相棒の登場人物

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相棒の登場人物(あいぼうのとうじょうじんぶつ)は、テレビ朝日系列でシリーズ化されている刑事ドラマ相棒』に登場する主な架空の人物について解説する。

凡例[編集]

登場人物の所属名、役職、階級、読み仮名などは番組公式ウェブサイト[1][2]と番組オフィシャルガイドブックに従って掲載。また、文中の「S.」や「PS.」は、「season」「Pre-season」の略称で、数字は話数を示す(「S.1-5」は「season1の第5話」、「PS.2」は「Pre-seasonの第2話」の意)。本稿では右京・薫の親族を除き異なるエピソードで2回以上登場している人物のみを掲載している。

特命係[編集]

右京の相棒となる刑事は全員「か」から始まり「る」で終わる名前で統一されている[注 1]。また、漢字で二文字の姓と一文字の名(読みは平仮名で三文字)となっている。

杉下 右京(すぎした うきょう)[編集]

演 - 水谷豊[注 2]
警視庁特命係係長 警部補警部[注 3]。生年月日は不明であるが、S.1開始時点で45歳[1]
「和製シャーロック・ホームズ」と呼ばれている。(S.4-8、S.12-13)
服装は三つボタンのシングルスーツ、またはスリーピース・スーツで、ベルトは使わずにボタン留のサスペンダーを愛用している。冬場に着るコートもテーラードカラーのチェスターフィールドコートである(黒のダブル、ライトグレーとダークブラウンのシングルの計3着)[3]。花の里の女将である宮部たまきとは元夫婦。
東京大学法学部を卒業後に渡英、帰国後キャリアとして警察庁に入庁。20代後半の3年間のスコットランドヤードの研修を経て(S.1-7)、警視庁刑事部捜査二課に出向して活躍していたが、ある重大な事件をきっかけに窓際部署の特命係に追いやられてしまう。S.1終了時に一旦警察庁に戻り、警視庁警察学校の教官に異動する[注 4]が、休職してロンドンへ渡る。S.2で特命係復活に伴い復帰し、S.3では免職されかかったが、これも免れている。
性格は極めて冷静で理性的。PS‐1で荒っぽい口調で話す場面があるものの、誰に対しても慇懃に接し、思ったことをずばりと言ってしまうこともしばしば。周囲を振り回すマイペースな変わり者で、余程のことがない限り動じることはない。そのためか、強烈なキャラクターについていけずに複数の部下に辞められてしまったため「人材の墓場」と呼ばれている(S12-13で、7人目の「相棒」(亀山薫のこと)には「あなたには協調性というものがない」と言われたと語っている)。しかし罪を自覚しない非道な犯人などに対しては怒りが頂点に達すると怒号を放ち、顔を震わせて「激昂」する激情家の一面も持つ。
観察力、洞察力、記憶力に優れ、分析能力や推理力も非常に高く、時には誰も疑問に思わないような些細なことを足掛かりにして捜査を開始する。出世、手柄には全く興味を示さず、あくまで事件の真実を明らかにすることに重きを置く。「人は犯した罪を法で裁かれなければいけない」を信条に、個人的感情よりも警察官としての矜持を貫く強い信念と正義感の持ち主で、組織的・政治的利害や事情に関係なく一片の妥協もなしに真実を追求する姿勢から、不祥事を公にしたくない上層部と対立し圧力がかかることもしばしば。事件解決のためなら時に違法行為も辞さない強引な手段に訴えることもあり、小野田は「杉下の正義は暴走する」と指摘している(S.6-最終話)。また、犯人の情報を得るために、危険且つ無茶な行動もとる事もあり、尊からは「無茶がすぎないか」と言われた事もある(劇場版II)。自らの正義や止むを得ない事情で罪を犯した人間であっても、犯罪を正当化しようとは決してせず、情に流されることはない(S.2-17、S.5-1、S.7-2,最終話、S.8-14等)。この点についてたまきから「昔から四角四面で成長がない」と言われたこともあったり(S.2-10)、尊と対立した事もあるが(S.9-10、S.10-最終話等)、状況や法律の関係で逮捕を見送ったり自首を勧める等右京なりの柔軟さも見せる(S.4-12、S.5-1、S.8-14、劇場版II等)。人命が失われる事態を嫌うため、拳銃は決して携帯せず、警察官の義務である射撃訓練すらしないほど嫌っている(S.2-4)。また、不測の事態に備え、白手袋(S.6-10)や紐付きの指錠(S.7-11)を携帯している。この他、先述の信条や人命を尊重する精神から、自殺で幕を引こうとしたり自分の命ごと狙った相手を殺そうとするような類の犯人に対しては否定的で(S.1-最終話、S.8-8、S.9-2等)、時には「罪を償わずに死んで楽になろうというのは、一番やってはいけないことです!」と犯人を叱責することもあったが(S.7-10)、犯人の自殺を阻止した結果、射殺されるという結末を迎えた時は薫に自分の行動が本当に正しかったのか問いかけた(S.3-9)。
プライベートはと言うと「夜飲まないと眠れない」ほどかなりの紅茶[注 5]である。カップに紅茶を注ぐ時に、ポットをかなり高い位置に引き上げてまた戻すという、独特な注ぎ方をする[注 6][注 7]。ワサビ多めのお茶漬けを好み、苦手なものは梅干し酢豚パイナップル(S.4-12)など(S.1-7では梅干入りカクテルを飲んでいる)。PS.では喫煙するシーンがあった。趣味はチェス落語クラシックレコード鑑賞など。特に落語は同じ趣味をもつ米沢とカセットテープの貸し借りをしたり、話が盛り上がることもしばしばである。中学時代に書いた推理小説が大学の推理小説サークルの同人誌に掲載されたことがある(S.4-8)[注 8]幽霊超能力に非常に興味があり、幽霊の噂や目撃談に食いつくものの、幽霊を実際に目撃した経験がないことを悔しがっていた。ただし、本人は気づいてないが幽霊の少女と遭遇したことがある。(S.11-18)
手先が器用で、リンゴの皮剥きを綺麗にこなし(S.4-18)、ピアノが弾け(S.3-15)、携帯メールや電卓の操作も早い(S.4-19、S.10-4、S.11-6)[注 9]スマートホンは所有せずS.12現在でも従来式のいわゆるガラケーを使い続けている。多少ではあるがピッキングの技術も持ち合わせる(S.11-1)。運動能力も高く、剣道(S.5-7)や護身術にも長けている。高い運転技術を持ちながらも(S.3-9)、相棒不在の場合を除き(S.3-2、S.7-10,15など)、普段は薫や尊、平時はたまきに運転を任せているが、S.11より愛車の日産・フィガロに享を乗せて自分で運転している[4][注 10]
知能犯事件担当である捜査二課に出向させられただけあり幅広い知識を持ち、円周率の暗記(S.2-12)やワイン(S.5-9)、手話(S.5-11)、方言(S.6-10)、マジック(S.8-13)、複数の外国語を理解している。だが恋愛の機微を察することを不得手とする[注 11]。洞察力や推理力が高いため作家から気に入られることがある(S.6-3,7など)。また、教授から「刑事にしておくのは、もったいない」などといわれることもある(S.12-2)。
一人称は基本的に「僕」であるが、初期は「私」も使っていた。また、芝居をする場合は「俺」を使うこともある。口癖は、「はぁいぃぃ?」「おやおや」「細かいところまで気になってしまうのが僕の悪い癖」「気になりますねぇ」。「最後に一つだけ」と言って去り際の質問で事件の核心に繋がる情報を聞き出すこともしばしば。また、動揺すると「僕としたことが!」「迂闊でした!」と狼狽する。

亀山 薫(かめやま かおる)[編集]

演 - 寺脇康文(PS.1〜S.7-9)
警視庁特命係 巡査部長[注 12]。右京の初代相棒(S.7-9まで)。当初は警部補から巡査部長に降格したという設定だった[5]
1966(昭和41)年7月23日生まれ。実家は新潟県[注 13]で造り酒屋を営み、父親は市議会議員も務める。新潟県立阿賀野東高等学校卒業後、野球でのスポーツ推薦で城東大学法学部法学科に進学。妻の美和子浅倉禄郎は大学時代の同級生だった。
大学卒業後に警視庁入庁。刑事部捜査第一課入りを果たすが、指名手配犯を捕まえようとして逆に人質にされる失態を起こし(PS.1)、特命係に追いやられる。S.1では一時的に警察庁長官官房付として警察庁に出向したほか、S.2では特命係復活までの間、警視庁の運転免許試験場、S.3では所轄である麹町東署の刑事課捜査一係(強行犯係)に勤務した経歴を持つ。S.5-最終話では懲戒免職処分に追い込まれるも、地方公務員法を逆手にとった右京の計画[注 14]でそれを免れた。
大学時代より美和子と長らく交際していたが、S.3で破局。しかしS.4開始時に復縁し、最終話で美和子と入籍した。
性格は根が真っすぐな正直者のお人好しで熱血漢。腰が重いわりに口が軽い楽天家な所もある。また自分が気に掛けた相手のことは放ってはおけない人情家の一面を見せることもある(S.1-6、S.2-7,15,16)。当初は右京とはそりが合わず腹を立てることもあったが、右京の心情や思慮に触れる中で右京を認め、彼の良き相棒となった。時に右京の強引さや策略に振り回されたり、右京の正義に戸惑うこともあったが、その信頼は揺るがず、右京が違法行為に及んでも信じぬくという意思を、警察官の仲間意識を指して右京に「諸刃の剣」と評される(S.7-7)。時に自身の情や優しさに訴える行動を取ることがあり(S.5-8、S.5-19)、S.5-1では頑なな右京の意志を擦り合わせて柔軟な解決策を導いたことで右京に「君がいつも側にいてくれて助かります」と言われた。当初は手柄に執着する様子が多く見られ、「特命係の亀山」と呼ばれることを特に嫌っていたが、話が進むにつれて現状に満足し、余裕を見せるようになった。
服装は、フライトジャケット[注 15]にトレーナー、カーゴパンツの組み合わせがほとんどで、査問委員会などにもその格好で現れるほど。ただし、場に応じてスーツを着る場合もある(PS.1の特命係配属当日や、S.1-最終話、S.2-3、S.5-9他)。
元喫煙者[注 16]コーヒー好き。子供好きでもあり、一緒に遊んだり世話をしたりすることもしばしばある(S.5-12他)。嫌いなものはヒジキ(S.4-12)とあんパン[6]。嘘を付くことが苦手で、ごまかそうとしても敬語で話してしまう癖があるため、簡単に見抜かれてしまう(S.4-4)。
スポーツ推薦で大学に進学できたほど運動神経は良いが、頭を使うことがやや苦手。島根県の県庁所在地を松山市と間違えるなど(S.2-12)一般常識や教養にやや疎い所があるが(S.3-14、S.4-12、S.5-5)、幼少期から好きだった昆虫に関する知識は右京以上で、自分と同じように「虫博士」と呼ばれていた米沢とも意気投合した(S.4-14)。味覚・嗅覚がかなり鋭く、事件の凶器発見に貢献したり(S.2-3)、ワイン評論家を驚かせたりした(S.5-9)。また、勘も非常に鋭く「思い出したように出る神がかりに近いヤマカン」(S.1-最終話)で事件の解決に大きく貢献する時が稀にある。だが何かと事件に巻き込まれやすいトラブル招聘体質でもあり、幾度か犯人に人質にされ窮地に陥ったことがある。
ある事件で殺された親友への思いに接し、その親友が活動していた国、サルウィン[注 17]を訪れたことをきっかけに(S.7-1,2)、腐敗が蔓延しているこの国の子供達に正義の精神を教えたいと感じ、警察官を辞め、美和子と共にサルウィンへ旅立った(S.7-9)[注 18]
「白い罠」(S.2-16)のエンディングで彼が涙ぐむシーンがあるが、これは演技ではない。感極まった寺脇が実際に涙ぐんだものであり、「亀山薫のベストシーン」だと水谷、寺脇両者が認めている[7]。寺脇は薫のキャラクターを「自分にとって理想の男性」だと語っている。

神戸 尊(かんべ たける)[編集]

演 - 及川光博(S.7-最終話〜S.10-最終話)
警視庁特命係 警部補(元警視)。S.10までの右京の2代目相棒。
1970年2月1日生まれ。東京都大田区[注 19]田園調布出身。1993年に中央大学法学部を卒業して警視庁入庁。その後、推薦組として警察庁に採用、警察庁上層部からの「特命」により特命係及び右京が警察に必要な存在かを調査するため、警察庁警備局警備企画課課長補佐の警視の階級から表向き「2階級降格の左遷」という形で特命係に警部補として配属、半年間限定で「潜入調査」を開始する。しかし、右京を含む部外者には極秘のはずの潜入調査について上層部がそれを隠すことに真剣だとは言い難い点[注 20]から次第に「自分も調査される側ではないのか?」と疑問を抱いた末、自らに課せられた「特命」が、かつて自身が開発を主導した顔認識システム(FRS)を備えた開発中の巨大監視システムの警察庁付属機関((仮)FRSセンター)運用に、右京と尊を捜査官・運用官として配した際の適性を見極めるために仕組まれたことと判明[注 21]。同システムの関与する事件を機会に、右京と共に真実を知り、事件解決後は警察庁には戻らず、警部補の階級のまま特命係に留まる道を選んだ(S.8-最終話)。大河内とは警察庁時代からの旧知の仲。大河内と一緒にいる時以外のプライベートの動向は不明。
クールかつ気障な自信家で、ノンキャリアで出世街道を歩む経歴から、エリート然とした雰囲気を醸し出す秀才タイプ。『トリオ・ザ・捜一』や内村の嫌味もそつなくかわし上司には逆らわないが、意見はしっかり主張する(S.7-最終話)。負けず嫌いの性格から右京とは何かと張り合い、互いの痛いところを突き合うも、一枚上手の右京に置いてけぼりにされて地団駄を踏んだり、やり込められムキになることがしばしば。基本原則に準ずるため、捜査に手段を選ばない彼のやり方に時に苦言も呈し、右京に意見する際の「お言葉ですが…」は口癖と化している。時折、右京にさえ本心を読み取らせない曲者の一面を垣間見せる。一人称は基本的に「僕」であるが、生の感情が出る時には「俺」になり、言葉遣いも荒くなる。捜査一課には陰で「ソン」と呼ばれている[注 22]が、尊本人はそう呼ばれることを快く思っていない。
当初右京に「君は亀山君の代わりにはなれません」と距離を取られても(S.7-最終話)、自分から「花の里」に来るなど(S.8-8)、右京への興味を隠さず行動を共にしようとしていたが、本人にはあしらわれることもあった。しかし事件によっては互いに歩み寄り、スパイとしての立場を捨てて以降は右京にも認められ、相棒としての信頼関係を築いていく。なお、スパイだった当時は右京に関する感想をパソコンに綴り(S.7-最終話、S.8-4,12等)、「報告」していた(尊曰く「中学生の作文レベル」)。
服装はタイトな黒いスーツに濃い色柄もののワイシャツ[注 23]を着用[注 24]。第2ボタンまで開けていることがほとんどで、基本的にネクタイは着用しないが、警視庁警備部時代の若い頃(S.10-1)は着用しており、特命係配属初日までの間(S.7-最終話)など現在でも場に応じて着ける時もある。また冬場など寒いシーズンには上着としてチェスターフィールドタイプの黒いレザーコートを愛用する。
普段はガス入りミネラルウォーターを常飲しており、好物はナポリタン[注 25]。記憶力、洞察力もあり、総じて頭の回転は速いが、やや迂闊な所があり、軽率なミスをすることもしばしばある。黒の2009年式日産・GT-Rに乗っており、少々運転が荒い[注 26]。チェス、絵(S.10-1)[注 27]が得意で、特にチェスでは右京と目隠しチェスでも互角に勝負ができるほど(S.8-8)。育ちの良さから物を見る目は高い(S.8-18、S.9-7)他、女性の香水や服装にも詳しく(S.9-1,9)、その知識が捜査に役立つこともある。警備畑出身のため実物・写真・白骨を問わず死体は苦手で、見ただけで気分を悪くする。温泉とホラー映画も苦手(S.8-2、S.9-7)。遅刻が多く(S.9-11)、貧血気味の体質(S.9-12)。
恋人はいないが、大学時代に警視庁勤務が決定した時期に恋人から理由を告げられずに破局している(S.8-10)。警察庁以前に警視庁警備部警備第一課警備情報第4係に配属されていた若い頃に友人の女性を殺害され、自身も証人として出廷したその事件の裁判で、友人を殺された怒りから被告が不利になるように嘘の証言をした過去があり、後に被告が出所後自殺した件で冤罪が発覚し、自責の念を抱かせる出来事となった(S.10-1,16,最終話)。
クールな振る舞いとは裏腹に、不遇な人間への配慮や思いやりを見せ、時に感情的になることもある。当初は組織寄りに物事を割り切っていたが(S.8-1)、次第に自らの正義感に準じるようになった。しかし徹底して正義を貫く右京とは異なり、相手側の事情を考慮して妥協する選択肢を取ろうとするため、その信念の相違から右京と対立することがある(S.9-6,10)。プライドが高く「自分は他人より頭が良い」と思っている人間に嫌悪感を露わにする(S.8-4)。
クローン人間を造る実験成功に絡んだ殺人事件の捜査の中で、クローンの社会的立場を争点に右京と対立し、自らが罪を犯す覚悟を以て右京に信念を曲げさせ、その罪悪感から特命係を去ろうと決心するが、右京の言葉で思い留まる。しかし長谷川の根回しにより、長谷川と同じ警察庁長官官房付へと異動することになった(S.10-最終話)[注 28]
警察庁への異動後も右京とは交流があるようで、事件を解決するために立場を越えた協力関係を築いている様子が見られる(X-DAY、S.11-最終話、劇場版III)。警察庁復帰後の階級については不明。

