霧矢大夢

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きりや ひろむ
霧矢 大夢
生年月日 1974年10月2日(40歳)
出生地 日本の旗 日本 大阪府岸和田市
国籍 日本
民族 日本人
身長 167cm
血液型 O型
職業 舞台俳優
ジャンル 舞台宝塚歌劇
活動期間 1994年 -
活動内容 1994年宝塚歌劇団入団
1995年:花組に配属
1997年:月組に異動
2004年:宝塚90周年の一環として花組に特別出演する
2010年:月組トップスター就任
2012年:宝塚歌劇団を退団
主な作品
宝塚歌劇
エリザベート
ミー・アンド・マイガール
スカーレット・ピンパーネル

霧矢 大夢(きりや ひろむ、1974年[1]10月2日- )は日本女優、元宝塚歌劇団月組トップスター。

大阪府岸和田市出身。血液型O型。公称身長167cm。愛称は「きりやん」「いとーちゃん」。axon entertainment所属。

姉は劇団四季に所属する女優の井藤湊香。愛犬はフレンチブルドッグのフィンチ[2]

来歴[編集]

岸和田市に文化財関係者の二女として生まれた。

1992年宝塚音楽学校入学。

1994年第80期生として宝塚歌劇団に首席入団。同期生に千ほさち彩吹真央百花沙里などがいる。同年3月『ブラック・ジャック 危険な賭け火の鳥』で初舞台。1995年花組に配属。

1996年、入団3年目で『ハウ・トゥー・サクシード』新人公演の初主役(フィンチ役)に抜擢。

1997年、月組に組替え。

1999年、『ノバ・ボサ・ノバ』で新人公演単独主演を果たす。10月、中国公演(北京上海)『夢幻花絵巻/ブラボー!タカラヅカ』で初の海外公演参加。2000年ベルリン公演で再び海外公演参加。7月、『更に狂はじ』でバウホール初主演(大和悠河とのダブル主演)。9月、『ゼンダ城の虜』新人公演で主演。この時期には、月組の中堅スター汐美真帆大空祐飛・霧矢・大和の4人でグループとして扱われることが多く(通称:シューマッハ)、当時のトップスター真琴つばさとともにテレビ出演などもしていた[3]

2001年には東京宝塚劇場のこけら落とし公演『いますみれ花咲く』で幕開きのソロ、『ESP!』のエトワール、翌年の『ガイズ&ドールズ』で女役のアデレイドなど、特に歌唱面で活躍を続けた。さらにバウホール単独初主演を果たすなど順風満帆であったが、翌2003年夏、体調不良で『シニョール・ドン・ファン』を休演(代役は北翔海莉)。その後初期の膠原病と診断され約2ヶ月の入院を余儀なくされたため、主演予定だった『なみだ橋えがお橋』も降板となった(代役は月船さらら)。しかし同年冬『薔薇の封印』から舞台に復帰した。

2008年8月、博多座にて『ME AND MY GIRL』で主演を務める。

2009年12月22日、平成21年度文化庁芸術祭、演劇部門の新人賞を受賞。

2009年12月28日、瀬奈じゅんの後任として、月組トップスターに就任。相手役には星組から蒼乃夕妃を迎える。

2010年2月、中日公演『紫子/Heat on Beat!』より月組トップスターとして主演。同年4月、『THE SCARLET PIMPERNEL』で宝塚大劇場お披露目公演。またこの年には、百花沙里彩吹真央の相次ぐ退団に伴い最後の80期生となった。

2011年7月、歌劇団の2010年度賞、優秀賞を受賞。

2012年4月22日、『エドワード8世/Misty Station』東京公演千秋楽をもって退団。相手役の蒼乃と同時退団となった。

宝塚歌劇団時代の主な舞台[編集]

花組時代[編集]

  • 1996年3月、真矢みきディナーショー『nice GUY!』
  • 1996年6-11月、『ハウ・トゥー・サクシード』新人公演:フィンチ(第1部)(本役:真矢みき) *新人公演初主演
  • 1997年2-3月、宝塚大劇場『失われた楽園』新人公演:マックス(本役:海峡ひろき)/『サザンクロス・レビュー』
  • 1997年4-5月、宝塚バウホール『君に恋してラビリンス!』アーチ
  • 1997年6月、東京宝塚劇場『失われた楽園』新人公演:マックス(本役:海峡ひろき)/『サザンクロス・レビュー』
  • 1997年8-9月、宝塚大劇場『ザッツ・レビュー』弥太、新人公演:竹柴正作、ブーケ・ダムールの紳士(本役:匠ひびき
  • 1997年9-10月、香寿たつきディナーショー『Kojuの森』

