大江戸捜査網

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大江戸捜査網』(おおえどそうさもう)は、東京12チャンネル(現・テレビ東京)などで放送されたテレビ時代劇番組シリーズ。全713話。初期は『大江戸捜査網 アンタッチャブル』とサブタイトルが付けられていた。

まず、一時休止期間を挟み1970年から1984年まで土曜夜に日産自動車グループ一社提供による『日産劇場』として放送され、杉良太郎里見浩太朗松方弘樹と後に時代劇の大看板となった俳優が主役を張った。終了後は引き続いて半年間並樹史朗主演で『新・大江戸捜査網』として放送されたが、日産の都合などで終わり、一旦幕を閉じた。平成に入ると、1990年から1年半の間に、橋爪淳主演で年度下半期の半年間ずつ金曜夜に計2シリーズ放送された。

本記事では、『新・大江戸捜査網』も含め、1970年から1992年に放送されたTVシリーズ、それに関係した映画版について説明する。

概要[編集]

秘密捜査員・隠密同心たちが、変装、潜入、囮など様々な手段を駆使しながら探索、事件の裏にはびこる江戸の悪を斬り捨てていく痛快時代劇。隠密同心とは松平定信が極秘に作った組織で、彼の命を受けた幕臣が隠密支配となって統括している。メンバーは、普段は町人として生活しており、江戸町内の地蔵の鉢巻きの合図を元に集結して、指令を受ける。メンバーは皆、隠密支配から承った証の懐剣を所持しており、ここぞというときに、悪人に見せつける場合もある(第3シリーズ第62話)。

テレビシリーズ本編で定信が直接隠密同心を統率したのは、平成版の第1シリーズだけである。それ以前、松平定信が登場した時は、日活製作編では堀雄二、三船プロ編では黒川弥太郎、ヴァンフィル編では永井秀明がそれぞれが定信役を、劇場版では三船敏郎が演じている。

隠密同心の活動拠点(アジト)は、日活制作編では「桜湯」の2階、第3シリーズでは浅草の小料理店「桔梗屋」の地下である。

オープニング及びナレーション[編集]

第1シリーズ第1話のみ未使用で、第2話から挿入されるようになる。第26話までのものと第27話からのものの2種類が使用された。第2シリーズで、基本の形式が誕生し、第3シリーズで完成する。

以後『新・大江戸捜査網』を除き、平成第2シリーズまで形式に変化はなかったが、時期によって若干言い回しが異なる。詳細は下記を参照。

なお、ナレーターは杉編、里見編、松方編、橋爪編と一貫して黒沢良が担当し、『新・大江戸捜査網』のみ日下武史が担当した。

第1シリーズ[編集]

第2話 - 第40話
「隠密同心。それは時の老中・松平定信の命により、無役の旗本・内藤勘解由が悪の砦に向けて密かに放った、過酷非情の男たちだ。変装、囮、様々な手段を使い、彼らは身を挺(てい)して犯罪者及びその組織に挑戦する。相手を殺すのは自由だが、我が命を失っても省みる者はない。これは生と死のデッドラインを突っ走るアンタッチャブル。彼らに明日は無い。」27話から、オープニングに効果音が入り出し、梶芽衣子の紹介のシーンの映像が変わった。26話までは、花札の割れ目で、黒い忍者服で、回転をするが、27話以降では紫の忍者服を着て飛び出すという様になった。40話まで、題名にアンタッチャブルの表示がついている。
第41話以降
「隠密同心。それは旗本寄合席・内藤勘解由に命を預け、いつの頃からか、人生の裏道を歩かねばならぬ宿命を背負った者たちである。凶悪な犯罪者を追及する一方、法の冷たさに泣く、大江戸八百八町の民衆を、ある時は炎の様な熱情を込めて、又、ある時は影のように支える、この男たち。だが、彼らの生命を補償する物は、何も無い。」オープニングの映像は、27話以降と変わらない。この話より、アンタッチャブルの表示が消える。

第2シリーズ[編集]

「隠密同心 それは旗本寄合席 内藤勘解由に命を預け、人知れず人生の裏道を歩かねばならぬ宿命を、自らに求めた者たちである。極悪非道の犯罪を憎み、 過酷な法の冷たさに泣く、大江戸八百八町の人々を、ある時は助け、励まし、又、ある時は影のように支える男たち。だが、身をやつし、姿を変えて敢然と悪に挑む彼らに、明日と言う日はない」

第3シリーズ・平成第1シリーズ[編集]

「隠密同心 それは旗本寄合席 内藤勘解由に命を預け、人知れず人生の裏道を歩かねばならぬ宿命を、自らに求めた者たちである。極悪非道の悪に虐げられ、過酷な法の冷たさに泣く、大江戸八百八町の人々を、ある時は助け、励まし、また、ある時は影のように支える彼ら。だが、身をやつし、姿を変えて敢然と悪に挑む隠密同心に、明日という日はない」

※途中隠密支配の変更に合わせ「大番頭 藤堂対馬に命を預け」(第409話~第510話)、「陰の支配 幻の御前~」(第511話~第536話)、平成第1シリーズは「老中 松平定信~」と、それぞれ言い回しが異なっていた。

