テリー伊藤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

テリー伊藤(テリー いとう、本名:伊藤 輝夫(いとう てるお)、1949年12月27日 - )は、日本の演出家テレビプロデューサータレント評論家。テレビ番組制作会社ロコモーション社長。東京都中央区築地出身。芸名の「テリー」は本名の輝夫に因む。身長175cm。

目次

[編集] 人物

[編集] 学生時代

[編集] テレビ界へ

  • 大学卒業後は寿司屋、ファッションメーカーのアルバイトに従事。1973年IVSテレビ制作に入社し、テレビ制作に携わる。下積み時代に単なるサルの毛を剃った『木曜スペシャル』「人間か? 猿か?オリバー発見!」に携わり、「シマウマは素肌も白黒か?」という企画で前日シマウマを捕獲したときに、シマウマが突然ショック死してしまったため、死んだシマウマをスタッフ4人掛かりで動いているように見せたという逸話も持つ。これについては本人もトーク番組で「必死すぎて、行き過ぎた所があった」と認めている。

[編集] 「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」

[編集] 「お笑い北朝鮮」

  • 北朝鮮を訪問した体験を交え、1993年に出版した『お笑い北朝鮮』がベストセラーになる。金日成の後継者であるといわれながらも謎の多かった金正日を単なる独裁者の放蕩息子ではなく、「天才肌の芸術家、偉大なる演出家」として取り上げた内容は各界に衝撃を与えた。他にも「怪しいスーツと同じ色のシークレットシューズを履いた見事な男」と紹介している。全体的にはタイトル通り北朝鮮を「お笑い」として見た内容であり、北朝鮮を、「ガラパゴス諸島のような神秘の国であり、そこにはシーザークレオパトラと、宮本武蔵エルビスプレスリーとが同居している国」と、紹介している。そのためかテリー伊藤は北朝鮮の入国禁止ブラックリストに載っているらしい。(「のってけラジオ」にて本人談。)

[編集] 「私が愛したキムジョンイル」

  • 北朝鮮の最高責任者である、偉大なる金正日同志が、資本主義社会の廃退した実態を自ら査察すべく、お忍びで新潟港に上陸した。テリー伊藤が、歌舞伎町ヘルスをはじめ、何故か風俗関係ばかりを中心として、我が国の廃退した性産業の実情を紹介してゆく、という、ローマの休日のような、素晴らしき実話である。金正日は、とてもシャイな男で、何も知らないフリをしていたものの、我が国における性産業の実情に猛烈に精通していた事実が、テリーとの会話等で次第に明らかになってゆく。テリー伊藤は、そんな金正日が、我々と同様、一人の男である事実を知り、改めて熱き友情を感じるのである。

[編集] パフォーマンス

[編集] インターネット嫌い

日本テレビ系の番組「太田光の私が総理大臣になったら・・・ 秘書田中。」の中で、「インターネットの利用は1日1時間までとします」という「公約」を掲げた。理由として、(ネットをしてると)「頭が馬鹿になる」「子供の学ぶ意欲が低下する」と主張。ブログに対しても批判的で、元プロボクサー竹原慎二のブログに対して「人間としてダメになるぞ。こんなの見てたら!自分の衣・食・住なんか、人に見せるものではない。人生の何の役にも立たない!!」と怒りを露にした。この持論は参加者の賛同を得られず、審判では大敗した。

[編集] その他

  • 熱狂的な巨人ファンであり、特に長嶋茂雄徳光和夫に負けず劣らず信奉している。1999年には「君は長島茂雄と死ねるか!」という本を出し、この中に「今年、巨人が優勝しなかったら潔く腹を斬る!」と書いたが、その年の優勝は中日ドラゴンズで巨人は優勝できなかった。なおこの件に関してテリー本人はラジオ番組内で「その気持ちはあるんだけど長嶋茂雄監督が来期も続投するので恥を忍んで応援する。」等と発言した。また公の場での公約撤回が確認されていないため現在も公約実行保留中である。なお、この本の表紙は白装束姿のテリー伊藤である。

