)及びDVD版シーズン1では「ボニー・バーストウ。ナイト2000製作メンバーの中心人物」、同じく日曜洋画版(ナイトライダー5)及びDVD版シーズン3では「ボニー・バーストウ。元ナイト財団のメンバー、ナイト2000製作チームの中心人物の1人」、それ以外のTVシリーズ版では「ボニー・バーストウ。ナイト2000製作メンバーの1人。メカニック担当」と紹介されている。
エイプリル・カーティス(第2シーズン):レベッカ・ホールデン(声:潘恵子
ボニーが財団を離れていた間のK.I.T.T.担当メカニック。ボニー同様、K.I.T.T.に対しては愛情を持って接することから、K.I.T.T.に「技術者と言うよりはまるで母親のようです」と言わせるほど。水上走行装置やウルトラマグネシウム、車高調節装置、特殊耐熱被膜、赤外線透視装置、サイレントモードなど様々な機能をK.I.T.T.に実装し、常にK.I.T.T.をサポートする。メカニックの他にも、デボンの秘書的な役割や看護婦の仕事もこなせる才女。財団に参加する以前、旅行代理店で働いていたこともある。デボンとともにガースに捕らわれた際には、その可憐な外見からは一見想像もつかないほどの毅然とした態度でガースに接している。第2シーズン15話「死線48時間リミット寸前! 決死のレール・ウェイ大走破!!(原題:Race for Life)」ではエイプリルに焦点が当てられ、彼女の義理の姉ローラ(リーン・マルタ、声:伊藤幸子)と姪のベッキー(ロビン・リバリー、声:藤枝成子)も登場している。なお、米国のあるノベライズにおいてデボンの実子であるという描写がされているが、正式な設定の中でその扱いをしているものはない。
なおエイプリルとボニーが同時に出演(=共演)する場面は一切ない。また同様にエイプリルとRC3が共演する場面も存在しない。
日本版オープニングでのキャスト紹介では第2シーズン第1話「ナイトライダー2・無敵ゴライアスVSナイト2000(原題:GOLIATH)」のみ「エイプリル・カーティス。ドリームカー、ナイト2000のメカニック担当」と紹介され、それ以外は「エイプリル・カーティス。ナイト2000のメカニック担当」と紹介されている。
レジナルド・コーネリアス(日本語版では“コルネリウス”)3世(通称:RC3):ピーター・パロス(声:水島裕
ナイト財団のメカニックとして第4シーズンから登場する、陽気な青年。シカゴのスラム街で「ストリート・アベンジャー(ビデオ版の字幕では「復讐者」)」と名乗って自警団的な活動(兄がベトナムから持ち帰ったM16ライフルをゴムで複製し、それを武器に悪人を取り締まっていた)をしていたが、ある偶然からマイケルと出会い、その後デボンにK.I.T.T.担当のメカニックとしてスカウトされ財団に参加する。普段は移動本部トレーラーのドライバーとしての仕事がメインであり、それ以外のときはトレーラー内で自分のバイクをいじっている(因みに、移動本部トレーラーにはK.I.T.T.と同等の自動走行装置が搭載されており、緊急時に限り使用が許可されている)。だが、装甲車ジャガーノートによって大破したナイト2000を復活させる際には、父親所有のガレージ(財団トレーラーを収容して余るほどの広さ)を提供した上、スラム街に住む失業中のメカニック達のリーダーとしてともにボニーに協力して活躍し、「C(コンバーチブル)モード」、「スーパー追跡モード(S.P.M.、車体形状が大きく変形し、それまでの追跡モード以上の超高速走行が可能となる)」、「緊急ブレーキシステム(空力ブレーキ装置)」等の新機能まで追加した。ガレージが彼の父親のものだと聞いたマイケルは、「名前はRC2か?」と尋ねている。また第4シーズン後半ではマイケルのサポート役に回ることもあった。
日本版オープニングでのキャスト紹介では「レジナルド・コルネリウス・3世。通称RC3、メカニックの天才」と紹介されている。
ナレーション - 小林清志
全シーズンでオープニングナレーションを担当し、番組本編ではゲストキャラの吹き替えとして出演したこともある。メインキャスト紹介も上記の文章通り。なお原語版のナレーションでのキャスト紹介はマイケルのみで他の登場人物の紹介は無い。

その他重要人物 [編集]

