あんどーなつ

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あんどーなつ-江戸和菓子職人物語-
ジャンル グルメ
漫画
原作・原案など 西ゆうじ
作画 テリー山本
出版社 日本の旗 日本 小学館
掲載誌 ビッグコミックオリジナル
レーベル ビッグコミックス
発表期間 2005年 -
巻数 15巻(2011年11月現在)
テレビドラマ:あんどーなつ
原作 西ゆうじテリー山本
監督 酒井聖博
堀英樹
竹村健太郎
制作 TBSドリマックス・テレビジョン
放送局 TBS
放送期間 2008年7月7日 - 2008年9月22日
話数 全12話
その他 Panasonic
(放送当時:松下電器産業一社提供
安藤 奈津
安田 梅吉
月岡 光子
丸岡 竹蔵
三津屋 陽介
貫地谷しほり
國村隼
風吹ジュン
尾美としのり
細田よしひこ
テンプレート使用方法 ノート

あんどーなつ-江戸和菓子職人物語-』(あんどーなつ えどわがししょくにんものがたり)は、原作:西ゆうじ、作画:テリー山本による日本漫画作品。2005年から小学館ビッグコミックオリジナル』で連載中。和菓子を題材にした作品である。

目次

[編集] 概要

パティシエを目指していた安藤奈津(あんどう なつ)は銀座の菓子店「獅子屋」の採用面接を受けに行ったが不採用となり、帰る途中ふとしたことで老舗和菓子店「満月堂」の和菓子職人の梅吉たちと出会い[注]、それをきっかけに和菓子の世界に魅せられ、一人前の和菓子職人を目指すことになる。

本作品では和菓子のことや奈津と彼女を取り巻く人々のドラマ、作品の舞台となる浅草の風情だけでなく、職人として姿勢についても語られている。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 [記述をスキップ]


[編集] 登場人物

(「[演]」 がついている登場人物は、ドラマの登場人物でもある)

