名探偵ポワロ

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名探偵ポワロ
Agatha Christie's Poirot
ジャンル 推理ドラマ
放送時間 不定期
放送期間 1989年-2013年(全70回)
放送国 イギリスの旗 イギリス(製作国)
制作局 ITV
出演者 デヴィッド・スーシェ
ヒュー・フレイザー
フィリップ・ジャクソン
ポーリーン・モラン
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名探偵ポワロ』(めいたんていポワロ、原題:Agatha Christie's Poirot)は、1989年から2013年にかけて、イギリスのロンドン・ウィークエンド・テレビ(London Weekend Television)が主体となって制作した、アガサ・クリスティ原作による探偵エルキュール・ポワロ[1]を主人公としたテレビドラマ。原作を重んじた丁寧な作りが放映開始当初から支持を集め、映像化されたポワロの決定版となった。

初期は短編の映像化がメインで、短編を消化してからは長編に移行し制作されていった本作は、当初から原作全ての映像化が期待されポワロを演じたデヴィッド・スーシェ自身も前向きであった。しかし中期以降、企画当初からのプロデューサーが退任、制作母体が頻繁に変更されるなど、映像化継続は難航し数年間新作が発表されない時期もあった[2]。それでもファンの期待に後押しされるように新作は制作され続け、放映開始から25年近くを経た2013年6月からの第13シリーズをもって、ついにほぼ全て[3]の原作の映像化を達成した。

概要[編集]

キャスト[編集]

最も原作に近いポワロとしばしば賞賛されるデヴィッド・スーシェの演技が良く知られている。スーシェは原作を徹底的に研究し[4][5][6]、多くの俳優に演じられてきた「名探偵エルキュール・ポワロ」のイメージを決定付ける名演を見せた[7]

原作においては部分的な登場であった助手のアーサー・ヘイスティングズ大尉(ヒュー・フレイザー)、スコットランドヤードのジェームス・ハロルド・ジャップ警部(フィリップ・ジャクソン)、秘書のミス・レモン(ポーリーン・モラン)をほぼレギュラーとして登場させることで、ポワロを取り巻く人間関係にドラマオリジナルのキャラクター性を加えられている。彼らのユーモラスな掛け合いもドラマ版ポワロの魅力として認識されており、2004年の第9シリーズ以降登場していなかったが、最終シリーズである第13シリーズにおいて再登場を果たした。またゲストヒロインを始めレギュラー以外の登場人物の年齢が原作より高めに設定されており、「大人のドラマ」という側面が強調されている。

日本では、NHK1990年から日本語版の放送を開始。ポワロの吹き替えにはベテラン声優の熊倉一雄を起用し人気を博した。熊倉の声質は必ずしもスーシェのそれと似ているわけではないが、その独特の語り口は、スーシェ同様日本におけるポワロのイメージとして定着するに至った。スーシェ本人からも「熊倉の声が最もポワロの声によく似合う」とお墨付きをもらっている[8]。助手役であるヘイスティングスの吹き替えは第45話(『もの言えぬ証人』)まで富山敬が担当、富山の死後となる第47話(『エッジウェア卿の死』)から安原義人が新たに担当した。

時代設定[編集]

原作の「エルキュール・ポワロ」シリーズは第一次世界大戦直後の1920年代から時代が進んでいくのに対し、このドラマでは1930年代に概ね固定されている。特にジャロー十字軍(『ヒッコリー・ロードの殺人』)やフレッド・ペリー全仏オープン優勝(1935年)などのエピソード(『ベールをかけた女』)が物語に絡められている事から、第二次世界大戦前夜の1930年代後半期が背景にされていると見られる[9]

こうした時代設定を踏まえて、美術面などでアール・デコ風の世界観が作り出されており[9]、原作の持つ独特の雰囲気を演出することに成功している。

放映[編集]

NHKの日本語版はオリジナル版と放送順が替えられていたり、放送時間の関係で数分のカットシーンが存在する(カットシーンについてはDVDを参照)。アール・デコ調なポワロの横顔を模した特徴的なオープニング・エンディングは後期シリーズでは使用されなくなったが、日本語版では短縮された形で使用され続けている。再放送も行われているが、近年ではケーブルテレビに供給しているAXNミステリーチャンネル銀河でも放送されている。

新作が作られる度に随時日本でも放送されたが、版権処理や日本語化作業のため、オリジナル放送からは1年から3年程遅れるのが常であった。完成した日本語版は主にNHKの海外ドラマ枠として年末年始や夏休みに初放送されていたが、後期シリーズは衛星放送のみの場合が多かった。最終第13シリーズの日本語版については2014年9月からNHK BSプレミアムでの放送が予定されている。

登場人物[編集]

