快傑ライオン丸

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快傑ライオン丸
ジャンル 特撮テレビドラマ時代劇
放送時間 土曜19:00 - 19:30(30分)
放送期間 1972年4月1日 - 1973年4月7日(54回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 ピー・プロダクション
フジテレビ
企画 うしおそうじ
別所孝治(フジテレビ)
監督 石黒光一、安藤達己土屋啓之助、曽我仁彦、樋口弘美、中西源四郎、大塚莞爾
原作 うしおそうじ
脚本 高久進若槻文三田村多津夫、柏倉敏之、牛次郎、しのだとみお、まつしまとしあき、濠喜人、馬嶋満、平野史博、大木英吉
プロデューサー 鷺巣富雄篠原茂、別所孝治
出演者 潮哲也
九条亜希子
梅地徳彦
戸野広浩司
福島資剛
音声 モノラル放送
オープニング 秀夕木ヤング・フレッシュ
「風よ光よ」
エンディング ヤング・フレッシュ
「ライオン丸がやってくる」
時代設定 戦国時代
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快傑ライオン丸』(かいけつライオンまる)は、1972年(昭和47年)4月1日から1973年(昭和48年)4月7日までフジテレビ系で毎週土曜日19:00 - 19:30に全54話が放送された、ピー・プロダクション製作の特撮テレビ番組

2008年8月4日より時代劇専門チャンネルにて、月 - 木曜の27:00 - 27:30、週に4話ずつ放送した。

概説[編集]

スペクトルマン』の好評を受けて企画されたこの番組は、当初から時代劇としての体裁を考えていたわけではなく、うしおそうじの企画案は『ライオンマン』という等身大ヒーロー作品だった[1]。これはうしおが暖めていたアニマルヒーローの企画と、『仮面ライダー』のヒットなどから連想したものと言われている。

時代劇になった経緯については、当時のピー・プロダクションの一員でこの作品にも深く関わっている篠原茂が、2007年にフジテレビ721で放映された『ピープロ魂』の中で「誰が言い出したのかまでは覚えていませんが、確かフジテレビとの企画会議の際に現代劇では魅力がないという意見が多く出て、舞台設定を時代劇にして、このライオンの顔をしたヒーローを主人公にしたらどうだろうという話になったんだと記憶しています」と証言している。関連書籍『スペクトルマン VS ライオン丸』によれば時代劇という案を出したのは当時のフジテレビ編成局長で、『スペクトルマン』の企画を後押しした武田信敬(のちに日本テレワークの初代社長となる)だったとされている。『超人画報』でも、時代劇となったのは局側の意見とし、他作品との差別化が意図されていたと記述している[1]

シリアスなドラマ路線だった前作『スペクトルマン』とは打って変わり、痛快明朗な時代劇アクションとして作られていたが、中盤以降シリアスなドラマにも磨きがかかり、後半はドラマチックな展開で盛り上がった。

アイディアマンだったうしおらしく、魅力的な悪役を登場させてのストーリーの展開を考えていた。その結果、「ライオンのライバルにするなら虎だろう、ということで」(篠原談)、虎錠之介とその変身態タイガージョーというアンチヒーローの先駆けとも言うべきキャラクターが登場した[1]。虎錠之介は第27話から登場して第30話でいったん出番を終え、第36話で再登場するが、当初は第30話までの予定だったのを、人気が出たため再登場させてレギュラーとしたことによる。タイガージョー以前にも、卑怯な真似を徹底的に嫌い、野伏から住民を助けたり幹部に平気で逆らったりするネズガンダ、盲目の少女と心を通わせ、南蛮での少女の治療を夢見るトビムサシ、人間にすら捨てられた捨て子を愛情かけて育てているムイオドロなど、他番組の悪役と一線を画すバラエティ豊かな怪人も登場した。

このドラマが初の主演になった潮哲也は体当たりの演技を見せ、潮も『ピープロ魂』に出演し「吹き替えはなしだよと言われてやっていたので、獅子丸のアクションはすべて自分でやりましたが、もしかしたら撮影中に死ぬんじゃないかと思ったこともあります」と回想している。事実、潮は撮影中に一度足を骨折している(詳細は#エピソードを参照)。