「新・大江戸捜査網」[編集]

「風が舞う、殺気が走る、きらめく刃が闇を裂く。大江戸八百八町が眠る頃、隠密同心 推参仕る」

平成第2シリーズ[編集]

「隠密同心 筆頭老中 松平定信に命を預け、人知れず人生の裏道を歩まねばならぬ宿命を、自らに求めた者たちである。極悪非道の悪に虐げられ、過酷な法の冷たさに泣く、大江戸八百八町の人々を、ある時は助け、励まし、また、ある時は影のように支える彼らだが、身をやつし、姿を変えて敢然と悪に挑む隠密同心に、明日という日はない」

劇中のナレーション[編集]

隠密同心 心得の条 我が命我が物と思わず 武門の儀、あくまで陰にて 己の器量伏し、ご下命如何にても果すべし なお 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし」というナレーションが、日活から三船プロダクションに製作が移って以降、多く用いられた。他に2バージョンの心得の場がある。「およそ悪はその実態を見極め、その根源を断つべきこと。虎穴に入らば己の肉を斬らせ、、しかる後、敵を倒すべし。この定め、忘れることなかれ」と、もう一つは、、「行動は風のごとく速やかに、いかなる窮地に陥るも、みだりに狼狽することなく、一度決すれば必ず敵を斬るべし。一度決すれば必ず敵を斬るべし。一度決すれば必ず敵を斬るべし。」の二つで有り、第三シリーズの杉良太郎の時にのみ流れた、レアな心得の条である。


本当に死んだ隠密同心は、第3シリーズ第27話に登場した山口太兵衛(左右田一平が演じた)と、くれないお蝶だけである。いずれも不憫に思った、伝法寺隼人以下の隠密同心たちが「心得の条」最終条に背いて、その屍を拾い、弔っている。他にも、第3シリーズの最終回で、幻の御前が自害という形で死亡しているが、役者は最後まで不詳。なお「屍を拾う」という言い方は用語的に不自然、「骨を拾う」という表現の方が正しいという指摘もあった。

成敗時[編集]

悪を斬り捨てに行く隠密同心の行進のシーンのバックに、「隠密同心心得之条(おんみつどうしんこころえのじょう)」がナレーションで入る。シリーズによって内容に若干の変更はあるものの、最後は必ず「死して屍拾う者なし」で終わる。

悪の黒幕らの談合や宴席が最高潮に盛り上がる最中に隠密同心が乗り込み、罪状を読み上げる。追い詰められた悪人たちが「おのれー、貴様ら一体何者だ!」(もしくはそれに類する台詞)と尋ね、それに各自が名前を名乗ってから、悪人たちとの立ち回りが始まる。

成敗時に「隠密同心○○」(以下、次々と「同じく○○」と名乗りを上げる。また、隠密同心たちと一緒に、隠密支配も、悪代官らの成敗に加わっている時には、最後に隠密支配が「そして隠密支配○○」と名乗る)の前後に、決め台詞を言うときもあった。

  1. 杉良太郎(十文字小弥太):第3シリーズの初期で「俺たちが知ったが最後、悪の華は咲かさん!」
  2. 里見浩太郎(伝法寺隼人):第3シリーズの終盤で「地獄の土産に聞かせてやろうか!」
  3. 松方弘樹(左文字右京):「三途の川の渡し守」(以降、名乗りへ)「たとえ世間が黙って見逃したとしても、この懐剣が承知できねぇとよ」「てめえたちに、明日のお天道様を拝ませるわけにはいかねぇ」(「三途の川」の前の台詞。松方編でも後期で用いられた)
  4. 並樹史朗(新十郎):相手を切り倒す際に、「役儀により、冥土への速飛脚、ご案内仕る!」

第3シリーズの第306話から第330話までは、成敗時に隠密同心は白装束姿で現れた。『新』では、成敗時に隠密支配・日向主水正から流し目のお紺によって、あらかじめ敵に成敗書が投函される。また、第3シリーズの第65話、第91話、第112話、第165話、第186話、第207話と第408話以降では、成敗時の名乗りが終わって悪人たちとの立ち回りが始まってから心得之条が挿入されることが多くなり、心得之条をバックに行進する場面はあまり見られなくなっている。

音楽[編集]

玉木宏樹作曲によるオープニング・テーマ曲は、単純拍子と変拍子を巧みに使い分け、軽快かつ緊張感に満ちたもので、テレビ時代劇テーマ曲の代表作であり、チャンバラシーンでも用いられた。新と平成第1シリーズの初期のオープニングテーマ曲は、お馴染みのテーマ曲とは別バージョンである。なお、第1シリーズ(第26話まで)は、エンディングでもオープニングテーマ曲が使用されていた。

ステレオ録音のフルバージョンはCD「ちょんまげ天国 ~TV時代劇音楽集~」(2002年ソニーミュージック、MHCL-161)などで聞く事が出来る。前奏は第1・2シリーズ仕様。