吹き替えはNHK版/デアゴスティーニ版の順。
エルキュール・ポワロ:デヴィッド・スーシェ(声:熊倉一雄/大塚智則
ベルギー警察の警官で原作では警察署長まで務めたが、ドラマでは触れられていない。首都ブリュッセルで活躍していたが、第一次世界大戦の影響でイギリスに亡命。受け入れ先「スタイルズ荘」で起こった殺人事件を解決し、一躍有名になる。事務所兼住居である、ロンドンのホワイトヘブン・マンションを拠点に、舞い込んできたりしばしば自分から首を突っ込む事件を灰色の脳細胞を用いて解決していく。
推理方法としては相手の心理や行動を分析するプロファイリングに近い推理法を得意とし、証人への質問も返答の内容より相手の顔色や反応を見るという、いかにも元警官らしい手法を使うが現場の証拠やそれが示すものを見逃すことはない。
秩序と方法をモットーとし、かなり几帳面な性格。曲がったことを許さず、机の上の物を始め、少しでも秩序を乱していると感じるものを並べ直してしまう癖がある。野趣をよしとするイギリス式庭園より、きちんと整備されたフランス式庭園を好む。ベンチに座る時など常に綺麗かどうか確認するなど、潔癖症の気もある。当然、潮風と船酔いが伴う船旅や埃っぽい中近東旅行はでは嫌っているが、いざ実際に行くと大いに楽しむ。ちなみに飛行機も苦手で、窓の外を見ようとしない。ドラマ版では切手収集を趣味としている。
世界一の探偵を自称する自信家で、誰もが自分のことを知っていると思っている。だが案外知られておらず、肩を落としてはヘイスティングスに八つ当たりしたりする。この件もあって、何度となく引退をほのめかしてはヘイスティングスをやきもきさせていた。一度だけ本当に引退を表明し田舎に落ち着いたこともあったが、その村で発生したアクロイド氏の殺人事件に関わり、再会したジャップの言葉に押される形で、再びロンドンのずっと押さえてあったホワイトヘブン・マンションの部屋に戻り探偵業に復職している。
自慢の口ひげは、カモメの羽を逆さにした感じ(ガルウィング風)で、先端はシリーズ初期と後期とでは微妙に変わっており、先端が少しカールしているものから先端が上を向いているものとなっている。原作では髭の形は明確に書かれていないため、スーシェの顔に似合い気に入るこの形にされた。
母国ベルギーへの愛国心は人一倍。ベルギーが馬鹿にされると癇癪を起こす。また自身の言葉の訛りからフランス人と誤解されることがあり、この時も機嫌を悪くする。フランス語の発音に慣れない英語圏の登場人物から姓名を間違って発音され、むっとすることもしばしばある。面倒とばかりに「ミスターP」などと呼ばれることさえあった。初期には丁寧に訂正を求めていたこともあるが、その後は苦笑しながらも指摘しないことも増えた。
太り気味であることを周囲にからかわれているが、大食漢ではなく美食家。健康ブームの影響か、体型について小言を言われることが多いが、「私の身体は完璧だ」と全く動じない。なお実際のスーシェはスマートで、ポワロを演じる際は胸や肩に大量のパットを入れている。美食のためか、虫歯があるようだが、歯医者は苦手。話によっては、右足を少し引きずっている。
このように一癖も二癖もある人物だが、それがどこかチャーミングで、憎めない人を惹き付ける一面となっている。
原作のポワロはかなり高慢で嫌なキャラクターだが、本ドラマではむしろより高貴で誇り高い人物描写がされている。ただし、長編もの特に後期シリーズでは、その孤高さが老いの侘しさとあいまって「孤独さ」へ、そして寂しさへと変化しつつある。
女性に対してはきわめて紳士的で、聞き込み先のメイドに椅子を引いて座らせる(『コックを探せ』)ことまでしている。女性心理の読み取りにも長けており、反対に鈍感なヘイスティングスの行動に眉をひそめることもしばしば。
真相の究明を恐れた犯人や、事件の関係者から殺されかけたこともしばしばある(『マギンティ夫人は死んだ』『杉の柩』『オリエント急行殺人事件』など)。
アーサー・ヘイスティングス大尉:ヒュー・フレイザー(声:富山敬安原義人/宮健一
ポワロの友人にしてパートナー。イギリス陸軍の退役将校大尉)で、現役時には中尉として第一次世界大戦従軍していた。傷痍軍人としてイギリスに戻ったときに亡命中のポワロと再会、『スタイルズ荘の怪事件』を機にポワロの助手になる決意をした。退役後も予備役士官として軍人年金を受け取っている描写があり、初対面の相手には「ヘイスティングス大尉」と紹介される事が多い。
退役軍人ながら優しく温厚な性格で、物腰は柔らかくとも容易に相手を信用しないポワロに比べ、相手をすぐ信用するお人好しである。特に美人の女性には弱く、何度か恋に落ちては淡い失恋に終わっている。『ゴルフ場殺人事件』で最愛の女性を見つけめでたく結婚、アルゼンチンで地主として暮らす為にポワロの元から去るが、原作ではそのままアルゼンチンに定住し、出演機会が激減するのに対し、ドラマ版では経営に失敗してイギリスに戻っている。「ビッグ4」では、アルゼンチンのラ・パンパ州サンタロサの、おそらくは郊外に、隠居していた。これ以外にも友人に勧められて買った株が、事件関係者が流布した風評で下落した(『プリマス行き急行列車』等)など投資に失敗するエピソードがあり、性格からか商才に乏しいようである。結婚生活については妻を深く愛しているが、妻からは自分が旅行先から帰るのと入れ違いで旅行に出て行ったりと微妙な態度を取られている。