後番組の『風雲ライオン丸』は、本作品で好評だった要素を再構成して制作されたものであり、続編ではない。物語上は別世界(パラレルワールド)となっているが、快傑ライオン丸が登場するシーンがある。また、虎錠之介(タイガージョー)の弟であることを示唆するタイガージョーJr.も登場する。

各方面への影響[編集]

『仮面ライダー』と同じく、変身シーンを真似ることが子供たちの間で流行した。当時大洋ホエールズに在籍していたジョン・シピンを始め、長髪の若者が「ライオン丸」と呼ばれるほど、この「ライオン丸」の名は全国的な認知度を獲得していた。

劇中で小松方正演じる薬売り「丸目三角之介」が呼ばわる、「鼻糞丸めて萬金丹」[2]という売り口上に対して、武田薬品がクレームをつけたそうである。

アメリカでも放映され、人気を博したとされる[3]

滋賀県出身のロックバンドほぶらきんは、1983年、本作をモチーフとした「ゴースンの一生」なる、ソノシート二枚組のロック・オペラを発表した。現在では「ゴースンの一生・ライブ」(CD、2009年08月28日)アルケミーレコード ARCD-217で聴くことができる。

時代設定について[編集]

  • 第1話にて「群雄割拠する戦国時代」とナレーションが入る。
  • 第1話にて織田家の使者(に化けたドクロ忍者)が「敵、今川」と言っている。
  • 第40話と第41話は、甲斐の国の「鷹取城」が舞台である。
  • 第41話にて豪山が「この戦乱の世の中、北条も上杉も織田もない」と言っているが、甲斐から近いにもかかわらず今川の名が出てこない。戦国大名としての今川氏が滅亡した永禄12年(1569年)以降とも考えられる。
  • 第40話と第41話において「天守閣」という言葉が使われ、第46話において大筒が使われていることから、戦国時代末期以降とも考えられる。
  • 第28話にて「果心居士を亡くし獅子丸が旅立ったのは、冬だった。そして今、早くも夏は終わろうとしている」とナレーションが入ることから、作品内の時間経過と現実の時間経過がほぼ同じであることがわかる。

ストーリー[編集]

時は戦国時代ヒマラヤ山中で邪悪な妖術を身につけた1人の男が「大魔王ゴースン」を名乗り、戦乱の日本征服を目指して乗り込んでくる。彼は自分と同じようにチベットで修行し、妖術を身につけている偉大な忍者・果心居士の存在を危険視して、手下のオロチを人間に化けさせて刺客として送り込んだ。

その頃、飛騨山中に住む果心居士は、自らが育てた獅子丸、沙織、小助の教え子3人に形見分けをしていた。獅子丸には居士がチベットでの師匠から受け継いだ「金砂地の太刀」、沙織には「男に負けない力」を発揮する小太刀、小助には自分の魂の化身となる天馬ヒカリ丸を呼ぶ笛だった。そして3人の弟子にゴースン打倒を命じた居士は、自らが予期した通り、オロチによって命を落とす。

獅子丸は太刀の力を用いた「忍法獅子変化」で、白いたてがみをなびかせた獅子面の剣士・ライオン丸に変身してオロチを倒す。そして3人は居士の遺志を受け継ぎ、ゴースンの送り込む暗黒魔人達を倒すため諸国を行脚して戦う。

主要登場人物[編集]

