被服

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Tシャツ(ウィキペディアのプリント柄)
ヘッドバンド帽子毛皮付きコートショールセーターなどの被服を着込んだ乳児
振袖に身を包んだ女性(1936年頃)
西洋の被服(1794-1887年)

被服(ひふく、英語:clothing、clothes)とは、本来「着るもの」との意味である。[1]

現在、一般的には「着るもの」の呼称として衣類さらには衣服を用いることが多い。ただし、これらの語は被服に比べるとその範疇において限定的な意味合いが強い。また、「身につけるもの」としては服飾服装の語も多用される。

一方で、被服の語は学術研究や教育、行政など特定の分野で用いられることが多く、したがって、専門用語としての理解と取り扱いも必要な語となっている。

被服学など学術的な分野における被服とは、衣類衣服)、装身具装飾品)などを含む人体の表面近傍に於いて用いることを目的とするものを総称しており、服飾などの語よりも広義に捉えられる[要出典]

概要[編集]

人体あるいはその一部に纏ったり付けたりする目的で用い、形状もそれに適した物体を指す。現状においては、多くの場合、(布帛)を縫合して着用に適した形状に仕立てた繊維製品である。

さらに「人体の表面からその個人の最外層の間に存在する物体または環境、人体の近接環境」などと捉えることもできる。「前者の場合には、基本的に個人の自由意志により選択し改変することが可能な領域で、その領域内にはその個人のみが人間として存する。後者の場合には、生活環境を人間の近接環境である被服、近隣環境である住居(インテリア)に分割して考えている。「なお、この場合においては人間の密接環境として化粧を取り上げることもできる。また、化粧に関しては、「塗る被服」と捉える事も可能である。」

被服は、人間だけが身につける非常に特殊なものであると同時に、現代の人間にとっては心理的、社会的といった面でも必要不可欠なものとなっている。そのため流行という意味でのファッションの影響を極めて強く受ける。

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定義[編集]

被服が物体であることは確実であるが、明確に着用を目的とするもの以外では、その物体が被服であるか否かの判断はあいまいな部分が多い。ただし、その物体の用法が被服としての機能を発揮せしめるかどうかが、きわめて重要な判断要素になる。つまり用法こそが被服か否かを決定すると考えられる。

狭義[編集]

物体
一般的には、着用の目的で製作された物体を指す。この場合には、着用の行為には関係なく物体そのものを指して被服と呼称する。

広義[編集]

行為
元の目的が着用にない場合でも、これを身につけることで被服と捉えることができる場合がある。この場合には、着用およびこれに類する行為を伴った状態、あるいはこうした状態を想定してその物体そのものを指して被服と呼称する。
ここで、身に着けるということは、原則として手、指などで把握することなく、少なくとも通常の正立位において身体に保持されている様子を指す。この状態で容易に身体から離脱、脱落する場合、その物体は被服とはいい難い。また、のる(またぐ、すわる、ぶら下がるなどを含む)ことで身体がその物体との接触を確保している場合も同様である。さらに、移動(歩行など)の際には身体に付随した移動が行われなければならない。つまり、道具や外部環境とは異なるのもである。

最広義[編集]

効果
個人の最外層を構成するもの、すなわち個人の外観を形成し、社会環境からの評価対象の一要素(外観評価)を構成するものを指す。ここでは、服装、化粧、理髪、美容に至る広範な要素と同時に表出した身体の一部をも包含する場合がある。「記号論における記号とも考えられる」と言った。
ここでは、手などで把握する道具であっても、その効果が使用者本人に向く場合には被服である可能性を一考する必要がある。

用例[編集]

