辻本祐樹

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つじもと ゆうき
辻本 祐樹
生年月日 (1985-01-12) 1985年1月12日(39歳)
出生地 日本の旗 日本 大阪府寝屋川市
身長 176 cm
血液型 AB型
職業 俳優
ジャンル 舞台テレビドラマ映画
活動期間 2001年 -
配偶者 加藤優(2023年 - )
事務所 グランパパプロダクション
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
3年B組金八先生
ちりとてちん
新選組血風録
平清盛
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辻本 祐樹(つじもと ゆうき、1985年1月12日[1][2] - )は、日本俳優[2]

大阪府[1][2]寝屋川市出身[3]グランパパプロダクション所属[1]。愛称は「つじちゃん」、「つじもっちゃん」、「ノブタ」、「信太宏文」。

略歴[編集]

大阪府寝屋川市に生まれ育ち、小学5年生の時にテレビドラマロングバケーション』で見た俳優の演技に感動し涙したことをきっかけに、芝居に目覚める[3]

関西の劇団を経て、テレビドラマ『3年B組金八先生』(第6シリーズ)のオーディション合格をきっかけに、17歳の時に単身上京[3]2001年から2002年に放送の同作にて信太宏文役でデビューして脚光を浴び、2002年には「Let me go!! 〜あの日の子供達に笑われてボクは行く〜」でCDデビュー[4][5]

以降も『WATER BOYS』(2003年)やミュージカルテニスの王子様』(2008年)などさまざまなテレビドラマ、映画、舞台に出演[5][6]。2008年には『ちりとてちん』でヒロイン夫妻の弟子となる落語家役を演じ、NHK連続テレビ小説に出演[7]2011年にNHK BS時代劇新選組血風録』で沖田総司役を演じて評価を受け[4][8]、翌2012年の『平清盛』で平重衡役を演じてNHK大河ドラマに初出演[9]2014年の『軍師官兵衛』にも出演する[4]

人物[編集]

身長176cm[1]。血液型はAB型[2]

特技はバスケットボール、ダンス、乗馬、絵画、大阪弁、殺陣[2]

愛猫はアメリカンカールの「タイガー」、マンチカンの「ナイト」、「サン」[要出典]

所属事務所グランパパプロダクション代表で2018年に死去した津川雅彦とは、ドラマなどでも共演。出演舞台を観劇して「お前が1番良かった」と激励を受け、新人時代に風邪をひいた際は津川邸に呼ばれて1週間過ごすなど目をかけられ、「大切な存在でした」と語る[6]

2023年7月6日、元女子プロ野球選手の加藤優との結婚を発表[10]

主な出演[編集]

テレビドラマ[編集]

テレビ[編集]

ラジオドラマ[編集]

ラジオ[編集]

  • キラキラRADIO(2009年)
  • NACK5(2014年11月)
  • FMヨコハマ startline(2016年7月)
  • TOKYO FM 『AKB48 大家志津香のエン活』(2017年3月)
  • Webラジオ『安西慎太郎と辻本祐樹のオールナイトニッポン「ゆく年く・る年冬の陣 師走明治座時代劇祭」スペシャル』(2017年12月)
  • TOKYO FM『大家志津香のエン活!』(2017年12月)
  • TOKYO FM『坂本美雨のディアフレンズ』(2017年12月)

映画[編集]

広告[編集]

  • リクルート進学Book辞典
  • 朝日新聞 かぞくの肖像(2014年11月13日)
  • 猫ぐらし 猫男子File(2015年冬号)
  • 女性自身(2016年12月27日号)
  • ねこ110号 猫男子(2019年5月号)

舞台[編集]