獅子丸 / ライオン丸
両親を戦乱で失い、果心居士に育てられた青年。若さから精神的にもろい面もあるが、技の面では卓越した忍者である。
印を結ぶようなポーズをとって「風よ、光よ」と唱えると、果心居士から与えられた「金砂地の太刀」に施された鎖による封印が解け、その太刀を引き抜いて縦に構えて「忍法獅子変化」と唱えることで、白いたてがみをなびかせた獅子面の剣士・ライオン丸に変身する。変身後の必殺技は、高くジャンプして一気に切り下ろすライオン飛行斬り(45話ではこれの強化版としてドルフィン斬りも使う)。のちに強化版としてライオン飛行返し(30話以降、ホバリングを使って空中に留まり、横一文字に切り付ける)を用いるようになる。この技のきっかけは以下の通りであり、24話でトビムサシを倒した際に金砂地の太刀が折れたが、25話で獅子丸は兄弟弟子の徳心居士と協力して修理した。修理後徳心居士は死ぬが、彼の魂は金砂地の太刀に宿った。47話ではベルトのバックルを金砂地の太刀の束にくっつけて金砂地の太刀を操り、ジェンマの拳銃に対抗した。胴の朱文字の「心」は暗黒魔人の忍術(14話、エレサンダーのエレキ縛り)を破るだけでなく、飛び道具として、武器にもなる。最終話ではこれを用いて怪人ガンドドロを倒し、タイガージョーの仇を討った。この後平安京でゴースンと対決した時、ゴースンの雷を金砂地の太刀で反射させて逆用し、ゴースンを失明させ、ゴースンの口に飛び込み、心臓を突き刺してそのまま相討ちとなった。
沙織からは「獅子丸さん」、小助からは「獅子丸兄ちゃん」と呼ばれる。
時代劇という設定になったため、ライオン丸のイメージは越後獅子のイメージが取り入れられたものとなった。赤いコスチューム[4]と胴がアクセントとなったデザインは、うしお自らのもの。彼はこのデザインが大変お気に入りだったことに加えて、デザインが決定するまでにはカメラ映りなどの面から紆余曲折があったことを回想している。
ライオン丸のマスクは、うしおの盟友である高山良策が制作し[3]、かつらメーカーが1本1本ヤクの毛でたてがみを植えた贅沢な仕様だった。また、ライオン丸の髭は、高山の妻が着想して自ら手配した若鶏の羽根が用いられた。
沙織
居士に育てられた女忍者。16歳[5]。彼女も戦乱で両親を失っている。普段は仲間を思いやる心優しい女性だが、勇敢で果心居士から与えられた小太刀と投げ縄を武器にドクロ忍者と互角に戦い、暗黒魔人にも立ち向かう。
シリーズ当初は獅子丸から「沙織ちゃん」と呼ばれていたが、第9話以降は「沙織」で統一されている。小助は「沙織姉ちゃん」と呼ぶ。
うしおそうじによれば、コスチュームは沙織のデザインが最初に決まり、それを基本に残る2人を考えたという。ミニスカート風衣装にして「パンチラで大人受けを狙った」とも語っている[6]
小助
戦災孤児の少年で、やはり居士の弟子。7歳[5]。すばしっこい動きを生かし、小太刀と横笛(天馬ヒカリ丸を呼ぶアイテムである)を利用した吹き矢を武器とする。また火薬の使い手でもある。腹には「こすけ」と書かれている。まだ幼い為、物事をハッキリ言ってしまう傾向があるが、この発言が獅子丸に重要なヒントを与える事もしばしば。
獅子丸からは「小助」、沙織からは「小助ちゃん」と呼ばれている。
果心居士
戦国時代に実在したといわれる伝説的な忍者。この劇中では、獅子丸たちの育ての親であり師匠である偉大な忍者と設定されている。インドで修行し、バラモンの秘術を学んだことから妖術を扱うこともできる。32話で他6名とインドに行った事が覚書で明らかになる。38話では修行仲間の幽斉が、修行仲間がもう二人おり、内一名の豪山が巨大神変化の術でゴースンになった事を明かした。
かつての兄弟弟子・ゴースンが自らに刺客を送ることを予知しており、刺客が到着する前に3人の弟子に形見分けをしてゴースン打倒を託した。死後はその魂が天馬ヒカリ丸となり、小助の笛により飛来して彼らを助ける。
インドの修行仲間
比企衛門(32話、蛙の妖術を使い、ガマウルフと同一)、鼠太郎(33話、盗人で軽業を使う)、偶人(34話、人形使い)、三角之介(35話、薬売りだが、火とシャボン爆弾を操る)、木猿(37話、吹き矢を使い、蔓を操る)、幽斉(38話、忍者集団風一族の頭領で、雷や毒煙を操り、タツドロドと同一)、桃雲斉(40話、41話、鷹取城軍師、豪山の兄で蝙蝠の妖術を使う)、豪山
蒲生 城太郎
剣の修行をしながら諸国をさすらう風来坊。旅先で獅子丸たちと知り合い、ともにゴースンと戦う。陽気で豪快な性格で背中に「疾風」と書かれた陣羽織を羽織っている。
虎 錠之介 / タイガージョー
27話から登場する獅子丸のライバル。もともとはある戦国大名の家に生まれたらしいが、日本一の剣士を目指し出奔、その果てに強さを求めてゴースンと手を結んだ。しかし自身は卑怯な真似を嫌う武士で、獅子丸とは何度も激闘を繰り広げる間に、友情のようなものが生まれていく。