ウィルトン・ナイト:リチャード・ベイスハート(声:大久保正信
ナイト財団の総帥にして、瀕死の重傷を負ったマイケルの命を救った人物。
“ドリーム・カー”ナイト2000を生み出した人物でもあり天才科学者でもあるが、自身は既に病魔に冒されており余命幾ばくもない状態であり、自分の後継者としてマイケルを選び、彼に自身の遺志として「1人の男が世界を変えられる(One man can make difference)」という言葉を託してこの世を去った。
このキャッチフレーズは25年後の時代「ナイトライダーNEXT」に於いても継承されており、マイケルが自身の息子マイクに対してこの言葉を使った。
名前は全シーズン通して登場するが、本人が登場する場面はパイロット版の前半のみとなっており、回想シーンを含めて写真や映像が出る場面は一切無い(日本放映版を除く)。
家族は妻エリザベス(ただし離婚している)、息子ガース、娘ジェニファーがおり、エリザベスとガースは第2シーズン、ジェニファーは第4シーズンにそれぞれ登場する。
ちなみにウィルトン役のベイスハートは原語版でのオープニングナレーションを全シーズン通じて担当している。
スティービー(ステファニー・メーソン):キャサリン・ヒックランド(声:藤田淑子
マイケルがかつて「マイケル・アーサー・ロング」であった頃の恋人。第1・2・4シーズンと計3回登場する。
第1シーズン第18話「White Bird」(日本未放映、DVD収録にあたって新規に付けられた邦題は「危機一髪!ナイト2000窮地の女性を救え!」)で初登場する。この時は弁護士の秘書をしており、ある事件に巻き込まれマイケルが彼女を助けるというエピソードであった。この時点のスティービー自身はマイケル・ナイトに対して何故ここまで自分に力を貸そうとしているのかを不思議に思っていたが、終盤では彼がかつての恋人であろうことにうすうす気付いていた。ラストは、証人保護プログラムを受けるべくパトカーに乗って去っていった。
2回目は第2シーズン第20話「ビデオテープは死のサイン!芸能界潜入!マイケル歌手に!!(原題:LET IT BE ME)」に登場、この時は姓がマーチに変わっており、バンド「クラス・アクション」のボーカルをしている。メンバーであり新たな恋人グレッグが不審な死を遂げたことから、今度はスティービー自身がデボンを通じてマイケルに事件の解決を依頼する。捜査のため歌手としてバンドに潜入したマイケルと息の合ったデュエットを披露し、コンサートを成功させる。ラストは、財団を辞めて一緒に暮らしたいと切り出すマイケルに対し、「私だけのあなたじゃない。世界にはあなたの助けを待っている人が沢山いる」と諭した。そして自身はコンサートツアーに出るために家を引き払い、再び車窓からマイケルに別れを告げる。
そして3回目は第4シーズン第11話(ただし日本放映版では「最終話」となっている)「復讐の鎮魂歌・さらばナイト2000(原題:THE SCENT OF ROSES)」に登場し、マイケルが(マイケル・ナイトであることに疲れ)新しい人生を見出すため財団を辞める決意をした際、デボンは今のそんな状態の彼のためにスティービーの元に訪れこれまでの経緯を全て打ち明けた。その後スティービーは再会したマイケルと、また昔のように愛を育み、そしてついには晴れて結ばれるが、結婚式で夫婦の誓いを立てた直後にテロリスト集団のボス・デュラン(アーロン・イパレ、声:中田浩二)の襲撃を受け、マイケルを庇って殺されてしまい悲劇的な現実と結末となった。彼女が生前マイケルに語った「花は枯れ花瓶は割れても薔薇の香りは永久に残る」という言葉は、愛する人を失った悲しみに暮れていたマイケルに、デボンやボニー達の待つ財団へ再び戻る気力をもたらした。
スティービーというのはマイケルによる愛称。なおスティービーが登場するこれらのエピソードで全て共通して挙げられるのが、途中で挿入歌White Bird(初登場時の題名と同じ)がBGMとして起用されているという点[要出典]
余談であるが、マイケル役のデビッド・ハッセルホフは第1シーズンの撮影終了後、スティービー役を演じたキャサリン・ヒックランドにプロポーズをしその後結婚している(現在は離婚)。
第2シーズン第20話「ビデオテープは死のサイン!芸能界潜入!マイケル歌手に!!(原題:LET IT BE ME)」劇中でマイケルとスティービーが歌唱する「Our First Night Together」、「No Way To Be In Love」、「Let It Be Me」の3曲は、実際にマイケル役のハッセルホフとスティービー役のヒックランドが歌っており、ハッセルホフが歌手として1985年にリリースしたアルバム「Night Rocker」に収録されている。
ガース・ナイト:デビッド・ハッセルホフ(声:有川博
ウィルトン・ナイトの実の息子。第2シーズン第1話「ナイトライダー2・無敵ゴライアスVSナイト2000(原題:GOLIATH)」と第2シーズン第17話「ナイトライダー3・替え玉博士略奪作戦(原題:GOLIATH RETURNS)」に登場。悪の限りを尽くし、アフリカの刑務所に投獄されて終身刑を言い渡されていたため、ウィルトンやデボンは二度と彼の姿を見ることはないと信じていた。
顔はマイケルと瓜二つ(※マイケルは整形でガースと同じ顔になったという設定)である為、自身の存在と地位を全て奪っていったマイケルに対して激しい憎悪を抱く。そのため「(マイケルは)親父(ウィルトン)が自分の身代わりに立てた代用品に過ぎない」と述べ、「本物が戻ってきた今、貴様(マイケル)を生かしてはおけない」と言い全面対決の意を表した。
第1話では「レッドブラフ」襲撃による戦術核ミサイルの強奪、第17話ではレーザー技術の第一人者・クラウス・ベルグストロム博士(ピーター・マーク・リッチマン、声:家弓家正)の拉致を企て、ひいては世界を征服しようとの野望を抱くが、一方で前述のようにマイケルに対する敵愾心や復讐心が強く、マイケルを倒すことに固執するあまり本来の目的を忘れそうになり、手を組んでいるアフリカの革命家ツオンベ・クーナ(ゼイクス・モカエ、声:田中康郎)やエイドリアン・マーゴから皮肉交じりにたしなめられる場面もあった。
作中ではマイケル役であるデビッド・ハッセルホフが二役で演じているが、日本版では吹替声優が各々異なる。また原語版を演じたハッセルホフはガースの声をマイケルより低いトーンで話しており二者を使い分けている(面と向かっての会話の場合には、スタントの相手の背後から肩越しに、マイケルなりガースなりを撮影する)。両者の外観上の相違点はの有無のみであるため、それを利用してマイケルがガースに変装する場面もあった。妹ジェニファーは、マイケルと彼を指して「コインの表と裏」と表現した。
第1話にて母エリザベスの手によってアフリカの刑務所を脱獄してアメリカに舞い戻った後、K.I.T.T.のボディを覆う分子結合殻の構造式を入手して製作した巨大トレーラー「ゴライアス」を駆りマイケルに挑むも敗れ、アメリカの刑務所に投獄された。第17話に再登場した際は、エイドリアンが復活させたゴライアスによってその刑務所からの脱獄に成功しているが、最終的にはゴライアスとともに崖から海に転落した。
エリザベス・ナイト:バーバラ・ラッシュ(声:北村昌子
ウィルトン・ナイトの元妻(彼にとっては4人目の妻)で、旧姓はビショップ。第2シーズン第1話に登場。息子・ガースのために裏でアフリカ刑務所から脱獄させるための手続きをとり、さらに分子結合殻の構造式を知るエリオットとデボンに自白剤を盛るなどして、分子結合殻の構造式を手に入れる。
彼女と会うことを「デート」と呼び美しい人だとたしなめるエイプリルに対し、デボンはデートではなく「付き合い」だと訂正した上で、彼女を「確かに美しいが、何を考えているか分からない恐さもある」と表現した。
ガースがゴライアスを駆って軍の施設「レッドブラフ」を襲撃し、戦術核ミサイルを強奪した際には、中継されている映像を見ながら「やった!」と歓喜し「言ったでしょ、あの子はやってのけるって!」と発言している。
しかしマイケルがガースに変装した際には、マイケルの変装を見抜くことができなかった。
ジェニファー・ナイト:マリー・ケート・マックギーハン(声:鈴木弘子
ウィルトンとエリザベスの娘でガースの妹。第4シーズン第1話「無敵装甲戦車ジャガー・ノート 大激突!「破壊編・再生編」(原題:KNIGHT OF THE JUGGERNAUT)」に登場。大統領顧問を辞任し、ナイト財団の活動に直接関与すべくシカゴで理事会を開催する。理事会において、セルニウム116の発見により新時代が到来したが、財団の財力には限りがあると説き、無駄なコストは削減すべきであるとして犯罪調査部門(F.L.A.G.)の廃止を提言する。セルニウム116強奪を企むフィリップ・ノルドストロム(ジョン・コンシダイン、声:石田太郎)が送り込んだデボンそっくりに整形を施したエリオット(声:仁内建之)を本物と信じ、実兄ガースと同じ顔であるマイケルに対しては嫌っている態度を見せ、ことあるごとに衝突していたが、辞表を提出し自らの人生を賭けてまで、セルニウム強奪を企む組織の存在とデボンが偽者であることを警告するマイケルの決意に心を動かされる。マイケルの警告を聞き入れ目の前のデボンが偽者であるエリオットであったと気付いたため、一味に捕まり危うく爆弾で本物のデボン諸共殺されそうになるが、すんでのところで復活したナイト2000で駆けつけたマイケルに救われる。これをきっかけとして今まで自分のしてきたことが大きな間違いであったことに気付き改心し、マイケルと自分の姓が同じ「ナイト」であることを「誇りに思い光栄だわ」と言いマイケルと和解する。
なお偽デボンを演じるエリオット(整形後はエドワード・マルヘアーが演じている)は、声帯模写を駆使して本物と全く区別ができないほどの完璧な変装をしていたが、マイケルはナイト2000が破壊された状態で「誰が見ても明らかだ、K.I.T.T.は死んだ!」、「これから休暇でも取ったらどうだ?」というあまりにも現状の空気が読めていない発言を連発する彼に不信感を抱き、エピソード冒頭の「イシュメイル」の件でカマを掛けて「ヘミングウェイ」と言ったところ「そうだろう?」と答えたことから、この男が偽者であると確信した。[1]終盤でノルドストロム共々警察に逮捕され写真撮影をされた際、原語版ではマイケルは偽デボン(エリオット)に「イシュメイル」の正解を「メルビル」と言ってネタばらしをしたが、日本語吹替え版では「いいねえ、そこの偽デボンさん、もう一枚。ニッコリと笑って。」と何故か会話の内容が変更されていた。またエリオットという名であるが、分子結合殻の構造式を知る同名のエリオットとは当然ながら全くの別人であり、こちらは既に死亡している。
エイドリアン・マーゴ:アン・ターケル(声:弥永和子
第2シーズン第8話「盗まれたナイト2000 知能戦!天才マイコン少年VSキット(原題:SOUL SURVIVOR)」と第2シーズン第17話「ナイトライダー3・替え玉博士略奪作戦(原題:GOLIATH RETURNS)」に登場(ただし日本語吹き替えではアンジェラ・マーゴ(第8話)とアンドリエンヌ・マーゴ(第17話)という異なる名前になっている。なお第17話では囚われたデボンが彼女を見るなり「エイドリアン・マーゴ!」と叫び、さらにエイプリルから「刑務所に入れられた筈では?」と質問される描写があり、エイドリアン本人はその質問に対して「高い弁護士を雇い裁判官も買収した」と言い放っており、これらの言動から間違い無く同一人物と思われるが、日本放映版ではこのシーンはカットされている)。第8話ではランディ・メリット(ブライアン・ロビンス、声:鳥海勝美)というコンピュータ技術の天才少年を唆してナイト2000を奪い、美術品の窃盗を行おうとしていた。第17話ではガースと手を組み、復活させたゴライアスにキットのCPUを改修して搭載しようとしていたが、最終的にはガースとともにゴライアスに乗ったまま海に転落した。
またマーゴを演じたアン・ターケルは第3シーズン第19話「女賊アマゾネス!狙われた最新鋭ミサイル!!(原題:KNIGHT IN RETREAT)」ではビアンカ(吹替声優も同じ「弥永和子」)という敵役として登場しているが、マーゴとの関連は不明である。
タニヤ・ウォーカー:フィリス・デイビス(声:藤田淑子)
パイロット版に登場した産業スパイ一味の女ボス。マイケル・ロングの顔面を銃で狙撃し瀕死の重傷を負わせた張本人であり、マイケル・ナイトへ生まれ変わる切っ掛けを作った。自分の身辺を嗅ぎまわる謎の男マイケル・ナイトの正体が、殺したはずのマイケル・ロングであると知って命を狙う。最終的には、ナイト2000に乗る瀕死のマイケルに止めを刺そうと窓越しで銃を撃とうとした際に、部下のフレッド・ウィルソン(ビンセント・エドワーズ、声:中田浩二)はナイト2000に銃弾は効かない上に跳ね返すことを知っていたため制止し、同時にマイケルも「よせ、タニヤ撃つな!!」と止めたが、タニヤはどうしてもマイケルとの決着を優先しようとしたが故にそれを聞かずに発砲した。そのため、分子結合殻に覆われたボディ(窓ガラスも同様のコーティングを施されている)に跳ね返された銃弾が自身に当たり死亡した。その後第2シーズンに登場するキャメロン・ザッカリー(ジョン・バーノン、声:森川公也)は、自分の部下の中でNo.1の工作員であり愛人でもあったタニヤの死に関して、マイケルを逆恨みしている。
タニヤに銃で狙撃され瀕死の重傷を負ったという場面はマイケルにとっては忘れることが出来ないトラウマであり、シーズン途中にも何回かこの場面が回想されている。
パイロット版の小説版においては、終盤ナイト2000に乗るマイケルを銃撃したタニヤは、分子結合殻に跳ね返された銃弾が皮肉にもマイケル同様顔面に命中し、顔が無くなるものの死亡はしていないという描写となっている。
デイビッド・ドルトン:チャールズ・タイラー(声:池田秀一
第2シーズン第19話「ナイトライダー4・殺人ミサイル壊滅作戦(原題:Mouth of The Snake)」に登場する。常人離れ(K.I.T.T.曰く「人間業ではありません」と言うほどの超人的な才能)をした運動能力を持つ。「蛇の口(ボカ・クエブラ)」というキーワードにまつわる事件を追うマイケルが途中で敵の手に陥り、絶体絶命の危機に晒された時にマイケルを助けた。正体はアメリカ元司法省の大物アーチボルト・ヘンリー(ジョージ・マードック、声:大久保正信)の部下の調査員でいわばマイケルの同業者的な立場であり、マイケルの素性も予め知っていた(マイケルについて「ナイト財団の若き総帥にしてデボン・シャイアーの友人」と説明している)。先述の危機を助けてもらいお互い共通の敵を追うという立場からマイケルから「お互い手を組まないか?」と誘われるものの一匹狼であるドルトンは一度は拒否をした、しかし後に意気投合しマイケルに協力するようになる。一連の事件を追ううち、敵組織に夫を殺された未亡人ジョアンナ・セントジョン(ジョアンナ・ペティット、声:小原乃梨子)と出会い、当初は反発しあうも次第に良きパートナーとなっていき、この事件の真の黒幕であるエデュアルド・オブライエン(ペドロ・アルメンダリスJr.、声:内海賢二)を追い詰め事実上ドルトンとジョアンナの2人で事件を解決している。
事件解決後マイケルには「お互い相棒が要る時は真っ先におたく(マイケル)のことを思い出すよ」と言い、マイケルも「俺もだよ」と言い握手を取り別れを告げた。また彼の上司であるアーチボルトが登場し、ジョアンナに「この先ドルトンのパートナーになってほしい」と告げジョアンナはそれを快く承諾し、ドルトンはアーチボルトに「今まで一人でやってきた」と言うがアーチボルトは「これからは(ジョアンナと)二人だ」と言い戸惑いを見せながらも渋々同意した。このエピソードではマイケルよりもむしろドルトンのほうが主人公視点で描かれている。
この回はマイケルとK.I.T.T.の出番が極端に少ない上、デボンも序盤と終盤にほんの少し登場する程度、挙句にエイプリルに至っては一切登場しない(TV放映版でのこの回のOPキャスト紹介ではエイプリルの紹介箇所が丸々カットされており、DVD版では紹介はある)というエピソードであるが、これはマイケル役のデビッド・ハッセルホフとマイケルの恋人・スティービー役のキャサリン・ヒックランドがこの時期に結婚しており、結婚式と新婚旅行のための休暇を取ったことによるものである。
K.A.R.R.(カール):ピーター・カレン/ポール・フリーズ(声:麦人
ナイト2000のプロトタイプに搭載された人工知能。第1シーズン第8話「ナイトライダー6・激闘!善と悪2台のナイト2000(原題:Trust Doesn't Rust)」及び第3シーズン第5話「悪魔のナイト2000カールまたまた出現!復讐の空中大勝負!!(原題:K.I.T.T. vs. K.A.R.R.)」に登場する。性格は「自己保存」を最優先にプログラミングされているため冷徹・冷酷である。なお車両(ナイト2000)としてのK.A.R.R.については後述する。

別名義での登場人物 [編集]

同作品中において2人以上の別名義で演じた俳優の一覧

俳優名 役名(吹替え声優) 備考(外観上の相違点など)
デビッド・ハッセルホフ マイケル・ナイト(佐々木功)
ガース・ナイト(有川博)
髭の有無
エドワード・マルヘアー デボン・シャイアー(中村正)
エリオット(偽デボン)(仁内建之
エリオットは偽デボンに整形後のみで、
変装中正体がばれるまでの声は中村正が担当
ピーター・マーク・リッチマン クラウス・ベルグストロム(家弓家正)
偽ベルグストロム(家弓家正)
クライスト(仁内建之)
ベルグストロム役では本物・偽者両者の外観上相違点は無いが、
のクリスティーナ(スザンヌ・バーンズ、声:高島雅羅)は些細な違和感(本物の伯父は前日に足を捻挫していたこと)から偽者と察し、
直後に駆けつけたマイケルが彼に「頼まれていたディズニーランドのチケットが取れそうにない」とカマを掛けた所、偽者であると確信する。
ジョン・コンシダイン ボイド・ラサール(小林勝彦)
フィリップ・ノルドストロム(石田太郎)
髭の有無
アン・ターケル エイドリアン・マーゴ(弥永和子)
ビアンカ(弥永和子)
髪型(エイドリアンはストレートヘアー、ビアンカはウェーブヘアー)
ジョン・バーノン キャメロン・ザッカリー(森川公也)
クロード・ワトキンス(仁内建之)
ジョージ・マードック アーチボルト・ヘンリー(大久保正信)
オリバー・キャラン(梶哲也
眼鏡の有無

設定 [編集]

車両 [編集]

