花とアリス
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『花とアリス』(はなとありす)は、岩井俊二監督の日本映画。長編と短編の2つが存在する。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 花とアリス(ショートフィルム)(2003年)
2003年にキットカットの日本発売30周年を記念してネスレコンフェクショナリー株式会社が運営するウェブサイト「ブレイクタウン」でネット配信された短編映画。第一章「花の恋」、第二章「花の嵐 I 秘密」「花の嵐 II 乱舞」、第三章「花とアリス」の3章4部構成で公開された。なお、現在Web上での公開は終了しているが、この作品は映画「花とアリス」DVD特別版の特典ディスクでみることができる。ただし、編集されたシーンや追加されたシーンが一部あるのでWeb版とは同じものではない。
[編集] ストーリー
- 「花の恋」
- アリスが恋した高校生を見に行った花は、一緒にいた友人に一目惚れしてしまう。一目惚れした彼をストーキングした花は、彼が手塚高校の生徒だと知る。
- 「花の嵐 I 秘密」
- 四月、手塚高校に入学した花とアリス。花は、一目惚れした宮本がいる落語研究会に入部する。宮本とデートしている所をアリスに見られたものの、アリスは宮本の事を覚えていなかった。しかし、ほっとしたのも束の間、自分の家に宮本を招いた花は、パソコンに入れてあった大量の宮本の写真を、本人に見られてしまう。そして、その写真がアリスによって撮られたと、とっさにうそをついてしまう。
- 「花の嵐 II 乱舞」
- 何故かアリスの事を好きになってしまった宮本。アリスは上手くかわすものの、三人の間には微妙な空気が流れ始める。一方、花と一緒に祭りに行った宮本だったが、其処でアリスの幻覚を見て卒倒してしまう。宮本を家に担ぎ込んだ花は、宮本の為に薬を買いに行き、その途中、どしゃ降りの雨の中でバレエを踊る人の姿を見る。
- 「花とアリス」
- 遂に三人の関係はこじれ始める。三人で遊びに行った海で、花とアリスは宮本を取り合い、取っ組み合いの大喧嘩してしまう。そして文化祭。宮本がアリスを好きな事に気付いた花は、高座の舞台袖で自分の恋を諦める事を宮本に告げる。しかし、宮本は花の事を受け入れるのだった。そして高座に上がった花。観客が居なくなった客席には一人、アリスの姿があった。
[編集] 登場人物
- 荒井花(花)
- 幼馴染のアリスにいつも振り回されている。一目惚れした宮本先輩に猛烈にアプローチをかけるも、宮本の反応はイマイチ。宮本とアリスが密会している事が、少し気になる今日この頃。
- 有栖川徹子(アリス)
- 天真爛漫な性格で、いつも花を振り回す。花の恋に協力するも、宮本に好かれてしまって、少し気になる今日この頃。
- 宮本雅志
- 寿限無の暗唱に命を懸ける男。花に猛烈アプローチされるも、本当はアリスの事が少し気になる今日この頃。
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
[編集] 花とアリス(2004年)
前年にネット配信された短編映画をもとに、長編映画として制作された。中学生の頃からの親友である花こと荒井花と、アリスこと有栖川徹子の、入学した手塚高校の花の憧れの先輩、宮本雅志を巡る三角関係を描く。主役の鈴木杏・蒼井優の演技、少女漫画的なストーリーが高く評価されている。監督自身が手がけたサウンドトラックも好評を博した。2004年3月13日公開。135分。2004年10月8日、ビデオ・DVD化。
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
- 荒井花(花): 鈴木杏
- 有栖川徹子(アリス): 蒼井優
- 宮本雅志: 郭智博
- 有栖川加代: 相田翔子
- 加代の連れの男: 阿部寛
- アリスの父: 平泉成
- 堤ユキ: 木村多江
- 編集者現場担当: 広末涼子
- リョウ・タグチ: 大沢たかお
- キットカットオーディション参加者:伊藤歩
- 虻川美穂子:虻川美穂子(北陽)
- 洩津当郎、猛烈亭ア太郎: 坂本真
- 楠木れんこ(スカウト):ふせえり
- 部活見学受付:池永亜美
- 文化祭司会:相坂真菜美
- 佐藤拓哉(文化祭司会): 石川伸一郎
- 町田梓(モデルオーディション参加者): 松田一沙
- はるみ(モデルオーディション参加者):松尾れい子
- アリスの同級生:篠原さや
- 花の母:キムラ緑子
- オーディション演技審査:中野裕之
- オーディション演技指導:大森南朋
- 叶美香:叶美香
- 「サルとルー」面接官:森下能幸
- ルー大柴:ルー大柴
- CM撮影スタッフ:梶原善
- CM撮影スタッフ(若手):笠原秀幸
- 泣きの演技指導者:吉岡秀隆(声のみ)
- アジャ・コング:アジャ・コング
- 医者:テリー伊藤
[編集] 特徴
- 駅名や学校名などに漫画家の名前が多く登場する。
- エンドロールはすべて英語である。(梶原善を表記した“Kajiwara Zen”は“Kajihara Zen”の間違い。)