甲斐 享(かい とおる)[編集]

演 - 成宮寛貴(S.11-1〜)
警視庁特命係 巡査部長。S.11以降の右京の3代目相棒。
1983年7月7日生まれ。東京都港区出身。警察庁次長の甲斐峯秋を父に持ち、母と兄は海外にいる模様(S.11-9)。客室乗務員の笛吹悦子と交際している。2005年に早慶大学政治経済学部を卒業して警視庁入庁。父のコネを使うことなく署長推薦を貰って選抜試験に合格し、交番勤務から所轄・中根警察署刑事課捜査一係所属の新米刑事となる。しかし自らが香港で遭遇した事件を右京と共に解決した後、峯秋に要望を聞かれた右京に指名を受けて特命係に引き抜かれることとなった。最初から右京に相棒としての価値を認められ、右京自身が直接引き抜いた唯一の存在である。そのため、左遷扱いで特命係に異動してきた歴代の係員(薫・尊・陣川および薫以前の6人を含む計9人)とは特命係配属の経緯が異なる。
御曹司という出自とは裏腹に言動は荒っぽく、血の気の多い性格で、熱い正義感を秘める青年[注 29]。反骨精神が強く、傲慢な態度を見せる相手には、挑発的に応じることも多い。あだ名は本名を縮めて「カイト」。細かなことにも気付く優れた観察力から、新人ながらも捜査を優秀にこなし、幼少期にピアノを習わされた経験から絶対音感を持っている。幽霊といったオカルトの類には苦手意識がある(S.11-7,10)。峯秋との親子仲は冷えきっており、周りから父親のコネを使っているように言われることを毛嫌いする。とはいえ、峯秋を侮辱されるのはさすがにいい気がしないらしい(S.12-1)。仲が冷えきった最大の原因は、享が受験で東京大学に落ちたからであり、それ以来12年も峯秋と対話していない(S.12-最終話)。警視庁入庁前は父と同じ警察に行くのを避けるため就職活動をし内定も取ったが、警察官志望の思いが強く内定を辞退した過去がある(S.12-5)。子供のころに刑事ドラマを見ていた影響もあり刑事課への憧れは強く、特に捜査一課配属を目指していることから、薫や尊に比べ捜査一課との間に敵対意識がない。そのため右京と捜査して得た情報を捜査一課に話したり、逆に捜査一課から得た情報を右京に話すことも多い。芹沢からは特に愛着を持たれているようである。しかし話が進むにつれ、捜査一課の面々が次第に面倒な人々であると悟りつつある。
薫以上のトラブル体質であり、刑事課に配属となって間もないうちに特命係へ異動させられる(S.11-1)、半殺しに遭い記憶喪失になる(S.11-9)、狙撃犯と間違われ全国指名手配される(S.12-10)、スマホを数回破損する羽目になるなど、初登場以来わずか数年で様々な災難に巻き込まれている。また、右京を除き特命係に所属していた刑事たちの中で唯一被弾している(S.12-最終話)。
右京に対してはその変人ぶりに戸惑う一方で反発心から悪態をつくこともあり、時折特命係に配属されたことへの不満を露骨に示す場面もあったが(S.11-1,4)、自身が窮地に陥った際には右京のことを最強の味方だと吐露するなど信頼している模様(S.12-10)。
服装はノータイにシャツ、ジレを愛用しジャケットを着用、ボトムスにウールパンツかジーンズの格好がほとんど。所轄時代や格式の高い場にいる際はスーツを着用している。冬場にはネイビーのピーコート、グレーのダブルのポロコートを着用。コーラを好む。
S.12-13で、犯人から「右京がシャーロックホームズなら、君はワトソン」「ホームズは優秀な相棒がいないと活躍できない」と言った趣旨の発言をされ、その犯人を伊丹たちに自首させた際、右京のことを「右京さん」と呼んでいる。

特命係と所縁のある女性[編集]

亀山 美和子(かめやま みわこ)
演 - 鈴木砂羽(PS.1〜S.7-9)
帝都新聞社会部記者(警視庁記者クラブ所属)→フリージャーナリスト。旧姓:奥寺(おくでら)。生年月日は1970年(昭和45年)11月12日[注 30]。S.1時点で32歳[1]。薫とは大学時代からの付き合いで、長い間同棲していた。
S.3で自身の浮気を発端に破局、別居してしまうが、S.4-1で復縁。途中、帝都新聞のカイロ支局(エジプト)への転勤をはさみ(S.4-12〜20)、同最終話で薫と入籍した。その後、S.5で10年あまり勤めた帝都新聞を辞めてフリージャーナリストに転身、S.7-9で警察官を辞めた薫と共にサルウィン[注 17]へ旅立った。
普段はさばさばした性格で気が強いが、薫に他の女性の影を感じると嫉妬してしまうような一面もある。薫に対する口癖は「○○したまえ」[注 31]。過去に薫をいじめたと勘違いして右京の、別の場面では内村の足を踏みつけたこともある(PS.1、S.1-5)。
職業柄、特命係が追っている事件に関して情報を持っていることも多く、2人に情報を提供し、逆に特命係が上層部に不祥事案件で握りつぶされた時は、リークを受ける時もあった。また、彼女の何気ない一言が重要な手がかりとなることもある。時に事件に巻き込まれ、薫共々犯人に狙われることもあった(S.5-2、S.6-15)。
「美和子スペシャル」という、初めて見た者は口に入れるのをためらうほどに変な色合い(ラベンダー色)をした得意料理がある(S.5-13他)[注 32]
宮部 たまき(みやべ たまき)
演 - 益戸育江[注 33](PS.1〜S.10-1)
小料理屋「花の里」(PS.では「新ふくとみ」)[注 34]初代女将。生年月日は不明だが、S.1時点で38歳[1]。常に和服姿[注 35]で、誰にでも分け隔てなく接する物腰の柔らかい女性。
右京の元妻ではあるが、その後も右京のことを何かと気遣ってくれている「家族以上の存在」であり、右京の最大の理解者。右京と結婚していた頃、共にロンドンに滞在していた時期がある(S.1、S.2)。離婚理由は未だ不明で、本人曰く「頑固で不器用で天邪鬼な所に惚れ、頑固で不器用で天邪鬼な所が原因で別れた」らしい。
美和子とは違い基本的に事件には首を突っ込まないが、ふとした時に店で漏らす一言が右京に重要な手がかりを与えることも少なくない。また、元夫婦らしく、右京の考えていることを一発で当てたり(PS.2)、右京が「自信がない」と言った台詞から彼の着眼点を言い当てて右京を仰天させたりしていた(S.5)。尊にも友好的で、右京と尊の間を取り持とうとしたりする他(S.8-1、S.8-10)、尊と映画を観に行ったりしている(S.9-7)。
右京と薫だけがJR東日本の寝台特急カシオペアに乗ったことで不機嫌になっていたり、列車の発着時刻に妙に詳しかったりと隠れ鉄道ファンの節がある言動も見受けられるが、本人は否定している(S.6-10)。雷が大の苦手(S.2-3)。
S.10-1で日本や世界各地を旅することを理由に突如「花の里」を閉店した。このことは幸子が「花の里」を引き継ぐまでは、S.10-12にて習慣から外れた出来事として右京が一時スランプに陥った要因とされている。
月本 幸子(つきもと さちこ)
演 - 鈴木杏樹(S.10-12〜)
「花の里」2代目女将。S.4-19、S.6-11,12、S.10-12はゲストとして登場。S.10-12以降はメインキャストとなる。
夫を亡くし、暴力団幹部の元で愛人として身を寄せていたが、夫を死に追い込んだ人物がその暴力団幹部だと知り復讐を決行、直後に海外逃亡を図ろうとしたが、途中で右京と薫に出会ってしまい緊急逮捕された(S.4-19)。当初は自分の境遇を忌んでさえいたが、右京や薫の言葉で前向きな心境に変化し、服役して刑期を終えようとしていた。しかし、ある女性受刑者の脱獄計画に巻き込まれ、さらにその計画の裏に関与した首謀者に殺害されかかるも、特命係に救出され再び服役した(S.6-11〜12)。
服役中に調理師免許など様々な資格を取得したのち出所。清掃会社に就職してからある外食チェーン経営会社の社長の元で家政婦として雇われ、会社の商品開発担当にもなり社長にプロポーズされるといった前述の境遇とは一転したツキすぎた出来事から自分が狙われていると勘繰るも、右京と尊・捜査一課を巻き込んだ末に(ある犯罪が発覚したものの)早とちりだと判明、チャンスは立ち消えになり、その後右京の薦めで「花の里」の女将となる(S.10-12)。
ことごとくツキに見放された人生を送っていた自他共に認める「ついてない女」[注 36]。加えて早とちりしやすいおっちょこちょいな性格で、料理の腕は悪くないが、注文や食材を間違えるなどうっかりが多い。波乱な人生を歩んだ由縁か、いざと言うときは強い度胸をみせる。
笛吹 悦子(うすい えつこ)
演 - 真飛聖(S.11-1〜)[注 37]
日本国際航空(NIA)のCAで享の年上の恋人。
普段は気風のいい姉御肌然とした女性。渋谷での合コンで享に家まで送ってもらったことが交際のきっかけとなり(S.11-10)、現在は都内のマンションで半同棲し、享に料理やマッサージをしてもらったりと関係は良好。右京とは飛行機内のハプニングがきっかけで顔見知りとなり、享から聞かされる話を通じて右京の風変わりな人となりを認識している。
ボールルームダンス(社交ダンス)を趣味としている(S.12-4)。

主要レギュラー[編集]

警視庁[編集]

刑事部捜査一課(トリオ・ザ・捜一)[編集]