[編集] 実家

  • 築地場外市場に卵焼屋「丸武」を営んでいる。数多くのテレビ番組で実家が放映されており、実家を継いだ兄で伊藤家長男・光夫(1940年5月13日-、通称:「アニー伊藤」)が主に伊藤がレギュラー出演しているサンデージャポンなどでしばしばテレビ出演する。本人も生家を誇りにしていて、築地市場の広告ポスターには伊藤の近影が大写しされている。
  • 風水で有名なDr.コパは、兄で次男・孝夫の高校時代の友人で、伊藤の実家によく遊びに来ていた。その為、Dr.コパはテリー伊藤の事を本名の輝夫と呼ぶ。兄の友人でもあり、幼い頃から付き合いがある。

[編集] 現在

  • 1995年4月から1997年まで『天才テリーの芸能ダマスカス』でパーソナリティを勤め、それを皮切りに、テレビやラジオ雑誌などの多数のメディアに出演するようになる。
  • 最近は討論番組やワイドショーのコメンテーターへの出演も多い。しかし、タレントコメンテーターに多くみられるように、自身の専門分野以外では、思いこみによる事実誤認基づいた的外れなコメントが多い。例えば、2008年4月1日爽快情報バラエティー スッキリ!!において、道路特定財源制度の暫定税率の期限切れに関して、「車に乗らない人にも関係がある。船のディーゼル燃料が安くなれば、魚が安くなる。」と発言しているが、元々ディーゼル燃料が関係する暫定税率には、道路特定財源としての性格上、船舶の燃料は対象外であり、税の目的も、適用対象も知らないで、雰囲気で批判を展開しているのが露見した。
  • 関係者の間では既婚者であることが知られているが、暗黙の了解で誰も触れることはない。ラジオ番組で軍事評論家の神浦元彰が「テリーさんと奥さんに新幹線の中で会った時に~」と話してしまったことから一般にも知られることとなった。
  • 進め!電波少年』の生みの親である土屋敏男を始め、『マネーの虎』で一世風靡した高橋がなり、さらにはそーたにおちまさと都築浩村上卓史堀江利幸田中直人などの放送作家たちも師弟関係にあり、それらのコネクションを駆使して新たな企画を生み出している。
  • 2006年公開の映画『あおげば尊し』では、人間の生と死を扱った難しい役どころの主人公、小学校の教師役を演じている。まだ出演料をもらっていない。
  • 土屋敏男の立案により、伊藤の斜視を治すという企画が土屋が手がけるインターネットテレビ第2日本テレビ』とその関連番組『でじたるのバカ²』(日本テレビ)にて発足。番組内の医療コーディネーター役にはカラテカ矢部太郎が就任。
  • 2007年5月10日に左目の斜視の矯正手術を受けた。5月13日の『サンデージャポン』から本格的にテレビ復帰。術後の経過は良好で、23日には治った目を番組関係者に初公開した。伊藤は「モテる予感が満々だね。ロン毛にする!胸毛も生やす!」と豪語。矢部は「素晴らしい。今度は僕の包茎手術も応援してください」とコメントし、伊藤は「一緒に夏の湘南でナンパしよう。矢部の童貞喪失だ!」とお互い独特の言葉で祝福した。5月24日の『でじたるのバカ²』で手術の一部始終を放送。5月25日の『爽快情報バラエティー スッキリ!!』から眼帯を外した姿でテレビ出演をしている。
  • 2007年5月27日放送のTBSサンデージャポンで、手術後の裸眼を披露した。両目ともまっすぐ向いており、少々目が充血はしていたものの、手術後の経過も順調。
  • 2007年9月22日、『のってけラジオ』で共演している林家たい平の独演会にゲスト出演し落語家デビュー。高座名は『林家テリ平』。

[編集] 趣味

芸能界では所ジョージと肩を並べると言っても良いほどの自動車好きであり、過去に50台近くの車を乗り継いでいる。実家には日産・スカイライン日産・ブルーバードがあり、本人もデートの時などによく借りていたらしい。その経歴を生かして近年は自動車評論の世界にも進出しており、自動車評論家の清水草一との共著「間違えっぱなしのクルマ選び」など、その分野での著書も多い。

評論家としての活動ぶりは自動車としての機能やメカニカルな点からの評論を行う徳大寺有恒清水和夫などとは正反対で、自らの持つ独特な観点で判断した、機能面やブランドに捕らわれない評価(例えば「ナンパに効くか」など)が定評でユニークな比喩も度々出る。特に個性的な車づくりに定評がある三菱自動車アストンマーチンの車種に対する評価は高いが、その反面マーケティング主導で作られているレクサスの車種や一連のミニバンに対しては否定的である。トヨタ・ヴィッツ日産・フーガオープンカーモデルを熱望しているらしい。

最近、念願の大型自動二輪免許を取得し、ハーレーダビッドソンを購入予定である。兄・光男も昔、トライアンフを所有していたらしい。

[編集] 愛車遍歴

[編集] 出演番組

[編集] 今現在の出演

[編集] 以前に出演した番組

[編集] 演出した主な番組

[編集] 映画

[編集] テレビドラマ

[編集] 連載している出版物

[編集] 著書

  • テリー伊藤のだから東京都民はバカなんだ(ビー・アール・サーカス/そしえて), 1999年)
  • お笑い銀行さいごの日(共著:横田濱夫,ビジネス社, 1999年)
  • 教科書に載らない雑学系230の疑問―常識をくつがえす「知」の体系(成美堂出版, 1998年
  • 衝撃の国民大投票これがニホン人のホンネだ! (二見書房, 1998年)
  • 大蔵官僚の復讐お笑い大蔵省極秘情報(2) (飛鳥新社, 1998年)
  • Dr. テリーのスーパースター改造計画(ティーツー出版, 1998年)
  • テリー伊藤のお笑い人生劇場(世界文化社, 1998年)
  • のってけ失楽園(共著:ニッポン放送, 角川書店, 1998年)
  • お笑い「日本を救おう!」大発想(共著:野坂昭如, PHP研究所, 1998年)
  • 永田町無頼伝超難解政治小説(朝日新聞社, 1998年)
  • お笑い外務省機密情報(飛鳥新社, 1997年
  • テリー伊藤の怖いもの見たさ探検隊(光文社, 1997年)
  • テリー伊藤の花嫁国家試験(共著:伊藤輝夫, 扶桑社, 1997年)
  • 死ぬまであと1週間。あなたならどうする?(PHP研究所, 1997年)
  • お笑いプロ野球殿堂 ダメ監督列伝(史輝出版, 1996年
  • どんどん自信が湧いてくる就職のツボ(旺文社, 1996年)
  • テリー伊藤のナンパ天国大情報(アリアドネ企画, 1996年)
  • テリー伊藤のお笑いニッポン大改造計画(光文社, 1996年)
  • お笑い大蔵省極秘情報(飛鳥新社, 1996年)
  • テリー伊藤のえ!まさか!こんないいコに出会える本(アリアドネ企画, 1995年
  • テリー伊藤のお笑い天才日記(古川書房, 1995年)
  • 私が愛した金正日(宝島社, 1995年)
  • 王さんに抱かれたい(飛鳥新社, 1994年)
  • “ヤラセッ娘”テリー伊藤写真集(センチュリー, 1994年)
  • お笑い革命日本共産党(飛鳥新社, 1994年)
  • テリー伊藤の遊びの天災!?(産經新聞出版, 1994年)

[編集] CM

[編集] 関連項目

[編集] 人物

[編集] 外部リンク