紅ゆずる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

紅 ゆずる(くれない ゆずる、8月17日 - )は宝塚歌劇団星組に所属する男役(2番手スター)。

大阪府大阪市出身[1]東大谷高等学校出身[1]。身長173cm[1]。血液型はA型[2]。愛称は「さゆみ」、「さゆちゃん」、「ゆずるん」、「べに子[1]

紅5リーダー。

略歴[編集]

人物・エピソード[編集]

芸名は、自分の意見を言って恩師がつけ、朝日が昇る時に紅色に染まる海の景色が好きで「紅」、正月に飾る縁起の良いユズリハから「ゆずる」という名を考えた[7]。最初に提出した「颯ゆう紫」は勇ましすぎるとして却下され、その後延々と決まらず、やっと決まった芸名だという[2]

出生時、身長51cm、体重3520gで、病院内で一番大きな赤ちゃんだった[8]。目の両端に赤い痣があったため、看護婦から「絶対花魁の生まれ変わり」と言われたという[8]

子どもの頃はやんちゃな悪ガキで、毎日なにかしらイタズラをしていた[2]。2歳下と7歳下の弟がいる[8]

小学3~4年生の頃、ミュージカル『ピーターパン』を観劇してはまり、緑色の服を買ってもらい、1年ほど自分はピーターパンだと思い生活していた[8]

背が高かったため、近所の住人から「宝塚に入れば?」とよく言われていたが、当時は興味がなかった[8]。小学5年生のとき、学校から帰ってたまたまテレビをつけて放送されていた『雪之丞変化』に興味を持ち、その後放送された『サジタリウス』を観て宝塚にはまり、タカラジェンヌになると決意した[3][8]。初めて観劇したのは、雪組宝塚大劇場公演『仮面のロマネスク/ゴールデン・デイズ』[8]

宝塚音楽学校受験のためにバレエを習いたいと親に頼むも、それまで剣道や柔道を習い始めても2回と続かず道具ごと弟におしつけていたため相手にされなかった[3]。そのため録画した宝塚歌劇のビデオを見て自己練習とイメージトレーニングを繰り返していた[8][3]。その姿にようやく両親が折れ、受験前の半年弱だけバレエと声楽を習うことを許された[8]。2次試験の面接では、特技の俳句を披露した[8]

主な舞台[編集]

