淡島千景

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あわしま ちかげ
淡島 千景
本名 中川 慶子
生年月日 1924年2月24日
没年月日 2012年2月16日(満87歳没)
出生地 日本の旗 日本東京府東京市
(現在の東京都
死没地 日本の旗 日本東京都
民族 日本人
職業 女優
ジャンル 映画
テレビドラマ
舞台
活動期間 1950年 - 2012年
主な作品
映画
麦秋』(1951年 小津安二郎
にごりえ』(1953年 今井正
夫婦善哉』(1955年 豊田四郎
日本橋』(1956年 市川崑
鰯雲』(1958年 成瀬巳喜男
この子を残して』(1983年 木下惠介
夏の庭 The Friends』(1994年 相米慎二
春との旅』(2010年 小林政広

淡島 千景(あわしま ちかげ、1924年大正13年)2月24日 - 2012年(平成24年)2月16日)は、日本女優。本名;中川 慶子(なかがわ けいこ)。

宝塚歌劇団出身で在籍時は娘役スターとして活躍した。宝塚歌劇団28期生。芸名は百人一首源兼昌の「淡路島 かよふ千鳥の なく声に いく夜ね覚めぬ 須磨の関守」から。

弟にSteve Nakagawa名義でアメリカのハンナ・バーベラ・プロダクションで活躍した、アニメーターキャラクターデザイナーの中川雄策。

目次

[編集] 略歴

東京府出身。1939年昭和14年)に宝塚音楽舞踊学校に入学。その後、1941年(昭和16年)から1950年(昭和25年)まで宝塚歌劇団に所属。在団中は優れた美貌の娘役トップスターとして戦時中・戦後と宝塚歌劇を支え、月組で久慈あさみ南悠子と同期トリオを結成。2人の男役から愛される娘役スターとして人気を得る。手塚治虫漫画リボンの騎士』のサファイア王女は、宝塚時代に数回演じた男役をモデルにした、と大ファンだった手塚治虫本人が生前語っている。

退団後は映画界に転向。松竹に入社し、『てんやわんや』でデビュー。第1回ブルーリボン賞演技賞を受賞。以降、『麦秋』、『本日休診』、『君の名は』などに出演し、松竹の看板女優として活躍。その後東宝に移籍し、『駅前シリーズ』、『妻として女として』、『白と黒』などに出演。東宝の看板女優として活躍し、『夫婦善哉』(第6回ブルーリボン賞主演女優賞)にぐうたらな男を母性的に見つめる女性役で共演した森繁久彌との名コンビをみせ、コメディエンヌの魅力も開花させた。戦後日本映画の全盛期を支えた銀幕スターの一人である。

1955年(昭和30年)に菊池寛賞1988年(昭和63年)に紫綬褒章1995年(平成7年)に勲四等宝冠章2004年(平成16年)に牧野省三賞、2005年(平成17年)にNHK放送文化賞に輝いた。

87歳まで現役で、舞台を中心に旺盛な活動を続けた。また、日本俳優連合名誉副会長(2007年まで副理事長)として、長年俳優の権利向上などにも力を尽くした。

2012年(平成24年)2月16日午前9時40分、膵臓がんにより東京都内の病院で死去。87歳没[1][2]。生涯独身であった。戒名は「華優院慈篤慶純大姉」。

[編集] エピソード

宝塚の後輩である扇千景の芸名は淡島千景にあやかってつけた名前である。また淡島千景の大ファンであった淡路恵子も淡島の淡の一字もらって芸名をつけている。

[編集] 主な受賞歴

[編集] 主な出演

[編集] 映画

太字の題名はキネマ旬報ベストテンにランクインした作品

残菊物語』、1956年。

[編集] テレビドラマ

放送時間 21:00-21:56 放送回数 16 回 連続/単発 連続

[編集] 舞台

宝塚時代

  • 第一回満州公演(1942年)
  • 花組公演「母なる佛塔/國民の歌」(1943年9月26日 - 10月24日、宝塚大劇場
  • 花組公演「家鴨の出世/になひ文」(1943年11月26日 - 12月28日、中劇場
  • 月組公演「ローズ・マリー」(1946年7月2日 - 7月30日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「傀儡船/人魚姫」(1946年9月1日 - 9月29日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「當麻曼茶羅/センチメンタル・ヂャアニー」(1946年12月1日 - 12月29日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「マノン・レスコオ/アリババ物語」(1947年3月1日 - 3月30日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「春のおどり(世界の花)」(1947年5月1日 - 5月30日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「南の哀愁」(1947年7月1日 - 7月30日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「千姫/モン・パリ」(1947年10月1日 - 10月30日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「悪たれ/ヴェネチア物語」(1948年1月1日 - 1月30日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「陽気な街/春のをどり(大津絵)」(1948年4月1日 - 4月29日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「香妃/ブルーヘブン」(1948年9月1日 - 9月20日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「アロハ・オエ」(1948年11月6日 - 11月29日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「重の井/ロマンス・パリ」(1949年3月11日 - 3月30日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「アレキサンドリアの舞姫/春のをどり」(1949年4月22日 - 5月9日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「リオでの結婚/東京・ニューヨーク」(1949年9月1日 - 9月29日、宝塚大劇場)
  • 月組公演「ヴギウギホテル/宝塚花くらべ」(1950年1月1日 - 1月30日、宝塚大劇場)

宝塚退団後

[編集] その他のテレビ番組

他多数

[編集] ラジオ

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[編集] 論文

[編集] 関連書籍

  • 水野晴郎と銀幕の花々」(近代文芸社。水野による淡島を含む女優達のインタビュー集)
  • 「別冊太陽 宝塚タカラジェンヌ一〇〇 宝塚歌劇団八〇周年記念」(監修・解説/宇佐見正。平凡社
  • 「中野シネマ」(中野翠著。新潮社
  • 「君美わしく 戦後日本映画女優讃」(川本三郎文藝春秋のち文春文庫
川本による淡島を含む女優達のインタビュー集。
  • 「成瀬巳喜男と映画の中の女優たち」(ぴあ
  • 「淡島千景 女優というプリズム」(青弓社、2009年4月)ISBN 4787272632
一年間に及ぶ本人インタビューを元にした坂尻昌平ほか全4名の編著。

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

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