珠城りょう

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たまき りょう
珠城 りょう
生年月日 (1988-10-04) 1988年10月4日(35歳)
出身地 日本の旗 日本 愛知県蒲郡市
身長 172cm
血液型 B型
職業 女優歌手
ジャンル 舞台ドラマ映画
活動期間 2008年 -
活動内容 2008年:宝塚歌劇団入団、月組配属
2016年:月組トップスター就任
2021年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
事務所 ケイパーク
公式サイト 珠城りょうオフィシャルウェブサイト
主な作品
宝塚歌劇
グランドホテル
『BADDY』
雨に唄えば
エリザベート
幽霊刑事
舞台
8人の女たち
『マヌエラ』
ドラマ
マイファミリー
VIVANT
映画
わたしの幸せな結婚
備考
宝塚歌劇団卒業生
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珠城 りょう(たまき りょう、1988年[1]10月4日[2] - )は、日本女優歌手。元宝塚歌劇団月組トップスター[3][4]

愛知県蒲郡市[2][4]光ヶ丘女子高等学校出身[5]。身長172cm[1]。血液型B型[1]。愛称は「りょう」、「たまき」[2]

所属事務所はケイパーク[6]

来歴[編集]

2006年、宝塚音楽学校入学[5]

2008年、宝塚歌劇団に94期生として入団[7][8][9]。入団時の成績は18番[7]。月組公演「ME AND MY GIRL」で初舞台[7]。その後、月組に配属[7][10]

恵まれた体格とダイナミックなダンスで早くから注目を集め[10]、2010年、霧矢大夢蒼乃夕妃トップコンビ大劇場お披露目となる「THE SCARLET PIMPERNEL」で、新人公演初主演[11][12]。その後も5度に渡って新人公演主演を務める。

2013年の「月雲の皇子」でバウホール公演初主演[13][14]。好評を博し、同年12月にも再演される[14]

2015年の「Bandito」(バウホール・日本青年館公演)で、東上公演初主演[15]。同年の「舞音/GOLDEN JAZZ」より、5期上の凪七瑠海美弥るりかを飛び越えて、トップスター・龍真咲に次ぐ月組2番手に昇格[16]

2016年の「激情Apasionado!!III」で全国ツアー公演初主演[16][12]。同年9月5日付で月組トップスターに就任[17][5]。入団9年目でのトップ就任は、男役としては、入団7年目にトップ就任した元月組トップ・天海祐希に次ぐ速さとなり、近年では極めて異例のスピード出世となった[18][14]。相手役には前任より引き続き愛希れいかを迎え、翌年の「グランドホテル/カルーセル輪舞曲」で、トップコンビ大劇場お披露目[18]

2018年の「エリザベート」で10代目トートを演じる[8][2]。同公演をもって愛希が退団し、後任に美園さくらを迎え、翌年の「夢現無双クルンテープ」で、新トップコンビ大劇場お披露目[19][2]

2021年8月15日、「桜嵐記/Dream Chaser」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を美園と同時退団[4][5]新型コロナウイルス感染拡大による公演スケジュールの変更のため、当初の予定より半年遅れての退団となった[20][21][5]

退団後は2022年よりケイパーク所属となり、芸能活動を再開[6]。同年のTBS系「マイファミリー」で、テレビドラマ初出演を果たす[22]

人物[編集]

3歳から水泳を習い、小学生からはバスケットボール、中学ではハンドボールの主将を務めるなど、根っからのスポーツ少女だった[14]

宝塚との出会いは、新聞で見つけた「宝塚観劇バスツアー」の広告[14]。興味を惹かれてバスツアーに参加[14]。初めて宝塚の舞台を見たその時に、「私もあのステージに立ちたい」と魅了されてしまった[14]

音楽学校の受験は、これで最後にしようと決めて挑んだ3度目でようやく合格を果たした[14]

宝塚歌劇団時代の主な舞台[編集]

初舞台[編集]

月組時代[編集]

月組トップスター時代[編集]

出演イベント[編集]

  • 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
  • 2012年3月、蒼乃夕妃ミュージック・サロン『VERY BEST OF ME』
  • 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル』
  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
  • 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
  • 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
  • 2017年10月、第54回『宝塚舞踊会』[26]
  • 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
  • 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』[27]
  • 2019年10月、第55回『宝塚舞踊会〜祝舞御代煌(いわいまうみよのきらめき)〜』[28]

宝塚歌劇団退団後の主な活動[編集]

舞台[編集]

ドラマ[編集]

映画[編集]

コンサート[編集]

  • 2022年4 - 5月、『CUORE』(ドラマシティ・東京国際フォーラム)[36][6]

CM出演[編集]

受賞歴[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 1/7〜13のみ。

出典[編集]