性格は純粋かつ正義感の強い行動派。視聴者に近い視点で事件を見ているという点でワトソン役であり、推理もジャップと同じく短絡的な結論に陥りがち。だが愚鈍というわけではなく、時としてポワロにヒントを与えることもある。
趣味はゴルフと車。ゴルフの練習のため海外に行くこともあった。車はスポーツカーがお気に入りで乗り回すだけでなく話が止まらない。その熱中ぶりはポワロによく呆れられている。ただ彼のスポーツカー(Lagonda)は、ぶつけられたり、ポワロに車のせいで風邪を引いたと言われたり、あまりいい思いはしていない。この他、カメラに凝り、浴室を占領して暗室代わりにしていたこともある(『スズメバチの巣』)。
ジェームス・ハロルド・ジャップ警部:フィリップ・ジャクソン(声:坂口芳貞/弓家保則
ロンドン警視庁(スコットランド・ヤード)の主任警部。ポワロがベルギー警察にいた頃からの知り合い。ポワロが探偵業を始めた当初は対立することもあったが、互いの才能を認め合っており、よき協力者、よき友人として長年つきあっている。口元に金髪の口ひげを蓄えている。
性格は頑固。事務処理が苦手で、人員削減のあおりで報告書をタイプする羽目になったときは愚痴をこぼしていた。探偵ものに登場する典型的な警察官でポワロに先を越されることも多いが、法的処理等の問題があり自由に動けないためでもある。推理については理屈よりも先に身体を動かすタイプで、常に直線的に物事を考える。従ってポワロの周到で慎重な推理作業については「あんたは何でも物事を複雑にしたがるんだ」と不満を口にするが、一方で実際に難事件を解決してみせるポワロを深く信頼している。チャリティー講演を頼まれた際には、一般的な私立探偵に嫌悪感をあらわにしながらも、ポワロのことは絶賛した(『二重の罪』)。
捜査活動でのシンプルで実直な気質と同じく、私生活でも必要時以外は家事を行わない大雑把な性格で、何事にも神経質な程に几帳面なポワロとは対照的に描かれている。自宅でポワロに夕食に招待した時は、遠慮から本音をいえないポワロに満面の笑みで「男の料理」を振舞っていた。良く言えばタフ、悪く言えば無神経な人物で少しの事ではへこたれないが、ギャング絡みの事件でFBIに指揮権を取り上げられた時はすっかり落ち込んでいた。
既婚者で子供はいないが、エミリーという妻と27年間過ごしている。愛妻家ないしは軽い恐妻家で、『ABC殺人事件』では、職場に買い物を頼む電話がかかってきて、律儀にメモをとっている姿が描写されていた。エミリーは、『刑事コロンボ』の妻と同じく話には登場するが、顔は出てこない。その設定は、『チョコレートの箱』で見事に生かされている。同エピソードは原作では終始ポワロとヘイステングスの対話で進むエピソードだが、ドラマ版ではブリュッセルで行われたジャップの「黄金の枝」の授章式にポワロが付き添い、昔を振り返りながら事件を説明するエピソードとなっている。なぜ夫人が付いてこなかったかと聞かれたジャップは一言、「妻は長旅が嫌いでね」と返している。『スズメバチの巣』では、ジャップが妻は後からやってくる、と発言していたが、来られなくなった。もっとも『ポワロのクリスマス』においてジャップ警部が妻の実家でウンザリしているシーンがあり、そこに登場する女性2人のうちのいずれかが妻ではないかとも考えられる。
ミス・レモン:ポーリーン・モラン(声:翠準子/ひなたまり
本名:ミス・フェリシティ・レモン。ポワロの有能な秘書。原作では完璧な機械と称されるほど、人間味がなく冷たい印象だが、ドラマでは人間味のある女性として登場している。
原作ではクリスティの別の探偵パーカー・パイン氏の秘書として初登場し、後にポワロシリーズに登場する。ドラマでは第1話から既にポワロの秘書として登場、これまでの経歴は触れられていない。
性格はポワロと同じく几帳面。決まった時間に行動し、決まった時間にポワロにハーブティーを差し出す(ポワロは紅茶(tea)が嫌い)。完璧なファイリングシステムの構築を目指しており、取り扱った事件のデータを事細かに、ファイリングしている。ただしこのシステムは、彼女しか使いこなせないのが難点。ヘイスティングスが動けないとき、女性の視点を必要とするときなどは、ポワロと一緒に捜査をすることもある。一人で外出するときは、笛でタクシーを呼びつけたこともあった。第一次世界大戦中には死体置き場で仕事をしていたらしく、死体は見慣れているという。
身内は母と、姉ハバード夫人が確認できる。一度だけ、恋人が出来たこともあった(『イタリア貴族殺害事件』)。
アリアドニ・オリヴァ夫人:ゾーイ・ワナメイカー(声:藤波京子〈「ひらいたトランプ」〉→山本陽子〈「マギンティ夫人は死んだ」以降〉/北林早苗
後期作品『ひらいたトランプ』より登場。以後「マギンティ夫人は死んだ」「第三の女」「ハロウィン・パーティ」「象は忘れない」に登場、『複数の時計』では、登場はしないが、彼女自身の脚本でスヴェンものが舞台で上演されている。後期シリーズではヘイスティングスなどに代わりポワロの助手役として比較的出番が多く、ポワロの執事ジョージとともに実質的な準レギュラーとなっている。
著名な女流推理作家。フィンランド人探偵スヴェンシリーズは人気があり、長く書き続けられているが、当初本人は続けるつもりはなかったため、フィンランド人、ベジタリアンなどの奇抜な設定をもてあまし、書き続けなければならないことをしばしば愚痴っている。
「作品の参考にする」という口実で事件に首を突っ込むが、無意識に重要なヒントを与える一方で、事件を引っかき回したり関係者に襲われる等してポワロをやきもきさせる。