  • 伊圓崗家の一日 - 伊圓崗智志 役
  • TRAPPING HOUSE(2004年):主演
  • トウキョウラヂヲ(2005年) - 椎葉登 :主演
  • DEAD LINE デッドライン(2006年) - カナメ 役:主演
  • *pnish* vol.9「シークレットボックス」(2007年) - 泉 役
  • ミュージカル テニスの王子様 - 大石秀一郎(5代目) 役
    • The Imperial Presence 氷帝 feat.比嘉 (2008年7月 - 11月)
    • The Treasure Match 四天宝寺 feat. 氷帝 (2008年12月 - 2009年3月)
    • Dream Live 6th (2009年5月)
    • The Final Match 立海 First feat. 四天宝寺 (2009年7月 - 2009年10月)
    • The Final Match 立海 Second feat. The Rivals (2009年12月 - 2010年3月)
    • Dream Live 7th (2010年5月)
  • 『HARD TO HOLD-UNDERGROUND SERIES 01―』(2009年10月 - 2009年11月, 2010年12月再演) - 紫村 役
  • 『秘密の花園 The secret garden-THE BUTTERFLY EFFECT― Another Story II』(2010年4月, 8月再演) - ヴィンセント 役
  • 『美童浪漫大活劇 八犬伝』(2010年7月) - 犬川荘助義任 役
  • 『ユウコ〜矢部家の大ピンチ!?笑う角には矢部来る!〜』(2010年9月) - 矢部祐子 役:主演
  • 『―THE BUTTERFLY EFFECT― 〜Neo Loneliness』(2010年10月) - ロデリック 役
  • 『熱風 EVOLUTION〜 extra story of 天使の涙〜』(2010年11月) - 篤志 役
  • 『贋作水滸伝-Outlaws-』(2011年11月) - 童美 役
  • 『ニンギョヒメ』(2012年5月公演) - リンネ役
  • abc★赤坂ボーイズキャバレー(2012年8月、赤坂ACTシアター、シアターBRAVA!)- 花田翔 役
  • 「ドリームジャンボ宝ぶね〜けっしてお咎め下さいますな〜」(2013年1月、青山劇場梅田芸術劇場メインホール)- 大久保利通[20]
  • 「マウストラップ」六本木ブルーシアター(2013年3月)- クリストファー・レン 役
  • 「音楽劇 天使のダイアリー2」ヤクルトホール(2013年4月)- レグルス 役
  • 朗読劇「しっぽのなかまたち2」(2013年5月、恵比寿・エコー劇場
  • ミュージカル「冒険者たち」〜The Gamba 9〜 (2013年6月、サンシャイン劇場)- イカサマ 役
  • 舞台「WORLD」(2013年10月、シアター1010)- リュウジ 役:主演
  • 「歳末明治座 る・フェア 〜年末だよ!みんな集合!!〜」(2013年12月、明治座)- 源頼朝
  • 「真っ白な図面とタイムマシーン」(2014年3月、青山円形劇場)- 森鉄平 役:主演
  • 「涙を数える」(2014年7-8月、サンシャイン劇場)- 船橋明一郎 役
  • る・ひまわり 文学シリーズ「源氏物語〜夢浮橋〜」(2014年9月、神奈川芸術劇場)- 匂宮薫の君 役:主演
  • 「聖☆明治座 るの祭典〜あんまりカブると怒られちゃうよ〜」(2014年12月、明治座・梅田芸術劇場メインホール) - 羽柴秀吉
  • 「月よりの侍」(2015年2月-3月、新宿シアターモリエール) -月島真之介 役:主演
  • 二人芝居「Equal - イコール - 」(2015年7月、赤坂RED/THEATER):主演[4]
  • 「晦日明治座 納め・る祭〜あんまり歌うと攻められちゃうよ〜」(2015年12月、明治座・梅田芸術劇場メインホール) - 母礼
  • 「隣はラジカル」(2016年3月-4月、中野・ザ・ポケット) - 桜美林陽太郎 役:主演
  • 「横浜グラフィティ」(2016年7月、六本木俳優座劇場・8月、神奈川県民共済みらいホール) - エイジ 役
  • ミュージカル「TARO URASHIMA」(2016年8月、明治座) - ダイオウグソクムシ参謀 役
  • HATAGUMI vol.7「AND SO THIS IS Xmas」(2016年9月-10月、池袋シアターグリーンBOX in BOX THEATER) - 須永基樹 役 : 主演
  • タクフェス特別公演「WHAT A WONDERFUL LIFE!」(2016年12月、東京グローブ座) - 桑山 役[3]
  • 『SENGOKU WARS〜RU・TENエピソード2〜猿狸合戦』(2017年2月、東京芸術劇場シアターイースト) - 羽柴秀吉 役 : 主演
  • タクフェス「わらいのまち」(2017年3、4月、東京グローブ座・中日劇場・兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール) - 神村 役
  • ドラマティカルシリーズ リーディングvol.1 『パンク・シャンソン』〜エディット・ピアフの生涯〜(2017年5月、よみうり大手町ホール)
  • ゆく年く・る年冬の陣 師走明治座時代劇祭「SANADAMA・る」(2017年 12月 - 2018年 1月、明治座・梅田芸術劇場メインホール) - 伊達政宗 役 : 主演
  • 泣いたらアカンで通天閣(2018年2月、大阪松竹座) - カメヤ 役
  • 歳が暮れ・るYO 明治座大合戦祭(2018年12月-2019年1月、明治座・梅田芸術劇場メインホール) - 本願寺顕如
  • 「僕のド・るーク」(2019年3月、オルタナティブシアター)
  • 「エラリー・クイーン ミステリーオムニバス〜観客への挑戦 」(2019年4月、全労済ホール/スペース・ゼロ) - エラリークイーン 役 : 主演[6]
  • 「嘘と勘違いのあいだで」(2019年7月、六本木トリコロールシアター)- グレッグ 役
  • 「喜劇 道頓堀ものがたり」(2019年10月-11月、京都・南座) - 信太郎
  • 明治座の変 「麒麟にの・る」(2019年12月、明治座) - 正親町天皇
  • 「る・ぽえ」(2020年1月-2月、新国立劇場小劇場)
  • 「チャオ!明治座祭10周年記念特別公演「忠臣蔵 討入・る祭」(通称: 忠る)」(2020年12月、明治座) - 徳川綱吉
  • 「よみがえる明治座東京喜劇」(2021年1月-2月、明治座) - 徳三郎
  • 「いとしの儚」(2021年10月、六本木トリコロールシアター) - 鬼シゲ
  • 「明治座で逆風に帆を張・る!!」(2021年12月、明治座) - 安達盛長
  • 「新☆名探偵ポワロ」(2022年4月、こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ) - ポワロ 役 : 主演
  • シンる・ひまオリジナ・るミュージカ・る「ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~」(2023年12月、明治座) - 北畠顕家 役
  • 日本昔ばなし 太宰治作品 お伽草紙より 舞台版『舌切雀』(2024年2月9日 - 18日、ヒューリックホール東京) - 但馬俊 役[21]