  1. ^ a b c 珠城りょう 公式プロフィール ケイパーク公式WEBサイト。
  2. ^ a b c d e f 珠城りょう未来へ!大きな木のようにまっすぐに 日刊スポーツ。
  3. ^ a b c d 宝塚月組トップ珠城りょうのスペシャル・ライブ上演 日刊スポーツ。
  4. ^ a b c d 「しっかり目に焼き付けて」珠城りょう“月組魂・伝承式” スポーツ報知。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m 宝塚月組トップ珠城りょう 涙の退団 天海祐希に次ぐ大器「結婚含め今後は?」の問いに笑顔 中日スポーツ。
  6. ^ a b c 宝塚元月組トップスター珠城りょう、「ケイダッシュ」グループ入り マルチ女優へバラエティーにも意欲 スポーツ報知。
  7. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 120.
  8. ^ a b c d e f g 衣装頼らず“骨太”男役度の見せどころ/珠城りょう 日刊スポーツ。
  9. ^ a b c 宝塚月組トップスター・珠城りょうが来年2月に退団へ…丸13年で卒業”. スポーツ報知. 2020年3月16日閲覧。
  10. ^ a b 宝塚月組トップスター・珠城りょう、来年2月退団…天海祐希に次ぐスピード出世で話題に”. Sponichi Annex. 2020年3月16日閲覧。
  11. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 318.
  12. ^ a b c d e f 後ろを振り返えらず、1センチでも前へ/珠城りょう 日刊スポーツ。
  13. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 244.
  14. ^ a b c d e f g h i j 「華やかな舞台裏は葛藤の連続。でも、その経験が今の私につながっている」 宝塚スターインタビュー。
  15. ^ a b c 男くさい男/珠城りょう 日刊スポーツ。
  16. ^ a b c 月組・珠城りょう全組最下級生2番手に デイリースポーツ。
  17. ^ a b c d e 9年目の月組トップ「今は一番自然体」/珠城りょう 日刊スポーツ。
  18. ^ a b 宝塚月組新トップスター珠城りょう、天海祐希に次ぐ“スピード出世” SANSPO.COM。
  19. ^ a b 男らしさは当代随一 宮本武蔵に挑む/珠城りょう”. 日刊スポーツ. 2019年3月14日閲覧。
  20. ^ a b 宝塚雪組トップ望海風斗、月組トップ珠城りょうらが異例の退団日変更 デイリースポーツ。
  21. ^ a b 雪組トップ望海風斗と真彩希帆退団は来年4月11日 日刊スポーツ。
  22. ^ a b 元宝塚・珠城りょう、TVドラマ初出演 『マイファミリー』で濱田岳の妻役 マイナビニュース。
  23. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 319.
  24. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 320.
  25. ^ New Wave!-月-('14年月組・バウ・千秋楽) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  26. ^ 第54回「宝塚舞踊会」('17年・宝塚) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  27. ^ 宝塚4組トップ+轟悠集結、平成ラスト年末恒例公演 日刊スポーツ。
  28. ^ 第55回「宝塚舞踊会〜祝舞御代煌〜」('19年・宝塚) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  29. ^ 時代を彩ったスターたちが集結、宝塚歌劇花組・月組の100周年に「Greatest Moment」 ステージナタリー。
  30. ^ 宝塚OGキャストによる「8人の女たち」上演決定 ステージナタリー。
  31. ^ 珠城りょう、宝塚退団後初の主演で挑むのは上海の薔薇と呼ばれたダンサー 舞台『マヌエラ』の上演が決定 メディアスパイス。
  32. ^ 10年ぶりに上演!ミュージカル「天翔ける風に」出演に珠城りょう・屋良朝幸”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年5月14日). 2023年5月16日閲覧。
  33. ^ 主演・増田貴久×演出クリス・ベイリーのタッグ再び、ミュージカル「20世紀号に乗って」 ステージナタリー。
  34. ^ “日曜劇場「VIVANT」檀れい、濱田岳ら19名の新キャストが解禁”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年7月8日). https://natalie.mu/eiga/news/532034 2023年7月8日閲覧。 
  35. ^ Snow Man目黒蓮主演『わたしの幸せな結婚』新キャスト&場面写真が公開”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年11月4日). 2022年11月4日閲覧。
  36. ^ 珠城りょうのソロコンサート、大阪・東京で開催決定 ステージナタリー。
  37. ^ 『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、81頁。ISBN 978-4-908135-34-7
  38. ^ 『2015年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、85頁。ISBN 978-4-908135-68-2
  39. ^ 『2017年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、87頁。ISBN 978-4-86649-050-2
  40. ^ 『2020年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2021年、55頁。ISBN 978-4-86649-159-2
  41. ^ 蒲郡市功労者・功績者・特別表彰者”. 蒲郡市 (2022年11月7日). 2023年2月27日閲覧。

参考文献[編集]

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク[編集]