ハンチョウ〜神南署安積班〜

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安積班シリーズ > ハンチョウ〜神南署安積班〜
ハンチョウ
〜神南署安積班〜
ジャンル 刑事ドラマ
原作 今野敏
『神南署安積班』ほか、安積班シリーズ
脚本 石原武龍
奥村俊雄
難波江由紀子
小澤俊介
末安正子
立見千香
大川俊道
安井国穂
いとう斗士八
岡芳郎
渡邉睦月
演出 酒井聖博
竹之下寛次
和田旭
竹村謙太郎
村田忍
竹園元(MBS
出演者 佐々木蔵之介
中村俊介
塚地武雅ドランクドラゴン
黒谷友香
賀集利樹
山口翔悟
安めぐみ
細川茂樹
渋谷飛鳥
田山涼成
音楽 遠藤浩二
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
シリーズ数 4
製作
プロデューサー 橋本孝
遠藤正人
製作 ドリマックス
TBS
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
シリーズ1
出演者近童弐吉(シリーズ1のみ)
鈴木拓(ドランクドラゴン)(シリーズ1のみ)
近野成美(シリーズ1のみ)
奥貫薫(シリーズ1のみ)
放送期間2009年4月13日 - 7月20日
放送時間月曜 20:00 - 20:54
放送枠パナソニック ドラマシアター
放送分54分
回数15
公式サイト
シリーズ2
出演者佐野史郎(シリーズ2のみ)
放送期間2010年1月11日 - 3月22日
放送時間月曜 20:00 - 20:54
放送枠パナソニック ドラマシアター
放送分54分
回数11
公式サイト
シリーズ3
出演者唐十郎(シリーズ3~シリーズ4)
宇梶剛士(シリーズ3~シリーズ4)
放送期間2010年7月5日 - 9月20日
放送時間月曜 20:00 - 20:54
放送枠パナソニック ドラマシアター
放送分54分
回数12
公式サイト
シリーズ4〜正義の代償〜
放送期間2011年4月11日 - 6月27日
放送時間月曜 20:00 - 20:54
放送枠パナソニック ドラマシアター
放送分54分
回数12
公式サイト

特記事項:
【シリーズ4】
初回は60分繰り上げ、2時間スペシャル(19:00 - 20:54)。
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ハンチョウ〜神南署安積班〜』(ハンチョウ じんなんしょあづみはん)は、2009年から2011年まで月曜 20:00 - 20:54[注 1]に、TBS系列の「パナソニック ドラマシアター」枠で放送された日本の刑事ドラマシリーズ。原作は今野敏警察小説安積班シリーズ』。主演は佐々木蔵之介

本項での「S」はシリーズを表す。

概要[編集]

水戸黄門』や『大岡越前』など、時代劇の放送枠として長年続いてきた「ナショナル劇場」がスポンサーの社名変更に伴い「パナソニック ドラマシアター」に放送枠タイトルが変更されてから初の現代劇作品。東京渋谷の小さな警察署神南署』の6人の刑事たちの奮闘を描く人情派刑事ドラマ。

2012年4月から放送のS5は、主演の佐々木蔵之介演じる安積剛志が神南署から警視庁へ異動。物語の舞台が警視庁に変わる。それに伴い、番組名も『ハンチョウ〜警視庁安積班〜』に改題された。

アメリカの刑事ドラマ「刑事コジャック」に多大な影響を受けている。

キャスト[編集]

S1からS4まで年齢の変更はなし。

警視庁神南警察署[編集]

安積班[編集]

