パリ、それは悲しみのソナタ

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宝塚ミュージカル・ロマン[1]パリ、それは悲しみのソナタ』(パリ、それはかなしみのソナタ)は、宝塚歌劇団ミュージカル作品。宝塚は16場[2]、東京は20場[3]

作・演出は植田紳爾[1]月組[1]公演。

併演作品は『ラ・ノスタルジー[1]』。

概要[編集]

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[4]を参考にした。

パリモナコを舞台に、暗黒街に生きる若者の兄弟愛を描いた作品。

あらすじ[編集]

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[4]を参考にした。

政界の黒幕の下、危険な仕事をするジェフは殺人現場を目撃するが、かつて彼に助けられた旅芸人一座のジジが嘘の証言をしてジェフを助ける。しかし、ジェフは組織から追放されてしまう。傷心の彼に追い打ちをかけたのは恋人エバの裏切りだった。ジジとモナコで再出発ジェフの許に、弟ローランが兄の本当の姿を知り、エバに誘惑されて悪の道に手に染めたとの知らせがあった…。

公演期間と公演場所[編集]

スタッフ[編集]

※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通。

主な配役[編集]

本公演
新人公演(宝塚公演)
新人公演(東京公演)
  • ジェフ - 涼風真世[6]
  • エバ - 朝凪鈴[6]
  • ローラン - 若央りさ[6]
  • ポール刑事 - 久世星佳[6]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 80年史 1994, p. 318、324.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab 80年史 1994, p. 318.
  3. ^ a b c d 80年史 1994, p. 324.
  4. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 159.
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m 80年史 1994, p. 320.
  6. ^ a b c d e 80年史 1994, p. 326.

参考文献[編集]

  • 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3