S&W M19

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S&W M19
S&W Model 19-5 .357 Magnum.JPG
S&W M66(4インチモデル)
概要
種類 回転式拳銃
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
設計・製造 スミス&ウェッソン
性能
口径 .38口径
.357口径(約9mm)
銃身長 4インチ(約102mm)
6インチ(約152mm)
使用弾薬 .38スペシャル弾
.357マグナム弾
装弾数 6発
作動方式 シングルアクション/ダブルアクション
全長 241mm
重量 1021g

S&W M19は、アメリカ銃器メーカーであるスミス&ウェッソン社が1955年に開発した回転式拳銃である。通称「コンバットマグナム」。

バリエーションとしてステンレスモデルの「M66」も存在する。

開発[編集]

当時のコンバットシューティング第一人者であったビル・ジョーダンの意見を取り入れて設計され、調整可能なリアサイトを持ち、角を落としていない末広がりの長方形のスクウェアバット型グリップ、ターゲットタイプのグリップなどを備え、Kフレームサイズで「.357マグナム弾も撃てる」拳銃として完成された。

特徴[編集]

高威力の.357マグナム弾を使用する拳銃でありながら、軽量な.38スペシャル口径用Kフレームを採用することで携帯性を高めており、職務上、常に拳銃を携帯する警察用としてアメリカで広く採用されていた。

その一方、構造は.38スペシャル弾用の中型フレームである為、.357マグナム弾の強装弾を多用するとシリンダーの歪みや破損などを起こすことがあり、そのため、Kフレームよりもひと回り大きいLフレームを採用したM586という銃が1980年に開発された。また、更に大型のNフレームを採用したM27も存在する(こちらの方が先に製造されている)。 現在は熱処理技術の向上と、シリンダーの溝の位置変更のおかげでシリンダーの破損の危険は低くなっている。

登場作品[編集]

本場アメリカの警察で採用例が多いため、アメリカのアクション映画ドラマなどではステージガンとして頻繁に登場し、漫画やアニメーション作品などの他、モデルガンエアソフトガンとしても商品化されている。

映画・テレビドラマ[編集]

ロジャー・マータフが使用
ベン・ショックリー刑事(クリント・イーストウッド)がM66の2.5インチを使用。
ウェス・ブロック刑事(クリント・イーストウッド)がM66の2.5インチを使用。
ショーン・アーチャー刑事(ジョン・トラボルタ)がM66の2.5インチをバックアップガンとして使用。
ジーナが使用
ジョー・ハレンベック(ブルース・ウィリス)がM19の2.5インチを使用。
主人公ポーター(メル・ギブソン)が使用。
冒頭のシーンに登場する。
須藤刑事が使用。
ニックの相棒チャーリー・ビンセントがM66の2.5インチを所持しており、後に松本刑事からニックへ遺品として渡される。
茂義賀津夫がM66を使用。
谷村刑事が初期の頃に2.5インチモデルを使用していた。
3シリーズ共に村雨秋彦刑事が使用。

漫画・アニメ[編集]

次元大介がアニメでは4インチモデル、漫画『ルパン三世Y』では2.5インチモデルを使用。ステンレスモデルではないが、使いこまれて表面処理が剥がれ、銀色になっている。
槇村香が文庫本16巻で使用。

ゲーム[編集]

作中で唯一の回転式拳銃として登場。開発が進むと長銃身化やレーザーポインターの付加も可能となる。

関連項目[編集]