安積剛志〈42〉
演 - 佐々木蔵之介
刑事課強行犯係長。階級は警部補
部下がわずか5人しかいない弱小部署の責任者であるが、部下からは尊敬と親しみを込めて「ハンチョウ」(班長)と呼ばれている。自身も「誰かが辞めなくてはならないなら、自分が辞める」と言い切る部下思いである。飄々としていて一見頼りないが、個性派揃いの部下たちをチームとしてまとめ上げ、それぞれを自由に活動させながら、わずかな人員で捜査の実を挙げている手腕は相当なものであり、周囲からの信頼も厚い。
劇中では強盗殺人事件等の凶悪犯罪が発生しても捜査本部が設置されることは少なく、ほとんど強行犯係のみが捜査を行っている。人あたりがよく、話術も巧みで、関係者と親しくなって事件に関する突っ込んだ情報を得たりしている。事件が発生すると先頭に立って現場に急行し、意外なところから事件の真相にたどり着く。現場に急行する際に大袈裟に背広を羽織る癖がある。
妻とは離婚し、一人暮らし。看護師の娘・涼子がいるが、勤務先の神南総合病院の寮住まいであり同居していない。ただ、時々家を訪れて世話を焼いている。歯科恐怖症で大の歯医者嫌いであり、S2の第5話ラストでは、黒木と桜井に強引に歯医者に連れていかれそうになった。
村雨秋彦〈36〉
演 - 中村俊介
刑事課強行犯係。階級は巡査部長
実質的なサブリーダーであり、他のメンバーに仕事を割り振ったり、集まった情報を整理したりしている。生真面目で堅苦しい印象を与えるが、非常に優秀な刑事であり係内での信頼は厚い。安積の型破りな仕事振りには全面的に同意できないものの、生まれ変わるなら安積になりたいと話すなどその実績と上司としての手腕を尊敬している(S1第6話)。3度の栄転の話があったが2度は破談になり、1度は自ら断った(S1第13話、S3第3話、S4第1話 - 第10話)。
係内唯一の妻子持ち。幼稚園に通う娘がいることもあり、判断ミスで帰宅中の女子高生を死なせた須田を強く非難していた(S1第11話)。「ちょっとしたトラウマがある」ため犬が苦手(S3第5話)。また、昔はプロの囲碁棋士になりたかったがプロ試験で挫折して諦めたとのこと(S4第10話)。
須田三郎〈31〉
演 - 塚地武雅ドランクドラゴン
刑事課強行犯係。階級は巡査部長。
体型の通り、のんびりした雰囲気の風貌の男。勘が鋭く、善人と悪人を見分けたり、被害者発見の段階で事件の性質を的確に見抜いたりしているが、本人にも根拠がわからないまったくの勘であるため、他の係員からの信望はいまいちであるが、その思慮深さと洞察力には、安積も一目置いている。帰宅中の女子高生を通り魔事件で死なせたり(S1第11話)、事件に巻き込まれて容疑者になる(S1第14話)など、刑事としてのミスが少なくなくはないが、安積は暖かく見守っている。S1では、とある事件で左足を負傷し入院していたが、退屈のあまり抜け出してきてしまい、松葉杖姿で捜査に参加した[注 2]
水野真帆〈31〉
演 - 黒谷友香
刑事課強行犯係。階級は巡査部長。
本作のヒロインで須田とは同期。安積班メンバーの紅一点的存在で容姿端麗だが、男勝りの行動派で、係の刑事たちに発破をかけることもしばしば。鑑識課出身の異色の経歴[注 3]を持ち、根拠・物証を重視する。そのため、須田が口にする「刑事の勘」的な発言はあくまで信用しない姿勢でいる。基本的には安積とコンビを組んで捜査にあたる。出身地は九州。
元々はドラマオリジナルキャラクターだったが、後に原作にも逆輸入される形で登場する事になり、『烈日』所収の「新顔」から安積の部下として異動。「須田の同期」「元鑑識」という設定は受け継がれているが、須田の「刑事の勘」的発言も「勘ではなくそれなりの根拠がある」と信じる姿勢を見せる。また、警察学校時代から須田にかなわないという思いを持っている[注 4]
黒木和也〈29〉
演 - 賀集利樹
刑事課強行犯係。階級は巡査長
几帳面で礼儀正しく、先輩・上司を敬い、後輩の面倒見もよい男気のあるさわやかなスポーツマンタイプの刑事。机も綺麗に整頓している。インターネットやパソコンなどのIT関係に詳しい。コンビを組む須田のことは自分と正反対のタイプながらも尊敬し信頼している。高校時代の同級生である中沢歩美と交際している。
桜井太一郎〈26〉
演 - 山口翔悟
刑事課強行犯係。階級は巡査
安積班最年少メンバーであるため、刑事としての経験不足を痛感している。先輩・上司を素直に尊敬しており、みんなにかわいがられている。特にコンビを組む村雨には崇拝に近い尊敬の念を抱いている。当初は安積や須田の捜査手法を批判することがあり、その度に村雨に窘められていた。人の長所を見つけるのが得意。朝は誰よりも早く出勤している。
作中では2度に渡って拉致・監禁されたり(S1第10話、S2第7話)、詐欺に遭ったりする(S3最終話)など、何かと損な役回りが多い。一方、S4ではある殺人事件の捜査を機に知り会った女性と恋の予感を感じさせる出来事が起きる(S4第9話)。

交通課[編集]

速水直樹〈42〉
演 - 細川茂樹
交通課係長。階級は警部補。
安積の同期で親友。係長になっても白バイにまたがるバイク好きである[注 5]。署内きっての事情通で、安積にもたらす情報は安積班の捜査の一助になることもしばしば。自らの風貌にも自信を持っており、その態度が不真面目で傍若無人と受取られることも。

鑑識係[編集]

天野
演 - 稲荷卓央(S3 - S4)
鑑識係員。
石倉の部下。
石倉晴夫〈57〉
演 - 唐十郎(S3 - S4)
鑑識係長
安積とは旧知の仲であり、病気療養後に現場復帰したベテラン。安積とは屋台のおでん屋でよく一緒に飲んでいる。

他の関係者[編集]

金子禄朗〈52〉
演 - 田山涼成
刑事課長。階級は警部[注 6]
原作では口が悪く豪放磊落な人物であるが、本作では典型的な小役人気質の人物として描かれている。すんでのところで手柄を本庁にかっさらわれることを苦々しく思っており、「経費削減による部署の縮小」を持ち出して安積班の面々に発破をかけるものの脅しとして通用せず、安積のおだてに乗せられてうやむやにされるのが常だが、安積班には全幅の信頼を置いている。陰のあだ名は「カネゴン」。夢は署長就任。

警視庁捜査一課[編集]

相良一機
演 - 近藤弐吉(S1)
階級は警部補。しばしば安積班の手柄を横取りする上、所轄署の刑事を小馬鹿にした態度を取るため、部下の芝山同様安積班にはよく思われていない。第1シリーズのみの登場。
芝山洋介
演 - 鈴木拓(ドランクドラゴン)(S1)
階級は警部補。
相良の腰巾着で、階級は不明。所轄を馬鹿にした態度が目に付き、安積班からはよく思われていない。上司の相良同様安積班にはよく思われていない。彼も相良同様第1シリーズのみの登場である。
高城辰也〈52〉
演 - 佐野史郎(S2)
管理官。階級は警視
安積の臨海署時代の上司。臨海署時代の事件が原因で、安積とは袂を分かつ関係となっていた。その後、事件が解決し、安積に謝罪し和解した(S2第9話・第10話)。
高野雄司
演 - 宇梶剛士(S3第1話・第11話 / S4第1話・第2話・第6話・第7話・第10話・第11話)
特殊犯捜査係。階級は警部。
事件解決のためには手段を選ばないため、安積とは対立するが、安積のリーダーシップ力には一目おいている。「所轄は本庁の手足」と言い切るほど、組織における命令系統の徹底を重視している。警察官志望の息子・雄介がいる。
S4では本庁に新設予定のチームに村雨を引き抜こうとするが、最終的に固辞されそれを受け入れる。安積の姿勢も認め打ち解けるが、村雨も交えた3人でおでん屋の屋台で飲んでいる最中、狙撃犯に狙われていた安積を庇い銃撃され、その後殉職した。
原作の相楽啓[注 7]、または『残照』以降に登場する佐治基彦[注 8]に相当するキャラクター。

東報新聞[編集]

山口友紀子〈27〉
演 - 安めぐみ
東報新聞記者。
警察回りの記者で、神南署にも出入りしている。明るく元気で頭がよく、艶っぽい女性。記者としても優秀で、安積に甘えて情報をねだってみたり、速水に合コンを持ちかけたりして、特ダネ集めには貪欲である。当初、水野とは犬猿の仲であったが、男社会の中で働く独身女性という共通点を持つことから、次第に打ち解けてきている。安積に職業を超えた好意を持っている様子も。

