松尾貴史

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松尾 貴史(まつお たかし、1960年5月11日 - )は、日本のタレントナレーターDJ俳優コラムニスト。愛称及び旧芸名は「キッチュ(kitsch)」。本名:岸邦浩。所属事務所古舘プロジェクト兵庫県神戸市生まれ。大阪芸術大学芸術学部デザイン学科グラフィック・デザイン専攻卒業。演劇ユニット・AGAPE storeの座長。京都造形芸術大学芸術学部映画学科准教授。

目次

[編集] 人物

  • 旧芸名としても使われた愛称「キッチュ(kitsch)」は元はドイツ語の美術用語で「まがいもの・粗悪品・俗悪趣味」などを意味する。改名した現在でも、小劇場の役者や、関西出身の芸人・タレント、原田芳雄立川談志など、古い知人からは「キッチュ」と呼ばれている(本人曰く沢田研二の愛称「ジュリー」と同じとのこと)。
  • 自分のことを”放送タレント"と名乗る。”タレント”と言われても何やってる人かわからないから・・と2007年11月19日放送のNHKスタジオパークで語っている。
  • 大阪で仕事する時やドラマで関西を舞台にした作品に出演する時や関西出身の人物を演じる時や関西出身の芸人・タレントと共演する時は関西弁で話しているが、特に意識してのことではないらしい。
  • 落語家春風亭昇太奇術師パルト小石モンティ・パイソン研究で知られるコメディライターの須田泰成らと、東京都世田谷区でバーを共同経営している(通っている安斎肇は「カレーがうまい」と語っている)。
  • 超常現象オカルト懐疑論者として有名[注釈 1]で、『たけしのTVタックル』(テレビ朝日系列)が政治主体になる前には大槻義彦野坂昭如と共に「超能力バスターズ」として出演して肯定論者と激論を交わしたこともある。また超常現象懐疑論者集団のJapan Skepticsのメンバーである。
  • 落語にも造詣が深く落語家とも親交があり特に故・桂吉朝とは舞台でも共演している。大学時代には故・桂枝雀入門志願に行ったことがあり、タレント活動のかたわら、現在でも年に数回、高座にもあがることがある。
  • クイズ!ヘキサゴンII』では1位を取るほど優秀な成績である(2007年7月11日放送分の高木美保2008年3月26日放送分の山本モナ山根良顕アンガールズ)に負けた以外は、出演した全ての回で1位になっている)。1度も第1解答者から外れないという記録を5回以上の常連の麻木久仁子宮川俊二矢部太郎水野裕子と共に所持している。そこで島田紳助から毎度の様に「黒目が小さい」と言われている。
  • ロス疑惑三浦和義から「私のまねするんだったら、ロイヤリティ払いなさい!」と苦情が来たことがあるが、直後に三浦が逮捕されたため、払っていない。
  • タモリ倶楽部』には、鉄道企画など、進行役としてよく出演している。

[編集] 略歴

  • 1981年 イラストレーター佐々木侃司のアニメーション作品にオノマトペによる吹き替えで出演。
  • 1982年 脚本家の依田義賢の勧めで、ギャグ・パフォーマンスのカセットテープを制作、ダビングをして配り歩く(現在はガラス工芸作家の新名義一と共同制作)。「劇団120パーセント」の舞台ナレーションや、学生バンドのコンサートの司会などの地道な活動を続ける。
  • 1983年母校の大阪芸大基礎造形研究室に非常勤職員として勤務。夜は北新地のディスコ「クレオ・パラッツィ」でDJ見習いを勤めるもものにならず、スプーン曲げショウタイムのような事ばかりやり続ける。FM大阪主催フィルムコンサートのラジオCM出演料の8000円に味をしめる。グリコ・森永事件のさなかに、かい人21面相対策で制作された、江崎グリコのイメージアップ用テレビCMナレーションを録音したこともある。プレゼンテーションで没になる。
  • 1984年 「クレオ・パラッツィ」店内でスカウトされ、大滝エージェンシーに所属。事務所が前述のテープをニッポン放送へ送った事から、夜の9時から10時までの帯番組をいきなり一人でやらされて途方に暮れる。それを機にテレビ番組『ザ・テレビ演芸』で「キッチュ」 (Kitsch) の芸名でタレント活動を開始。約5年間、東京と大阪の二重生活を送る。関西では中島らもの自宅や職場周辺で付きまとい、「薫陶」を受ける。東京では、作家の北吉洋一の自宅に「猫の世話をする事」を条件に半・居候をしながら、放送局から支給される宿泊費を浮かせて当時の事務所に貢献。
  • 1986年 中島らも主宰の劇団「笑殺軍団リリパットアーミー」の旗揚げに参加、その後、約4年間在籍。
  • 1989年 元日付けで株式会社古舘プロジェクトに移籍。4月3日、芸名として、「松尾貴史」を追加、メインの表記も改める(本人がラジオ番組で語った所によれば、古舘伊知郎夫人の旧姓『松尾』と自らのの名字の部分を異字で表したとも)。同時に活動の拠点を東京に移す。
  • 1993年 4月、奥野敦士勝村政信原田喧太川村かおり樋口豊BUCK-TICK)らと、幻のバンド「ポークソテーズ」を結成(後に、中野裕通金山一彦芳本美代子らも加入、草月ホールでの単独コンサートも開催。楽曲「ハンバーグの作り方」は2か月間NHK『みんなのうた』で放送される)。
  • 1996年 デビュー当時から信頼を寄せていた演出家G2とライブ「人格懐疑室」を青山円形劇場で催す。
  • 1998年 G2と型や手法にとらわれないで目先の楽しい事にとらわれる演劇ユニット「AGAPE store」を結成、年に1、2度の公演を企画、優秀なスタッフ陣と、充実した客演の役者たちに救われ続ける。
  • 2002年 うやむやのまま在籍しているという風説のたなびく中、正式にリリパット・アーミーを退団。
  • 2003年 コメディライターの須田泰成と、愛と平和のコメディ・クリエーティブ・ファクトリー、「大日本生ゲノム」社を設立。
  • 2004年 TV、ラジオ、映画、舞台、イベント、エッセイ、イラスト、折り紙、超常現象の批判的愛好など、幅広い活動を続ける。
  • 2006年 小松左京原作の映画『日本沈没』(リメイク版)と筒井康隆によるそのパロディ小説原作の映画『日本以外全部沈没』の両方に出演した。
  • 2007年 上方落語を題材にしたNHKの朝の連続ドラマ『ちりとてちん』に、上方落語を愛してやまぬ落語ファンの理髪店主「磯七」役で出演。
  • 2008年 京都造形芸術大学准教授に就任[1]。映画学科で演技の指導などを担当する。
  • 2009年 東京・下北沢に、カレーショップ「般゜若(パンニャ)」をオープンさせる。

