三角巾

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三角巾(さんかくきん)とは、

  1. 応急処置などに用いられる包帯の一種。いわゆる「包帯」は、正しくは巻軸帯(かんじくたい)と呼ぶ。
  2. 調理時に衛生のために頭髪を覆う、三角形の布製品。清掃時にも使われる。多くはバンダナを半分に切ったような直角二等辺三角形で、扱い易いよう二角に結び紐を付けた製品などもある。

以下では1.について記述する。

概要[編集]

三角巾は、負傷(→外傷)個所の止血や固定といった様々な用途に用いられる布である。形状としては直角二等辺三角形をしているが、これは正方形の布を対角線で一回折った状態と同じである。このため適度な大きさの正方形の布(風呂敷など)でも代用可能である。

大きさは様々であり、薬局ドラッグストアコンビニエンスストアなどでは綿木綿)製ないし綿・ポリエステル混合で短い辺が50cm~1m程度のものが一般に販売されている。日本においては価格的にもそう高価なものではなく、救急箱のある家庭では、入れっぱなしで普段は忘れられたままになっている三角巾というのも見られる。

用法[編集]

腕を骨折したり脱臼または大きな怪我をしたりして動かしたくない場合は、負傷した腕の反対側の肩に三角巾の端を掛け、その上に肘を曲げて負傷した腕を添え、更に下に余った布を上に持ち上げて負傷した腕の肩を覆うようにして最初に肩に載せた端と首の後ろで縛る。足の骨折では、三角巾と副木(脚と同じ長さの板が最適だが、最悪の場合は固い棒状のものなら何でもよい)を使って患部を固定する。

頭部の止血では、こめかみが圧迫されるよう帯にしてバンダナのように頭に巻くなどする。かつては腕や足などの止血において三角巾を使った止血帯といった用法も一般向けに指導されていたが、止血帯法は締め付けの加減が難しく予後が悪化する危険性もあることから直接圧迫止血法にとって変わられるようになっている。ただし30分以上手で押さえて出血量が減った状態などでは、負傷個所に重ねた充て布をしてその上から圧迫するように強く縛る(血行をとめてはいけない)などの縛り方があり、この場合には三角巾が役に立つ。

包帯などを巻いた上から三角巾を巻きつけて縛り、患部を固定するなど様々な利用方法もあり、手を覆う縛り方から踵を固定する方法まで知識さえあれば様々に利用できる訳だが、実際にはタオルや手拭がたっぷりあればこれで代用できる用法も少なくないため、比較的何処にでも売られている応急処置用具ながら、使い方があまり一般に知られていない部分も見られる。

関連項目[編集]

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