スタッフ[編集]

Agatha Christie's Poirot
原作:アガサ・クリスティー
製作:ブライアン・イーストマン他
製作総指揮:ニック・エリオット他
脚本:クライブ・エクストン、マイケル・ベイガー、アンソニー・ホロウィッツ他多数
監督:エドワード・ベネット、レニー・ライ他多数
音楽:クリストファー・ガニング
主演:デヴィッド・スーシェ(エルキュール・ポワロ)
制作:カーニバル・フィルム、英LWT、グラナダ・プロダクション、米A&Eテレビジョンネットワーク、アガサクリスティーLtd.
NHK日本語版『名探偵ポワロ』
吹替:熊倉一雄(エルキュール・ポワロ)
台本(翻訳):宇津木道子( - 53話)、たかしまちせこ(54 - 57話)、中村久世(58 - 61/65話)、日笠千晶(62・63話)、菅佐千子(64話)
演出山田悦司( - 45話)、佐藤敏夫(46 - 49/58 - 65話)、蕨南勝之(50 - 53話)、高橋剛(54 - 57話)
制作:NHK

サブタイトル一覧[編集]

イギリスでの初回放送順に準ずる。なお作品間の時系列は不特定で、台詞を確認すると細かく前後していたりする。日本での放送日は初回放送日。

第1シリーズ(第1 - 10話)〈各52分〉
話数 放送日 邦題 原題 ゲスト出演者
イギリスの旗 イギリス 日本の旗 日本
第1話 1989年01月08日 1990年01月20日 コックを捜せ The Adventure of the Clapham Cook ブリジット・フォーサイス(トッド夫人)、ダーモット・クロウリー(アーサー・シンプソン)
第2話 1989年01月15日 1990年01月13日 ミューズ街の殺人 Murder in the Mews ジュリエット・モール(ジェーン・プレンダーリース)、デイヴィッド・イェランド(チャールズ・レイバトン・ウェスト)
第3話 1989年01月22日 1990年01月27日 ジョニー・ウェイバリー誘拐事件 The Adventure of Johnnie Waverly ジェフリー・ベイトマン(マーカス・ウェイバリー)、ジュリア・チャンバース(エイダ・ウェイバリー)
第4話 1989年01月29日 1990年02月03日 24羽の黒つぐみ Four and Twenty Blackbirds リチャード・ハワード(ジョージ・ロリマー)、トニー・エイトキン(トミー・ピナー)
第5話 1989年02月05日 1990年02月17日 4階の部屋 The Third Floor Flat スザンヌ・バーデン(パトリシア・マシューズ)、ジョシィ・ローレンス(グラント夫人)
第6話 1989年02月12日 1990年02月24日 砂に書かれた三角形 Triangle at Rhodes フランシス・ロー(パメラ・ライル)、ピーター・セトレン(ダグラス・ゴールド)
第7話 1989年02月19日 1990年03月03日 海上の悲劇 Problem at Sea ジョン・ノーミントン(クラパトン大佐)、シェリア・アレン(クラパトン夫人)、ベン・アリス(ファウラー船長)
第8話 1989年02月26日 1990年03月10日 なぞの盗難事件 The Incredible Theft ジョン・ストライド(トミー・メイフィールド)、シアラン・マッデン(レディー・メイフィールド)
第9話 1989年03月12日 1990年03月17日 クラブのキング The King of Clubs ニーヴ・キューザック(バレリー・サンクレア)、ジャック・クラフ(ポール皇太子)
第10話 1989年03月19日 1990年07月11日 The Dream アラン・ハワード(ベネディクト・ファーリー)、ジョエリー・リチャードソン(ジョアンナ・ファーリー)
第2シリーズ(第11 - 20話)〈第11・20話:各103分、第12 - 19話:各52分〉
話数 放送日 邦題 原題 ゲスト出演者
イギリスの旗 イギリス 日本の旗 日本
第11話 1990年01月07日 1990年08月11日 エンドハウスの怪事件 Peril at End House ポリー・ウォーカー(ニック・バックリー)、ジェレミー・ヤング(バート・クロフト)、キャロル・マクレディ(クロフト夫人)
第12話 1990年01月14日 1990年07月18日 ベールをかけた女 The Veiled Lady フランシス・バーバー(レディー・ミリセント)、キャロル・ヘイマン(ゴッドバー夫人)
第13話 1990年01月21日 1990年07月25日 消えた廃坑 The Lost Mine アンソニー・ベイト(ピアソン頭取)、ジェームズ・サクソン(レジー・ダイアー)
第14話 1990年01月28日 1990年08月01日 コーンワルの毒殺事件 The Cornish Mystery ジェローム・ウィリス(エドワード・ペンゲリー)、アマンダ・ウォーカー(ペンゲリー夫人)
第15話 1990年02月04日 1991年01月29日 ダベンハイム失そう事件 The Disappearance of Mr. Davenheim ケネス・コリー(マシュー・ダベンハイム)、メル・マーティン(ダベンハイム夫人)
第16話 1990年02月11日 1991年01月22日 二重の罪 Double Sin キャロライン・ミルモー(メアリ・ダラント)、エルスペット・グレイ(エリザベス・ペン)
第17話 1990年02月18日 1991年02月05日 安いマンションの事件 The Adventure of the Cheap Flat ジョン・ミッチー(ジェームス・ロビンソン)、サマンサ・ボンド(ロビンソン夫人)
第18話 1990年02月25日 1991年02月26日 誘拐された総理大臣 The Kidnapped Prime Minister ロナルド・ハインズ(サー・バーナード・ドッジ)、デイヴィッド・ホロヴィッチ(ダニエルズ中佐)
第19話 1990年03月04日 1990年06月29日 西洋の星の盗難事件 The Adventure of the Western Star ロザリンド・ベネット(マリー・マーベル)、キャロライン・グッドール(レディー・ヤードリー)
第20話 1990年09月16日 1990年11月24日 生誕100周年記念スペシャル
スタイルズ荘の怪事件
100th Anniversary Special
The Mysterious Affair at Styles
ジリアン・バージ(エミリー・イングルソープ)、マイケル・クローニン(アルフレッド・イングルソープ)
第3シリーズ(第21 - 30話)〈各52分〉
話数 放送日 邦題 原題 ゲスト出演者
イギリスの旗 イギリス 日本の旗 日本