ゴースンから授けられた「銀砂地の太刀」を使ってゴースンタイガーと叫び、虎面の剣士・タイガージョーに変身する。初登場でのライオン丸との戦闘で右目に傷を受け隻眼となり、以後、刀の鍔で作った眼帯を装着するようになる。必殺技はタイガー霞返し。のちに魔剣隼斬り(空中の敵がゆっくり飛ぶところを斬る剣技)を編み出す。42~52話まで象牙の槍を使う。ぶつかり合いを経ながら獅子丸達と共に戦ってはいたが、強さを求める心には勝てず、53話ではドクロ忍者に化けて単独でゴースンに挑み、雷で左目を失った末、ガンドドロに短銃でなぶり殺された。
タイガージョーのテーマは口笛のみだが、篠原によれば「予算がなかったので、筒井広志さんに相談したところ口笛アーティストを連れてきてくれた。」と予算不足から生まれたアイディアだったことを明らかにしている。
大魔王ゴースン
配下の暗黒魔人を駆使して日本制覇を目論む。その正体は、かつて果心居士の兄弟弟子としてインドで妖術を学んだ忍者・豪山。変化の術を極めて、自らの体を巨大な怪物へと変化させた。弱点は象牙で胸の紋章を突くこと。劇中で彼の組織は、ゴースン党と呼ばれる。インドで妖術を学んだ時、銀砂地の太刀を授けられ、怪物に化けて山の中に潜み、口だけで暗黒魔人やデボノバに命令を与えていた。27話で虎錠之介にこれを与えてライオン丸を倒す様に命じ、虎錠之介が右目を失った後、山から姿を現した。火と雷を操る事もできる。もう一度山に潜むが、40話で再び姿を現しハリザンザ、ガライタチと共に鷹取城に迫り、41話で桃雲斉を蝙蝠「コブロ」もろとも倒した。43話から八人衆を呼び出し、自らの体や忍法を与えた上で、ライオン丸やタイガージョーを倒すように命じる。47話ではタイガージョーに象牙の槍で胸を狙われるが、槍は通用せず、逆にタイガージョーを雷で退けた。
巨人の姿を現した時の胸部から腰部にかけての模様は「悪」の文字を図案化したものである。
造形はアルファ企画が担当[7]
八人衆
メガンダ(目、雷)、ハンザキ(人間変身能力、槍)、ノイザー(耳、琵琶)、ジェンマ(銃、悪知恵)、マフィアン(かけた相手を操る血、熊手)、ジャムラ(八節棍、凶暴さ、傲慢さ、毛による瞬間移動)、ジュウカク(腕力、角、三つ又槍、悪知恵)、アブター(火、爪、槍、隻眼)
分身魔王デボノバ
配下がなかなかライオン丸を倒せないことに業を煮やしたゴースンが、口から生み出した分身。頭が青くミミズの様である。8話からゴースンに代わって暗黒魔人やドクロ忍者を率いて陣頭指揮をとる。性格が卑怯な為、卑怯な作戦を暗黒魔人に伝える事もしばしば。短筒、刀、数珠を武器として使い、最高幹部の座を大ガミラスと争った時、数珠で大ガミラスを失明させて、これを勝ち取った。19話で大ガミラス、小ガミラスを失った後、ゴースンから死刑宣告を受け、20話でクマオロジから「日没までにライオン丸を倒さねば命がない」と、最後通牒を突きつけられ、クマオロジがライオン丸に敗れた後ライオン丸と戦うが敗れた。
暗黒魔人
ゴースンに忠誠を誓う忍者怪人。獅子丸や錠之介のように人間体を持つ者もある。ゴースンが体の一部や様々な物質から作り出し、例えばエレサンダーは雷、マツバラバは松である。OP主題歌では暗黒魔人、ED主題歌ではゴースン魔人と歌われているが、劇中では単に怪人と呼ばれている。オボ、ギロジー、ウミカブロ、ダカツの様に手下を従える者、ネズガンダやムイオドロの様に気ままな者、トビムサシの様にまっすぐな心で技を磨き、人間と交流する者、オロチ、フラワンダー、ギンザメ、ゾンビー、ハンニャラスの様に第二形態を持つ者、ドクロンガの様にドクロ忍者が合体して生まれた者、ダカツ、トビムサシ、モスガイガー、クワルギルビの様にゴースンの前線基地を守る者、ガメマダラの様に果心居士やゴースンのインド修行仲間を狙う者もおり、第44話からは、メガンダ等から成る精鋭集団「ゴースン八人衆」が登場した。
ドクロ忍者
ゴースン配下のドクロの面をつけた忍者軍団。忍び装束は黒が基本だが、それ以外に緑、朱色などがあり、般若の面を着けた者も登場する。斬られると消滅する。23話ではダカツ配下影、岩、風の様に面に色を付けた者も登場した。29話ではヅガイ、カバネ、アバラの3兄弟が登場し、合体してドクロンガになった。
ドクロ仮面
ドクロ忍者の首領。初代は24話でトビムサシ、2代目はオロチジュニアに倒された。3代目はキチク、4代目と5代目(ドクロ仮面2号)はタイガージョーに倒された。6代目も登場するが44話でライオン丸に倒された。同話ではゴースンガール(麻里恵、黒百合、姫百合、鬼百合)よりも格下の位置づけとなっている。7代目が45話(ドクロ仮面2号)、8代目(ドクロ仮面3号)が46話、9代目が49話、10代目が50話、11代目が51話で登場した。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