安藤奈津(あんどう なつ)[演]
本作品の主人公。年齢は20歳。
福井県出身である。洋菓子専門学校を卒業し、パティシエを目指していたが、ひょんなことから「満月堂」にて和菓子職人を目指すことになる。
真面目で明るい性格の持ち主。洋菓子専門学校での成績も優秀である。両親はすでに他界している。
パティシエを目指したきっかけは、幼い頃に海外出張でなかなか会えなかった父に自分の誕生日祝いで励まされて、いつかケーキ屋になって自分の作ったケーキを父に食べさせようと誓ったため(その願いは、結局叶わなかった)。
初めてのの拵えに失敗したときには失敗した餡を詫びながら食べるほど、食材に対する愛情を持っている。
また、初めて茶道の先生に会ったときに茶道の心得がないにもかかわらず先生を感心させるほどの気配りが出来ているなど、しっかりしたところもある。
安田梅吉(やすだ うめきち)[演]
老舗「満月堂」の職人で通称「梅さん」。職人歴は50年以上。東京大空襲により戦災孤児となり、終戦後「満月堂」の先々代の旦那に拾われて和菓子職人として働くことになった。年齢は60歳代後半と推定される。
安藤奈津とふとしたことで知り合い、はじめは奈津に和菓子の魅力を伝えるために「満月堂」に連れて行き、アルバイトとして雇うが、奈津が正式な従業員になった後は和菓子作りを伝授していくことになる。また、当初は奈津の事を「なっちゃん」と呼んでいたが、松宮の叱責以降、「奈津」と呼んでいる。
仕事では職人らしく厳しいが、普段は優しく話しやすい人柄の持ち主。
丸岡竹蔵(まるおか たけぞう)[演]
「満月堂」の職人で通称「竹さん」。お調子者だが腕はある。職人歴は30年以上で年齢は40歳代後半と推定される。
もとは実家の和菓子屋を継ぐため、修行で「満月堂」に来ていたが、妹の都合で実家の和菓子屋がコンビニになってしまい、実家に戻れず「満月堂」でそのまま働くことになった。
田能久の若旦那とは飲み仲間である。長い間独身だったが、見合いの末に源月堂の娘・藤井美鈴と婚約した。
月岡光子(つきおか みつこ)[演]
「満月堂」の女将。書道の腕がある。深川育ちで実家は「鈴々軒」という和菓子屋である。
いつも和服姿で落ち着いた雰囲気を持つ女性。夫(若旦那)がすでに他界しており、奈津が来るまでは笑うことがなかったようである。
普段はおとなしい性格で、「を叩くことさえ出来ない」と言われたこともあるぐらいだが、一度奈津を平手打ちしたことがある。また、書道を教えるときになると人が変わったように厳しくなる。
大住喜八郎(おおすみ きはちろう)
「満月堂」の五八様(お得意様)。「ご隠居」と呼ばれている。
一見するとただの好々爺だが、実は大住物産(奈津の父が働いていた会社)の会長で、奈津の父が海外出張中に事故死したため、何かと気を掛けている。後に奈津の祖父であることを知る。
一ツ橋あやめ(ひとつばし あやめ)[演]
一ツ橋流茶道の家元。周りからは厳格な人柄で恐れられている。
奈津が初めてお菓子を届けにあがったときに奈津の細かな気配りに感心し、奈津を弟子に取った。かつて喜八郎とは恋仲で、奈津の母を生んでいる(すなわち奈津の祖母である)が、家系の問題から泣く泣く里子に出した過去がある。その事実を知るのは喜八郎とあやめだけである。
外崎浩一郎(とざき こういちろう)
銀座の名店「獅子屋」の社長。冬実の父。妻(冬実の母)とはすでに離婚。
「満月堂」の月岡光子とは知り合いで、かつて18歳のときの光子に求婚し、断られている。まだ光子に対しては未練が残っているようである。
外崎冬実(とざき ふゆみ)
浩一郎の娘。一ツ橋流の弟子。
一ツ橋流の家元が「獅子屋」でなく「満月堂」を贔屓にしていることから、奈津に敵意を抱いている。社長令嬢とだけあって性格は陰湿でわがままで、お菓子を家元に届けにきた奈津を嵌めようとした。その後も「満月堂」から一ツ橋流御用達の看板を奪うことを父ともども画策するが、奈津からは悪印象を持たれていない。
秋山伊兵衛(あきやま いへえ)
「獅子屋」の和菓子職人。「江戸和菓子老舗展」にて「満月堂」から一ツ橋流御用達の看板を奪うための刺客として差し向けられる。
老舗展にて「満月堂」の評判を落とすため、奈津の知識や技量の無さを客の前で指摘するが、奈津の素直さや潔さを評価し、職人としての成長を期待しているようである。
梅吉とは知り合いで、若い頃に「満月堂」の先々代に教えを乞いに来たことがある。その際、梅吉が1ヶ月掛けて覚えたことをたった3日で身に付けており、和菓子作りに関して天才であることが窺える。
田沼信太郎(たぬま しんたろう)
浅草の牛鍋屋「田能久」(たのきゅう)の若旦那でお調子者。奈津に一目惚れしており、奈津のことを追っかけることもあるが、全て気づかれていない。
何度かお見合いをしているが、ことごとく断られているようである。竹さんとは飲み仲間である。
松宮伝四郎(まつみや でんしろう)
浅草の提灯屋の職人。
銭湯で梅吉が奈津に対して親方としてしっかり接しきれていないことから彼を叱責する。
梅さん同様、職人としての厳しさと温かさを持つ人物である。
鈴村太一(すずむら たいち)
光子の実兄で和菓子屋「鈴々軒」の主人。工芸菓子職人である。
鈴村克枝(すずむら かつえ)
太一の妻で「鈴々軒」の女将。
鈴村和恵(すずむら かずえ)
光子の実母で「鈴々軒」の大女将。
藤井美鈴
鎌倉・源月堂の一人娘。竹蔵と婚約する。
藤井一光
梅吉の兄弟子で鎌倉・源月堂の主人。一人娘・美鈴の婿養子となるのを前提で次期親方候補として竹蔵を迎えたが…。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] テレビドラマ