伊丹 憲一(いたみ けんいち)
演 - 川原和久(PS.1〜)
警視庁刑事部捜査一課7係[注 38]巡査部長。当初は警部補という設定だったが巡査部長に格下げされている[5]
薫の捜一時代からのライバルで、「トリオ・ザ・捜一」のリーダー格。
薫と顔を合わせた時の「特命係の亀山〜!」[注 39][注 40]は、S.7-9までの本作における定番台詞。いつも憎まれ口を叩き合いつつも、事件によっては薫と協力するなど完全な不仲とは言い切れず、薫が辞職する際には、憎まれ口を叩きながらもきちんと見送った(S.7-9)。
誰かに噂されると背中が痒くなる(S.3-9)、ドアや取調室のマジックミラー越しにいる特命係の存在に気付くなどの特異体質の持ち主。美女にめっぽう弱いが、強面な上に恋愛下手なため、「トリオ・ザ・捜一」で唯一恋人がおらず(S.5-11)、女性に積極的に接するところを薫にからかわれていた(S.1-9、S.2-5)。捜査中に右京と共に女性にデリカシーのない行動を取り続けていたときには、芹沢から「女心わからないブラザーズ」と言われてしまった(S.11-17)。剣道が得意で、薫を打ち負かしているが、師匠が殺害された事件に右京が興味本位に首を突っ込んだ時は不快感を露にしていた(S.5-7)。流行の事象や人物に疎く、事件関係者が有名人である場合でも気付かず、よく芹沢や米沢からツッコまれている。子供の相手は苦手。
特命係が「勝手に」動き、常に捜査一課より先手を取ることを疎ましく思っている。「長いものには巻かれるに限る」と発言したことがあるように(S.1-最終話)、正義感が強いあまりに暴走しがちな薫と比べると冷静で、基本的には組織の枠をはみ出すような行動はしない。だが「筋の通らないこと」を嫌う彼なりの正義感は持ち合わせており、事件の真実を捻じ曲げるような捜査命令には反発し、時には上司の内村にも刃向っている(S.2-18、S.8-19)。基本的に捜査や取り調べは強面でかつ強引に行っているが、聴取中の参考人に突発的な事態を起こされた時に動揺するなど臆病で打たれ弱い面もある(S.5-5、S.6-6)。「何事も自分の目と耳で確かめる」がモットー(S.3-9)。
当初は右京を「警部さん」と呼んでいたが、後に「警部殿」「杉下警部」と呼ぶことが多くなった。また、階級が上の尊には右京と同じく敬語で接している一方で陰険な行動も目立っているものの(S.8-1,4など)、自分が命を狙われた事件以降(S.8-15)若干信頼を見せる姿勢も見られる。また、尊が右京の相棒となってからは、あくまで「利用する」というスタンスで特命係と連携を取ることも多くなり(S.8-10、S.9-16)、S.10-10では尊が側にいない間、右京と一時的にコンビを組んだ。享に対しては当初は警察庁次長の息子であるため「お坊ちゃま」と呼んでいたが、S.11-10以降は「カイト」と呼ぶようになった。その後、享が悦子の協力でセッティングした合コンで知り合った女性に酔った弾みで捜査情報を漏らし、新聞の紙面を飾ってしまったと思った際には享や右京と協力して真相を追うが、事件解決後に享に特命係が組織の枠やルールをはみ出した存在であることから「特命係に配属されたお前が捜査一課に配属されることは絶対にない」と忠告した(S.11-12)。ただし、内心では特命係を認めている節があり、捜査に疑問を持つ岩月に対し右京の事を「無駄な捜査をする人ではない」と諭す事もしている。
作中で呼ばれたことはないが、ファンやスタッフからは「イタミン」と呼ばれている。元々は掲示板やブログなどでファンが呼ぶだけだったが、2008年5月1日放送の裏相棒第八夜のサブタイトルに使われるなど、いつのまにか公式化している。また、小説「鑑識・米沢の事件簿」では、女子職員が影で「イタミン」と呼んでいることが明かされた。
2013年3月23日公開のスピンオフ映画『相棒シリーズ X DAY』では岩月 彬と共に主役を務める。
三浦 信輔(みうら しんすけ)
演 - 大谷亮介(PS.2〜S.12-1)[注 41]
警視庁刑事部捜査一課7係 係長 巡査部長警部補[注 42]岐阜県出身。
「トリオ・ザ・捜一」の中では一番の年長者で唯一の妻帯者。そして3人の中で唯一、所轄署を経て警視庁刑事部に配属になった「叩き上げ」の刑事[注 43]
比較的穏健な性格で、薫と伊丹がぶつかり合っている場をとりなしている「トリオ・ザ・捜一」の良心的存在。初登場時からしばらくは伊丹同様、荒っぽい取り調べを行っていた。一方で仲間が危機に晒された時には、犯人に怒りを爆発させて伊丹が止めに入ることもあった(S.7-9)。
特命係が動くことを疎ましく思っているが、右京に対して「警部殿」と言うなど慇懃な態度を取り、伊丹に比べ多少は敬意を払っている(初登場からしばらくは、きつく当たる事も多かった)。密かに特命係へ仕事を依頼(S.5-4)して以降、陰では特命係を信頼している様子もある。少し老眼気味(S.4-5)で、眼鏡をかけることが多くなった。
警部補昇進試験に合格し、S.12開始時には7係の係長に就任。だが、捜査中、発見した容疑者に左大腿部を刺されて負傷。傷は完治するが、一生杖が手放せない程の重度の後遺症が残ってしまった。中園から内勤へ異動しての慰留を提案されたが固辞し、警視庁を依願退職した。その時、別れの挨拶に来た右京らに対して、非常に爽やかな笑みを浮かべて対応していた(S.12-1)。
劇場版IIIで伊丹・芹沢と共に登場する。[注 44]
芹沢 慶二(せりざわ けいじ)
演 - 山中崇史[注 45](S.2-4〜)[注 46]
警視庁刑事部捜査一課7係 巡査。島根県出身で、興奮すると地元の方言が出る(S.3-12)。恋人がいるが、本編では写メールでのみ姿を見せている(S.10-10)。
薫や伊丹、三浦の後輩。伊丹や三浦に何かとどやされているが、薫が先輩ということもあってか特命係への反感はほとんどなく、特命係の2人と会ったり別れたりする際には律義に会釈をする。そのため、薫に捕まったり右京や尊の話術にはまったりして、特命係に重要な情報を漏らすことも多い。その場のノリ次第では伊丹や三浦と同様に嫌味を口にして薫に怒られたり、軽口を叩いたりする調子者でもある。薫が去ったS.8の頃より特命係の勝手な捜査にうんざりすることも出てきているものの、特命係の能力は当てにして捜査に利用することもある。尚、甲斐享に対し、階級が自分より上であるにもかかわらず、タメ口で話し、先輩風を吹かしている。他の刑事や事件の参考人を怒らせる言動を取る伊丹を宥めることも多々ある(S.11-17、S.12-1など)。
知人に起きた事件の捜査のため、特命係と共に捜査をしたこともある(S.4-3、S.7-16[注 47])。

鑑識課[編集]

米沢 守(よねざわ まもる)
演 - 六角精児(PS.2〜)[注 48]
警視庁刑事部鑑識課 巡査部長[8]。血液型はB型[8]
非常に優秀な鑑識だが、捜査を本職としていないためか推理力や捜査能力は特命係にも劣るのは自他共に認めるところ[8]。趣味は落語で、携帯の着メロも落語の出囃子。同じ趣味の右京とは何かと話が合い、彼を「敬愛する刑事」と敬っている。事件現場を教えて特命係の2人を現場に来るように仕向けたり、「落語のチケット」「名人のカセットテープ」などと交換に、「捜査一課がつかんだ情報」を右京に提供するなど特命係への捜査へ積極的に協力し、自身も特命係からの依頼で調査分析を行い、今では無条件で特命係へ協力する場合がほとんどとなっている。なお、このことは捜査一課やそれ以外の者も承知しており、公然の秘密と化している。薫の退職時には自分が肌身離さず身に着けていた御守を譲った(S.7-9)。
「あの人嫌いですから」と伊丹を苦手としているが、仕事の関係上「トリオ・ザ・捜一」とはそれなりに付き合いがある。ただし、特命係が勝手な行動を起こすとそれについて何か知っていると思い込んだ「トリオ・ザ・捜一」から詰め寄られるという災難に見舞われるようになった。その一方、右京の人使いの荒さにウンザリして恨み言をこぼす場面も多くなったが、右京のほうはまったく気にしていない。
かなりの多趣味で、上記の落語以外にもアナウンサーオタク(S.4-10)、昆虫、ギター、ゲーム、漫画喫茶通い(S.7-3)、鉄道オタク(S.8-5)など。また愛読する作家も多く、それらの熱狂的ファンでもあるようで(S.2-6、S.6-3、S.9-1)、事件について語る時、ドラマなどの影響を受けているような願望込みの想像を解説に交えたりする(S.2-18)。「好物はオムライス。高い所(S.4-4)とチェスなどの駒を使うゲーム(劇場版I)が苦手。眼鏡をしている理由は、視力の悪さの他に「素顔だと人相が悪く見えてしまう」ことを気にしているため(S.4-10)。
以前妻に逃げられ離婚した経験があり[注 49]、現在は独身。別れた妻のことは今でも想い続けており、S.5-3では「元妻の行方を捜してかれこれ3年」とも話している[注 50]
小説『鑑識・米沢の事件簿』シリーズとその1作目を原作にした映画『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』では主役を務めたほか、『警視庁捜査一課9係』特別編(2006年12月27日放送)と『新・警視庁捜査一課9係』season3 第1話(2011年7月6日放送)に登場したことがある。

組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課[編集]

角田 六郎(かくた ろくろう)
演 - 山西惇(PS.2〜)
警視庁組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課長[注 51] 警視。
黒ぶち眼鏡(S.1以降)にベストがトレードマークで、「(よっ、)暇か?」が口癖。右京のことを「警部殿」または「あんた」と呼ぶ。特命係の部屋にやって来ては、コーヒーを飲みながら雑談をしており、部屋に誰もいなくても勝手に入ってきてコーヒーを飲んだり新聞を読んでいることもある。そのためか、特命係の棚にはパンダのマイカップ[注 52]が置かれている。また特命係のコーヒーを気に入っているということも特命係の部屋に来る理由でもあり、コーヒーを淹れていた薫の退職後は尊や享に用意するよう頼んでいる。[注 53]
性格は至って温厚で普段はいつも飄々としているが、自身が担当する暴力団の薬物関係や銃関係、売春関係等の事件捜査の際は、容疑者に対して容赦なく大声で怒鳴りつけるなど、かなり厳しい一面をみせることもある。また、殺人事件に銃や薬物が絡んでいた場合には捜査一課と手柄の奪い合いを繰り広げている(S.4-13、S.9-6)。ただし本人はこれ以上の出世は諦めている節がある[注 54]
特命係の直接の上司ではないが、特命係については非常に高く評価しており、捜査情報を教えたり、部下を応援捜査に出すなど、特命係をサポートし、右京の唐突な調べ事の依頼に対しても快諾して応じている。逆に特命係に組対5課の応援捜査をさせることもあり、関係は良好。彼の何気ない言動が右京にヒントを与えることもある。
京都府警察に勤務している双子の兄がいる[注 55]。まれに家庭内の出来事や家族に関することを話すことがある。ミーハー性格で、世の中の流行には詳しい。
ほとんどの人が「微妙」と称していた美和子スペシャルの味をべた褒めしたり (S.5-13)、コーヒーの味についてインスタントと挽きたての区別がつかない(S.8-13)など、やや味覚音痴気味。煙草の銘柄はエコー。人前で発表することが苦手(S.7-5)。
趣味は釣りで、部下の大木と小松と一緒に釣りをしていたときに死体を発見した事がある(S.3-9)。
大木 長十郎 / 小松 真琴[注 56]
演 - 志水正義(大木)、久保田龍吉(小松)
警視庁組織犯罪対策部組織犯罪対策5課 巡査部長で、角田の部下。
大木は小柄小松は長身という、苗字とは正反対の体格。特命係が部屋にいる時はいつも特命係の様子を覗き見しており、薫や亨からたまに怒られている。S.5からは角田と共に特命係と絡むことが多くなり、特命係が調査している事件を手伝うこともある。角田と同様に、捜査一課の刑事とは事件の処遇を巡ってもめることが多い。
ちなみに大木は動画の編集が得意である。(S.12-10)

刑事部[編集]

内村 完爾(うちむら かんじ)[注 57]
演 - 片桐竜次
警視庁刑事部長 警視長[注 58]
薫を特命係へ追いやった張本人。特命係の存在を最も疎ましがり毛嫌いしており[注 59]、事件に首を突っ込んでくる特命係の2人を呼び出しては毎回のように激しく叱責している[注 60]。その一方で捜査能力自体は認めている節もあり[注 61]、私用で特命係を動かしたりもしている(S.10-14)。
小野田から「悪人面」と称される強面で(S.6-最終話)、「バカモン!!」(もしくは「バカモノ!!」)が口癖。PS.1では部下であっても敬語口調であったが、それ以降は基本的に命令口調である。「トリオ・ザ・捜一」や、大木・小松コンビが失態を犯すと、彼らの上司を飛び越えて直接本人を呼びつけては怒鳴りつけている。手柄は奪ってでも全て自分のものにしたがる、失態や責任は全て部下や所轄に押しつけるなどかなり人として器が小さく、それ故に上層部に嫌われなかなか出世できないでいる事が三浦から指摘されている。その一方、事件の最中に狙撃され負傷した時復帰に際して「祝う会」が開かれている(S.12-10)など、部下からは一定の人望があるようである。剣道に造詣があるらしく(S.5-7)、好きな女優やウイスキーの話になると見境がなくなるミーハーな一面もある(S.5-19, S.6-14)。
自室に「古轍」[注 62]と書かれた書を飾ってある。
中園 照生(なかぞの てるお)
演 - 小野了
警視庁刑事部参事官 警視正。
内村と行動を共にすることが多い腰巾着的な存在。しかし、時折内村の話についていけなくなることもあり(S.5-19等)、内村に対して逆ギレした事もある(S.11-9)。内村ほどではないものの特命係の動きを疎ましがっているが、最近では右京に対し若干の情報を与えることもあり(S.5-最終話、劇場版IIなど)、事件解決の理由を「特命係のおかげ」と口走ったこともある(S.6-2)。また、誘拐事件など緊急性の高い事件が起きた際には右京の作戦を頼ることがあり(S.10-10等)、右京の要請で犯人に対し腹芸をこなしたこともある(S.12-10)。
捜査一課長・管理官と同様の役回りで、所轄署で捜査の指揮を執ったりしている[注 63]が、警視庁人質籠城事件が起きた際には緊張の為か全く使い物にならず(劇場版II)、指揮官としての能力には欠ける。不祥事に際しての謝罪会見を内村に押しつけられることがよくあり、会見で涙を流した際に、内村から「大根役者」、小野田から「アカデミー賞もの」という両極端の評価を受けた(S.6-最終話)。中学生の娘がいる(S.11-14)。

警務部[編集]

大河内 春樹(おおこうち はるき)
演 - 神保悟志(S.2-1〜)
警視庁警務部首席監察官[注 64] 警視警視正(S.10より)。警察庁キャリアで[注 65]、警視庁に出向中(S.6-10)。
かなり几帳面な男で、携帯している小瓶に入れた錠剤(中身は好物のラムネ菓子)をよく口にして噛み砕いており、周囲からは「ピルイーター」と呼ばれている。職務を離れた私見では特命係の能力を高く評価し、特命係の懲戒処分を引き延ばそうとしたり、特命係からの依頼に協力したりするなど、警察組織上層部内では数少ない特命係の理解者である。さらにS.2-18で秘匿で事件の捜査を依頼した際に自分のある秘密[注 66]を打ち明けた。一時期、特命係と距離を置くようになった(S.7-1)が、それ以降も特命係との関係は続いている。
テロ対策において、警視庁と各県警本部の公安部及び公安調査庁の連携不足を懸念し、合衆国並みの国家安全保障局設立という願望を抱いており、右京と薫の登用を考えていたほか、小野田に自分なら右京を上手く操れると豪語したこともある(S.6-10)。それに関係して臨時で管理官に任用された経験があるものの、審議官より「失格」の烙印を押されてしまった(S.5-11)が、小野田には分析官に向いていると評されている(S.6-10)。
尊とは警察庁時代からの旧知の仲のため、バーで一緒に飲んだり(S.8-1,10,最終話等)、剣道の練習に付き合わせる(S.9-9,劇場版II)など、尊のことを気にかけている。過去に尊が推薦されて警察庁へ異動する際には上申書を出してまで反対した(S.8-最終話)。

警察庁[編集]