[編集] 賞歴

  • 1986年 放送演芸大賞ホープ賞、名人大賞新人賞
  • 1992年 日本酒造組合・日本酒大賞奨励賞
  • 2002年 日本ソムリエ協会・名誉ソムリエ No.75

[編集] メディア

[編集] 映画

[編集] 劇場版アニメ

[編集] 吹き替え

[編集] テレビ

NHK
日テレ
TBS
フジテレビ
テレビ朝日
テレビ東京
その他

[編集] テレビドラマ

[編集] テレビアニメ

作者の青山剛昌に、自分も出して欲しいと頼んだところ犯人として出してもらえた(11巻収録)。この話がアニメ化され、声優として本人役で出演を果たした。因みに松尾によって殺害されたのは同番組プロデューサー諏訪道彦(架空)である。

[編集] テレビCM

[編集] ビデオ

[編集] ゲーム

[編集] ラジオ

[編集] CD

  • KITSCH(アルファ・ムーン)
  • ヤマアラシとその他の変種 - ゲスト(ケラリーノ・サンドロヴィッチプロデュース、コント台本:吉田戦車
  • グレーテスト・ソング・オブ・オール - シングルヴォーカル(コーラス:高橋幸宏・鈴木慶一・ちわきまゆみ
  • キッチュのラジオ大魔術團(宮沢章夫プロデュース、共演:山田康雄納谷悟朗青野武松尾スズキ、他)
  • ブルー・フィルム 新・スネークマン・ショー1〜4(桑原茂一プロデュース)
  • スネークマン・ロック・ショー - ゲスト(小林克也プロデュース)
  • ピエールとカトリーヌ - シングルヴォーカル(藤井千夏とデュエット)
  • 松尾貴史のテクノクマヤコン(エイベックス、共演:増山江威子古谷徹、他)
  • カレイなるヒラメ(NHK)
  • 純喫茶浪漫(大日本生ゲノムプロデュース、友情主演、共演:前田真里、他)

[編集] 雑誌

  • ダイヤモンドZAi 連載「メイクマネー・ルーズマネー」(2000年9月号 -、旧タイトル「浮世の沙汰も金次第」)

[編集] 著書

[編集] 舞台

他多数

阪急オレンジルーム、紀伊国屋ホール、銀座SOMIDO、ワッハ上方、新宿末広亭、天満天神繁昌亭、大銀座落語祭など、落語の出演経験もあり。過去にかけた表題は「神も仏もアルマジロ」(作/中島らも)「くっしゃみ講釈」「青菜」「代書屋」「住吉駕篭」「はてなの茶碗」「鷺とり」他。

[編集] 脚注

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[編集] 注釈

  1. ^ 自著である『なぜ宇宙人は地球に来ない? 笑う超常現象入門』の144ページ、315ページによれば、中学生時代はオカルト狂であり、中岡俊哉に写真を送付し心霊写真証明書をもらったり、タロットに嵌ったりしていたという。

[編集] 出典

  1. ^ 松尾貴史 『なぜ宇宙人は地球に来ない? 笑う超常現象入門』 PHP研究所〈PHP新書〉、2009-06-01、第1版第2刷、364ページ。ISBN 978-4-569-70645-0

[編集] 外部リンク

先代:
白石美帆
オールスター感謝祭チャンピオン
18代
2000年秋
次代:
辺見えみり
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