PV[編集]

イベント[編集]

  • 新たに舞い降りた天正遣欧少年使節〜お洒落なラフォーレでヴィバれ!イベント〜(2011年10月5日 - 8日、ラフォーレミュージアム原宿)- マンショ 役[22]
  • 公開収録&カウントダウンイベント「神話(かみばな)〜日本には八百万の神様がいる〜」赤坂ACTシアター(2012年12月31日)
  • SUNBEAM Presents Cooking&Talk LIVE「COOKING BOYS♯12」(2013年2月28日)
  • DA2-DANZIN アジアツアーファイナル トーキョーイン

「ハーン!!ボクタチハキョウモダッチグイダヨ!」LIVE ディファ有明(2013年10月12日)

  • カウントダウンLIVE『る・コン〜あんなこと、こんなことあったでSHOW』 明治座(2014年12月31日)
  • 年越RUN舞(としこしらんぶ)で☆るンバ 〜走ったり、踊ったり、しゃべったり〜 明治座(2015年12月31日)
  • ぼくとしょカウントダウン〜年忘れ・る忘年会〜そしてやっぱり明日が待っているLIVE〜 サンケイホールブリーゼ(2016年12月31日)
  • LIVEイベント『銀座辻る』オルタナティブシアター(2018年8月17日)
  • 辻本祐樹 個展『 Dream In Blue 』

 GALLERY CAFE LUCKAND(2020年12月2日-6日)

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル c/w 規格品盤 レーベル オリコン
最高位[23]
1st 2002年10月30日 Let me go!! 〜あの日の子供達に笑われてボクは行く〜 風が僕を追いこしてく KICM-1063 キングレコード 58位

ミニアルバム[編集]

発売日 タイトル 収録曲 規格品盤 レーベル オリコン
最高位[24]
1st 2003年1月8日 らしく…
  1. ただ君のそばに
  2. Let me go!! 〜あの日の子供達に笑われてボクは行く〜
  3. seasons
  4. もう一度…
  5. ずっと君のとなりを歩いて
  6. 「明日」へつづく歩道
KICS-981 キングレコード 149位

DVD[編集]

YUKI TSUJIMOTO MUSIC CLIPS & OFFSHOT '02(2003年02月12日/キングレコード、KIBM-43)
  1. 〈MUSIC CLIPS〉Let me go!! 〜あの日の子供達に笑われてボクは行く〜
  2. seasons〈CM SPOT〉DEBUT MAXI SINGLE「Let me go!! 〜あの日の子供達に笑われてボクは行く〜」/MINI ALBUM「らしく…」〈CDデビューイベント(LIVE)〉ファンクラブイベントと全国4ヶ所(札幌・東京・大阪・福岡)で行われたCDデビューイベントより収録/OFFSHOT(本人ナレーション有・無)/RECORDING/ソーラン節〜2
  3. 大阪MUSE HALL「ファンの集いイベント」より収録\〈映像特典〉辻モッチャンPHOTOギャラリー