ナイト2000(K.I.T.T.)
ナイト2000のレプリカ
ナイト2000(KNIGHT 2000)とは、「未来の車の原型」を志向して製作された“ドリーム・カー”である。数々の先進的な機能を搭載した車体をK.I.T.T.(Knight Industries Two Thousand の略[2]。カタカナ表記では「キット」)と呼ばれる高性能人工知能が制御し、人間との自然な会話による指示・応答や自律での無人走行など、まさに「夢の車」の呼び名にふさわしい性能を持つ。
外観は黒一色でカラーリングされた、第三世代ポンティアック・ファイヤーバードトランザム(1982年型)のカスタマイズ車(ちなみに日本語吹き替え版ではやや微妙なニュアンスになっているが、かつてのマイケル・ロング刑事の愛車とナイト2000となったトランザムは別の車両である[3])。
このボディの黒は一般に言う「塗料の色」ではなく、外板に施されている、新開発の分子結合殻を組み込んだ特殊セラミックによりそう見えるものであるとされている。これは金属ともファイバーグラス等とも違う新物質であり、これによってナイト2000は大抵の銃器程度では傷すら付けられない程の強力な耐弾・耐爆性を実現させている(ただし決して無敵というわけではなく、主にシーズン開始時には敵役に様々な手段で破壊され、その後大幅に強化改造されるという展開が半ばお約束となっていた)。[4]
ベース車同様、駆動方式はフロントエンジン・リアドライブの2WD。最高速度はノーマルモード時で322mph(約520km/h)、トランスミッションは8段フルオートマチックトランスミッション。また第4シーズンでは、スーパー追跡モード(車体各部を変形・展開させて出力を約40%上げ、450mph(約720km/h)での走行を可能とする)とそれに伴った緊急ブレーキシステム(外装各部を展開し、エア・ブレーキとして機能する)が追加され、さらにルーフ部分を後部トランクルームへ自動的に格納して「コンバーチブルモード」にもなれる様になった。
燃料については一部に「水素」としている資料[要出典]もあるものの、実際の劇中での燃料関連の描写は、第1シーズンにおいてガソリンスタンドで給油するシーンや、同シーズンの別エピソードで「代替燃料を用いたレースに出場するために液体水素エンジンに載せ換える」というシーンがある程度で、具体的な設定としては言及されていない[5]
製作総指揮のグレン・A・ラーソンによれば「ナイト2000」とは車の部分であり、「K.I.T.T.」は車に搭載された人工知能を指す(DVDの特典インタビューより)。しかし劇中では両者が明確に区別されないこともしばしばある。
ナイトライダー放映開始後、ナイト2000と同じ仕様のトランザムを求めてポンティアックのディーラーに来店する客が出てきたため、車両を提供していたGMサイドから制作側へ、ポンティアックのロゴをエンドロールに表示しないよう直接要請があった。また劇中でナイト2000を指す台詞も、第2シーズンまでは「New black Trans-Am(吹替:黒のトランザム)」だったが、第3シーズン後半から第4シーズンにかけては「Black T-top(吹替:黒のスポーツカー)」に変化している。
日本での本放映時はファイヤーバード・トランザムのCMが流れていた(当時の正規販売ディーラーヤナセが番組スポンサーのうちの1社だった)。現在でも自分でトランザムを改造し、ナイト2000レプリカを作成するファンが世界中に存在する。
K.I.T.T.についての詳細は別項を参照。
ナイト財団(F.L.A.G.)のトレーラー
デボンやボニー(エイプリル)が現地で調査しているマイケルたちと合流する際に使用する18輪大型トレーラートラック(トラクターヘッド10輪、トレーラー部分8輪)。日本語吹替版では「ナイト財団移動本部」と呼ばれている。設計者はボニー。後部の扉をスロープとして使用することでナイト2000をトレーラー内に収容することができ、車内ではK.I.T.T.のメンテナンスもある程度可能。K.A.R.R.の襲撃を受け、ターボブーストで後部扉を突き破って侵入された後は、K.I.T.T.のものよりも弱い分子結合殻を装備している。第4シーズンからはRC3が運転を担当しているが、それ以前には設計者であるボニー自身が運転することもあったという(書籍「ナイトライダーコンプリートブック」より)。車内には大型のコンピュータが搭載されており、ナイト財団の多数の機密データもこの中に入っているため、ウォッカを積んだトレーラーと間違えて強奪した敵がその性能に気付き、コンピュータが悪用されてしまう場面もあった(第4シーズン第5話「凶悪の牙・襲われた財団司令室!!(原題:The Wrong Crowd)」)。K.I.T.T.と同等の自動走行装置が搭載されており、緊急時に限り使用が許可されている。なおデボンは「いくらK.I.T.T.と同じ自動走行装置が搭載されているとはいえ、重さ30tのトレーラーが無人で走るのは気が気でならない」と言っているが、トレーラー内でナイト2000のスタビライザーの修理作業をしているRC3(本来移動中は運転席に座ってトレーラーを操縦している筈)を見た際には彼に対して「どうりで運転がスムーズだなと思った!!」と言っている。またK.I.T.T.が敵の策略にはまって奪われた際、移動手段が無いマイケルはRC3にトレーラー部分を切り離させ、トラクターヘッド部分のみで敵地へ乗り込む場面もあった(第4シーズン第2話「美女とナイト2000を取り戻せ!!(原題:Kittnap)」)。
カール(K.A.R.R.)
K.A.R.R.とは、ナイト2000よりも半年早く完成していた、同じくウィルトン・ナイト開発による"ドリーム・カー"の第1号車である。正式名称はKnight Automated Roving Robot。K.I.T.T.の基本プログラムが「人間(主にマイケル)への奉仕および命の遵守」という利他的なものであるのに対し、K.A.R.R.のそれは「自己の保存」という利己的なものであり、"野生の動物の本能に近い"とされている。ウィルトンがK.A.R.R.のプログラムが大いなる欠陥であると気付いた時には、既に自身を侵していた病魔と経営周りでのごたごたが重なったこともあって、新たなドリーム・カー(後のK.I.T.T.)製作と自らの後継者探しを優先せざるを得なくなり、K.A.R.R.は財団関係者からすら忘れ去られたままナイト工業博物館の3番研究室に機能停止した状態で放置されることとなった。
その後、K.A.R.R.は"お宝"を目当てにナイト工業博物館に侵入したコソ泥、トニーとレブによって偶然再起動され、そのまま2人を乗せて逃亡。基本的なデータ以外は全くの初期状態であるK.A.R.R.は社会常識にも欠けており、不遜な態度を取りながらもギブ&テイクの関係として2人に請われるがままに協力しての金品強奪を繰り返す。だが、整備をさせるためにボニーを拉致したことから、彼らの居場所と次の計画がマイケル側に発覚。K.I.T.T.との対決となるが、基本プログラムの違いを利用して正面から突っ込み合うチキンレースを仕掛けたマイケルの作戦に嵌り、衝突直前で反射的にステアリングを切ったために断崖から落下し、爆発した(第1シーズン第8話「ナイトライダー6・激闘!善と悪2台のナイト2000(原題:Trust Doesn't Rust)」)[6]
当然それで大破したものと見られていたが、実は爆発は偽装であり、K.A.R.R.はほぼ無傷のまま崖下の砂浜に身を埋めて復活の機会を伺っていた。
それから2年後の夏、海岸でトレジャーハンティング中のカップル、ジョン・スタントン(ジェフリー・オストラッジ、声:佐古雅誉)とマンディ(ジェニファー・ホルムス、声:高橋ひろ子)に掘り起こされたことによりK.A.R.R.は復活する。この時点ではK.A.R.R.も「駆け引き」を身につけており、ペースメーカーを誤作動させたり、人間を車内に閉じ込め室温を上げて脅迫するといった冷酷な一面も見せる。財団のトレーラーから奪ったレーザーでマイケルとK.I.T.T.に最終決戦を挑むが、マイケルが切り札としてK.I.T.T.に取り付けておいた強力反射板によってレーザーをはね返され、唯一の弱点であるスキャナーに被弾する。最後は、K.I.T.T.とのターボジャンプによる空中戦に敗れ、バラバラに破壊されてしまうが、K.A.R.R.そのものはまだ機能を停止していなかった(第3シーズン第5話「悪魔のナイト2000カールまたまた出現!復讐の空中大勝負!!(原題:K.I.T.T. vs. K.A.R.R.)」)。
日本語版での一人称は「」、二人称は「お前(またはお前達)」。また、特定の相手に対しては名前で呼び、第1シーズンでは「K.I.T.T.警告する、コースを変えろ!!」、第3シーズンでは「これで最後だマイケル・ナイト!!」と言う場面がある。
K.A.R.R.のK.I.T.T.に対する外観の相違点は以下の通り。
  • 初登場時
    • ボイスインジケータがK.I.T.T.のように表示部全体が明滅するタイプではなく、縦3列のグラフィック・レベルメーター方式となっている。表示色はイエロー。表示パターンは中央列が表示部中心から上下へ、左右の列が表示部上端と下端から中心へ向けて伸びる方式。
    • ライセンスプレート(ナンバープレート)無し。
    • スキャナーの作動音がK.I.T.T.より低く、濁った音色となっている。(このエピソードでは発光色はK.I.T.T.と同じく赤)
  • 再登場時
    • ボイスインジケーター(K.A.R.R.側は初登場時と同じだが、K.I.T.T.側のインジケーターが第1シーズン途中からK.A.R.R.と近いタイプのもの(表示色は赤で表示パターンが3列とも中心から上下へ伸びる方式)に変更されている)。
    • ライセンスプレートの追加。K.I.T.T.と同じカリフォルニアナンバーだが、表記は「KNIGHT」ではなく「KARR」。
    • スキャナーの発光色が黄色。作動音は、K.I.T.T.の音をベースに禍々しくしたような音に変更されており初登場時の音とは異なる。
    • 内装関連が前期型(第1シーズンのK.I.T.T.と同じ)。例:「TURBO BOOST」のスイッチボタン、アクセルペダルに発光LEDが無い等。
    • エピソード途中よりブラックとシルバーのツートンカラーに変更(脚本ではジョンによる塗装)。
ゴライアス(GOLIATH)
ゴライアスとは、ウィルトンの息子ガースが作り上げた巨大トレーラー。自白を強要させる毒薬「オルータ」を使用し、K.I.T.T.と同じ分子結合殻の構造式を知るエリオット(後に死亡)とデボンから3つの構造式を獲得[7]し完成させた。初対決では、マイケルがゴライアスを見縊っていたためにK.I.T.T.共々瀕死の重傷を負わされてしまった。K.I.T.T.曰く「デカイだけが取り得のクズ鉄の塊」。なおAI等のハイテク装備を搭載しているわけではないので、車両としては人間が運転しなければならない一般的なトレーラーである。初登場時には、キャビン屋根部にロケットランチャー4基、およびフロントバンパーに催涙ガス発射口4門を装備している。また、レッドブラフ襲撃要員であるツオンベ配下の兵士をコンテナに乗車させていたが、ナイト2000に装備されたレーザーで扉を焼かれて閉じ込められている。トラクターとコンテナの結合部分の分子結合殻が薄く脆いことが唯一の弱点であり、2発目のレーザーで撃ち抜かれトラクターのみの状態となる。最後は、残り1発となったミサイルを発射する瞬間にナイト2000の最後のレーザーを撃ち込まれ、爆発炎上する。2度目の登場時にはエイドリアンが破壊された部品を回収して復活させており、その際にロケットランチャーは取り外され、弱点も解消されている。
ペニングトン
第2シーズン第8話「スペシャルカーを取り戻せ!ナイト2000車ドロ壊滅作戦(原題:CUSTOM K.I.T.T.)」に登場する。デボンの軍隊時代の上官であるスマイス中佐(ベルナード・フォックス、声:細井重之)の愛車。エピソード冒頭でデボンが運転していたところ、クラシックカーやカスタムカーを狙う車泥棒に追突され、応対している隙をつかれて奪われてしまう。デボンは、中佐が出張から戻ってくるまでに何としても取り戻すことをマイケルに要請するが、中佐が予定よりも早く戻ってきたため非常に場の悪い状況になってしまう。何とかあの手この手で時間を稼いでマイケルが奪還を果たし中佐の下に戻ってきたが、後部バンパーに追突時の痕が残ったままでデボンはどうしようか悩んでいた。当のマイケルは「俺の仕事は完了。後はそっちで面倒見てくれよな」と言いその場を後にした。
赤い殺人カー
第3シーズン第1話「ナイトライダー5・強敵!赤い殺人カー(原題:KNIGHT OF THE DRONES)」に登場する。開発者はデビッド・ホルストン博士(ジャレッド・マーチン、声:津嘉山正種)。コンピューターを搭載し、リモートコントロールで遠隔操作ができる無人の車。フロントグリルに強力なミサイルを搭載しており、マフラーをロックオンされたナイト2000を破壊寸前にまで追いやった。終盤では同型の車が2台同時に登場し、装いも新たに後期仕様で復活したナイト2000を前後から挟み撃ちして追いつめるが、スキーモードでミサイルをかわされて同士討ちとなり破壊された。ベース車両はフォード社のサンダーバード。
ジャガーノート(JUGGERNAUT)
第4シーズン第1話「無敵装甲戦車ジャガー・ノート 大激突!「破壊編・再生編」(原題:KNIGHT OF THE JUGGERNAUT)」に登場する。フィリップ・ノルドストロムによって開発された装甲車。車体前部に象の鼻のような伸縮式の激突用ラムを装備しており、これによって標的を粉砕する。操縦者はノルドストロムの部下・ハウアー(ニコラス・ワース、声:郷里大輔)。分子結合殻を無効化する溶液を散水車で浴びせられた直後のナイト2000を不意討ちし、猛攻を加えてスクラップ状態にまで陥れた。またゴライアスのように厳重警戒を強行突破してセルニウム116の強奪を行った。終盤では激突用ラムに強力な爆破装置が追加されており、SPM仕様で復活したナイト2000と再戦するも、オイルスリックで制御不能となり燃料タンク車に激突して爆発・炎上した。
フェレット(FERRET)
第4シーズン第5話「凶悪の牙・襲われた財団司令室!!(原題:The Wrong Crowd)」に登場する。マーケット工業が作った自動走行する自爆機能を搭載した車。ナイト財団のトレーラーを強奪した敵の一味が財団トレーラーのコンピューターを使ってフェレットのハッキングをしたがプログラムにミスがあり、フェレットは財団トレーラーを爆破標的として向かってくるようになる。それを知ったマイケルはボニーとともにフェレットの標的をナイト2000に仕向けるよう再プログラミングを施し、そのままマーケット工業のテスト走行場まで誘導し、ターボブーストで飛び越え本来の標的である小屋へ突っ込ませて自爆させた。