学術分野(含、教育分野〈主として高等学校以上〉)
被服学、被服学科、被服構成学など
学術分野では被服学として確立されてきたため被服の用語を用いるが、その文化を取り扱う分野においては服飾文化、服飾史などと服飾の用語を用いることが多い。言語的な両者の違いは、ものとしての被服と行為としての服飾ということになろうが、学問の発展の中でこうした境界は薄れつつあり、被服学においてもその着用者との関係が重要視されている。
被服製作技術検定、被服室など
行政分野(含、軍事分野)
被服貸与、陸上自衛隊被服給与規則など
陸軍被服本廠、陸軍被服支廠など
家計消費支出費目(総務省統計局など)
被服費
日本生活協同組合連合会家計簿モニターに示す費目では、こどもの制服、学校指定の体育着、水着〔の購入費用〕は教育費、めがね、コンタクトレンズは被服費、その保存液、洗浄液は理容衛生費などとしている。
事業所名
株式会社○○被服など
事業所名としては、いわゆるアパレルメーカーのうち制服、白衣、作業着などの製造業者の名称として用いられる場合が多いようである。

用法[編集]

基本[編集]

原則
身につけて用いる。これには「着る」、「まとう(纏う)」、「はおる(羽織る)」、「かぶる(被る)」、「おおう(被う)」、「巻く」、「包む」、「結ぶ」、「締める」、「縛る」、「〔背〕負う」、「かつぐ(担ぐ)」、「かける(掛ける、懸ける)」、「〔ぶら〕下げる」、「垂らす」、「はめる」、「さす(挿す、刺す)」、「着用」、「着装」、「着衣」、「装着」、「装飾」、「装用」、「装備」、「装具」、「装入」、「挿入」、「吸着」、「粘着」、「塗布」、「塗装」などの形態(同義語を含む)がある。ただし、この中で着用が最も一般的な形態を示す。
この際、特殊な場合を除いて、着用者は一人の人間(個人)である。
ネクタイマスクはちまき腹巻アクセサリーなどでは「する(為る)」を用いて(「…をする」の形で)身につける意を表す。また、「挟む」、「つまむ(摘む)」などで受動的に身につける場合も想定される。さらに、船外活動宇宙服など、その着用を「入る」と形容できる場合がある。

応用[編集]

一般論
着用に関しては、一般的に1日24時間を1サイクルとした間隔の中で、活動環境に応じ順次着脱を繰り返す。すなわち同じ被服を何日もにわたり連続して着用し続けることは習慣的には行われていない。日常においては、着用等によって汚染、損傷を受けるので、使用後手入れを施し繰り返し用いる。
被服はもともと非常に高い価値を持っていたので、リユースの意識と日常におけるその実践が、古来より行われている。被服における再利用は、古着の部分で考えられがちであるが、実際には日常における手入れをともなった着用の繰り返しが、その効率的な使用の要となっているのである。
通常、被服の消費者は、小売店で既製品を選択、購入し、着用および手入れを繰り返した後、これを廃棄する。ただし、現在これらの各過程において多様化が進んでいる。たとえば、入手の方法では、通信販売ネットショッピングなど電子商取引を含む)、競売(ネットオークション)など、商品もいわゆるブランド品やアウトレット商品、中古などと選択肢の拡張がなされている。保管に際しては、ファッションの変化速度が増し、物理的には着用可能な被服が退蔵死蔵の状態に陥ることもしばしば認められる。廃棄の時点では、環境問題に配慮して様々なリサイクルも試みられている。なお現在の技術では、最終的な廃棄の時点でサーマルリサイクルを行うのが、経済的に最も効率的なリサイクルであると考えられる。

起源・目的[編集]

被服着用の目的は、次の4機能の充足に集約できる。またこれは、被服の起源を考察する際のヒントにもなる。

身体保護機能/防御機能[編集]

皮膚を保護し、怪我から身を守るなど。

環境制御機能/衛生(生理)的機能[編集]

体表付近の温湿度(被服内気候[2])の調整など。

心理的機能[編集]

羞恥心などの内因、自己の顕示など。

社会的機能[編集]

身分、職業の表示など。


歴史[編集]

毛皮を着用したネアンデルタール人(予想に基づいた復元)

古代文明の成立時には、すでに高度な被服行動を営んでいたと考えられる。当時に関しては、遺跡に残された壁画などからその様子をうかがい知ることができる。

日本においては、縄文時代後期(約3200年前)の編み込み模様のある布が出土しており、縄文期の服装を知る手がかりとなる物証として注目されている。[注 1]

