ミッドナイト・ラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ミッドナイト・ラン
Midnight Run
監督 マーティン・ブレスト
脚本 ジョージ・ギャロ
製作 マーティン・ブレスト
製作総指揮 ウィリアム・S・ギルモア
出演者 ロバート・デ・ニーロ
チャールズ・グローディン
音楽 ダニー・エルフマン
撮影 ドナルド・ソーリン
編集 ビリー・ウェバー
クリス・レベンゾン
配給 アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル映画
日本の旗 UIP
公開 アメリカ合衆国の旗 1988年6月11日
日本の旗 1988年12月3日
上映時間 126分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $30,000,000 (概算)
興行収入 $38,413,606[1] アメリカ合衆国の旗
$81,613,606[1] 世界の旗
テンプレートを表示

ミッドナイト・ラン』(Midnight Run)は、1988年制作のアメリカ映画。アクション・コメディの傑作。

ストーリー[編集]

世間に裏切られた過去から独善的な態度しかとれなくなった賞金稼ぎ(ロバート・デ・ニーロ)と、運悪く賞金首になってしまった心優しい会計士(チャールズ・グローディン)という対照的な中年男2人が、喧嘩をしながら心を通わせていくロードムービー

ジャック・ウォルシュ(デ・ニーロ)は、かつてシカゴの警察官だったが仲間に裏切られ妻子とも離れて、今はロサンゼルス保釈金ローン会社と契約を結び、逃亡した被告人を公判までに連れ戻してくる「賞金稼ぎ」の仕事をしている。

ジョナサン・マデューカス(グローディン)、通称「デューク(公爵様)」は堅気の会計士だが、雇い主がシカゴの麻薬王であるセラノであることを知りギャングの金を横領、慈善事業に寄付をして身を隠すが丁寧に挨拶状をセラノに送りつける変わり者。

裁判までの5日間でマデューカスをロサンゼルスへ連れ戻す仕事を引き受けたウォルシュは、ニューヨークで捕まえたデュークを飛行場まで引き立てていく。しかし、ロサンゼルスまで5時間のフライトで済むはずが、トラブル続きでギャングとFBIに追われながら、車と列車のアメリカ横断逃避行へ変わっていく。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹き替え
VHS版 テレビ朝日
ジャック・ウォルシュ ロバート・デ・ニーロ 樋浦勉 池田勝
ジョナサン・マデューカス チャールズ・グローディン 玄田哲章 羽佐間道夫
アロンゾ・モーズリー ヤフェット・コットー 渡部猛 郷里大輔
マービン・ドーフラー ジョン・アシュトン 村松康雄 富田耕生
ジミー・セラノ デニス・ファリーナ 大宮悌二 柴田秀勝
エディ・モスコーネ ジョー・パントリアーノ 納谷六朗 安原義人
トニー・ダーボ リチャード・フォロンジー 筈見純 渡部猛
ジョーイ ロバート・ミランダ 伊井篤史 広瀬正志
ジェリー・ガイスラー ジャック・ケホー 千田光男
デニース・ウォルシュ ダニエル・デュクロス 佐々木るん
シドニー フィリップ・ベイカー・ホール 辻村真人 -
ゲイル ウェンディ・フィリップス 弥永和子
  • VHS版:DVD未収録
  • テレビ朝日版 - 初放送1992年2月2日 『日曜洋画劇場
制作:グロービジョン、演出:左近允洋、翻訳:額田やえ子、効果:猪飼和彦・VOX、調整:高橋久義、プロデューサー:猪谷敬二

その他[編集]

本作では日本で余り馴染みのない米国の司法制度が描かれている。犯罪大国アメリカでは容疑者の数もとてつもなく多いため全ての人を拘束するとすぐに留置所が一杯になってしまうため、大半は早々に保釈される。

そんな人々のために各裁判所の前にはベイルショップと呼ばれる保釈金専門の金融会社(保釈保証業者)が営業している。容疑者はそこでお金を借りて保釈保証金を裁判所に納めて保釈されるのだが、容疑者が逃亡して期日までに裁判所に出頭しないと保釈金は裁判所に没収されてしまう。それでは金融会社は大損になるので、賞金稼ぎ(バウンティハンター)と呼ばれる人を雇って雲隠れした容疑者を連れ戻してもらうのだ。スティーブ・マックイーンが遺作『ハンター』で演じた主人公もこれを生業としている。本作ではデ・ニーロ自身“最も気に入っている作品”とのコメントを残している。

脚注[編集]

  1. ^ a b Midnight Run (1988)”. Box Office Mojo. 2009年11月29日閲覧。

外部リンク[編集]