こちら本池上署

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
こちら本池上署
ジャンル テレビドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレパック
TBS
出演者 高嶋政伸
橋爪功
ベンガル
佐藤B作
田口浩正
池内万作
金子賢
野波麻帆
知念里奈 ほか
外部リンク 公式サイト
第1シリーズ
放送時間 月曜日20:00 - 20:54(54分)
放送期間 2002年7月8日 - 9月16日(11回)
第2シリーズ
放送時間 同上
放送期間 2003年4月14日 - 7月21日(15回)
第3シリーズ
放送時間 同上
放送期間 2004年1月12日 - 3月22日(11回)
第4シリーズ
放送時間 同上
放送期間 2004年10月11日 - 12月27日(11回)
第5シリーズ
放送時間 同上
放送期間 2005年6月13日 - 9月12日(14回)
テンプレートを表示

こちら本池上署』(こちら ほんいけがみしょ)は、たかもちげん作・やぶうちゆうき画の漫画警察署長』を原作としたTBS系列の連続テレビドラマシリーズの名称。ナショナル劇場(現・パナソニック ドラマシアター)(月曜20:00 - 20:54、ABSFBCJRTは日曜22:30 - 23:24)枠で『水戸黄門』と交代のシリーズドラマとして2002年から2005年の第5シリーズまで放送された。

目次

[編集] 概要

東京都南部にある警視庁本池上警察署がドラマの舞台。本池上署署長の椎名啓介高嶋政伸)がドラマの主人公。本池上署の警察官、主人公の家族、犯罪と立ち向かう本池上署管内の地元住民の人間模様を描く。なお、シナリオや主人公の周辺以外の殆どのキャラクターはドラマオリジナルの設定である。

パナソニック ドラマシアター枠は、『水戸黄門』や『大岡越前』、『江戸を斬る』など時代劇中心のドラマ枠だったが、1960年代は『七人の孫』など現代劇中心の枠だった。2001年10月から1クールで放送された『こちら第三社会部』から32年ぶりに現代劇の製作を復活し、本作はその第2弾としてスタート。最初のシリーズが好評だったことから、本作が『越前』に代わって『黄門』の新シリーズスタートまでの間(1クール)に放送されるシリーズとなった。高嶋にとっては『HOTEL』と並ぶライフワーク的ドラマシリーズでもあった。レギュラー出演者には高嶋をはじめ東宝芸能所属俳優が多いが、制作は親会社の東宝ではなくテレパックである。

第1シリーズから高嶋の娘役として加護亜依(元モーニング娘。、元W)が出演し、第3シリーズからは中澤裕子(モーニング娘。元リーダー)が雑誌記者役で出演、さらに、高橋愛などモーニング娘。のメンバーもゲストで出演するなど、ハロー!プロジェクトとも関わりのあるドラマでもある(高橋出演の回では、一部の雑誌などでは、出演者予告として最初は吉澤ひとみがゲスト出演と掲載されていたが、スケジュールの不都合から高橋に変更された)。

原作漫画「警察署長」が終了し、同じく椎名が警視庁第一方面本部長に異動後のエピソードを描いた「警視正 椎名啓介」も連載終了した事もあり、実質上は第5シリーズをもって完結したと言えよう。 2011年4月から6月29日まで第1シリーズから第5シリーズまでの全シリーズがBS-TBSで再放送された。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


[編集] キャスト

[編集] 本池上署員

男性陣は一部の署員を除き荒っぽさが感じられる。女性陣は普段は品良く振舞いつつも、ときおり強気な所を見せることもある。男女問わず、人情深く、気さくな人間達ではあるが、犯罪者相手なら一切容赦はしない。