玉木自身の編曲・演奏の「ヴァイオリンのための“大江戸捜査網”」がCD「玉木宏樹の大冗談音楽会!!」(1995年コロムビア、COCO-78584)に収録。 シエナ・ウインド・オーケストラ演奏の原曲にほぼ忠実なカヴァー版(編曲:福田洋介)がCD「THE刑事☆究極の刑事ドラマ・テーマ集」(2009年エイベックス・クラシックス、AVCL-25459)に収録。その吹奏楽譜はウィンズスコアから発売。

玉木宏樹は2010年にジェイムズ・スウェアリンジェン作曲の吹奏楽曲インヴィクタ序曲(1981年発表)が大江戸捜査網のテーマ曲に似ていることをツイッターで指摘され、「これは完全にパクられましたね。短三度上の転調、そして変拍子、私は作曲家ですからパクリかどうかはすぐに判断出来ます。唯一の救いは、向こうはカッコ良くないと言うことですね。」とコメントしている[1]

シリーズ一覧[編集]

1970年~1984年放映[編集]

第1シリーズ[編集]

1970年10月3日~1971年9月25日放送(制作:日活 東京12チャンネル)。

第26話までは、エンディングで、オープニングテーマ曲が流れていた。第27話から、杉良太郎が歌う主題歌「江戸の夜明け」が流れるようになった。第1作では立ち回りで、オープニングテーマ曲が流れることはあまりなかった(第6話、第20話、第22話など)。

スタッフ
主題歌
  • 『江戸の夜明け』(第27話から)
    • 作詞:川内康範、作曲・編曲:曽根幸明、唄:杉良太郎、コロムビア男声合唱団

杉が後年コロムビアからCBSソニーに移籍してから録音したセルフカヴァー版は演奏、歌い方がかなり異なるが、ソニー・ミュージックのCDでは放送当時の音源のような扱いで収録されることがある[2]

登場人物
普段は、「相模無宿の珊次郎」として活動。髪型は、当初は月代だったが第6話でムシリになって以降、交互に使い分けるようになる。任務に対する非情さと江戸庶民を愛する人情を持ち合わせている。村育ちの島帰りだったが、勘解由に拾われて隠密同心となる。隠密装束は黒の着流し。
普段は、素浪人としての活動が多い。髪型は、当初は御家人ムシリだったが第23話で総髪になって以降、交互に使い分けるようになる。珊次郎とは対照的に情にもろく、対立したりすることがある。椿の花を武器に愛用している。
勘解由配下の密偵で、元々は任侠一家の娘(第2シリーズ第18話で明かされる)。勘解由と小弥太、十蔵との橋渡し的な役割も務める。隠密装束は特に決まっていないが黒の忍装束が多い。(紫やグレーの忍装束の時もある)
  • 山猫お七:岡田可愛(第1話~第28話、第31話、第32話~第41話。第43話、第44話、第47話、第48話、第50話、第51話)
男装の女掏り師。年齢17歳。珊次郎たちが隠密同心であることを知らずにいたが、第4話で見破ってからは協力するようになる。珊次郎を「アニキ」と呼んで好意を抱いている。天涯孤独の身の上で、生き別れになった兄がいるらしい(第7話)。常に伸縮自在の釣竿を携帯している。
四千石をたまわる旗本。かつては幕府の要職に就いていたが、無類の道楽好きが祟り、無役となり、旧友でもある定信の頼みで、隠密支配という裏の職に就き、隠密同心に指令を送る。
  • おとら:悠木千帆(第4、18、20、23、26、27、31、36、38~44、46、49~51話を除く)
将棋の駒で占いをする占い師。何かとお七と行動を共にすることが多い。井坂に惚れている。
  • おかん:白木マリ(第1~17、21~27、34、37、38、40、42、46、47、49、51話)
音吉の元・師匠の女房。未亡人になり、居酒屋を営んでいる。どんな相手にも物怖じしない肝っ玉女将。
元・無宿人でおかんの家に居候している飴売り。珊次郎を最初は煙たがっていたが、義兄弟の契りを交わし、探索などに協力する。珊次郎を「アニキ」と呼ぶ。
お七の友人。珊次郎を「アニキ」と呼ぶ。何かとお七と行動を共にすることが多い。お調子者で減らず口を叩くことが多いが、友人のために命を捨てようとする一本気な面がある。
  • 島田又五郎:深江章喜(第1話~第3話、第5話、第6話、第8話~第11話、第14話~第17話)
北町奉行所同心。責任感が強く、真面目な性格。

第2シリーズ[編集]

1972年4月3日~1973年3月17日放映(制作:日活 東京12チャンネル)。

スタッフ
主題歌
  • 『江戸の夜明け』
    • 作詞:川内康範、作曲・編曲:曽根幸明、唄:杉良太郎
登場人物
  • 隠密同心 十文字小弥太:杉良太郎
  • 隠密同心 井坂十蔵:瑳川哲朗
  • 隠密同心 小波:梶芽衣子
  • 隠密補佐 山猫お七:岡田可愛
第26話を最後に、姿を消す。
  • 旗本寄合席 内藤勘解由:中村竹弥
珊次郎たちと旧知の瓦版売り。
  • おせん:太田とも子
  • 萩乃:花ノ本以知子
    • 第17話「琉球の女」(1972年7月15日放送)では3日間の沖縄ロケが行われた。ロケ地は那覇市内の名所、玉城村玉泉洞奥武島など。沖縄本土復帰に合わせる予定が出演者のスケジュールが合わなかったという。前年12月までは第1シリーズが沖縄テレビで放送されていた事もあり、見物にファンが押し寄せた。ロケを伝える新聞記事では「美しき哉、琉球」というタイトルだった[3]