子門真人によるカバー版も存在する。
  • エンディングテーマ:「ライオン丸がやってくる」
    • 作詞:しのだとみお / 作曲:小林亜星 / 編曲:筒井広志 / 歌:ヤング・フレッシュ

挿入歌[編集]

  • 「ライオン丸のバラード・ロック」
    • 作詞:しのだとみお / 作・編曲:筒井広志 / 歌:子門真人
この曲のみ劇中で使用された。
  • 「わたしは沙織と申します」
    • 作詞:うしおそうじ / 作・編曲:小林亜星 / 歌:堀江美都子
  • 「ぼくは小助だ」
  • 「天馬ひかり丸は飛ぶ」
    • 作詞:うしおそうじ / 作曲:徳久広司 / 編曲:筒井広志 / 歌:コロムビアゆりかご会

サブタイトル[編集]

話数 放映日 サブタイトル 登場怪人 脚本 監督
1 1972年
4月1日
魔王の使者オロチ
  • オロチ(声:岡部政明[9]、スーツアクター:君塚正純)
高久進 石黒光一
2 4月8日 倒せ!! 怪人ヤマワロ童子
  • ヤマワロ童子(スーツアクター:斎藤忠治)
若槻文三
3 4月15日 魔の森 わくらんば
  • わくらんば(スーツアクター:物部健一)
田村多津夫
4 4月22日 ムササビアン 爆破作戦!!
  • ムササビアン(スーツアクター:遠矢孝信
柏倉敏之 安藤達己
5 4月29日 地獄から来た死神オボ
  • オボ(スーツアクター - 有川兼光)
  • ドキ(声:上田敏也、スーツアクター:遠矢孝信)
  • ツララ(声:丸山詠二、スーツアクター:斎藤忠治)
若槻文三
6 5月6日 人食い花フラワンダー 柏倉敏之 石黒光一
7 5月13日 呪われた金山 ギンザメ
  • ギンザメ(スーツアクター:斎藤忠治)
田村多津夫
8 5月20日 分身魔王デボノバと怪人イワゲバ
  • イワゲバ(スーツアクター:田尻陽一郎)
牛次郎 安藤達己
9 5月27日 死を呼ぶ吸血怪人ゾンビー
  • ゾンビー(スーツアクター:不明[10]。)
若槻文三
10 6月3日 死の水 ドクイモリ
  • ドクイモリ(声:大宮悌二、スーツアクター:有川兼光)
しのだとみお 石黒光一
11 6月10月 地獄の狼カマキリアン!
  • カマキリアン(声:大宮悌二、スーツアクター:石崎洋光)
12 6月17日 怪人ギロジー 海の落し穴
  • ギロジー(スーツアクター:小山田茂)
  • オニワラシ([11]スーツアクター:不明)
  • テングワラシ([11]スーツアクター:不明)
若槻文三 安藤達己
13 6月24日 怪人ウミカブロと人食い怪魚
  • ウミカブロ(スーツアクター:田尻陽一郎)
  • フナシドキ([11]スーツアクター:斎藤忠治)
14 7月1日 さすらいの怪人ネズガンダ
  • ネズガンダ(スーツアクター:尾崎孝二)
柏倉敏之 石黒光一
15 7月8日 エレサンダー 地獄谷の決闘
  • エレサンダー(スーツアクター:田尻陽一郎)
16 7月15日 忍びよる魔の手 メレオンガ
  • メレオンガ(声:桑原たけし、スーツアクター:尾崎孝二)
まつしまとしあき 土屋啓之助
17 7月22日 怪人ジェロモ 悪魔のノロシ 若槻文三
18 7月29日 怪人ムイオドロ 恵山の叫び!
  • ムイオドロ
石黒光一
19 8月5日 子連れ怪人 夕陽の対決!
  • 大ガミラス
  • 小ガミラス(声:島田彰
柏倉敏之
20 8月12日 殺しの追跡者クマオロジ
  • クマオロジ(声・スーツアクター:尾崎孝二)
若槻文三
21 8月19日 ハンニャラス 母恋い子守唄