小野田 公顕(おのだ こうけん/きみあき[注 67][1]
演 - 岸部一徳(S.1-1〜劇場版II、S.9-最終話)
警察庁長官官房室長(通称・官房長)[注 68] 警視監6月4日生まれ[9]であるが、年齢は不明。[注 69]
東京大学法学部卒業。警察庁から出向していた警視庁公安部参事官時代に、外務省公邸人質監禁・篭城事件に対処すべく、プロジェクトチーム「緊急対策特命係」を結成、その作戦参謀が杉下右京だった。この時の小野田の判断ミス[注 70]で部下と人質に死者が出してしまうが、上層部の判断により責任は窓際部署「特命係」への封じ込めという形で右京1人に押しつけられた[10]
特命係の誕生、並びに現状に至る原因を作った張本人である。特命係の廃止・復活に関与し、特命係に非公式の依頼をする一方で、自身も右京に助力するなど、基本的には特命係を支援しているが、味方か敵か分からない行動をとることもある喰えない男で、組織的に重要な利を得るためなら取引をして当事者の罪すら見逃し、警察内部の不祥事などが絡む事件の場合は、警察や国家の威信を守る立場で右京と対立することがある[注 71]。この点について、右京の『絶対的な正義』と小野田の『大局的な正義』の、二人がそれぞれ持つ異なる正義感のぶつかり合いであると述べられている(劇場版II)。
だが籠城事件に対する責任感からか「緊急対策特命係」の生き残りと一緒に右京を「自分を殺してもいい人間」に挙げている[注 72]。また、尊の特命係配属に絡む密命にも関与していた。
普段は飄々としているが、犯罪や政府組織などの腐敗を憂う気持ちは持っており、権威を利用して犯罪を隠蔽しようとした官僚に対して制裁を加えたことがある(S.1、S.5-各最終話、S.8-7など)。また右京ほどではないが、大規模な事件で誰も全く気にしていない点に着眼し推察していた(S.1-5)。一方で気が回りすぎて失敗してしまうこともあった(S.4-9、S.8-最終話)。
右京と2人で話をするため食事に誘うことがあるが、「庶民的」な店では勝手が分からず、回転寿司で取った皿や食べ終わった後の皿をレーンに戻してしまう(S.1-4,S.3-3,劇場版Iなど)、湯飲みでボタンを押すお湯の注ぎ方がわからずに指を火傷する(S.7-12)こともあった。後に食べ終わった皿をレーンに戻さなくなり、本人はこれを「成長」と言っていたが、右京に「それは成長ではなく、ただの常識です」と言われてしまった(劇場版II)。
登場初期の頃は一人称を「俺」と称する事もあったが、話が進むにつれて、一律「僕」と称するようになっていった。基本的には右京と同様に敬語口調で、どの警察官に対しても「さん」もしくは「君」付けで呼ぶが、右京に対しては長い付き合いであるためか「お前」「杉下」と呼んでいる。疑問を投げかけるときはよく「~かしら?」という口調を用いる。美和子に対し「特命係を動かしているのは、実は君の旦那様(=薫)なんだね。」と語る(S.5-15)など、薫を高く評価していた数少ない人物でもあった。対して特命係に来てから組織の体制よりも個人としての正義感や感情を優先させるようになった尊を「青くなった」と評している(劇場版II)。
プライベートでは、孫を車で幼稚園に送るほどの孫煩悩。「じいじ」と呼ばれ、孫に対しても丁寧語を使っていた(S.1-5)。
日本版CIA・FBIの設立及び警察庁の警察省への格上げを目論んでおり、警視庁篭城事件発生前後から金子と共に警察省化に向けての改革に着手。その計画に反対する警視庁幹部一掃の人事を進めるが、その人事で懲戒免職となったある一人の幹部に恨まれ、刺殺された(劇場版II)。一方で、その一カ月前の2010年6月にはテロ組織「赤いカナリア」が絡む国家を揺るがす事態を収束させるため、片山雛子と共に本多篤人を「超法規的措置」により秘密裏に釈放する計画を進めていた(S.9-最終話)。
小野田は目的のためには手段を選ばない警察官僚として、上記に挙げた他にも様々な裏工作を行っていた。2004年頃(S.12の10年程前)に進めていた暴力組織一掃計画の一環として闇社会の大物、御影康次郎に関して三男・智三に証言をさせる見返りに日本では施行されていない証人保護プログラムを違法に適用している。死後、智三を恨んだ兄・真一が智三の居場所を突き止めるべく人質籠城事件を起こした事によって、1億円の使途不明金の疑惑と共に戸籍改竄の事実が発覚する事となった(S.12-最終話)が、二重の戸籍を用意したり、一方の戸籍の墓を立てて死んだ事にしたりする等して用意周到に準備をした上で適用したため、智三の命は危険にさらされる事はなかった。
甲斐 峯秋(かい みねあき)
演 - 石坂浩二(S.11-1〜)
警察庁次長 警視監。享の父親。
キャリアの官僚で、外務省への出向経験がある他(S.11-1)、県警本部長などを経てS.11時の夏に地方から警察庁に戻り、警察庁No.2のポストで警視庁含む全国の警察組織を指揮監督する現職に就任した。毀誉褒貶の多さは承知の上で右京を高く買っており、友好的に接している。警察組織を重く見ており、特に「テロリストとは交渉しない」という基本理念は頑なに守ろうとする。過去に海外で邦人が拉致された際も、その関係者が裏で秘密裏に交渉していることを政府に明かした結果、その邦人を見殺しにする事となった。その件に関して自身が拉致された際も無事に解放されることを願いつつも、「テロリストとは交渉しない」という基本理念のもと身代金との引き換えではなく警察による救助を望んでいた(S.12-1)[注 73]。同様に、警察組織の利益や体面のためなら黒い手段を取ることも厭わない一面もある(S.11-4,11,最終話)。
享との親子仲は著しく悪く、彼が警察官になったことに否定的で、息子としても警察官としても出来が悪いと見ている。享には一刻も早い警察辞職を願っており、薫や尊以前に右京の下についた6人の部下のように自分で警察を辞めていくだろうと考え、享を自分の部下にという右京の要望を受け入れる(S.11-1)。また、右京や他者が享を称賛しても素直に受け入れず、苦い表情を浮かべる(S.11-1,3,6)。享が警官になったことは自らへの嫌がらせと考えていたが、右京から享が父と同じ警察に行くのを避けるため就職活動をして内定も取るも警察官志望の思いが強く内定を辞退した話を聞くと驚きとともに笑顔を見せていた(S.12-5)。
絵に造詣があり、オークション会場の会員でもある(S.11-2)。甘い物が苦手(S.11-18)。

特命係と関わった人物[編集]

犯人(被疑者・被告人・服役囚等)[編集]

浅倉 禄郎(あさくら ろくろう[11]
演 - 生瀬勝久
薫や美和子とは大学の同級生で、無二の親友だった男。
かつては優秀な検察官(職階は検事)であったが、その素顔は、売春行為を行っていた女性を次々と殺害し「平成の切り裂きジャックという異名をとられるほどの連続殺人犯だった。その事実が特命係に発覚し[注 74]、逮捕された。自分が「不義の子」であることがトラウマとなっており、連続殺人に手を染める以前にも、幼少期に娼婦だった母親と、売春に手を染めていた婚約者を殺害していた(PS.2)。
東京拘置所に収監中、自分の経験を踏まえて殺人事件を起こした少年の更生に一役買った出来事を経て(S.1-5)、死刑判決を受けた後、検事時代に起訴できなかった犯人を右京に逮捕させるよう薫に伝えるために脱走するも身柄を拘束された(S.2-1)。事件解決後、再び脱走して投身自殺を図る(S.2-2)。だが奇跡的に助かり、その後は記憶喪失となってホームレスとして生活し、右京や薫とのニアミス(S.2-10)を経て、約半年後に発見され再収監されたが、拘置所内で元上司の次長検事に教唆された刑務官により殺害されてしまった(S.2-最終話)。
死から1年後、記憶喪失時に娼婦の遺体の入ったトランクを運んでいた事実が判明し犯人と疑われることとなるが、特命係と美和子の尽力により無実が証明された(S.3-18)。なお、死に至るまで記憶が完全に戻ることはなかったが、後に薫の夢の中や薫と美和子の前に亡霊として姿を現した時には記憶が戻った姿を見せていた(S.3-18)。
阿部 貴三郎
演 - 武野功雄
指名手配中に薫に発見されて逮捕されそうになるが、逆に銃を突きつけて薫を人質にし、小料理屋に立てこもった(PS.1)。この事件がきっかけで、薫は特命係に追いやられることとなった。前科3犯で所轄署地域課の警察官にも逮捕されたことがあるが、後にその警察官の変死現場を目撃してしまい、殺人事件の被疑者として疑われる(S.3-13)。
田端 甲子男(たばた きねお[11]
演 - 泉谷しげる
東京大学卒業の自称「模範的一般市民」。日頃の警察の不祥事を憂いて警視総監に向けて何度も手紙で訴えたが、返答が全くないことに業を煮やし、ダイナマイトを携えて薫を人質に警視総監室に立てこもった末に右京と薫の機転によって逮捕された(S.1-1)。
その後は「日本の裁判制度をとことん体験したい」という理由で有罪判決を受けても控訴を続けており、浅倉が死んだ事件の捜査のため拘置所へ面会に訪れた右京と薫に、浅倉の死亡時の状況に関する証言をする(S.2-最終話)。
三好 倫太郎(みよし りんたろう)
演 - 蟹江敬三
バーテンダー。初登場時はカクテルバーの店長を務めていた。
「全てのカクテルには客の思い出がある」という信念を持つが、その意に反してオリジナルカクテルを缶入りカクテルとして商品化することで経営危機を乗り切ろうとした経営者と対立して殺害、右京の追及によって逮捕された(S.1-7)。
6年で仮釈放後、服役中に懇意にしていた以前の顧客からの打診を受け、顧客がオーナーを務めるシガーバーの3号店の店長を任されていたが、自身の過去を雑誌で公表しようとした評論家を殺害した疑惑を向けられる(S.6-14)。
北条 晴臣(ほうじょう はるおみ[11]
演 - 長門裕之
1928年9月13日生まれ。元外交官。外務省事務次官特命全権大使を歴任した生粋のエリート。非常に傲慢な性格で「閣下」と呼ばなければ返事をしない。
自らが巻き込まれた篭城事件の際、自身の横領の罪を告発しようとした外務省職員を強行突入のどさくさに紛れて射殺し、その現場を目撃した緊急対策特命係隊員も射殺[注 75]した容疑で右京らに逮捕された(S.1-最終話)。その後起訴されるも、かつて外務省幹部が犯した公金横領を告発することを条件に司法取引並みの取引を受けて保釈を認めさせた[注 76]
保釈中は奥多摩にある別荘のアイアンハート城[注 77]で暮らし、秘書の女性と婚約する。だが特命係に屈辱を与えることを目的に、秘書と協力して推理ミスを誘発させた後で自供する計画のため執事を殺害、秘書の浮気を知り翻意するが特命係に突き止められ再逮捕された(S.4-1)[注 78]
向島 茂
演 - 正城慎太郎
城代金融の幹部。死に追いやった男の妻である月本幸子を愛人として囲っていたが、真相を知った幸子に殺人未遂される。一命はとりとめたものの、特命係らによって犯罪が暴かれ城代金融は崩壊した(S.4-19)。その後、復讐のために幸子の乗った護送車を襲撃するが、同乗していた女性受刑者の機転で幸子たちには逃げられ、捜査一課に拘束される(S.6-11,12)。
田村 秀明
演 - 児玉貴志
城代金融構成員(S.4-19)。向島らともに護送車襲撃事件に関わる。警察の拘束を逃れ、襲撃事件の黒幕と接触。口止め料を請求するも、邪魔者として腹部を撃たれてしまうが一命はとりとめた(S.6-11,12)。
怪我の回復後は服役していたが、先に出所した幸子の身を彼なりに案じて「ボディーガード」を雇っていたことがある事件のきっかけとなった。事件後、面会に来た幸子に想いを告げるが一蹴されてしまった(S.10-12)。
本多 篤人(ほんだ あつんど)
演 - 古谷一行
かつて左翼過激派のテロ組織「赤いカナリア」の大幹部として1970年代に大々的なテロ活動を行っていた元テロリスト。国際手配され、中東の紛争地域へと国外逃亡、紛争地域での体験から、人を傷つけるテロリズムによる革命を無意味なものと悟るようになり、かつて自身が行っていたテロ活動に後悔の念を抱いていた。しかし左翼運動の復活を企む人物に、娘の茉莉を人質に日本でのテロ活動を強要されると帰国、後にそれが茉莉の首謀によるものであると知り、小野田に自身と引き換えに茉莉の釈放を認めさせ、逮捕された(S.8-1)。
その後死刑が確定し拘置所に収監されていたが、政府に対して炭疽菌を人質とした「赤いカナリア」による脅迫が行われると、取引のために死刑執行が行われたことにして秘密裏に釈放される。さらに茉莉もろとも「赤いカナリア」の残党絡みの事件に巻き込まれるが、その事件解決後に全てを公表すべく特命係の協力を得てマスコミを呼び、自らの生存を公にすると共に警察に出頭した(S.9-最終話)。
爆弾についてはプロ級の知識と技術を持ち、また国外逃亡中紛争地帯に潜伏していた経緯から戦闘術にも長けている。若い頃、学生運動に身を置いた経験のある小野田とはかつて友人だった間柄[注 79]
早瀬 茉莉
演 - 内山理名
本多の娘。区役所勤務(S.8-1)。
父がテロリストであることが原因で幼少の頃からいじめに遭い、加えて公安からも「本多と接触しうる人物」として母共々マークされてきたが、それでも母の言葉もあって本多のことをヒーローとして敬慕していた。しかし、その本多が今までのテロ活動を後悔していることが許せず、本多への復讐のため彼を信奉する者達と共謀、その過程で発生した殺人に関与し、狂言による人質事件を引き起こした末共謀者共々身柄を拘束されるが、小野田と本多の取引によりただ1人釈放された(S.8-1)。その後、本多が絡む陰謀に巻き込まれ、警視庁内に拘束される(実態は小野田の計画に基づいた「保護」)。その過程で、本多と直に接したことで彼への憎しみは消え、父親として慕う感情が生まれたが、最終的には小野田の死によって事実上先の取引が消滅した結果、一度は見逃された先の事件について取調べを受けた(S.9-最終話)。
奥村 光良
演 - 金井勇太
池谷 隆平
演 - 三宅弘城
山崎 正一
演 - 松本実
倒産した配管工事会社の元社員3人組。奥村がある民家の地下に大金があることを聞きつけたことを発端に、それぞれの金銭難を理由に民家の隣の空き家に侵入、そこの入居者を拘束するという不測の事態を起こしながらも空き家で掘った穴を通じて大金を奪おうとしていた。だが、右京に目をつけられた上に、同じく大金を狙っていた入居者に逆に監禁され自分達が掘った穴に生き埋めにされかけたが、特命係に救出された後、逮捕された(S.8-17)。
連行される際に「3人で会社を作ろう」と語っていたものの出所後、奥村は友人のIT企業社長とのコネでその会社の役員へ、池谷は喫茶店の雇われマスターに、山崎は同じ刑務所仲間と借金の取り立て屋とそれぞれの生活を送っていたが、右京と尊が内村の私用で探していたとある人物を介して犯罪に利用されることとなる(S.10-14)。
3人の一番後輩の奥村は気が弱く優柔不断な上に鈍臭い。3人組の先輩でリーダー格の池谷は先のことに対して楽観的な大雑把な性格で、女性に弱い。山崎は競艇や麻雀といった賭博に興を注いでいる。

政府関係者[編集]

