大宮悌二

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おおみや ていじ
大宮 悌二
プロフィール
本名 大宮 悌二[1]
性別 男性
出身地 日本の旗 日本東京都八王子市[2]
死没地 日本の旗 日本東京都新宿区[3]
生年月日 (1928-11-22) 1928年11月22日
没年月日 (1994-12-23) 1994年12月23日(66歳没)
血液型 B型[注 1][2]
職業 声優俳優
事務所 東京俳優生活協同組合(最終所属)[1]
配偶者 大宮貞子(妻)[3]大宮夏子(娘)花組芝居プロデューサー
公称サイズ(時期不明)[1]
身長 / 体重 175 cm / 80 kg
声優活動
活動期間 1960年代 - 1994年
ジャンル アニメ吹き替え
俳優活動
活動期間 1950年代 - 1994年
ジャンル テレビドラマ舞台
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

大宮 悌二(おおみや ていじ、1928年11月22日[2][4][5] - 1994年12月23日[2][3][5])は、日本声優俳優東京都八王子市出身[2]。最終所属事務所東京俳優生活協同組合[1]

経歴[編集]

アントン・チェーホフの『桜の園』を見たことで役者を志す[6]

日本大学文理学部英文科中退[7]

1946年[7]、演出研究所に入所し[8][7]、1949年まで在籍[7]。1946年[9]新協劇団[8][9]。1954年、映演プロ[9]。1959年、劇団東演[9]。1962年、劇団東芸[10][9]、同年10月[7]、劇団三期会[10][7]。その後、劇団新演[10]劇団青俳[10]河の会[11]に所属し、最終所属事務所東京俳優生活協同組合[1]

また日本芸能実演家団体協議会の福祉厚生委員会委員長として、俳優の年金制度の確立に尽力した[12]

1994年12月23日午前3時40分に結腸癌のため東京都新宿区の病院で死去[3]。66歳没[13]

人物[編集]

声種バリトン[6][8]

特技は演芸[6]剣道で、3段の腕前[8]

声優、俳優になっていなかったらジャーナリストと語っていた[6]

後任[編集]

後任・代役 キャラクター名 概要作品 後任・代役の初担当作品
銀河万丈 トーマス・オマリー おしゃれキャット 吹替版追加録音部分
稲葉実 ロビン・フッド ロビン・フッド
木村雅史 ウォレス 続・夕陽のガンマン
斎藤志郎 ミッキー・モリッシー 評決
岩河拓吾 カウボーイ二等兵 戦略大作戦
大滝寛 ロビン・フッド ロビン・フッド ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

テレビアニメ[編集]

1963年
1967年
1968年
1969年
1970年
1971年
1972年
1973年
1974年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1984年
1985年
1989年
1990年
1991年

劇場アニメ[編集]

OVA[編集]

ゲーム[編集]

吹き替え[編集]

俳優[編集]

ジョージ・ケネディ
リノ・ヴァンチュラ

映画[編集]

ドラマ[編集]

アニメ[編集]

人形劇[編集]

ラジオ番組[編集]

CM[編集]

特撮[編集]

1967年
1971年
1972年
  • 快傑ライオン丸(ゴースンの声〈代役〉、デボノバの声〈2代目〉、ドクイモリの声、カマキリアンの声、クワルギルビの声)
  • 人造人間キカイダー(1972年 - 1973年、グリーンマンティスの声、ブルスコングの声、サソリブラウンの声、ピンクタイガーの声、カイメングリーンの声、キメンガニレッドの声、アンコウブラウンの声)
  • 超人バロム・1(フランケルゲの声、アンモナイルゲの声、クチビルゲの声、ウデゲルゲの声、カミゲルゲの声)
1973年
1974年
1975年
1976年
  • アクマイザー3(ムササビーダの声)
  • 宇宙鉄人キョーダイン(1976年 - 1977年、レーダーバットンの声、ダダゼーミの声、デスギャットの声〈初代〉、クラゲモンの声〈2代目〉、ブラックナイトの声〈2代目〉)
1977年
1979年
  • バトルフィーバーJ(コウモリ怪人の声、キバジシ怪人の声、タマゴ怪人の声、ギンガ怪人の声、青スジ怪人の声、マグネット怪人の声、ミミズ怪人の声、イーグル怪人の声、バクダン怪人の声、四面怪人の声、リポーター〈第4話〉)
1980年
  • 電子戦隊デンジマン(1980年 - 1981年、ジュクラーの声、パンチローラーの声、ロウソクラーの声、ミミラーの声、ビーダマラーの声、ケンダマラーの声)
1981年
  • 太陽戦隊サンバルカン(黒い太陽神の声、ジムシモンガーの声、トリモンガーの声、マジンモンガーの声、キカイモンガーの声)
1982年
1983年
1987年
1988年
1992年

人形劇[編集]

テレビ番組[編集]

舞台[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 血液型をO型と書かれた資料もある[4]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 『日本タレント名鑑(1994年版)』VIPタイムズ社、1994年、68頁。 
  2. ^ a b c d e 大宮 悌二」『Excite News』(エキサイト株式会社)。2023年11月5日閲覧。
  3. ^ a b c d 毎日新聞 1994年12月24日23面「訃報 大宮悌二氏」(毎日新聞縮刷版 1994年12月号p.885)毎日新聞社
  4. ^ a b 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、33頁。 
  5. ^ a b 大宮悌二. コトバンクより2022年1月9日閲覧
  6. ^ a b c d 『アニメーション大百科』東京三世社、1981年、242頁。 
  7. ^ a b c d e f 「新劇便覧」『テアトロ』、カモミール社、1965年8月、248頁。 
  8. ^ a b c d 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、74頁。 
  9. ^ a b c d e 『タレント名鑑』《NO2》芸能春秋社、1963年、23頁。 
  10. ^ a b c d 大宮 悌二とは”. 2020年2月1日閲覧。
  11. ^ 『出演者名簿(1966年版)』著作権資料協会、1965年、70頁。 
  12. ^ とり「編集横丁」『映画テレビ技術 = The motion picture & TV engineering』3月号 No.511、日本映画テレビ技術協会、1995年3月、59頁。 
  13. ^ 読売新聞[1994年12月24日朝刊23面
  14. ^ 尾形英夫 編「声のヒーロー37人総登場」『ロマンアルバム(4) テレビランド増刊号 デビルマン』徳間書店、1978年2月25日、75頁。 
  15. ^ 赤星政尚 編「PICTURE ENCYCLOPEDIA OF DAEMON」『デビルマン解体新書』講談社、1999年2月10日、110頁。ISBN 4-06-330070-6 
  16. ^ トンデモネズミ大活躍”. 日本アニメーション. 2016年5月18日閲覧。
  17. ^ 『ジ・アニメ』1985年8月号、近代映画社、55頁。 
  18. ^ 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗[吹]日曜洋画劇場(追録ノーカット)版”. スターチャンネル. 2023年7月10日閲覧。
  19. ^ 誰かに見られてる[吹]機内上映版|【スターチャンネル】映画・海外ドラマの放送・配信サービス”. スターチャンネル. 2023年10月25日閲覧。
  20. ^ ドラゴンロード エクストリーム・エディション”. paramount pictures. 2024年2月21日閲覧。
  21. ^ 『芸能』11月号、芸能学会、1963年、62頁。 

外部リンク[編集]