月組時代[編集]

  • 1997年11月、東京宝塚劇場『EL DORADO』イダリ、新人公演:ガルシア(本役:初風緑
  • 1998年2-7月、『WEST SIDE STORY』ベイビー・ジョン、新人公演:ベルナルド(本役:紫吹淳
  • 1998年7-8月、宝塚バウホール『永遠物語』冬吉
  • 1998年9-10月、宝塚大劇場『黒い瞳』トリオ(愛)、新人公演:シヴァーブリン(本役:初風緑)/『ル・ボレロ・ルージュ』
  • 1998年11-12月、宝塚バウホール『シンデレラ・ロック』ドニー
  • 1999年1-2月、TAKARAZUKA1000days劇場『黒い瞳』トリオ(愛)、新人公演:シヴァーブリン(本役:初風緑)/『ル・ボレロ・ルージュ』
  • 1999年3-4月、宝塚バウホール『から騒ぎ』ブランディー
  • 1999年5-6月、宝塚大劇場『螺旋のオルフェ』レオン/『ノバ・ボサ・ノバ』ピエロ、新人公演:ソール(本役:真琴つばさ*新人公演単独初主演
  • 1999年7月、神戸国際会館日本青年館『ブエノスアイレスの風』マルセーロ
  • 1999年8-9月、TAKARAZUKA1000days劇場『螺旋のオルフェ』レオン/『ノバ・ボサ・ノバ』ピエロ、新人公演:ソール(本役:真琴つばさ)
  • 1999年10-11月、中国公演『夢幻花絵巻』/『ブラボー!タカラヅカ』
  • 1999年11-12月、全国ツアー『うたかたの恋』モーリス/『ブラボー!タカラヅカ』
  • 2000年2-4月、宝塚大劇場『LUNA-月の伝言-』ビル、新人公演:ブライアン(本役:紫吹淳)/『BLUE MOON BLUE』
  • 2000年6-7月、ドイツ・ベルリン公演『宝塚雪・月・花』/『サンライズ・タカラヅカ』
  • 2000年7-8月、日本青年館・宝塚バウホール『更に狂はじ』観世元重 *バウ初主演
  • 2000年9-11月、宝塚大劇場『ゼンダ城の虜』ウィルヘルム、新人公演:ルドルフ(本役:真琴つばさ)/『Jazz Mania』 *新人公演主演
  • 2001年1-2月、東京宝塚劇場こけら落とし公演『いますみれ花咲く』コーラス男(ソロ)/『愛のソナタ』オルグ
  • 2001年3月、シアター・ドラマシティ赤坂ACTシアター『Practical Joke』マウロ・カダローラ
  • 2001年5-7月、宝塚大劇場公演『愛のソナタ』オルグ/『ESP!』
  • 2001年7月、宝塚バウホール『エンカレッジ・コンサート』
  • 2001年8-9月、東京宝塚劇場公演『大海賊』聞き耳/『ジャズマニア』
  • 2001年10-11月、全国ツアー『大海賊』キッド/『ジャズマニア』
  • 2002年1-5月、『ガイズ&ドールズ』アデレイド
  • 2002年6-7月、宝塚バウホール・日本青年館『SLAPSTICK』 *バウ単独初主演 [1]
  • 2002年9-12月、『長い春の果てに』アルノー/『With a Song in My Heart』
  • 2003年2月、中日劇場『長い春の果てに』アルノー/『With a Song in My Heart』
  • 2003年4-8月、『花の宝塚風土記』/『シニョール ドン・ファン』ジョゼッペ・ベルゴーニ
  • 2003年11月-2004年3月、『薔薇の封印-ヴァンパイア・レクイエム-』クリフォード/ルイ14世(2役)
  • 2004年4-5月、宝塚バウホール・日本青年館『愛しき人よ-イトシキヒトヨ-』遠藤和実 *主演 [2]
  • 2004年8-11月、『La Esperanza-いつか叶う-』ファビエル/『TAKARAZUKA舞夢!ポセイドン
花組に特別出演。宝塚歌劇90周年記念の一環として行われた、通称"男役2番手特別出演プロジェクト"によるもの。
  • 2004年11月17日、花組東京宝塚劇場 宝塚歌劇90周年記念『ベルサイユのばら30』 *特別出演
  • 2005年2-5月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』ルイジ・ルキーニ
  • 2005年6月6日、宝塚大劇場 羽山紀代美振付家30周年記念 ダンシング・リサイタル『ゴールデン・ステップス』
  • 2005年7月、梅田芸術劇場メインホール『Ernest in Love』アルジャノン
  • 2005年8月、シアター・ドラマシティ『平成若衆歌舞伎・花競かぶき絵巻』出雲阿国 *外部出演
  • 2005年9-12月、『JAZZYな妖精たち』ウォルター・クーフリン/『REVUE OF DREAMS』
  • 2005年12月-2006年1月、東京国際フォーラム『Broadway Gala Concert 2005-2006』 *外部出演
  • 2006年1月、星組公演『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』オスカル *特別出演
  • 2006年1-2月、中日劇場『あかねさす紫の花中大兄皇子/『REVUE OF DREAMS』
  • 2006年5-8月、『暁のローマ』アントニウス/『レ・ビジュー・ブリアン』
  • 2006年10月、日生劇場オクラホマ!』ジャッド・フライ [3]
  • 2007年1-4月、『パリの空よりも高く』ギスターブ・エッフェル/『ファンシー・ダンス』
  • 2007年5-6月、宝塚バウホール・日本青年館『大坂侍-けったいな人々-』鳥居又七 *主演 [4]
  • 2007年8-11月、『MAHOROBA-遥か彼方YAMATO-』/『マジシャンの憂鬱』ボルディジャール
  • 2007年12月-2008年1月、シアタードラマシティ・日本青年館『A-“R”ex』ディオニュソス[5]
  • 2008年3-7月、『ME AND MY GIRL』ジョン卿
  • 2008年8月、博多座『ME AND MY GIRL』ウィリアム・スナイブスン(ビル) *主演
  • 2008年11月-2009年2月、『夢の浮橋/『Apasionado!!』
  • 2009年5-8月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』フランツ・ヨーゼフ
  • 2009年10-12月、『ラスト プレイ-祈りのように-』ムーア/『Heat on Beat!』