被服の誕生以降、長きにわたって自給自足の時代が続き、その入手、製作の困難さゆえに非常に価値のあるものであった。

織物に関しては、1760年代のイギリスにおける産業革命で織機、紡績機の改良が進み水力や蒸気機関の応用によって格段に生産能力が向上した。また、合成染料(19世紀中頃)や化学繊維(19世紀末)の発見、発明もなされた。

第二次世界大戦後、既製服の普及が始まり被服は消費財へと大きくその価値を変えることになる。当時、織物が主体であった外衣であるが、1970年頃になるとTシャツポロシャツなどの素材となるイージーケアな編物がカジュアル、スポーティーなどのイメージとともに生活に浸透してくる。

ウェアラブルコンピュータの例(Steve MannのWearComp

現在の被服は、ファッションの影響を強く受ける消費財として定着している。その典型としては、ファッションブランドに対する意識をあげることができる。

また、1980年代には、製品としての被服の生産拠点が中国など海外に移行し、輸入量が急増。1990年代後半以降では、産業形態のひとつとして、製造小売業SPAが成功をおさめ注目された。

また、情報産業の側面にも注目が集まっている。本格的なウェアラブルコンピュータの研究開発 (en:wearable computing) なども行われている。

関連産業[編集]

関連産業は農業からサービス業に至るまで幅広くあげることができる。「日本標準産業分類」(総務省統計局)による分類は次の通りである。ここで大分類、中分類、小分類、細分類は、A~Q、00、000、0000など分類番号を用いて表記する。(一部、細分類を省略。)

A 農業(大分類) [編集]

01 農業(中分類)

011 耕種農業(小分類)
0116 工芸農作物農業(細分類) 工芸農作物とは、繊維などの原料に供する目的で栽培されている植物をいう。
012 畜産農業
0126 養蚕農業
0129 その他の畜産農業 その他の畜産物とは、めん羊、やぎ、うさぎ、毛皮獣などをいう。

F 製造業 [編集]

11 繊維工業(衣服、その他の繊維製品を除く)

111 製糸業
112 紡績業
113 ねん糸製造業
114 織物業
115 ニット生地製造業
116 染色整理業
117 綱・網製造業
118 レース・繊維雑品製造業
119 その他の繊維工業

12 衣服・その他の繊維製品製造業

121 織物製(不織布製及びレース製を含む)外衣・シャツ製造業(和式を除く)
122 ニット製外衣・シャツ製造業
123 下着類製造業
124 和装製品・足袋製造業
125 その他の衣服・繊維製身の回り品製造業
129 その他の繊維製品製造業

17 化学工業

173 有機化学工業製品製造業
1734 環式中間物・合成染料・有機顔料製造業
174 化学繊維製造業
175 油脂加工製品・石けん・合成洗剤・界面活性剤・塗料製造業
177 化粧品・歯磨・その他の化粧用調整品製造業

26 一般機械器具製造業

265 繊維機械製造業

32 その他の製造業

325 装身具・装飾品・ボタン・同関連品製造業(貴金属・宝石製を除く)
3251 装身具・装飾品製造業(貴金属・宝石製を除く)
3252 造花・装飾用羽毛製造業
3253 ボタン製造業
3254 針・ピン・ホック・スナップ・同関連品製造業
3255 かつら製造業

J 卸売・小売業 [編集]

50 繊維・衣服等卸売業

501 繊維品卸売業(衣服、 身の回り品を除く)
5011 生糸・繭卸売業
5012 繊維原料卸売業(生糸、 繭を除く)
5013 糸卸売業
5014 織物卸売業(室内装飾繊維品を除く)
502 衣服・身の回り品卸売業

54 その他の卸売業

542 医薬品・化粧品等卸売業
5423 化粧品卸売業
5424 合成洗剤卸売業

55 各種商品小売業

551 百貨店、総合スーパー
5511 百貨店、総合スーパー
559 その他の各種商品小売業(従業者が常時50人未満のもの)
5599 その他の各種商品小売業(従業者が常時50人未満のもの)