和食処 磯樽[編集]

相馬遥
演 - 近野成美(S1)
店員。若さあふれる元気一杯の女性で、安積班男性陣のアイドルであるが、本人は杏子のような大人の女性になるのが憧れ。
小島杏子
演 - 奥貫薫(S1)
安積班行きつけの小料理屋「磯樽」女将。秋田県出身の色白美人。磯樽での杏子との会話は、安積にとっても心休まるひと時である。

その他[編集]

安積涼子〈19〉
演 - 渋谷飛鳥
安積の娘。神南総合病院の看護師。
病院の寮住まいであり、安積とは一緒に暮らしていないものの、やもめ暮らしで仕事のためろくに家に戻らない父親を気遣って世話を焼いたりしている。しっかり者で父親思いだが時々子ども扱いをする父に対して反発してしまう事もある。
中沢歩美
演 - 京野ことみ(S3第2話・第8話)
黒木の高校時代の同級生。同窓会で再会し、交際を始めている。大学時代に、文化人類学の講師だった西条正浩と恋仲になり彼の子を身ごもるが、それを伝える前に死別し、大学を中退した。現在は翻訳の仕事をしながらシングルマザーとして大樹を育てている。S4第1話時点では黒木との交際は続いている。
中沢大樹
演 - 加藤翼(S3第8話)
歩美の一人息子。サッカー好きで、黒木にも非常に懐いている。

ゲスト[編集]

シリーズ1 / シリーズ2 / シリーズ3 / シリーズ4

シリーズ1(2009年)[編集]

第1話「自首」
  • 白咲(ホスト) - ヒロシ
  • 横谷茂之(美津江の息子・ホスト) - 野口征吾
  • 横谷美津江(横谷宝飾 社長) - 長坂しほり
  • 江藤弘一(路上ミュージシャン) - 大橋智和
  • 江藤香澄(江藤の妻) - 吉川麻美
  • ミチル(茂之の彼女) - 井料彩美
  • 高部智之(拳銃強盗傷害犯) - 遊木康剛
  • 太田陽一(トヨの息子・サラリーマン) - 加藤厚成
  • 太田トヨ(「あけぼの荘」入居者) - 市原悦子
第2話「被害者」
第3話「黒木刑事撃たれる!」
第4話「通り魔に襲われた女」
  • 長沢ゆかり(クリーニング店店員) - 三浦理恵子
  • 金丸美和(靴ブランド「ミラノ」デザイナー) - 西尾まり
  • 北村(ミラノ企画デザイン部 社員・ゆかりの元婚約者) - 前川泰之
  • 島田祐一 - 大塚ヒロタ
  • 江島(クリーニング店店員) - 鼓太郎
第5話「私、夫を殺しました…DV妻空白の5分間」
  • 平井啓太(居酒屋「太ちゃん」店員) - 内野謙太
  • 瀬川清志(居酒屋「太ちゃん」経営者) - 谷本一
  • 瀬川勝江(清志の妻) - 岸本加世子
第6話「存在しない男を愛した女…3650円の人生」
  • 山根健二(みやび食品 従業員) - 鶴見辰吾
  • 照子(みやび食品 従業員・山根の恋人) - 中村綾
  • 河原崎伸一(並木金融 社員) - 由地慶伍
  • 昌子(みやび食品 従業員) - 杉村暁
  • 神田(神涛不動産 社員) - 山口隆
  • 田宮(警視庁上原警察署 刑事) - 伊藤正之
  • 美鈴(照子の娘) - 島崎弥生
第7話「鬼と呼ばれた家政婦…遺産を狙う老老介護」
  • 小池菊乃(車椅子の老女) - 佐々木すみ江
  • 山村早苗(菊乃の娘) - 朝加真由美
  • 白井(神南総合病院リハビリテーション科の介護士) - 尾上紫
  • 熊谷はつ子(陽だまり家政婦事務所の家政婦) - 泉ピン子
第8話「品川東署から来た男…ベテラン刑事の殺人」
第9話「たった一人の反乱…さようなら安積警部補」
第10話「主婦を襲う恐怖の電話…消えた300万の謎」
第11話「女子高生殺人事件…亡き妻に捧ぐ父の約束」
  • 高沢武士(高沢工務店 社長) - 布施博
  • 高沢沙也加(高沢の後妻の連れ子・神南高等学校 新聞部員) - 逢沢りな
  • 桑田康之(めおと食堂 店員) - 川久保拓司
  • 久留米明菜(神南高等学校 新聞部員) - 坂田彩
  • 平井和茂(カラオケ店店員) - 木下ほうか
  • 白井スミ(認知症) - 森康子
第12話「殉職…刑事を狙う史上最悪の連続射殺犯!」
  • アンディ・マツオ(ロサンゼルス市警察 警部補) - 市川亀治郎
第13話「襲われた妻は不倫していた!? ダメ夫の秘密」
第14話「容疑者須田…26年間の純情」
最終話「最終回スペシャル!安積班最後の戦い!」

シリーズ2(2010年)[編集]