月組トップ時代[編集]

  • 2010年2月、中日劇場『紫子-とりかえばや異聞-』紫子/佐伯碧生(2役)/『Heat on Beat!』
  • 2010年4-7月、『THE SCARLET PIMPERNEL』パーシー・ブレイクニー
  • 2010年9-11月、『ジプシー男爵』シュテルク・バリンカイ/『Rhapsodic Moon』
  • 2010年12月-2011年1月、シアタードラマシティ・日本青年館『STUDIO 54』ホーリー・アシュレイ
  • 2011年3-5月、『バラの国の王子』野獣(王子)/『ONE-私が愛したものは…-』
  • 2011年7-10月、『アルジェの男』ジュリアン・クレール/『Dance Romanesque』
  • 2011年11-12月、全国ツアー『我が愛は山の彼方に』朴秀民/『Dance Romanesque』
  • 2012年2-4月、『エドワード8世-王冠を賭けた恋-』デイヴィッド・ウィンザー/『Misty Station-霧の終着駅-』 *退団公演

ディナーショー[編集]

  • 1998年4-5月、成瀬こうき・霧矢大夢・大和悠河ディナーショー『COLOR』(六甲山ホテル
  • 2004年12月、『Sweet & Chic』(宝塚ホテル第一ホテル東京) *初単独ディナーショー
  • 2009年3月、『K COLLECTION』(宝塚ホテル・第一ホテル東京)
  • 2012年3月、『Grand Dreamer』(宝塚ホテル・第一ホテル東京)

宝塚歌劇団退団後の主な活動[編集]

舞台[編集]

コンサート[編集]

CD[編集]

  • ファーストアルバム『The Gentlewoman』(2013年11月22日発売)

連載[編集]

  • フレンチブルドッグ専門誌『BUHI』 「霧矢大夢のフィンチびより」(2013年春号-冬号、全4回連載)

脚注[編集]

  1. ^ 2013年5月1日付、東京中日スポーツ・中日スポーツのインタビュー記事プロフィールより。
  2. ^ 2003年の病気療養を期に飼い始め、すっかりはまってしまったという(「ザ・タカラヅカ 月組特集2003年」より)。
  3. ^ この他、単独では2000年頃に関西ローカルで大阪市信用金庫のテレビCMに出演していたことがある。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]