56 織物・衣服・身の回り品小売業

561 呉服・服地・寝具小売業
562 男子服小売業
563 婦人・子供服小売業
564 靴・履物小売業
569 その他の織物・衣服・身の回り品小売業

60 その他の小売業

601 医薬品・化粧品小売業

Q サービス業(他に分類されないもの) [編集]

82 洗濯・理容・美容・浴場業

821 洗濯業
822 理容業
823 美容業
824 公衆浴場業
825 特殊浴場業
829 その他の洗濯・理容・美容・浴場業
8291 洗張・染物業
8292 エステティック業
8299 他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業

83 その他の生活関連サービス業

833 衣服裁縫修理業

90 その他の事業サービス業

902 商品検査業--日本標準産業分類

関連職種[編集]

被服に関連する専門的知識が要求される職種、あるいはその知識が活用可能な職種としては、次のようなものを例示できる。

企画[編集]

製造[編集]

テーラードレスメーカー

販売[編集]

教育[編集]

高等教育大学教員大学院短期大学を含む)
被服学科
生活科学、家政学、教育学(家庭科教育)、工学(繊維・高分子工学、人間工学)など
および応用的に、医学、商学、経営学、芸術学など
中等教育高等学校教員中学校教員)、初等教育小学校教員
家庭 (教科)」、「技術・家庭
専門学校専修学校教員
ファッション、デザイン、ビジネスなど

職業訓練[編集]

洋服科
織布科
ニット科
染色科
縫製科
洋裁科
和裁科
縫製機械科
織機調整科
帆布製品科
デザイン科
貴金属・宝石科

その他[編集]

職業能力[編集]

中央職業能力開発協会(JAVADA)が、厚生労働省から委託を受けまとめた職業能力評価基準[3]のうち被服関連の職業(業種)、職種、職務、能力ユニット名には次のものがある。

アパレル分野(その他)[編集]

全職務共通
ファッション感覚の醸成
コミュニケーションと協働
企業倫理と法令遵守
戦略及び目標の設定とプロセス・成果のマネジメント
予算策定とコストのマネジメント
組織と人のマネジメント
アパレル企画
マーチャンダイジング
ブランド戦略の設定と検証
シーズンテーマの設定(マーチャンダイジング)
商品計画の策定
生産計画の立案
販売・プロモーション方針の策定と推進
VMDプランニング及び実施支援
展示会開催業務
デザイン
シーズンテーマの設定(デザイン)
アイテム・素材構成の設定とファブリケーション
製品イメージの具現化(デザイン)
展示会開催業務
アパレル設計
パターンメーキング(型紙製作)
製品イメージの具現化(パターンメーキング)
生産に向けたパターン作成
生産に向けたパターン修正
検反作業
延反・裁断作業
縫製作業
最終仕上げ
製品検査
アパレル製造
検反・裁断
検反作業
延反・裁断作業
縫製
縫製工程分析
縫製作業
最終仕上げ
製品検査
パターンメーキング(型紙製作)
製品イメージの具現化(パターンメーキング)(再掲)
生産に向けたパターン作成
生産に向けたパターン修正
アパレル販売
販売
接客
顧客管理
売り場作り・VMD
商品管理
店頭情報の収集・フィードバック
店舗計数管理
店舗運営(全て選択)
各種計画策定
店舗の人事管理
店舗運営
店舗運営(該当ユニットを選択)
接客(再掲)
顧客管理(再掲)
売り場作り・VMD(再掲)
商品管理(再掲)
店頭情報の収集・フィードバック(再掲)
店舗計数管理(再掲)
店舗管理
販売・プロモーション方針の策定
顧客政策
VMDプランニング及び実施支援
商品政策
店舗計数管理統括
店舗の人事管理支援
店舗の問題解決
店舗開発・渉外
展示会開催業務

クリーニング業(サービス業関係)[編集]