2008年7月7日より同年9月22日まで毎週月曜日20:00-20:54(以降、時間表記はすべてJST)にTBS系の『ナショナル劇場(現・パナソニック ドラマシアター)』枠で放送された(ABSFBCJRTは同年7月13日から9月28日まで毎週日曜日22:30-23:24に放送)。貫地谷しほり國村隼のダブル主演で、全12話。

水戸黄門』や『大岡越前』などの時代劇などを放送してきたナショナル劇場(→パナソニック ドラマシアター)枠で、女性主人公の作品は、由美かおる主演の『水戸黄門外伝 かげろう忍法帖』(1995年)以来13年ぶりで、現代劇に限れば酒井和歌子主演の『こんにちは!そよ風さん』(1969年)以来39年ぶりであった。なお、貫地谷にとっては『キミ犯人じゃないよね?』(テレビ朝日金曜ナイトドラマ)から2クール連続での民放連続ドラマ主演(ゴールデン帯としては初主演)となった。

原作とはストーリーが異なるものの、重厚な作風は残されており、この雰囲気を重視する為、ナショナル劇場(→パナソニック ドラマシアター)での現代劇としては初のナレーションを導入。ナレーションは春風亭小朝が担当した。

スポンサーである松下電器産業が2008年10月にパナソニックへ社名変更し、「ナショナル」ブランドを廃止することに伴い、当作がナショナル劇場の最終作品となり、次作の『水戸黄門 第39部』からは、番組枠名称がパナソニック ドラマシアターに改題された。

風吹ジュンと真瀬樹里の出演やキッチン「ミツヤ」とその主人の名が"勘助"といった、『風林火山』(貫地谷が山本勘助の恋人・ミツを演じた)を想起させる設定がある。また貫地谷が『ちりとてちん』で演じた落語家志望のヒロインは奈津、原作の西ゆうじと同様福井の出身で、放送期間中にはイベントで福井の視聴者との交流も行われ、第8話では奈津の里帰りも描かれた。貫地谷も福井を「第二の故郷だと思っています」と発言している。

[編集] 登場人物

("*"がついている登場人物は、原作に登場する)

  • * 安藤奈津 - 貫地谷しほり 主人公。ふとしたキッカケで、「満月堂」の職人になる。
  • * 安田梅吉 - 國村隼 「満月堂」のベテラン職人。
  • * 丸岡竹蔵 - 尾美としのり 「満月堂」の中堅職人。
  • * 月岡光子 - 風吹ジュン 「満月堂」の女将
  • * 一ツ橋あやめ - 白川由美 茶道「一ツ橋流」の家元。
  • 三津屋陽介 - 細田よしひこ 製菓学校での奈津の同級生。
  • 三津屋勘助 - 山田明郷 ゆかり・龍太・陽介の父。食堂「キッチン・ミツヤ」を営む。
  • 三津屋ゆかり - 黒沢かずこ森三中) 龍太・陽介の姉。
  • 三津屋かづ江 - 柴田理恵 ゆかり・龍太・ 陽介の母。奈津が「満月堂」に勤めるキッカケを作る。
  • 三津屋悦子 - 田中律子 龍太の妻(三津屋家の嫁)。「満月堂」の近くで喫茶店「たんぽぽ」を営む。
  • 三津屋文哉 - 渡邉奏人 龍太と悦子の子で勘助とかづ江の孫。
  • 三津屋龍太 - 金子昇 悦子の夫で陽介の兄。
  • 蔵田秀明 - 高川裕也 江戸小物「蔵田」を営む。
  • 蔵田真美子 - 真瀬樹里  秀明の妻。
  • 藤村弘道 - 林家正蔵  履物「江戸屋」を営む。
  • 藤村今日子 - 金谷真由美  弘道の妻。
  • 泰造 - なぎら健壱  古本「緑鱗堂」主人。
  • まめ奴 - 牧村三枝子 居酒屋「まめ太」女将。
  • 美代 - 渡辺夏菜 居酒屋「まめ太」の手伝い。