第21話 1991年01月06日 1991年09月14日 あなたの庭はどんな庭? How Does Your Garden Grow? マージェリー・メイソン(アミリア・バロビー)、アン・ストーリーブラス(メアリ・デラフォンテン)
第22話 1991年01月13日 1991年09月15日 100万ドル債券盗難事件 The Million Dollar Bond Robbery オリヴァー・パーカー(フィリップ・リッジウェイ)、ナタリー・オーグル(エズミー・ダルリーシュ)
第23話 1991年01月20日 1991年09月15日 プリマス行き急行列車 The Plymouth Express シェラ・マクロード(フローレンス・キャリントン)、アルフレド・ミケルソン(ロシュフォール伯爵)
第24話 1991年01月27日 1991年09月16日 スズメバチの巣 Wasps' Nest マーティン・ターナー(ジョン・ハリスン)、メラニー・ジェサップ(モリー・ディーン)
第25話 1991年02月03日 1992年03月31日 マースドン荘の惨劇 The Tragedy at Marsdon Manor イアン・マカロック(ジョナサン・マルトラバース)、ニール・ダンカン(ブラック大尉)
第26話 1991年02月10日 1992年04月01日 二重の手がかり The Double Clue キカ・マーカム(ロサコフ伯爵夫人)、デヴィッド・ライアン(マーカス・ハードマン)
第27話 1991年02月17日 1992年04月02日 スペイン櫃の秘密 The Mystery of the Spanish Chest アントニア・ペンバートン(レディー・チャタートン)、キャロライン・ラングリッシュ(マーゲリート・クレイトン)
第28話 1991年02月24日 1992年04月03日 盗まれたロイヤル・ルビー The Theft of the Royal Ruby フレデリック・トリーブス(レイシー大佐)、ヘレナ・ミッチェル(セアラ・レイシー)
第29話 1991年03月03日 1992年07月29日 戦勝舞踏会事件 The Affair at the Victory Ball マーク・クラウディ(クロンショー卿)、ヘイドン・グウィン(ココ・コートニー)
第30話 1991年03月10日 1992年07月30日 猟人荘の怪事件 The Mystery of Hunter's Lodge ジム・ノートン(ロジャー・ヘイバリング)、デニーズ・アレクサンダー(ミドルトン夫人)
第4シリーズ(第31 - 33話)〈各103分〉
話数 放送日 邦題 原題 ゲスト出演者
イギリスの旗 イギリス 日本の旗 日本
第31話 1992年01月05日 1992年10月02日 ABC殺人事件 The ABC Murders ドナルド・サンプター(アレキサンダー・ボナパルト・カスト)、ドナルド・ダグラス(フランクリン・クラーク)
第32話 1992年01月12日 1992年10月04日 雲をつかむ死 Death in the Clouds サラ・ウッドワード(ジェーン・グレイ)、ショーン・スコット(ノーマン・ゲイル)
第33話 1992年01月19日 1992年10月03日 愛国殺人 One, Two, Buckle My Shoe ピーター・ブライス(アリステア・ブラント)、ローレンス・ハリントン(ヘンリー・モーリー)
第5シリーズ(第34 - 41話)〈各52分〉
話数 放送日 邦題 原題 ゲスト出演者
イギリスの旗 イギリス 日本の旗 日本
第34話 1993年01月17日 1993年07月03日 エジプト墳墓のなぞ The Adventure of the Egyptian Tomb ピーター・リーヴス(ウィラード卿)、アンナ・クロッパー(レディー・ウィラード)
第35話 1993年01月24日 1994年05月21日 負け犬 The Underdog ジョナサン・フィリップス(チャールズ)、アン・ベル(レディー・アストウェル)
第36話 1993年01月31日 1994年02月05日 黄色いアイリス The Yellow Iris ロビン・マキャフリー(アイリス・ラッセル)、ジェラルディン・サマーヴィル(ポーリーン・ウェザビー)
第37話 1993年02月07日 1994年07月31日 なぞの遺言書[10] The Case of the Missing Will マーク・キングストン(アンドルー・マーシュ)、ベス・ゴダード(バイオレット・ウィルソン)
第38話 1993年02月14日 1994年04月09日 イタリア貴族殺害事件 The Adventure of the Italian Nobleman レオナルド・プレストン(エドウィン・グレイブス)、シドニー・キーン(フォスカティーニ伯爵)
第39話 1993年02月21日 1993年07月10日 チョコレートの箱 The Chocolate Box ジェームズ・クームス(ポール・デルラール)、デヴィッド・デ・キーサー(ガストン・ボージュ)
第40話 1993年02月28日 1994年05月28日 死人の鏡 Dead Man's Mirror イアン・カスバートソン(ジャベイス)、リチャード・リンターン(ジョン・レイク)
第41話 1993年03月07日 1994年06月11日 グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件 Jewel Robbery at the Grand Metropolitan トレヴァー・クーパー(エド・オパルセン)、ソーチャ・キューザック(オパルセン夫人)
第6シリーズ(第42 - 45話)〈各103分〉
話数 放送日 邦題 原題 ゲスト出演者
イギリスの旗 イギリス 日本の旗 日本
第42話 1995年01月01日 1997年12月29日 ポワロのクリスマス Hercule Poirot's Christmas ヴァーノン・ドブチェフ(シメオン・リー)、サイモン・ロバーツ(アルフレッド・リー)
第43話 1995年02月12日 1996年12月30日 ヒッコリー・ロードの殺人 Hickory Dickory Dock サラ・バデル(フローレンス・ハバート)、バーナード・ロイド(エンディコット)
第44話 1996年02月11日 1996年12月31日 ゴルフ場殺人事件 Murder on the Links ダミアン・トマス(ポール・ルノー)、ジャシンタ・マルケイ(イザベル・デュビーヌ)
第45話 1996年03月16日 1997年12月30日 もの言えぬ証人 Dumb Witness アン・モリッシュ(エミリー・アランデル)、ノーマ・ウェスト(ウィルミーナ)
第7シリーズ(第46・47話)〈各103分〉