第1話「あのチームが帰って来た!涙…母の手錠」
  • 鳥飼佐和子(麻由美の娘・澤村の助手) - 林丹丹
  • 澤村京介(ファッションデザイナー) - 木村啓介
  • 水谷理恵子(トップモデル) - 藤本恵理子
  • 瀬田守(ファッションデザイナー・澤村の師匠) - 五宝孝一
  • 奥田(暴力団「風森組」準構成員) - 伊藤力
  • 鳥飼麻由美(警視庁組織犯罪対策部第五課 主任) - 名取裕子
第2話「奪われた拳銃…要求は安積の生命と5000万」
第3話「IQ180の容疑者…天才教授の完全犯罪」
第4話「婚カツ詐欺女殺人事件…また男が殺される」
  • 杉本美春(画廊「Polka dots」店員・源氏名「松本美由紀」) - 笛木優子
  • 戸田早苗(結婚相談所「ラッキーパートナー」代表) - 鹿取洋子
  • 慶子(画廊「Polka dots」オーナー) - 青田典子
  • 池谷浩平(「ラッキーパートナー」事務長) - 南周平
  • 沢木哲也(探偵) - 榊英雄
  • かよ子(お見合いの世話人) - 大島蓉子
  • 久保田昌彦(東北のレストランチェーン社長) - 村松利史
  • 若林圭介(高校職員) - 高槻祐士
第5話「拉致された妹…パスポートが語る嘘と真実」
  • ソンサック・ルークパンチャ(タイ人の青年) - ニノイ・キアット
  • 清水隆夫(人材派遣会社経営) - 桑野信義
  • 相田(風俗店「ペガサス」オーナー) - 阿南健治
  • 浜野ひとみ(タイ語通訳) - 野村佑香
  • 高田 - 江藤純
  • 大島 - 脇知弘
  • 柏木陽一(クラウン日本語文化学校 教師) - 古田新太
第6話「空から降って来た2000万円…騙され顔の女」
  • 北原裕一(ダイナ商事 社員) - 岡田浩暉
  • 西口正行(宝石店「ブラックトパーズ」社長) - 逢坂じゅん
  • 土田良夫(「ブラックトパーズ」警備員) - 田口主将
  • 森野(三宝食堂 主人) - 花王おさむ
  • 根岸浩一(「ブラックトパーズ」元経理担当) - 朽木正伸
  • 江藤紀子(三宝食堂 店員) - 中山忍
第7話「桜井刑事誘拐される!生存リミット12時間」
  • 山下宏介(山下第一病院 院長) - ベンガル
  • 水谷宏也(バー「フェニックス」店員) - 柄本時生
  • 柳本(東報新聞警視庁記者クラブキャップ) - モロ師岡
  • 日下等(前科者) - 竹本純平
  • 水谷美栄子(山下の元妻) - 舟木幸
  • 山下夏海(山下の娘・故人) - 下江梨菜
第8話「遺留DNA…完全一致する容疑者が2人!?」
  • 田中麻美(クラブ「アリス」ホステス) - 原田夏希
  • 岸川睦美(麻美の双子の姉・明愛大学付属病院 医師) - 原田夏希(二役)
  • 戸田圭一郎(弁護士) - 忍成修吾
  • 増岡俊夫(会社員) - 松澤一之
  • 裕太(明愛大学付属病院 入院患者) - 渋谷武尊
  • 宮本(クラブ「アリス」マネージャー) - 山崎画大
  • 君江(明愛大学付属病院 職員) - 藤平稚子
  • 理紗子(旅行代理店「HIS」社員) - 宮原沙樹
第9話「安積が殺した女刑事…7年前伊豆で何が!?」、第10話「巨悪を逮捕せよ!安積班の大逆襲!完結編」
  • 権藤英一郎(国会議員) - 上田耕一
  • 宮部武司(宮部診療所 医師) - 高橋長英
  • 丸山康之(権藤の秘書) - 北見敏之
  • 柴崎幸司(権藤の息子・カジノバー「六本木CLASS」店長) - 松尾政寿
  • 孝太 - 須田直樹
  • 深町美鈴(元臨海警察署 刑事) - 鶴田真由
  • 西川英治(ネットカフェ難民) - 白石朋也(第9話のみ)
  • 門真伸人(週刊実話ハンター 副編集長) - 高杉航大(第9話のみ)
  • 北見玲菜(フリーライター) - 山口あゆみ(第9話のみ)
  • 木村隆(強盗と銃刀法違反犯人) - 白井悟(第9話のみ)
  • 深町景子(美鈴の妹・権藤の秘書) - 澤木柚季江(第9話のみ)
  • 氷室(権藤の部下) - 鈴木誠克(第10話のみ)
最終話「最終回スペシャル!韓国から来たあいつ」
  • ハン・ユナ - MINJI
  • イ・ジョンテ(連続殺人犯) - 波岡一喜
  • 尾崎啓二(警視庁警部補) - 河野洋一郎
  • 坂口拓也(拳銃密売人) - 小林一英
  • パク・セジュン(ソウル市警 刑事) - リュ・シウォン

シリーズ3(2010年)[編集]

