久世星佳

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くぜ せいか
久世 星佳
生年月日 1965年7月8日(48歳)
出生地 日本の旗東京都
国籍 日本
血液型 B
職業 女優
ジャンル 舞台、テレビドラマ、映画、ラジオ
活動期間 1983年 -
活動内容 1983年宝塚歌劇団入団、月組配属
1996年:月組トップスター就任
1997年:宝塚歌劇団退団、女優としての活動開始
2000年読売演劇大賞優秀女優賞受賞
公式サイト 久世星佳Official Web Site
主な作品
宝塚歌劇
「CAN-CAN」
「バロンの末裔」
舞台
OUT

ドラマ
子育ての天才
映画
踊る大捜査線 THE MOVIE

久世 星佳(くぜ せいか、1965年7月8日 - )は、女優宝塚歌劇団卒業生(元月組トップスター)。

東京都出身。愛称「ノンちゃん」。血液型B型。シス・カンパニー所属。

芸名の由来は久世光彦と、名前は自分の誕生日が暦で盛夏にあたることによる。

略歴[編集]

1981年69期生として宝塚音楽学校入学。

1983年、宝塚歌劇団入団。同期生に元雪組トップスターの高嶺ふぶき、元星組トップスターの麻路さき、元雪組トップ娘役の神奈美帆、元月組男役スターの若央りさ、元月組組長の出雲綾、元星組男役スターのちあきしん、元花組娘役スターの美月ノア、元花組男役スターの海峡ひろきなど。月組公演『春の踊り〜南蛮花更紗〜/ムーンライト・ロマンス』で初舞台を踏み、後に麻路、若央と一緒に月組に配属される。早くから新人公演でも大きな役を与えられたが、4期下の天海祐希配属・抜擢で新人公演でも2番手の役に回る。

1989年天使の微笑・悪魔の涙』にて、最初で最後の新人公演主演を果たす。1990年宝塚バウホール初主演作『BLUFF-復讐のシナリオ-』で、天海に次ぐポジションとなる。

涼風真世のトップ時代は主に敵役・ライバルとして芝居部分の役割を担う。1992年の大劇場公演『PUCK』の狡猾な令息ダニー、1993年にはブロードウェイミュージカル・『グランドホテル』でガイゲルン男爵を演じた。

天海のトップ就任後は2番手で活動。1994年に『風と共に去りぬ』ではアシュレ(月組)、バトラー(雪組特出)の2役を経験。1995年の天海のサヨナラ公演となった『ミー・アンド・マイガール』では1987年再演時の新人公演で演じたジョン卿を演じた。

天海の退団を受け、相手役の風花舞とともにトップ就任。なお、新人公演主演を1回しか経験せずにトップスターになった生徒は久世のほか真琴つばさ瀬奈じゅん大空祐飛がいる。

宝塚大劇場でのトップ披露公演に先立ち、中日劇場の『ミー・アンド・マイガール』が実質トップ初仕事となった。なお、久世はビル(主役・この中日公演)・ジョン卿(1987年再演の新人公演・1995年3度目の本公演)・ジェラルド(1987年初演の新人公演)と『ミー・アンド・マイガール』で在団中主要な男役を三つ演じたことになる。

1996年宝塚大劇場公演、『CAN-CAN』(トップお披露目)、『チェーザレ・ボルジア』に出演。同年のバウホール公演『銀ちゃんの恋』の倉岡銀四郎(銀ちゃん)を演じた。翌1997年、『バロンの末裔/グランド・ベル・フォリー』を最後に退団。

退団後は、主に舞台で活動。テレビ・映画出演も多数。

宝塚歌劇団時代の主な舞台[編集]

月組時代[編集]

  • 1983年
    • 「花の踊り」「ムーンライト・ロマンス」(初舞台)
    • 「翔んでアラビアン・ナイト」「ハート・ジャック」
  • 1984年
  • 1985年
  • 1986年
    • 「夢の彼方に」-ペーター
    • 「百花扇-夏の叙情詩-」「哀愁
    • 「ロータスの伝説」-シング少佐
    • 「パリ・それは悲しみのソナタ」-新人公演:ポール刑事(本役:郷真由加) 「ラ・ノスタルジー」
  • 1987年
    • 「ミー・アンド・マイガール」-新人公演:ジェラルド(本役:桐さと実)
    • 青春の旋風」-レイモント・ホレシカ
    • 「ミー・アンド・マイガール」-新人公演:ジョン卿(本役:郷真由加)
  • 1988年
    • 「リラの壁の囚人たち」-ジョルジュ・ルビック
    • 「南の哀愁」 – 新人公演:ジョテファ(本役:桐さと実) 「ビバ!シバ!」
    • 「恋と霧笛と銀時計」-六郷弥太郎、新人公演:アルバート(本役:涼風真世) 「レインボー・シャワー」
  • 1989年
    • 赤と黒」-コラゾフ公爵
    • 新源氏物語」-式部丞/信行、新人公演:頭中将(本役:桐さと実) 「ザ・ドリーマー」
    • 「バラの花のように」(バウコンサート)
    • 「ウォーターフロント・ララバイ」
    • 「天使の微笑・悪魔の涙」-フリッツ、新人公演:ファウスト(本役:剣幸) 「レッド・ホット・ラブ」
  • 1990年
    • 大いなる遺産」-ベントリー・ドラムル 「ザ・モダーン」
    • 「天使の微笑・悪魔の涙」-フリッツ 「レッド・ホット・ラブ」(地方公演)
    • 川霧の橋」-辰吉 「ル・ポアゾン」
    • 「BLUFF-復讐のシナリオ-」-ドノヴァン
  • 1991年
  • 1992年
    • 「珈琲カルナバル」-エビタシオ 「夢・フラグランス」
    • 「PUCK」-ダニー 「メモリーズ・オブ・ユー」
    • 「珈琲カルナバル」-アルツール 「夢・フラグランス」(地方公演)
  • 1993年
    • 「マンハッタン物語」-デイヴ・ザ・デュード
    • 「グランドホテル」-フェリックス・アマデウス・ヴェンヴェヌート・フォン・ガイゲルン男爵 「BROADWAY BOYS」
    • 「花扇抄」「扉のこちら」-ベン・プライス 「ミリオン・ドリームズ」
  • 1994年
    • 「風と共に去りぬ」-アシュレ・ウィルクス
    • 「風と共に去りぬ」-レット・バトラー(雪組特別出演)
    • 「エールの残照」-ダニエル・マクニール 「TAKARAZUKA・オーレ!」
    • 「WANTED」-ニコル
  • 1995年
    • 「LE MISTRAL-鏡の中に消えた男-」-ミッシェル・ブラッスール
    • 「Beautiful Tomorrow!」
    • 「エールの残照」-ダニエル・マクニール 「TAKARAZUKA・オーレ!」(地方公演)
    • 「ハードボイルド・エッグ」-ジョージ・ランドル 「EXOTICA!」
    • 「ミー・アンド・マイガール」-ジョン・トレメイン卿