片山 雛子(かたやま ひなこ)
演 - 木村佳乃
長年外務大臣を務めた父片山洋一の地盤を継いだ、若手ながら有望株の女性衆議院議員。S.9-最終話から総理補佐官の任に就いている。
他人が自分の犠牲になるよう仕向けるなど自分の手を汚さずに自分が不利となる事件を回避し、逆に利用してのし上がっていくしたたかさとふてぶてしさを併せ持った人物(S.6-16、S.9-最終話)であり、特命係の追及からも逃れている。亡父と瀬戸内が懇意であったため、瀬戸内には「雛ちゃん」と呼ばれるが、大人になってもそう呼ばれることを彼女自身は快く思っていない(S.3)。内閣官房長官とは愛人だと噂される関係だったが、内閣官房長官の犯罪が発覚すると見限った(S.3-1~3)。
政府の内情を度々公表するため、マスコミからはこれを「爆弾発言」として捉えられている(S.6-16、劇場版I)。
瀬戸内 米蔵[注 80] (せとうち よねぞう)
演 - 津川雅彦
衆議院議員
S.2 最終話で初登場。登場当時は法務大臣を務めていた。実家は寺であり、幼少の頃に得度を受けて以来僧侶として生活していたが、選挙出馬するにあたり還俗した。そうした経緯から人命を非常に尊重しており、法務大臣在任中には死刑執行命令書への署名を一切しなかった(S.2-最終話)。しかし、北条が犯した事件に関しては小野田から北条の保釈を依頼され、苦渋の決断を下したということもあった(S.4-1)。常にべらんめえ口調で一本筋の通った性格。小野田とは旧知で親しい間柄。ヘビースモーカー。
特命係の能力を高く評価し、捜査には快く協力することが多い。しかし、命を失う貧しい国の子供達を救おうと、NGO団体の支援者にもなっていたが、サルウィン[注 17]でボランティア活動をしていた薫の友人が殺害された事件により、現地政府の腐敗で十分な援助が受けられない子供達への援助資金調達のために汚職をしていたことを特命係に突き止められ、逮捕された(S.7-1~2)。
その後、懲役10年の実刑判決を不服とする支持者の声を受けて控訴、拘置所で右京に面会を求め、本多篤人の釈放に関する証言を伝える[注 81]。後に自身の老い先を案じ、死亡した小野田の弔いをするために仮釈放を申請することを右京らに告げた(S.9-最終話)。
御影真一が引き起こした人質籠城事件では、自ら身代わりを引き受けるとともに特命係に協力を求める。事件解決後、証人保護プログラムの一環として御影の弟・智三の死を偽装するにあたり、小野田に「絶対に口を割らないであろう人物」として知人の僧侶を紹介していたことが明らかとなる(S.12-最終話)。

警察関係者[編集]

石嶺 小五郎(いしみね こごろう)
演 - 森本レオ
特命係の前身である「緊急対策特命係」の元隊員。
SATの中でも優秀な隊員であり、外務省高官人質籠城事件解決の為、小野田や右京、他4人の隊員と共に秘密裏に集められた。事件後は所轄の警務課に異動、隊員3人を含む7人もの犠牲者を出した強行突入に対して生き残った自分自身に対する思いと合わせて複雑な感情を抱きながら警察官として勤務を続けていた。
15年後、母親の他界を契機に、強行突入の指示を出し犠牲者を生んだ小野田への復讐を決意。狙撃による二度もの暗殺を計画したもののすべて失敗(2度目は長官官房室にて小野田と対面し、小野田に直接銃口を向けるも、わざと狙いを外して発砲)。最終的には長官官房室に駆け付けた薫に取り押さえられ、緊急逮捕された(S.1-11)。1度目の狙撃の際には誤って右京が被弾してしまう。責任を感じた石嶺は救急車を呼び、入院した右京に見舞いの花束を届けている。
陣川 公平(じんかわ こうへい)
演 - 原田龍二
S.3-6で一時的に特命係に異動となった「特命係・第三の男」。捜査第一課強行犯捜査第一係 警部補。大阪府寝屋川市出身で、時折大阪弁で話す場面もある(S.3-6、S.9-5、S.11-13)。
元々は経理担当だったが、刑事事件の捜査員希望で警視庁に入ったことから捜査に勝手に首を突っ込み、それが原因で誤認逮捕を2度も起こし、特命係へ左遷された。一時は左遷されたと知り落ち込むが、それでも懲りずに特命係でもあれこれと問題を起こし、右京や薫と共に事件を解決してすぐ、一係の経理に欠員が出たため復帰となった。
その後も殺人容疑で一時的に身柄を拘束されたり(S.6-2)、自宅に空き巣が入った事件を捜査したら、大掛かりな展開に発展するなど(S.9-5)、登場の度に災難に巻き込まれている。劇場版IではSNSに関する有力情報を提供しているが、捜査時に「特命係」を勝手に名乗っていたことから後日右京と共に拉致監禁されてしまう(S.7-18)。
日商簿記検定一級の資格を所持しており(S.3-6)、経理職としては優秀だが、思い込みが激しく人の話を聞かない生来の性分に加え、迂闊な行動が多過ぎて捜査能力はかなり低く、右京からは呆れ気味に見られている。しかし、未だに刑事への憧れを捨て切れておらず、自宅の部屋中に指名手配犯の手配書を貼り付けて、刑事になるチャンスを虎視眈々と狙っている。トリオ・ザ・捜一は彼の方が階級が上かつ捜査一課の元同僚という経緯のためか、丁寧な態度で接する(S.6-2)ものの、彼が刑事になるのだけは嫌がっている(S.9-17)。尊に対しては警視庁人質篭城事件で初対面してから(劇場版II)、自分が特命係の先輩だという意識を前面に出しており、面と向かって「ソン君」とも呼ぶ。その尊が転属になったと聞き、自分が特命係に指名されると心待ちにしていたが、右京が享を指名したため、享が父のコネでそのポストを得たと思い込んで、露骨に嫉妬し敵対心を燃やし、享の説明で誤解は解けたものの今度は右京に何で自分を特命係へ呼ばなかったのかと詰め寄った(S.11-13)。
「美人に翻弄されやすい」「捜査対象の女性に惚れる」という欠点がある[注 82]。実直で人柄はいいものの、美和子曰く「顔はイケてるけど、残念なタイプ」。酒癖が悪く、酔った際には「杉さん(右京)」(S.7-18)(S.10-17)(S.11-13)、「亀ちゃん(薫)」(S.6-2)、「たまさん(たまき)」(S.9-5)、「さっちゃん(幸子)」(S.10-17)と馴れ馴れしい呼称になる。
相原 誠(あいはら まこと)
演 - 萩原聖人
所轄・千束署刑事課強行犯係の刑事。『鑑識・米沢守の事件簿』における米沢の相棒。
自身の元妻が死亡し、その事件を自殺として処理されたことに納得できず、独自にその真相を究明するため「名前も一緒で顔も瓜二つ」の女性と離婚したという共通項を持った米沢とコンビを組み、元妻を殺害した犯人を突き止め、元妻の職場である警察OBの天下り先の横領も絡んでいた事件を解決に導いた(鑑識・米沢守の事件簿)。後に捜査方針に反発したため、連続通り魔事件の捜査を外され、米沢を頼ったことを通じて右京と尊と共に連続通り魔事件を捜査する(S.10-15)。
人情家だが猪突猛進型の熱血漢で、終始先走った行動を取り、米沢や特命係・捜査一課を散々振り回した。捜査一課への配属を目指して仕事に邁進していたが、そのことによるすれ違いが離婚の原因となっている。少年係にいた時期があった。
佐古 秀樹(さこ ひでき)
演 - 山崎一
警視庁滝沢署刑事課の刑事(巡査部長)だったが、強盗事件の捜査のために保護した泥酔者を放置して死なせたことが発覚し、責任を取らされる形で退職する(S.1-4)。
退職後はおでん屋台を経営、薫に連続殺人事件の被害者の遺留品を預けた(S.4-4~5)。
長谷川 宗男(はせがわ むねお)
演 - 國村隼
警視庁副総監兼警務部長 警視監。公式の人事記録には存在せず、表沙汰にできない公安の案件を取り仕切る「影の管理官」という裏の顔を持つ。東京大学セーリング部出身で同郷の部長らと派閥を作っている。
テロの危機に晒されることが少ない日本の中で存続意義が危ぶまれた公安の維持のためにテロ事件を捏造し犠牲者を出したが、その事件関係者が裏で手引きした「影の管理官」の存在を突き止めようと警視庁籠城事件を起こしたため、仲間の部長らと共謀して秘密裏に殺害、特命係によって真実を暴かれ逮捕されるが、警察の威信を守った上で警視庁に貸しを作ろうとした小野田の策で不起訴になり、田丸の「しばらく沈めておく」という形で自身の一派共々処分された(劇場版II)。
処分により警察庁長官官房付の閑職に回されるも再起を睨んでおり、雛子と共にクローン人間を作る実験が成功した事実を隠蔽するために暗躍、右京を止めるべく尊に接触し、事件の解決後は尊を自らの元に異動させるように根回しをする(S.10-最終話)。
金子 文郎(かねこ ふみお)
演 - 宇津井健[注 83]
S.9-9時点以降における警察庁長官(『X DAY』時点においても現職)。
田丸とは若い頃からのライバル同士。警視庁を地方の県警本部と同等であるとし、警察庁の管轄下にあると見なし、警視総監の田丸と対立している。
“冤罪に始まる警察の不祥事を防ぐためには「上級組織」である警察庁の徹底的な監視が必要である”という思想を基にした監視システムの構築を目論んでおり、劇場版IIにおいて小野田と共に警察庁を警察省へと移行する計画を進めていた。警視庁人質篭城事件に際し計画に反発していた警視庁幹部達の一掃を企むが、小野田の死によって計画は頓挫、田丸による長谷川一派の処分で「痛み分け」の結果に終わった。
田丸 寿三郎(たまる じゅさぶろう)
演 - 品川徹
S.9-9時点以降における警視庁警視総監(S.11-1時点においても現職)。
金子とは若い頃からのライバル同士で、警視庁こそが日本の首都東京をまもる最高の捜査機関であるというプライドの元、警視庁を厳しい管理下におこうとしている警察庁と対立をしている。
岩月 彬(いわつき あきら)
演 - 田中圭
警視庁サイバー犯罪対策課専門捜査官 巡査部長。『相棒シリーズ X DAY』における伊丹の相棒。
ネット上に機密情報を流出させた容疑者として自身がマークしていた銀行員が転落死したため不正アクセス容疑の見地から捜査を開始、当初より因縁のあった伊丹とお互い反発しながらも協力して捜査を進めていく中、財務省の金融封鎖計画「X DAY」の存在を知り、事の重大さに悩み捜査を打ち切ろうとするも最終的には捜査を続行、銀行員を殺害した犯人を逮捕し事件を解決に導いた(X DAY)。その後ある殺人事件の被害者が利用していた交流サイトのIDとパスワードの解析を伊丹から半ば強引に依頼され、捜査の過程で右京・享と知り合い、ともに事件の捜査にあたる事になる。風変わりな右京の捜査に当初は反発するが、事件解決を機にその捜査能力を認めるようになり(S.11-17)、享のスマートフォンに盗聴盗撮アプリが仕掛けられた際にはその解析に協力し発信元を突き止めた。(S.11-最終話)。
「専門捜査官は専門捜査官の仕事をする、殺人事件の捜査はしない」と自らの仕事に対してある程度割り切った考えを持っていたが、伊丹と共に捜査をしその情熱に触れたことでその考えを改めている(ただし、強引に捜査を依頼する伊丹や右京には辟易している)。初対面にして伊丹の怒りを買ってしまった事で伊丹とは犬猿の仲であり捜査中も憎まれ口を叩き合っていたが、事件解決後は伊丹を一人の刑事として認めるようになった。
小田切 亜紀(おだぎり あき)
演 - 関めぐみ
警視庁サイバー犯罪対策課専門捜査官。
岩月の同僚として彼のサポートを担っており、急な頼み事にもすぐ応じるなど捜査官としては優秀。
岩月に比べ捜査一課や特命係の刑事たちには協力的だが、打ち切られた捜査を岩月が続行していた際には難色を示した事がある。
大石 真弓(おおいし まゆみ)
演 - 松本若菜
警視庁刑事部総務課の婦警。
享とは警察学校からの同期であり、彼を通じて特命係にたびたび協力する(S.11-11,S.12-10)。柔道3段の腕前を持つ。

報道関係者[編集]

大久保 康雄
演 - 阿南健治
帝都新聞記者で、警視庁記者クラブのキャップを務める美和子の元上司。
圧力を掛けられることを恐れてか、公的機関にまつわるスクープなどは全く採用しようとしないかなり保身的な性格。そのため、美和子とはしばしば対立していた。
鹿手袋 啓介(しかてぶくろ けいすけ[11]
演 - 西村雅彦
院内紙記者。元帝都新聞政治部記者で美和子の先輩。
S.3で美和子の浮気相手として登場(S.3-3)し、結婚直前までの関係になったが、S.4開始時には既に美和子と破局していた。
主に政治家のスキャンダルを狙っており、一種のタカリとも評される。雛子の秘書が雇った暴漢に襲撃されて入院したことがある(S.3-1)が、後に雛子への情報提供者となっている(S.6-16、劇場版I)。
守村 やよい
演 - 本仮屋ユイカ
東京ビッグシティマラソン爆破予告事件の関係者だった女性。旧名:木佐原康江。現在はジャーナリストの卵。
NPOに参加しエルドビア[注 84]で難民救済活動を行っていた兄を反米ゲリラに拉致後殺害され、その間に兄が退去勧告を無視して留まったとして[注 85]家族と共に世間やマスコミからバッシングを受けた過去があり、その影響で父親の判断で「守村やよい」へと名前を変える。兄の友人が事件の復讐を企てていることを知り、それを止めようと東京ビッグシティマラソン事件前の連続殺人事件の被害者となった人達を訪ねまわっていたことから事件の重要参考人となる。当時、名前を変えることを勝手に決めた父親にわだかまりを抱いていたが、事件を通じて父の真意を知るに至った(劇場版I)。
その後、自身もNPOの活動に参加し、帰国後は駆け出しのジャーナリストとなった。ある時、ひょんなことから知り合った女性に纏わる奇妙な出来事について右京と尊に相談し、自らもその出来事について調査をし事件に巻き込まれた(S.10-5)。
普段はおとなしめの女性ではあるが、時として危ない橋を渡ることも辞さない行動力の持ち主で、ジャーナリストになってからは東京ビッグシティマラソン事件での経験や右京と薫の影響で、真実を明らかにすることにひたむきな意思を秘めるようになった。
照本
演 - 石橋祐
帝都新聞政治部に所属している美和子の先輩記者。
政界やマスコミの裏事情に通じており、右京にたびたび情報提供をしている。(S.6-16、S.11-12)。
なお、S3-2にも美和子の先輩記者役で出演しているが、役名は「照山」である。

法曹関係者[編集]

武藤 かおり
演 - 松下由樹
弁護士
薫が逮捕した強盗犯の弁護人を務めたことで特命係と知り合って(S.1-8)以降、特命係の捜査に協力している。薫の強盗犯逮捕に違法性があることを立証し、被告人の無罪を勝ち取ったり、独房内にいる浅倉に連絡を取る方法を考案する(S.2-1)など、弁護人としての能力は高い。
3回目に登場したS.6-9では、殺人罪の公判過程で自白を翻した被告人の弁護を担当した。劇場版Iでは捜査一課に取調を受けたやよいの付添人となっている。
三雲 法男
演 - 石橋凌
裁判官
担当した裁判において「立場の弱い側」に有利な判決を下すことが多く、マスコミからは「司法の良心」と呼ばれる。警官が殺された殺人事件の裁判で試験導入された初の裁判員制度による公判の裁判長を務めたが、自らは裁判員制度に懐疑的な立場をとり、裏でその混乱を招くような行為を行った(S.6-1)。
新人時代に担当した殺人事件の裁判で心証と異なる死刑の判決が下されたことが長年の重荷だった。この裁判と関係する事件で右京に押し切られ、証拠が不十分であるにもかかわらず被疑者宅の捜索差押令状を発付し、その責任を取る形で裁判官を辞職した。その後は弁護士への転身もせずに法曹界から去る(S.6-最終話)。
瀬田 宗明
演 - 渡哲也
弁護士、元法務大臣
社会的弱者の立場を案じる人権派で、弁護士として数多くの国家賠償訴訟に携わっている。民間人として法務大臣に登用された。行方不明となった息子がテロ事件に関与したとの疑惑を受けるが、右京によってその疑惑は晴れた。しかし、テロ事件の背景に自らが関わった公害訴訟が関係していたことを知り、小さな声なき声に耳を傾け手を差し伸べるために法務大臣を辞任し(S.7-10)、弁護士に戻った(S.10-2)。S.10-2では自らが弁護人となった事件の被害者遺族に殺人の疑いが向けられたため、その遺族を護ることに尽力した。小野田とは自身が担当していた冤罪事件を通じてからの知人だった。