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d 辻本祐樹”. グランパパプロダクション. 2017年4月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e 辻本祐樹”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年4月16日閲覧。
  3. ^ a b c d “『金八』俳優辻本祐樹 帰省ですることは「母と水族館に…」”. 女性自身 (光文社). (2016年12月17日). https://jisin.jp/entertainment/interview/1615619/ 2020年7月28日閲覧。 
  4. ^ a b c d 三上真史; 辻本祐樹(インタビュアー:岩村美佳)「【インタビュー】二人芝居「Equal -イコール-」出演 三上真史×辻本祐樹、ふたりのシンクロを作品に生かしたい」『スターファイル』、朝日新聞社、2015年6月11日http://astand.asahi.com/entertainment/starfile/ASH6455DRH64UEHF00S.html2020年7月28日閲覧 
  5. ^ a b 辻本祐樹”. タレントデータバンク. 2020年7月28日閲覧。
  6. ^ a b c “辻本祐樹、津川雅彦さんに感謝「大切な存在でした」”. 日刊スポーツ. (2019年4月10日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201904100000688.html 2020年7月28日閲覧。 
  7. ^ a b “辻本祐樹が落語家に弟子入り!?”. ORICON NEWS (oricon ME). (2008年2月18日). https://www.oricon.co.jp/news/52033/full/ 2020年7月28日閲覧。 
  8. ^ a b “永井大、辻本祐樹の殺陣を「天才的」とほめ殺し”. ORICON NEWS (oricon ME). (2011年4月21日). https://www.oricon.co.jp/news/86885/full/ 2020年7月28日閲覧。 
  9. ^ a b “【平清盛】千葉雄大・二階堂ふみ・辻本祐樹、注目の若手が続々大河ドラマ初出演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2012年8月26日). https://www.oricon.co.jp/news/2016109/full/ 2020年7月28日閲覧。 
  10. ^ 元女子プロ野球・加藤優、俳優・辻本祐樹との結婚を発表「笑顔があふれる家庭を」 10歳差の年の差婚”. 2023年7月6日閲覧。
  11. ^ tsujimotoyuukiの2018年3月24日のツイート2020年7月22日閲覧。
  12. ^ >BS時代劇『善人長屋』公式サイト/出演者・キャストほか”. NHK. 2022年6月8日閲覧。
  13. ^ NHKアーカイブス NHKクロニクル / 防災の日スペシャル 防災をラジオドラマで考える (2010年9月1日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月7日閲覧。
  14. ^ NHK オーディオドラマ過去作品アーカイブ / FMシアター「紅いハンカチ」(2013年8月3日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月7日閲覧。
  15. ^ NHK オーディオドラマ過去作品アーカイブ / FMシアター「マー子さん」(2013年11月2日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月7日閲覧。
  16. ^ NHK オーディオドラマ過去作品アーカイブ / FMシアター「息子の初恋」(2017年4月8日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月7日閲覧。
  17. ^ NHK オーディオドラマ過去作品アーカイブ / FMシアター「とどけ、風の如く」(2020年6月27日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月7日閲覧。
  18. ^ NHKアーカイブス NHKクロニクル / 音楽ドラマ「冬も!恋する♪クラシック 」(2013年12月23日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月7日閲覧。
  19. ^ NHK オーディオドラマ過去作品アーカイブ / 青春アドベンチャー「きりしたん算用記」(2017年5月8日 - 12日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月7日閲覧。
  20. ^ “「ドリームジャンボ宝ぶね~けっしてお咎め下さいますな~」稽古場リポート&出演者からのコメント!”. e+(イープラス)Theatrix!. (2012年12月28日). http://etheatrix01.eplus2.jp/article/310398496.html 
  21. ^ 内博貴が太宰治演じる「舌切雀」で萬田久子・片岡鶴太郎がおばあさんとおじいさんに”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年1月10日). 2024年1月10日閲覧。
  22. ^ “SPECIAL! 舞台『僕たち天正遣欧少年使節』公演レポ”. omoshii. (2011年10月24日). http://omoshii.com/interview/516/ 
  23. ^ 辻本祐樹のシングル作品|ORICON NEWS”. ORICON STYLE. オリコン. 2022年4月1日閲覧。
  24. ^ 辻本祐樹のアルバム作品|ORICON NEWS”. ORICON STYLE. オリコン. 2022年4月1日閲覧。

外部リンク[編集]