第1話「神南署ジャックされる…届け魂の叫び!」
第2話「ネグレクト…3人の子を捨てた母の逃避行」
第3話「刑事になりたい!ミニパトポリス危機一髪」
第4話「カリスマ料理主婦の秘密…警察犬が暴く嘘」
  • 山崎奈保子(料理研究家・夫婦で料理教室「nahoko」経営) - 斉藤慶子
  • 山崎七海(山崎夫妻の養女) - 浅見姫香
  • 辰巳洋子(警視庁鑑識課警察犬訓練士) - 陽月華
  • 山崎康介(奈保子の夫) - 中根徹
  • 森田稔(ゲームセンター「キャッツアイ」店長) - スマイリーキクチ
  • 藤岡裕二(元ゲームセンター「キャッツアイ」店員) - 兼子舜
  • 里中(児童養護施設「東都愛育園」園長) - 中真千子
  • サブロー号(警察犬) - ドゥーロ[4]
第5話「小樽ガラス殺人事件…1万円札が呼ぶ殺意」
  • 舟岡美和子(舟岡の妻) - 有森也実
  • 舟岡圭一郎(舟岡製作所 社長) - 新井康弘
  • 平沼千代(舟岡製作所 従業員) - 絵沢萠子
  • 石川辰也(元舟岡製作所 従業員) - 佐野泰臣
  • 島村(舟岡製作所 従業員) - 有薗芳記
  • 大野(舟岡製作所 従業員) - 鼓太郎
  • 奈緒子(舟岡製作所 従業員) - 野口かおる
  • 川村幸次(ひったくり犯人) - 江端英久
  • 和田(舟岡製作所の取引先社員) - 横島亘
  • 高井(舟岡製作所 従業員) - 南野真一郎
  • 柴田清子(元舟岡製作所 従業員) - 佐藤昌子
第6話「京都編…祇園祭宵山に消えた15年前の悲恋」
第7話「メイドカフェ襲撃予告…1200万人の容疑者」
  • 結城沙緒里(メイド喫茶「シャルロット」オーナー) - 吉野紗香
  • 八木沼純也(無職) - 高橋良輔
  • 加瀬亮介(「シャルロット」店員) - 松永隼
  • 滝本(芸能事務所「ビクトリープロダクション」社長) - 佐々木睦
  • 桃花(「シャルロット」店員) - 佐々木もよこ
  • 広田明奈(「シャルロット」店員) - 八木菜々花
  • 八木沼陽子(純也の母・ビルのオーナー) - 神保美喜
第8話「書き変えられた遺言状…名門一族の裏の顔」
第9話「暴かれた素顔…美容師ストーカー殺人事件」
第10話「余命3カ月の容疑者」
  • 園田忍(神南総合病院 入院患者) - 中丸雄一 (KAT-TUN)
  • 野崎(野崎法律事務所 弁護士) - 伊藤正之
  • 葵(神南総合病院 入院患者) - 畠山紬
  • 澄川秀雄(10年前の幼女殺害事件の加害者) - 有山尚宏
  • 園田里江(忍と百合の母) - 真行寺君枝
  • 園田百合(忍の妹・故人) - 宮野ここね
第11話「警視庁VS安積班…青酸カリ無差別殺人事件」
  • 久保田泉美(ニシダ建設 秘書) - 高橋かおり
  • 市原(ニシダ建設 社員) - 遠山俊也
  • 矢部(警視庁捜査一課 刑事) - 佐藤一平
  • 朱美(クラブ「ラビリンス」ホステス) - 黒坂真美
  • 宇田川秀彦(カメラマン) - 柳憂怜
  • 中島(ライブハウス「eggman」店員) - 林剛史
  • 小野寺(警視庁捜査一課 刑事) - 古澤蓮
  • 藤井佐智子(クラブ「ラビリンス」ホステス) - 東山麻美
  • 豊川 - 勝也
最終話「最終回スペシャル!伝説の85歳老詐欺師」
  • 大沢佑香(介護福祉士) - 藤田麻衣子
  • 武井亮(ガソリンスタンド店員) - 泉見洋平
  • 篠崎(スナック「栞」マスター) - 山本哲也
  • 荻島吾郎(元池袋中央警察署生活安全課 警察官) - みやざこ夏穂
  • 福田(巡査) - 能美達也
  • 増山吉雄(前科者) - 大滝秀治

シリーズ4(2011年)[編集]

第1話「あのチームが帰ってきた!波乱の幕開け…安積撃たれる!姿なきバス連続爆破犯を逮捕せよ」
  • 二川茂(建設作業員) - 近藤芳正
  • 結城篤人 - 塩谷瞬(幼少期:宇都秀星
  • 二川美紀(二川の妻) - 中島ひろ子
  • 二川まどか(美紀の連れ子) - 趣里(幼少期:戸田梨杏)
  • 岩淵浩司(清掃会社契約社員) - 岡雅史
  • 田中慎太郎(警視庁神南警察署刑事課盗犯係 巡査部長) - 児島功一
  • 柏田邦彦(工事作業員) - 石井淳
  • 結城志乃(篤人の妹・故人) - 江畠蓮
第2話「殺されたい女…99%予測不可能の真犯人」
  • 柴田奈美(メガネ店社員) - 前田亜季
  • 末松篤子(由紀の母・白百合美容室 経営者) - 梅沢昌代
  • 二宮佐智子(遥の母) - 岡まゆみ
  • 木下儀人(山王製薬営業部 部長) - 松村邦洋
  • 末松由紀(キャバクラ「レインボー」ホステス) - 肘井美佳
  • 植木みのり(女子大生・由紀と似ている女性) - 肘井美佳(二役)
  • 板倉裕人(バーテンダー・由紀の恋人) - 大下源一郎
  • 井上(大木不動産 社員) - 高橋豊
  • 二宮遥(元女子高生・故人) - 濱田准
第3話「シェルターの女…DV夫から逃げる妻たち」
  • 伊丹万里子(NPO法人「シェルター希望の家」代表・伊丹不動産 社長) - 南野陽子
  • 望月麗子(望月の妻) - 小沢真珠
  • 望月裕一(イタリアンレストラン「カポーティ」経営) - 斎藤歩
  • 北原雅彦(麗子の高校時代の同級生) - 城咲仁
  • 広瀬香苗 - 高尾祥子
  • 石井紗那香 - 駒谷仁美
  • 坂口誠(イタリアンレストラン「カポーティ」調理師) - 畠中洋
  • 桃子(麗子の友人) - 新澤泉
  • 広瀬奈々(香苗の娘) - 長島すみれ
第4話「警官の勲章…勤続40年巡査が守り続けた物」
  • 稲垣湧(高校生) - 真田佑馬(幼少期:金田悠希)
  • 福村多恵子(福村の妻) - 立石凉子(現名:立石涼子
  • 稲垣香織(湧の母) - 紫吹淳
  • 服部緩奈(女子高生) - 藤江れいな (AKB48)
  • 宇佐美(警視庁神南警察署松泉交番 巡査) - 石井智也
  • 西沢(暴力団員) - 龍坐
  • 鶴田幸樹(鶴田の息子) - 小野大樹
  • 鶴田(鶴田材木店 社長) - 上杉陽一
  • 福村勝治(警視庁神南警察署松泉交番 巡査長) - 柄本明
第5話「ボクが殺した…13歳の告白!その時母は…」
第6話「SOS緊急入電!通報者の命を守れ…銀行襲撃予告48時間の攻防」
  • 西田優太(ダーツバーのバーテンダー) - 井上正大
  • 城戸綾香(ダーツバーのウェイトレス) - Erina
  • 小野寺保(ダーツバーの店長) - 敦士
  • 富樫功(元暴走族) - 伊崎右典
  • 桐山竜也(元暴走族) - 山根和馬
第7話「山形-東京…老母が待ち続けた神様と芋煮」
  • 渡部六朗(ホームレス) - 麿赤児
  • 五十嵐健一(神南いがらしクリニック 院長) - 合田雅吏
  • 北村梨花(家出少女) - 近野莉菜[5] (AKB48)
  • 新田照雄(ライブハウス従業員) - TOMO (DA PUMP)
  • 池本(警察官) - 大島つかさ
  • 本間清子(神南いがらしクリニックの患者) - 藤村志保
第8話「ニセ安積が現れた!しかも犯人まで逮捕!?」
  • 林田健一(フリーター) - モト冬樹[注 10]
  • 三輪幸雄(フリーター) - 前川紘毅
  • 向井奈津美(向井の娘・美容師見習い) - 岩田さゆり
  • 杉山由美子(杉山の妻・スクエア不動産 副社長) - 久世星佳
  • 林田良美(林田の妻) - 芦川よしみ
  • 杉山光男(スクエア不動産 社長) - 樋浦勉
  • 榊原(スクエア不動産 社員) - 西興一朗
  • 昌子(三宝食堂 店員) - ダンプ松本
  • 郁恵(三宝食堂 店員) - アジャ・コング
  • 向井靖男(元スクエア不動産 契約社員・故人) - 永幡洋
  • めぐみ(女子大生) - 田嶌友里香
  • 堀 - 小池榮
  • 林田綾香(林田の娘) - 大門果林
第9話「愛と青春の張り込み…桜井刑事、恋をする」
  • 矢吹香織(草太の妹・劇団スペースオリオン 劇団員) - 平愛梨
  • 矢吹草太(執行猶予中・運送会社勤務) - 内田朝陽
  • 門倉淳也(喫茶店マスター) - 阪田マサノブ
  • 虎山修司(劇団スペースオリオン 座長) - みっちー
  • 石川恒男(東洋銀行神南支店 行員) - 戸辺俊介
第10話「最終章前編!ついに殉職者が…凶弾に散る」
  • 柴崎卓(不良グループリーダー) - 木ノ本嶺浩
  • 本宮照之(みどり銀行青山支店 主任調査役) - 宮下直紀
  • 小出由佳里(みどり銀行青山支店 行員) - 川村亜紀
  • 小渕沢茂雄(坂東連合系亜麻田組 幹部) - 高川裕也
  • 友部真一(柴崎の仲間) - チョロ松
  • 緒方 - 清水良太郎
  • 矢部(警視庁部長刑事) - 井上智之
  • 小野寺(警視庁巡査) - 木川淳一
  • 中川陽平(柴崎の仲間) - 花積理生
第11話「今夜、衝撃の急展開!ついに現れた真犯人」、最終話「正義の代償…すべての謎が明かされる時」