話数 放送日 邦題 原題 ゲスト出演者
イギリスの旗 イギリス 日本の旗 日本
第46話 2000年01月02日 2000年12月30日 アクロイド殺人事件 The Murder of Roger Ackroyd マルコム・テリス(ロジャー・アクロイド)、オリバー・フォード・デイヴィーズ(ジェームズ・シェパード医師)
第47話 2000年01月19日 2000年12月31日 エッジウェア卿の死 Lord Edgware Dies ジョン・キャッスル(エッジウェア卿)、ヘレン・グレース(ジェーン・ウィルキンソン)
第8シリーズ(第48・49話)〈各103分〉
話数 放送日 邦題 原題 ゲスト出演者
イギリスの旗 イギリス 日本の旗 日本
第48話 2001年04月20日 2002年01月01日 白昼の悪魔 Evil Under the Sun ルイーズ・デラメア(アレーナ・スチュアート)、マイケル・ヒッグス(パトリック・レッドファーン)
第49話 2001年06月02日 2002年01月02日 メソポタミア殺人事件 Murder in Mesopotamia バーバラ・バーンズ(ライドナー夫人)、ジョージナ・サワベリー(エイミー・レザラン)
第9シリーズ(第50 - 53話)〈各103分〉
話数 放送日 邦題 原題 ゲスト出演者
イギリスの旗 イギリス 日本の旗 日本
第50話 2003年12月14日 2005年08月25日 五匹の子豚 Five Little Pigs レイチェル・スターリング(キャロライン・クレイル)、エイミー・マランス(ルーシー・クレイル)
第51話 2003年12月26日 2005年08月24日 杉の柩 Sad Cypress エリザベス・ダーモット・ウォルシュ(エリノア・カーライル)、ケリー・ライリー(メアリ・ジェラード)
第52話 2004年04月12日 2005年08月23日 ナイルに死す Death on the Nile エマ・グリフィス・マリン(ジャクリーン・ド・ベルフォール)、エミリー・ブラント(リネット・リッジウェイ)
第53話 2004年04月26日 2005年08月26日 ホロー荘の殺人 The Hollow ジョナサン・ケイク(ジョン・クリストウ)、エドワード・ハードウィック(サー・ヘンリー・アンカテル)、エドワード・フォックス(執事のガジョン)
第10シリーズ(第54 - 57話)〈各103分〉
話数 放送日 邦題 原題 ゲスト出演者
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第54話 2006年01月01日 2006年12月05日 青列車の秘密 The Mystery of the Blue Train ジェームズ・ダーシー(デレック・ケッタリング)、ブロナー・ギャラガー(アダ・メイソン)
第55話 2006年03月19日 2006年12月13日 ひらいたトランプ Cards on the Table アレクサンダー・シディグ(シェイタナ)、デヴィッド・ウェストヘッド(ジム・ウィーラー警視)
第56話 2006年03月26日 2006年12月14日 葬儀を終えて After the Funeral モニカ・ドラン(ギルクリスト)、ジョン・カーソン(リチャード・アバネシー)
第57話 2006年04月02日 2007年05月03日 満潮に乗って Taken at the Flood エヴァ・バーシッスル(ロザリーン・クロード)、ジェニー・アガター(アデーラ・マーチモント)
第11シリーズ(第58 - 61話)〈各94分〉
話数 放送日 邦題 原題 ゲスト出演者
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第58話 2008年09月14日 2010年09月13日 マギンティ夫人は死んだ Mrs McGinty's Dead ジョー・アブサロム(ジェームズ・ベントリー)、サラ・スマート(モード・ウィリアムズ)
第59話 2008年09月21日 2010年09月14日 鳩のなかの猫 Cat Among the Pigeons アマンダ・アビントン(ブレイク)、エリザベス・ベリントン(グレース・スプリンガー)
第60話 2008年09月28日 2010年09月15日 第三の女 Third Girl ジェミマ・ルーパー(ノーマ・レスタリック)、クレメンシー・バートン=ヒル(クローディア・リース・ホランド)
第61話 2009年12月25日 2010年09月16日 死との約束 Appointment with Death ティム・カリー(ボイントン卿)、ジョン・ハナー(テオドール・ジェラール医師)
第12シリーズ(第62 - 65話)
話数 放送日 邦題 原題 ゲスト出演者
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第62話 2010年01月03日 2012年02月06日 三幕の殺人 Three Act Tragedy マーティン・ショウ(サー・チャールズ・カートライト)、アート・マリック(サー・バーソロミュー・ストレンジ)
第63話 2010年10月27日 2012年02月08日 ハロウィーン・パーティ Hallowe'en Party アメリア・ブルモア(ジュディス・バトラー)、デボラ・フィンドレイ(ロウィーナ・ドレイク)
第64話 2010年12月25日 2012年02月09日 オリエント急行の殺人 Murder on the Orient Express セルジュ・アザナヴィシウス(ザビエル・ブーク)、アイリーン・アトキンス(ナターリア・ドラゴミノフ)
第65話 2011年12月26日 2012年02月07日 複数の時計 The Clocks トム・バーク(コリン・レース大尉)、ジェイミー・ウィンストン(シーラ・ウェブ)
第13シリーズ(第66 - 70話)[11]
話数 放送日 邦題 原題 ゲスト出演者
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第66話 2013年06月09日 2014年09月08日 象は忘れない Elephants Can Remember
第67話 2013年10月23日 2014年09月15日 ビッグ・フォー The Big Four
第68話 2013年10月30日 2014年09月22日 死者のあやまち Dead Man's Folly
第69話 2013年11月06日 2014年09月29日 ヘラクレスの難業 The Labours of Hercules
第70話 2013年11月13日 2014年10月06日 カーテン〜ポワロ最後の事件〜 Curtain: Poirot’s Last Case