  • 2002年4月 - 8月、『プラハの春/LUCKY STAR!』*初舞台
  • 2002年11月 - 2003年3月、『ガラスの風景/バビロン』
  • 2003年1月、バウワークショップ 『恋天狗/おーい春風さん』
  • 2003年5月、日生劇場公演 『雨に唄えば
  • 2003年7月 - 11月、『王家に捧ぐ歌
  • 2004年2月 - 6月、『1914/愛/タカラヅカ絢爛』
  • 2004年10月 - 12月、『花舞う長安/ロマンチカ宝塚'04』
  • 2005年2月、バウホール公演 『それでも船は行く』
  • 2005年5月 - 8月、『長崎しぐれ坂/ソウル・オブ・シバ!』
  • 2005年10月、ドラマシティ・日本青年館公演 『龍星』 達懶(だらん)
  • 2006年1月 - 4月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』
  • 2006年6月、バウホール公演 『フェット・アンペリアル』 トーマス
  • 2006年8月 - 11月、『愛するには短すぎる/ネオ・ダンディズム』 新人公演:デイブ・キャシディ(本役:和涼華
  • 2006年12月 - 2007年1月、ドラマシティ・日本青年館公演『ヘイズコード』 リチャード・ホープ
  • 2007年3月 - 7月、『さくら/シークレットハンター』新人公演:ダゴベールの父(本役:英真なおき
  • 2007年8月、博多座公演 『シークレットハンター/ネオ・ダンディズム!Ⅱ』
  • 2007年11月 - 2008年2月、『エル・アルコン-鷹-/レビュー・オルキス―蘭の星―』新人公演:リカルド(本役:にしき愛
  • 2008年4月、バウワークショップ 『ANNA KARENINA(アンナ・カレーニナ)』 アレクセイ・カレーニン
  • 2008年6月 - 10月、『THE SCARLET PIMPERNEL』 ベン/新人公演:パーシー・ブレイクニー(本役:安蘭けい*新人公演主演
  • 2008年11月、日本青年館・バウホール公演 『ブエノスアイレスの風』 ビセンテ
  • 2009年2月 - 4月、『My dear New Orleans / ア ビヤント』 エリック・ジョンソン
  • 2009年6月 - 9月、『太王四神記Ⅱ-新たなる王の旅立ち-』 チュムチ
  • 2009年10月 - 11月、シアタードラマシティ・日本青年館公演 『コインブラ物語』  アントニオ
  • 2010年1月 - 3月、『ハプスブルクの宝剣 / BOLERO -ある愛- 』 アンドラーシュ・オルツィ
  • 2010年5月、バウホール・日本青年館公演 『リラの壁の囚人たち』  ジョルジュ・ルビック
  • 2010年7月 - 8月、梅田芸術劇場博多座公演 『ロミオとジュリエット』 マーキューシオ
  • 2010年10月 - 12月、『宝塚花の踊り絵巻-秋の踊り-/愛と青春の旅だち』 シド
  • 2011年1月 - 2月、バウホール・日本青年館公演 『メイちゃんの執事-私の命に代えてお守りします-』 柴田 理人 *バウ・青年館単独主演
  • 2011年4月 - 7月、『ノバ・ボサ・ノバ −盗まれたカルナバル−』  オーロ・マール・メール夫人役代わり/ 『めぐり会いは再び』 ブルギニョン
  • 2011年8月 - 9月、博多座中日劇場公演 『ノバ・ボサ・ノバ −盗まれたカルナバル−』 オーロ・メール夫人役代わり/『めぐり会いは再び』 ブルギニョン
  • 2011年11月 - 2012年2月、『オーシャンズ11』 テリー・ベネディクト
  • 2012年3月 - 4月、シアター・ドラマシティ・日本青年館公演 柚希礼音スペシャル・ライブ『REON!!』
  • 2012年5月 - 8月、『ダンサ セレナータ』/『Cerebrity』 ホアキン ・アドリアーノ
  • 2012年9月、バウホール・日本青年館公演 『ジャン・ルイ・ファージョン -王妃の調香師-』ジャン・ルイ・ファージョン *バウ・青年館単独主演
  • 2012年11月 - 2013年2月、『宝塚ジャポニズム~序破急~/めぐり会いは再び 2nd ~Star Bride~/Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』 ブルギニョン
  • 2013年3月 - 4月、中日劇場・台湾(国立中正文化中心・国家戯劇院)公演 『宝塚ジャポニズム~序破急~/怪盗楚留香外伝-花盗人-/Étoile de TAKARAZUKA』 薛斌(せつひん)
  • 2013年5月 - 8月、『ロミオとジュリエット』 ティボルト・ベンヴォーリオ役代わり
  • 2013年9月 - 10月、東京国際フォーラム・博多座公演 柚希礼音スペシャル・ライブ『REON!!II』
  • 2014年1月 - 3月、『眠らない男 -ナポレオン・愛と栄光の涯に-』 マルモン
  • 2014年5月 - 6月、東急シアターオーブ公演 『太陽王 ~ル・ロワ・ソレイユ~ 』*予定

受賞歴[編集]

  • 2008年度
第39回阪急すみれ会・パンジー賞 <新人賞>
  • 2010年度
年度賞 <努力賞>
  • 2012年度
年度賞 <努力賞>

テレビ出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 『宝塚おとめ 2013年度版』阪急コミュニケーションズ、2013年、101頁。ISBN 978-4-484-13506-9
  2. ^ a b c 『RISING STAR GUIDE 2012』阪急コミュニケーションズ、2012年、26-27頁。ISBN 978-4-484-12512-1
  3. ^ a b c d 日刊スポーツ 宝塚プレシャス 2008年7月7日号より
  4. ^ 薮下哲司 「宝塚支局-熱演!紅ゆずる、なかなかの大物スポニチアネックス、2008年7月12日
  5. ^ 花井伸夫「スポニチColumn「宝塚通信」-実り多い新人公演に拍手!」 スポニチコラム、2008年9月2日
  6. ^ 宝塚歌劇団が初の台湾公演を実施(シアターガイド、2011年11月24日)
  7. ^ 「The name of タカラジェンヌⅡ」 産経ENAK 2008年7月14日
  8. ^ a b c d e f g h i j 「波瀾爆笑!?我が人生 紅ゆずる」『宝塚GRAPH』2010年4月号、阪急コミュニケーションズ、2010年、94-96頁。

外部リンク[編集]