  • ハンニャラス
柏倉敏之 曽我仁彦
22 8月26日 盗まれた笛 怪人キバギラー
  • キバギラー
濠喜人
23 9月2日 蛇と蝎の怪人ダカツ
  • ダカツ(スーツアクター:君塚正純)
田村多津夫 石黒光一
24 9月9日 ライオン飛行斬り対怪人トビムサシ
  • トビムサシ(声:尾崎孝二、スーツアクター:斎藤忠二)
濠喜人
25 9月16日 影狩り怪人モスガイガー
  • モスガイガー
曽我仁彦
26 9月23日 最後の守備隊長クワルギルビ
  • クワルギルビ(声:大宮悌二、スーツアクター:斎藤忠二)
  • ネズガンダ(スーツアクター:有川兼光)
まつしまとしあき
27 9月30日 大魔王ゴースン怒る! 田村多津夫 石黒光一
28 10月7日 悪の剣士タイガージョー
29 10月14日 影三つ 怪人ドクロンガ まつしまとしあき 樋口弘美
30 10月21日 怪人マツバラバ 一本松の謎
  • マツバラバ
濠喜人
31 10月28日 怨みの魔剣 オロチジュニア
  • オロチジュニア
馬嶋満 石黒光一
32 11月4日 ガマウルフ 覚え書の秘密
  • ガマウルフ
33 11月11日 非情の盗賊 ガメマダラ
  • ガメマダラ(声:尾崎孝二)
まつしまとしあき 曽我仁彦
34 11月18日 殺しのメロディ 怪人パンダラン
  • パンダラン
田村多津夫
35 11月25日 血に笑う怪人アリサゼン
  • アリサゼン(声・スーツアクター:尾崎孝二)
山崎晴哉 石黒光一
36 12月2日 折れた槍 怪人ハチガラガ
  • ハチガラガ
37 12月9日 狙われた男 怪人トドカズラ
  • トドカズラ(声・スーツアクター:遠矢孝信)
馬嶋満 中西源四郎
38 12月16日 ゴースンの秘密 怪人タツドロド
  • タツドロド(声:丸山詠二)
田村多津夫
39 12月23日 怪人キチク 悪の念佛
  • キチク
山崎晴哉 大塚莞爾
40 12月30日 大魔王ゴースン 再び怒る!
  • ハリザンザ
  • ガライタチ(声:清川元夢)
馬嶋満 石黒光一
41 1973年
1月6日
大魔王ゴースン あの胸を狙え!
  • ガライタチ
田村多津夫
42 1月13日 殺しの流れ者 キルゴッド
  • キルゴッド
しのだとみお 大塚莞爾
43 1月20日 裏切りの峠 怪人ギララ
  • ギララ(声・スーツアクター:菊池英一
  • メガンダ
田村多津夫 中西源四郎
44 1月27日 くの一の涙 怪人メガンダ
  • メガンダ
平野史博
45 2月3日 抜け忍けもの道 怪人ハンザキ 田村多津夫 大塚莞爾
46 2月10日 暗闇の琵琶法師 怪人ノイザー
  • ノイザー(声・スーツアクター:菊池英一)
47 2月17日 地獄の棺桶 怪人ジェンマ
  • ジェンマ(スーツアクター:田尻陽一郎)
中西源四郎
48 2月24日 傷だらけの殺し屋 怪人マフィアン
  • マフィアン
49 3月3日 恐るべき屠殺人 怪人ジャムラ
  • ジャムラ
大塚莞爾
50 3月10日 ライオン丸を吊るせ!!怪人ジュウカク
  • ジュウカク
山崎晴哉
51 3月17日 最後の八人衆 怪人アブター
  • アブター
まつしまとしあき 曽我仁彦
52 3月24日 早射ち六連発 怪人ゴンラッド
  • ゴンラッド
大木英吉
53 3月31日 悲しきタイガージョーの最期!
  • ガンドドロ(スーツアクター:菊池英一)
田村多津夫 大塚莞爾
54 4月7日 ライオン丸 最後の死闘
  • 大魔王ゴースン
  • ガンドドロ