ナイト財団 [編集]

ナイト財団は、マイクロエレクトロニクス事業で巨万の富を築いた実業家、ウィルトン・ナイトがその収益を投じて設立した組織で、正式名称は「法と政府のためのウィルトン・ナイト記念財団(Wilton Knight Memorial Foundation for Law And Government)」。ウィルトン・ナイトの名前を省略して頭文字をとり「F.L.A.G.」と称されることもある。様々な団体・個人にとって表沙汰にしたくない事件の調査を請け負っている、いわば私立探偵・興信所だが、その実績は政府の公的機関や大企業からも依頼を受けるほどの評価を得ている。財団の総帥であるウィルトン・ナイトは、かねてより犯罪を撲滅するためには積極的な抑止力の必要性を痛感しており、そのためにドリーム・カー「ナイト2000」が製作されることとなった。

劇中で、マイケルが「民間の調査機関でナイト財団」と名乗っているように、ナイト財団の調査部門そのものに強制権・捜査権は一切ない。そのため、捜査の際には警察や軍との連携を図る場合もある。 一方で、マイケルが不法侵入やハッキング等の違法行為を行うシーンがしばしば見られ、キットがマイケルを諌めながらも結局はそれに渋々協力する、というやり取りは半ば恒例となっている。

マイケルが所属する組織は、日本語吹き替え版では単に「ナイト財団」と呼ばれているが、オリジナルではナイト財団の一部門である「F.L.A.G.」となっている。

スタッフ [編集]

  • 製作総指揮 - グレン・A・ラーソン
  • 音楽 - ステュー・フィリップス → ドン・ピーク
  • テーマ音楽 - グレン・A・ラーソン、ステュー・フィリップス
  • 製作 - グレン・A・ラーソン・プロダクションズ、ユニバーサルTV
  • 放映 - 米国NBC

日本語版スタッフ [編集]

  • 演出 - 壺井正
  • 翻訳 - 平田勝茂
  • 効果 - PAG
  • 調整 - 高橋久義
  • テレビ朝日担当 - 猪谷敬二

日本での放送 [編集]

  • 次回予告は各冒頭でのハイライトシーンを流して主役のマイケル(ささきいさお)の声で「次回をお楽しみに!!」で締めくくられている。
  • 日本では第1シーズンから第3シーズンまでの2時間の作品(5本)を『日曜洋画劇場』などの映画枠で放映。シリーズ放映開始に合わせ、1987年1月上旬に第1シーズンの2作品を2時間に編集し、『ナイトライダー6』として『日曜洋画劇場』で放映。
  • 1987年1月TVシリーズが始まるが、ボニーとエイプリルの2人の女性メカニックの登場順に関する混乱(第1、3、4シーズンがボニー、第2シーズンのみエイプリル)を防ぐという理由から、第2シーズンが第1シーズンより先に放映され、第1シーズン初回にあたる「激突!キット対マイケル 悪魔の洗脳!奪われたナイト2000」の次回予告で、ボニーは新メンバーとして紹介された(ストーリーラストが、マイケル、デボン、K.I.T.T.によって、敵組織の洗脳から無事解放されたボニーの「歓迎会」が開かれるという展開)。その結果、先に放映された第2シーズンに比べて出演者が若干若返った印象となった他、ナイト2000の機能追加の順序等に関する矛盾(先に放送された第2シーズンで頻繁に使用されていたマイクロジャムを、ボニーが新機能として追加する場面がある)、財団トレーラーの仕様が異なる(黒地に金のラインとチェスの「ナイト」が描かれたコンテナが、話によっては白一色の初期タイプになっている)といった別の混乱が生じた。
  • 本来K.I.T.T.のボイスインジケーターは、第1シーズン中盤まではパイロット版(第1話)と同様に「発声に合わせて四角部分が赤く点滅する」仕様で、途中から第2シーズン以降でもみられる「発声に合わせてバー型のLEDが発光する」仕様に改造されている。しかし日本では、前述の理由で第2シーズンが先に放送されたため、ボイスインジケーターの仕様が異なる第1シーズン前半に相当するエピソードでは、混乱を防ぐためにK.I.T.T.の発言シーンは全て中盤以降の仕様に差し替えて放送された。
  • 日本版では第1シーズン第21話「コンピューター泥棒を追え!ナイト2000大追跡ジャンプ!!(原題:NOBODY DOES IT BETTER)」の次話に第3シーズン第5話「悪魔のナイト2000カールまたまた出現!復讐の空中大勝負!!(原題:K.I.T.T. VS. K.A.R.R.)」となった時、何の前触れも無くいきなりK.I.T.T.の内装が「後期型」に変わったことでさらに別の混乱が生じた。これは第3シーズン第1話「ナイトライダー5・強敵!赤い殺人カー(原題:KNIGHT OF THE DRONES)』が先に放送済みであるため順序が変わったことが原因であり、このエピソード中で「前期型→後期型」にバージョンアップするという場面が描かれていた。
  • またアイキャッチが第1シーズンのみ他と異なる仕様で、上記のK.I.T.T.のボイスインジケーターのような差し替えを行わなかったため余計に別の混乱が生じた。(夜明けの砂漠をナイト2000(シーズン2)→左端にライトを照らすナイト2000(シーズン1)→再び夜明けの砂漠をナイト2000(シーズン3)→夜明けの砂漠をSPM仕様のナイト2000(シーズン4))
  • 同様にエンディングのシーンも、本来第1シーズン中盤までは「ナイト2000を運転するマイケルのアップと荒野のハイウェイ(一本道)を走行するナイト2000」の仕様であるが、上述の事情に伴い、これに相当するエピソードでは、混乱を防ぐために第2シーズン以降のアイキャッチと同じ「夜明けの砂漠を正面からナイト2000が向かってくる」仕様に統一されている。
  • さらにオープニングのシーンも、第1シーズンではタイトルロゴ「KNIGHT RIDER」が本来は画面上部(K.I.T.T.の上)に表示されているのだが、やはり第2シーズン以降の画面下部(K.I.T.T.の下)に表示となっており、メインキャスト紹介も第2シーズン時の映像のものをそのまま流用、ボニーの紹介箇所のみ第3シーズン時の映像に差し替えられている。また日本版では上部に片仮名で「ナイトライダー」のロゴ表示が出る。ちなみに第2シーズンに相当するオープニングでは色は赤色、第1・3シーズンでは金色となっている。第4シーズンに相当するオープニングでは漢字と片仮名で「新ナイトライダー」のロゴ表示が赤色で出る。いずれもDVD版にはこれらの表示は一切出ない。
  • 日本でのシリーズ初放送時の1987年夏に放送された日本独自の特別編成番組『ナイトライダー・スペシャル』内で放映されたエピソード2本は再放送時には順番が変更されている。また、同番組内のナイト2000の機能紹介、及び当時まだ放映されていなかった新しいエピソードの見所を紹介する「ナイトライダー最新情報」のコーナーはこれ以降、放送されていない。
  • 1988年2月、第4シーズン第1話(2時間)を2週に分けて放送し、『ナイトライダー』シリーズは終了。
  • またこの第4シーズン第1話のオープニングは日本独自のものとなっており、メインキャストの紹介が省略され全体的に短いものとなっている。なお、シーズン4DVD版では本来通りメインキャスト紹介ありのオープニングとなっている。
  • 時間帯を変えて(関東地区では、1988年11月~1989年3月毎週土曜日15:00~15:55)、第4シーズンを『新ナイトライダー』として放映。
  • 『新ナイトライダー』は関東地区での初放映の際、「ハイジャック!人質ボニーを救え」をもって打ち切られ、約1年後の『ナイトライダー』シリーズの再放送後に残りの未放映分を含めたエピソードが初放映された。
  • 2008年現在スカパー!などで展開されているSuper! drama TVで第1シーズンから順次放映されている。
  • 2009年1月15日から、サンテレビで『ナイトライダー』第1・第2シリーズが再放送された。
  • 上述通り全84話中74話が日本で放映されたが、日本未放映エピソードで残った10話中9話が第1シーズンで、残り1話が第2シーズンでのエピソードとなっている。よって第3シーズン以降のエピソードは日本では全て放映されたことになる。
  • マイケル役のハッセルホフは、第4シーズン第11話「復讐の鎮魂歌・さらばナイト2000(原題:THE SCENT OF ROSES)」を最終回にして欲しいと要望したが、却下されてしまいがっかりしたという逸話があり、米国版では第21話「黒魔術ブードゥー!恐怖の脳支配(原題:VOODOO KNIGHT)」が最終回となっている。
  • なお日本放映版では、ハッセルホフの要望に応え、「復讐の鎮魂歌・さらばナイト2000(原題:THE SCENT OF ROSES)」が最終回となり、先述の「黒魔術ブードゥー!恐怖の脳支配(原題:VOODOO KNIGHT)」はこの回の直前に順番が変更されている。さらにこの回の最後の場面は、オリジナルのラストシーン(財団に戻る決意をしたマイケルを乗せて走り去るナイト2000で、米国オリジナル版ではここで従来通りのアイキャッチ「夜明け砂漠を正面からSPM版ナイト2000が向かって、Executive Producer "GLEN.A.LARSON"」となっているがここでは省略)に続いてナイト2000の走行シーン(過去の放送分からの使いまわし)とBGMが追加され、スタッフロールが表示されるという日本独自のものとなっている。最後のアイキャッチにおいて、「巨大な悪に立ち向かう、現代の騎士、ナイトライダー。明日、彼を待ち受ける者は、果たして、誰か」と言う、オリジナルに無いナレーションが追加され、オープニング映像の部分箇所と最後は同じく「夜明け砂漠を正面からSPM版ナイト2000」となっており「Executive Producer "GLEN.A.LARSON"」の表示が「新ナイトライダー 終」の表示に置き換えられている(これはシーズン4DVD版には収録されておらず上述通り米国仕様版のままである)。

アイキャッチ [編集]

CMへ移行する際のアイキャッチもシーズン毎に異なっている。

  • 第1シーズンでは、直前の画面が右端下へ1/4縮小でスクロールして、左側にライトを点灯したナイト2000が出るという構図。
  • 第2・3シーズンでは、直前の画面が中央へ吸い込まれるように消えて行き、夜明けの砂漠の道を正面からナイト2000が来るという構図となった(ただし、「ナイトライダー2・無敵ゴライアスvsナイト2000 (GOLIATH)」のみナイト2000とゴライアスが正面から対決するといった構図となっている)。
  • 第4シーズンでは基本的に第2・3シーズンと同じ構図であるが、時間帯がより早くまだ薄暗い砂漠の道を正面から第4シーズン以降に搭載されたスーパー追跡モード(以下SPM)形態でのナイト2000が来る構図となっている(ただし、「無敵装甲戦車ジャガー・ノート 大激突!「破壊編・再生編」(KNIGHT OF THE JUGGERNAUT)」のみSPM搭載前であるため、第2・3シーズン時のものとなっている)。
  • 上記での第2・3シーズンのアイキャッチと第4シーズンのアイキャッチでのナイト2000であるが前者はやや右寄り(運転するマイケル基準であれば左寄り)であり、それに対して後者は中央に向かって速度が前者より少し遅目である。
  • アイキャッチのBGMは第2シーズン中盤までは安定してなかったが、第3シーズン以降はオープニングテーマ曲のサビ部分の「テッテテテー、テッテテテー、テッテテテッテッテー」の1フレーズが基本となった。
  • エンドロール(『Executive Producer "GLEN.A.LARSON"』のクレジットが出る場面)に於いて、第1シーズン中盤まではハイウェイを走るシーンだったが、それ以降は先述の「夜明けの砂漠の道を正面からナイト2000が向かってくる」というシーンに変更され、さらに第4シーズン以降はやはりSPM形態での同シーンとなっている。
  • 上記エンドロール後のスタッフロール(日本放映版は各エピソードでの吹替えキャストの紹介)のBGMはシーズン3までは「Test Drive」が使われており、シーズン4では「END TITLE」となっている。