第3シリーズ[編集]

1973年9月22日~1984年3月31日放映。制作は三船プロに移行するも、お家騒動の余波から、1982年10月より、ヴァンフィルに(ただし「制作協力」として、三船プロのクレジットは終盤まで続けられた)。

2007年1月に発売されたパチンコ「CR大江戸捜査網」のモチーフになっているのは、このシリーズである。

スタッフ
主題歌
登場人物
  • 隠密同心 十文字小弥太:杉良太郎
相変わらず、相模無宿の珊次郎として活動を続ける。第7話以降、能面をつけて、悪人の前に現れるようになる。隠密装束は黒や紺の着流しを着用。野性味あふれる太刀さばきが特徴。第26話で、定信を失脚させようとした若年寄の堀田と北町与力の森川の野望を阻止し、勘定吟味役与力に任命されて仲間の前から去った。
  • 隠密同心 伝法寺隼人(でんぽうじ はやと):里見浩太朗
小弥太の後任として、第27話から登場。表向きは音次郎(おとじろう)として、新内流しか遊び人風体で活動。仲間からは「音さん」と呼ばれる。一刀流が中心だが、実は二刀流の達人。第38話の時点から8年前まで、矢作二刀流道場で親友の小早川と共に竜虎の異名をとるほどで、回数は少ないが二刀流になることがある(第27、28、30~32、38、46、53、54、62、80、116、127、178、194、205、220、243、300話など)。その太刀さばきは華麗。遊び人では素手や鎖(第29、31、37、46、47、51、55話)または仕込み煙草入れ(第47話、第52話)、新内流しでは棹や撥に刃を内蔵した仕込み三味線で闘うこともある。隠密装束は青や紺、紫(第60・273話)の着流しを着用。第305話で、爆破事件の黒幕が筆頭若年寄の菅沼だったため、切腹を覚悟で成敗するが、定信の計らいで菅沼は病死となり、上方に新設される隠密同心組織の隠密支配に任命され、旅立って行った。
  • 隠密同心 左文字右京(さもんじ うきょう):松方弘樹
隼人の後任として、第306話から登場。表向きは、桔梗屋の板前・清次郎。元は御家人の次男坊で、御家人の仕組みに嫌気がさして、刀を捨てたが、内藤勘解由にその腕を見込まれ、1年間、隠密同心としての修行を積んだ。野性味と華麗さを併せ持った太刀さばきを見せる。隠密装束は白の着流しに紺白の帯で二刀流だったが、1年経ってからは、水色→青の着流しで一刀流になる。第536話で幻の御前の死と旧知の町人たちを自らの暗殺計画に利用された怒りから、隠密同心の証の懐剣を返上。全ての黒幕である将軍家御家門・立花左馬介を成敗した後、いずこともなく去っていった。
  • 隠密同心 井坂十蔵(いさか じゅうぞう):瑳川哲朗(第4、9、10、15、18、23、216、234、310、313、314、351話を除く)
前作同様、虚無僧や同心などの活動が多いが、第122話で寺子屋の先生をしてからはシリーズ後半の表向きとして定着するようになる。第27話から椿の花の代わりに、太刀の柄と鞘を組み合わせた長巻を武器とし(第27、29、31~34、39、40、48~50、53話)、髪型も総髪から第1シリーズ初期の御家人ムシリにマイナーチェンジされる(第27話~第39話)。第306話からは髪型が総髪から月代の武家髷に一時期変更されていた。仲間からは「旦那」と呼ばれる。流派は神明一刀流。かつて父親は普請方に勤めていたが、上役の賄賂による不正に巻き込まれ切腹し、お家断絶で天涯孤独となり、神明一刀流道場主の脇坂玄藩に育てられた(第122話)。隠密装束は初期は薄いグレー、第27話以降は黒の着流し、第306話からは白の着流しに黒白の帯を着用。後期から薄いグレー→黒の着流しを着用。第536話で清次郎らと共に江戸から姿を消した。
  • 隠密同心 夕霧:古城都(第1話、第17話、第18話、第23話)
第1話から登場。芸者、武家女中、男装の剣士などの顔を持つ女隠密。演じた古城のスケジュールの影響か、わずか4回の出演回数にとどまり、何の理由もなく姿を消した。隠密装束は赤紫の忍装束。
  • 隠密同心 くれないお蝶:安田道代(第26~30、32~36、38、42~47、49、59、60、66、67、69~73、78話)
戦力補充のため、第26話から登場。普段は胡蝶(こちょう)という名の芸者で活動。成敗時は、唯一焦げ茶色や紫色の仕込み和傘の刀を逆手持ちで戦う。隠密装束は青の着物。髪型はやや丸みのある結髪。第78話で、敵の仕掛けた罠から少女を庇い、爆死。遺骨は音次郎たちによって故郷へ帰された。
  • 隠密同心 いさり火お紺:山口いづみ(第66、67、69、70、78、110、114、125、137話を除く)
第62話から登場。女隠密がシリーズ唯一の3人体制になる(が、女隠密が3人同時に出演することはなかった)。基本的にはお蝶の代役としての起用だが第71話ではそのお蝶とコンビを組んでいる。表向きは芸者、酒豪で壷振りの名手でもある。隠密装束は、初期は桃色の着流しに髪はポニーテールで青い柄の刀だったが、第76話からは朱色の鍔なし鞘の小太刀を逆手で使用。さらに第86話からは赤の着物に髪は結髪に変更され、朱色の鍔なし鞘の小太刀と鞘を使用。第158話を最後に将軍の護衛につくため、隠密同心の任を退いた。
  • 隠密同心 不知火お吉(しらぬい おきち):江崎英子[第132話から、江崎由梨に、改名](第32、34~36、42、49、60、71~75、157話を除く)
第1話で隠密同心に加入。初代魚屋隠密。盗賊・不知火吉兵衛の娘。9歳の頃から掏りをしていたことがあった。幼い頃、内藤勘解由に拾われ、鞍馬山のぜんこう和尚に預け、修行させた。隠密装束は初期は半袖の黒地上着に、黒のショートパンツと網タイツ、髪型はポニーテール。中期からは下半身はパンタロンになり髪型も下ろした簡単な一つ結びに。後期は黒地に朱色の細い斑線の革製半袖上着に左手に手甲を装着、終盤は赤と黒の斑模様襟の黒地の長袖上着、赤と黒の斑模様の細い帯に両手首に黒のリストバンドを装着(装着してない回もある。)、第158話で、幼馴染の新吉を救おうとして、屋形船で銃弾を浴びる。重傷の身でどうにか事件の黒幕を成敗した後、勘解由の計らいもあり、新吉の故郷で治療するため、彼と共に江戸を去った。
  • 隠密同心 稲妻お竜(いなづま おりゅう):土田早苗(第169話、第273話、第328話~第336話を除く)
第159話から登場(第328話から第336話の間は急病のため、出演していない)。表向きは芸者玉竜(たまりゅう)として活動する。花札占いを得意とし、鉄火肌で男相手にも引けをとらない性格の持ち主。元々は武家の娘。隠密装束は、初期は黒の袖に白の飾りの付いた半袖の赤紫色の忍装束に両手首に赤紫色のリストバンドで、紫色の柄の刀を逆手(順手の時もあり)で使用。髪型は三人官女風の結髪。第203話~第243話・第249話第250話までは青の着物で髪型もスッキリした結髪に、第244話~第248話と第251話からは青紫色の着物、伝法寺版終盤は紫の着物、刀は鍔無しの紺色の鞘の刀を使用。第306話からは白の着物に紺白の帯、終盤は青色地に白い胡蝶柄の着物。第408話で、事件に巻き込まれた少年の目を治すため、亡くなった母親に代わり、少年と共に長崎へ旅立った。
  • 隠密同心 風(かぜ):志穂美悦子(第165話、第185話、第186話、第199話、第201話を除く)
第159話から登場。風では呼びづらいこともあり、勘解由からお新(おしん)と名づけられ、二代目魚屋隠密として活躍。空手と男勝りの大胆なアクションで、新風を巻き起こす。隠密装束は背中に風の文字が書かれた赤い袖なしの忍装束で、両手と下半身は紺のタイツ、髪型はポニーテール、刀は背中に差している。第202話で、恋仲になった友吉の娘おさきを救出する際、爆風によって失明寸前になるが、自力で敵を討ち、友吉親子と共に治療のため、江戸を旅立った。
  • 隠密同心 はやぶさお銀:安西マリア(第206話、第215話、第218話、第222話、第227話を除く)
三代目魚屋隠密。第203話から登場。年齢19歳。抜荷の疑いをかけられ死罪になった、長崎の回船問屋南海屋の娘。その仇を探し求めていくうちに、女郎屋の下働きとして売り飛ばされた過去がある。身請け寸前に手裏剣の師匠と出会い、その際に手裏剣技を会得。そのため、普段から護衛用にくない型手裏剣を隠し持っている。隠密装束は上半身、赤色地の縦横白線一本線模様で、下半身は黒のレオタードスパッツ姿の岡っ引き風、髪型はポニーテール。左手首に棒手裏剣を携帯している。第230話で、自分と似た境遇の千太との出会いが縁で役目を退いて彼と共に旅出った。
  • 隠密同心 流れ星おりん:かたせ梨乃(第326話を除く)
第231話から登場した、四代目魚屋隠密。お竜との女隠密最強コンビは、シリーズ全盛期を支えた。松平定信の身代わりとなって、地雷の犠牲となった側近片桐十郎太の娘で、本名は楓。亡き父の願いで、隠密同心になるべく修行を重ねていた。初期の武器は赤鞘の刀だが、第254話で赤い短槍と脇差に変更、槍の先に鞘が付いていたが、数話で省略された。隠密装束は初期は、上半身赤色地の縦白線の二本線模様で、岡っ引き風の上着に黒の帯、両手に黒のリストバンドを装着。254話からは真紅色地に細い針状花弁の花模様の岡っ引き風上着に黒の帯に両手首に黒のリストバンドを装着し、前髪を下げたポニーテールから整髪されたポニーテールに、306話からは白の岡っ引き風上着で赤白の帯に、両手に黒の手甲当てを装着。後期も真紅色地に細い針状花弁模様の岡っ引き風の上着で黒の帯に両手に薄い紺色の手甲当てを装着、下半身は黒ショートパンツに膝下黒の足当て姿。第459話で、春香と共に敵の罠によって重傷を負い、治療のため、江戸を離れた。
第409話から登場。表の顔は芸者春香として、情報収集などに活動。ただし、本人は芸者の仕事はあまり好きではない様子。本当の名はお春で、材木問屋の娘だったが幼少の頃に両親を賊に殺され危ういところを根来忍者の残党だった疾風の源次に助けられ妹同然に育てられたが江戸の父の知り合いによって引き取られた(第434話)。第459話で、おりんと共に隠密同心を引退した。
第331話から登場。実の父親は、南町奉行所与力で勘解由の将棋仲間だったが、抜荷の犯人に撃たれて死亡。勘解由の計らいで、町火消し「は」組の頭(かしら)辰造の娘として育てられた。辰造が殺された復讐を果たすべく、勘解由に懇願して隠密同心に加入した。
土田早苗の急病で、第331話~第336話の短期間の出演。
第356話から登場。元は根来忍者の生き残り。内藤勘解由が、隠密同心に入れようと育てていたが、高木新之助(第356話)に恋をしてしまい、隠密同心の申し出を一度は断った。しかし、高木新之助の死をきっかけに、隠密同心に加入する。臨時加入で、第388話~第390話・第402話・第404話の短期間の出演だった。
第460話から登場。 雑賀衆(さいかしゅう)の出身。普段は芸者菊丸として、情報収集などに活動。隠密装束は青地に白の白鷺柄の着物。刀は白で着色した竹巻きの鍔無し鞘のやや長めの刀。吹雪という双子の妹(夏樹二役)がいる。第536話で清次郎らと共に江戸から姿を消した。
五代目魚屋隠密、第460話から登場。 隠密装束は袖なしの黄色の忍び上着に黄色のショートパンツ、髪型はポニーテール、額は鉢巻代わりの三色の組紐、鞭が付いた特殊な小太刀で戦う。第499話を最後に、プライベートな事情から降板。
第511話から登場。魚屋隠密ポジションではあるが、男装の遊び人が表向きの模様。髪結いに扮して、情報収集を行うこともある。隠密装束は赤地に金の花柄入りの岡っ引き風長袖に、黒のショートパンツ姿に黒の足当てを着用、髪型はポニーテール。逆手持ちで戦う事もある。第536話で清次郎らと共に江戸から姿を消した。
第409話から登場。表の顔は、小石川養生所の駆け出し医者。病人からの信頼は厚いが、まだ若いゆえ、任務でドジを踏むこともしばしば。髪型は最初の頃は総髪だったが第423話からポニーテールに変わり、普段の装束も最初は灰色だったが第423話から緑色に変わった。隠密装束は前半は青の着流し、中盤は紺の半袖忍装束に左腕に手甲を装着、終盤は緑の半袖忍装束。第536話で清次郎らと共に江戸から姿を消した。
  • 旗本寄合席(初代隠密支配) 内藤勘解由(ないとう かげゆ):中村竹弥
第51話で、7年前に勘定奉行に任命されるが爆薬で妻子を殺され、政に対する自責の念から、勘定奉行の役職を退いた過去が判明している。同回で再び勘定奉行に推挙されるも「庶民を犠牲にする政には興味がない」との一念から拒否している。名乗りの時は旗本寄合席パターンと第3シリーズの途中からの隠密支配パターンがある。隠密装束は特に決まっていないが、第306話、第307話のみ白の着流し、後半は紫の着流しが多い。第404話が最後の出演となったが特に理由もなく退場した。
  • 大番頭(おおばんがしら:二代目隠密支配) 藤堂対馬(とうどう つしま):大山勝巳
第409話から登場。内藤勘解由より隠密支配を引継いだ。清次郎たちには「お頭」と呼ぶよう頼んでいる。第416話で、佐竹藩藩主小池左馬介の義理の弟であることが明かされた。隠密装束は紫の着流し。大坂城代となったため、隠密支配の職を辞した。
  • 影の支配 幻の御前の声:黒沢良
第511話から登場。本名や素性などは一切謎で、顔も編笠で隠れたり、後ろ姿だけだったりと正体不明の存在。同シリーズ最終回にあたる第536話で、清次郎たちの素性を洩らし、それが敵の隠密同心抹殺計画に利用されたことを苦に切腹し、果てた。
  • 早耳金太:古今亭志ん駒
瓦版屋。事件解決のために貢献するが、大麻入りの煙草を吸わされたり、囮にされて殺されかけたりとロクな目に遭わない。いつも、「桔梗屋」にいる珊次郎や音次郎、井坂らの正体が隠密同心であることは知らない。
  • おかん:白木万理
「桔梗」の女将。
「桔梗」の女中。
第513話~第536話。「桔梗」の女中。
「桔梗」の女中。清次郎と昔知り合ったことがある
    • 第109話「火花散る隠密七変化」で、元隠密同心「葉隠れお雪」役で、美空ひばりが出演し、仇討ちを果たしている。
    • 稲妻お竜役の土田早苗は、2回、長期病欠している。そのため、芸者隠密同心のピンチヒッターとして、火車おもん(高瀬春奈)と矢車お菊(中島ゆたか)が登場しているが、それぞれ約2か月、3か月しか登場していないため、オープニングには登場せず、エンドクレジットのゲスト扱いである。
    • 第508~510話の「小母さん岡っ引きシリーズ」では、丹阿弥谷津子が、岡っ引き おたね役で出演。以降も、数話に出演している。

新・大江戸捜査網[編集]

  • 1984年4月7日~1984年9月29日(制作:ヴァンフィル テレビ東京)

スタッフ

  • 企画:時崎克彦、元村武
  • プロデューサー:石川博、田辺隆史
  • 音楽:玉木宏樹
  • 撮影:緒方博
  • 照明:嶋田宣代士
  • 選曲:合田豊
  • 殺陣:高倉英二
  • レーザーサウンド:横浜シネマ
  • ナレーター:日下武史
  • 協力:84プロモーション
  • 脚本:山崎巖、小川英、胡桃哲、和久田正明、土橋成男、大工原正泰、下飯坂菊馬、富田富美
  • 監督:長谷部安春、猪崎宣昭、岡康季、小澤啓一、手銭弘喜、宮越澄、白井政一、山城新伍吉田啓一郎、大久保直実
主題歌
登場人物
本シリーズのリーダー格。表向きは飛脚だが、雇われているわけではなく、長屋の住居が飛脚屋を兼ねている模様。情にもろい性格ゆえに、危機に立たされることも、ままあった。
楽天家で、お役者銀次を自称してはいるが、実際は現代でいうフリーターである。そのため毎回、松五郎の斡旋で、様々な仕事を買ってはいるが、いずれもまともなものではない。悪女集団に叩きのめされたりとこちらも受難が多い。成敗の際には総髪の浪人風情になる。後半では、必殺シリーズで用いられるような技で成敗を行ったこともある。
表向きは、流し目のお紺という通り名のはぐれ芸者。主に情報収集が役目。成敗には参加せず、主水正から承った御成敗書を敵の居場所に届けるのが役目。
長屋に住居を構える町医者で、治療代びた一文取らず、住人からの信頼も厚い。徹底した個人主義者で、隠密同心としての職務にはあまり関わりたがらないが、いざという時はメンバーの力になることもある。人差し指で、相手の体を貫通したり、関節を外したりと怪しげな秘術の使い手でもある。
  • 隠密支配 日向主水正:瑳川哲朗
  • さすらいの松五郎:ガッツ石松
隠密同心の溜り場である居酒屋の主。居酒屋自体は、青と黄色を基調としたお洒落な外装。お清と夫婦になる前は喧嘩っ早い性格だったらしく、そのせいか時折、感情的になるとすぐ相手を殴ってしまう癖がある。毎度、銀次に仕事を斡旋している。新十郎たちが隠密同心であることは知らないが、後半は彼らをサポートする面が随所に見られた。

補足

1990年~1992年放映[編集]

第1期[編集]

1990年10月12日~1991年3月29日放映(制作:G・カンパニー テレビ東京)。

スタッフ
主題歌
キャスト
普段は、寺子屋の先生。みなし子で、義憤から悪人狩りをしていたが、松平定信を狙った事や親代わりの住職が斬殺された事がきっかけで、隠密同心に加入した。隠密装束は青い着流しを着用し、髪型も総髪に変わる。
普段は、酒・女・博打大好きな町方の高積み見回り役(往来に積んである貨物の高さを監視し、荷崩れ事故を防止する役目)同心。同心のため、過去の事件の洗い出しにはもってこいの切れ者で、女形役者、太鼓もち、若旦那などに変装する。十手術や居合を得意とする。グレーの着流し着用。
普段は、剣術道場の道場主。火の車なので、傘張りや道場破りで、小銭を稼いでいる。隠密装束は、黒の着流しを着用していたが途中から茶色の着流し着用。刀や槍を使用する。
  • 隠密同心 花の小路お光(はなのこうじ おこう):中村あずさ
的屋(てきや)「花の小路一家」に生まれ、さる旗本に見初められるも、夫に先立たれ、家は断絶。強制的に落髪させられ、光明尼という名で、一人尼寺で夫の先祖の墓の墓守をしながら、夜には賭場でお金稼いだり賭場荒らしを行う。捨て身の度胸と小太刀の腕を定信に買われて、隠密同心となる。探索時には、芸者として振舞う。隠密装束は薄紫色の尼頭巾に紫の着物、手には数珠を携帯。刀は黒色鍔無しの鞘の刀を、普段は逆手持ちで使って応戦、刀の柄の下部と鞘の下部は接続出来る仕掛けがあり、薙刀のようにして、薙刀応戦も可能。
なお、隠密同心四人は成敗時には、額に正の一文字の入った金属性の額当て鉢巻を巻いている(花の小路お光は尼頭巾に縫いつけている)。
普段は、魚屋。主に情報収集と定信との繋ぎ役。
普段は、裕之介たちが屯する小料理屋の主人兼板前。もともとは義賊と謳われた盗賊で、町方与力に捕縛されかけたがその与力に情けを掛けられたことで足を洗い、その後、裕之介と出会った事で彼の悪人狩りのための情報収集をしていた。裕之介が隠密同心となった後も、引き続き情報収集を担当する。
なお、六助の過去にまつわる話は本編11話で語られている。
老中着任後、田沼政権がもたらした悪政を根絶やしにし、江戸庶民に平和と安らぎを与えるべく伝説の存在だった隠密同心を結成。自らその支配として直接、隠密同心たちを束ねている。
  • ナレーター:黒沢良
松平定信の娘。
六助の妻。
新十郎の上司の町方同心。口調が独特でオカマの気があり、新十郎に「相撲取りみてぇな、身体しやがって」と陰で言われている。新十郎を「新十郎又は新ちゃん」と呼ぶ。
町方同心。
小料理屋の店員。