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

シリーズ1[編集]

  • 2009年4月13日[6] - 7月20日、全15話。
  • キャッチコピーは「犯人よ、このチームに気をつけろ。」。
  • 水戸黄門などの作品と同様、原則1話完結のスタイルを取っている。
  • 全15回、7月下旬終了という1クールの作品としては長めの編成となった。
各話 放送日 サブタイトル 原作 脚本 演出 視聴率
File.01 2009年4月13日 自首 『自首』
(『神南署安積班』収録)
石原武龍 酒井聖博 10.2%[7]
File.02 4月20日 被害者 『被害者』
(『最前線』収録)
奥村俊雄 和田旭 10.2%
File.03 4月27日 黒木刑事撃たれる! 『待機寮』
(『陽炎』収録)
小澤俊介 竹之下寛次 9.3%
File.04 5月4日 通り魔に襲われた女 『夜回り』
(『神南署安積班』収録)
末安正子 酒井聖博 8.5%
File.05 5月11日 私、夫を殺しました…DV妻空白の5分間 『梅雨晴れ』
(『最前線』収録)
難波江由紀子 和田旭 10.1%
File.06 5月18日 存在しない男を愛した女…3650円の人生 『最前線』
(『最前線』収録)
奥村俊雄 村田忍 10.7%
File.07 5月25日 鬼と呼ばれた家政婦…遺産を狙う老老介護 オリジナル 難波江由紀子 竹村謙太郎 10.2%
File.08 6月1日 品川東署から来た男…ベテラン刑事の殺人 『夕映え』
(『最前線』収録)
石原武龍 村田忍 11.1%
File.09 6月8日 たった一人の反乱…さようなら安積警部補 オリジナル 奥村俊雄 酒井聖博 09.8%
File.10 6月15日 主婦を襲う恐怖の電話…消えた300万の謎 『異動』
(『神南署安積班』収録)
立見千香 竹村謙太郎 11.2%
File.11 6月22日 女子高生殺人事件…亡き妻に捧ぐ父の約束 オリジナル 石原武龍 竹之下寛次 13.0%
File.12 6月29日 殉職…刑事を狙う史上最悪の連続射殺犯! 『射殺』
(『最前線』収録)
小澤俊介 村田忍 10.7%
File.13 7月6日 襲われた妻は不倫していた!? ダメ夫の秘密 オリジナル 難波江由紀子 和田旭 11.3%
File.14 7月13日 容疑者須田…26年間の純情 『ツキ』
(『神南署安積班』収録)
奥村俊雄 竹村謙太郎 10.6%
File.15 7月20日 最終回スペシャル!安積班最後の戦い! オリジナル 石原武龍 酒井聖博 11.6%
平均視聴率 10.6%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

シリーズ2[編集]