関連作品 [編集]

新ナイトライダー2000 [編集]

『新ナイトライダー2000(原題:Knight Rider 2000)』が1991年に製作された。

製作当時から見て近未来である西暦2000年、警官は銃規制が進んだことで実弾銃使用が撤廃され、代わりに超音波銃の携行が義務付けられおり、犯罪者の服役は冷凍睡眠となっているシアトル市を舞台にした物語。捜査中に仲間に裏切られて頭部に銃撃を受け、その影響による記憶の欠落を補うため、かつてK.I.T.T.に使用されていたメモリーチップを頭に組み込まれた元警官の女性、ショーン・マコーミックが主人公である。

ナイト財団では、10年前(1990年)にマイケル・ナイトが退職しており、残ったデボンと元弁護士のマドック主任の下、バーチャル・リアリティを搭載したナイト2000の発展型・ナイト4000の製作が進められていた。2人はハロルド市長を相手にナイト4000のプレゼンテーションを行い、犯罪撲滅のための必要性を訴えるが、同席していたダニエルズ警察長官に「犯罪捜査は警察だけで十分」と突っぱねられ、必要性を証明したいのなら30日以内に完成させるよう要求される。

折りしも銃使用撤廃派市会議員の暗殺事件が発生しており、助けが必要だと感じたデボンは、引退して釣りのガイドや車いじりをして過ごす「第三の人生」を送っているマイケルの元を訪ね、協力を要請する。デボンの熱意に打たれたマイケルは、K.I.T.T.を相棒にすることを条件に、ナイト4000が完成するまでの30日間だけ財団に復帰するが、肝心のK.I.T.T.とナイト2000はマドックによって解体されてしまっていた。マイケルは売却されたK.I.T.T.のパーツを買い戻させて再生し、自らの愛車である1957年型シボレー・ベルエアに搭載して捜査を開始するが、安物のチップを使って再生されたK.I.T.T.は、手配中の犯罪者と一般人を間違えるなどかつてのような性能を発揮できないでいた。

一方、銃撃された時の記憶を失くしたショーンは、ダニエルズから警官の職務に就くのは不適格であると言われ、警察を辞職してナイト財団に新たな職を求める。K.I.T.T.のチップがショーンに移植されていると知ったマイケルは、ショーンとともに捜査を開始する。当初は、マイケルとK.I.T.T.を見下した態度を取っていたショーンであったが、銃撃の真相をK.I.T.T.の協力で思い出し、次第に連携が取れるようになっていく。

やがて、遂にナイト4000が完成し、デボンとマドックはテスト走行を行う。デボンは、性能はナイト2000を遥かに凌ぐと評価しながらも、マドックの声で話し、道路に飛び出してきた鹿を「はねても実害はない」と言い放って避けようともしないナイト4000に、K.I.T.T.のような人間性が感じられないと不満を抱く。

紆余曲折を経て、K.I.T.T.はマイケルの手によってナイト4000に搭載される。マイケルとショーンは、新たなボディを得たK.I.T.T.(=ナイト4000)とともに事件の真相に迫ろうとするが…。

この作品はパイロット版のみの製作にとどまったが、CICビクター株式会社からビデオソフトがリリースされた他、『ナイトライダー』シーズン1 DVD-BOXに特典として収録されている。また、テレビ朝日系を中心とした各地方局で深夜映画として放映された。日本語吹替え版は製作されていない。

新主人公・ショーンの「脳にメモリーチップを埋め込まれた元警官」という設定は、旧ナイトライダー初期原案における「脳に埋め込んだメモリーチップによりK.I.T.T.と意思疎通が可能」というマイケル・ナイトの設定(実際には採用されていない)をなぞったものであると言える。

以後も、『ナイトライダー』の続編・新作とされる作品がいくつか製作されている。

ナイトライダー2010 [編集]

1994年に2時間ドラマとして放映された。

近未来のメキシコ。アメリカとの国境付近の「ゾーン」と呼ばれる区域で、不法移民を助ける運び屋で生計を立てる一匹狼の青年・ジェイクと、臓器の不法密売を行っている大企業のボス・ジェードの戦いを軸にし、「ジェードの部下に襲われ死に瀕した養父(黒人であり、白人のジェイクを引き取って育てた)から受け継いだ正義の心と高性能エンジン」「父の形見のエンジンを搭載して製作した高性能な改造車(マスタングをベースとし、防弾効果のあるシートを車体に貼り付け、銃火器を搭載している)」「その車に、ジェードに殺されたジェイクの恋人・ハンナの意思を宿したクリスタルを搭載し、彼女の意思で自由に会話や情報収集、自動走行などが出来る」など、元祖ナイトライダーのコンセプトを骨子として部分的に織り込んでストーリーが紡がれていく。

チーム・ナイトライダー [編集]

1997年10月~1998年9月まで放映された連続テレビドラマ。

90年代に入り、F.L.A.G.はさらなる事件に対処するために、カイル・スチュワート、ジェニー・アンドリュー、デューク・デパルマー、エリカ・ウエスト、ケビン”トレック”サンダースの5人のスペシャリストを集め、それぞれに人工知能による意思を持った車両(ダンテ、ドミノ、ビーストの自動車3台およびカット、プラトのバイク2台)を1台ずつ与えて実働チームを結成した。彼らは「チーム・ナイトライダー(略称TKR)」と呼ばれ、人々にもその活躍は広く知られていた。 マイケル・ナイトの情報はF.L.A.G.内でも最高機密とされていたが、終盤になって突然マイケルを名乗る人物が登場する。更に、「TKRメンバーの一人・ジェニーがマイケルの実子ではないかという疑惑」「その正体はガース・ナイトと思しき敵「メビウス」の存在」「F.L.A.G.ヨーロッパ支部からやってきた、ドイツ語を話しアメリカ人を嫌う車両「Knight Alpha」の人工知能の正体が、かつてナイト2000に搭載されていたK.I.T.T.であった」など、様々な謎が登場する。しかし、番組自体が1シーズンのみで終わってしまったため、それらの謎は掘り下げられることはなかった。

ナイトライダー(2008年)/ ナイトライダーNEXT [編集]

詳細については以下の英語版の各項目を参照

2008年2月17日夜にNBC系列で『Knight Rider』新作のパイロット版が特番として放映され、同年9月24日から翌年3月4日まで毎週水曜日20:00~21:00の時間帯で全17話(全22話予定だったが短縮された)の連続テレビシリーズ版が放映された。これまでの数ある続編作品としては元祖主人公であるマイケル・ナイト(デビッド・ハッセルホフ)が登場し、次世代となる新主人公で自身の息子であるマイク・トレーサー(ジャスティン・ブリューニング)にバトンを受け継がせるシーンもあり、最も正統な続編と見られる。前作でのナイト財団はあくまでも単独での捜査を常としていたが、今回の新生ナイト財団は「ナイトインダストリー」と呼ばれることが多く、中盤までFBIと密接な協力関係にある。

日本では2012年1月16日から7月2日まで、フジテレビの深夜枠『登龍門』で『ナイトライダー NEXT』の邦題で日本語吹替え版が全19話(本国では2時間番組だったパイロット版が「序章」前後編の2話に分割して放映されたため)放映された。

あらすじ(パイロット版) [編集]

民間軍事会社「ブラックリバー社」の一味が、チャールズ・グレイマン博士のある研究成果を強奪するために自宅を急襲。博士はコンピュータと人工知能の権威であり、かつてナイト財団でナイト2000の開発に関わっていたほどの優秀な科学者だった。だが、博士は尋問のショックで心臓発作を起こして急死。それがきっかけとなり、研究室に眠っていた新たなるK.I.T.T.「ナイト3000」が覚醒。遺された娘のサラ・グレイマンを守るために飛び出していった。
一方でサラは、スタンフォード大学でナノテクノロジー工学の講師を務めていたが、ブラックリバー社の追手に捕まり窮地に陥る。しかしそこにK.I.T.T.が駆けつけてピンチを免れた。K.I.T.T.は博士が事前にプログラムしていた指示に従い、サラの幼馴染である元特殊部隊員・マイク・トレーサーの助力を得るためラスベガスに向かう。マイクと合流したサラとK.I.T.T.は、死んだかに見せかけて生きていたチャールズや、FBI捜査官のキャリー・リヴァイ、マイクの母であるジェニファーとも合流。途中でジェニファーが命を落とすという悲劇があったものの、マイクとサラはブラックリバー社の野望を挫くことに成功した。
後日、ジェニファーの葬儀の場でチャールズは、ブラックリバー社のような陰謀を企む組織や個人が多数存在していることを告げ、「狂った世界を変えよう」とマイクに協力を求めるが、母の死を引きずるマイクは一度は断る。しかし、実の父である先代のマイケル・ナイトとの対話を経て、世界を変えるために新生ナイト財団への参加を決意する。こうして、新たなる「ナイトライダー」が誕生した。

あらすじ(連続ドラマ版) [編集]

チャールズ、サラ、キャリーにアレックス・トーレス、ビリー・モーガン、ゾーイ・チェの3人を加えた新生ナイト財団こと「ナイトインダストリー」でK.I.T.T.と共に捜査活動に従事していたマイクだが、様々な事件に対処していく中で、マイクを知っているという人物にあちこちで遭遇する。その度に彼は自分に全く覚えのない事件の話や身の上話を聞かされて混乱し、捜査に支障をきたすまでになっていた。一計を案じたキャリーは、公衆の面前でマイクを麻酔銃で撃ち、彼の死を偽装。過去を捨てて新たな名前として「マイケル・ナイト」を名乗ることになったマイクだが、その影では「K.A.R.R.」というキーワードがチラついていた。

登場人物・キャスト [編集]