月組トップ時代[編集]

  • 1996年
    • 「ミー・アンド・マイガール」-ビル(ウィリアム・スナイブスン)(中日劇場
    • 「CAN-CAN」-アリスティード・フォレスティエ判事 「マンハッタン不夜城-王様の休日-」(トップお披露目公演)
    • 「銀ちゃんの恋」-倉岡銀四郎
    • 「チェーザレ・ボルジア」-チェーザレ・ボルジア 「プレスティージュ」
  • 1997年
    • 「バロンの末裔」-エドワード・ボールトン/ローレンス(二役) 「グランド・ベル・フォリー」(サヨナラ公演)
    • 「Non-STOP!!-午前0時に幕は開く-」-ラバー・ブライトマン

宝塚歌劇団退団後の主な活動[編集]

舞台[編集]

  • 1997年
    • 夏の庭」-木山圭子
    • 「マッチ売りの少女」-女
  • 1998年
    • 「ロマンチック・コメディ」-アリソン
    • ラヴ・レターズ
    • 「ポップコーン」-ファラー・デラミトリ
    • 「勝利」-Y嬢/「楽屋」-女優B
    • 春のめざめ」-ハンス
  • 1999年
  • 2000年
  • 2001年
  • 2002年
    • 「OUT」(再演)-香取雅子
    • 鹿鳴館」-草乃
    • 「さよならの城」
    • MOZART!」-フォン・ヴァルトシュテッテン男爵夫人
  • 2003年
    • 「頭痛肩こり樋口一葉」-稲葉鑛
    • 「欲望という名の電車」(再演)-ステラ・コワルスキー
  • 2004年
    • 「KASANE〜鶴屋南北「かさね」より〜」-桐山月子
    • 「ハロー・アンド・グッドバイ」-へスター
    • 「虹の橋」
  • 2005年
    • 「円生と志ん生」
    • 「MOZART!」(再演)-フォン・ヴァルトシュテッテン男爵夫人
    • ドレッサー」-マッジ
    • 「セパレート・テーブルズ」-パット・クーパー
  • 2006年
    • 「ハゲレット」-ガートルード
    • 「プライベート・ライヴズ PRIVATE LIVES」-アマンダ・プリン
  • 2007年
    • 「グッドラック、ハリウッド」-メアリー・オーヘア
    • 「魔法の万年筆」-セーラー
    • 「Director's Choice〜ドラマリーディング・シリーズ Vol.1〜サロメ」-ヘロデヤ
    • 「駅・ターミナル」-津田梅子
  • 2008年
    • 「肝っ玉おっ母とその子供たち」-イヴェット
    • 「四人は姉妹」-マートル
    • 「日本語を読む〜リーディング形式による上演〜」
      • 『星の王子さま』
      • 『朝に死す』
      • 『城塞』
    • フラガール」-谷川千代
    • 「リチャード三世」-エリザベス
  • 2009年
  • 2010年
    • カフカの「変身」-ザムザ夫人
    • 「日本語を読む その3〜ドラマ・リーディング形式による上演」
    • 渡辺哲小宮孝泰プロデュース/T.K.JUMP「ドレッサー」-座長夫人・コーディリア
    • 「今は亡きヘンリー・モス」-コンチャーラ
    • 林美智子&望月哲也 〜シューマン生誕200年 歌曲と詩の朗読の夕べ〜(朗読担当)
    • 「現代能楽集V〜「春独丸」「俊寛さん」「愛の鼓動」」
  • 2011年
    • 「日本語を読む その3〜ドラマ・リーディング形式による上演」
      • 『家、世の果ての…』
      • 『夜の子供』
  • 2012年
    • 「ベロニカは二度死ぬことにした」

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

ゲーム[編集]

外部リンク[編集]

参考文献[編集]

  • 久世星佳『のんフィクション』(東宝映像事業部、1995年)ISBN 9784924609556