全職務共通
企業ビジョンに基づく業務の推進及び諸ルールの遵守
関係者との連携と業務の効率的遂行
予算策定とコストのマネジメント
組織と人のマネジメント
経営管理
営業管理
店舗管理
外交営業管理
工場管理
工場運営管理
環境管理
品質管理
品質管理
クレーム情報収集・管理
工場
工場作業
洗濯物仕分け
洗浄
しみ抜き
仕上げ
検査・包装
機械・工場保全
仕上り品保管
外注品・リフォーム品管理
配送
配送
営業
店舗業務
店舗業務
外交営業
外交営業

関連免許・資格[編集]

免許[編集]

小学校(教科・分野ごとの授与は特別免許状のみ)
生活家庭
中学校
家庭
高等学校
家庭家庭実習工業工業実習
聴覚障害者に関する領域を定めた特別支援学校
高等部のみ:特殊技芸美術工芸、被服に区分)
職業能力開発促進法に基づき都道府県知事が交付。職種は関連職種に列記。
クリーニング業法に基づき、クリーニング師試験を行い都道府県知事が免許。

資格[編集]

公的資格
文部科学省管轄。技術士法に基づく日本の国家資格。
職業能力開発促進法に基づく技能検定(働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度)の合格者が、厚生労働大臣名(特級、1級、単一等級)または都道府県知事(2級、3級)から合格証書の交付を受け、技能士と称することができる(等級区分は職種により異なる)。
その他
  • 衣料管理士 TA(Textile Advisor、テキスタイルアドバイザー)
社団法人日本衣料管理協会の審査・認定を受けた大学でとれる資格。
1級(4年制大学)、2級(主として短期大学)がある。
社団法人日本衣料管理協会の行う認定試験に合格するととれる資格。
財団法人全国高等学校家庭科教育振興会主催。事務取扱は全国高等学校家庭科技術検定委員会。 文部科学省後援。1級、2級は社会に対応できる職業人をめざし、3級、4級は日常の生活の自立に役立つ内容。
財団法人日本ファッション教育振興協会が洋裁に関して学んだ知識・技術をレベルごとに初級、中級、上級に区分し試験を実施。試験科目は、「理論試験」と「実技試験」の2科目。
財団法人 日本ファッション教育振興協会が主催。1級は、2級の実務応用知識、3級の基礎知識をベースに戦略的な発想ができる人材の育成を目的としている。3級の試験は、ビジネス知識と造形知識から構成され、2級では今のファッション業界に関する時事問題が追加出題される。
財団法人 日本ファッション教育振興協会が主催。1級は、企業などで量産を前提としたパターンメーキング実務経験を5~6年程度積んだレベルを想定。2級は、パターンメーカーを目指す学生や業界における新人パターンメーカーに必要とされる技術と知識を問う。専門学校などで3年間、専門的な教育を履修した程度。3級は、専門学校などで1、2年間、パターンメーキングなどに関する教育を履修した程度。
財団法人 日本ファッション教育振興協会が主催。1級試験については、ショップのマネジメントや運営、販売を任せることのできるレベルを対象に、実施準備中。2、3級においては、実際に販売スタッフとして働く上での知識・技術を検証する。
財団法人 日本ファッション教育振興協会が主催。1級は未実施。2級は、色彩に関連する役割に就き、業務の目的を把握しそれに沿った計画を立案し実行できるレベル。3級は、アシスタント的な業務に就き、ある程度の自己判断をしながら色彩に関連する業務を遂行できるレベル。
東京商工会議所主催。日本和裁検定協会共催。1級(職業として更に高度の実技と理論全般について精通している)、2級(職業としての実技と理論を修得している)、3級(家庭に必要な実技と理論を修得している)、4級(家庭に必要な初歩的実技と理論を修得している)がある。
社団法人日本和裁士会が認定する資格。
社団法人 日本和裁士会がその技術レベルに応じて職業和裁1級から3級まで認定。
日本和装教育協会。3級認定。
日本和装教育協会が認定する機関で、2年間におよぶ所定のカリキュラムを修了後、認定試験に合格すると資格を取得できる。
社団法人全日本きものコンサルタント協会認定。きものの着装指導で2ヵ年以上実務経験、学院などの卒業生で220時間以上の教育を修了などが受験資格。検定前後に予備講座、特別研修会を受講。