全話に於ける主要人物 [編集]
マイク・トレーサー/マイケル・ナイト(2代目):ジャスティン・ブリューニング(日本語吹替の声:丹沢晃之
本作の主人公。前作の主人公、初代マイケル・ナイトの実子である。イラク従軍の経験もある元アメリカ陸軍特殊部隊員であるため、腕っ節はかなり強く様々な銃器や爆薬の扱いにも慣れており、先代よりも戦闘的でアグレッシブな印象。女性に対しても非常に積極的で、幼なじみであるサラとは恋人的な関係でありながらも結構なプレイボーイでもあるため、彼女から皮肉を言われたり睨まれることもしばしばである。パイロット版で登場した時にはレーサーだったが、資金が無いためコブラらしき愛車を修理することもままならず、当然賞金を稼ぐことも出来ないために借金取りに返済を迫られて凄まれている状態であった。[8]母親ジェニファーが敵の一味に殺害され、その葬儀において実父マイケルと初対面する。マイケルが25年前にウィルトン・ナイトから託された「1人の男が世界を変えられる」という言葉を受け継ぎ、ナイトインダストリーに参加する決心をする。
連続テレビシリーズ版の第1話「よみがえるナイト(原題:A Knight In Shining Armor)」において、イラク従軍経験による記憶障害(後に実際にはK.A.R.R.開発時のテストドライバーであったことを隠蔽するために記憶操作されていたことが判明する)が任務の妨げになるという理由から、キャリーに麻酔銃で銃撃されて表向きは死亡したことになった。それ以降は新たな名前として父と同じ「マイケル・ナイト」を名乗る。作中ではマイケルと名乗りだしてからも同僚達からは変わらず「マイク」と呼ばれ、K.I.T.T.やそれ以外の人物からは「マイケル」と呼ばれる。
K.I.T.T.(キット)の声:ヴァル・キルマー(声:野島昭生
ナイト3000に搭載された人工知能。日本語吹替え版では旧作のナイト2000と同じ声になっているが、旧ナイト2000の人工知能とは別の物である。日本語吹替え版ではマイクに対する呼掛けは当初は「マイク」であったが、マイクが父と同じ「(2代目)マイケル・ナイト」を名乗るようになってからは「マイケル」と呼ぶ。自身の開発者であるチャールズのことを父と慕う。性格は初代K.I.T.T.とは根本的に別物であるため所々違うが、共通点として話を追うごとに人間らしい感情を学んでいき、物語後半になると初代K.I.T.T.以上にユーモラスで時には悪乗り(寝起きのマイクが乗車中、急ブレーキを掛けてハンドルに頭をぶつけて目を覚まさせる、軍の鬼教官の台詞(「腕立て20回だ、マイケル・ナイト!貴様はクズ野郎で…」)を言う、マイクが犯人の乗る車の後ろにいるにも関わらず自分の判断で車に向けてガトリング砲を発砲し、事件解決後マイクとガトリング砲の使用を巡って口論になるなど。また、敵の追撃を逃れるためにターボブーストで側転しながら頭上の高架道路に飛び移った際には、直前マイクに「横はだめです!」と警告したにも関わらずマイクが実行したため、「だめぇぇぇーっ!」と絶叫している)する場面も見られる。第12話「ナイトの夜明け(原題:Knight To King's Pawn)」冒頭でトーレスの手によって内蔵コアを抜かれてしまうが、すんでのところで自身の記憶媒体をインターネットに流して所轄バックアップを取り、後にマイク達がそのデータを回収し車体奪還時に回収したデータメモリを接続しメイン機能の復活を果たしたが不完全であったため修復機能であるナノスキンシステムが作動せず直後のK.A.R.R.戦で苦戦を強いられた。K.A.R.R.との決着後にゾーイの手によってナノスキンシステムの修復を施されK.A.R.R.戦でボロボロになった姿が瞬時に元の姿に完全修復した。物語後半ではマイクが窮地(命の危機)に陥った場合、優先的にSSCへ連れ戻すようサラにプログラミングされている。
サラ・グレイマン:ディアンナ・ルッソ(声:加納千秋
チャールズの娘でナイト3000のプログラマーを担当。本作に於けるヒロインの1人。マイクの同僚であり、また幼なじみであり恋人同士の仲でもあった。パイロット版では、スタンフォード大学でナノテクノロジー工学の講師を務めていたが、父とK.I.T.T.を狙う民間軍事会社・ブラックリバー社の起こした事件に巻き込まれてマイクと再会。事件解決後に父とともにナイト財団を再興し、メインスタッフとして加わる。第12話では前話で犠牲となったチャールズが亡くなったことで落胆していたが、父の遺言メッセージを聴き、彼の遺した遺産を受け継ぎ中盤以降で復帰。第13話「スワット・ナイト(原題:Exit Light, Enter Knight)」以降では死亡した父に代わりマイクらの総指揮官となる。常日頃からマイクの身を案じており、第4話「ハード・デイズ・ナイト(原題:A Hard Day's Knight)」では毒を盛られ衰弱していくマイクを懸命に介護したり、第17話「アイ・ラブ・ナイト(原題:I Love The Knight Life)」では上記のように命の危機に面した場合K.I.T.T.にマイクを自分の下へ連れ戻すようプログラムした。
第12話以前では旧作のボニー(エイプリル)のような役割を担っていたが、工作員としての戦闘訓練も受けており、敵と格闘してノックアウトすることもしばしば。第13話以降は(チャールズの後釜として)旧作のデボンのような役割を担っている。
パイロット版では、髪の色は茶色で比較的ナチュラルなメイクであったが、連続シリーズ版では黒髪で目元を強調したメイクとなっており、印象が変わっている。
ビリー・モーガン:ポール・キャンベル(声:中尾一貴
マイクの同僚で、数々の理学学位(応用物理学、量子物理学、電気機械工学、化学、離散数学、応用数学)を有する技術者。主に調査活動やハッキングなどによってマイクの捜査を支援する。コンピュータと情報処理のエキスパートで大のゲーム好きのいわゆるギーク/ナード系の人物ではある(ゲームの攻略法を巡って喧嘩になったオタクに殴られる、紙で手を切り「痛いよママ~」とつぶやきながら部屋を出て行くなど)が、潜入調査やマイクのフォローの為に現場に出ることもあり、意外に肝は座っている模様。大人子供を問わず女性が苦手だと語っているが、劇中では捜査で知り合った女性とかなり親密な仲になったことが2度ある。第3話では海(というより「日焼け」)が苦手で、「じんましん」が出ることが発覚。結局サラと共に現場に出てくるが、本人は周囲を壁に囲まれている方が気が楽とこぼしていた。第8話「ナイト・イン・ベガス(原題:Knight Of The Zodiac)」ではマイクのサポートとしてともにラスベガスへ向かい、SUVからアタックモードに変形したナイト3000を運転し(変形もビリーが命令)、マイクの危機に駆けつける活躍を見せる。第12話ではトーレスによりチームを解散されたが、マイクやゾーイとともに残ってK.I.T.T.の奪還に協力し、最後までマイクとともに戦った。
ゾーイ・チェ:スミス・チョー(声:志田有彩
マイクの同僚でコンピュータのエキスパートで9か国語を操る。サラに並ぶヒロインの1人。ビリーとともにSSC内でコンピュータを駆使した情報分析でK.I.T.T.とマイクを支援する。絶対音感の持ち主。第3話「サーフィン・ナイト(原題:Knight Of The Iguana)」では、不在のキャリー以外でサーフィンが出来る唯一のメンバーであったことからマイクとともに捜査に参加して偽装夫婦を装い、その際の偽名としてマイクは「デボン」、ゾーイは「ボニー」と名乗った。第17話でのマイクの話によると料理は不味い(=下手)とのこと。同僚のビリーにはよくちょっかいを出したりいびったりしているが、時には賭けごとをしたり、ビリーが喧嘩に勝てるよう格闘の稽古をつけたりと仲は悪くない。第12話ラストで、チャールズのF.L.A.G.再興を託すビデオメッセージを見た際には、ビリーと抱き合っている。ちなみにゾーイ役のチョーは第12話までオープニングのキャスト紹介ではゲスト扱いであったが、第13話以降はレギュラーとなっている。トーレスの死後(第13話以降)は、SSCのボスを自称している。
第13話以降ではサラに代わり、旧作のボニー(エイプリル)の役割となっている。
なおサラとの間柄は第3話に於いて後半でサラがマイクに同行すると言い出した際、ゾーイは「これは私の任務!!」と言いK.I.T.T.の助手席の取り合いになった場面もあるが、第17話でサラが死亡したチャールズやトーレスがこれまで担ってきた仕事を一人では支えきれないと弱気になった場面では彼女を励ましたりと意外と仲は良い。
中盤までの登場人物(途中で死亡等で退場する人物) [編集]
チャールズ・グレイマン:ブルース・デイヴィソン(声:竹本和正
ナイト3000の開発者でマイクの上司。後述するK.A.R.R.やリサ&ケイティなど多数のロボットを開発・制作した人物でもある。前作の設定では空白であった、ナイト2000開発チームにおける中心人物でもあり、本作では旧作のデボンのような役割に当たる。娘のサラとマイクの命を第一に考えており、任務至上主義のトーレスと対立することもある。また、サラが潜入任務のために露出度の高いビキニ姿になった際は、父親らしく苦々しい表情を浮かべることもあった。その一方で、第8話でSSCの環境監査にやって来たテス査察官とはかつて恋人同士の関係であり、サラの目の前で見つめ合ったり、監視カメラの前でキスをしたりと情熱的な一面を見せ、キャリーやゾーイがはやし立てる中、サラにたしなめられても平然としていた。マイクの両親であるマイケル・ナイトとジェニファー・トレーサーとは友人関係でもある。第11話「ナイト最大の危機・後編(原題:Day Turns Into Knight)」で、それまでK.I.T.T.の移動手段として使用していたC-130輸送機が敵の策略を阻止するために損傷した際、機長とともに最後まで機に残って不時着させようと試みるが、機の爆発に巻き込まれ死亡する。第12話ではホログラムメッセージの3次元映像で登場し、マイクに自分が死んだ時に備えてこれまで謎となっていた真実(K.A.R.R.のドライバーであったことの記憶を消された事実)を打ち明け、自分がいなくなってしまった後にトーレスがK.A.R.R.プロジェクト再開に動き出すことを懸念していたため、それだけは絶対に阻止してほしいと告げた。またK.I.T.T.のコンピュータに記録された3次元映像にも登場しており、ラストでは新たに遺産を受け継いだ娘サラに新たな指揮官としてF.L.A.G.を盛り立ててほしいと告げた。第13話以降出番は無し。
キャリー・リヴァイ:シドニー・ターミア・ポワチエ(声:甲斐田裕子
FBI捜査官でグレイマン親子の友人でもある。ナイトインダストリーの運営責任者の1人でもあり、非常時には彼女やトーレスが先頭に立って事態に対処する。先述の理由からマイクを麻酔銃で銃撃し、彼の死を偽装する。第10話「ナイト最大の危機・前編(原題:Don't Stop The Knight)」のラストで敵の仕掛けた爆弾により致命的な重傷を負い、11話で辛くも一命は取り留めたものの、CIAに勤務する父親から現場復帰は不可能であると告げられ涙した。そのため第12話以降出番は無し。
アレックス・トーレス:ヤンシー・アリアス(声:里卓哉
NSAから派遣されたナイト財団(F.L.A.G.)責任者でキャリーの上司。任務の遂行を第一に考える任務至上主義者であり、マイクやサラの命を尊重するチャールズと対立する場面もあった。第11話までは各ミッションを統括するリーダー役であったが、マイクの軍歴の情報を隠蔽する等時折黒い影を見せており、マイクからは疑いの目で見られていた。そして第12話では前話のラストで死亡したチャールズがいなくなったことで遂にその本性を本格的に現した。本性を現した後はK.A.R.R.開発に関わっていたことが判明し、SSCを閉鎖し邪魔になるチームを解散させ、K.I.T.T.の内蔵コンピュータを奪い、車体も秘密倉庫に隠す。K.I.T.T.のチップでK.A.R.R.を本格的な兵器にしようとするも、そのK.A.R.R.に捕獲され、生体コンピュータとして取り込まれてしまった。マイクとK.I.T.T.によってグラップリングフックでK.A.R.R.の車内から引っぱり出されたものの、既に致命傷を負っていた。息を引き取る直前に自分の犯した過ち(チャールズがK.A.R.R.プロジェクトに反対していた意味をようやく理解できたこと)をマイク達に詫びており、根っからの悪人ではない模様。
彼の生前時(第12話冒頭まで)には、SSC内は多数のスタッフ達が常に出入りする賑わった雰囲気であったが、彼の死後(第13話以降)のSSC内は主要メンバー4人(マイク、サラ、ビリー、ゾーイ)以外は誰もいない状態になり、少し寂しげな雰囲気となっている。それと同時に政府機関のバックアップが受けられなくなり、これまで使えていた軍事衛星やデータベースなどが使えなくなったため、捜査能力の若干の低下を招いている。
これに関しては第12話を境にこれまでのFBIとの連携関係が絶たれ、「ナイトインダストリー」(新生F.L.A.G.)が独立機関になったことによるためである。
政府機関の機密事項へのアクセス権を複数所有しており、死亡後にメインのアクセスコードは使えなくなったが、第17話ではゾーイの絶対音感により予備アクセスコードを解読された。第13話以降出番は無し。
K.A.R.R.(カール)の声:ピーター・カレン(声:麦人
第12話に登場。乗用型戦闘用ロボットのAI。声優は原語版及び日本語吹き替え版共々旧作のK.A.R.R.と同じ声になっているが、旧K.A.R.R.の人工知能とは別の物である。プログラムに致命的な欠陥があり後述の暴走した経緯から機能を停止されてエリア51内に封印されていたが、トーレスによりK.I.T.T.のコアユニットを組み込まれ再起動される。しかし、それでもプログラムの抜本的な改善は不可能であり、何の進化も見られず再び暴走を起こした。K.A.R.R.は自身に命令できる人物は設計者であるチャールズのみと言っており、トーレスは「チャールズは死んだ。私が最高指揮官だ、私の命令に従え!!」と言った。それに対しK.A.R.R.は「お前の言い分は確かに正しい。チャールズがいない今、お前が2番目の指揮官だ、私はお前の命令に従おう」と返答しトーレスも分かってくれたと思ったが、直後にK.A.R.R.はトーレスに襲い掛かり自身の中に取り込み「お前と私は一体化した、命令を下すのは私だ!!」と言いマイクの元へ走り出した。
パイロット版限定の登場人物 [編集]
マイケル・ナイト(初代):デビッド・ハッセルホフ(声:ささきいさお
前作の主人公であり、今作の主人公であるマイクの父。本作ではパイロット版(日本語吹替え版では「序章・後編」部分)のみの登場。かつて婚約者であったスティービーとは別との女性(先述の通りスティービーは婚姻成立後に殺害されたために再婚に当たる)である元妻ジェニファーとの間に生まれた息子マイクに、25年前に自身がウィルトンから受け継いだ「1人の男が世界を変えられる」という言葉(死の床についたウィルトンがマイケルに託した遺言)を彼に語って聞かせ、自身と同じ道を歩ませるきっかけを与えた。本作では前作のウィルトンのような役割に当たる。日本語吹替版では息子マイクから「マイケル、また会えますか?」という呼び掛けにマイケルは「そう願っている」と笑顔で答えて退場する。
ディラン・ファス:ウェイン・カッサーマン
レーサーとしてのマイクとコンビを組むメカニックであり、友人。借金の形として人質に取られ、危うく砂漠に埋められそうになるがサラの肩代わりによりどうにか難を逃れた。パイロット版のみのキャラクターで、ラストシーンではグレイマン博士らとともにK.I.T.T.輸送機に乗り組んでいたが、レギュラー版には登場していない。なお日本語吹き替えの声優は不明
ジェニファー・トレーサー:スーザン・ギブニー(声:一城みゆ希
マイクの母親でマイケルの再婚相手。パイロット版のみに登場する。敵に追われるチャールズとともに身を隠しており、チャールズがナイト3000のドライバーとして息子マイクを指名するのを母である彼女は反対していた。初代K.I.T.T.(ナイト2000)のことも知っており、チャールズに「今度のK.I.T.T.もトランザム?」と尋ねており、それに対しチャールズは「今度はマスタングだ」と返答した。マイク達と合流した後で敵一味に捕まり、マイクの目の前でウェルザーに殺害されてしまった。ウィルトン・ナイトに同名の娘がいるが、全くの別人である。
ベン:ブルース・デイヴィソン(声:竹本和正)
パイロット版のみに登場したチャールズの影武者。敵に追われていることを素早く察知し、本物のチャールズを逃がしてマイクの母・ジェニファーの元へ走らせた。チャールズの身代わりとなって敵に捕まり、心臓発作を起こして死亡する。
ウェルザー:グレッグ・エリス(声:田中正彦
パイロット版に登場。ブラックリバー社の一員で、チャールズとサラを執拗に付け狙う4人組のリーダー。グレイマン邸を襲撃し、サラを誘拐しようとする、またK.I.T.T.のシステムをハッキングしようとしたりかなりの強敵として描かれている。後半でマイクの母・ジェニファーを殺害。その後チャールズを車に乗せて連れ去ろうとしたが、後を追うマイクとK.I.T.T.に先回りされ、ナノマシンシステムの強固な防御力にものをいわせたブロッキングで車を大破させられて大怪我を負い、後から駆け付けたキャリーに逮捕された。最後は母を殺されて怒りの表情を見せ、銃を構えるマイクに怯むことなく「これで勝ったと思うな…」と捨て台詞を吐いて睨み付けた。