椎名啓介(しいな けいすけ・全シリーズ)
演 - 高嶋政伸
署長、警視正
青柳十三(あおやぎ じゅうぞう・全シリーズ)
演 - 橋爪功
副署長、警視。
前島恭平(まえじま きょうへい・全シリーズ)
演 - ベンガル
刑事課兼生活安全課課長。警視
篠田吾郎(しのだ ごろう・全シリーズ)
演 - 佐藤B作
刑事一課主任、巡査部長。菊川の夫とかつてコンビを組んでいた。
菊川麻衣(きくかわ まい・第5シリーズを除く)
演 - 水野真紀
刑事二課係長、警部補。三年前に刑事だった夫を、逃走中の犯人に撲殺されその犯人探しに執念を燃やす。家族には一女がいる。第1シリーズの最終回で夫殺しの犯人を逮捕。後堂上と再婚、堂上姓になり、堂上との間にも子供をもうけた。
関川佑作(せきかわ ゆうさく・全シリーズ)
演 - 田口浩正
刑事一課主任。第5シリーズでは刑事二課の主任に転属。巡査部長。待機寮の寮長も務める。
相馬俊彦(そうま としひこ・全シリーズ)
演 - 池内万作
刑事二課巡査。大卒ノンキャリアで、出世志向。いつも昇進試験の勉強に余念がない。第3シリーズで巡査部長に昇格。名前は原作に登場するキャリアの刑事課長代理から。
新藤敦子(しんどう あつこ・第4シリーズを除く)
演 - 知念里奈
刑事一課巡査。中国への語学研修を経て暴力団対策係の特別捜査官として本池上署に復帰。名前は原作に登場した警察事務職員から。
水木健司(みずき けんじ・全シリーズ)
演 - 金子賢
地域課から刑事一課に転属した新米刑事。父の失踪をきっかけに非行に走っていた頃、少年係だった麻衣に世話になったことから警察官に。第5シリーズでは再会した父が病に倒れ、介護のために警視庁を退職、高知県警に採用され(所轄名不明)沖の島駐在所勤務の巡査部長に。名前は原作初期に登場した刑事から取られているが、人物像は水城の異動後に配属された前田吾郎のものも組み合わせて設定された。
堀内純子(ほりうち じゅんこ・第1~2シリーズ)
演 - もたいまさこ
生活安全課少年係長、警部補。原作同様に通称「家事さん」。第3シリーズでは交通課に転属。
中井あずさ(なかい あずさ・第4シリーズを除く)
演 - 野波麻帆
蒲田署交通課から生活安全課少年係に配属された。第4シリーズでは警視庁捜査一課現場資料班に栄転。そこで巡査部長に昇格するも水木と共に生きる道を選び警視庁を退職、高知県警(所轄名不明)沖の島駐在所勤務の道に。名前は原作に登場する地域課の中村あずさから。
権藤薫(ごんどう かおる・第3シリーズ)
演 - 村田雄浩
刑事一課主任、巡査部長。FBIの研修歴がある。課内では一匹狼を気取っている。
丸山節子(まるやま せつこ・第3~5シリーズ)
演 - 銀粉蝶
ポストを退いた前島の後任の生活安全課課長、警部。前島とは警察学校の同期でライバル。
伊佐美悠子(いさみ ゆうこ・第3シリーズ)
演 - 猫背椿
生活安全課主任、巡査部長。
高杉巴(たかすぎ ともえ・第4~5シリーズ)
演 - 佐藤藍子
生活安全課少年係巡査。初登場時、啓介に職務質問をしたことがある。
千葉銀志郎(ちば ぎんしろう・第4~5シリーズ)
演 - 阿部薫
刑事一課巡査。涙もろい。
山野咲(やまの さき・第5シリーズ)
演 - 松本明子
刑事一課係長。警部補。
竜崎愛(りゅうざき あい・第5シリーズ)
演 - 金子昇
暴力団対策係から水木の後任で刑事一課に転属。巡査。
飛田満ちる(とびた みちる・第5シリーズ)
演 - 小倉優子
生活安全課の新米巡査。群集警備演習ではアイドルの小倉優子に扮した。