[編集] ゲスト

第1話
菓子店「獅子屋」人事部員。
第2話
第4話
浅草鰻屋「うな勝」の主人。
浅草鰻屋「うな勝」の職人見習い。
第5話
第6話
竹蔵の妹。
律子の夫。
第7話
元芸者。
半人前の芸者。
たつ家の女将。
第8話
奈津の祖母。
魚屋「魚米」の店主。
魚屋「魚米」のおかみ。
茂男の息子。
満月堂に来店した客。
梅吉の従兄弟の娘。
第9話
光子の縁談相手。
第10話
梅吉の実母。
第11話
菓子屋「虎月庵」の職長。
菓子屋「虎月庵」の女将。
第12話
菓子コンテスト会の司会者。

[編集] サブタイトル

話数 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
1 2008年7月7日 お菓子な出逢い 竹村謙太郎 11.6%
2 2008年7月14日 破門!? 最初の試練 10.5%
3 2008年7月21日 花火大会の夜、涙と奇跡の和菓子が生まれる… 酒井聖博 7.6%
4 2008年7月28日 土用丑の日ウナギ騒動! 堀英樹 9.1%
5 2008年8月4日 出たあ! 浅草幽霊大騒ぎ 竹村謙太郎 9.0%
6 2008年8月11日 実家を乗っ取られた兄! 酒井聖博 8.9%
7 2008年8月18日 浅草芸者の心意気 堀英樹 9.3%
8 2008年8月25日 しょっぱい帰郷 竹村謙太郎 10.6%
9 2008年9月1日 女将さんがお見合いっ!? 酒井聖博 9.2%
10 2008年9月8日 父と息子…涙のオムレツ 堀英樹 9.6%
11 2008年9月15日 京都から来た男 竹村謙太郎 7.1%
12 2008年9月22日 暖簾をかけた決勝戦 8.1%
平均視聴率 9.2% (視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

[編集] 主題歌

[編集] スタッフ

[編集] 原作との相違点

奈津が「満月堂」の職人になる経緯
  • パティシエを目指して製菓学校を卒業した安藤奈津は、憧れの店“Laura's Garden”に就職する。しかし、女主人のLauraが急逝したために1ヶ月で店は閉店となってしまう。再就職先を探していた奈津は、風に吹き飛ばされてしまった“おみくじ”(大吉)に導かれて、満月堂にたどり着く。
人物
  • 竹蔵のキャラ設定が若干異っており、外見に関しても裸眼となっている。また、15年前、高校3年生の時に満月堂へ奉公に行った設定になっている。
  • 梅吉のキャラ設定が異なっており、光子に気のあるような描写がある。また、職人歴が30年となっている。

その他、ドラマオリジナルキャラクターが多く登場している反面、外崎冬美のように、ドラマに登場しないキャラクターもいる。

[編集] コラボ商品

山崎製パンから当ドラマとのコラボレーション商品である「たっぷりつぶあんどーなつ」と「もっちこしあんどーなつ」の菓子パン2品目がテレビドラマ放送開始日と同日の2008年7月7日から日本全国で発売された。『華麗なる一族』の「華麗ぱん」、『佐々木夫妻の仁義なき戦い』の「佐々木夫妻の仁義'sパン」に続くTBS系ドラマと山崎製パンのコラボ企画第3弾として企画された。パッケージには2品目とも当ドラマ主演の貫地谷しほりの写真が出ている。


[編集] 外部リンク

TBS 月曜日夜8:00枠
前番組 番組名 次番組
水戸黄門 第38部
(2008.1.7 - 6.30)
あんどーなつ
(2008.7.7 - 9.22)
(ここまで「ナショナル劇場」)
水戸黄門 第39部
(2008.10.13 - )
(ここから「パナソニック ドラマシアター」)
ナショナル劇場→パナソニック ドラマシアター現代劇枠
あんどーなつ
(ここまで「ナショナル劇場」)
ハンチョウ〜神南署安積班〜
(ここから「パナソニック ドラマシアター」)
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