医療関係者[編集]

内田 美咲
演 - 奥貫薫
精神科医犯罪心理学者[注 86]
S.4-4〜5とS.5-5に登場。2度も殺人事件に巻き込まれた事で一時は辞職を考えたが、右京らに説得された末に精神科医として留まる。高所恐怖症。
安斉 直太郎
演 - 高橋一生
内田美咲の助手。
内田と同じくS.4-4〜5とS.5-5に登場。内田が治療に係わった連続殺人犯に魅了され逆転移を起こし、後継者として同じ手口で連続殺人を犯してしまった。逮捕後、精神鑑定で心神喪失による刑事責任能力なしとの鑑定結果が出たため不起訴処分となり釈放、措置入院(強制入院)処遇となるが、自らが犯した事件が要因となり殺害された。

その他[編集]

矢木 明(やぎ あきら)
演 - 高橋克実[注 87]
「チャンドラー探偵社」を一人で営む私立探偵。浮気調査のような探偵の仕事以外にも引越しの手伝いからペット探しまで行う何でも屋のような仕事も引き受けている。推理小説マニアのお調子者で、自らが愛好している探偵にちなんで「マーロウ矢木」(他にも「サム・スペード矢木」)を自称する。一見すると冴えない中年男だが、ギャルやホームレスなど様々な人達に慕われ、その人脈を駆使して特定の人物を探し当てられるなど探偵としては切れ者。態度は飄々としつつも「依頼人との約束は何があっても最後まで守る」という強い意志を持っている。
捜索依頼の対象が殺された事件(S.5-10)や、自身が容疑者のアリバイの証人となった殺人事件(S.10-11)において特命係と協力し、事件解決に貢献する。いずれも自らの目的があり、その成就のために特命係を利用する形で巻き込んでいだが、右京に見抜かれていた。
遠山 ちず
演 - 前沢保美[注 88]
西東京市にある「オリエントマンション元町」の管理人。
懇意にしている住人の殺人事件の解決に協力したことで特命係と知り合う(S.4-2)。事件の後に都民ジャーナルに投書し、右京を”和製シャーロック・ホームズ”として紹介する。(S.4-8)[注 8]。その後、住人の女性の結婚詐欺に関して右京に相談した(S.8-18)。
ヒロコ
演 - 深沢敦
薫の知人。かつては焼肉屋を営んでいたが、現在は都内でゲイバー「髭と薔薇と…。」を経営している(S.1-6)。
S.1-3で目撃者として初登場し、以降も殺人容疑をかけられたり(S.2-20)、特命係に相談したことで事件を呼び寄せたりと、特命係とは何かと縁がある。自身の愛犬が関わった事件で花の里に訪れた際に美和子やたまきと知り合い(S.6-13)、マラソンに参加した2人の応援に駆けつけるほどの仲になる(劇場版I)。
若杉 栄一
演 - マギー
薫の知人。かつて東京で借金取りをしていた頃に薫に逮捕された過去があり、夫婦ともに薫に世話になっていた。以後は更生して故郷の北海道で暮らしていたが、妻を置き去りにして再び上京し友人と事業を立ち上げるも失敗し、借金取りに戻った。そのことで離婚の危機に陥った上に事件に巻き込まれた所を特命係に助けられた(S.2-7)。再び故郷に戻り、タクシー運転手の職を得て、特命係の北海道での捜査では運転手として協力した(S.2-15,16)。S.3-16では地元商工会議所の仕事で上京した際、脅迫犯に体に爆弾を着けられスケープゴートとして強盗事件を起こすという不運に見舞われたが、事件解決のため特命係に協力した。
吉田 一郎
演 - 松尾貴史
公園に住むホームレス。偏屈な性格だが、子供達と仲良くなることが多く「一郎君」と呼ばれている。以前は自分で生計を立てられていたが(S.2-13)、今ではある程度の援助を受けて生活している(S.11-7)。
失踪事件の当事者となった少女と仲良くしていたことから、聞き込みに訪れた特命係2人と面識を持ち、その事件が絡む事情にも解決の一端に関わる(S.2-13)。それから約10年後、2年前より続けて廃墟で一時失踪した子供達と繋がりがあったため、その廃墟で白骨遺体が発見された事件を調べる特命係と再会する(S.11-7)。

特命係の親族[編集]

アキコ・マンセル
演 - 草村礼子
S.1-7に登場。美和子の伯母。イギリス人と結婚してロンドン在住。
夫の死去直後に一時帰国し、薫・美和子宅に数日間泊まる。その間のマイペースな行いに2人は振り回されるが、ロンドン在住経験のある右京とは非常に気が合う。
杉下 花(すぎした はな)
演 - 原沙知絵
S.4-16に登場。右京の遠縁で、ニューヨーク在住のフォトグラファー
ハーバード大学卒業、同大学院中退。頭脳明晰な点、人差し指を立てながらポイントを説明する癖、紅茶を入れる際の動作、理屈を並べたがる点やしゃべりだすと止まらない点[注 89]などは右京とよく似ている。後先考えずに行動することがあり、それが原因で警察に連行されたことや、犯罪に巻き込まれかけたこともある。右京の曽祖父と花の高祖父が兄弟に当たる関係であるが、たまきによると右京と再会すると必ず右京との家系関係の話で揉めるので、面倒を避けるために普段は「姪」と紹介している。
たまきの営む小料理屋「花の里」の名前は彼女の名前に由来している。
磯村 茜(いそむら あかね)
演 - 戸田恵子
S.4-最終話に登場。薫の実姉で新潟県在住。既婚者。
パワフルな性格で声が大きい上に世話好き。お人好しなところは薫に似ている。新潟から出てきた際には美和子が落とした婚姻届を拾って役所に提出した。薫と話すとたまに新潟弁が出る。

ゲスト[編集]

Pre season(土曜ワイド劇場)[編集]

第1話 「刑事が警官を殺した!?」
第2話 「恐怖の切り裂き魔連続殺人!」
第3話 「大学病院助教授、墜落殺人事件!」

番外編[編集]

第1話 「名コンビ誕生篇」
第3話 「相棒3〜いま明かされる7年目の真実!」
  • 鴻野 麻奈美 - 伊藤裕子
  • ちえ - 永井杏

season1[編集]

第1話 「警視総監室にダイナマイト男が乱入! 刑事が人質に!? 犯罪の影に女あり…」
第2話 「教授夫人とその愛人」
第3話 「秘密の元アイドル妻」
第4話 「下着泥棒と生きていた死体」
第5話 「目撃者」
第6話 「死んだ詐欺師と女美術館長の指紋」
第7話 「殺しのカクテル」
第8話 「仮面の告白」
第9話 「人間消失」
  • 桐野 リサ(英会話講師) - 山本未來
  • 森島 つよし(右京の大学時代のチェスクラブの後輩) - 篠井英介
第10話 「最後の灯り」
第11話 「右京撃たれる〜特命係15年目の真実」
最終話 「午後9時30分の復讐 特命係、最後の事件」

season2[編集]

第1話 「ロンドンからの帰還〜ベラドンナの赤い罠」
第2話 「特命係復活」
  • 小暮 ひとみ(東亜薬科大学大学院生) - 須藤理彩
  • 小暮 慶介(ひとみの父) - 清水紘治
  • 浅倉 禄郎 - 生瀬勝久
  • 武藤 かおり - 松下由樹
第3話 「殺人晩餐会」
  • 大曲 幸吉(正体不明の男) - 渡辺哲
  • 沼 功(生け花「黛流」事務長) - 西田健
  • 藤間 ゆり子(生け花「黛流」師範) - 山口美也子
  • 滝沢 恵美(生け花「黛流」師範) - 西尾まり
  • 榎並 昭夫(「オーベルジュ・ド・コーヅカ」ギャルソン) - 二瓶鮫一
  • 庚塚 英明(「オーベルジュ・ド・コーヅカ」シェフ) - 大高洋夫
第4話 「消える銃弾」
第5話 「蜘蛛女の恋」
第6話 「殺してくれとアイツは言った」
第7話 「消えた死体」
第8話 「命の値段」
第9話 「少年と金貨」
第10話 「殺意あり」
  • 小林 亘(武蔵野青木外科医院外科医) - 坂上忍
  • 青木 周作(武蔵野青木外科医院院長) - 鶴見辰吾
  • 岡本 恭子(小林の実妹) - 林美穂
  • 青木 征十郎(青木の父親) - 梅野泰靖
第11話 「秘書がやりました」
第12話 「クイズ王」
  • 村瀬 真奈美(大学院助手・塾講師) - 喜多嶋舞
第13話 「神隠し」
第14話 「氷女」
第15話 「雪原の殺意」
第16話 「白い罠」
  • 本宮 沙雪 - 前田愛
  • 沖 真二 - 内田朝陽
  • 工藤 伊佐夫 - 小野武彦
  • 本宮 みどり(沙雪の母) - 一柳みる
第17話 「同時多発誘拐〜消えた16人の子供達」
第18話 「ピルイーター」
第19話 「器物誘拐」
第20話 「二分の一の殺意」
  • 岡村 留奈(姉) / 留美(妹) - 吉本多香美
  • ヒロコ - 深沢敦
最終話 「私刑〜生きていた死刑囚と赤いベルの女」
  • 皆川 千登勢(最高検察庁次長検事) - 岸田今日子
  • 永井 紘子(法務省刑事局刑事課長) - 国生さゆり
  • 田端 甲子男(未決拘留者) - 泉谷しげる
  • 瀬戸内 米蔵 - 津川雅彦
  • 浅倉 禄郎 - 生瀬勝久

season3[編集]

第1話 「双頭の悪魔」
第2話 「双頭の悪魔II〜堕天使」
第3話 「双頭の悪魔III〜悪徳の連鎖」
第4話 「女優〜前編〜」
第5話 「女優〜後編〜」
第6話 「第三の男」
第7話 「夢を喰う女」
第8話 「誘拐協奏曲」
第9話 「潜入捜査〜私の彼を探して!」
第10話 「ゴースト〜殺意のワイン」
第11話 「ありふれた殺人〜時効成立後に真犯人自首!?」
第12話 「予告殺人〜狙われた美人姉妹の謎」
第13話 「警官殺し〜銃に残された赤い指紋」
  • 長谷川 修(巡査) - 江藤潤
  • 十河 輝久(警視庁地域部部長) - 鶴田忍
  • 阿部 喜三郎 - 武野功雄
  • 茶畑 幸弘(長谷川の上司) - 山崎清介
第14話 「薔薇と口紅〜名門殺人学園の美女」
  • 龍ヶ崎 綾子(聖ジュリア女学院校長) - 涼風真世
  • 山内 久美子(聖ジュリア女学院演劇部) - 水谷妃里
第15話 「殺しのピアノ」
第16話 「人間爆弾」
  • 塩塚 玄(若杉の同僚) - 菅原大吉
  • 若杉 栄一 - マギー
第17話 「書き直す女」
  • 栗原 ななみ(女優) - 高畑淳子
  • 武 龍一(劇作家) - 中丸新将
  • 川島 弘基(プロデューサー) - 市川勇
  • ヒロコ - 深沢敦
第18話 「大統領の陰謀」
最終話 「異形の寺」
  • 雀蓮(尼僧) / 飯島 佐和子 - 高橋由美子
  • 蓮妙(庵主) - 高橋恵子
  • 鹿手袋 啓介 - 西村雅彦
  • 瀬戸内 米蔵 - 津川雅彦

season4[編集]

第1話 「閣下の城」
第2話 「殺人講義」
第3話 「黒衣の花嫁」
第4話 「密やかな連続殺人」
第5話 「悪魔の囁き」
第6話 「殺人ヒーター」
第7話 「波紋」
第8話 「監禁」
第9話 「冤罪」
  • 篠宮 ゆかり - 青山知可子
  • 篠宮 彬(ゆかりの兄・20年前の殺人事件の被疑者) - 外川貴博
  • 青木 由起男(被害者・ゆかりの内縁の夫) - 平井賢治
  • 室園 悦子(弁護士) - 一色彩子
  • 安城 雄二(警部補) - 中村育二
  • 曽根崎 真(東京地検検事) - 鷲生功
第10話 「殺人生中継」
第11話 「汚れある悪戯」
第12話 「緑の殺意」
  • 野崎 春菜 - 七瀬なつみ
  • 久保寺 太一(オーガニックレストランシェフ) - 小林隆
  • 川端 敏臣(オーガニックレストランオーナー) - 菊池隆則
第13話 「最後の着信」
第14話 「アゲハ蝶」
第15話 「殺人セレブ」
第16話 「天才の系譜」
第17話 「告発の行方」
第18話 「節約殺人」
第19話 「ついてない女」
第20話 「7人の容疑者」
最終話 「桜田門内の変」

season5[編集]

第1話 「杉下右京 最初の事件」
第2話 「スウィートホーム」
第3話 「犯人はスズキ」
  • 池之端 庄一(町内会長) - 高橋長英
  • 堂本 達也(スズキの釣り仲間) - 斉藤暁
第4話 「せんみつ」
  • 槇原 惣司(空き巣常習犯) - 平田満
第5話 「悪魔への復讐殺人」
第6話 「ツキナシ」
第7話 「剣聖」
  • 桂木 ふみ(吾妻心聖館師範代) - 原千晶
  • 吾妻 源一郎(吾妻心聖館経営者) - 誠直也
  • 関 正人(吾妻の親友) - 亀石征一郎
第8話 「赤いリボンと刑事」
第9話 「殺人ワインセラー」
第10話 「名探偵登場」
第11話 「バベルの塔〜史上最悪のカウントダウン!」
第12話 「狼の行方」
第13話 「Wの悲喜劇」
  • 大丸 欣司(亀山薫のマンションの隣人) - 野村宏伸
第14話 「貢ぐ女」
第15話 「裏切者」
  • 北村 武(池波署組織犯罪対策課課長) - 金田明夫
第16話 「イエスタデイ」
第17話 「女王の宮殿」
  • 一条 モナミ(ファッション界の女王) - 大空眞弓
第18話 「殺人の資格」
第19話 「殺人シネマ」
最終話 「サザンカの咲く頃」

season6[編集]