DVD[編集]

放送当初から数社がVHSでの発売を行っていたが、全て英語音声日本語字幕で、サブタイトルもNHK版には依っていなかった。

NHKの日本語版がメディア化されたのは2001年から2002年にかけてビームエンタテインメント(現ハピネット・ピクチャーズ)より発売されたDVDが最初で第47話まで発売された。しかし、NHK総合で放送された第49話までは放送時間の都合上カットシーンが存在し、このDVDではNHK放映時のカットシーンは英語音声日本語字幕での収録だった。その後2005年にハピネット・ピクチャーズから、カットシーンにNHK日本語版と同じメインキャスト(ヘイスティングスは逝去した富山の後任の安原が担当)で追加吹き替えを収録しパッケージも一新した完全版が第49話まで発売、旧DVDに収録されていない第48話、第49話のパッケージはリバーシブルになっており、裏返せば旧DVDのフォーマットに揃えることができた。

2007年5月には旧DVDのパッケージに戻り(仕様は完全版)、第9シリーズ第50 - 53話が『ニュー・シーズン DVD-BOX 1』として発売された。それ以降2008年2月に第10シリーズ第54 - 57話が『ニュー・シーズン DVD-BOX 2』として、2010年12月に第11シリーズ第58 - 61話が『ニュー・シーズン DVD-BOX 3』として、2012年5月には第12シリーズ第62 - 65話が『ニュー・シーズン DVD-BOX 4』として発売されている。なお、NHK BS2で放送されるようになった第50話以降はカットシーンは存在しない。