登場メカニック [編集]

ナイト3000(K.I.T.T.)
本作では、ナイト2000に代わってスポンサーであるフォード製のシェルビー マスタングGT500KRをベースとしたナイト3000が登場する。搭載されているAIの名称はナイト2000と同じくK.I.T.T.であるが、正式名称は「Knight Industries Three Thousand」となっており、初代K.I.T.T.とは"別人"である。新型K.I.T.T.はナノマシンによる変形機構を備え、ノーマルのマスタングの他、ピックアップトラック(フォード F-150 FX4)、バン(E150)、パトカー(クラウンビクトリア・ポリスインターセプター)など、形状・色等の外観どころか、内装までもが全く異なる車に変形できる。この他、過激なエアロパーツで武装した「アタックモード」と呼ばれるモードに変形でき、かつてのナイト2000を凌駕する機構を多数備えている。主な機構は以下の通り。
  • ナノマシンシステム
車体の色彩変更や変形機構に用いられる他、かつてのナイト2000の分子結合殻の様に銃弾が全く通用しない(傷ついてもすぐに再生してしまう)、他車の体当たりにも全く動じないほどの強靭な防御力を与える。ただし、K.I.T.T.のシステムをダウンさせられるとこの機構も停止してしまう。ボディが損傷した際には、ナイトインダストリーズの基地・SSC(衛星監視室:Satellite Surveillance Chamber)内に設置されたロボット「リサ」および「ケイティ」によって、ナノペイントの再塗装・修復が行われている。一見万能に見える機構だがデリケートな一面もあり、変形中に他の機能を無理に併用したり強い衝撃を受けたりすると、システムダウンを引き起こしてしまうことがある。
  • ターボブースト
ナイト2000のものよりもさらに進化しており、アタックモード時に車体後部に出現する独立した噴射口をコントロールすることにより、高速走行中に側転する、ドリフト状態からジャンプして頭上の高架道路に飛び移るなどの驚異的な機動を行うことができる。劇中前半では、前述のようにアタックモードに変形して使用していたが、後半ではノーマルモードでも使用している。
  • スキーモード
ターボブースト噴射口の片側のみを使用して車体を跳ね上げ、片輪走行を行う。
  • GPSアクセス機能
進路上の全ての車と信号の動きを先読みし、敵の追跡から逃れるための最適なルートを割り出すことや、マイケルの周囲に監視の目を光らせて潜入任務を助けることなどが出来る。
公的機関のデータベースへのアクセスによる情報収集などはもとより、第12話で内蔵コンピュータを敵に奪われた際には、自己の人格や記憶のデータのコピーを他のコンピュータに避難させている。
  • グラップリングフック
ナイト2000に装備されていたものと同様に、車体フロント下部からワイヤー付きのフックを撃ち出し、対象物に引っ掛けて使用する。
  • ボディスクリーン機能
フロントガラスだけでなく、ボンネットにも各種情報を表示させることが可能である。タブレット端末の情報を指でボンネットに向けてフリック操作することで、ボンネットに情報を投影することも可能。
  • 3次元物体コピー機
自動車のキーや衣服など、小型の物体のデータを読み取り、色・形までそっくりそのまま偽造することが出来る。
  • 応急処置機能
怪我の止血などの応急処置を行うことが出来る。第1話において指を切り落とされた男性の手を処置した際は、手をグローブボックス内に入れさせ、止血処置を施した上に、傷口を保護する防護具まで着けさせていた。
  • 武装
ナイト2000にも装備されていたレーザーの他に、ロケットランチャー、ガトリング砲といった、ナイト2000には無かった火砲も装備されている。更に車体後部からは、麻酔ダーツやフレア弾の発射も可能。
  • 通信機器
前作の腕時計型通信機「コムリンク」に代わり、パイロット版では、車用のハンズフリーイヤホンのような形状の機器、連続ドラマ版では耳の穴に入れるタイプの超小型の機器が使用されている。名称は特になく、単に「通信機器」と呼ばれている。
  • 前作同様インテリア関連もカスタマイズされているが、その内容はパイロット版と連続版では大幅に変更されている。
パイロット版:ナイト2000同様、各部が大幅に改造された仕様となっている。ステアリングは円周の上部がカットされたU字型で、前作同様に操縦桿を思わせる形状。ダッシュボードは中央のパネル部分に大きくモニターが備えられており、そこに各種情報を表示する(ナイト4000のように、ボイスインジケータもここに表示されている)。また、K.I.T.T.の制御により自律走行している際はシフトレバーとペダル類が格納され、ドライバーは運転席に座っているだけとなる。ドライバー自身が運転する場合は、シフトレバーとクラッチ操作でMT車として操縦する。
連続ドラマ版:形状的には、通常の2008年型フォード・マスタングと同タイプのAT仕様になっていること以外はほぼノーマルのGT500KRのままである(本来、ベース車とされるGT500KRにAT仕様は用意されていない)。ステアリングもカスタマイズパーツではあるが市販もされている一般的なD型ステアリングであり[9]、シフトレバー・ペダル類の格納ギミック等も無い。"ナイト3000"としての大きな変更点としては、ダッシュボード中央部にエアコン吹き出し口パネルに代わって中央に半球状のインジケータが付いたユニットが取り付けられ(設定ではここにK.I.T.T.のAIコアが内蔵されている)、K.I.T.T.の発声に合わせてリアルタイムで赤く波形表示が光るようになっていることが目立つ程度である。また非常に判りにくいと思うがこの半球状のインジケータ中心部はかつてのナイト2000と同じ「縦3列の伸縮式バーグラフ」が見られる。またスキャナーの発光色や作動音もナイト2000と殆ど同じである(ナイト2000が状況に応じて適宜作動音を発していたのに対し、ナイト3000はほとんどの場面で常時作動音を発している)。それ以外の各種情報は、フロントウィンドウに対してホログラム状に投影されるようになっており、必要に応じて指でフリック操作して移動させること等もできる。
C-130輸送機
マイクやナイト3000を現場へ移送するなど、旧作に於ける「ナイト財団の移動本部トレーラー」に相当する役割を持つ。第11話終盤で機体の損傷により爆発・炎上してしまい同乗していたチャールズはこれが原因で死亡した。第12話以降は登場しない。
K.A.R.R.(カール)
チャールズがK.I.T.T.以前に手がけていたプロジェクトで開発された、AI搭載の乗用型戦闘用ロボット。正式名称はKnight Auto-cybernetic Roving Robotic exoskeleton。[10]
前作におけるK.A.R.R.との関連性は特に言及されていない。
国家安全保障局(NSA)が中心となり、戦闘行動時における兵士のサポートを目的に開発されていたようだが、暴走して関係者7名を殺害したためエリア51内の施設にて封印されていた。
第12話で登場した当初はK.I.T.T.と同型同仕様のGT500KRの形状をとっていたが(前作のK.A.R.R.同様、スキャナーの色はイエロー。内装については映されたシーンが無いため不明)、実際の劇中のほとんどでは4輪のタイヤが付いたフレーム状の脚にコクピットのある胴体と2本の腕を備えたロボット型の形態で行動しており、名称と第6話「悪夢のハロウィーン・ナイト(原題:Knight Of The Living Dead)」で表示された概念図からしてもそちらが基本形のようである。
別の過程を通って成長したAIであるK.I.T.T.のコアユニットと統合することによって制御が可能になると考えたNSAによって再起動されるが、結局はそれに強く反対していたチャールズの言葉通りになんら効果は見られず、その場に居て指示を与えようとしたトーレスを取り込んで暴走。駆け付けたK.I.T.T.とマイクに対し、K.I.T.T.を破壊し、元テストドライバーのマイクと「結合」しようとして襲い掛かるが、ターボブーストによる決死の体当たり攻撃を受けてバラバラに破壊され、機能を停止した。
作業用ロボット
チャールズが制作した、画期的なAIを搭載した作業用ロボットアーム。K.I.T.T.のように話すことは出来ないものの、人語を理解し、自らの感情を持つ。普段は2体のロボット、リサ&ケイティがK.I.T.T.の修理を主に担当しているが、時にはマイクたちと一緒に水鉄砲の撃ちあいなどをして遊ぶなど、スタッフからも大切な仲間として扱われている。反面、ハンクのように別室で長い間作業をさせて貰えないなど無碍に扱われると、人間のように拗ねて反抗的になってしまうという難点も抱えている。

スタッフ [編集]

  • 製作総指揮 - グレン・A・ラーソン
  • プロディーサー - デイヴ・アンドロン、ゲイリー・スコット・トンプソン
  • 監督 - スティーヴ・シル
  • 脚本 - デイヴ・アンドロン、グレン・A・ラーソン

日本語版スタッフ [編集]

  • 演出 - 壺井正
  • 翻訳 - 平田勝茂、瀬尾友子、石原千麻
  • 総合プロデューサー - 村上栄一
  • フジテレビ プロデューサー - 佐藤大輔

ゲスト出演 [編集]

日本でも放映された人気ホームコメディ『アーノルド坊やは人気者』の第6シーズン第8~9話『ハリウッド大事件(前・後篇)』にナイト役のハッセルホフとK.I.T.T.がゲスト出演した。このエピソードの中でのK.I.T.T.は、ひがみっぽくて性格が悪く、ナイト2000によりかかったアーノルド坊やを「触るな!私はスターだ」と怒鳴りつけた。