  • 2010年1月11日[8] - 3月22日、全11話。
  • キャッチコピーは「このチーム、だれにも止められない。」。
  • File.09とFile.10はシリーズ初の2話連続の作品となる。
  • ナショナル劇場 → パナソニックドラマシアター枠では初めて13:9セミレターボックスでの放送となった。
各話 放送日 サブタイトル 原作 脚本 演出 視聴率
File.01 2010年1月11日 あのチームが帰って来た!涙…母の手錠 『硝子の殺人者』 石原武龍 酒井聖博 10.8%
File.02 1月18日 奪われた拳銃…要求は安積の生命と5000万 『被害者』
(『最前線』収録)
大川俊道 村田忍 12.6%
File.03 1月25日 IQ180の容疑者…天才教授の完全犯罪 オリジナル いとう斗士八 竹村謙太郎 12.5%
File.04 2月1日 婚カツ詐欺女殺人事件…また男が殺される 大川俊道 村田忍 12.5%
File.05 2月8日 拉致された妹…パスポートが語る嘘と真実 安井国穂 酒井聖博 11.5%
File.06 2月15日 空から降って来た2000万円…騙され顔の女 『アプローチ』
(『陽炎』収録)
奥村俊雄 村田忍 8.9%
File.07 2月22日 桜井刑事誘拐される!生存リミット12時間 オリジナル いとう斗士八 竹村謙太郎 11.6%
File.08 3月1日 遺留DNA…完全一致する容疑者が2人!? 安井国穂 村田忍 12.5%
File.09 3月8日 安積が殺した女刑事…7年前伊豆で何が!? 石原武龍 竹村謙太郎 12.1%
File.10 3月15日 巨悪を逮捕せよ!安積班の大逆襲!完結編 大川俊道 村田忍 9.7%
File.11 3月22日 最終回スペシャル!韓国から来たあいつ 『射殺』
(『最前線』収録)
酒井聖博 09.4%
平均視聴率 11.3%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

シリーズ3[編集]

  • 2010年7月5日[9] - 9月20日、全12話。
  • キャッチコピーは「刑事であるまえに、人間であれ。」。
  • このシリーズより唐十郎・京野ことみ・本仮屋ユイカの3人が新レギュラーとして紹介された[10]。京野ことみはFile.02とFile.08、本仮屋ユイカはFile.03にしか出演しなかった。新レギュラーとしての紹介がなかった宇梶剛士はFile.01とFile.11に出演した。
  • 地上デジタル放送への完全移行を前提として16:9レターボックスでの放送となった。
  • 日本のドラマ史上初となる3D映像の予告編が制作され、一部の映画館で上映された。
各話 放送日 サブタイトル 原作 脚本 演出 視聴率
File.01 2010年7月5日 神南署ジャックされる…届け魂の叫び! オリジナル 大川俊道 村田忍 13.2%
File.02 7月12日 ネグレクト…3人の子を捨てた母の逃避行 いとう斗士八 竹村謙太郎 12.4%
File.03 7月19日 刑事になりたい!ミニパトポリス危機一髪 大川俊道 村田忍 08.9%
File.04 7月26日 カリスマ料理主婦の秘密…警察犬が暴く嘘 安井国穂 酒井聖博 13.0%
File.05 8月2日 小樽ガラス殺人事件…1万円札が呼ぶ殺意 石原武龍 村田忍 12.1%
File.06 8月9日 京都編…祇園祭宵山に消えた15年前の悲恋 12.6%
File.07 8月16日 メイドカフェ襲撃予告…1200万人の容疑者 大川俊道 11.2%
File.08 8月23日 書き変えられた遺言状…名門一族の裏の顔 いとう斗士八 竹村謙太郎 11.2%
File.09 8月30日 暴かれた素顔…美容師ストーカー殺人事件 岡芳郎 11.5%
File.10 9月6日 余命3カ月の容疑者 渡邊睦月 酒井聖博 10.7%
File.11 9月13日 警視庁VS安積班…青酸カリ無差別殺人事件 『二重標的』 岡芳郎 10.9%
File.12 9月20日 最終回スペシャル!伝説の85歳老詐欺師 オリジナル 安井国穂 村田忍 09.3%
平均視聴率 11.4%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

シリーズ4[編集]

  • 2011年4月11日[11] - 6月27日、全12話。
  • キャッチコピーは「守るべきは、刑事の使命か仲間の命か。」。
  • ドラマタイトルに初めて副題が入る(正義の代償)。初回はシリーズで初の2時間スペシャル(19:00 - 20:54)。
  • 本作の最大の特徴である人情ものの要素は健在であるが、これまでのシリーズと異なり、全体を通じての黒幕の存在、安積班メンバーの引き抜きや上層部・メンバー内の対立など連続性を持たせたハードな内容となっている。
各話 放送日 サブタイトル 原作 脚本 演出 視聴率
File.01 2011年4月11日 あのチームが帰ってきた!
波乱の幕開け…安積撃たれる!
姿なきバス連続爆破犯を逮捕せよ
オリジナル いとう斗士八 酒井聖博 13.0%
File.02 4月18日 殺されたい女…99%予測不可能の真犯人 竹園元 12.8%
File.03 4月25日 シェルターの女…DV夫から逃げる妻たち 大川俊道 村田忍 11.4%
File.04 5月2日 警官の勲章…勤続40年巡査が守り続けた物 いとう斗士八 竹村謙太郎 10.1%
File.05 5月9日 ボクが殺した…13歳の告白!その時母は… 岡芳郎 村田忍 12.8%
File.06 5月16日 SOS緊急入電!通報者の命を守れ…
銀行襲撃予告48時間の攻防
『入梅』
(『花水木』収録)
大川俊道 酒井聖博 11.0%
File.07 5月23日 山形-東京…老母が待ち続けた神様と芋煮 『烈日』
(『烈日』収録)
岡芳郎 村田忍 11.0%
File.08 5月30日 ニセ安積が現れた!しかも犯人まで逮捕!? オリジナル 安井国穂 竹園元 11.2%
File.09 6月6日 愛と青春の張り込み…桜井刑事、恋をする 大川俊道 村田忍 12.2%
File.10 6月13日 最終章前編!ついに殉職者が…凶弾に散る 『警視庁神南署』 岡芳郎 竹園元 12.1%
File.11 6月20日 今夜、衝撃の急展開!ついに現れた真犯人 オリジナル 大川俊道 村田忍 10.6%
File.12 6月27日 正義の代償…すべての謎が明かされる時 いとう斗士八
大川俊道
酒井聖博 13.2%
平均視聴率 11.7%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

備考[編集]