第1話 「複眼の法廷」
第2話 「陣川警部補の災難」
第3話 「蟷螂たちの幸福」
  • 蓬城 静流(女流小説家) - 荻野目慶子
  • 田橋 不二夫 - 江藤潤
第4話 「TAXI」
第5話 「裸婦は語る」
第6話 「この胸の高鳴りを」
第7話 「空中の楼閣」
第8話 「正義の翼」
第9話 「編集された殺人」
第10話 「寝台特急カシオペア殺人事件!」
第11話 「ついている女」
第12話 「狙われた女」
  • 月本 幸子 - 鈴木杏樹
  • 吉井 春麗(受刑者) - MEGUMI
  • 飯島(刑事) - 池田政典
  • 向島 茂 - 正城慎太郎
  • 田村 秀明 - 児玉貴志
  • 戸崎 - 久世星佳
  • 石田(署長) - 潮哲也
第13話 「マリリンを探せ」
第14話 「琥珀色の殺人」
第15話 「20世紀からの復讐」
第16話 「悪女の証明」
第17話 「新・Wの悲喜劇」
第18話 「白い声」
最終話 「黙示録」

season7[編集]

第1話 「還流〜密室の昏迷」
第2話 「還流〜悪意の不在」
第3話 「沈黙のカナリア」
第4話 「隣室の女」
第5話 「顔のない女神」
第6話 「希望の終盤」
第7話 「最後の砦」
第8話 「レベル4〜前篇」
第9話 「レベル4〜後篇・薫最後の事件」
第10話 「ノアの方舟〜聖夜の大停電は殺人招待状!」
第11話 「越境捜査」
第12話 「逃亡者」
第13話 「超能力少年」
第14話 「男装の麗人」
第15話 「密愛」
第16話 「髪を切られた女」
第17話 「天才たちの最期」
第18話 「悪意の行方」
最終話 「特命」

season8[編集]

第1話 「カナリアの娘」
第2話 「さよなら、バードランド」
第3話 「ミス・グリーンの秘密」
第4話 「錯覚の殺人」
第5話 「背信の徒花」
第6話 「フェンスの町で」
第7話 「鶏と牛刀」
第8話 「消えた乗客」
第9話 「仮釈放」
第10話 「特命係、西へ!」
第11話 「願い」
第12話 「SPY」
第13話 「マジック」
第14話 「堕ちた偶像」
第15話 「狙われた刑事」
第16話 「隠されていた顔」
第17話 「怪しい隣人」
第18話 「右京、風邪をひく」
最終話 「神の憂鬱」

season9[編集]

第1話 「顔のない男」
第2話 「顔のない男〜贖罪」
第3話 「最後のアトリエ」
第4話 「過渡期」
第5話 「運命の女性」
第6話 「暴発」
第7話 「9時から10時まで」
第8話 「ボーダーライン」
第9話 「予兆」
第10話 「聖戦」
第11話 「死に過ぎた男」
第12話 「招かれざる客」
第13話 「通報者」
第14話 「右京のスーツ」
第15話 「もがり笛」
第16話 「監察対象 杉下右京」
第17話 「陣川警部補の活躍」
最終話 「亡霊」

season10[編集]

第1話 「贖罪」
第2話 「逃げ水」
第3話 「晩夏」
第4話 「ライフライン」
第5話 「消えた女」
第6話 「ラスト・ソング」
第7話 「すみれ色の研究」
第8話 「フォーカス」
第9話 「あすなろの唄」
第10話 「ピエロ」
第11話 「名探偵再登場」
第12話 「つきすぎている女」
第13話 「藍よりも青し」
第14話 「悪友」
  • 奥村 光良 - 金井勇太
  • 池谷 隆平 - 三宅弘城
  • 山崎 正一 - 松本実
  • 沢口 京子 - 甲斐まり恵
第15話 「アンテナ」
第16話 「宣誓」
第17話 「陣川、父親になる」
第18話 「守るべきもの」
最終話 「罪と罰」

season11[編集]

第1話 「聖域」
第2話 「オークション」
第3話 「ゴールデンボーイ」
第4話 「バーター」
第5話 「ID」
第6話 「交番巡査・甲斐享」
第7話 「幽霊屋敷」
第8話 「棋風」
第9話 「森の中(前編)」
第10話 「猛き祈り(後編)」
第11話 「アリス」
第12話 「オフレコ」
第13話 「幸福な王子」
第14話 「バレンタイン計画」
第15話 「同窓会」
第16話 「シンデレラの靴」
第17話 「ビリー」
第18話 「BIRTHDAY」
最終話 「酒壺の蛇」

season12[編集]

第1話 「ビリーバー」
第2話 「殺人の定理」
第3話 「原因菌」
  • 円 浩次(ミヤ食品加工社長) - 赤塚真人
  • 浦川 正一郎(ウラカワ機械社長) - 朝倉伸二
  • 会田 遥香(食中毒被害者の娘) - 於保佐代子
  • 水倉 和弘(警視庁生活環境課刑事) - 吉永秀平
  • 増井 由美(保健所職員) - 桜田聖子
  • 阿部 勇司(アプリティーボ社長) - 片岡弘鳳
  • 岡谷 望(丸徳フーズ社員) - 澤山薫
  • 会田 清美(遥香の母・食中毒被害者) - 杉山みどり
  • 橋爪(アプリティーボお台場店店員) - 松下哲
第4話 「別れのダンス」
  • 須永 肇(競技ダンスプロダンサー) - 大澄賢也
  • 今宮 礼夏(須永のパートナー) - 陽月華
  • 国東 遥子(芳川のパートナー) - 万里紗
  • 湯沢 武大(ヨツバ電器産業社長) - 佐々木勝彦
  • 芳川 圭一(競技ダンスプロダンサー) - 廣瀬大介
  • 茂手木 文彦(ヨツバ電器産業法務部室長) - 若林久弥
  • 佐野 伸夫(悦子の同僚) - 西海健二郎
  • 岡本(ヨツバ電器産業社員) - 田上ひろし
第5話 「エントリーシート」
第6話 「右京の腕時計」
第7話 「目撃証言」
  • 佐野 陽一(ひき逃げ事件加害者) - 小松和重
  • 片山 遼(警視庁大橋警察署刑事課巡査部長) - 井田國彦
  • 東海林 美久(千倉の同僚・慶明大学生) - 菅野莉央
  • 清水 稔(ひき逃げ事件遺族) - ヨシダ朝
  • 千倉 博(カフェランディ店員) - 藤間宇宙
  • 牟田 勉(はらぺこ移動弁当屋経営者) - 森富士夫
  • 岡 英彦(ホームレス) - 山口晃
  • 梶田 佐緒里(カフェランディ店長) - 中村愛美
  • 清水 ハル(ひき逃げ事件被害者) - 篠塚登紀子
  • 野島 漣斗(美久の彼氏・慶明大学生) - 成田瑛基
第8話 「最後の淑女」
第9話 「かもめが死んだ日」
第10話 「ボマー〜狙撃容疑者特命係・甲斐享を射殺せよ!」
  • 桂木 重吾(ジャーナリスト) - 宇崎竜童
  • 正木 浩輔(警視庁公安部部長) - 中村橋之助
  • 桂木 涼(ジャーナリスト・重吾の娘) - 佐藤藍子
  • 北村 悠馬(月島高校定時制生徒) - 大和田健介
  • 柳沢 晃(東西新聞記者・涼の幼馴染) - 川野太郎
  • 井手 聡(警視庁公安部外事第3課課長) - 大鷹明良
  • 犬飼 孝則(井手の部下) - 工藤俊作
  • 大石 真弓(警視庁刑事部総務課) - 松本若菜
  • 本田 克己(井手の部下) - 森本とみやす
  • 田所 信一(弁護士) - 児玉頼信
  • 長峰 真(帝國情報リサーチ社社員) - 神戸誠治
第11話 「デイドリーム」
  • 西牟田 叶絵(新京大学心理学部准教授) - 雛形あきこ
  • 陣川 公平 - 原田龍二
  • 南雲 英嗣(新京大学臨床心理相談研究所所長) - 井上肇
  • 柄本 麻耶(新京大学心理学部准教授) - 森谷ふみ
  • 明月(明月探偵事務所探偵) - 浜近高徳
  • 西牟田 郁子(叶絵の母) - 蓬莱照子
  • 的場 太一(柄本著書の抗議者) - 藤本浩二
  • 柳 省吾(前科者・銀英会の幹部) - 外川貴博
  • 井波 俊介(銀英会構成員) - 札内幸太
第12話 「崖っぷちの女」
  • 中井 雪絵(東京アカデミー音楽学院講師・前田の不倫相手) - 小島聖
  • 布川(音楽学院理事長) - 陰山泰
  • 宮地(音楽学院副校長) - 岸博之
  • 加藤(音楽学院校長) - 安藤一夫
  • 緑川 万理(雪絵の教え子) - 大野未来
  • 前田 智文(雪絵の同僚講師) - 下総源太朗
  • 風間 守(雪絵の同僚講師) - 原田裕章
  • 前田(智文の妻) - 本多真弓
  • 岡野(松枝署刑事課長) - 金井良信
  • 谷川 貞夫(ジャズトランペッター) - 原田充大
第13話 「右京さんの友達」
第14話 「顔」
  • 白鳥 聡美(白鳥美容外科クリニック院長) - 有沢比呂子
  • 児玉 加津子(則彦の母) - 芦川よしみ
  • 炭谷 善也(上野の上司) - 遠山俊也
  • 児玉 則彦(カフェ店員)、則彦の父(二役) - 山口翔悟(幼少期:大山蓮斗)
  • 上野 拓馬(クラウン倉庫社員)、児玉 則彦(整形後、二役) - 笠原秀幸
  • 藤田 真奈(則彦の幼馴染・クリーニング店店員) - 建みさと
  • 井口 知世(クラウン倉庫受付) - 平間美貴
  • 浅香 実由紀(クラブ・スィートローズのホステス) - 護あさな
  • 上野 寛子(上野の母) - 兎本有紀
  • 三木 賢三(実由紀の元彼氏) - 萩野崇
  • 高橋(よみうりランドインフォメーション係) - 大久保千晴
第15話 「見知らぬ共犯者」
第16話 「聞きすぎた男」
  • 小曽根 直哉(小曽根通信技術研究所所長兼研究員) - 山崎樹範
  • 鍵谷 里枝(初男の妻) - 嘉門洋子
  • 三沢 泰彦(レストランオーナーシェフ) - 俊藤光利
  • 大藤 繁一(東西信販常務) - 佐渡稔
  • 小曽根 遥(小曽根の娘) - 三本采香
第17話 「ヒーロー」
第18話 「待ちぼうけ」
最終話 「プロテクト」
  • 御影 康次郎(死刑囚・闇組織首領) - 中村嘉葎雄
  • 御影 真一(御影家長男・立川刑務所元受刑者) - 阿部進之介[13]
  • 御影 悠二(御影家次男・弁護士) - 篠田光亮
  • 御影 智三(御影家三男) - 冨田佳輔
  • 雁屋 耕大(新浜町役場職員・小野田の従兄弟) - 井上高志
  • 久保寺 正樹(東京拘置所刑務官) - 福井博章
  • 久保寺 ゆきこ(久保寺の妻) - 川田希
  • 久保寺 みな(久保寺の娘) - 安生悠璃菜
  • 瀬戸内 米蔵(元法務大臣・受刑者) - 津川雅彦