日本の音楽番組『ミュージックステーション』の1987年2月9日放送分でナイト2000(K.I.T.T.)がゲスト出演し、マイケルに代わり藤井フミヤが乗って野外から中継された。

オムニバスドラマ『世にも不思議なアメージング・ストーリー』においてシドニー・ラシック主演の『リモコン親父の逆襲』でテレビから飛び出すキャラクターの中でナイト2000(K.I.T.T.)がゲスト登場。主人公の自宅のキッチンに突っ込んでくる。

日本ではパイロット版のみがビデオソフト及びレーザーディスクにて発売されている、アメリカのアクションドラマ『驚異のスーパー・バイク ストリートホーク』の第4話後半で、ナイト財団(F.L.A.G.)のトレーラーの後ろ姿が写っている。

1989年からアメリカのFOXテレビで放送されている『ザ・シンプソンズ』のシーズン10第2話「発明は反省のパパ」"The Wizard of Evergreen Terrace"と、シーズン15第12話「バートの親友は誰?」"Milhouse Doesn't Live Here Anymore"にナイト2000(K.I.T.T.)がゲスト登場している。原語版の声はウィリアム・ダニエルズが担当している。

2005年公開の『ハービー/機械じかけのキューピッド』の冒頭でハービーの活躍を新聞記事で紹介するシーンで、ナイト2000がハービーと共演している。

2006年、日本では劇場未公開のコメディ映画『がんばれ! ベンチウォーマーズ』(THE BENCHWARMERS)にナイト2000(K.I.T.T.)が登場している。原語版の声はウィリアム・ダニエルズが担当している。

2008年11月1日の『SmaSTATION!!』の海外テレビドラマランキングで、本作がランクインしており、上記の『ミュージックステーション』での模様も再び放映された。

DVD [編集]

これまでに数回にわたって、第1シーズンから第4シーズンまでの各シーズンごとのBOXセットが発売されている。また、それとは別に全2巻の傑作選も発売された。

放映当時に日本語吹き替えがあった話は原則、全て吹き替えが収録されているが、日本での放送時にカットされていたシーンは吹き替えが行われていない。 また、日本未放映話は英語(日本語字幕対応)のみである。 加えて日本初放映時にテレビ朝日独自に編集を行った場面付近の吹替えも収録されておらず、テレビ放映時のオリジナルタイトル字幕、配役・出演者字幕、 次回予告及び日本語版エンディングも未収録。

日本未放映話を収録するにあたっては、日本で放送された当時の邦題を彷彿とさせるセンスで新規に邦題が付けられている。 また収録エピソードの順番はパイロット版である「電子頭脳スーパーカー誕生(原題:KNIGHT OF PHOENIX)」を除き、原則的に「米国で放映された順番」となっている。

第1・2シーズンでは字幕切替に「日本語」・「英語」・「スペイン語」字幕とそれぞれあったが、第3・4シーズンでは「日本語」字幕のみとなっている。また第1・2シーズンではオープニング前のハイライトシーンが収録されておらず、第3・4シーズンではハイライトシーンが収録されている。

第1シーズンの前発売の「パイロット版」、及び第4シーズンでの「オープニング」の日本語吹き替えは収録されていない。

DVD版各シーズンのDISC1には第1話に相当するエピソードとして、第1シーズンは「パイロット」版である「電子頭脳スーパーカー誕生(原題:KNIGHT OF PHOENIX)」、第2シーズンは「ナイトライダー2・無敵ゴライアスvsナイト2000(原題:GOLIATH)」、第3シーズンは「ナイトライダー5・強敵!赤い殺人カー(原題:KNIGHT OF THE DRONE)」、第4シーズンは「無敵装甲戦車ジャガー・ノート 大激突!「破壊編・再生編」(原題:KNIGHT OF THE JUGGERNAUT)」が収録されている。これは第1シーズンはこの話が「全ての始まり」となるエピソードであるためであり、また第2シーズン以降の3話はナイト2000が一度破壊され仕様変更が行われる話であるため、これらを各シーズンの第1話に持ってこないとそれ以降のエピソードとの辻褄が合わなくなってしまうためである(ただし廉価版のDVD-BOXでは「電子頭脳スーパーカー誕生(KNIGHT OF PHOENIX)」が第1シーズンのDISC7・2話目に収録されている)。

2011年2月16日、アシェット・コレクションズ・ジャパンからDVDマガジン「USアクションドラマコレクション」として刊行開始。収録内容はBOXのものを1巻ごとに分割したもの。全30巻を予定していたが、東日本大震災の影響により3号で休刊となった。

また「ナイトライダーNEXT」の全19話を収録したDVD(9枚組)およびブルーレイ(6枚組)が2012年7月3日にリリースされた。こちらは放映当時にカットされていたシーンにも新規に吹き替えが行われており完全ノーカット版となっている。

サウンドトラック [編集]

超音速攻撃ヘリ エアーウルフ・ナイトライダー
キングレコード/1987年10月21日発売
日本国内で同時期にシリーズ放映され人気を二分していた『エアーウルフ』とのカップリング盤で、日本独自の企画によるもの。メインテーマと劇中BGMが数曲収録されているが両作品ともにオリジナル音源は一切使用されておらず、川井憲次らの編曲により新規制作されている。厳密にはサウンドトラックではなくカバーアルバムである。
Original Television Soundtrack Recordings
'KNIGHT RIDER' Volume 1
HI-TECH RECORDS/2000年発売
ドン・ピークが手掛けた6エピソードの劇中BGMを収録。ドン・ピークが直接携わっていないメインテーマは未収録だが、劇中で使用されたテーマアレンジ曲は多数収録されている。2009年4月にタイトルを変更し再発売された(後述)。
'KNIGHT RIDER' The Best of DON PEAKE Volume 1
Hitchcock Media/2004年発売
ドン・ピークが手掛けた4エピソードの劇中BGMを収録。2004年のファンイベント向けに制作された限定盤。2009年4月のVol.2のリリース時にパッケージを変更し再発売された。
Original Television Soundtrack 'KNIGHT RIDER'
Film Score Monthly/2005年発売
公式なものとしては初となるサウンドトラック。パイロット版を含めたステュー・フィリップス担当の劇中BGMをエピソード毎に抜粋し収録。プロデューサーのグレン・A・ラーソンとの共作によるメインテーマも収録されている。マスター音源からステュー・フィリップス本人の手によりリミックスが行われ、3,000枚限定でリリースされた。
'KNIGHT RIDER'
Best of Don Peake Vol.2
Hitchcock Media/2009年4月発売
2エピソードの劇中BGMの他、ドン・ピークが新たにリミックスしたメインテーマ"Knight Rider Theme (Rockin' new treatment)"が収録されている。
'KNIGHT RIDER'
Best of Don Peake Vol.3
Hitchcock Media/2009年4月発売
"Original Television Soundtrack Recordings:'KNIGHT RIDER' Volume 1"のリイシュー盤で同内容。Vol.2のリリースに合わせ、一連の作品としてタイトルを変更し再発売された。

ゲームソフト [編集]

ナイトライダー(パック・イン・ビデオ/ファミコン版)
発売日:1988年9月30日/価格:5500円/ジャンル:レース/媒体:ロムカセット
ナイトライダースペシャル(パック・イン・ビデオ/PCエンジン版)
発売日:1989年12月22日/価格:5800円/ジャンル:レース/媒体:HuCARD
KNIGHT RIDER THE GAME/KNIGHT RIDER 2 THE GAME(Davilex Game/プレイステーション2Xboxニンテンドーゲームキューブ、PC版)
発売日:2002年11月22日(ヨーロッパ)、2003年2月12日(北アメリカ)/ジャンル:レース、アクション/媒体:CD-ROM
オランダのDavilex Game社から発売。第1作「KNIGHT RIDER THE GAME」は日本でも輸入販売されたが、第2作「KNIGHT RIDER 2 THE GAME」は日本未発売のようである。
3DCGで構成された世界でナイト2000を操り、ターボブースト、スキーモード、マイクロジャム、スーパー追跡モードといった機能を駆使して敵の追跡や建物の調査、敵との戦闘等を行う、ミッションクリア型のレースゲーム。各ステージをクリアしていくうちに、死んだ(あるいは破壊された)と思われていたとある敵の陰謀が次第に明らかになっていく。
  • その他、アメリカのアクレイム社から「KNIGHT RIDER」(LCDゲーム)が発売されている。
  • スーパー大戦略 - 「Kidd」の名でユニットとして登場する(裏技を使い「The near future」という生産タイプを選択することで生産可能)。

関連商品 [編集]

  • セルオート ユニバーサル・スタジオ正規プレミアムレーザー探知機「KNIGHT2000」(ナイトライダーの世界観を彷彿させるデザイン、オープニングムービーと警告画面、吹替版KITT=野島昭生の声による完全オリジナル音声案内、2007年発売)
  • スカイネット ラジコンカー「ナイト2000」(1/15スケール、送信機からの操作で、吹替版KITT=野島昭生の声で喋る機構つき、2007年10月発売)
  • 銀座「パチスロ ナイトライダー」(2008年4月稼動)
  • ゲームブック「ナイトライダー・無人兵器ゴリアテの挑戦」(作:千葉暁、発行:1987年10月5日、刊:勁文社
  • 「ナイトライダー・コンプリートブック」(ジョー・フート4世/リッチー・F・レバイン著、白倉三紀子/杉本しのぶ訳、2010年5月30日発行、株式会社イースト・プレス刊)
2002年にアメリカで発売された洋書「KNIGHT RIDER LEGACY」の日本語訳版。

脚注 [編集]

  1. ^ エピソード冒頭で、マイケルはK.I.T.T.から「『私の名はイシュメイル』で始まる小説のタイトルは?」とクイズを出され、「ヘミングウェイだ」と答える。マイケルは、その直後通信してきたデボンにも同じクイズを出し、デボンは「ハーマン・メルビルの『白鯨』だ、誰でも知っとるよ」と即座に回答している。
  2. ^ 当時日本で発売されていたゲームブックの一部では、Knight Industrial Total Think system の略としているものがあった。
  3. ^ パイロット版のナイト2000登場シーンにおけるデボンの台詞に、原語では"Any resemblance between that car and your own is purely superficial. (この車と君が所有する物との間にどのような類似点があってもそれは純粋に表面的なものだ)"という表現がある
  4. ^ この分子結合殻の具体的な施工方法については特に言及されていないが、第2シーズン第1話でのゴライアス(財団から構造式を盗用して分子結合殻を施した)の最終工程、および第3シーズン第13話でのK.I.T.T.の再生シーンにおいて、「車体に黒い塗料の様な液体を吹き付ける」という似たようなシーンが2つある。
  5. ^ なお続編であるナイトライダー(2008)においては、ナイト3000は「供給の利便性」を理由にガソリンエンジン車であることが台詞で語られていた
  6. ^ このエピソードは、日本においては「日曜洋画劇場」枠において第1シーズン第2話と連続放映する形で「ナイトライダー6」として初回放送された
  7. ^ 分子結合殻の構造式は3つありデボンたち3人がそれぞれ2つずつを異なる組合せで記憶していた。このため3人のうち2人がそろえば3つ構造式を手に入れられる。
  8. ^ なお借金自体は、同エピソード中でサラが自身の護衛とチャールズの救出を手伝う報酬として肩代わりしたため、完済している。
  9. ^ 映像で見る限り、MOMO社製の"Trek"シリーズのいずれかであると思われる
  10. ^ ただし、第12話でビリーが言及した際には前作と同じKnight Automated Roving Robotと呼んでいた。

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]

テレビ朝日 水曜21時台(1987年1月 - 3月)
前番組 番組名 次番組
ナイトライダー
大都会25時
(ここから刑事ドラマ枠)
テレビ朝日系 月曜20時台(1987年4月 - 9月)
ワールドプロレスリング
(火曜20:00へ改題移動)
ナイトライダー
ワールドプロレスリング
(火曜20:00から再度改題移動)
テレビ朝日系 水曜20時台(1987年10月 - 1988年2月)
新・水曜スペシャル
(19:00 - 20:54)
ナイトライダー
テレビ朝日系 土曜15時台(1988年11月 - 1989年3月)
新ナイトライダー
テレビ朝日系 月~木曜17時台(1990年1月 - 2月)
新ナイトライダー(土曜15時台の再放送)
新ナイトライダー
特攻野郎Aチーム(再放送)