[編集] 警視庁

堂上洸一(どうがみ こういち・第1~2、4シリーズ)
演 - 伊原剛志
椎名と同期入庁。第二方面本部長から刑事部参事官を経てFBIに出向。麻衣の前夫である菊川警部補の上司だった。
鈴木祐一郎(すずき ゆういちろう・全シリーズ)
演 - 岡本竜汰
捜査一課管理官、警視。キャリアであり、職種が違うにも関わらずノンキャリアの小山田を信奉し、小山田が署に来る時には同行することが多い。通称、カバン持ちの鈴木。堂上の本部長時代にもしばしば同道していたが、信条が椎名に近かったためかあまり馬が合わなかった模様。
菊川真之(きくかわ まさゆき・第1シリーズ)
演 - 比留間由哲
捜査一課係長で麻衣の前夫。連続強盗殺人事件の犯人に拳銃を奪われた上に殉職した。
小山田進一(おやまだ しんいち・第2~5シリーズ)
演 - 西岡徳馬
堂上の後任として第二方面本部長を務める警視正。ノンキャリアの叩き上げ。椎名のやり方には一定の理解を示しつつも良い顔はしていない。

[編集] 椎名家

岡本敏江(おかもと としえ・全シリーズ)
演 - 星由里子
啓介の義母・英子の母。署長官舎に啓介達と同居し、多忙な英子の代わりに家事一切をこなす。
椎名由美(しいな ゆみ・全シリーズ)
演 - 加護亜依
啓介の長女。中学生。第4シリーズから高校生に。
椎名英子(しいな えいこ・第5シリーズ)
演 - 高橋由美子
啓介の妻。絵本作家「しいなえいこ」として活躍しており、取材で飛び回るか執筆で部屋に篭るかで滅多に顔を見せない。そのため第4シリーズまでは特定の役者が設定されていなかった。

[編集] 味里

奥山ゆり子(おくやま ゆりこ・全シリーズ)
演 - 伊藤榮子
女将。
笠松しのぶ(かさまつ しのぶ・第3~5シリーズ)
演 - 清水めぐみ
仲居。
佐伯次郎(さえき じろう・第3~5シリーズ)
演 - 田辺伸之助
板前。

[編集] その他

宮本憲一(みやもと けんいち・第1シリーズ)
演 - 大竹周作
毎朝新聞社会部記者。
元宮すず(もとみや すず・第3~5シリーズ)
演 - 中澤裕子
雑誌記者。一時期英子の担当編集者だった。
山野桜(やまの さくら・第5シリーズ)
演 - 野村昭子
咲の姑。特技はマッサージ。

[編集] 主題歌

[編集] スタッフ

[編集] サブタイトル

視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区。

[編集] 第1シリーズ

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 2002年7月8日 署長の三不思議 横田与志 脇田時三 18.2%
第2回 2002年7月15日 盗まれた拳銃 14.1%
第3回 2002年7月22日 ノゾキと父の記憶 山内宗信 14.1%
第4回 2002年7月29日 時効24時間前の涙 16.9%
第5回 2002年8月5日 水木刑事失恋する 伊藤崇 黒澤淳 15.2%
第6回 2002年8月12日 食い逃げ家族 横田与志 15.4%
第7回 2002年8月19日 花火と副署長の涙 吉田弥生 池澤辰也 15.9%
第8回 2002年8月26日 父親を売った少年 伊藤崇 14.4%
第9回 2002年9月2日 女子高生禁断の罪 横田与志 黒澤淳 15.9%
第10回 2002年9月9日 刑事殺人犯逮捕! 吉田弥生 池澤辰也 14.0%
最終回 2002年9月16日 9時間前の大逆転 横田与志 黒澤淳 12.8%
平均視聴率 15.17%

[編集] 第2シリーズ

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 2003年4月14日 署長降格? 横田与志 脇田時三 18.6%
第2回 2003年4月21日 被害者の傷跡 吉田弥生 17.1%
第3回 2003年4月28日 記憶の中の父 伊藤崇 山内宗信 15.9%
第4回 2003年5月5日 疑心の張込み 横田与志 14.0%
第5回 2003年5月12日 心のかけ橋 吉田弥生 黒澤淳 15.1%
第6回 2003年5月19日 私だれの子? 津軽海渡 14.6%
第7回 2003年5月26日 寮長に最敬礼 横田与志 大久保智己 14.4%
第8回 2003年6月2日 副署長の恋人 伊藤崇 16.1%
第9回 2003年6月9日 黙秘をする男 横田与志 黒澤淳 16.3%
第10回 2003年6月16日 父親の遺伝子 吉田弥生 16.4%
第11回 2003年6月23日 狙え!総監賞 櫻井武晴 大久保智己 17.1%
第12回 2003年6月30日 警察嫌い! 横田与志 16.5%
第13回 2003年7月7日 ママは17歳 吉田弥生 池澤辰也 15.1%
第14回 2003年7月14日 署内大騒動! 櫻井武晴 15.5%
最終回 2003年7月21日 署長交替 横田与志 黒澤淳 14.9%
平均視聴率 15.84%