第2期[編集]

1991年10月11日~1992年3月27日放映(制作:G・カンパニー テレビ東京) 好評だった前作に続いて製作。キャスト及び設定は前作の流れをついでいるものの、役が代わったり、オープニングなど昭和シリーズのオマージュ的部分が濃厚となっている。

スタッフ
  • 制作:江津兵太、元村武
  • プロデューサー:鈴木一巳、藤原幣吉、真鍋和己
  • 音楽:玉木宏樹
  • 選曲:合田豊
  • 撮影:中間政治
  • 美術:松井敏行
  • 録音:秋山一三
  • 制作担当:土肥裕二
  • 殺陣:高倉英二、中瀬博文
  • 効果:宮田音響
  • 整音:星一郎(アオイスタジオ)
  • 現像:東映化学
  • 衣裳:東宝コスチューム
  • かつら:アートネイチャー
  • 大道具:KHKアート
  • スタジオ:東宝ビルト、生田スタジオ
  • 車輌:マエダ・オート
  • 協力:根津神社
主題歌
キャスト
  • 隠密同心 天竜寺隼人(てんりゅうじ はやと):橋爪淳
普段は、小料理屋の板前の直次郎(なおじろう)。元は忍者の出身で、いち丸が本名。隠密装束は白い着流しを着用。
  • 隠密同心 秋草新十郎(あきくさ しんじゅうろう):京本政樹
町方同心をクビとなり、浪人になった。井坂十蔵を意識してか、虚無僧の姿で活動するようになる。情報収集は、元上司の同心から聞きだすことが多い。元上司の桂馬からは、相変わらず詰め寄られている様子。隠密装束は紫の着流しを着用。
  • 隠密同心 流れ星お蝶:中村あずさ
普段は芸者。蝶丸として、情報収集など行う。紀州根来衆忍者で、幼い頃から隠密になるために奉公された。隠密装束は、赤の着物。刀は濃い茶色の鍔無し竹鞘の刀。
普段は魚屋。第19話まで情報収集と小笠原との繋ぎ役の隠密補佐で、第20話にて命の恩人である相良藩の家老の仇討ちを志願し、隠密同心として加入した。初参戦に成敗した仇相手がその家老が在籍していた相良藩藩主と部下である。隠密装束は黄色地に赤い風車柄の岡っ引き風の上着に、黒のショートパンツに膝下は黒の足当て。成敗時は、短槍を使用して戦う。
  • 旗本寄合席(隠密支配) 小笠原甚内(おがさわら じんない):和崎俊哉
隼人が敵のアジトに侵入した際、敵を欺くにはまず味方から騙すため、先回りして、浪人姿で潜入していた切れ者の隼人たちの上司。
前作より引き続き隠密支配を兼任していたが、その役目を甚内に譲った。
  • ナレーター:黒沢良
直次郎が働く小料理屋「桔梗」の女将。劇中でリンダの持ち歌である「狙い撃ち」を十八番として熱唱している。
  • 白壁桂馬:龍虎
町方同心。新十郎とは、依然つながりがある。
小料理屋「桔梗」の看板娘。
第24話に登場した元老中。賂を取り続けていたのを理由に老中の座を追われ、一万石の大名に甘んじていた。自らの老中返り咲きと相良藩の再興を目的に、隠密同心の全滅と江戸の大火事の混乱に乗じた定信の暗殺を計画するが、チームワークと執念で危機を乗り越えた隠密同心の敵ではなく、隼人、新十郎に成敗された。その後定信の計らいで孫の田沼意明が田沼家の家督を継いだ。

放映リスト[編集]

CS放送局の番組表などでは、このリストと違い第2・3シリーズは第1シリーズからの通算話数となっている事が多い。

いずれのシリーズも、伸縮型のメニューとして掲載する。右にある[表示]をクリックすると一覧表示される。

第1シリーズ[編集]

第2シリーズ[編集]

第3シリーズ[編集]