参照宇宙船SPECIAL 1998, p. 209。声優の欄は『ピー・プロ 70's ヒーロー列伝(2) 快傑・風雲ライオン丸』(ソニー・マガジンズ)より記載。スーツアクターについても同書とエンディングのテロップより記載。

エピソード[編集]

  • 第1話冒頭の合戦シーンは、東映の映画『徳川家康』(1965年)のフィルムの一部を借りたものである。以前、『マグマ大使』を東映の夏休みプログラムに貸し出した縁で実現したもので、東映としては非常に稀有な例らしい。
  • 第1話Aパートの見所である果心居士の小屋の炎上シーンは、実際に民家に火を放って撮影された。取り壊す予定の廃屋で、持ち主の許可が得られ、迫力ある映像を撮ることができた。
  • 第3話と第5話にゲスト出演する蒲生城太郎は、前作『スペクトルマン』の主役・蒲生譲二をイメージしたキャラクターであり、俳優も同じ成川哲夫だった。当初は準レギュラーの予定だったが、主役の獅子丸がかすんでしまうため、2回のみで降板した[12]
  • 23話Aパートはいきなり、ゴースン怪人とライオン丸との戦闘シーンで始まり、次第に劣勢になり敗死するライオン丸が描かれるが、直後に、敗北したライオン丸はドクロ忍者の一人が変装した偽物であり、一種の演習だったことが明かされる。ピープロの前作『スペクトルマン』においても、同じ演出を行なった回がある。
  • 第48話のような「やりきれない話」は、『風雲ライオン丸』や『鉄人タイガーセブン』に受け継がれていく。
  • 潮哲也はオーディションで獅子丸に決まってから、クランクインまで5日しかなかったという。その間に立ち回りのトレーニングや乗馬の練習まで行なったが、クランクイン前日に落馬して腰を痛めてしまう。潮は「初日のアクションシーンで2メートルくらい飛び降りるシーンがありましたが、着地の時に腰をかばってNGを連発してしまった」と回想している。
  • 第7話の撮影中、潮が岩場の斜面を駆け下りるシーンで足を骨折した。ロングショットでの殺陣には鴨志田和夫を代役に立てたものの、アップのシーンでは車椅子に乗ったまま、翌日から1日の休みもなく撮影が続けられた[13]
  • 小助役の梅地徳彦は名子役として知られ、うしおは自作品の漫画『朱房の小天狗』のTV企画を立てた際、彼を主役に予定したという(企画は実現せず)。
  • 天馬「ヒカリ丸」は、長年にわたる「白いペガサスを自社番組で出したい」とのうしおそうじ執心の設定だった。苦心して探し当てた純白馬だったが、レンタル料が高く、いっそそれならと購入したそうである。作り物の翼をつけても嫌がらず、大変素直な馬だった。番組終了後に熱心なオファーを受け、譲渡されたという。
  • 静岡地区のテレビ静岡では、本来のオンエア時間枠である土曜夜7時に当時NET(現・テレビ朝日)系列だったMBS系の仮面ライダーシリーズ(『仮面ライダー』、『仮面ライダーV3』、『仮面ライダーX』)をオンエアしていたため、1週遅れの日曜朝10時30分にオンエアしていた。この時間枠では、『風雲ライオン丸』と『鉄人タイガーセブン』も引き続きオンエアしていたが、『電人ザボーガー』は月曜夕方6時オンエアに変更され、さらに木曜夕方6時に移動することとなる。