関連行事[編集]

コレクション[編集]

5大コレクション

プレタポルテ主体。 4大コレクションでは東京コレクションを除く。

国内コレクション

リアルクローズ主体。

コンクール・コンテスト[編集]

文化出版局(1957年~)「装苑」編集部装苑賞係
株式会社オンワード樫山(1984年~2003年)
財団法人日本ファッション協会(2004年~)
有限責任中間法人日本ファッション・ウィーク推進機構新人デザイナーファッション大賞実行委員会(2006年~)
ファッション甲子園実行委員会(2001年~)
社団法人日本和裁士会(1990年~)
財団法人日本ファッション教育振興協会(2006年~)
洋裁(Ladies Dressmaking)
ワールドスキルズインターナショナル(WSI:World Skills International)(1950年~)
洋裁、和裁、貴金属装身具
中央職業能力開発協会(1963年~)青年技能者(原則23歳以下)対象
  • 技能グランプリ大会
染色補正、婦人服製作、紳士服製作、和裁、貴金属装身具
中央職業能力開発協会、社団法人全国技能士会連合会共催(1981年~)
特級、1級および単一等級の技能士で多年の実務経験も必要
職業技能競技種目
洋裁、洋服、縫製
生活・余暇技能競技種目
編物、刺繍
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(1972年~)
職業技能競技種目
洋裁-婦人服(応用)、洋裁-婦人服(基礎)、洋服-紳士服
生活余暇技能競技種目
刺繍、編物
国際アビリンピック連合 (IAF)、国際リハビリテーション協会 (RI) 共催(1981年~)
社団法人日本洋装協会
社団法人日本和裁士会(1954年~)
日本和装コンサルタント協会
社団法人全日本きもの振興会(1966年~)

アワード/賞[編集]

株式会社毎日新聞社(1983年~)
社団法人日本メンズファッション協会(1972年~)
日本ジーンズ協議会(1984年~)

イベント[編集]

海外
3大素材(テキスタイル)見本市
フランス、パリ(1973年~)
3大素材(テキスタイル)見本市
ドイツ、フランクフルト(1973年~)
3大素材(テキスタイル)見本市
イタリア、ミラノ(1975年~)
素材(テキスタイル)見本市
イタリア、ミラノ(2005年~)
素材(テキスタイル)見本市
中華人民共和国、香港
国内
有限責任中間法人日本ファッション・ウィーク推進機構(旧、ファッション戦略会議)
財団法人日本ファッション協会
神戸ファッションウィーク推進協議会(神戸ファッションウィーク実行委員会)

関連規格[編集]

被服に関連する各種規格コード等を例示する。このうちICSは、国際規格、地域規格、国家規格等について、国際的に共通 の分類を行う事を目的にISOによって作成されたコード体系である。

ICSコード一覧[編集]