  • S1とS2以降では神南署の外観が変更されている。
  • S2では捜査協力などの形で本来強行犯係が担当しない事案を扱う脚本が増えている。
  • S2の放送開始に合わせて、佐々木蔵之介の実家の佐々木酒造では「ハンチョウ」という特別純米酒を製造している。
  • S2の最終話放送終了直後に、同年7月からS3が放送されることが予告された。
  • 神南署という警察署は実在せず、渋谷区神南の区域は、1丁目が警視庁渋谷警察署、2丁目が同代々木警察署の管轄である。原作では神南署は両署の多忙から新設された署で、安積班や速水は東京湾臨海署の閉署に伴い異動してきた設定であるが、本作では安積と速水は東京湾臨海署から異動してきたという設定となっているものの、他の登場人物に関しては言及されていない。
  • 劇中登場する車(パトカー含む)のナンバーは現実には存在しない「神南」である(現実の神南区域は渋谷区であり、渋谷区は「品川」ナンバー)。
  • 神南署のマスコットとして「神南くん」というキャラクターが設定されており、キャラクターグッズがTBSの公式通販サイト「TBS ishop」[12]で販売されている。
  • S4を元にしたハンチョウの携帯コミックが業界初で作成されコミックシーモア・地球書店・TBSブックス★で各話放送終了と同時に配信された他[13]、S4のホームページでは試し読みできた。オリジナルコミック版の特典として、ドラマにないオリジナルストーリー「ハンチョウ エピソード0」の配信もなされた。すべて単行本化されている[14]
  • S1は2011年TBSチャンネルで集中再放送された。
  • S3はTBSチャンネル1での再放送の際、IPTV向けの放送では第1話・第2話・第10話は権利上の理由から欠番扱いとなっている。同様の措置は、BS-TBSでの放送の際にも取られている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ABSFBCJRTは日曜日22:30 - 23:24に、6日遅れで放送。なお、いずれも、原則的に日本テレビ系列
  2. ^ 塚地が別の仕事で実際に負傷してしまったことから加えられた設定。
  3. ^ 実際には鑑識を経て刑事となるケースはあり、特に異例ではない。
  4. ^ 『道標 東京湾臨海署安積班』所収の「不屈」より。
  5. ^ 白バイ乗車のシーンは無い(吹替え俳優が乗車し帰署してくるシーン程度)。
  6. ^ 安積の強行犯係のほか、盗犯係、鑑識係を抱えている。
  7. ^ 苗字や階級などの設定としてはS1の相良一樹に近いが、キャラクター設定としては高野に近い点が多い。
  8. ^ 『安積班シリーズ』の長編作品において捜査方針を巡り安積と対立することや、階級が警部である点などが高野に近い。
  9. ^ 番組制作発表の記者会見時はレギュラーのような紹介であったが、結局、彼女の出演は第3話のみになった。
  10. ^ 月曜名作劇場での「今野敏サスペンス 警視庁東京湾臨海署〜安積班」(主演の安積役は中村芝翫)にも出演。
  11. ^ 月曜名作劇場での「今野敏サスペンス 警視庁東京湾臨海署〜安積班」にも出演。実兄の原田龍二も村雨役で出演。
  12. ^ 月曜名作劇場での「今野敏サスペンス 警視庁東京湾臨海署〜安積班」にも出演。

出典[編集]

  1. ^ プロフィール - ニチエンプロダクション(アーカイブ)
  2. ^ プロフィール - 劇団東俳(アーカイブ)
  3. ^ ハンチョウ! - オフィシャルブログ 2010年7月12日
  4. ^ 安積班 張り込み日記 vol.10 - 公式サイト
  5. ^ 北村梨花です! - 近野莉菜オフィシャルブログ 2011年5月23日
  6. ^ 佐々木蔵之介、撮影現場では「いつでもギラギラしてます!」”. ORICON STYLE (2009年4月7日). 2016年1月9日閲覧。
  7. ^ “豪華キャストが集結した刑事ドラマ「BOSS」、初回は18.1%の好発進。”. Narinari.com. (2009年4月17日). https://www.narinari.com/Nd/20090411486.html 2016年1月9日閲覧。 
  8. ^ 「気持ちいい」 佐々木蔵之介、実家・佐々木酒造の酒樽で鏡開き”. ORICON STYLE (2010年1月6日). 2016年1月9日閲覧。
  9. ^ 佐々木蔵之介、連ドラ史上初の3Dスポットに俄然やる気「赤パン履いてきた」”. ORICON STYLE (2010年6月21日). 2016年1月9日閲覧。
  10. ^ 「ハンチョウ」シリーズ3がスタート!佐々木蔵之介の濃厚キスシーンと安めぐみのスカート丈に注目!?”. Smartザテレビジョン (2010年6月23日). 2015年5月8日閲覧。
  11. ^ “ハンチョウ”蔵之介、新シリーズでは「殉職も辞さない覚悟」”. ORICON STYLE (2011年2月15日). 2016年1月9日閲覧。
  12. ^ ハンチョウ”. TBSishop. TBSテレビ. 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月23日閲覧。
  13. ^ “ドラマ『ハンチョウ』、電子書籍で漫画化〜蔵之介「格好良過ぎる」と照れ笑い”. ORICON NEWS (oricon ME). (2011年4月8日). https://www.oricon.co.jp/news/86389/full/ 2021年12月23日閲覧。 
  14. ^ “佐々木蔵之介主演ドラマ『ハンチョウ』、電子コミックを経て店頭販売決定”. ORICON NEWS (oricon ME). (2011年5月25日). https://www.oricon.co.jp/news/88037/full/ 2021年12月23日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

TBS パナソニック ドラマシアター
前番組 番組名 次番組
水戸黄門 第39部
(2008年10月13日 - 2009年3月23日)
ハンチョウ〜神南署安積班〜
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(2009年7月27日 - 12月21日)
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シリーズ2
(2010年1月11日 - 3月22日)
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(2010年4月12日 - 6月28日)
水戸黄門 第41部
(2010年4月12日 - 6月28日)
ハンチョウ〜神南署安積班〜
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(2010年7月5日 - 9月20日)
水戸黄門 第42部
(2010年10月11日 - 2011年3月21日)
水戸黄門 第42部
(2010年10月11日 - 2011年3月21日)
ハンチョウ〜神南署安積班〜
シリーズ4 〜正義の代償〜
(2011年4月11日 - 6月27日)
水戸黄門 第43部
(2011年7月4日 - 12月12日)