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ この法則は尊の代にS.7の打ち上げで脚本家の戸田山雅司に指摘されて気付いたといい、享の時も同様の法則性を踏襲したと『オフィシャルガイドブック 相棒vol.3』での松本基弘ゼネラルプロデューサーと脚本の輿水泰弘の対談で語られている。劇中でも角田や米沢からその法則に触れられている(S.11-2)。
  2. ^ 水谷はS.11-11で、エンドクレジットでは未表記ながら、右京とゲストキャラクターの一人二役で出演した。
  3. ^ PS.までは警部補の設定であった。ただし、PS.1で伊丹が「警部殿」と呼ぶ場面がある。なお、現実の警察キャリアは、採用時に警部補、その後の研修等の終了で自動的に警部に昇任し、採用後7年以内に自動的に警視へ昇任、将来的には警視監まで昇るが、右京の場合は実質的に「昇任なし」という極めて特異なケースである。
  4. ^ この人事は、本来なら出世が約束される花形コース。
  5. ^ 水谷自身は元々コーヒー党だったが、本作がきっかけで紅茶好きになったという。
  6. ^ 当初は普通に注いでいたが、回を重ねるごとに段々高くなっていった。熱い飛沫が自分の手に飛び散るところを我慢してやっており、水谷本人曰く「本能が刺激されてどれだけ高くまでいけるかやってみたくなった」(2008年4月30日放送の『スーパーJチャンネル』)という。また、S.5-2でペットボトルの水をコップに注ぐ時も同じ注ぎ方をしていることから、癖のようになっていると思われる。なお、水谷本人が撮影中に考案した注ぎ方で、「こんな風に注いだら、紅茶がおいしくなりそうだし紅茶の時間が楽しくなる、と思った」というが、紅茶の専門家から紅茶教室の生徒が真似をして困る、と抗議されかけた(朝日新聞テレビラジオ;2014年1月1日見出し面より)
  7. ^ season12 第13話の毒島 幸一も同じ注ぎ方をする。
  8. ^ a b season12 第13話の毒島 幸一との茶会での会話でもこのことに触れている。
  9. ^ 電卓については左手でも早く操作できる(S.11-6)
  10. ^ ボディカラーは黒で相棒専用カラー。
  11. ^ 大学時代にフランス文学講義の担当教官にもその点を指摘され、恋愛絡みの内容が多いその科目の単位を落とした(S.7-15)。ただ本人は「大学時代は女の子とデートをしていた」と述べている(S.2-4)
  12. ^ PS.1で登場した履歴書には、「巡査長」と大きく書かれているが、経歴欄には「(平成)7年4月 巡査部長昇進」と書かれている。
  13. ^ 松山市とのデータもあるが担当係官のミス。
  14. ^ 地方公務員法の「不利益処分に関する不服申立て」(第49条と第50条)制度を利用した。同制度の詳細はリンク先を参照のこと。
  15. ^ これまでに、アメリカ軍へ納入実績のある「ALPHA」社と「AVIREX」社が製造した「オリジナルフライトジャケット」が、テレビ朝日の公式グッズとして販売された。
  16. ^ 薫が自宅を訪問した角田に対し「うち、禁煙になったもんで」と述べており(S.6-17)、また『相棒検定』P13の「寺脇出題クイズ内」でも S.6でタバコをやめた旨の記載がある。
  17. ^ a b c 東南アジアにあるとされる架空の国家。地図によるとミャンマーバングラデシュに挟まれている。
  18. ^ その後の薫に関する直接的な描写はなく、一切登場していない。瀬戸内ややよいが薫の近況を右京に聞く場面がある(S.9-最終話、S.10-5)。
  19. ^ 演者の及川本人も大田区出身。
  20. ^ 尊の左遷理由に興味を持った人間が問い合わせをしても回答が警察庁で止まる有様であり、S.8-12ではこれに疑問を抱いた人間が原因で尊は殺人事件の容疑をかけられたり、右京の目の前で直接疑問をぶつけられてから誤魔化す羽目になるという、散々な目にあった。
  21. ^ システムの試験運用を時期尚早と訴える尊を外して、早期に済ませようとする上層部の思惑もあった。
  22. ^ 初対面時の尊の名刺を見た伊丹と芹沢が「尊(たける)」を「ソン」と読み間違えたことに由来する。三浦だけは正しく読めていたが、2人同様「ソン」と呼んでおり、陣川にも「ソン君」と呼ばれている。また矢木には「タケちゃん」と呼ばれている(S.10-11)。
  23. ^ スーツは及川本人のライブMCによればキャサリン・ハムネット。シャツはコットングラフィックとテレビ朝日が共同で製造したオリジナルシャツ(劇場版IIオフィシャルブックより)で、2010年に行われた「相棒展」及び、テレビ朝日の公式グッズで「尊シャツ」として販売された。
  24. ^ 及川本人の希望で、晴れてスパイではなくなったS.9からは明るい色のシャツも着用(劇場版IIオフィシャルブックより)。
  25. ^ 元々は及川自身のアドリブ(2010年10月16日放送の『俳優の集まるレストラン』より)。
  26. ^ 右京も仰天するほどで、貴重な証拠品を奥多摩に返却した際には右京に「価値のある物だからこそ、君の運転にはご遠慮申し上げてバスで来たんですよ」と言われている(S.8-2)。右京は薫の運転については「なかなか快適」と評していた(S.1ー最終話)。なお、運転時はサングラスを着用している。
  27. ^ これは演じた及川光博の画力の高さを出した、いわゆる『楽屋ネタ』。
  28. ^ 一度警察庁復帰の辞令を断ったため、もう一度辞令を拒否したら免職となってしまうため「脅し」に屈した事情もあった。異動後の階級は不明だが、辞令に階級についての記載が無かったことから、警部補のままである可能性がある。S.11では右京が享を特命係へ指名したことに驚いていたことが大河内の口から語られている。
  29. ^ 重傷を負い一時的に記憶喪失になっていた時は、態度も言葉遣いも丁寧でおとなしくなっていた(S.11-9,10)。
  30. ^ S.4-21で婚姻届に記されていた。
  31. ^ これは鈴木本人の口癖でもあり劇中でアドリブとして使ったところ、どの脚本家も何気なく使い、その後美和子の性格に合っているとして定着した(S.3 DVD 第1巻 スペシャルコンテンツ インタビュー)。
  32. ^ 1〜5まであり、「お雑煮バージョン」もある。味についての各人の意見は以下のとおり。薫:「ハッキリ不味いわけでなく微妙な味だから始末が悪い」、右京:「複雑怪奇。でも癖になる」、たまき:「微妙」、角田:「奥さん、あんた天才だよ」。この他にも米沢や三浦・芹沢も食したが、感想は不明。伊丹は料理を前に出されても口にすることはなかった。また、2008年4月26日深夜放送の『テラコヤ!』で忠実に再現したものが出演者達に振る舞われたが、誰一人として「美味い」と言わずに、本番中にもかかわらず静まりかえった。変な色合いの理由は赤カブの色素によるものである。
  33. ^ PS.1〜劇場版Iは旧芸名の高樹沙耶名義。
  34. ^ S.4までの「花の里」の外観と所在地周辺の風景はシーズンごとに若干異なっていたが、S.5より固定された。
  35. ^ 劇場版1でのランナースタイルと、S.8-14で盲腸で入院していた時のパジャマにガウン姿が例外。
  36. ^ おみくじではたいてい凶、修学旅行前日に盲腸で入院、初デートで行った海で波にさらわれ死にかける、大学受験当日に家が火事になる、新婚旅行から帰ったら空き巣に入られていたといった不運な出来事が劇中で語られている。
  37. ^ 真飛は宝塚歌劇団による舞台『相棒』で、在籍時に右京役を演じた経験がある。
  38. ^ 相棒season9 Blu-ray & DVD より。ただPS.3時点での上司の肩書も「警視庁捜査一課・強行犯7係」であり、劇場版IIでもわずかながら7係の名前が出ている。
  39. ^ バリエーションもあり、「亀吉〜!」や「警察庁の亀山様」「所轄の亀山〜!」「健康ランド会員の亀山〜!」などと増え、薫が警視庁を去る際の第一声は「元・特命係の亀山」(S.7-9)だった。また薫の妻の美和子にも「特命係の亀山〜…夫婦」「特命係の亀山〜…の嫁」「亀山夫人」「亀子」などの嫌味を言っている。携帯電話には「特亀」と登録している。反対に、薫から「捜査一課の伊丹〜!」、「特命係でない伊丹」や「畳」と呼ばれたこともある。なおこの「特命係の〜」は右京や尊を相手にも言うことがまれにある。
  40. ^ 当初は階級が降格になった亀山への嫌味という設定だったが、設定変更以降も単なる嫌味として定番になっている。
  41. ^ PS.1では特殊犯捜査一係の室谷警部補役で出演していた。
  42. ^ S.11までは巡査部長。
  43. ^ 以前、所轄の盗犯係にいた(S.5-4)。「唯一」という点は、S.4 DVD 第1巻 スペシャルインタビュー 「トリオ・ザ・捜一」より。
  44. ^ 時系列ではS.11とS.12の間に当たる為。
  45. ^ S.5-5までは山中たかシ名義。
  46. ^ PSでは同僚刑事役で、S.1-1では薫を人質に警視総監室に立てこもった犯人・田端甲子男を狙撃しようとする狙撃手役で出演していた。
  47. ^ S.7-16では右京とコンビを組んだ。
  48. ^ PS.1では、監察医役で出演していた。
  49. ^ 原因は「自身の酒癖の悪さで、それ以来は酒を断っている」と語っていたが、『鑑識・米沢の事件簿〜幻の女房〜』では前述の理由は表向きで、本当は「仕事に夢中になり過ぎて妻をかまってやれなかった」ことが原因と語られている。また、その劇場版(事件簿)では「過去に取りかかっていた事件が解決し、久しぶりに帰宅した時に置いてあった離婚届を怒り任せに出してしまい、そのことを後悔している」との旨を述べている。
  50. ^ なおこの設定は六角の私生活での離婚話が元ネタとなっている。出典は『「相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿〜幻の女房〜』あとがきの松本基弘プロデューサーのインタビューより。
  51. ^ S.4までは旧称である、生活安全部薬物対策課だったが、実在の課が銃器薬物対策課への改称を経て2003年、組織犯罪対策部の新設に伴い生活安全部から分離、組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課と改称されたためS.5からこれに併せ改称されている。
  52. ^ S.7途中までに使っていた「初代」のマグカップはパンダの顔が描かれていたものだったが、薫が勝手に子供にあげてしまった(S.7-4)ため、現在は取っ手にパンダが乗った「2代目」が使われている。この2代目はグッズ販売店「テレアサショップ」にて「相棒 角田課長のひまかップ」の名前で販売されている。
  53. ^ コーヒー党ではあるが、尊に挽きたてと説明されたインスタントを飲んだ際にも「これぞ挽きたてだ。」と発言していることからインスタントと挽きたての区別は付いていないと思われる。
  54. ^ ノンキャリアにとって警視で警視庁本部の課長ポストに就くのは通常は大出世。
  55. ^ この「兄」とは、同じスタッフによるテレビドラマ『オヤジ探偵』で山西が演じた六角一二三であることが『オフィシャルガイドブック 相棒』にて語られており、東映の裏設定によるものである。この兄は婿養子で姓が変わっているという設定で、このことから角田に嫌われており、角田が捜査要請を行った際も渋々ながらだった(S.1-10)。
  56. ^ S.6より。S.5までは「大木刑事」「小松刑事」と表記。またPS.での肩書きは単に「刑事」であった。
  57. ^ 下の名前はS.5で明らかになったが、それ以前のS.2-16で一瞬だけ出ている。
  58. ^ 実際には、警視庁本部の刑事部長の階級は警視監である。詳細は当該項を参照。
  59. ^ 特命係のことを「野良犬」扱いしたこともある。(S.4-9)
  60. ^ 特命係宛ての苦情などの電話は毎回刑事部へ回ってくる。
  61. ^ 警察庁の幹部との会話において「こちら(警視庁)にも独自の情報網があるので」と特命係のことを指していると思しき発言をしている。
  62. ^ 劇場版1の小説に、曹洞宗の経典のひとつ『宝鏡三昧』の記述「古轍に合(かな)わんと要せば、請う前古を観ぜよ」からとった物と書かれている。
  63. ^ 相棒シナリオ傑作選の輿水泰弘インタビューによると、輿水は当初中園を捜査一課長のつもりで書いていたという。
  64. ^ S.7まで警務部人事第一課主任監察官。S.8より警務部首席監察官・警視庁監察担当理事官。
  65. ^ 現実では、警視庁の首席監察官はノンキャリアのポスト。
  66. ^ 自らが同性愛者(ゲイ)であること。
  67. ^ S.1では「こうけん」ではなく、「きみあき」と表記されていた。S12-最終話では従兄弟の雁屋耕大が「本当の読み方は『こうけん』ではなく『きみあき』」と説明していた。
  68. ^ 「官房室長」は架空の役職名であるが、三浦が「官房長でいらっしゃいますか?」と尋ねる場面(S.1-11)以降、劇中で「官房室長」と呼ぶ人物は皆無となっており、皆が「官房長」と呼んでいる。オフィシャルガイドブックでは「官房室長」が正式な肩書きであり、官房長はその略称であるとされている。実際、小野田の警察葬時の看板には「官房室長」と明記されている。なお、警察庁には「長官官房室」なる組織は存在せず、実在するのは警察庁長官官房であり、その長の役職名は「官房長」(警視監)である。
  69. ^ S2-1に登場した『七日会』の在籍者名簿には「警察庁 官房室長;生年月日:1947年6月4日」と記載されていた。
  70. ^ アメリカ国務長官の来日が迫ったため即時解決を優先し、時間を掛けての交渉で解決を図ろうとした右京の作戦を中途で打ち切り、部下達を強行突入させた(S.1-11)。
  71. ^ 内村が右京らに対し「あの人もただの官僚だ。いつもお前達の味方をしてくれるわけではない」と述べている(S.4-9)。小野田本人も「いずれお前と対決しなくてはいけないのかしら。無論、そうならないよう願っていますが…」と発言したこともある。
  72. ^ 自分の死に際には右京に「殺されるならおまえにだと思ってたのに」と語った(劇場版II)。
  73. ^ このように語っている模様は掲示板へのアップロードを考えていた犯人グループに動画として隠し撮りされていたが、この考えは犯人グループに都合が悪かったため編集でカットされており、先述の通り人質を見殺しにするも自分が人質となった際は「無事に解放されたい」という身勝手な反応を見せたものとして世間の目に映った。だが、享曰く「世間の目は気にしない」とのことであり、峯秋本人も秘書からの懸念に対して「言いたい奴には言わせておけばいい」と返している。
  74. ^ 証拠を残していなかったため立件されなかったが、恋人の捨て身の告発により明るみに出た。
  75. ^ 犯行に用いたのは銃撃戦で射殺された篭城犯が落とした拳銃だったため、事件当時は篭城犯の犯行として処理された。
  76. ^ 日本では法制度としての「司法取引」はないうえ、殺人容疑での保釈は病気治療等の相当な理由がない限りはまず認められない。
  77. ^ ロケ地は、北条役の長門裕之の実弟で本作において瀬戸内役を演じた津川雅彦が名誉城主を務める大理石村ロックハート城。劇中で北条が語るアイアンハート城に関するエピソードは、実際のロックハート城に纏わるエピソードが元になっている。なお、この城はS.5-17「女王の宮殿」でも舞台として使用された。
  78. ^ しかし、犯行の根底には男女の仲にあった執事を持て余した秘書の教唆も関わっていた。
  79. ^ 生年月日は不明であるがS.8-1の時点で56歳、S.9-最終話の時点で57歳となっている。
  80. ^ S.2公式ページ登場人物紹介では「臼井法務大臣」と表記されている。
  81. ^ 情報の入手経路について、本人は「自分を慕っている刑務官から聞いた」と話していたが、後に小野田から聞かされたことが判明した。
  82. ^ ただし、「人の奥さんを好きにはなりません」と発言しており、尊から「そこは線を引いてるんだ」と言われたことがある(S.9-17)。
  83. ^ かつて『相棒』と同枠で1988年10月から1995年3月まで放送されていた『さすらい刑事旅情編』の主演であった。
  84. ^ 南米にあるとされる架空の国家。
  85. ^ 後に、退去勧告は兄が拉致された後になって届いており、その事実を政府が隠蔽していたことが判明する。
  86. ^ 劇中に出てくる内田の論文の表紙に「教授」という記載がある。
  87. ^ 高橋は以前に裏番組の『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』(フジテレビ)に出演していたことがあり、同番組が終了したことにより、高橋の出演が実現した(『刑事マガジンV』より)。
  88. ^ 前沢保美は同役のほか「撮影所の清掃員」(S.1-10)、「スナックのママ」(S.2-18)、「豆腐屋」(S.5-3)、「爆発に巻き込まれる清掃員」(S.6-8)、「結婚相談所の相談員」(S.7-4)など別役で多数出演している。
  89. ^ 警視庁を訪れた際、花に事情聴取を行った芹沢には「まるで杉下警部と話しているみたい」、三浦には「嫌なDNAだなぁ~」と言われている。また、彼女の物言いにカチンときた薫は、「この、ダブル右京が!」と毒を吐いた。
  90. ^ 写真のみでの出演。
  91. ^ season8からメインキャストとなる。
  92. ^ 篠原(しのはら) / 檜原(ひのはら)奈緒。
  93. ^ season8まではメインキャスト。
  94. ^ この回よりメインキャストとなった。
  95. ^ a b 相棒シリーズ X DAYではメインキャスト。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 相棒season1 「キャスト」”. テレビ朝日. 2013年1月3日閲覧。
  2. ^ 相棒season11”. テレビ朝日. 2013年1月3日閲覧。
  3. ^ ちなみにスーツ姿以外での登場は一度もない。
  4. ^ “[410] 右京さんの車! そして広島で相棒展プレミア2開催!”. P DAY プロデューサーブログ. (2012年10月23日). http://blog.tvasobi.jp/entries/view/aibou/15881 
  5. ^ a b “出演者が語る、ヒットの秘密~俳優・川原和久インタビュー~(13/14)”. 日経トレンディ. (2009年3月11日). http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20081020/1020159/?ST=life&P=13 2014年1月10日閲覧。 
  6. ^ 相棒DS ノベルモード「仮面の告白」48P
  7. ^ テレビ朝日『ぷれミーヤ!』、2006年11月4日放送回。
  8. ^ a b c 『相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿〜幻の女房〜』より。
  9. ^ 『杉下右京手帳』(PHP研究所)より。
  10. ^ 少なからず自責の念はあるようで、「自分を殺してもいい人物」として右京と当時の突入部隊の生き残りである石嶺小五郎、萩原壯太を挙げている(S.1-11)。
  11. ^ a b c d テレビ朝日 相棒5 公式サイトの「相棒事典」より。
  12. ^ a b 小須田康人は、笠井役と香坂雅彦役と沼田敬一郎役で出演。
  13. ^ a b 阿部進之介は、篠原孝介役と御影真一役で出演。
  14. ^ 石井洋祐は、江守義彦役と菅井修二役で出演。