ICS (International Classification for Standards) 国際規格分類

  • 03: Services. Company organization, management and quality. Administration. Transport. Sociology (サービス。経営組織、管理及び品質。行政。運輸。社会学)
03.080: Services
03.080.30 Services for consumers
Including hotels, restaurants, washing, cleaning, removals, funerals, etc.
Consumer information, see 97.020
Transport services and costs, see 03.220
  • 59: Textile and leather technology (繊維及び皮革技術)
59.020 Processes of the textile industry (繊維助剤)
59.040 Textile auxiliary materials
Including feathers and down
Surface active agents, see 71.100.40
59.060 Textile fibres (紡織繊維)
59.080 Products of the textile industry (繊維工業製品)
Fishing nets, see 65.150
Home textiles and linen, see 97.160
Materials for the reinforcement of composites, see 59.100
Upholstery, see 97.140
59.100 Materials for the reinforcement of composites (複合強化材料)
59.120 Textile machinery (繊維機械)
59.140 Leather technology (皮革技術)
Including fur and imitation leather
Footwear, see 61.060
Sewing machines and machines for footwear production, see 61.080
  • 61: Clothing industry (被服工業)
61.020 Clothes (被服)
Including underwear, nightwear, knitwear, military clothing, hosiery, etc. and their labelling and size coding schemes
Medical garments, see 11.140
Protective clothing, see 13.340.10
61.040 Headgear. Clothing accessories. Fastening of clothing (かぶりもの、衣服の付属品、衣服の止め具)
Including ties, gloves, scarves, handkerchiefs, belts, braces, buttons, zip-fasteners, umbrellas, etc.
Protective gloves, see 13.340.40
Protective headgear, see 13.340.20
61.060 Footwear (はき物)
Including shoelaces
Protective footwear, see 13.340.50
61.080 Sewing machines and other equipment for the clothing industry (縫製機械及びその他の設備)
Including household sewing machines
Washing machines, driers, ironing and pressing appliances, see 97.060
  • 97: Domestic and commercial equipment. Entertainment. Sports (家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ)
97.060 Laundry appliances (洗濯機具)
Including washing-machines, dry-cleaners, driers, ironing and pressing appliances, etc.
97.160 Home textiles. Linen (家庭用繊維製品.リネン)
Including duvets, blankets, bedding
Electric blankets, see 97.030
97.195 Items of art and handicrafts (美術及び手工芸)
Including equipment and materials for creating items of art and handicrafts

ISO TCコード一覧[編集]

ISO (International Organization for Standardization) 国際標準化機構

TC (Technical Committee) 技術委員会

  • TC 38 - Textiles
TC 38/SC 1 Tests for coloured textiles and colorants
TC 38/SC 2 Cleansing, finishing and water resistance tests
TC 38/SC 20 Fabric descriptions
TC 38/SC 23 Fibres and yarns
TC 38/SC 24 Conditioning atmospheres and physical tests for textile fabrics
  • TC 72 - Textile machinery and accessories
TC 72/SC 1 Spinning preparatory, spinning, twisting and winding machinery and accessories
TC 72/SC 3 Machinery for fabric manufacturing including preparatory machinery and accessories
TC 72/SC 4 Dyeing and finishing machinery and accessories
TC 72/SC 5 Industrial laundry and dry-cleaning machinery and accessories
TC 72/SC 7 Data interfaces for monitoring and control of textile machinery
TC 72/SC 8 Safety requirements for textile machinery
TC 72/SC 9 Graphical symbols for textile machinery
  • TC 91 - Surface active agents
  • TC 133 - Sizing systems and designations for clothes - STANDBY
  • TC 137 - Footwear sizing designations and marking systems
  • TC 174 - Jewellery
  • TC 217 - Cosmetics

JIS部門・分類名[編集]

JIS (Japanese Industrial Standards) 日本工業規格

  • L.繊維 一般
試験及び検査
糸・条
織物・編組物
繊維製品
糸類製造機械
織物・編組物製造機械
染色仕上機械

脚注[編集]

脚注
  1. ^ なお、縄文式土器(狭義)の縄目文様は撚糸を土器表面で回転させてつけたもので糸の存在を裏付けるものでもある。
出典
  1. ^ 「大辞泉」など多くの国語辞典による
  2. ^ 衣服内気候(東洋紡績株式会社の商標)
  3. ^ 職業能力評価基準のご案内
  4. ^ Première VisionのHP
  5. ^ interstoffのHP
  6. ^ IdeacomoのHP
  7. ^ Milano UnicaのHP
  8. ^ Interstoff Asia EssentialのHP

関連用語[編集]

被服の変遷についての記述
被服着用の動機などについての記述
被服の種類についての記述
日本における被服の歴史についての記述
アパレルメーカーについての記述
ファッション用語についての記述
日本における洋装の歴史についての記述
コレクションの紹介
ファッションデザイナーの一覧
ファッション雑誌の一覧

関連項目[編集]