戸野広浩司の事故死[編集]

1972年(昭和47年)12月11日、虎錠之介役の戸野広浩司が、ロケ先の滋賀県彦根市国民宿舎で事故死するというアクシデントが起こった。このため戸野広の出演は第40話までとなり、第42話から福島資剛に交替した。なお、第41話はタイガージョーのみの出演としている。

戸野広の死因は「ロケ先の国民宿舎での夜、次の日がオフだった彼はスタッフとの宴会で深酒をして泥酔し、水を飲もうと洗面所へ行ったが、消灯時間を過ぎて電気が消されていて真っ暗な中、唯一洗面所に明かりのついていた女風呂に迷い込み、酩酊状態で脚を滑らせてガラス扉に突っ込んで、割れたガラスで脇腹を切り、そのまま湯船に落ちて出血多量で亡くなった」とのことである。うしおそうじが旅館に駆けつけると、同じく急を聞いて駆けつけた戸野広の許婚の姿があったという。

戸野広が死亡した場所が女湯だったことから、状況も理解せず、一部のマスコミはこれを覗きの結果と、好奇の目で報じた。それは以後のピープロの営業にまで影響したという。

その5日後の12月16日、世田谷区民会館で「快傑ライオン丸怪人合同慰霊祭」が催され、戸野広の冥福も合わせて祈祷された。僧侶役は遠矢孝信が務めた。また、この日放送された38話のOP後に戸野広の死去を伝えるテロップが挿入されている。

第40、41話の虎錠之介 = タイガージョーの声は、戸野広の死去がアフレコ前だったため、声優の池田勝が吹き替えている。

漫画[編集]

映像ソフト化[編集]

  • 2002年10月25日に放送30周年を記念して1巻、12月25日に2巻のDVD-BOXがそれぞれ発売。
  • 2008年3月26日に全話収録のDVD-BOXが発売。

パチンコ[編集]

2008年12月、エース電研より「CRA快傑ライオン丸DH5」が全国のパチンコ店に設置開始。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』 竹書房/イオン編、竹書房1995年11月30日、88頁。C0076。ISBN 4-88475-874-9
  2. ^ これは本番組の創作ではない。古来より元々あった地口らしく、「角川小事典シリーズ ことわざ辞典」にも諺のひとつとして掲載されている。
  3. ^ a b 宇宙船SPECIAL 1998, p. 88.
  4. ^ 当初、コスチュームは薄紫のものが用意されたが、カメラ映りが悪く、深紅のものに変更された。
  5. ^ a b 全怪獣怪人 下 1990, p. 307
  6. ^ 『スペクトルマンVS快傑ライオン丸』(太田出版、1999年6月)参照
  7. ^ 宇宙船SPECIAL 1998, p. 89.
  8. ^ のちの恵山モンテローザ。
  9. ^ 以下特に記載のない怪人は岡部が声を担当した。
  10. ^ エンディング部分が現存しないため。
  11. ^ a b c セリフなし。
  12. ^ 『ピー・プロ 70's ヒーロー列伝(2) 快傑・風雲ライオン丸』(ソニー・マガジンズ・2000年)より。
  13. ^ 『キャラクター魂』Vol.05(辰巳出版・1999年)参照

参考文献[編集]

関連事項[編集]

フジテレビ 土曜19時台前半
前番組 番組名 次番組
快傑ライオン丸