また2011年1月25日にデアゴスティーニ・ジャパンから『名探偵ポワロ DVDコレクション』としてDVDマガジンが発刊(隔週刊行で1巻1作)。2013年7月9日発行の65巻で完結し2013年6月以降放送の最終シリーズは収録されていない。マガジンではあらすじ、原作との相違、作品の時代背景やクリスティの生い立ちの解説がなされ、レギュラー出演者へのインタビューとあわせた出演者紹介・ロケ地・撮影の裏話なども掲載されている。ただし収録されている吹き替えは演出:椿淳 録音・編集:恵比須弘和 翻訳:安本熙生 制作:高砂商事(CROSS-GATE)によりデアゴスティーニが新録したものとなっており、登場人物の項に記載のとおりNHKの日本語版とはキャストが異なる。また、ゲストキャラクターは何人かの声優が話数によって役柄を変えながら演じているため、キャストが重複している。

関連商品[編集]

  • 1997年日本クラウンから14曲収録のサウンドトラックCDが発売。ただし、タイトルは同社から発売されていたVHSに依って『名探偵エルキュール・ポアロ』となっている。現在は廃盤。
  • 1998年求龍堂からドラマシリーズ唯一の解説本『テレビ版名探偵ポワロ』(ピーター・ヘイニング著)が翻訳出版。現在は絶版。
  • ちなみにイギリスでは、ドラマとは関係なくスーシェやヒュー・フレイザーが朗読する原作のオーディオブックが発売されており、日本でも輸入盤として購入が可能。

参考文献[編集]

  • ピーター・ヘイニング 著・岩井田雅行/緒方佳子 訳『テレビ版名探偵ポワロ』 求龍堂、1998年ISBN 4763098381

脚注[編集]

  1. ^ 一般的には日本での原作の販売権を持つ早川書房が使用する「ポアロ」表記を用いるが本作は「ポワロ」表記
  2. ^ 近年では2007年に予定されていた第11シーズンの放送が2008年にズレ込み、告知のあった『オリエント急行の殺人』を含む各エピソードも先送りされるなどしていた。
  3. ^ ドラマ化に向かない小品や、他の原作と要素が被るもの、戯曲などは映像化されていない。
  4. ^ Interview: Dillin, John. "The Actor Behind Popular `Poirot'" - The Christian Science Monitor. - March 25, 1992.
  5. ^ Interview: Dudley, Jane. "Award-winning actor David Suchet plays Robert Maxwell in a gripping account of the dramatic final stage of the media tycoon's life" - BBC.
  6. ^ Interview: Dudley, Jane. "Inside the mind of a media monster" - The Yorkshire Post. - 27 April 2007.
  7. ^ J D Hobbs. “Suchet's Poirot”. Poirot.us. 2009年3月3日閲覧。
  8. ^ 橋本達典「アガサ・クリスティー特集 熊倉一雄Special Comment」、『ジェイコムマガジン』第21巻第9号、ジェイコム東京、 23頁。
  9. ^ a b 英国映画協会による「Agatha Christie's Poirot」の解説”. Screenonline.org.uk. 2009年3月3日閲覧。。作中のせりふ等から明らかになるものとしては、初期の短編『消えた廃坑』では、登場人物がホテルの宿帳に記載した日付(8/2/35)から1935年8月の事件であることがわかる。『あなたの庭はどんな庭』では毎年5月に開かれるチェルシーフラワーショーの1935年度の垂れ幕が見られる。『ポワロのクリスマス』では「1896年」の「40年後」とのキャンプションが出ていることと作中の人物の台詞から、1936年のスペイン内戦勃発後のエピソードであることが明らかにされている。『100万ドル債券盗難事件』では1936年のクイーン・メリー号の処女航海途上で事件が起こる。『黄色いアイリス』では、「2年前」に死亡した女性の没年が「1934」と刻まれている。近作『死との約束』では、「1937年 シリア」のキャンプションが冒頭に登場し、また、『杉の柩』では、劇中に登場する新聞記事から最初の事件が1937年9月半ばに発生したことがわかる(このとき売られていた新聞は同年7月に亡くなったジョージ・ガーシュウィンの特集記事を組んでいた)。『オリエント急行の殺人』では劇中の台詞から、『象は忘れない』ではキャンプションから、捜査が1938年に行われていることが明かにされている。他にも登場する資産家が「もうすぐドイツが戦争を起こす。そうすれば真っ先にベルギーがまた征服される。手間はかからんだろうね」(『負け犬』)と発言する、進歩的な青年貴族が「失業者があふれ、ドイツじゃ扇動政治家が台頭しているのに、騒ぎになるのは親友の婚約者を取った話」と嘆く(『ナイルに死す』)など、1930年代の不穏な情勢を伝えるエピソードも多い。ポワロの最初の事件として知られる『スタイルズ荘の怪事件』は第1次大戦中の設定。時期は明記されていないが、病院でヘイスティングスが見ているニュース映画として1917年の戦闘が映写されている
  10. ^ 本作のみ、ほぼ完全なオリジナル作品(原作からは一部キャラクターのみ流用)
  11. ^ 名優デビッド・スーシェが25年に渡って名探偵ポワロを演じ、世界中で愛されてきた名作シリーズがついに幕を閉じる。ファイナルを飾る5作品と主演俳優デビッド・スーシェが案内するスペシャルを併せてNHK BSプレミアムにて日本初放送

関連項目[編集]

外部リンク[編集]