[編集] 第3シリーズ

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 2004年1月12日 警察官失格! 横田与志 池澤辰也 15.0%
第2回 2004年1月19日 葬式サギ師 吉田弥生 15.2%
第3回 2004年1月26日 どろぼう指南 伊藤崇 大久保智己 15.9%
第4回 2004年2月2日 誤認逮捕! 横田与志 15.7%
第5回 2004年2月9日 職務質問の女 櫻井武晴 池澤辰也 16.1%
第6回 2004年2月16日 結婚サギ師 横田与志 杉村六郎 15.6%
第7回 2004年2月23日 空き巣犯の謎 福田卓郎 大久保智己 17.3%
第8回 2004年3月1日 強盗犯の脅迫 宮村優子 池澤辰也 15.3%
第9回 2004年3月8日 刑事の観察眼 櫻井武晴 杉村六郎 13.5%
第10回 2004年3月15日 時効7時間前 吉田弥生 大久保智己 13.4%
最終回 2004年3月22日 刑事殉職 横田与志 池澤辰也 11.9%
平均視聴率 14.99%

[編集] 第4シリーズ

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 2004年10月11日 小さな目撃者 宮村優子 脇田時三 13.0%
第2回 2004年10月18日 銃と自転車 池澤辰也 12.1%
第3回 2004年11月1日 子連れ泥棒 伊藤崇 松原信吾 14.7%
第4回 2004年11月8日 信じるということ 櫻井武晴 12.9%
第5回 2004年11月15日 絶対音感の女 宮村優子 池澤辰也 15.1%
第6回 2004年11月22日 幻のエース 中島淳彦 15.8%
第7回 2004年11月29日 消えた被害者 吉田弥生 川田理 14.3%
第8回 2004年12月6日 小学校荒らし 福田卓郎 大久保智己 11.1%
第9回 2004年12月13日 孫と勝負師 宮村優子 11.6%
第10回 2004年12月20日 16年目の真実 池澤辰也 11.7%
最終回 2004年12月27日 幼子達のSOS! 12.5%
平均視聴率 13.16%

[編集] 第5シリーズ

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1回 2005年6月13日 銭湯籠城 13.1%
第2回 2005年6月20日 振り込め詐欺 12.5%
第3回 2005年6月27日 本池上署爆破 12.7%
第4回 2005年7月4日 盗まれた手口 14.3%
第5回 2005年7月11日 百日紅の花 11.9%
第6回 2005年7月18日 父娘の再会 10.2%
第7回 2005年7月25日 疑惑の窃盗犯 12.9%
第8回 2005年8月1日 殺人の予告状 12.2%
第9回 2005年8月8日 夢の二人三脚 12.6%
第10回 2005年8月15日 伝説のスリ師 12.2%
第11回 2005年8月22日 騒音の隣人 11.5%
第12回 2005年8月29日 優しい嘘 11.8%
第13回 2005年9月5日 幽霊タクシー 13.6%
最終回 2005年9月12日 秘密泥棒 13.0%
平均視聴率 12.46%

第4シリーズ第3回は当初、2004年10月25日に放送される予定だったが、日本シリーズ第4戦が台風上陸の影響で順延され、TBSが放映権を獲得した第7戦もこの日にずれ込んだため放送を休止し、予定より番組終了を1週遅らせて対応した。

[編集] 関連書籍

  • こちら本池上署 - ノベライズ (エンターブレイン 2003年7月)

しいなえいこ名義での絵本が出ている。

[編集] 外部リンク

ナショナル劇場現代劇枠
前番組 番組名 次番組
こちら本池上署
個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス